JPH0836580A - 翻訳装置 - Google Patents

翻訳装置

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Publication number
JPH0836580A
JPH0836580A JP6173989A JP17398994A JPH0836580A JP H0836580 A JPH0836580 A JP H0836580A JP 6173989 A JP6173989 A JP 6173989A JP 17398994 A JP17398994 A JP 17398994A JP H0836580 A JPH0836580 A JP H0836580A
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JP
Japan
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translation
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unregistered word
spelling
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Pending
Application number
JP6173989A
Other languages
English (en)
Inventor
Masako Yoshimura
雅子 吉村
Shigeko Akiyama
薫子 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6173989A priority Critical patent/JPH0836580A/ja
Publication of JPH0836580A publication Critical patent/JPH0836580A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一度未登録語として検出し綴りを補正した単
語が、綴りの補正後も未登録語であるか否かの確認が迅
速に行える翻訳装置を提供する。 【構成】 原文を翻訳し原文と訳文とを対応付ける翻訳
編集手段13と、各手段の制御全般を担う制御手段12
とを備え、原文中から未登録語を検出する未登録語検出
手段13aと、単語の綴りの誤りを補正する綴り補正手
段13bと、綴りを補正した単語が未登録語か否かを翻
訳用辞書8aと照合して判定する未登録語判定手段13
cと、未登録語に訳語を対応させ翻訳用辞書8aに登録
する未登録語登録手段13dと、原文に対し構文を解析
して翻訳する翻訳手段13eとで構成された翻訳編集手
段13により、未登録語として検出し綴りを補正した単
語のみを対象に綴りを補正した段階で未登録語か否かを
判定すると共に、未登録語を識別すると表示や音声によ
り警告を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は翻訳装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、原文を自動的に翻訳するために翻
訳装置が普及してきている。この翻訳装置は、キーボー
ド等の入力手段から入力したり、スキャナ等を用いて文
字データを光学的な2次元走査によって読み取ったりす
ることにより翻訳しようとする原文を作成し、作成した
原文に翻訳処理を施して原文と訳文とを対応付けて編集
し、光磁気ディスク装置やハードディスク装置等の記憶
手段に順次格納しておく機能を備えている。そして、記
憶手段に格納されている各種の文書データの内から必要
に応じて所望の文書データを検索して読み出し、読み出
した文書データをCRT(陰極線管ディスプレイ)やL
CD(液晶ディスプレイ)等の表示手段に表示したり、
あるいはレーザープリンタ等の出力手段で出力すること
ができる。
【0003】しかしながらこのような翻訳装置の実態
は、翻訳処理の全てを自動翻訳すると誤訳とは言えない
までも適訳でないことが多いため、原文の概要を捉える
程度の翻訳しかできない。そのため、自動翻訳の前には
利用者自身の手により翻訳用辞書に登録されていない未
登録語に訳語を対応させたり、自動翻訳の後には誤訳を
訂正したり意訳するための再翻訳処理を行う必要があ
り、翻訳装置は未だ翻訳処理を軽減するための支援装置
としての位置付けにあるに過ぎない。そして、このよう
な翻訳処理作業を軽減するために、検出した未登録語に
訳語を対応させて登録する未登録語処理を迅速に行うこ
とが要望されている。
【0004】翻訳装置には、大別して文書データを翻訳
処理する翻訳処理部だけで構成されているものと、翻訳
処理部に加えて文書データを読み取ったり出力したりす
る周辺機器も含めるものとがある。しかしながら重複説
明を避けるために、以下の説明では翻訳処理部と周辺機
器とで構成されている翻訳装置の説明をもって翻訳処理
部だけで構成されている翻訳装置の説明をも兼ねること
とする。
【0005】また、翻訳装置で翻訳する原文と訳文との
組合せはどのようなものでも構わないが、一例として英
文を和訳する場合について説明する。
【0006】以下、従来の翻訳装置について説明する。
図7は従来の翻訳装置の構成を示すブロック図である。
【0007】図7において、翻訳装置は翻訳処理部1と
周辺機器2とで構成されており、翻訳装置の中枢をなす
翻訳処理部1はその主要部が制御手段3と翻訳編集手段
4とで構成されている。未登録語検出手段4aと綴り補
正手段4bと未登録語登録手段4cと翻訳手段4dとで
構成された翻訳編集手段4は、後述する方法により原文
を翻訳し原文と訳文とを対応付けて編集する。翻訳装置
の制御全般を担う制御手段3は、CPU(中央処理装
置)、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダ
ムアクセスメモリ)、入出力制御装置等で構成されてお
り、CRTやLCD等で構成された表示手段5を制御し
て原文や訳文等の文書データを表示する。キーボード等
の入力手段6から入力したり、スキャナ等の読み取り手
段7で文字データを読み取ったりすることにより作成し
た原文は、翻訳編集手段4で翻訳処理を施して原文と訳
文とを対応付けて編集した後、光磁気ディスク装置やハ
ードディスク装置で構成された記憶手段8に文書データ
として順次格納される。記憶手段8に格納された文書デ
ータの検索は、検索手段9を通じて所望のものを検索す
ることにより行われ、読み出した文書データはレーザー
プリンタ等で構成された出力手段10で出力することが
できる。
【0008】以下、原文の翻訳・編集処理を行う翻訳編
集手段について、図7に加え図8〜図12の従来の翻訳
装置の表示画面を示す図を参照して説明する。
【0009】前述のように、翻訳装置の中枢をなす翻訳
処理部1はその主要部が制御手段3と翻訳編集手段4と
で構成されており、翻訳編集手段4は、原文中から翻訳
用辞書8aに登録されていない未登録語を検出する未登
録語検出手段4aと、単語の綴りの誤りを補正する綴り
補正手段4bと、未登録語に訳語を対応させ翻訳用辞書
8aに登録する未登録語登録手段4cと、原文に対し構
文を解析して翻訳する翻訳手段4dとで構成されてい
る。
【0010】未登録語検出手段4aは、図8に示すよう
な原文に対し、表示手段5の画面の左側に表示された原
文中の全ての単語を対象に、翻訳用辞書8aに登録され
ている登録語と逐一照合することにより未登録語の検出
を行う。未登録語の検出に要する時間は原文を構成する
単語の数に比例するので、原文が長文であればある程未
登録語の検出には時間がかかることになる。未登録語の
出現は、その大部分が入力手段6からの入力間違いや読
み取り手段7での識別間違いに起因するものであり、こ
の読み取り手段7での識別間違いは特に英数文字の内小
文字の「o,c,e」の間で発生し易い。
【0011】例えば、1文目と2文目の「mouso」
が翻訳用辞書8aに登録されていない未登録語であると
すれば、未登録語検出手段4aは「mouso」を未登
録語として検出し、図9に示すように「mouso」の
部分をブロックで囲って未登録語であることを表示す
る。
【0012】この原文の「mouso」は、全体の流れ
からコンピューター用語の「mouse」の間違いであ
ることが分かるので、「mouso」の綴りを「mou
se」に補正しなければならない。
【0013】次に、綴り補正手段4bを作動させ、入力
手段6から入力することによりブロックで囲んだ「mo
uso」の部分を、図10に示すように正しい綴りの
「mouse」に補正する。尚、「mouso」から
「mouse」への補正は、一括変換方式を利用するこ
とにより原文中の全ての「mouso」を「mous
e」へと容易に変更できる。
【0014】翻訳処理の前段階として、再び未登録語検
出手段4aを作動させ、図10に示す表示手段5の画面
の左側に表示された原文中の全ての単語を対象に、翻訳
用辞書8aに登録されている登録語と逐一照合すること
により未登録語の検出を行う。因に、この場合も最初に
未登録語の検出を行った時と同等の時間が必要である。
もし、「mouse」が未登録語として表示されなけれ
ば何もせずに未登録語処理を終了する。
【0015】ここで、図11に示すように、例えば単語
「mouse」が正確に綴りを補正したにもかかわら
ず、またしてもブロックで囲まれ新たな未登録語として
表示されれば、これは本当の未登録語であるので未登録
語登録手段4cを作動して未登録語「mouse」に訳
語「マウス」を対応させ、検索手段9を通じて記憶手段
8の翻訳用辞書8aに登録することにより未登録語処理
を終了する。
【0016】ところで、「mouse」と綴りを補正す
る際に、間違って「mousc」と入力していたとすれ
ば、当然ながら未登録語検出手段4aは単語「mous
c」を未登録語として検出するので、再び綴りを正しい
綴りの「mouse」に補正する。
【0017】最後に、翻訳手段4dは検索手段9を通
じ、記憶手段8に格納された翻訳用辞書8aを用いて概
要が捉えられる程度に、原文の全てに対し構文を解析し
て自動的に逐次翻訳し、図12に示すように、左側に原
文を右側に訳文をそれぞれ対応させて表示する。
【0018】以上に述べた一連の流れをまとめて、図1
3の従来の翻訳装置の翻訳編集手段の動作を示すフロー
チャートを参照しながら説明する。
【0019】まず、利用者は原文を作成すると、作成し
た原文を翻訳するために翻訳編集手段4を作動する(ス
テップ1)。翻訳編集手段4が作動すると、未登録語検
出手段4aを作動させ(ステップ2)、原文中の全ての
単語を対象に翻訳用辞書8aに登録されている登録語と
逐一照合し、未登録語が存在するか否かを判断する(ス
テップ3)。
【0020】未登録語が存在しなければ、翻訳手段4d
により原文の全てに対し構文を解析して自動的に逐次翻
訳する(ステップ4)。未登録語が存在すれば検出した
未登録語を表示する(ステップ5)。そして、次は表示
された未登録語に綴りの間違いがあるか否かにより分岐
する(ステップ6)。
【0021】綴りの間違いがあれば、綴り補正手段4b
により間違った綴りを補正し(ステップ7)、ステップ
2へ戻り再び原文中の全ての単語を対象に未登録語の検
出を行う。綴りの間違いがなければ、未登録語登録手段
4cにより未登録語を訳語と対応させて翻訳用辞書8a
に登録し未登録語処理を終了する(ステップ8)。そし
て、翻訳手段4dにより原文の全てに対し構文を解析し
て自動的に逐次翻訳する(ステップ9)。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の翻訳装置では、一度未登録語として検出し
綴りを補正した単語が綴りの補正後も未登録語であるか
否かを確認するために、再び未登録語検出手段4aを作
動させ原文中の全ての単語を対象に未登録語の検出を行
う必要がある。このため、綴りを補正した単語が未登録
語であった場合でも、未登録語の確認に相当の時間を要
しており、ましてや綴りを補正した単語が未登録語でな
かった場合には費やした時間は全くの無駄でしかないと
いう問題点を有していた。
【0023】本発明は、以上の問題点を解決し、一度未
登録語として検出し綴りを補正した単語が、綴りの補正
後も未登録語であるか否かの確認が即座に行えることに
より、精度の高い翻訳が迅速に行える翻訳装置を提供す
ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために本発明は、原文書等を入力する入力手段と、翻訳
用辞書であって検索可能な記憶手段と、上記原文書を前
記記憶手段の翻訳用辞書を参照しかつ構文解析して翻訳
する翻訳編集手段と、原文書及び翻訳文を表示する表示
手段とを備え、前記入力手段から入力された原文書を翻
訳し前記表示手段に表示する翻訳装置であって、前記記
憶手段を参照して原文書から未登録語を検出する未登録
語検出手段と、検出された未登録語の綴りの誤りを補正
する綴り補正手段と、上記綴りを補正した単語について
未登録語か否かを上記翻訳用辞書と照合して判定する未
登録語判定手段とを備えて構成される。
【0025】更に、未登録語を検出した際に警告を発す
る警告手段を備える。
【0026】
【作用】この構成により、未登録語として検出し綴りを
補正した単語のみを対象に未登録語か否かを判定するの
で、未登録語の判定の対象となる単語数が大幅に減少す
る。それに伴い未登録語の確認に要する時間も大幅に短
縮されるので、未登録語処理が迅速かつ効率的に行え
る。加えて、未登録語を識別すると表示や音声により警
告を行うので、未登録語の見落としがなくなる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明するが、従来例と同一の部分には同一の符号を付し
ている。
【0028】図1は本発明の一実施例における翻訳装置
のブロック図である。図1において、翻訳装置は翻訳処
理部11と周辺機器2とで構成されており、翻訳装置の
中枢をなす翻訳処理部11はその主要部が制御手段12
と翻訳編集手段13とで構成されている。未登録語検出
手段13aと綴り補正手段13bと未登録語判定手段1
3cと未登録語登録手段13dと翻訳手段13eとで構
成された翻訳編集手段13は、後述する方法により原文
を翻訳し原文と訳文とを対応付けて編集する。翻訳装置
の制御全般を担う制御手段12は、CPU、ROM、R
AM、入出力制御装置等で構成されており、CRTやL
CD等で構成された表示手段5を制御して原文や訳文等
の文書データを表示する。音声出力する音声出力手段1
4は音声合成LSI、スピーカー、ブザー、アンプ等で
構成されており、表示手段5に表示された警告の内容を
音声出力して告知する。キーボード等の入力手段6から
入力したり、スキャナ等の読み取り手段7で文字データ
を読み取ったりすることにより作成した原文は、翻訳編
集手段13で翻訳処理を施して原文と訳文とを対応付け
て編集した後、光磁気ディスク装置やハードディスク装
置で構成された記憶手段8に文書データとして順次格納
される。記憶手段8に格納された文書データの検索は、
検索手段9を通じて所望のものを検索することにより行
われ、読み出した文書データはレーザープリンタ等で構
成された出力手段10で出力することができる。
【0029】以下、原文の翻訳・編集処理を行う翻訳編
集手段について、図1に加え図2〜図5の本発明の一実
施例における翻訳装置の表示画面を示す図を参照して説
明する。
【0030】前述のように、翻訳装置の中枢をなす翻訳
処理部11はその主要部が制御手段12と翻訳編集手段
13とで構成されており、翻訳編集手段13は、原文中
から未登録語を検出する未登録語検出手段13aと、単
語の綴りの誤りを補正する綴り補正手段13bと、綴り
を補正した単語が綴りの補正後も未登録語か否かを翻訳
用辞書8aと照合して判定する未登録語判定手段13c
と、未登録語に訳語を対応させ翻訳用辞書8aに登録す
る未登録語登録手段13dと、原文に対し構文を解析し
て翻訳する翻訳手段13eとで構成されている。
【0031】未登録語検出手段13aは、図8の従来例
の表示画面と同様な原文に対し、表示手段5の画面の左
側に表示された原文中の全ての単語を対象に、翻訳用辞
書8aに登録されている登録語と逐一照合することによ
り未登録語の検出を行う。未登録語の検出に要する時間
は原文を構成する単語の数に比例するので、原文が長文
であればある程未登録語の検出には時間がかかることに
なる。未登録語の出現は、その大部分が入力手段6から
の入力間違いや読み取り手段7での識別間違いに起因す
るものであり、この読み取り手段7での識別間違いは特
に英数文字の内小文字の「o,c,e」の間で発生し易
い。
【0032】例えば、1文目と2文目の「mouso」
が翻訳用辞書8aに登録されていない未登録語であると
すれば、未登録語検出手段13aは「mouso」を未
登録語として検出し、図2に示す表示画面のように「m
ouso」の部分をブロックで囲って未登録語であるこ
とを表示する。そして従来例と違い、本実施例では未登
録語を識別すると、画面表示あるいは音声出力の内、少
なくとも一つの方法を用いて警告を行う。
【0033】この時、表示手段5の画面の下側には、
{「mouso」は未登録語です。綴りに間違いはあり
ませんか?}という旨の表示による警告が行われる。加
えて、音声出力手段14により音声による警告も行わ
れ、ブザーによるピープ音、あるいは表示された内容が
音声合成LSIにより音声に変換されてスピーカーから
出力される。
【0034】この原文の「mouso」は、全体の流れ
からコンピューター用語の「mouse」の間違いであ
ることが分かるので、「mouso」の綴りを「mou
se」に補正しなければならない。
【0035】次に、綴り補正手段13bを作動させ、入
力手段6から入力することによりブロックで囲んだ「m
ouso」の部分を、図10の従来例の表示画面と同様
に、正しい綴りである「mouse」に補正する。尚、
「mouso」から「mouse」への補正は、一括変
換方式を利用することにより原文中の全ての「mous
o」を「mouse」へと容易に変更できる。
【0036】次に、未登録語判定手段13cを作動さ
せ、一度未登録語として検出し綴りを補正した単語が綴
りの補正後も未登録語であるか否かを、綴りを補正した
単語のみを対象に翻訳用辞書8aと照合して判定する。
【0037】もし「mouse」が未登録語と判定され
なければ、図3に示すように{「mouse」は登録済
みです。}と表示されるので、未登録語処理を終了す
る。
【0038】未登録語と判定される場合は以下に述べる
ように2通りあるが、どちらの場合でも本実施例では未
登録語を識別すると、画面表示あるいは音声出力の内、
少なくとも一つの方法を用いて警告を行う。
【0039】ここで、例えば単語「mouse」が正確
に綴りを補正したにもかかわらず未登録語と判定される
と、図4に示す表示画面のように「mouse」の部分
をブロックで囲って未登録語であることを表示する。そ
して表示手段5の画面の下側には、{「mouse」は
未登録語です。綴りに間違いはありませんか?}という
旨の表示による警告が行われる。加えて、音声出力手段
14により音声による警告も行われ、ブザーによるピー
プ音、あるいは表示された内容が音声合成LSIにより
音声に変換されてスピーカーから出力される。
【0040】これは本当の未登録語であるので、未登録
語登録手段13dを作動して未登録語「mouse」に
訳語「マウス」を対応させ、検索手段9を通じて記憶手
段8の翻訳用辞書8aに登録することにより未登録語処
理を終了する。
【0041】ところで、「mouse」と綴りを補正す
る際に、間違って「mousc」と入力していたとすれ
ば、当然ながら未登録語判定手段13cは単語「mou
sc」を未登録語と判定し警告を行うので、再び綴りを
正しい綴りの「mouse」に補正して未登録語処理を
終了する。
【0042】この時、図5に示す表示画面のように「m
ousc」の部分をブロックで囲って未登録語であるこ
とを表示する。そして表示手段5の画面の下側には、
{「mousc」は未登録語です。綴りに間違いはあり
ませんか?}という旨の表示による警告が行われる。加
えて、音声出力手段14により音声による警告も行わ
れ、ブザーによるピープ音、あるいは表示された内容が
音声合成LSIにより音声に変換されてスピーカーから
出力される。
【0043】このようにして本実施例は、一度未登録語
として検出し綴りを補正した単語が、綴りの補正後も未
登録語であるか否かを確認するに際し、従来例のように
再び未登録語検出手段13aを作動して原文の全ての単
語を対象として未登録語を検出する必要はなく、綴りを
補正した単語のみを対象として未登録語か否かを判定す
ることができる。
【0044】このため、綴りの補正後も未登録語である
か否かの判定の対象となる単語の数は、限定されたほん
の僅かなものだけとなり、たとえ綴りを補正した単語が
未登録語でなかった場合でも少々の時間の損失に留ま
り、未登録語であるか否かの確認が迅速に行える。加え
て、未登録語を識別すると表示や音声により警告を行う
ので、未登録語の見落としがなくなる。
【0045】最後に、翻訳手段13eは検索手段9を通
じ、記憶手段8に格納された翻訳用辞書8aを用いて概
要が捉えられる程度に、原文の全てに対し構文を解析し
て自動的に逐次翻訳し、図12の従来例の表示画面と同
様に、左側に原文を右側に訳文をそれぞれ対応させて表
示する。
【0046】以上に述べた一連の流れをまとめて、図6
の本発明の一実施例における翻訳装置の翻訳編集手段の
動作を示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0047】まず、利用者は原文を作成すると、作成し
た原文を翻訳するために翻訳編集手段13を作動する
(ステップ11)。翻訳編集手段13が作動すると、未
登録語検出手段13aを作動させ(ステップ12)、原
文中の全ての単語を対象に翻訳用辞書8aに登録されて
いる登録語と逐一照合し、未登録語が存在するか否かを
判断する(ステップ13)。
【0048】未登録語が存在しなければ、翻訳手段13
eにより原文の全てに対し構文を解析して自動的に逐次
翻訳する(ステップ14)。未登録語が存在すれば検出
した未登録語を表示して警告を行う(ステップ15)。
そして、次は表示された未登録語に綴りの間違いが存在
するか否かにより分岐する(ステップ16)。
【0049】綴りの間違いがなければ、未登録語登録手
段13dにより未登録語を訳語と対応させて翻訳用辞書
8aに登録し未登録語処理を終了する(ステップ1
7)。そして、翻訳手段13eにより原文の全てに対し
構文を解析して自動的に逐次翻訳する(ステップ1
8)。
【0050】綴りの間違いがあれば、綴り補正手段13
bにより間違った綴りを補正し(ステップ19)、次に
未登録語判定手段13cを作動させ、綴りを補正した単
語のみを対象に、綴りの補正後も未登録語であるか否か
を翻訳用辞書8aと照合して判定する(ステップ2
0)。綴りの補正後は未登録語と判定されなければ、ス
テップ18へ進んで翻訳処理を行い、綴りの補正後も未
登録語と判定されれば、未登録語を表示して警告を行う
(ステップ21)。そしてステップ16に戻り、綴りの
間違いが存在するか否かにより再び分岐する。
【0051】
【発明の効果】本発明の翻訳装置は、この構成により、
未登録語として検出し綴りを補正した単語のみを対象に
未登録語か否かを判定するので、未登録語の判定の対象
となる単語数が大幅に減少する。それに伴い未登録語の
確認に要する時間も大幅に短縮されるので、未登録語処
理が迅速かつ効率的に行える。加えて、未登録語を識別
すると表示や音声により警告を行うので、未登録語の見
落としがなくなる。
【0052】即ち、一度未登録語として検出し綴りを補
正した単語が、綴りの補正後も未登録語であるか否かの
確認が即座に行えることにより、精度の高い翻訳が迅速
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における翻訳装置のブロック
【図2】本発明の一実施例における翻訳装置の表示画面
を示す図
【図3】本発明の一実施例における翻訳装置の表示画面
を示す図
【図4】本発明の一実施例における翻訳装置の表示画面
を示す図
【図5】本発明の一実施例における翻訳装置の表示画面
を示す図
【図6】本発明の一実施例における翻訳装置の翻訳編集
手段の動作を示すフローチャート
【図7】従来の翻訳装置の構成を示すブロック図
【図8】従来の翻訳装置の表示画面を示す図
【図9】従来の翻訳装置の表示画面を示す図
【図10】従来の翻訳装置の表示画面を示す図
【図11】従来の翻訳装置の表示画面を示す図
【図12】従来の翻訳装置の表示画面を示す図
【図13】従来の翻訳装置の翻訳編集手段の動作を示す
フローチャート
【符号の説明】
1 翻訳処理部 2 周辺機器 3 制御手段 4 翻訳編集手段 4a 未登録語検出手段 4b 綴り補正手段 4c 未登録語登録手段 4d 翻訳手段 5 表示手段 6 入力手段 7 読み取り手段 8 記憶手段 8a 翻訳用辞書 9 検索手段 10 出力手段 11 翻訳処理部 12 制御手段 13 翻訳編集手段 13a 未登録語検出手段 13b 綴り補正手段 13c 未登録語判定手段 13d 未登録語登録手段 13e 翻訳手段 14 音声出力手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原文書等を入力する入力手段と、翻訳用辞
    書であって検索可能な記憶手段と、上記原文書を前記記
    憶手段の翻訳用辞書を参照しかつ構文解析して翻訳する
    翻訳編集手段と、原文書及び翻訳文を表示する表示手段
    とを備え、前記入力手段から入力された原文書を翻訳し
    前記表示手段に表示する翻訳装置であって、前記記憶手
    段を参照して原文書から未登録語を検出する未登録語検
    出手段と、検出された未登録語の綴りの誤りを補正する
    綴り補正手段と、上記綴りを補正した単語について未登
    録語か否かを上記翻訳用辞書と照合して判定する未登録
    語判定手段とを備えることを特徴とする翻訳装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の翻訳装置において、更に前
    記未登録語検出手段により検出された未登録語に訳語を
    対応させて前記記憶手段に格納する未登録語登録手段を
    備えることを特徴とする翻訳装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の翻訳装置において、前記表
    示手段が原文書と翻訳文書とを対応させて表示する表示
    手段であることを特徴とする翻訳装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の翻訳装置において、更に未
    登録語を検出した際に警告を発する警告手段を備えるこ
    とを特徴とする翻訳装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の翻訳装置において、前記警
    告手段が音声を発する音声出力手段であることを特徴と
    する翻訳装置。
JP6173989A 1994-07-26 1994-07-26 翻訳装置 Pending JPH0836580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6173989A JPH0836580A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 翻訳装置

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