JPH0629647Y2 - 冷却コンテナ - Google Patents

冷却コンテナ

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JPH0629647Y2
JPH0629647Y2 JP2991887U JP2991887U JPH0629647Y2 JP H0629647 Y2 JPH0629647 Y2 JP H0629647Y2 JP 2991887 U JP2991887 U JP 2991887U JP 2991887 U JP2991887 U JP 2991887U JP H0629647 Y2 JPH0629647 Y2 JP H0629647Y2
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JP
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cooling
cooling container
container
outlet
plug
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JP2991887U
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JPS63139467U (ja
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義久 佐々木
守 須永
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Sanden Holdings Corp
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Sanden Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車載型の冷却コンテナに関する。
(従来の技術) 従来,この種の車載型冷却コンテナでは,圧縮機,膨張
装置,蒸発器,及び凝縮器を備える冷却装置を有してお
り,予め,自動車に搭載する前に冷却装置を商用電源に
接続して,冷却装置を駆動して,蒸発器により冷却コン
テナ庫内を冷却する。冷却コンテナの庫内が所定の温度
に達したら冷却装置を停止し,商用電源と冷却装置とを
切り放して,冷却コンテナを自動車に搭載して,運搬す
る。そして,運搬の際には,冷却コンテナの断熱性に依
存して庫内温度を所定温度付近に保つようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで,従来,複数の冷却コンテナを冷却する際,冷
却コンテナごとにコンセントを介してその冷却装置を商
品電源に接続しなければならず,一時に複数の冷却コン
テナを冷却する際,冷却コンテナの台数が増えると,コ
ンセントの確保が極めて難しくなる。さらに,冷却コン
テナを多数一時に商用電源に接続して,冷却装置を駆動
すると,契約電流を超える電流が流れる場合があり,そ
の結果,商用電源のブレーカが断となって,商用電源に
接続された他の機器に悪影響を与えてしまう。
また,従来の冷却コンテナでは,前述のように運搬中,
冷却コンテナの断熱性に依存して庫内温度を所定温度付
近に保つようしているから,特に長距離運搬の際には,
熱の侵入により庫内の温度が上昇して,冷却コンテナ内
の品物に悪影響を及ぼすという問題点がある。
本考案の目的は商用電源コンセントの確保が容易であ
り,しかも契約電流を越える電流が流れても他の機品に
影響を与えることのない冷却コンテナを提供することに
ある。
本考案の他の目的は長距離運搬の際にも庫内温度の上昇
を防ぐことのできる冷却コンテナを提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案によれば,圧縮機,膨張装置,凝縮器,及び蒸発
器を備える冷却装置と,物品が収納され,前面に扉を備
える断熱箱体とを有する冷却コンテナにおいて,断熱箱
体内に配置され,蓄冷材が充填されるとともに蒸発器が
組み込まれた蓄冷板と,前記冷却装置に電源を供給する
ためのプラグ手段と,プラグ手段に接続されたコンセン
ト手段とを有し,プラグ手段及びコンセント手段とによ
って順次カスケード接続を行った際,プラグ手段に流れ
る電流が設定値を越えるとプラグ手段とコンセント手段
との連結を切り放す制御手段が備えられていることを特
徴とする冷却コンテナが得られる。
(実施例) 以下本考案について実施例によって説明する。
まず,第1図を参照して,冷却コンテナは断熱箱体1を
備えており,断熱箱体1の前面には開閉扉1aが備えら
れ,また,断熱箱体1の底壁面にはキャスタ(車輪)1
bが備えられている。断熱箱体1の底壁外面には,圧縮
機,膨張装置,及び凝縮器等(ともに図示せず)が収納
された冷却ユニット2が取り付けられている。この冷却
ユニット2へは受電プラグ3が連結され,受電プラグ3
を商用電源に接続すると,冷却ユニット2に電力が供給
される。一方,断熱箱体1の側壁外面には後述するよう
にして受電プラグ3に接続された給電コンセント4が設
けられている。
第3図を参照して,断熱箱体1の上壁1c,及び背壁1
dに沿って,仕切板5が配設され,断熱箱体1と仕切板
5とによって風通路6が形成される。一方,断熱箱体1
の底壁1eには底壁1eと所定の間隔をおいて板体7が
配設されている。この板体7には複数の切り欠きが形成
されている。即ち,板体7はすのこ状である。
断熱箱体1の背壁1dに対応する風通路3には一対の蓄
冷板8が配設されており,この蓄冷板8内には蓄冷材
(例えば,ポリプロピレングリコール,あるいは塩化カ
ルシウム)が充填されている。さらに,この蓄冷板8内
には蒸発器(図示せず)が配置され,冷却ユニット2に
連結されている。即ち,圧縮機,膨張装置,凝縮器,及
び蒸発器等により冷媒回路(冷却装置)が構成される。
また,上述の蓄冷板8の上方にはファン9が配置され,
庫内には温度センサー(図示せず)が配置されている。
ここで,第2図を参照して,受電プラグ3から一対のコ
ード3a及び3bが引き出され,コード3aは直接給電
コンセント4に接続され,コード3bは接点10aを介
して給電コンセント4に接続されている。コード3aに
は電流検知センサ11が備えられ,この電流検知センサ
11はコントローラ10に接続されている。一方,コー
ド3a及び3bはコントローラ10に接続され,これに
よって、コントローラ10に電力が供給される。また、
コントローラ10には,接点10aに対応して電磁コイ
ル10bが接続されている。
コントローラ10には商用電源の契約電流を考慮して,
第1の電流レベル及び第2の電流レベルが設定されてい
る(第1の電流レベル<第2の電流レベル)。
複数の冷却コンテナを一時に蓄冷する際,第1冷却コン
テナの受電プラグ3を商用電源のコンセント(図示せ
ず)に差し込み,起動スイッチを投入すると,圧縮機等
が駆動されるとともにコントローラ10によって電磁コ
イル10bが励磁されて,接点10aが閉じられる。次
に第2の冷却コンテナの受電プラグ3を第1の冷却コン
テナの給電コンセント4に差し込み,同様にして圧縮機
等を駆動するとともにコントローラ10によって接点1
0aを閉じる。このようにして順次,第1,第2,第3
…の冷却コンテナが縦続接続される。各冷却コンテナで
は蒸発器によって蓄冷材が冷却される。即ち,各蓄冷板
8が蓄冷される。
ところで,順次冷却コンテナを接続して起動していく
際,接続する冷却コンテナの数が増すと,商用電源から
供給される電力が増す。即ち,コード3a及び3bに流
れる電流が増す。第1の冷却コンテナに流れる電流が第
1の電流レベル(この第1の電流レベルは契約電流を考
慮して決定された冷却コンテナ数の最大値よりも低い冷
却コンテナ数に対応する電流レベルである)を超える
と,第1の冷却コンテナのコントローラ10は冷却第1
のコンテナの外部に備えられた警報器を表示する。
この警報表示に気づかず,さらに冷却コンテナを縦続接
続して,駆動することで,第1の冷却コンテナ,つまり
コード3aに流れる電流が第2の電流レベル(許容電流
レベル)になると,コントローラ10は電磁コイル10
bの励磁を断ち,接点10aを開く。これによって,縦
続接続された冷却コンテナへの通電が断たれる。つま
り,商用電源のブレーカが断となる前に通電を断つ。
ところで,通電断とならない場合には,所定時間冷却ユ
ニットを運転した後,圧縮機等の駆動を停止するととも
に,各コントローラ10により接点10aを開く。その
後,縦続接続を解放して,各冷却コンテナに物品が収納
され,自動車によって輸送される。この際,前述の冷却
コンテナ内のファンは直流電源(バッテリ)に接続さ
れ,温度センサーによって検出される庫内温度に基づい
て駆動制御される。即ち,庫内温度が設定温度を超える
と蓄冷板8で冷却された空気が庫内に循環され,庫内温
度が設定温度に維持される。
(考案の効果) 以上説明したように本考案では,商用電源のコンセント
が1つあれば,複数の冷却コンテナを一時に冷却するこ
とができ,しかも予め定められた電流が流れると商用電
源との接続を断つようにしたから,商用電源のブレーカ
が断となって,商用電源に接続された他の機器に悪影響
を与えることがない。また,蓄冷板によって,庫内が冷
却されるから,冷却コンテナ内の品物に悪影響を与える
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による冷却コンテナの外観を示す斜視
図,第2図は本考案による冷却コンテナに用いられる通
電制御回路を示す図,第3図は本考案による冷却コンテ
ナの内部構造を一部破断して示す図である。 1…断熱箱体,2…冷却ユニット,3…受電プラグ,4
…給電コンセント,5…仕切板,6…通通路,7…板
体,8…蓄冷板,9…ファン,10…コントローラ,1
1…電流検知センサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機,膨張装置,凝縮器,及び蒸発器を
    備える冷却装置と,前面に扉を備える断熱箱体とを有す
    る冷却コンテナにおいて,該断熱箱体内に配置され,蓄
    冷材が充填されるとともに前記蒸発器が組み込まれた蓄
    冷板と,前記冷却装置に電源を供給するためのプラグ手
    段と,前記プラグ手段に接続されたコンセント手段とを
    有し,前記プラグ手段及び前記コンセント手段とによっ
    て順次カスケード接続を行った際,前記プラグ手段に流
    れる電流が設定値を越えると前記プラグ手段と前記コン
    セント手段との接続関係を断つ制御手段が備えられてい
    ることを特徴とする冷却コンテナ。
JP2991887U 1987-03-03 1987-03-03 冷却コンテナ Expired - Lifetime JPH0629647Y2 (ja)

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JP2991887U JPH0629647Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03 冷却コンテナ

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JP2991887U JPH0629647Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03 冷却コンテナ

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Publication Number Publication Date
JPS63139467U JPS63139467U (ja) 1988-09-13
JPH0629647Y2 true JPH0629647Y2 (ja) 1994-08-10

Family

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JP2991887U Expired - Lifetime JPH0629647Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03 冷却コンテナ

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