JPH0836769A - アクチュエータ共振点の変位振幅低減方法 - Google Patents

アクチュエータ共振点の変位振幅低減方法

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Publication number
JPH0836769A
JPH0836769A JP17425394A JP17425394A JPH0836769A JP H0836769 A JPH0836769 A JP H0836769A JP 17425394 A JP17425394 A JP 17425394A JP 17425394 A JP17425394 A JP 17425394A JP H0836769 A JPH0836769 A JP H0836769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
displacement amplitude
resonance point
gel
actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP17425394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Asanuma
正己 浅沼
Osamu Iwabuchi
修 岩渕
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Kenji Urushibara
賢治 漆原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクチュエータの耐震性を向上させるために
共振点の変位振幅を低減し、かつクロストークを良化す
る。 【構成】 ボビン1を保持するワイヤー2に対し、従来
のワイヤー通し穴5aへのゲル塗布に加えて、ワイヤー
保持部近傍3a,サスペンション基板3とヨークベース
4の隙間7にゲルを塗布することで、ボビン1の変位振
幅を低減し、かつクロストークを良化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD,MD等に利用す
る光ピックアップのフォーカスレンズを駆動するアクチ
ュエータ共振点の変位振幅低減方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアクチュエータ共振点の変位振幅
を低減する方法は、サスペンションホルダーにワイヤー
を通し、そのワイヤーとサスペンションホルダーの隙間
に、ゲルを塗布するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアクチュエータ共振点の変位振幅低減方法では、サ
スペンションホルダー側のワイヤー端しかゲルを塗布し
ていないため、共振点の変位振幅低減が不充分なだけで
なく、ワイヤーで保持されたボビンの挙動が、ワイヤー
を保持する基板の振動モードの影響を受け、フォーカス
(トラッキング)方向の動作時、クロストークが悪化す
る。つまり、フォーカス(トラッキング)方向の動作に対
してトラッキング(フォーカス)方向の動作成分が増大し
てしまう欠点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を低減す
るものであり、変位振幅を低減できるだけでなく、クロ
ストークを良化できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、MD,CD等に使用するピックアップのア
クチュエータにおけるサスペンションホルダーのワイヤ
ー通し穴とワイヤーの隙間にゲルを塗布し、かつ、サス
ペンション基板のワイヤー保持部近傍のワイヤー根本部
分、ならびに前記サスペンション基板とヨークベースの
隙間にゲルを塗布することでアクチュエータ共振点の変
位振幅を低減することを特徴とする。
【0006】
【作用】したがって、本発明によれば、ボビンが挙動す
るとき、ボビンと連結されたワイヤーの両端、つまり、
サスペンションホルダーのワイヤー取り付け穴に塗布し
たゲルと、サスペンション基板のワイヤー保持部近傍に
塗布したゲルの効果で共振点の変位振幅が低減できる。
【0007】また、サスペンション基板とヨークベース
の隙間に塗布したゲルの効果でサスペンション基板の振
動モードの影響を低減することができる。その結果、ク
ロストークを良化できる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の方法を実施したアクチュエー
タの構成を示す外観斜視図である。図1において、フォ
ーカスレンズ1aを有するボビン1が巻線コイル1bに電
流が流れたとき、マグネット6との電磁誘導によって動
作する。その際、ワイヤー2は変位動作に応じて、ワイ
ヤー通し穴5aとサスペンション基板3で保持されなが
ら、ボビン1の動作に応じた撓みを生じさせる。この撓
みの連続動作、すなわち、振動を低減するために、従来
のワイヤー通し穴5aへのゲルの塗布に加えて、ワイヤ
ー保持部近傍3a、およびサスペンション基板3とヨー
クベース4の間の隙間7にもゲルを塗布することによ
り、サスペンション基板3の振動モードの影響が低減で
きるため、クロストークを低減できる。
【0009】また、ワイヤーの両端にゲルを塗布するた
め、従来に比べ共振点の変位振幅を低減できるという利
点を有する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアクチュ
エータ共振点の変位振幅低減方法は、ワイヤー通し穴へ
のゲルの塗布に加えて、ワイヤー保持部近傍にゲルを塗
布しているため、共振点の変位振幅を低減できる。
【0011】さらに、サスペンション基板とヨークベー
スの隙間にゲルを塗布しているため、基板の振動モード
の影響を低減できる。
【0012】したがって、上記共振点の変位振幅低減お
よび基板の振動モードの影響を低減できるため、クロス
トークを良化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施したアクチュエータの構成を
示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1…ボビン、 1a…フォーカスレンズ、 1b…巻線コ
イル、 2…ワイヤー 3…サスペンション基板、 3a…ワイヤー保持部近
傍、 4…ヨークベース、5…サスペンションホルダ
ー、 5a…ワイヤー通し穴、 6…マグネット、7…
隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 漆原 賢治 石川県金沢市彦三町二丁目1番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MD,CD等に使用するピックアップの
    アクチュエータにおけるサスペンションホルダーのワイ
    ヤー通し穴とワイヤーの隙間にゲルを塗布し、かつ、サ
    スペンション基板のワイヤー保持部近傍のワイヤー根本
    部分、ならびに前記サスペンション基板とヨークベース
    の隙間にゲルを塗布することでアクチュエータ共振点の
    変位振幅を低減することを特徴とするアクチュエータ共
    振点の変位振幅低減方法。
JP17425394A 1994-07-26 1994-07-26 アクチュエータ共振点の変位振幅低減方法 Pending JPH0836769A (ja)

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JPH0836769A true JPH0836769A (ja) 1996-02-06

Family

ID=15975401

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JP17425394A Pending JPH0836769A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 アクチュエータ共振点の変位振幅低減方法

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JP (1) JPH0836769A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001196019A (ja) * 1999-11-26 2001-07-19 Varian Medical Systems Inc 一体的ハウジングを備える乳房撮影法用のx線管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001196019A (ja) * 1999-11-26 2001-07-19 Varian Medical Systems Inc 一体的ハウジングを備える乳房撮影法用のx線管

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