JPH0836478A - コンピュータカーソル制御システム及び方法 - Google Patents

コンピュータカーソル制御システム及び方法

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JPH0836478A
JPH0836478A JP7044412A JP4441295A JPH0836478A JP H0836478 A JPH0836478 A JP H0836478A JP 7044412 A JP7044412 A JP 7044412A JP 4441295 A JP4441295 A JP 4441295A JP H0836478 A JPH0836478 A JP H0836478A
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JP7044412A
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Timothy T Brewer
ティー ブルーワー ティモシー
Paul E Henderson Jr
イー ヘンダーソン ジュニア ポール
Kenneth R Robertson
アール ロバートソン ケニス
Anthony R Claflin
アール クラフリン アントニー
Alan W Mcrobert
ダブリュー マックロバート アレン
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Microsoft Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • G06F3/04812Interaction techniques based on cursor appearance or behaviour, e.g. being affected by the presence of displayed objects

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータディスプレイスクリーン上でカ
ーソルを制御するシステム及び方法を提供する。 【構成】 コンピュータディスプレイに発生したカーソ
ルの偶発的なラッピングを防止するシステムは、ディス
プレイの境界に接近するカーソルの位置を検出しそして
ユーザが実際にカーソルをディスプレイの反対側へラッ
ピングしようとしているかどうか判断する。このシステ
ムは、種々のファクタを考慮し、ユーザが実際にカーソ
ルをラッピングしようとしているかどうか判断する。ユ
ーザが境界に対してカーソルを移動する時間、境界を除
いてカーソルが移動するであろう距離、及びカーソルが
境界に接近する速度又は加速度は、全て、カーソルのラ
ッピングを許すかどうか判断する際にシステムによって
考慮することができる。システムは、カーソルをディス
プレイの片側から反対側へラッピングできるようにする
指示信号を自動的に発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にコンピュータディ
スプレイスクリーン上でカーソルを制御するためのシス
テム及び方法に係る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータは仕事場及び家庭で一般的
となっている。初期のコンピュータシステムは、コンピ
ュータを効率良く操作するためにコンピュータプログラ
ミングの相当の知識を必要とした。新しいコンピュータ
は、コンピュータ技術について本格的な背景知識をもた
ない者でも容易に使用できるように設計されている。マ
イクロソフト・ウインドウズ(登録商標)オペレーティ
ングシステムのようなオペレーティングシステムは、コ
ンピュータを以前に使用した経験がほとんど又は全くな
い者でも使用できるようなグラフィック環境を与える。
従って、コンピュータは容易に操作できるようになり、
それらの使用が普及している。
【0003】コンピュータが更に一般的になるにつれ
て、コンピュータの操作がコンピュータを使用する者に
とって更に容易に且つ効率的に操作できることが重要で
ある。例えば、マウス、トラックボール等のカーソルポ
インティング装置の使用は、コンピュータに接続された
可視ディスプレイ上でカーソルを容易に操作することが
できる。しかしながら、マウスでカーソルを移動するこ
とが非効率的な場合もある。例えば、可視ディスプレイ
の片側から可視ディスプレイの反対側へ可視ディスプレ
イの反対側へカーソルを移動するには、マウスを広範囲
に操作することが必要である。このような移動を簡単に
するために、ある公知システムは、可視ディスプレイの
片側からカーソルを立ち去らせそして可視ディスプレイ
の反対側に再び現れるようにすることができる。スクリ
ーンラッピングとして知られているこの技術は、カーソ
ルの移動を簡単化することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スクリーンラッピング
はカーソル移動の効率を改善できるが、スクリーンラッ
ピング特徴の共通の問題は、ユーザがカーソルをラップ
させるつもりがないときにカーソルが時々可視ディスプ
レイの反対側へラップしてしまうことである。この偶発
的なスクリーンラッピングは、特にユーザがカーソルを
可視ディスプレイの縁の付近で操作しなければならない
ときに相当にいらいらが募ることになる。それ故、コン
ピュータディスプレイ上でのカーソルの位置設定を制御
するためのシステム及び方法であって、特にカーソルを
可視ディスプレイの縁の付近に移動するときに可視ディ
スプレイ上におけるカーソルの位置設定を簡単にするよ
うなシステム及び方法が強く要望されることが明らかで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1及び第2
の対向する境界を有するディスプレイと、第1境界を越
えるカーソルの移動を制限するための手段とを用いてカ
ーソルの移動を制御するためのシステム及び方法におい
て実施される。信号発生手段は、ユーザが第1バリアを
越えてカーソルを移動しようとしていることに応答して
指示信号を発生する。ラッピング手段は、この指示信号
によってイネーブルされ、ディスプレイ上の第1境界の
付近の位置から第2境界の付近の位置へカーソルをラッ
ピングする。
【0006】第1及び第2の境界はユーザが視覚で検出
できるものである。指示信号は、第1境界に対してカー
ソルを移動し続けるといった種々の手段によって発生す
ることができる。指示信号は、カーソルが第1境界に対
して所定の時間中又は所定の距離移動されたときに発生
されてもよい。指示信号は、カーソルが第1境界に接近
する移動の割合の検出に応答して発生されてもよい。移
動の割合は、速度である。指示信号は、速度が所定の速
度より低いときに発生される。或いは又、検出される移
動の割合は、加速度であってもよい。指示信号は、加速
度が所定の加速度より低いときに発生される。或いは
又、システムは、ユーザが操作できるコマンドエントリ
ー装置を含んでもよく、ユーザがこのコマンドエントリ
ー装置を操作することによって指示信号ビームが発生さ
れる。
【0007】別の実施例においては、システムは、第1
境界の付近の位置から第2境界の付近の位置へカーソル
をラッピングするための選択的にイネーブルされるラッ
ピング手段を有する。このラッピング手段は、第1境界
を越えるカーソルの移動を制限するためのイネーブルモ
ードと、第1境界を越えるカーソルの移動を許すための
ディスエイブルモードとを有している。信号発生手段
は、ユーザが第1境界を越えてカーソルを移動しようと
するのに応答して指示信号を発生し、該指示信号はラッ
ピング手段をディスエイブルモードに入れる。
【0008】信号発生手段は最初にラッピング手段をデ
ィスエイブルモードに入れ、第1の境界に最初に交差す
ると、信号発生手段はラッピング手段をイネーブルモー
ドに入れる。信号発生手段は、その後、指示信号の発生
により、ラッピング手段をディスエイブルモードに復帰
させる。
【0009】1つの実施例において、指示信号は、第1
の境界に対し第1の所定時間中カーソルを移動し続ける
ことによって発生される。又、システムは、指示信号が
1回目に発生されるのに続いて第1の所定時間を増加す
るための調整手段も備え、第1又は第2境界の一方に対
しその増加された時間中カーソルを移動し続けることに
よって指示信号が2回目に発生される。この調整手段
は、第2の所定時間内に第1及び第2の境界の一方にカ
ーソルが再交差するたびに第1の所定時間を増加する。
又、調整手段は、第2の所定時間内に指示信号が発生さ
れないときには、その増加された時間を減少することも
できる。同様に、第1境界に対しカーソルを第1の所定
の距離だけ移動し続けることによって指示信号が発生さ
れるときには、システムは、指示信号が1回目に発生さ
れるのに続いて第1の所定距離を増加するための調整手
段を備え、第1及び第2境界の一方に対しその増加され
た距離カーソルを移動し続けることによって指示信号が
2回目に発生される。この調整手段は、所定時間内に第
1及び第2の境界の一方にカーソルが再交差するたびに
第1の所定距離を増加する。この調整手段は、所定時間
内に指示信号が発生されないときには、その増加された
時間を減少することもできる。
【0010】
【実施例】本発明は、公知技術において通常生じていた
カーソルの偶発的なラッピングを制限するためのスクリ
ーンラップバリアを実現する。本発明のシステムは、ユ
ーザがおそらくカーソルを可視ディスプレイの反対側へ
ラップしようとしていると判断した後にのみスクリーン
ラッピングを行えるようにする。以下に詳細に述べるよ
うに、システムがこのような判断を行えるようにする技
術は多数の種々のものがある。
【0011】本発明は、図1のブロック図に示されたシ
ステム10において実施される。中央処理ユニット(C
PU)12は以下に述べる分析機能を実行する。CPU
12は多数の公知装置のいずれであってもよい。システ
ム10は、ランダムアクセスメモリ(RAM)及びリー
ドオンリメモリ(ROM)の両方を含むメモリ14を備
えている。メモリ14は、システム10の一部分を構成
するソフトウェアプログラムを記憶する。システム10
には、LED又はCRTディスプレイのようなコンピュ
ータ可視ディスプレイ16も含まれる。ディスプレイ1
6は、システムがラップトップコンピュータに組み込ま
れたときのようにシステム10の一体的な部分であって
もよいし、又はスタンドアローン装置であってもよい。
【0012】又、システム10は、ディスプレイ16に
発生されるカーソルの位置を制御するカーソル制御装置
18も備えている。このカーソル制御装置18は、マウ
ス、ジョイスティック、トラックボール又はキーボード
等でよい。本発明は、カーソル制御装置18の特定形態
によって制限されるものではない。又、システム10は
コマンドエントリー装置20も備え、これは、カーソル
制御装置18又はキーボード(図示せず)上のボタンで
あってもよい。又、システム10は、カーソル制御装置
18又はキーボード(図示せず)上のボタンである第2
のコマンドエントリー装置21を含んでもよい。ユーザ
は、カーソル制御装置18を用いてディスプレイ16上
の所望の位置にカーソルを位置設定しそしてコマンドエ
ントリー装置20を押してディスプレイ上の選択された
位置に関連したコンピュータコマンドを作用させること
ができる。システム10の種々の要素は、電力及びデー
タ信号を搬送するバス22によって一緒に接続される。
【0013】システム10のカーソル位置記憶エリア2
4は、ディスプレイ16上のカーソルの位置を指すポイ
ンタを含む。ディスプレイ16は、現在位置記憶エリア
24内のデータに対応する位置にカーソルを表示する。
現在位置記憶エリア24は、メモリ14の一部であって
もよい。
【0014】カーソル制御装置18は、カーソルの所望
の移動を表す電気信号を発生する。CPU12は、カー
ソル制御装置18からの電気信号を解読しそしてそれに
応じて現在位置記憶エリア24を変更する。CPUが現
在位置記憶エリア24を変更するたびに、ディスプレイ
16上のカーソルの位置が対応的に変更される。
【0015】図2に示すように、ディスプレイ16は、
一般に長方形の形状であり、ディスプレイの縁のまわり
には電子的な境界(ボーダー)30が表示される。この
境界30は、ディスプレイ16に表示されるバックグラ
ンドグラフィックと同じカラーを有してもよいし、或い
はユーザが境界30を目で検出できるように異なるカラ
ーであってもよい。目に見える境界30の利点について
は、以下に説明する。1つの実施例において、システム
10はユーザが境界30のカラーを判断できるようにす
る。
【0016】カーソル28はディスプレイ16上に見る
ことができ、カーソル28の位置はカーソル制御装置1
8(図1)によって制御される。境界30は2組の対向
する境界を有し、上部境界32a及びそれに対向する下
部境界32bと、左境界34a及び及びそれに対向する
右境界34bとを含む。本発明の作用を明確に示すため
に境界30は図2ではディスプレイ16の全サイズに対
して誇張した寸法で示されていることに注意されたい。
ここに示す好ましい実施例においては、境界30は、4
つ全部の対向する境界32a、32b、34a及び34
bにおいて単一のピクセル巾である。しかしながら、境
界30は、ユーザによい指定される任意の厚みを有する
ことができる。例えば、境界30は、4つ全部の対向す
る境界32a、32b、34a及び34bにおいて5ピ
クセル巾であってもよいし、又は4つの対向する境界の
各々について異なる巾を有してもよい。
【0017】カーソル28がカーソル制御装置18を用
いて境界30に近づくように移動されたときには、シス
テム10は、カーソル28の移動を低速化し又は全く停
止させる。従って、ユーザがカーソル制御装置18を操
作することによってカーソル28を移動するよう試み続
けても、システムは、バリア侵入指示信号が発生されな
い限りバリア30を越えてカーソル28を追加移動する
ことができない。1ピクセルの境界30の場合には、カ
ーソル28を境界上に位置設定できるが、指示信号が発
生されない限り、境界を越えて移動することができな
い。境界30が1ピクセル巾より大きい場合には、シス
テム10はカーソル20の移動を低速化させて境界内で
停止させる。指示信号が発生された場合には、システム
10は、境界30を不作動化することにより「バリアを
下げ」そしてカーソル28を通常のやり方でディスプレ
イ16の反対側へラッピングできるようにする。
【0018】システム10は、ユーザがおそらくカーソ
ル28をディスプレイ16の反対側へラッピングしよう
としていると判断した場合にのみ指示信号を発生する。
指示信号の発生は、種々のファクタによって制御するこ
とができる。例えば、ユーザが境界30を越えてカーソ
ル28を移動しようとし続けることが、システム10に
より、ユーザがおそらくカーソル28をディスプレイ1
6の反対側へラップしようとしているという指示として
解釈される。境界30に対しカーソル28を移動しよう
とし続け又はそれを繰り返すことは、システム10によ
り、カーソル制御装置18からの電気信号を分析するこ
とによって検出される。境界30に対しカーソル28を
移動し続けることは、ユーザが境界に対してカーソルを
移動するところの時間を測定することによって検出され
てもよいし、或いは境界に対してカーソルを移動し続け
ることに基づいて、バリアとして働く境界30がない場
合にカーソル28が進んだであろう距離(即ち、境界3
0の存在に対してではなくカーソル28が移動したであ
ろう距離)を測定することによって検出されてもよい。
境界30に対しカーソル28を所定の時間中ユーザが移
動し続ける場合に、システム10は指示信号を発生し、
カーソル28が境界を横切ってディスプレイ16の反対
側へ移動できるようにする。或いは、ユーザがカーソル
制御装置18を操作し続け、カーソル28が境界30の
存在に対してではなく境界30を越えて所定の距離以上
移動したであろう場合に、システムは指示信号を発生
し、カーソル28をディスプレイ16の反対側へラップ
することができる。
【0019】別の実施例において、システム10は、指
示信号を発生するかどうかを決定するためにカーソル2
8が境界30に接近する速度を測定する。カーソル28
の速度は、ユーザがカーソル制御装置18を操作するの
に応答してカーソルが所与の時間内に移動される距離を
測定することにより決定することができる。カーソル2
8の速度が所定の速度よりも下がった場合に、システム
10は、ユーザが実際にカーソル28をディスプレイ1
6の反対側へラッピングしようとしている指示としてこ
れを解釈する。というのは、ユーザは境界30に対して
カーソルを意図的に移動しようとしているからである。
一方、境界30に対するカーソル28の高い速度は、ユ
ーザがカーソル28をディスプレイ16の反対側へラッ
ピングしようとしていないことを指示する。このような
状態において、システム10は、上記のように境界30
に対するカーソルの継続的な移動を検出するのに基づい
て指示信号が発生されない限りカーソル28がラッピン
グするのを防止する。或いは又、所定のスレッシュホー
ルドを越える速度を、システム10により、ユーザが実
際にカーソル28をディスプレイ16の反対側へラッピ
ングしようとしている指示として解釈できるように、速
度を分析することができる。
【0020】更に別の実施例において、ユーザが境界3
0に対してカーソル28を移動し、境界において停止
し、そして境界に対して再びカーソルを移動する場合に
は、システム10は、ユーザが実際にカーソル28をデ
ィスプレイ16の反対側へラッピングしようとしている
という指示としてこれを考慮する。これは、上記の速度
の測定に類似している。この実施例において、速度は境
界30においてゼロであり、従って、システム10は指
示信号を発生する。
【0021】カーソル28の加速度は、ユーザの意志の
指示としても使用される。例えば、境界30の付近での
加速度減少は、システム10により、ユーザがカーソル
28をディスプレイ16の反対側へラッピングさせよう
としているという指示として解釈される。加速度が所定
の加速度より高い場合には、システム10は、ユーザが
カーソル28をディスプレイ16の反対側へラッピング
させようとしていないという指示としてこれを解釈す
る。加速度は、ユーザがカーソル制御装置18を操作す
るのに応答して所与の時間周期にわたりカーソル28の
速度の変化を決定することにより測定される。或いは
又、所定のスレッシュホールドを越える加速度を、シス
テム10により、ユーザが実際にカーソル28をディス
プレイ16の反対側へラッピングさせようとする指示と
して解釈できるように、加速度を分析することができ
る。
【0022】上記の例は、指示信号を発生すべきかどう
かを判断するためにシステム10により使用できる種々
のファクタを示すためのものである。当業者により明ら
かなように、システム10は、多数の種々の方法で種々
のファクタを分析して、指示信号を発生するかどうかを
分析できる。システム10は、これらファクタを組み合
わせて使用して、指示信号を発生するかどうか判断する
こともできる。ファクタの組み合わせの1つの例は、時
間と距離である。ユーザがカーソル制御装置18を操作
してカーソル28を境界30に対し時間と距離の所定の
組合せ(即ち、境界30の存在に対してではなくてカー
ソル28が移動されるであろう距離)で移動し続ける場
合には、システム10は指示信号を発生する。
【0023】又、他の技術を用いて、カーソル28の偶
発的なラッピングを防止することもできる。例えば、1
つの実施例では、ユーザは、カーソル制御装置18を操
作してカーソル28を境界30に対して移動すると同時
にコマンドエントリー装置20のような制御スイッチを
押すことにより指示信号を手動で発生する。コマンドエ
ントリー装置20の操作と境界30に対するカーソル2
8の移動を同時に行うことにより、システム10が指示
信号を発生するようにされる。従って、システム10
は、ユーザが手動で指示信号を発生する場合にのみカー
ソル28をディスプレイ16の反対側へラッピングさせ
ることができる。
【0024】更に別の実施例においては、システム10
は、ディスプレイ16の縁のまわりに表示される境界3
0を選択的に作動及び不作動にする。例えば、この実施
例では、境界が最初に不作動にされ、従って、指示信号
を発生する必要なくカーソル28をディスプレイの片側
から反対側へラッピングすることができる。指示信号
は、境界30を不作動に即ちディスエイブルするように
働くことができ、一方、指示信号が存在しないときには
境界がアクティブにされ即ちイネーブルされる。従っ
て、境界30は、境界がカーソル28のラッピングを阻
止するイネーブルモードと、指示信号の存在によりカー
ソル28のラッピングを許すときのディスエイブルモー
ドとによって定められる。ユーザがカーソル制御装置1
8を操作して図2のカーソル28が境界34aに交差し
そしてディスプレイの反対側で境界34bの付近に現
れ、そして所定の短い第1の時間周期内にカーソル28
が境界34bを横切って反対の境界34aへ再ラッピン
グさせられる場合には、システム10は、ユーザが偶発
的にカーソル28をラッピングさせたという指示として
これを解釈する。この状態において、システム10は、
それ以上の偶発的なスクリーンラッピングを防止するよ
うに境界30を作動する。システム10は、全境界30
を作動するか又はユーザが偶発的に交差した境界34a
のみを作動するように構成できる。ユーザは、その後、
上記した方法の1つにおいてカーソル28をディスプレ
イ16の反対側へラッピングさせねばならない。
【0025】第2の所定時間の後に、システム10は境
界30を不作動にし、指示信号の発生を必要とせずにユ
ーザがカーソル28をラッピングできるようにする。ユ
ーザがカーソル28をラッピングしそして第1の所定時
間内にカーソルを再ラッピングしない場合には、システ
ム10は境界30を作動せず、指示信号の発生を必要と
せずにカーソルをラッピングできるようにし続ける。
【0026】上記例において、ユーザがカーソル制御装
置18を操作してカーソル28を境界34aに交差させ
そしてディスプレイの反対側で境界34bの付近に現れ
るようにするが、第1の所定の時間内にカーソルを再ラ
ッピングしない場合には、システム10は、この動作
を、ユーザが実際にカーソル28をディスプレイ16の
反対側にラッピングしようとしているという指示として
解釈する。この状態において、システム10は境界30
を作動せず、ユーザがカーソル28をラッピングしそし
て第1の所定時間内に再ラッピングするときまで指示信
号の発生を必要としない。この実施例は、指示信号を発
生するために必要とされる遅延を生じることなくカーソ
ル28を簡単にラッピングすることができるが、ユーザ
の行為が、カーソル28の偶発的なラッピングが生じた
ことを指示する場合には、境界30を作動する。
【0027】別の実施例において、システム10は、カ
ーソル28が第1の所定時間内にラッピングするたびに
増分的に変更される複数の境界作動レベルを有してい
る。例えば、システム10は最初に境界30を不作動に
する。しかしながら、ユーザがカーソル28をディスプ
レイ16の片側からディスプレイの反対側へラッピング
させる最初のときに、システム10は境界30を第1の
作動レベルへ作動する。所定の時間中にカーソル28が
再ラッピングするたびに、境界30は次第に高くなる境
界作動レベルをもつことになり、従って、カーソル28
をラッピングすることが次第に困難になる。ユーザは、
上記のようにシステム10が指示信号を発生するように
させることによりバリアを貫通できる。しかしながら、
境界の作動レベルが増加するたびに、ユーザは、低い境
界作動レベルの場合よりも長い時間周期にわたって境界
30に対しカーソル28を移動しなければならないか、
又は時間及び/又は距離のようなファクタを用いて指示
信号を発生する場合には更に大きな距離(即ち、境界3
0の存在に対してではなくカーソル28が移動されるで
あろう距離)を移動しなければならない。境界作動レベ
ルは、カーソル28がラッピングされない第1の所定の
時間ごとに増分的に増加する。或いは又、システム10
は、所定の時間内にその後のラッピングが生じない場合
には境界30を不作動にすることができる。
【0028】或いは又、システム10は、最初に、不作
動状態において境界30でスタートし、ユーザがカーソ
ル28を境界に第1回目に交差させたときに境界を作動
させる。この実施例において、カーソル28は、偶発的
に再ラッピングさせることが防止される。システム10
は、カーソル28が最初に境界30に交差した後に、所
定の時間を測定する。所定の時間内にカーソル28の付
加的なラッピングがない場合には、システム10は境界
30を不作動にしそしてシステムをその元の状態に復帰
させる。
【0029】又、ユーザは、境界30の一部分を不侵入
と指定することができ、境界の指定された部分に対して
カーソル28を移動しつづけたとしても、境界の指定の
部分に侵入できないようにされる。例えば、ユーザは、
図3に示す境界30の隅36を、スクリーンラッピング
能力を持たないものとして指定することができる。従っ
て、隅36に対してカーソル28を移動し続けても、デ
ィスプレイ16の反対側にカーソルをラッピングさせる
ことはない。この実施例において、隅36は、これらの
隅領域においてスクリーンラッピングが生じないことを
ユーザに指示するために境界30とは異なるカラーでデ
ィスプレイ16に表示される。或いは、ユーザは、境界
30のいかなる部分を不侵入と指定することもできる。
【0030】ウインドウズ(登録商標)オペレーティン
グシステムのようなグラフィック環境においては、ユー
ザは、図4に示すように、境界4をもつ小さなウインド
ウ40をディスプレイ16上に表すことができる。シス
テムの原理はウインドウ40に等しく適用できる。ウイ
ンドウ40を取り巻く境界42は、ユーザがカーソル2
8をウインドウ40の片側から反対側へ偶発的にラッピ
ングするのを防止することができる。
【0031】本発明の作用が図5のフローチャートに示
されている。システム10は、スタートブロック48に
おいて処理を開始する。ステップ50において、システ
ム10は、カーソル位置記憶エリア24から現在カーソ
ル位置を得る。現在カーソル位置を決定する技術は公知
であり、ここでは詳細に述べない。判断ステップ52に
おいて、システムは、現在カーソル位置が境界30の付
近にあるかどうか判断する。現在カーソル位置が境界3
0の付近にない場合には、判断52の結果はノーであ
り、システム10はステップ50へ復帰する。現在カー
ソル位置が境界30の付近にある場合には、判断52の
結果がイエスである。この場合には、システム10は、
ステップ54において更新されたカーソル位置を得る。
この場合、システム10は、ステップ54において更新
されたカーソル位置を得る。判断56において、システ
ム10は、指示信号を発生するかどうかを判断し、カー
ソル28が境界30を横切ってラッピングできるように
する。この判断ステップは、イネーブル及びディスエイ
ブルモード、可変境界作動レベル、時間、距離、加速
度、及び速度等を含む上記の広範な技術を包含するよう
意図される。指示信号を発生すべきかどうかを判断する
のに使用するファクタは、上記で述べた。
【0032】システム10が指示信号を発生しない場合
は、判断56の結果がノーであり、システムはステップ
54に復帰する。システム10が指示信号を発生する場
合には、判断56の結果がイエスである。この場合に
は、システム10は、カーソル28をディスプレイ16
の反対側に再位置設定する。システム10は、ステップ
60において指示の処理を終了する。
【0033】かくて、本発明は、偶発的なスクリーンラ
ッピングの欠点を伴うことなく公知技術において使用す
ることのできるスクリーンラッピング能力をフルに活用
できるようにする。本発明は、指示信号を発生すべきか
どうか判断するのに使用する種々のファクタについて述
べた。これらの技術は、個々に又は組み合わせて使用し
てもよいし、システム10をユーザの特定の需要に適合
させるようにユーザによって選択されてもよい。上記の
例は、コンピュータマウスのようなカーソル制御装置1
8によるカーソル28の移動に関連したものであった
が、当業者であれば、本発明の原理をジョイスティッ
ク、トラックボール、キーボード等のカーソル制御装置
に等しく適用できることが容易に明らかであろう。
【0034】本発明の種々の実施例及び効果について以
上に述べたが、これは本発明を単に説明するものに過ぎ
ず、本発明の広範な範囲内で種々の変更がなされ得るこ
とを理解されたい。それ故、本発明は、特許請求の範囲
のみによって限定されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムの機能ブロック図であ
る。
【図2】図1のシステムによって使用されるスクリーン
ラッピングバリアを示す図である。
【図3】図1のシステムによって使用される部分的なス
クリーンラッピングバリアを示す図である。
【図4】付加的なウインドウがコンピュータディスプレ
イ上に見えるときに図1のシステムによって使用される
スクリーンラッピングバリアを示す図である。
【図5】図1のシステムの動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 システム 12 CPU 14 メモリ 16 コンピュータ可視ディスプレイ 18 カーソル制御装置 20 コマンドエントリー装置 22 バス 24 現在位置記憶エリア 28 カーソル 30 境界 32a 上部境界 32b 下部境界 34a 左境界 34b 右境界
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール イー ヘンダーソン ジュニア アメリカ合衆国 ワシントン州 98007 ベルヴィュー ディー104 ワンハンドレ ッドアンドフォーティエイス アベニュー ノースイースト 4269 (72)発明者 ケニス アール ロバートソン アメリカ合衆国 ワシントン州 98053 レッドモンド トゥーハンドレッドアンド トゥエンティース プレイス ノースイー スト 1316 (72)発明者 アントニー アール クラフリン アメリカ合衆国 ワシントン州 98007 ベルヴィュー ワンハンドレッドアンドフ ォーティース プレイス ノースイースト 1307 (72)発明者 アレン ダブリュー マックロバート アメリカ合衆国 ワシントン州 98011 ボーセル ワンハンドレッドアンドエイテ ィーンス アベニュー ノースイースト 16506

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーソルの移動を制御するシステムにお
    いて、 第1及び第2の対向する境界を有するディスプレイと、 上記第1の境界を越えるカーソルの移動を制限する手段
    と、 ユーザが上記第1の境界を越えてカーソルを移動しよう
    とするのに応答して指示信号を発生するための信号発生
    手段と、 上記指示信号によってイネーブルされて、上記ディスプ
    レイ上の上記第1境界の付近の位置から上記ディスプレ
    イ上の上記第2境界の付近の位置へカーソルをラッピン
    グするためのラッピング手段とを備えたことを特徴とす
    るシステム。
  2. 【請求項2】 カーソルの位置を制御するシステムにお
    いて、 第1及び第2の対向する境界を有するディスプレイと、 上記ディスプレイ上の上記第1境界付近の位置から上記
    ディスプレイ上の上記第2境界付近の位置へカーソルを
    ラッピングするための選択的にイネーブルされるラッピ
    ング手段であって、上記第1境界を越えるカーソルの移
    動を制限するためのイネーブルモードと、上記第1境界
    を越えるカーソルの移動を許すためのディスエイブルモ
    ードとを有するラッピング手段と、 ユーザが上記第1の境界を越えてカーソルを移動しよう
    とするのに応答して指示信号を発生するための信号発生
    手段とを備え、この指示信号は、上記ラッピング手段を
    上記ディスエイブルモードに入れることを特徴とするシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 上記ラッピング手段は、最初に上記信号
    発生手段により上記ディスエイブルモードに入れられ、
    上記信号発生手段は、カーソルが上記第1境界に対して
    第1の交差をなしてカーソルが上記第2境界へラッピン
    グすることにより上記ラッピング手段を上記イネーブル
    モードに選択的に入れる請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 上記信号発生手段は、上記指示信号の発
    生により上記ラッピング手段を上記ディスエイブルモー
    ドへ選択的に復帰する請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 上記ラッピング手段は、最初に上記ディ
    スエイブルモードに入れられ、そしてカーソルが上記1
    つの境界に対して第1の交差をなしてカーソルが上記第
    2境界へラップした後にカーソルが上記第2境界に対し
    て再交差をなしてカーソルが上記第1境界へラップした
    際に上記信号発生手段により上記イネーブルモードに入
    れられる請求項2に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 上記信号発生手段は、所定の時間周期内
    に上記再交差が生じた場合にのみ上記ラッピング手段を
    上記イネーブルモードに入れる請求項5に記載のシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記ディスプレイにおけるカーソルの位
    置を検出するための検出手段を更に備え、上記ラッピン
    グ手段は最初に上記イネーブルモードに入れられ、上記
    信号発生手段は、上記検出手段がカーソルが初めて上記
    第1境界に遭遇するのを検出し、所定時間中カーソルが
    移動しないのを検出し、そしてその後カーソルが上記第
    1境界に2回目に遭遇するのを検出したときに、上記指
    示信号を発生する請求項2に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 カーソルの位置を制御するためのシステ
    ムにおいて、 第1及び第2の対向する境界を有するディスプレイと、 上記第1境界の少なくとも第1部分を越えるカーソルの
    移動を制限するためのイネーブルモードと、上記第1部
    分を越えるカーソルの移動を許すためのディスエイブル
    モードとを有する選択的にイネーブルされるバリア手段
    と、 ユーザが上記第1境界を越えてカーソルを移動しようと
    するのに応答して上記バリア手段を上記ディスエイブル
    モードに入れるための指示信号を発生する信号発生手段
    とを備え、上記バリア手段は上記ディスエイブルモード
    にあるときに上記第1部分を越えて上記第2境界へカー
    ソルを移動できるようにし、そして上記イネーブルモー
    ドにあるときにはカーソルが上記第1位置を越えて上記
    第2境界へ移動するのを阻止し、 更に、上記バリア手段が上記ディスエイブルモードにあ
    るときに上記ディスプレイ上の上記第1部分の付近の位
    置から上記ディスプレイ上の上記第2境界の付近の位置
    へとカーソルをラッピングするためのラッピング手段を
    備え、これにより、上記バリア手段がディスエイブルさ
    れた場合にカーソルが上記第1部分から上記第2境界へ
    ラッピングすることを特徴とするシステム。
  9. 【請求項9】 上記第1部分は、ユーザが目で検出でき
    るものである請求項8に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 上記ディスエイブルモードをもたない
    不侵入の境界を有する上記第1境界の第2部分を更に備
    え、これにより、カーソルが上記第2部分に交差できな
    いようにする請求項8に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 上記第1及び第2の境界は、ユーザが
    目で検出できる請求項1、2又は8に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 上記指示信号は、上記第1の境界に対
    するカーソルの連続的な動きによって発生される請求項
    1、2又は8に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 上記指示信号は、カーソルが上記第1
    の境界に対し所定の時間中移動されたときに発生される
    請求項1、2又は8に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 上記指示信号は、カーソルが上記第1
    の境界に対し所定の距離移動されたときに発生される請
    求項1、2又は8に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 上記指示信号は、カーソルが上記第1
    の境界に接近する移動の割合を検出するのに応答して発
    生される請求項1、2又は8に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 上記検出される移動の割合は速度であ
    る請求項15に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 上記指示信号は、上記速度が所定の速
    度より低いときに上記信号発生手段によって発生される
    請求項16に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 上記検出される移動の割合は加速度で
    ある請求項15に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 上記指示信号は、上記加速度が所定の
    加速度より低いときに上記信号発生手段によって発生さ
    れる請求項18に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 ユーザが操作できるコマンドエントリ
    ー装置を更に備え、上記指示信号は、ユーザがこのコマ
    ンド入力装置を操作することにより発生される請求項
    1、2又は8に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 上記指示信号は、カーソルが上記第1
    の境界に対し第1の所定の時間中連続的に移動されるこ
    とにより発生され、上記システムは、更に、上記指示信
    号が初めて発生されるのに続いて上記第1の所定時間を
    増加するための調整手段を含み、これにより、上記指示
    信号は、カーソルが上記第1及び第2の境界の一方に対
    し上記増加された時間中連続的に移動することにより2
    回目に発生される請求項1、2又は8に記載のシステ
    ム。
  22. 【請求項22】 上記調整手段は、カーソルが第2の所
    定時間内に上記第1及び第2の境界の一方に再交差する
    たびに上記第1の所定時間を増加する請求項21に記載
    のシステム。
  23. 【請求項23】 上記調整手段は、上記指示信号が第2
    の所定時間内に発生されないときに上記増加された時間
    を減少する請求項21に記載のシステム。
  24. 【請求項24】 上記指示信号は、カーソルが上記第1
    の境界に対し第1の所定の距離連続的に移動することに
    より発生され、上記システムは、更に、上記指示信号が
    初めて発生されるのに続いて上記第1の所定距離を増加
    するための調整手段を含み、これにより、上記指示信号
    は、カーソルが上記第1及び第2の境界の一方に対し上
    記増加された距離連続的に移動することにより2回目に
    発生される請求項1、2又は8に記載のシステム。
  25. 【請求項25】 上記調整手段は、カーソルが所定の時
    間内に上記第1及び第2の境界の一方に再交差するたび
    に上記第1の所定距離を増加する請求項24に記載のシ
    ステム。
  26. 【請求項26】 上記調整手段は、上記指示信号が所定
    の時間内に発生されないときに上記増加された距離を減
    少する請求項24に記載のシステム。
  27. 【請求項27】 コンピュータに接続されたディスプレ
    イ上のカーソルの位置を制御する方法において、 ディスプレイ上におけるカーソルの位置を検出し、 ディスプレイ上の第1及び第2の対向する境界を越える
    カーソルの移動を制限し、 ユーザが上記第1境界を越えてカーソルを移動しようと
    するのに応答して上記第1境界を越えて上記第2境界へ
    カーソルを移動できるようにする指示信号を発生し、そ
    して上記指示信号に応答して、ディスプレイ上の上記第
    1境界の付近の位置からディスプレイ上の上記第2境界
    の付近の位置へカーソルをラッピングする、という段階
    を備えたことを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 上記指示信号は、上記第1境界に対す
    るカーソルの連続的な移動によって発生される請求項2
    7に記載の方法。
  29. 【請求項29】 上記指示信号は、カーソルが上記第1
    境界に対し所定の時間中移動されたときに発生される請
    求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 上記指示信号は、カーソルが上記第1
    境界に対し所定の距離移動されたときに発生される請求
    項27に記載の方法。
  31. 【請求項31】 上記指示信号は、ユーザがコマンドエ
    ントリー装置を操作することにより発生される請求項2
    7に記載の方法。
  32. 【請求項32】 上記指示信号は、カーソルが上記第1
    境界に接近する移動の割合を検出することに応答して発
    生される請求項27に記載の方法。
  33. 【請求項33】 上記検出される移動の割合は速度であ
    る請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 上記指示信号は、上記速度が所定速度
    より低いときに上記信号発生手段によって発生される請
    求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 上記検出される移動の割合は加速度で
    ある請求項32に記載の方法。
  36. 【請求項36】 上記指示信号は、上記加速度が所定加
    速度より低いときに上記信号発生手段により発生される
    請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 ディスプレイ上の第1及び第2の対向
    する境界を越えるカーソルの移動を制限する上記段階は
    選択的にイネーブルされ、そして上記第1の境界を越え
    るカーソルの移動を阻止するイネーブルモードと、上記
    第1の境界を越えるカーソルの移動を許すディスエイブ
    ルモードとを有する請求項27に記載の方法。
  38. 【請求項38】 ディスプレイ上の第1及び第2の対向
    する境界を越えるカーソルの移動を制限する上記段階は
    最初上記ディスエイブルモードに入れられ、ディスプレ
    イ上の第1及び第2の対向する境界を越えるカーソルの
    移動を制限する上記段階は、カーソルが上記第1の境界
    に対して第1の交差をなしカーソルが上記第2の境界へ
    ラップすることにより上記イネーブルモードに入る請求
    項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 上記指示信号を発生する上記段階は、
    ディスプレイ上の第1及び第2の対向する境界を越える
    カーソルの移動を阻止する上記段階を、上記指示信号の
    発生により上記ディスエイブルモードに選択的に復帰さ
    せる請求項37に記載の方法。
JP7044412A 1994-03-04 1995-03-03 コンピュータカーソル制御システム及び方法 Withdrawn JPH0836478A (ja)

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