JPH0836142A - 画像出力装置 - Google Patents

画像出力装置

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JPH0836142A
JPH0836142A JP5050169A JP5016993A JPH0836142A JP H0836142 A JPH0836142 A JP H0836142A JP 5050169 A JP5050169 A JP 5050169A JP 5016993 A JP5016993 A JP 5016993A JP H0836142 A JPH0836142 A JP H0836142A
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JP
Japan
Prior art keywords
polygon mirror
rotary polygon
image output
output device
rotary
Prior art date
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Pending
Application number
JP5050169A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Ishikawa
一正 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転多面鏡を用いるレーザープリンター等
で、モーターと回転多面鏡の取り付けを容易かつ高精度
に行なえるようにする。 【構成】 モーター11と回転多面鏡12をインロー部
Xにより回転中心の位置決めを行い、多面鏡取り付け面
14に回転多面鏡12の下面を接着により固定する。多
面鏡取り付け面14に環状溝20を設けてあり、この環
状溝20の中に接着剤を入れ、回転多面鏡12の下面を
多面鏡取り付け面14に密着させて固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転多面鏡を用いレーザ
ー光を走査させることにより画像出力を行うプリンタ
ー、FAX等の画像出力装置に関し、特にモーターに対
する回転多面鏡の固定構造を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】図10に従来の電子写真方式のレーザー
プリンターの一例を示す。図中1が感光体ドラム、2が
現像装置、3が帯電器、4が除電ランプ、5がクリーニ
ング装置、6が転写器、7が給紙装置、8が定着装置で
あり、また図中9が本発明が対象とする光書込装置であ
る。光書込装置9はモーター10で回転多面鏡11を回
転駆動させ、fθレンズ12、ミラー13等の光学系に
より図示せぬレーザーから射出したレーザー光で感光体
ドラム1の感光面を走査させ、潜像を形成するものであ
る。
【0003】図11及び図12に従来のモーター10と
回転多面鏡11の固定方法を示す。図11はモーター1
0の多面鏡取り付け面14に回転多面鏡11を乗せ、そ
の上部より波ワッシャー15と止め輪16を嵌着するこ
とにより両者を固定するものである。また図12はモー
ター10の多面鏡取り付け面14に回転多面鏡11を乗
せ、その上部より板ばね17とスナップリング18を嵌
着することにより両者を固定するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】回転多面鏡11は主に
アルミニウムで構成されているが重量がある。このた
め、回転時にモーター10の多面鏡取り付け面14と回
転多面鏡11とのスリップを防止するためには強い力で
上から押さえる必要があり、大変な労力が必要であっ
た。また最近では主に樹脂材からなる回転多面鏡が用い
られるようになってきているが、この樹脂性のものは剛
性が低く、一般に回転多面鏡11には面精度が0.2μ
m以上、面倒れ数10秒以下の高い精度が要求されるた
め、上述のようにモーター10への取り付けのために強
い力で押さえると歪んでしまいやすいという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなした
もので、モーターと回転多面鏡の取り付けに大きな押さ
え力が要らず、剛性の低い材料からなる回転多面鏡であ
っても歪みなどの問題がなく取り付けることができるも
のを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像出力装
置は上記目的を達成するために、回転多面鏡を用いレー
ザー光を走査させることにより画像出力を行うプリンタ
ー、ファクシミリ等の画像出力装置において、上記回転
多面鏡を回転駆動するモーターの多面鏡固定部または上
記回転多面鏡の上記多面鏡固定部と接する面のいずれか
一方に窪みを設け、該窪み内に充填した接着剤により上
記回転多面鏡を上記多面鏡固定部に接着してなる構成と
したものである。
【0007】本発明に係る画像出力装置は、上記窪みを
放射状に形成した構成とすることができる。
【0008】本発明に係る画像出力装置は、上記回転多
面鏡が、その上部に開口しかつ上記多面鏡固定部まで達
する接着剤の充填用開口部を上記窪みに代えて備える構
成とすることもできる。
【0009】本発明に係る画像出力装置は、上記充填用
開口部が、上記モーターとの位置決め手段を兼ねる構成
とすることができる。
【0010】本発明に係る画像出力装置は、上記回転多
面鏡が透明材からなり、上記接着剤が紫外線硬化樹脂で
ある構成とすることもできる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
るが、従来と共通する部分には共通する符号を付して説
明する。
【0012】図1、図2は本発明の第1実施例を示す。
図示の実施例は、モーター10と回転多面鏡11をイン
ロー部Xにより回転中心の位置決めを行い、多面鏡取り
付け面14に回転多面鏡11の下面を接着により固定し
たものである。ここで多面鏡取り付け面14は一般に面
振れ5μm以下等の厳しい精度が要求され、単に接着し
たのみでは多面鏡取り付け面14と回転多面鏡11の下
面間の接着剤の層厚みが問題になる可能性がある。この
ため多面鏡取り付け面14に、加工が容易になり面振れ
精度が維持しやすくなるように窪みとして環状溝20を
設け、この環状溝20の中に接着剤を入れ、回転多面鏡
11の下面を多面鏡取り付け面14に密着させて接着剤
厚みによる不具合が生じないようにしてある。
【0013】窪みとしては図3の変形例ように放射状溝
21として形成してもよい。この場合は、多面鏡取り付
け面14に回転多面鏡11の下面を十分に密着させた後
に、横方向から接着剤を充填することが可能になり、組
立精度を維持するのが容易になる。図1、図2の実施例
の環状溝とこの放射状溝とを組み合わせても良い。また
図1ないし図3の例ではモーター10側の回転多面鏡取
り付け面14に窪みを設けているが、もちろん回転多面
鏡11の下面側に設けてもよい。
【0014】図4及び図5は本発明の第2実施例を示
す。この実施例は、回転多面鏡11に接着剤の充填用開
口部として複数の貫通孔22を設け、回転多面鏡11の
下面を多面鏡取り付け面14に十分に密着させた後に貫
通孔22の上部から接着剤を充填して両者を接着固定す
るようにしたもので、組立精度を維持するのが容易にな
る。この例の場合、貫通孔22の位置に対応させて多面
鏡取り付け面14に複数の突起23を設け、位置決めを
兼ねるようにしてあるので、貫通孔22が回転バランス
に悪影響を及ぼさない。もちろん図1のインロー部Xを
接着剤の充填用開口部としてもよい。
【0015】また、一般に回転多面鏡による走査装置
は、3000rpm〜30000rpmという高速回転
をしているため、カウンターウェートと呼ばれる重りを
回転面(モーター10あるいは回転多面鏡11)に取り
付け、回転バランスを調整している。この場合、図6に
示すように複数の貫通孔22に充填する接着剤24の量
を、加減することにより固定とバランス調整が同時に可
能となるようにすることができる。インロー部Xを接着
剤の充填用開口部にした場合には図7に示すように、イ
ンロー部Xの上部周縁の接着剤24の量を加減すること
によってバランス調整が可能である。
【0016】なお、図8、図9のように回転多面鏡11
の下面に有底の凹所25を設けて、凹所25内や多面鏡
取り付け面14との間で接着を行うこともできる。
【0017】また以上のいずれの構成においても回転多
面鏡11を透明材料で構成すれば接着状態を視認するこ
とが容易であり、接着剤としてさらに紫外線硬化型接着
剤(紫外線硬化樹脂)を使用すれば硬化速度、浸透性、
硬化開始迄のハンドリングが簡単になり、容易に組み立
てが可能となる。
【0018】
【発明の効果】請求項1に係る画像出力装置は以上説明
してきたように、画像出力装置の回転多面鏡を回転駆動
するモーターの多面鏡固定部または回転多面鏡多面鏡固
定部と接する面のいずれか一方に窪みを設けて接着剤を
充填することにより回転多面鏡を多面鏡固定部に接着す
るようにしたので、回転多面鏡をモーターへ取り付ける
のに大きな押さえ力が不要となり、回転多面鏡が樹脂製
などの低剛性材料であっても歪みなどを生じさせること
なくより容易かつ高精度な組み立てができるようになる
という効果がある。
【0019】請求項2に係る画像出力装置は、窪みを放
射状に形成したことにより、より容易な接着加工が可能
になり、高精度の回転多面鏡取り付けが可能となるとい
う効果がある。
【0020】請求項3に係る画像出力装置は、回転多面
鏡に窪みに代えて多面鏡固定部まで達する接着剤の充填
用開口部を備えるようにしたことにより、より容易な加
工が可能になり、高精度の回転多面鏡取り付けが可能と
なるという効果がある。
【0021】請求項4に係る画像出力装置は、充填用開
口部がモーターとの位置決め手段を兼ねるようにしたこ
とにより、より容易に高精度の回転多面鏡取り付けが可
能となるという効果がある。
【0022】請求項5に係る画像出力装置は、回転多面
鏡を透明材で形成し、接着剤に紫外線硬化樹脂を用いる
ようにしたことにより、より容易に高精度の回転多面鏡
取り付け作業の確認が可能となり、これによってより容
易な接着加工が可能になり、高精度の回転多面鏡取り付
けが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】図1の実施例の多面鏡取り付け部を示す斜視図
である。
【図3】図2の変形例の斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図5】図4の実施例の断面図である。
【図6】図4の変形例の断面図である。
【図7】図4の他の変形例の断面図である。
【図8】本発明の第3実施例の断面図である。
【図9】図11の変形例の断面図である。
【図10】レーザープリンタの構成を示す断面図であ
る。
【図11】従来のモーターと回転多面鏡の固定構造を示
す分解斜視図である。
【図12】他の従来のモーターと回転多面鏡の固定構造
を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 モーター 11 回転多面鏡 14 多面鏡取り付け面 20 環状溝 21 放射状溝 22 貫通孔 23 突起 24 接着剤 25 凹所 X インロー部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転多面鏡を用いレーザー光を走査させ
    ることにより画像出力を行うプリンター、ファクシミリ
    等の画像出力装置において、上記回転多面鏡を回転駆動
    するモーターの多面鏡固定部または上記回転多面鏡の上
    記多面鏡固定部と接する面のいずれか一方に窪みを設
    け、該窪み内に充填した接着剤により上記回転多面鏡を
    上記多面鏡固定部に接着してなることを特徴とする画像
    出力装置。
  2. 【請求項2】 上記窪みを放射状に形成したことを特徴
    とする請求項1の画像出力装置。
  3. 【請求項3】 上記回転多面鏡が、その上部に開口しか
    つ上記多面鏡固定部まで達する接着剤の充填用開口部を
    上記窪みに代えて備えることを特徴とする請求項1の画
    像出力装置。
  4. 【請求項4】 上記充填用開口部が、上記モーターとの
    位置決め手段を兼ねることを特徴とする請求項3の画像
    出力装置。
  5. 【請求項5】 上記回転多面鏡が透明材からなり、上記
    接着剤が紫外線硬化樹脂であることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかの画像出力装置。
JP5050169A 1993-02-16 1993-02-16 画像出力装置 Pending JPH0836142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5050169A JPH0836142A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 画像出力装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5050169A JPH0836142A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 画像出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0836142A true JPH0836142A (ja) 1996-02-06

Family

ID=12851707

Family Applications (1)

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JP5050169A Pending JPH0836142A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 画像出力装置

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JP (1) JPH0836142A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0922984A1 (en) * 1997-12-10 1999-06-16 Datalogic S.P.A. A mirror mount for a rotor and a method of production of a mirror rotor
JP2010216647A (ja) * 2009-02-19 2010-09-30 Mirai Ind Co Ltd 配線・配管材支持具、および配線・配管材支持具の固定方法

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EP0922984A1 (en) * 1997-12-10 1999-06-16 Datalogic S.P.A. A mirror mount for a rotor and a method of production of a mirror rotor
US6169620B1 (en) 1997-12-10 2001-01-02 Datalogic S.P.A. Mirror mount for a rotor and a method of production of a mirror rotor
US6268947B1 (en) 1997-12-10 2001-07-31 Datalogic S.P.A. Mirror mount for a rotor and a method of production of a mirror rotor
JP2010216647A (ja) * 2009-02-19 2010-09-30 Mirai Ind Co Ltd 配線・配管材支持具、および配線・配管材支持具の固定方法

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