JPH0836455A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH0836455A
JPH0836455A JP17239394A JP17239394A JPH0836455A JP H0836455 A JPH0836455 A JP H0836455A JP 17239394 A JP17239394 A JP 17239394A JP 17239394 A JP17239394 A JP 17239394A JP H0836455 A JPH0836455 A JP H0836455A
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vibration
wave
sensor
input device
detection
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JP17239394A
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Yuichiro Yoshimura
雄一郎 吉村
Ryozo Yanagisawa
亮三 柳沢
Atsushi Tanaka
淳 田中
Katsuyuki Kobayashi
克行 小林
Hajime Sato
肇 佐藤
Masaki Tokioka
正樹 時岡
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】振動の検出効率を上げ、不要な振動の影響を低
減した、超音波方式の座標入力装置を提供する。 【構成】振動伝達板8上の複数箇所に振動センサ6を設
け、また、振動伝達板8の周縁部には振動の反射を防止
する防振材7を設ける。また、記伝達板8上の所定の有
効領域Aで入力された所定の波長の振動が、前記振動セ
ンサ6に直接到達することを妨げず、しかも振動センサ
6の取付け部位を通過した振動を、その波長の整数倍だ
け位相がずれて再び振動センサ6に到達するように反射
する反射板12を設ける。振動伝達板8に入力された振
動は、直接振動センサ6に到達して検出されると共に、
前記反射板12により反射されて振動センサに到達す
る。この振動は直接振動センサ6に到達した振動に対し
て、波長の整数倍だけ位相が遅れている。このため、振
動センサ6は、直接波と反射波とが合成されて増幅され
た振動を検出することができ、振動の検知効率を向上さ
せ、不要な振動の影響を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座標入力装置、特に振
動伝達板上の振動伝達時間から指示点座標を検出する座
標入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、振動伝達板に圧電素子等を内蔵し
た振動ペンにより振動入力を行い、振動伝達板に設けた
複数のセンサにより入力点の座標を検出する座標入力装
置が知られている。
【0003】このような座標入力装置では、振動を検出
するため振動伝達板の周辺部に複数の振動センサを装着
していた。この振動センサ周りの構成に関する従来例は
以下の様である。
【0004】振動伝達板周辺部には、そこからの反射に
よる不要振動を吸収・減衰させるためにゴム・樹脂材等
による防振材を装着し、その防振材自身による反射波の
影響を軽減するために、上記振動センサを防振材の境界
上或は一定距離(以上)離して装着する等の提案がなさ
れている。また、振動センサの位置とは関係無く、反射
面を一定距離離して複数面設け、反射波どうしの干渉に
より反射波を軽減させるという提案もなされている。こ
の軽減の作用は、反射波の半波長(の整数倍)位相がず
れている不要の振動モードの影響を軽減するものであ
る。1検出点に複数の振動センサを配置するという提案
もなされている。この軽減の作用は、直接波の同一振動
伝達時間(位相)信号の干渉処理によるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記振動伝達板上の振
動伝達時間から指示点座標を検出する座標入力装置に於
ては、振動伝達板上を伝達する振動の振幅は非常に微小
なものであるため、圧電素子等の振動センサでこの振動
を検知する際の効率を高めることが重要な技術課題とな
る。
【0006】しかしながら、従来、振動センサの構成に
於て振動検知効率の増大を実現するものは無かった。そ
して、2次元的な領域の振動入力に対して単一の振動セ
ンサに於て不要振動(他モード振動、反射波等)の影響
を軽減する構成は無かった。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
で、検出振動の振動検知効率を増大すると共に、不要振
動の影響を低減した高精度で、しかも簡単な構成により
低コストに実現される座標入力装置がを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために、本発明の座標入力
装置は次のような構成からなる。すなわち、振動伝達体
上の複数箇所に振動センサを設け、また、振動伝達体の
周縁部には振動の反射を防止する防振材を設ける。ま
た、記伝達体上の所定の有効領域で入力された所定の波
長の振動が、前記振動センサに直接到達することを妨げ
ず、しかも振動センサの部位を通過した振動を、その波
長の整数倍だけ位相がずれて再び振動センサに到達する
ように反射する反射部を設ける。振動伝達体に入力され
た振動は、直接振動センサに到達して検出されると共
に、前記反射部により反射されて振動センサに到達す
る。この振動は直接振動センサに到達した振動に対し
て、波長の整数倍だけ位相が遅れている。このため、振
動センサは、直接波と反射波とが合成されて増幅された
振動を検出することができ、振動の検知効率を向上さ
せ、不要な振動の影響を低減する。
【0009】また、前記反射部は、振動センサを中心と
して、前記所定の波長の2分の1の整数倍の距離を半径
とする円弧形状である。
【0010】また、前記反射部は、振動伝達体に接合さ
れた板材や、振動伝達体に刻まれた溝や、前記防振材
や、振動伝達体端部の形状によって形成された、音響イ
ンピーダンスの不連続面である。
【0011】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係わる実施
例を詳細に説明する。
【0012】図1は本実施例に於る座標入力装置の構造
を示している。図中、1は装置全体を制御すると共に、
座標位置を算出する演算制御回路である。2は振動子駆
動回路であって、振動ペン3内のペン先を振動させるも
のである。8はアクリルやガラス板等、透明部材からな
る振動伝達板であり、振動ペン3による座標入力は、こ
の振動伝達板8上をタッチするることで行う。また、実
際には、図示に実線で示す符号Aの領域(以下有効エリ
ア)内を振動ペン3で指定する事を行う。そして、この
振動伝達板8の外周には、反射した振動が中央部に戻る
のを防止(減少)させるための防振材7が設けられる。
防振材又は振動伝達板8の周辺部には圧電素子等、機械
的振動を電気信号に変換する振動センサ6a〜6dが固
定されている。この振動センサ近傍で有効エリアからの
振動入力面の反対面に、振動センサ中心から半波長の距
離を半径とした曲面状の反射板12a〜12dを配置す
る。この振動センサ近傍周囲の構成及び作用については
後で詳述する。更に、各振動センサ6a〜6dに対応す
る前記信号波形検出回路9の信号を演算制御回路1に出
力する。11は液晶表示機等のドット単位の表示が可能
なディスプレイであり、振動伝達板の背後に配置してい
る。そしてディスプレイ駆動回路10の駆動により振動
ペン3によりなぞられた位置にドットを表示し、それを
振動伝達板8(透明部材からなる)を透かしてみること
が可能になっている。
【0013】振動ペン3に内蔵された振動子4は、振動
子駆動回路2によって駆動される。振動子4の駆動信号
は演算制御回路1から低レベルのパルス信号として供給
され、振動子駆動回路2によって所定のゲインで増幅さ
れた後、振動子4に印加される。電気的な駆動信号は振
動子4によって機械的な振動に変換され、ペン先5を介
して振動伝達板8に伝達される。
【0014】ここで振動子4の振動周波数はガラスなど
の振動伝達板8に板波を発生することが出来る値に選択
される。また、振動子駆動の際、振動伝達板8に対して
図2の垂直方向に振動するモードが選択される。また、
振動子4の振動周波数をペン先5を含んだ共振周波数と
する事で効率のよい振動変換が可能である。
【0015】上記のようにして振動伝達板8に伝えられ
る弾性波は板波であり、表面波などに比して振動伝達板
の表面の傷、障害物等の影響を受けにくいという利点を
有する。
【0016】<演算制御回路の説明>上述した構成にお
いて、演算制御回路1は所定周期毎(例えば5ms毎)
に振動子駆動回路2、振動ペン3内の振動子4を駆動さ
せる信号を出力すると共に、その内部タイマ(カウンタ
で構成されている)による計時を開始させる。そして、
振動ペン3により発生した振動は振動センサ6a〜6d
迄の距離に応じて遅延して到達する。
【0017】信号波形検出回路9は各振動センサ6a〜
6dからの信号を検出して、後述する波形検出処理によ
り各振動センサへの振動到達タイミングを示す信号を生
成するが、演算制御回路1に各センサ毎のこの信号を入
力し、各々の振動センサ6a〜6dまでの振動伝達時間
の検出、そして振動ペンの座標位置を算出する。
【0018】また、演算回路1は、この算出された振動
ペン3の位置情報を元にディスプレイ駆動回路10を駆
動して、ディスプレイ11による表示を制御したり、あ
るいはシリアル,パラレル通信によって外部機器に座標
出力を行う(不図示)。
【0019】図3は演算制御回路1の概略構成を示すブ
ロック図で、各構成要素及びその動作概略を以下に説明
する。
【0020】図中、31は演算制御回路1及び本座標入
力装置全体を制御するマイクロコンピュータであり、内
部カウンタ,処理手順を記憶したROM、そして計算等
に使用するRAM、定数等を記憶する不揮発性メモリ等
によって構成されている。
【0021】33は不図示の基準クロックを計時するタ
イマ(例えばカウンタなどにより構成されている)であ
って、振動子駆動回路2に振動ペン3内の振動子4の駆
動を開始させるためのスタート信号を入力すると、その
計時を開始する。これによって、計時開始とセンサによ
る振動検出の同期が取られ、センサ(6a〜6d)によ
り振動が検出されるまでの遅延時間が測定できる事にな
る。
【0022】その他各構成要素となる回路は順を追って
説明する。
【0023】信号波形検出回路9より出力される各振動
センサ6a〜6dよりの振動到達タイミング信号は、検
出信号入力ポート35を介してラッチ回路34a〜34
dに入力される。ラッチ回路34a〜34dのそれぞれ
は、各振動センサ6a〜6dに対応しており、対応する
センサよりのタイミング信号を受信すると、その時のタ
イマ33の計時値をラッチする。こうして全ての検出信
号の受信がなされたことを判定回路36が判定すると、
マイクロコンピュータ31にその旨の信号を出力する。
マイクロコンピュータ31がこの判定回路36からの信
号を受信すると、ラッチ回路34a〜34dから各々の
振動センサまでの振動伝達時間を読み取り、所定の計算
を行って、振動伝達板8上の振動ペン3の座標位置を算
出する。そして、I/Oポート37を介してディスプレ
イ駆動回路10に算出した座標位置情報を出力すること
により、例えばディスプレイ11の対応する位置にドッ
ト等を表示することができる。あるいはI/Oポート3
7を介しインターフェイス回路に、座標位置情報を出力
することによって、外部機器に座標値を出力することが
できる。
【0024】<振動伝播時間検出の説明(図4,図5)
>以下、振動センサ3までの振動到達時間を計測する原
理について説明する。
【0025】図4は信号波形検出回路9に入力される検
出波形と、それに基づく振動伝達時間の計測処理を説明
するための図である。なお以下、振動センサ6aの場合
について説明するが、その他の振動センサ6b,6c,
6dについても全く同じである。
【0026】振動センサ6aへの振動伝達時間の計測
は、振動子駆動回路2へのスタート信号の出力と同時に
開始することは既に説明した。この時、振動子駆動回路
2から振動子4へは駆動信号41が印加されている。こ
の信号41によって、振動ペン3から振動伝達板8に伝
達された超音波振動は、振動センサ6aまでの距離に応
じた時間tgをかけて進行した後、振動センサ6aで検
出される。図示の42で示す信号は振動センサ6aが検
出した信号波形を示している。この実施例で用いられて
いる振動は板波であるため、振動伝達板8内での伝達距
離に対して検出波形のエンベロープ421と位相422
の関係は振動伝達中に、その伝達距離に応じて変化す
る。ここでエンベロープ421の進む速度、即ち、群速
度をVg、そして位相422の位相速度をVpとする。
この群速度Vg及び位相速度Vpから振動ペン3と振動
センサ6a間の距離を検出することができる。
【0027】まず、エンベロープ421にのみ着目する
とその速度はVgであり、ある特定の波形上の点、例え
ば変曲点や図示43で示す信号のようにピークを検出す
ると、振動ペン3及び振動センサ6aの間の距離dは、
その振動伝達時間をtgとして、 d=Vg・tg …(1) で与えられる。この式は振動センサ6aの一つに関する
ものであるが、同じ式により他の3つの振動センサ6b
〜6dと振動ペン3の距離も同様にして表わすことがで
きる。
【0028】更に、より高精細な座標決定をするため
に、位相信号の検出に基づく処理を行う。位相波形信号
422の特定の検出点、例えば振動印加から、ある所定
の信号レベル46後のゼロクロス点までの時間をtp4
5(信号47に対し所定幅の窓信号44を生成し、位相
信号422と比較することで得る)とすれば、振動セン
サと振動ペンの距離は、 d=n・λp+Vp・tp …(2) となる。ここでλpは弾性波の波長、nは整数である。
【0029】前記(1)式と(2)式から上記の整数n
は、 n=[(Vg・tg−Vp・tp)/λp+1/N] …(3) と表わされる。
【0030】ここで、Nは“0”以外の実数であり、適
当な値を用いる。例えばN=2とすれば±1/2波長以
内のtg等の変動であれば、nを決定することができ
る。上記のようにして求めたnを(2)式に代入するこ
とで、振動ペン3及び振動センサ6a間の距離を精度良
く測定することができる。上述した2つの振動伝達時間
tgおよびtpの測定のため信号43及び45の生成
は、信号波形検出回路9により行われるが、この信号波
形検出回路9は図5に示すように構成される。
【0031】図5は実施例の信号波形検出回路9の構成
を示すブロック図である。
【0032】図5において、振動センサ6aの出力信号
は、前置増幅回路51により所定のレベルまで増幅され
る。増幅された信号は、帯域通過フィルタ511により
検出信号の余分な周波数成分が除かれ、例えば、絶対値
回路及び、低域通過フィルタ等により構成されるエンベ
ロープ検出回路52に入力され、検出信号のエンベロー
プのみが取り出される。エンベロープのタイミングは、
エンベロープピーク検出回路53によって検出される。
ピーク検出回路はモノマルチバイブレータ等から構成さ
れたtg信号検出回路54によって所定波形のエンベロ
ープ遅延時間検出信号である信号tg(図4信号43)
が形成され、演算制御回路1に入力される。
【0033】一方、55は信号検出回路であり、エンベ
ロープ検出回路52で検出されたエンベロープ信号42
1中の所定レベルの閾値信号46を超える部分のパルス
信号47を形成する。56は単安定マルチバイブレータ
であり、パルス信号47の最初の立ち上がりでトリガさ
れた所定時間幅のゲート信号44を開く。57はtpコ
ンパレータであり、ゲート信号44の開いている間の位
相信号422の最初の立ち上がりのゼロクロス点を検出
し、位相遅延時間信号tp45が演算制御回路1に供給
されることになる。なお、以上説明した回路は振動セン
サ6aに対するものであり、他の振動センサにも同じ回
路が設けられている。
【0034】<回路遅延時間補正の説明>前記ラッチ回
路によってラッチされた振動伝達時間は、回路遅延時間
etおよび位相オフセット時間toffを含んでいる。
これらにより生じる誤差は、振動ペン3から振動伝達板
8、振動センサ6a〜6dへと行なわれる振動伝達の際
に必ず同じ量が含まれる。
【0035】そこで、例えば図6の原点Oの位置から、
例えば振動センサ6aまでの距離をR1とし、原点Oに
て振動ペン3で入力を行ない実測された原点Oからセン
サ6aまでの実測の振動伝達時間をtgz′,tp
z′、また原点Oからセンサ6aまでの真の伝達時間を
tgz,tpzとすれば、これらは回路遅延時間etお
よび位相オフセットtoffに関して、 tgz'=tgz+et …(4) tpz'=tpz+et+toff …(5) の関係がある。
【0036】一方、任意の入力点P点での実測値tg′
tp′は同様に、 tg'=tg+et …(6) tp'=tp+et+toff …(7) となる。この(4)(6),(5)(7)両者の差を求
めると、 tg'-tgz'=(tg+et)-(tgz+et)=tg-tgz …(8) tp'-tpz'=(tp'+et+toff)-(tpz+et+toff)=tp-tpz …(9) となり各伝達時間に含まれる回路遅延時間etおよび位
相オフセットtoffが除去され、原点Oの位置から入
力点Pの間のセンサ6a位置を起点とする距離に応じた
真の伝達遅延時間の差を求めることができ、前記(2)
(3)式を用いればその距離差を求めることができる。
【0037】振動センサ6aから原点Oまでの距離はあ
らかじめ不揮発性メモリ等に記憶してあり既知であるの
で、振動ペン3と振動センサ6a間の距離を決定でき
る。他のセンサ6b〜6dについても同様に求めること
ができる。
【0038】上記、原点Oにおける実測値tgz′及び
tpz′は出荷時に不揮発性メモリに記憶され、
(2),(3)式の計算の前に(8)(9)式が実行さ
れ精度の高い測定ができる。
【0039】<座標位置算出の説明(図6)>次に実際
の振動ペン3による振動伝達板8上の座標位置検出の原
理を説明する。今、振動伝達板8上の4辺の中点近傍に
4つの振動センサ6a〜6dを符号S1〜S4の位置に
設けると、先に説明した原理に基づいて、振動ペン3の
位置Pから各々の振動センサ6a〜6dの位置までの直
線距離da〜ddを求めることができる。さらに演算制
御回路1でこの直線距離da〜ddに基づき、振動ペン
3の位置Pの座標(x,y)の3平方の定理から次式の
ようにして求めることができる。
【0040】 x=(da+db)・(da−db)/2X …(10) y=(dc+dd)・(dc−dd)/2Y …(11) ここで、X,Yはそれぞれ振動センサ6a,6b間の距
離、振動センサ6c,6d間の距離である。
【0041】以上のようにして振動ペン3の位置座標を
リアルタイムで検出することができる。
【0042】<振動センサ周囲構成>以下、本実施例の
座標入力装置のセンサ周囲構成に関して図7(a)〜
(c)及び図8を用いて述べる。上記の通り、本実施例
の装置の構成に於ては、複数の振動センサを装着する
が、ここではセンサ周囲構成の説明のため、図7(a)
に於ては振動伝達板8の四隅に配置した振動センサの内
の1つであるセンサ6に関して示す。前述の通り、振動
ペン3で振動入力された振動が振動センサへ入射する直
接波の範囲は、図に示す有効リアAの2つの角部a1,
a2から振動センサ6を結ぶ線に挟まれる角度Bが最大
になる様な範囲である。振動センサ周囲構成の拡大図を
図7(b)に示す。振動センサ6の近傍で前記有効エリ
アAからの直接波の振動入力方向の反対側、つまり、振
動センサ6に対して有効エリアAと反対側に、図の様な
曲面状の反射板12を配置する。この反射板12の形状
は、振動センサ6の中心を中心とし、この中心から前記
振動伝達板8を伝達する振動波の半波長の距離λ/2を
半径とした円の一部の曲面形状をなすものである。この
反射板12は、少なくとも図7(b)の角度Bの対頂角
Cに相当する範囲で、前記直接波の振動センサ6への伝
達経路にかからない、つまり直接波のセンサ6への伝達
を妨げない範囲に設ける。図7(c)は、図7(b)の
D−D’線による断面図である。反射板12は、図7
(c)に示される様に振動伝達板8の表面上に装着され
る部材により構成する。この反射板12は、振動伝達板
8との装着部に於て反射波を発生させることを目的とす
るので、部材の材質は、効率よく反射波を発生させる材
質が選択されることが望ましい。媒体中に伝播する振動
波の反射波は、周知のようにその媒体中の音響インピー
ダンスの変動により発生する。従って、振動伝達板の表
面に固体部材を装着することにより、音響インピーダン
スの小さな気体(空気)が接している非装着部との間に
音響インピーダンスに変動つまり不連続面が生じ、ここ
で反射波が発生する。つまり、本実施例に於て、反射板
の材質として金属・硬質樹脂等の音響インピーダンスの
比較的大きな部材が選択されることがのぞましい。但
し、上記反射板12の材質は上記材質に限定されるもの
ではなく、上記反射板の装着構成に於ては、上記説明の
通り、振動伝達板表面上になにがしかの固体部材を装着
しさえすれば、必ず反射波を発生するので、上記反射板
の位置による装着構成に於ては、次に述べる本実施例の
作用により、振動検知効率を向上することができ、ま
た、不要振動の影響を軽減できる。
【0043】<振動検知効率向上作用>次に、上記説明
した、反射板12を装着した座標入力装置に於る作用に
ついて述べる。まず、振動検知効率向上に関して、横軸
を時間軸、縦軸を振動振幅とした場合の振動センサ6に
よる検出波形を示した図8を用いて説明を行う。前記反
射板12を装着した構成とすることにより、振動センサ
6には、図に示す直接波と反射板により反射した反射波
とが常に検出される。直接波の伝達経路と反射波の伝達
経路の差は、センサ6から1/2波長だけ離れた反射板
までの往復分、つまり1波長である。従って、振動セン
サ6で検出される振動伝達時間としては、図に示すよう
に反射波が直接波より1周期分遅れて検出される。前記
の通り、反射板は、2つの角部と振動センサとを結ぶ線
に挟まれる角度Bが最大になる様な範囲で、振動センサ
近傍で前記有効エリアからの直接波の振動入力方向の反
対側に、振動センサの中心から半波長の一定距離を半径
とした円の一部の曲面形状をなすので、有効エリア全域
からの振動入力に対して、常に反射波が直接波より1周
期分遅れて検出される。そして、実際の振動センサに
は、上記直接波と反射波は合成されて検出される。直接
波と反射波は、位相が1周期分ずれているので、直接波
の先頭1周期分及び反射波の最後尾1周期分(実際の検
出は波形の前方で行うので影響は少ない)を除き各位相
で振幅は合算され、図8に示すように、全体としての振
幅が大きくなって検出効率が増大する。もちろん、合成
された波形の位相は合成前の直接波及び反射波と同じで
あり、基本的に合成波の波形も、前記先頭部等の一部を
除き、直接波と同じである。また、前記先頭部の波形変
形は、波形自体が常に一定に保たれ振動ペン入力領域に
よる変形はないので、検出精度には影響しない。また、
前述の通り、反射率が大きく反射波が大きい方が合成波
振幅増大には望ましいが、反射波の振幅が直接波の振幅
より小さくても、直接波と反射波の振幅は実質的には一
定に保たれるので波形変形による検出精度への影響はな
い。
【0044】<不要振動の影響軽減作用>本実施例の座
標入力装置で、板状の振動体を伝播する振動は、周波数
と振動伝達板8の板厚により伝播速度が決定される、板
波と言われる振動であり、板波対称波と板波非対称波の
2つのモードが存在する。例えば、板波非対称波を座標
検出に用いる場合、従来のセンサ構成で検出される検出
波形は不要なモードである板波対称波が重畳し、歪んだ
波形が検出され、精度低下の原因となっていた。本発明
の実施例に於ては、この不要なモード振動の影響を軽減
することができる。この作用について、振動センサによ
る検出波の縦軸を拡大して表示した図9を用いて説明を
行う。前記の通り、振動伝達板8の表面に振動センサ6
を装着する構成に於ては、図に示すように板波非対称波
が板波対称波に比べて検出しやすい。図では解りやすく
するため2つのモードの検出波を時間軸上離して示して
いるが、実際の振動検出に於て、特に振動伝達時間の差
が少ない近距離から中距離にかけて、この2つのモード
の波は干渉を起こし、板波非対称波を検出する際に波形
変形を起こす。検出点が遠い場合には、板波非対称波は
板波対称波に比べて伝播速度が遅いため時間軸上図に示
すように板波対称波の後に検出される。
【0045】本実施例に於ては、検出波のモードを板波
非対称とすると、前記振動センサ6近傍に装着する反射
板12のセンサ6からの距離を板波非対称波の波長の1
/2に設定する。この様な振動センサ周囲構成とするこ
とにより、板波非対称波に関する検出波は、上記<振動
検知効率向上作用>のところで述べた作用によりちょう
ど1周期位相がずれた直接波と反射波が合成され増幅さ
れる。一方、不要振動である板波対称波は、上記板波非
対称波と振動伝播速度が異なる為、板波非対称波の波長
に基づいて設定された上記構成に於ては、図中、円c
1,c2内に示すように、直接波と反射波はちょうど1
周期分のずれとはならず、従って、直接波と反射波との
合成波は歪んだ波形となり、その振幅は、合成前の直接
波と反射波の振幅の合計よりも減少する。結局、板波非
対称波に対する板波対称波の比率は、本実施例の振動セ
ンサ周辺部の構成をとることにより低下し、不要振動に
よる波形変形等の影響が低減する。
【0046】
【他の実施例】以上は、振動センサ近傍の反射板を振動
伝達板表面の片面に設けた場合の実施例を示したが、反
射板12の構成は、これに限るものではなく、様々な構
成が考えられる。これらの例を以下に説明する。
【0047】<複数反射板>図10に示すように、振動
伝達板8上の振動センサ6から等距離同形状で表裏両面
に反射板12を設け構成してもよい。このような反射面
を増やした構成とすることにより、より大きな反射波を
得ることができ、従って前記作用により、振動検出率を
より増大することができる。
【0048】<防振材による反射板構成>上述のように
振動伝達板8の表面に固体部材の反射板12を装着する
ことにより反射波が発生するが、振動伝達板8の外周に
装着された反射した振動が中央部に戻るのを防止(減
少)するための防振材7の装着端面によっても反射波が
発生する。従って、この防振材7を利用して、図11
(a)(b)に示すように、防振材7の端面が、振動セ
ンサ6の中心を中心とし、この中心から前記振動伝達板
8を伝達する振動波の半波長の距離を半径とした円の一
部である曲面形状になるよう構成してもよい。この構成
は、別途反射板用に部材を設ける必要がないので、部品
点数を少なく、従来の防振材と一体に構成することがで
きる。尚、前記反射部材に関しても同様であるが、反射
面は反射波の散乱等により反射波振動振幅減少の原因と
なる凹凸が存在せず、なだらかな面であることが望まし
い。図には示さないが、従来の提案にあるように、上記
反射面とはならない他の領域に装着された防振材7につ
いては、逆に有効領域から入力された振動をその防振材
装着面で振動センサ6に向けて反射波を発生させないよ
うに、防振材形状を鋸状等に凹凸を設けた構成にするの
が望ましい。
【0049】<振動伝達板に設けた反射溝>上記実施例
に於て、直接波と合成させる反射波の発生手段として、
振動伝達板表面に部材を装着して反射板として用いた
が、振動伝達板8に加工を施し、反射面としてもよい。
図12(a),(b)に、振動伝達板8上に凹状の反射
溝13を設け、これを反射面とした構成を示す。振動伝
達板8を伝播する振動波は、前述の振動伝達板の表面に
固体部材を装着する場合と同様に、振動伝達板8の厚み
変動によっても媒体中の音響インピーダンスの不連続面
が生じ、反射する。従って、図に示すように前記反射板
12の場合と同様に、振動センサ6の中心を中心とし、
この中心から前記振動伝達板を伝達する振動波の半波長
の距離を半径とした円の一部の曲面形状に、振動伝達板
8に凹状の溝を構成する。この振動伝達板に凹状の溝に
於て、比較的音響インピーダンスの大きな振動伝達板自
体と空気との境界面となるため、前記実施例のうち振動
伝達板の表面に振動伝達板より音響インピーダンスが小
さい固体部材を装着する場合に比べて音響インピーダン
スの変動は大きくなり、従って、発生する反射波が大き
くなり、前記振動検知効率向上作用及び不要振動の影響
軽減作用をより効果的に行うことができる。
【0050】<振動伝達板端面による反射面の形成>上
記反射面を振動伝達板端面によって形成した他の実施例
を図13(a),(b)に示す。図に示すように、振動
センサ中心を中心とし、この中心から前記振動伝達板を
伝達する振動波の半波長の距離を半径とした円の一部の
曲面形状の振動伝達板端面(図13(b)中では符号D
で示される端面)となるように振動伝達板を構成する。
振動伝達板端面による反射波は、上記反射溝の場合と同
様に振動伝達板端面に於る音響インピーダンスの変動は
大きく、発生する反射波が大きくなり、前記振動検出効
率向上作用及び不要振動の影響軽減作用をより効果的に
行うことができる。更に、これは上記反射溝の場合にも
あてはまるが、反射面に於る音響インピーダンスの変動
点が鋭いので、より正確な直接波と反射波との合成によ
る効果を得ることができる。当然ながら、前記実施例に
比べて振動伝達板の角部の領域が不要となるので、装置
の小型化が可能となる。反射面以外の振動伝達板端面に
は不要反射波の発生を防ぐため、前記防振材を装着する
のが好ましいが、例えば図13(b)中で符号Eで示さ
れる端面部分に関しては、図に示す有効エリアとの関係
に於ては、反射角度に於て端面Eの反射波が振動センサ
に入射することはなく、防振材を装着しなくてもよい。
【0051】<反射面の位置>以上の実施例に於ては、
振動センサ中心を中心とし、この中心から前記振動伝達
板を伝達する振動波の半波長の距離に半径とした円の一
部の反射面を設定したが、センサ中心と反射面との距離
を半波長の整数倍距離に設定してもよい。この場合、半
波長の場合に比べて合成波の振幅増幅率は低下するもの
の、半波長の整数倍距離に対応して1周期の整数倍だけ
位相の異なる反射波と直接波との合成となり、前記効果
発生条件を満足することができる。
【0052】<他の振動センサ位置に対する振動センサ
周囲構成>上記実施例に於ては、振動伝達板の角部に振
動センサを装着した場合について述べたが、本発明に対
応する振動センサ位置は上記に限定されるものではな
く、振動センサを振動伝達板の他の領域に装着した場合
についても、反射板或は上記反射面を、2つの角部と振
動センサとを結ぶ線に挟まれる角度が最大になる様な範
囲に対応して、振動センサ近傍で前記有効エリアからの
直接波の振動入力方向の反射側で前記直接波の振動セン
サへの伝達経路にかからない範囲に設ければ良い。例え
ば、振動センサを辺部に設けた場合の振動センサ周囲構
成は、図14に示すようになる。
【0053】また、上記振動伝達板8は、表示器と重ね
ないで座標入力装置単体で使用する場合には透明部材で
ある必要はなく、アルミ板・鉄板等の金属板を用いても
よい。
【0054】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る座標入
力装置は、振動ペンからの直接波と反射波との干渉作用
により、振動の検知効率を向上し、不要な振動による影
響を低減することができるので、検出誤差の少ない高精
度の位置座標検出をすることができるという効果があ
る。更に、直接波と反射波との干渉作用により作用する
よう構成するため、簡単な構成により低コストで実現す
ることができるという効果がある。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の座標入力装置の全体構成の特徴を最も
よく表わす図である。
【図2】振動ペンの構成を示す図である。
【図3】実施例に於る演算制御回路の内部構成図であ
る。
【図4】信号処理のタイムチャートである。
【図5】信号検出回路のブロック図である。
【図6】座標系入力装置の座標系を示す図である。
【図7】実施例の振動センサ周囲構成を示す図である。
【図8】実施例の作用の説明図である。
【図9】実施例の作用の説明図である。
【図10】実施例の他の実施例の振動センサ周囲構成を
示す図である。
【図11】他の実施例の振動センサ周囲構成を示す図で
ある。
【図12】他の実施例の振動センサ周囲構成を示す図で
ある。
【図13】他の実施例の振動センサ周囲構成を示す図で
ある。
【図14】他の実施例の振動センサ位置に対応する振動
センサ周囲構成を示す図である。
【符号の説明】
1 演算制御回路 2 振動子駆動回路 3 振動入力ペン 4 振動子 5 ペン先 6a〜6d 振動センサ 7 防振材 8 振動伝達板 9 信号波形検出回路 12a〜12d 反射板 13 反射溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 克行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 肇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 時岡 正樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定波長の振動を入力する入力手段と、 該入力手段により入力された振動を伝達する振動伝達体
    と、 該振動伝達体の複数の検出箇所において前記入力手段に
    より入力された振動を検出する検出手段と、 前記振動伝達体上において、前記検出箇所に対して振動
    の入射方向の反対側に、前記検出箇所を中心とし、前記
    所定波長の半分の整数倍の距離を半径として設けた円弧
    形状の振動反射部と、 前記検出手段により検出された振動の遅延時間に基づい
    て、前記入力手段により振動が入力された位置の前記振
    動検出体上における位置を算出する算出手段と、を備え
    ることを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記振動伝達体上には前記入力手段によ
    る振動入力が有効となる有効領域を設け、前記反射部の
    円弧形状は、前記有効領域より前記検出箇所へ直接伝播
    する振動を妨げず、前記有効領域より前記検出箇所を通
    る振動を該検出箇所へと反射する位置に設けることを特
    徴とする請求項1に記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記反射部は、前記振動伝達体に設けた
    音響インピーダンスの不連続面であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記反射部は、前記振動伝達体に接合し
    た円弧形状の板材で形成されることを特徴とする請求項
    3に記載の座標入力装置。
  5. 【請求項5】 前記振動伝達体周辺部による振動の反射
    を防止する防振部材を更に備え、前記反射部は、前記防
    振材端面により形成されることを特徴とする請求項3に
    記載の座標入力装置。
  6. 【請求項6】 前記反射部は、前記振動伝達体に形成し
    た円弧形状の溝部で形成されることを特徴とする請求項
    3に記載の座標入力装置。
  7. 【請求項7】 前記反射部は、前記振動伝達体に端部を
    円弧形状に形成して成ることを特徴とする請求項3に記
    載の座標入力装置。
JP17239394A 1994-07-25 1994-07-25 座標入力装置 Withdrawn JPH0836455A (ja)

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