JPH0835767A - 低温庫 - Google Patents

低温庫

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JPH0835767A
JPH0835767A JP19092394A JP19092394A JPH0835767A JP H0835767 A JPH0835767 A JP H0835767A JP 19092394 A JP19092394 A JP 19092394A JP 19092394 A JP19092394 A JP 19092394A JP H0835767 A JPH0835767 A JP H0835767A
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Takashi Sekiguchi
隆 関口
Koichi Sato
幸一 佐藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/40Refrigerating devices characterised by electrical wiring

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配送センター等における低温庫に交流電源を
印加する際の作業性を改善すると共に、電源コードの損
傷発生、或いは損傷が発生した場合の修理を円滑に行う
ことができる低温庫を提供する。 【構成】 低温庫1は、断熱箱体4と、この断熱箱体4
内に形成された貯蔵室と、貯蔵室を冷却するための冷却
器等を具備して移動自在とされている。断熱箱体4の背
面において後方に開放して埋設された電源接続用箱体2
1と、一端にプラグ27Pを有し、他端が電源接続用箱
体21内にて中継線23に接続された電源コード27
と、この電源コード27と中継線23の接続部分を隠蔽
する着脱可能なカバー24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱箱体内の貯蔵室を
冷却する冷却手段を備えて移動自在とされた低温庫に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種低温庫は、例えば特開平
3−70962号公報(F25D11/00)の低温物
品輸送システムにおいて用いられる冷蔵庫として示され
ている。即ち、係る物流システムにおいては低温庫の輸
送中は交流電源が使用できないため、底面に車輪を有
し、内部を貯蔵室とした断熱箱体にて低温庫を構成する
と共に、この低温庫には圧縮機や冷却器から成る冷凍サ
イクルの他、冷却器にて凍結される蓄冷剤、バッテリー
及び直流(DC)送風機等から成る冷却装置(冷却手
段)を搭載している。
【0003】そして、交流電源がある配送センターにお
いては、電源コードにより低温庫を交流電源に接続し、
前記圧縮機を駆動して冷却器により蓄冷剤の凍結とバッ
テリーの充電を行いながら送風機を駆動し(交流電源を
整流した直流電源にて駆動される)、貯蔵室内の冷却
(予冷)を行うと共に、物品の輸送を行う際には低温庫
を交流電源から外し、車輪を利用して移動させてトラッ
ク(輸送手段)等の荷室に積載し、その後は前記バッテ
リーにて送風機を駆動することにより、蓄冷剤の融解潜
熱にて冷却された冷気を貯蔵室内に循環して冷却するよ
う構成されている。
【0004】図14に従来のこの種低温庫100を示
す。低温庫100は、その底部に移動用の車輪2・・・
を具備し、前面に開口を有した断熱箱体4と、前記開口
を開閉自在に閉塞する断熱扉5とから構成されている。
前記断熱箱体4内には食品を収蔵するための図示しない
貯蔵室と、その下方に図示しない蓄冷剤と直流(DC)
送風機を配設した図示しない凍結室が区画形成されてい
る。この凍結室内には図示しない冷却器も設けられ、配
送センター等において交流電源の印加のもとに蓄冷剤の
凍結を行う。
【0005】断熱箱体4の下部には機械室6が構成され
ており、この機械室6内には図示しない圧縮機、凝縮器
等、バッテリーの他、電装箱が設置されている。また、
断熱扉5はヒンジ7、7にて一側を断熱箱体4に回動自
在に枢支されており、他側には開閉操作を行い、且つ、
閉鎖状態を保持するための扉ハンドル8が取り付けられ
ている。この断熱扉5上側の断熱箱体4前面には温度表
示部9と操作部11が設けられており、これらを避けた
位置の断熱扉5の上端には施錠板12が取り付けられて
いる。更に、断熱扉5と機械室6の間の高さの断熱箱体
4にはその全周に渡って外側に突出するバンパー13が
取り付けられ、その外側面は断熱箱体4の最外縁とな
る。
【0006】前記機械室6の側部には前記電装箱に対応
してコード収納部102が形成されており、このコード
収納部102に対応する機械室6の側面は開口し、収納
部カバー103にて開閉自在に閉塞されている。そし
て、このコード収納部102内には一端が前記電装箱に
接続され、他端にプラグ104Pを備えた電源コード1
04が収納されている。
【0007】以上の構成で、配送センターにて待機中、
交流電源を低温庫100に印加する場合には、図14の
如く収納部カバー103を開けてコード収納部102を
開放し、電源コード104を低温庫100の側方に引き
出す。そして、プラグ104Pを上方に持ち上げ、天井
等から吊り下げられた三相若しくは単相交流電源コード
ACのソケットSに接続する。
【0008】このように低温庫100に交流電源が印加
されると、前記電装箱内の制御装置が前記圧縮機を駆動
して前記冷却器により前記蓄冷剤の凍結とバッテリーの
充電を行いながら送風機を駆動し(同様に交流電源を整
流した直流電源にて駆動される)、貯蔵室内の冷却(予
冷)を行う。そして、蓄冷剤の凍結とバッテリーの充電
が終了すると、電源コード104のプラグ104Pをソ
ケットSから外してコード収納部102内に押し込み、
物品(食品等)は貯蔵室内に収納する。そして、車輪2
・・・により低温庫100を移動し、トラック(輸送手
段)等の荷室に積載して、その後は前記バッテリーにて
送風機を駆動することにより、蓄冷剤の融解潜熱にて冷
却された冷気を貯蔵室内に循環して冷却する。そして、
物品の配送が終了し、配送センターに戻ったら再び前述
の如く交流電源を印加し、蓄冷剤の凍結とバッテリーの
充電を行うものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る構
成であると配送センターにて交流電源を印加する場合、
一々低温庫100下部の収納部カバー103を開け、コ
ード収納部102から電源コード104を引っぱり出し
てソケットSに接続しなければならず、低温庫100の
台数が多い場合には作業が極めて煩雑なものとなる。ま
た、複数台の低温庫100に交流電源を印加する際に
は、貯蔵室に物品を収納し易いように図15の如く断熱
扉5側を前にして低温庫100・・を左右に並べて行う
が、その際隣り合う低温庫100、100間の間隔が狭
くなるため、上述の如き電源コード104の引き出しは
一層面倒なものとなる。
【0010】また、ソケットSにプラグ104Pを接続
した後も、長い電源コード104の残余部分が各図の如
く床面に這うかたちとなるため、自ら若しくは他の低温
庫100の移動の際にその車輪2・・・により踏まれて
断線したり、開放状態の収納部カバー103が他の低温
庫100に当たって破損する等の事故が発生する問題が
あった。
【0011】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、配送センター等における低
温庫に交流電源を印加する際の作業性を改善すると共
に、電源コードの損傷発生、或いは損傷が発生した場合
の修理を円滑に行うことができる低温庫を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の低温庫
は、断熱箱体と、この断熱箱体内に形成された貯蔵室
と、貯蔵室を冷却するための冷却手段とを具備して移動
自在とされたものであって、断熱箱体の背面において後
方に開放して埋設された電源接続用箱体と、一端にプラ
グを有し、他端が電源接続用箱体内にて所定の中継線に
接続された電源コードと、この電源コードと中継線の接
続部分を隠蔽する着脱可能なカバーとを備えているもの
である。
【0013】請求項2の発明の低温庫は、断熱箱体と、
この断熱箱体内に形成された貯蔵室と、貯蔵室を冷却す
るための冷却手段とを具備して移動自在とされたもので
あって、断熱箱体の背面下部において後方に開放して埋
設された電源接続用箱体と、この電源接続用箱体より上
方の断熱箱体背面に設けられたフックと、一端にプラグ
を有し、他端が電源接続用箱体内にて所定の中継線に接
続された電源コードと、この電源コードと中継線が接続
される隠蔽されたコード接続室とプラグを収納するプラ
グ収納部とに電源接続用箱体内を仕切る着脱可能なカバ
ーとを備え、電源コードの長さは、その中途部をフック
に係支させた状態でプラグがプラグ収納部内に収納され
る寸法とすると共に、このプラグ収納部には、断熱箱体
の最外縁より内側にてプラグの外側に位置するガードを
設けたものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明の低温庫によれば、電源コード
を断熱箱体の背面に埋設した電源接続用箱体内にて中継
線に接続しているので、電源コードが断熱箱体の背面よ
り引き出されることになり、従って、自ら若しくは隣接
する低温庫の移動の際等に踏まれ、或いは引っかかって
損傷を受ける危険性が少なくなる。また、配送センター
等にて複数台の低温庫を並べる場合にも、電源コードが
側面から引き出されていないので、低温庫相互に余分な
間隔を設けること無く配置することができ、スペース効
率が向上する。
【0015】特に、電源コードと中継線の接続部分は着
脱可能なカバーにて隠蔽されているので、接続部分が外
部からの干渉を受けず、外観も向上する。また、万一電
源コードが破損した場合にも、カバーを取り外して当該
電源コードのみを中継線より外し、交換すれば済むので
修理が容易、且つ、安価となる。
【0016】また、請求項2の発明の低温庫によれば、
上記に加えて電源接続用箱体は断熱箱体背面下部に位置
しており、従って、電源コードは断熱箱体の背面下部か
ら引き出されるかたちとなるので、電源コードが引っか
かった場合にも低温庫が転倒し難くなる。特に、電源コ
ードは上方のフックに係支され、プラグのみが電源接続
用箱体のプラグ収納部内に収納されているだけであるの
で、極めて容易に電源コードのプラグを取り出し、交流
電源に接続することができると共に、低温庫の移動(輸
送)時にも、電源コードの中途部をフックに係支してプ
ラグを電源接続用箱体のプラグ収納部内に収納するのみ
で電源コードの格納は終了する。従って、配送センター
等にて低温庫に交流電源を印加する作業が極めて簡略化
され、作業性が著しく向上する。
【0017】また、電源接続用箱体のプラグ収納部内に
プラグを収納した状態で、プラグの外側にはガードが位
置し、且つ、このガードは断熱箱体の最外縁より内側に
位置しているので、低温庫の移動の際に他の低温庫等が
プラグに衝突してプラグが破損する不都合も未然に回避
することができるようになる。
【0018】
【実施例】次に、図面において本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の低温庫1の前方斜視図、図2は同じ
く後方斜視図、図3は低温庫1背面下部の縦断側面図を
それぞれ示している。尚、以下の各図において図14及
び図15と同一符号のものは同一とする。実施例の低温
庫1は、トラック等の輸送手段に積載されて目的地まで
運ばれ、しかも輸送中に、収納された物品の冷却を行え
るように構成された所謂コールドロールボックスと称さ
れるものである。
【0019】低温庫1は、その底部に移動用の車輪2・
・・を具備し、前面に開口を有した断熱箱体4と、前記
開口を開閉自在に閉塞する断熱扉5とから構成されてい
る。前記断熱箱体4内には食品を収蔵するための貯蔵室
3と、その下方に冷却手段としての図示しない蓄冷剤と
直流(DC)送風機を配設した図示しない凍結室が区画
形成されている。この凍結室内にはこれも冷却手段とし
ての図示しない冷却器も設けられ、後述する如く配送セ
ンター等において交流電源の印加のもとに蓄冷剤の凍結
を行う。
【0020】断熱箱体4の下部には機械室6が構成され
ており、この機械室6内には図示しない圧縮機、凝縮器
等、バッテリーの他、電装箱10が設置されている。ま
た、断熱扉5は堅牢なヒンジ7、7にて一側を断熱箱体
4に回動自在に枢支されており、他側には開閉操作を行
い、且つ、閉鎖状態を保持するための堅牢な回転式扉ハ
ンドル8が取り付けられている。この断熱箱体4の上端
前面には閉じた状態の断熱扉5上方に対応してコントロ
ールパネルCPが取り付けられており、コントロールパ
ネルCPの前面には温度表示部9と操作部11が設けら
れている。そして、これらを避けた位置の断熱扉5の上
端面には、図示しない南京錠の扉側取付板12が取り付
けられている。更に、断熱扉5と機械室6の間の高さの
断熱箱体4にはその全周に渡って外側に突出するバンパ
ー13が取り付けられ、その外側面は断熱箱体4の最外
縁となる。
【0021】この断熱箱体4の背面下部中央には矩形状
の透孔4Aが穿設されており、この透孔4Aを塞ぐかた
ちで断熱箱体4には、図4〜図6に示す如き電源接続用
箱体21がその両側をネジ止めされて取り付けられてい
る。この電源接続用箱体21は後方に開放した矩形容器
状を呈しており、透孔4Aより内部に進入して断熱箱体
4の発泡断熱材22内に埋設されている。
【0022】一方、前記機械室6の電装箱10からは中
継線23が引き出され、断熱箱体4の発泡断熱材22内
を経て前記電源接続用箱体21の下部から電源接続用箱
体21内に引き込まれている。また、この電源接続用箱
体21内はカバー24にて被覆される。このカバー24
は上部が後退した段差形状を呈した板体であり、上下端
を断熱箱体4の背面にネジ26・・・にて着脱可能に取
り付けられ、それによって、電源接続用箱体21内は上
部にて後方に開放したプラグ収納部21Aと下部にてカ
バー24により隠蔽されたコード接続室21Bとに仕切
られる。
【0023】前記中継線23はこのコード接続室21B
内に位置しており、そこでコネクタ(ダルマ端子)2
8、28により電源コード27の一端に接続される。こ
のとき、電源コード27はカバー24の段差部分に形成
された透孔に取り付けられたブッシング29内を通過し
てコード接続室21B内に引き込まれており、これによ
って、電源コード27と中継線23との接続部分(コネ
クタ28)はカバー24により隠蔽される。従って、こ
の接続部分が外部からの干渉を受けなくなり、外観も向
上する。
【0024】前記電源コード27の他端にはプラグ27
Pが設けられており、また、ブッシング29から出た後
の電源コード27はクランパ30、30にてカバー24
表面に沿って固定されている。他方、電源接続用箱体2
1の上方に位置する断熱箱体4の背面上部中央には、断
熱箱体4より離間して上方に延在するフック31が取り
付けられている。そして、前記電源コード27の長さ
は、その中途部を図2の如く上方のフック31に係支
(引っかける)させた状態で、先端のプラグ27Pが電
源接続用箱体21のプラグ収納部21Aに届き、その内
部に収納される寸法として置く。
【0025】更に、このプラグ収納部21Aに位置する
部分のカバー24には、略門型に折曲された棒状の鋼材
から成るガード32がネジ止めされている。このガード
32はプラグ収納部21A内に収納されたプラグ27P
の外側に図3の如く間隔を存して位置し、プラグ27P
をプラグ収納部21A内から挿脱自在としているが、断
熱箱体4の背面のバンパー13よりは内側に位置してい
る。また、係るフック31及びガード32によって電源
コード27は断熱箱体4の背面に沿った状態に保持さ
れ、格納される。
【0026】以上の構成で、配送センターにて待機中、
交流電源を低温庫1に印加する場合には、プラグ27P
をプラグ収納部21Aから取り出し、上方に持ち上げて
図7に示す如く天井から吊り下げられた三相若しくは単
相交流電源コードACのソケットSに、或いは図8の如
く壁面に設けられたコンセントCに接続する。
【0027】この場合電源コード27は断熱箱体4の背
面から引き出されているので、従来同様配送センターに
て複数台の低温庫1を左右に並べて交流電源を印加する
場合にも、自ら若しくは隣接する低温庫1の移動の際等
に踏まれ、或いは引っかかって電源コード27が損傷を
受ける危険性は少ない。また、電源コード27が従来の
如く側面から引き出されていないので、並設される低温
庫1・・相互に余分な間隔を設けること無く配置するこ
とができ、スペース効率が向上する。
【0028】そして、万一電源コード27が損傷を受け
た場合には、カバー24を取り外して破損した電源コー
ド27をコネクタ28、28にて中継線23より外し、
新しい電源コード27を付け替えれば済むので、電源コ
ード27の交換のみで修理が完了し、従って、メンテナ
ンスが容易且つ安価となる。
【0029】また、電源接続用箱体21は断熱箱体4の
背面下部に位置しており、電源コード27は断熱箱体4
の背面下部から引き出されているので、電源コード27
が何かに引っかかった場合にも低温庫1が転倒し難くな
る。特に、電源コード27は上方のフック31に係支さ
れ、プラグ27Pのみが電源接続用箱体21のプラグ収
納部21A内に収納されているだけであるので、極めて
容易に電源コード27のプラグ27Pを取り出し、交流
電源に接続することができると共に、低温庫1の移動
(輸送)時にも、フック31に電源コード27の中途部
を係支してプラグ27Pを電源接続用箱体21のプラグ
収納部21A内に収納するのみで電源コード27の格納
は終了する。従って、配送センター等にて低温庫1に交
流電源を印加する作業が極めて簡略化され、作業性が著
しく向上する。
【0030】また、電源接続用箱体21のプラグ収納部
21A内にプラグ27Pを収納した状態で、プラグ27
Pの外側にはガード32が位置し、且つ、このガード3
2は断熱箱体4の最外縁であるバンパー13より内側に
位置しているので、低温庫1の移動の際に他の低温庫1
等がプラグ27Pに衝突してプラグ27Pが破損する不
都合も未然に回避することができる。
【0031】尚、このように低温庫1に交流電源が印加
されると、電装箱10内の制御装置が前記圧縮機を駆動
して前記冷却器により前記蓄冷剤の凍結とバッテリーの
充電を行いながら送風機を駆動し(同様に交流電源を整
流した直流電源にて駆動される)、貯蔵室3内の冷却
(予冷)を行う。そして、蓄冷剤の凍結とバッテリーの
充電が終了すると、電源コード27のプラグ27Pをソ
ケットS或いはコンセントCから外して上述の如くその
中途部をフック31に係支し、プラグ27Pのみを電源
接続用箱体21のプラグ収納部21A内に収納すること
により電源コード27を断熱箱体4の背面に格納する。
【0032】そして、車輪2・・・を転動させて低温庫
1を移動し、トラック(輸送手段)等の荷室に積載し
て、その後は前記バッテリーにて送風機を駆動すること
により、蓄冷剤の融解潜熱にて冷却された冷気を貯蔵室
3内に循環して冷却する。そして、物品の配送が終了
し、配送センターに戻ったらトラックから低温庫1を降
ろし、再び前述の如く交流電源を印加して蓄冷剤の凍結
とバッテリーの充電を行う。
【0033】次に、図9〜図13は本発明の他の実施例
の低温庫1を示している。尚、各図において図1〜図8
と同一符号のものは同一とし、説明を省略する。この場
合の低温庫1はホテル内にて厨房から宴会場等へ料理の
配膳を行うために用いられるものであり、そのため、断
熱扉5は前述の如き堅牢なヒンジの代わりに通常のヒン
ジ41にて枢支され、他側には通常の前述の扉ハンドル
の代わりに把手42が取り付けられている。また、断熱
扉5の内面周囲にはマグネットガスケット43が取り付
けられており、このマグネットガスケット43は断熱箱
体4の開口縁に設けられた鋼板44に磁力にて密着す
る。
【0034】一方、コントロールパネルCPの下面に
は、前記扉側取付板12に対応する位置に本体側取付板
46が前方の断熱扉5の上方に突出して取り付けられて
おり、断熱扉5が閉じられた状態で扉側取付板12は本
体側取付板46下面(及び前面)に対向する。また、扉
側取付板12の前面にはゴム製の緩衝材47が取り付け
られると共に、両取付板12、46には上下に対向する
位置にそれぞれ透孔47、48及び49、50が穿設さ
れている。更に、扉側取付板12の透孔48の下方に位
置する断熱扉5前面には施錠装置51が取り付けられて
いる。
【0035】この施錠装置51は上下に移動するボルト
52と図示しないバネ機構を備えたワンタッチプッシュ
ボルトであり、断熱扉5を閉じた状態でボルト52の下
端52Aを持ち上げるとボルト52が上昇し、図12の
如く両取付板12、46の透孔48、50に挿通されて
その状態を保持される。この状態で断熱扉5は開放不能
となる。そして、前面のボタン53を押すと解除されて
ボルト52が降下し、透孔48、50から離脱するので
断熱扉5は開放可能となる。
【0036】尚、夜間等にホテルの客等による悪戯を防
止するためには、図13の如く施錠装置51に加えて両
取付板12、46の透孔47、49に南京錠61を取り
付ければ良い。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、電源コードを断熱箱体の背面に埋設した電源接続用
箱体内にて中継線に接続しているので、電源コードが断
熱箱体の背面より引き出されることになり、従って、自
ら若しくは隣接する低温庫の移動の際等に踏まれ、或い
は引っかかって損傷を受ける危険性が少なくなる。ま
た、複数台の低温庫を並べる場合にも、電源コードが側
面から引き出されていないので、低温庫相互に余分な間
隔を設けること無く配置することができ、スペース効率
が向上する。
【0038】特に、電源コードと中継線の接続部分は着
脱可能なカバーにて隠蔽されているので、接続部分が外
部からの干渉を受けず、外観も向上する。また、万一電
源コードが破損した場合にも、カバーを取り外して当該
電源コードのみを中継線より外し、交換すれば済むので
修理が容易、且つ、安価となる。
【0039】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて電源接続用箱体は断熱箱体背面下部に位置してお
り、従って、電源コードは断熱箱体の背面下部から引き
出されるかたちとなるので、電源コードが引っかかった
場合にも低温庫が転倒し難くなる。特に、電源コードは
上方のフックに係支され、プラグのみが電源接続用箱体
のプラグ収納部内に収納されているだけであるので、極
めて容易に電源コードのプラグを取り出し、交流電源に
接続することができると共に、低温庫の移動時にも、電
源コードの中途部をフックに係支してプラグを電源接続
用箱体のプラグ収納部内に収納するのみで電源コードの
格納は終了する。従って、配送センター等にて低温庫に
交流電源を印加する作業が極めて簡略化され、作業性が
著しく向上する。
【0040】また、電源接続用箱体のプラグ収納部内に
プラグを収納した状態で、プラグの外側にはガードが位
置し、且つ、このガードは断熱箱体の最外縁より内側に
位置しているので、低温庫の移動の際に他の低温庫等が
プラグに衝突してプラグが破損する不都合も未然に回避
することができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の低温庫の前方斜視図である。
【図2】本発明の実施例の低温庫の後方斜視図である。
【図3】本発明の低温庫の断熱箱体背面下部の縦断側面
図である。
【図4】本発明の低温庫の電源接続用箱体部分の斜視図
である。
【図5】本発明の低温庫の電源接続用箱体部分の正面図
である。
【図6】本発明の低温庫の電源接続用箱体及び電源コー
ド等の分解斜視図である。
【図7】本発明の低温庫の使用形態を説明する図であ
る。
【図8】本発明の低温庫のもう一つの使用形態を説明す
る図である。
【図9】本発明の他の実施例の低温庫の前方斜視図であ
る。
【図10】図9の低温庫の断熱扉を開いた状態の斜視図
である。
【図11】図9の低温庫の施錠装置部分の拡大分解斜視
図である。
【図12】図9の低温庫の施錠装置部分の拡大縦断側面
図である。
【図13】南京錠を設けた場合の図9の低温庫の施錠装
置部分の正面図である。
【図14】従来の低温庫の斜視図である。
【図15】従来の低温庫の使用形態を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 低温庫 2 車輪 3 貯蔵室 4 断熱箱体 6 機械室 10 電装箱 13 バンパー 21 電源接続用箱体 21A プラグ収納部 21B コード接続室 22 発泡断熱材 23 中継線 24 カバー 27 電源コード 27P プラグ 31 フック 32 ガード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体と、この断熱箱体内に形成され
    た貯蔵室と、前記貯蔵室を冷却するための冷却手段とを
    具備して移動自在とされた低温庫において、前記断熱箱
    体の背面において後方に開放して埋設された電源接続用
    箱体と、一端にプラグを有し、他端が前記電源接続用箱
    体内にて所定の中継線に接続された電源コードと、この
    電源コードと前記中継線の接続部分を隠蔽する着脱可能
    なカバーとを備えたことを特徴とする低温庫。
  2. 【請求項2】 断熱箱体と、この断熱箱体内に形成され
    た貯蔵室と、前記貯蔵室を冷却するための冷却手段とを
    具備して移動自在とされた低温庫において、前記断熱箱
    体の背面下部において後方に開放して埋設された電源接
    続用箱体と、この電源接続用箱体より上方の断熱箱体背
    面に設けられたフックと、一端にプラグを有し、他端が
    前記電源接続用箱体内にて所定の中継線に接続された電
    源コードと、この電源コードと前記中継線が接続される
    隠蔽されたコード接続室と前記プラグを収納するプラグ
    収納部とに前記電源接続用箱体内を仕切る着脱可能なカ
    バーとを備え、前記電源コードの長さは、その中途部を
    前記フックに係支させた状態で前記プラグが前記プラグ
    収納部内に収納される寸法とすると共に、このプラグ収
    納部には、断熱箱体の最外縁より内側にて前記プラグの
    外側に位置するガードを設けたことを特徴とする低温
    庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030021806A (ko) * 2001-09-07 2003-03-15 주식회사 엘지이아이 냉장고의 플러그 고정구조

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