JPH0836509A - スキャンパスの障害診断装置 - Google Patents

スキャンパスの障害診断装置

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Publication number
JPH0836509A
JPH0836509A JP6173808A JP17380894A JPH0836509A JP H0836509 A JPH0836509 A JP H0836509A JP 6173808 A JP6173808 A JP 6173808A JP 17380894 A JP17380894 A JP 17380894A JP H0836509 A JPH0836509 A JP H0836509A
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JP
Japan
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scan path
output
scan
failure
fault
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Pending
Application number
JP6173808A
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English (en)
Inventor
Shuya Hirayama
修也 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP6173808A priority Critical patent/JPH0836509A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキャンパス内のどこで障害が発生したのか
を限定することができる診断装置の提供。 【構成】 スキャンパスを構成するFF1〜3と、FF
1〜3の出力を択一的に順次導出する選択回路4と、こ
れらのいずれか一方の出力を取り出すための切り替え回
路5と、FFの障害か否かかを判定する判定回路7とを
備え、判定回路7の判定結果がFF障害の場合は、診断
処理装置Bからの制御信号105により切り替え回路5
が選択回路4側に切り替えられ、各FF1〜3の各内容
が順次1つづつ取り出されて診断処理装置Bに送出され
る。よって、スキャンパスの障害箇所で特定できること
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャンパスの障害診
断装置に関し、特に複数のフリップフロップが互いに縦
続接続され前段フリップフロップの出力を次段へ順次に
シフトするスキャンパスを備えたデータ処理装置の障害
診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の障害診断装置におけるスキャン制
御方式と診断制御方式は以下のとおりであった。
【0003】まず、スキャン制御方式から説明する。装
置のログデータの収集や装置内の任意のフリップフロッ
プ(以下、FFという。)の内容の抜き取り、任意FF
へのデータ設定を行う手段としてスキャンパス機能があ
る。
【0004】スキャンパスとは装置内のFFを縦続に接
続したものであり、診断処理装置はこのスキャンパスの
データを順次シフトして抜き出すスキャンアウト動作、
および所定のデータをスキャンパスに対して順次シフト
して入力するスキャンイン動作を制御する。
【0005】診断処理装置はスキャン対象装置のクロッ
クを停止し、シフトモードを設定する。シフトモード状
態では装置内のFFは縦続接続に切り替わりスキャンパ
スを形成する。次に、診断処理装置から供給されるスキ
ャン用クロックにより、スキャンパス上のFFがこのク
ロックのタイミングで順次シフト動作する。
【0006】診断処理装置は、スキャンパスの最終FF
の出力をスキャンパスアウト・データとして1ビットず
つシリアルに受信し、スキャンパス上のデータを抜き出
す。また、スキャンイン・データを1ビットずつシリア
ルに送信し、スキャンパスの最初のFFに入力すること
により、所定のデータを装置内のFFに設定することが
できる。
【0007】次に、診断制御方式について説明する。診
断処理装置は障害が発生した装置から障害の報告を受け
取ると、装置との診断インタフェースを介して装置内状
態を読み出し、障害箇所の診断を行う。
【0008】装置内には、予め障害発生時の状態をホー
ルドする障害ごとの表示FF(EIF:Error I
ndicate Flag)や、データパス表示用のF
F(PI:Path Indicater)が設けられ
ている。診断処理装置はこれらの状態表示FFを読み出
し、障害箇所の判定をする。
【0009】これ等FFのスキャンパスによる障害診断
方式の例としては、特開昭62−182938号公報等
に開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の障害診
断装置ではスキャンパス内で故障が発生した場合は、ス
キャンパス内のどのFFで障害が発生したのか限定でき
ないという欠点があった。これは、スキャンパス内で
「0」故障または「1」故障が発生した場合、スキャン
パス内のFFは直列に接続されているため、データが順
次シフトされることによりスキャンパスの出力データが
「0」または「1」に固定されてしまうからであった。
この時、EIFやPIなどの情報がないため故障箇所を
限定することができず、またFF等の情報がないために
障害の解析が困難な場合があった。
【0011】そこで本発明の目的は、スキャンパス内で
故障が発生した場合に、スキャンパス内のどこで障害が
発生したのかを限定することができるスキャンパスの障
害診断装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、複数のフリップフロップが互いに縦続接続
され前段フリップフロップの出力を次段へ順次シフトす
るスキャンパスと、前記スキャンパスを構成する各フリ
ップフロップの出力を順次択一的に導出する選択手段
と、前記スキャンパスのスキャン出力と前記選択手段の
出力とのいずれか一方に出力を切り替える切り替え手段
とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】スキャンパス出力とこのスキャンパスのFFの
各出力とを切り替え得る様にし、FF障害時に各FFの
出力を順次択一的に導出するようにする。これにより、
FF障害時にフリップフロップ毎の内容を知ることがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について添付図面を
参照しながら説明する。図1は本発明に係るスキャンパ
スの障害診断装置の構成図である。障害診断装置は、ス
キャンパスを構成する3個の縦続接続のFF1,2,3
と、これらのFF1,2,3の出力を択一的に導出する
選択回路4と、スキャンパスのスキャン出力(FF1,
2,3の直列出力)と選択回路4の出力とのいずれか一
方に出力を切り替える切り替え回路5と、選択回路4を
駆動するためのカウンタ6と、障害がスキャンパスを構
成するFF1,2,3の障害か否かを判定する判定回路
7とにより構成されるデータ処理装置Aと、データ処理
装置Aに対するスキャン動作を制御するスキャン制御部
11を備え、判定結果に基づいて障害の診断を行う診断
処理装置Bとにより構成される。
【0015】また、選択回路4は各FFの出力を1ビッ
トずつ選択できる回路であればよく、たとえば3接点の
リレーやマルチプレクサで構成することができる。ま
た、FF等で構成した並列・直列変換回路を用いてもよ
い。
【0016】また、判定回路7は、たとえば、FF1に
入力したデータとFF3から出力されたシリアルデータ
とが一致するか否かを判定する。そして、データが一致
しない場合はFF障害と判定する。一方、データが一致
するにもかかわらず障害がある場合はFF以外の障害と
判定する。
【0017】なお、本実施例ではFFを3個で構成した
が3個に限定されるものではなく任意の個数でよい。
【0018】次に、この装置の動作について図2を参照
しながら説明する。図2は障害診断装置の障害時の動作
を示すフローチャートである。
【0019】診断処理装置Bから出力されたスキャン入
力データ(SID)101はFF1で受信され、FF
2,3および切り替え回路5を介して出力データ(SI
D)102がスキャンパスとして診断処理装置Bに入力
される。すなわち、スキャンパスはFF1,2,3を経
由する。
【0020】このようなスキャンパスを備えたデータ処
理装置Aにおいて障害が発生した場合、データ処理装置
A内の障害を検出している判定回路7は、ステップ21
にて障害があったことを検出すると、ステップ22に進
みその障害がFF障害か否かを判定して障害通知を診断
処理装置Bに送出する。
【0021】判定結果がFF障害でない場合(FF以外
の障害)は、ステップ23に進み判定回路7は診断処理
装置Bに対してFF以外の障害通知103を送出する。
そして、診断制御装置Bはスキャン制御部11により従
来のスキャン動作と同様にデータ処理装置A内の読み出
しやFF1,2,3の内容の抜き取りを行う。診断処理
装置Bはこれらの情報に基づいて障害箇所の診断を行
う。
【0022】一方、判定結果がFF障害の場合は、ステ
ップ22からステップ24に進み判定回路7は診断処理
装置Bに対してFF障害通知104を送出する。そし
て、診断処理装置Bはデータ処理装置Aに対してスキャ
ンパス切り替え指示105を送出し、切り替え回路5を
FF1,2,3のスキャンパス側から選択回路4側に切
り替える。
【0023】次に、ステップ25に進み診断処理装置B
はデータ処理装置A内のカウンタ6に対しカウントアッ
プ指示106を送出する。カウンタ6の初期値は0であ
り、カウントアップ指示が送られてくるとカウント値を
0から1にする。そして、ステップ26に進みFF1の
データを選択回路4および切り替え回路5を介して出力
データ(SOD)102として診断処理装置Bに送出す
る。次に、ステップ27に進みデータの収集はまだ完了
していないのでステップ25に戻る。そして、カウンタ
6を1カウントアップしてカウント値を2とし、ステッ
プ26でFF2のデータを出力データ(S0D)102
として診断処理装置Bに送出する。以後、ステップ2
7、25、26と進みFF3について再度データを収集
し出力データ(SOD)102として診断処理装置Bに
送出する。
【0024】そして、FF1,2,3のデータをすべて
診断処理装置Bに送出し終えると、ステップ28に進み
診断処理装置Bは切り替え回路5に対し切り替え指示1
05を送出し、切り替え回路5をFF1,2,3のスキ
ャンパス側に切り替える。そして、ステップ23に戻り
従来のスキャン制御によりデータ処理装置A内の状態読
み出しやFF内容の抜き取りを行う。診断処理装置B
は、これら抜き取られた情報に基づいて障害箇所の診断
を行う。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、切り替え手段を選択手
段側に切り替えることにより、複数のFFの出力を順次
択一的に導出可能であるので、FFごとの内容を知るこ
とができる。よって、障害発生時にスキャンパスを構成
するFFの障害位置が特定でき、より正確な解析が可能
となって、解析時間を短縮することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスキャンパスの障害診断装置の構
成図である。
【図2】同障害診断装置の障害時の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1,2,3 FF 4 選択回路 5 切り替え回路 7 判定回路 A データ処理装置 B 診断処理装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフリップフロップが互いに縦続接
    続され前段フリップフロップの出力を次段へ順次シフト
    するスキャンパスと、前記スキャンパスを構成する各フ
    リップフロップの出力を順次択一的に導出する選択手段
    と、前記スキャンパスのスキャン出力と前記選択手段の
    出力とのいずれか一方に出力を切り替える切り替え手段
    とを備えたことを特徴とするスキャンパスの障害診断装
    置。
  2. 【請求項2】 障害が前記スキャンパスを構成するフリ
    ップフロップの障害か否かを判定する判定手段を備え、
    この判定手段は前記スキャンパスを構成するフリップフ
    ロップの障害の場合は前記切り替え手段を前記選択手段
    側に切り替え、それ以外の障害の場合は前記スキャンパ
    スのスキャン出力側に切り替えることを特徴とする請求
    項1記載のスキャンパスの障害診断装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段の判定結果が入力される診
    断処理手段を備え、この診断処理手段は前記判定結果に
    従って前記選択手段と前記切り替え手段とを制御し、前
    記切り替え手段の出力側から得た内容に基づいて障害の
    診断を行うことを特徴とする請求項2記載のスキャンパ
    スの障害診断装置。
JP6173808A 1994-07-26 1994-07-26 スキャンパスの障害診断装置 Pending JPH0836509A (ja)

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JP6173808A JPH0836509A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 スキャンパスの障害診断装置

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JP6173808A JPH0836509A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 スキャンパスの障害診断装置

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JPH0836509A true JPH0836509A (ja) 1996-02-06

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ID=15967549

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JP6173808A Pending JPH0836509A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 スキャンパスの障害診断装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9110140B2 (en) 2013-01-17 2015-08-18 Socionext Inc. Scan circuit, semiconductor device, and method for testing semiconductor device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9110140B2 (en) 2013-01-17 2015-08-18 Socionext Inc. Scan circuit, semiconductor device, and method for testing semiconductor device

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Effective date: 20021008