JPH0835657A - ガスライターのバーナー弁装置 - Google Patents
ガスライターのバーナー弁装置Info
- Publication number
- JPH0835657A JPH0835657A JP6191098A JP19109894A JPH0835657A JP H0835657 A JPH0835657 A JP H0835657A JP 6191098 A JP6191098 A JP 6191098A JP 19109894 A JP19109894 A JP 19109894A JP H0835657 A JPH0835657 A JP H0835657A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 集熱筒と釘状固定子の構造を変更して、液化
ガスの流路を変え充分な気化熱を供給し得るようにせん
とするものである。 【構成】 燃料タンク内に延び出す吸上芯の上部を集熱
筒体で保持し、集熱筒体の上部に流量調整部材を配し、
該流量調整部材を押圧し得る弁座体の弁座に接離し得る
弁体を備えたバーナーノズルを常時閉弁方向に付勢して
なるガスライターのバーナー弁装置において、集熱筒体
を上面を閉塞した略円筒形状に形成して吸上芯の上部外
周に嵌挿し、吸上芯から吸い上げられた燃料ガスの少な
くとも一部を集熱筒体の内周面及び外周面に沿って流量
調整部材に流れるようにしたことを特徴とする。
ガスの流路を変え充分な気化熱を供給し得るようにせん
とするものである。 【構成】 燃料タンク内に延び出す吸上芯の上部を集熱
筒体で保持し、集熱筒体の上部に流量調整部材を配し、
該流量調整部材を押圧し得る弁座体の弁座に接離し得る
弁体を備えたバーナーノズルを常時閉弁方向に付勢して
なるガスライターのバーナー弁装置において、集熱筒体
を上面を閉塞した略円筒形状に形成して吸上芯の上部外
周に嵌挿し、吸上芯から吸い上げられた燃料ガスの少な
くとも一部を集熱筒体の内周面及び外周面に沿って流量
調整部材に流れるようにしたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上に利用分野】この発明は、ガスライターのバー
ナー弁装置に関し、特に液化ガスを充分に気化させて安
定した炎を形成し得るようにしたバーナー弁装置に関す
る。
ナー弁装置に関し、特に液化ガスを充分に気化させて安
定した炎を形成し得るようにしたバーナー弁装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、使い捨てのガスライターはコスト
の低減を図るため、プラスチック材料が多用されてお
り、バーナー弁装置も弁ケーシングがプラスチック製の
燃料タンクと一体に形成されている。このため、燃料タ
ンクから吸上芯で吸い上げられた液化ガスに気化熱を充
分に供給することが出来ず、気化した燃料ガスと液化状
態のままの燃料ガスとが混在した状態でバーナーノズル
に到達し、炎長が長くなったり短くなったりして、炎が
不安定になるという問題があった。
の低減を図るため、プラスチック材料が多用されてお
り、バーナー弁装置も弁ケーシングがプラスチック製の
燃料タンクと一体に形成されている。このため、燃料タ
ンクから吸上芯で吸い上げられた液化ガスに気化熱を充
分に供給することが出来ず、気化した燃料ガスと液化状
態のままの燃料ガスとが混在した状態でバーナーノズル
に到達し、炎長が長くなったり短くなったりして、炎が
不安定になるという問題があった。
【０００３】このような問題を解決するために、図３に
示すように、吸上芯(１)の上部に金属製の集熱筒(２)を
挿着し、該集熱筒(２)を釘状固定子(３)に接離させて、
集熱筒(２)から該釘状固定子(３)とその外周に配置され
たフイルター(４)に気化熱を供給するようにしたバーナ
ー弁装置が提案されており、例えば特公昭５７−３２３
０４号公報に開示されている。
示すように、吸上芯(１)の上部に金属製の集熱筒(２)を
挿着し、該集熱筒(２)を釘状固定子(３)に接離させて、
集熱筒(２)から該釘状固定子(３)とその外周に配置され
たフイルター(４)に気化熱を供給するようにしたバーナ
ー弁装置が提案されており、例えば特公昭５７−３２３
０４号公報に開示されている。
【０００４】しかしながら、この公知の装置では、液化
ガスは集熱筒(２)の内部を上方へ流過するだけであるた
め、集熱筒(２)と接触するガスが少なく、充分な気化熱
を集熱筒(２)で集熱することが出来ないと共に、集熱筒
(２)から釘状固定子(３)への伝熱も不充分となる欠点が
あった。
ガスは集熱筒(２)の内部を上方へ流過するだけであるた
め、集熱筒(２)と接触するガスが少なく、充分な気化熱
を集熱筒(２)で集熱することが出来ないと共に、集熱筒
(２)から釘状固定子(３)への伝熱も不充分となる欠点が
あった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、集熱筒と
釘状固定子の構造を変更して、液化ガスの流路を変え充
分な気化熱を供給し得るようにせんとするものである。
釘状固定子の構造を変更して、液化ガスの流路を変え充
分な気化熱を供給し得るようにせんとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、燃料タンク内に延び出す吸
上芯の上部を集熱筒体で保持し、集熱筒体の上部に流量
調整部材を配し、該流量調整部材を押圧し得る弁座体の
弁座に接離し得る弁体を備えたバーナーノズルを常時閉
弁方向に付勢してなるガスライターのバーナー弁装置に
おいて、集熱筒体を上面を閉塞した略円筒形状に形成し
て吸上芯の上部外周に嵌挿し、吸上芯から吸い上げられ
た燃料ガスの少なくとも一部を集熱筒体の内周面及び外
周面に沿って流量調整部材に流れるようにしたことを特
徴とする。
にこの発明が採った手段は、燃料タンク内に延び出す吸
上芯の上部を集熱筒体で保持し、集熱筒体の上部に流量
調整部材を配し、該流量調整部材を押圧し得る弁座体の
弁座に接離し得る弁体を備えたバーナーノズルを常時閉
弁方向に付勢してなるガスライターのバーナー弁装置に
おいて、集熱筒体を上面を閉塞した略円筒形状に形成し
て吸上芯の上部外周に嵌挿し、吸上芯から吸い上げられ
た燃料ガスの少なくとも一部を集熱筒体の内周面及び外
周面に沿って流量調整部材に流れるようにしたことを特
徴とする。
【０００７】又、集熱筒体の閉塞した上面中央に流量調
整部材に挿通されるフイルター支持柱を立設したことを
特徴とする。
整部材に挿通されるフイルター支持柱を立設したことを
特徴とする。
【０００８】更に、燃料タンク及びバーナー弁装置の本
体ケーシングを兼ねる上板ブロックをプラスチックで形
成したことを特徴とする。
体ケーシングを兼ねる上板ブロックをプラスチックで形
成したことを特徴とする。
【０００９】
【作用】集熱筒体の上面を閉塞し、吸上芯の上部外周に
嵌挿してあるので、吸上芯で吸い上げられた燃料ガスの
大部分が、集熱筒体の内周面及び外周面に沿って、流量
調整部材に流れるようになり、燃料ガスが集熱筒体によ
り多く接触するため、充分な気化熱を供給することが出
来、一定長さの安定した炎を形成することが出来る。
嵌挿してあるので、吸上芯で吸い上げられた燃料ガスの
大部分が、集熱筒体の内周面及び外周面に沿って、流量
調整部材に流れるようになり、燃料ガスが集熱筒体によ
り多く接触するため、充分な気化熱を供給することが出
来、一定長さの安定した炎を形成することが出来る。
【００１０】
【発明の効果】この発明によれば、燃料ガスに充分な気
化熱を供給することが出来るため、一定長の安定した炎
を形成することが出来る。
化熱を供給することが出来るため、一定長の安定した炎
を形成することが出来る。
【００１１】
【実施例】以下に図面を参照しつつ、この発明の好まし
い実施例を詳細に説明する。図において、(10)は燃料タ
ンクであって、上面は上板ブロック(11)で閉塞され内部
に液化燃料ガスを加圧下で貯蔵することが出来る。上板
ブロック(11)の上部には、図示していないが従来周知の
ように発火ヤスリと発火石、或は圧電気発生装置とその
操作レバー等の着火用火花発生手段が組み付けられ、且
風防カバーで被覆されている。燃料タンク(10)及び上板
ブロック(11)は例えばプラスチックで形成され、上板ブ
ロック(11)は振動溶着、高周波溶着等の手段により燃料
タンクに気密に接合される。
い実施例を詳細に説明する。図において、(10)は燃料タ
ンクであって、上面は上板ブロック(11)で閉塞され内部
に液化燃料ガスを加圧下で貯蔵することが出来る。上板
ブロック(11)の上部には、図示していないが従来周知の
ように発火ヤスリと発火石、或は圧電気発生装置とその
操作レバー等の着火用火花発生手段が組み付けられ、且
風防カバーで被覆されている。燃料タンク(10)及び上板
ブロック(11)は例えばプラスチックで形成され、上板ブ
ロック(11)は振動溶着、高周波溶着等の手段により燃料
タンクに気密に接合される。
【００１２】燃料タンク(10)の底壁(12)には、必要に応
じて注入弁装置(13)が取り付けられる。該注入装置(13)
は燃料タンク(10)の補強用画壁(14)で区画される左右の
室(15)(16)に同時に燃料ガスを充填し、且両方の室(15)
(16)から同時に気相ガスを排出することが出来る。この
ため、注入弁の固定筒体(17)は、両方へ室(15)(16)に向
って開口した注入孔(18)と排気孔(19)を有する。画壁(1
4)で区画される両方の室(15)(16)へ同時に注入と排気を
行うことにより、液化ガスの充填効率が向上すると共
に、充填時間を短縮することが出来る。又、注入孔(18)
を介して、両方の室(15)(16)の液化ガスの移動が可能と
なる利点もある。
じて注入弁装置(13)が取り付けられる。該注入装置(13)
は燃料タンク(10)の補強用画壁(14)で区画される左右の
室(15)(16)に同時に燃料ガスを充填し、且両方の室(15)
(16)から同時に気相ガスを排出することが出来る。この
ため、注入弁の固定筒体(17)は、両方へ室(15)(16)に向
って開口した注入孔(18)と排気孔(19)を有する。画壁(1
4)で区画される両方の室(15)(16)へ同時に注入と排気を
行うことにより、液化ガスの充填効率が向上すると共
に、充填時間を短縮することが出来る。又、注入孔(18)
を介して、両方の室(15)(16)の液化ガスの移動が可能と
なる利点もある。
【００１３】上板ブロック(11)には、バーナー弁装置(2
0)を組み込むための筒状の凹所(21)が形成される。該筒
状凹所(21)は上板ブロック(11)の上面に向って開放さ
れ、底面には吸上芯(22)を挿通する孔(23)が穿孔され
る。凹所(21)の周壁は、バーナー弁装置(20)の弁ケーシ
ングを兼ねている。
0)を組み込むための筒状の凹所(21)が形成される。該筒
状凹所(21)は上板ブロック(11)の上面に向って開放さ
れ、底面には吸上芯(22)を挿通する孔(23)が穿孔され
る。凹所(21)の周壁は、バーナー弁装置(20)の弁ケーシ
ングを兼ねている。
【００１４】図２を参照して、バーナー弁装置(20)、は
吸上芯(22)の上部外周に嵌挿され、上面を閉塞し下面を
開放した円筒状の集熱筒体(24)を備える。集熱筒体(24)
は筒状凹所(21)の最下部に位置づけられ、下方から吸上
芯(23)の上部外周が嵌挿されて保持される。吸上芯(23)
は図１に示すように燃料タンク(10)の下部まで延びてお
り、タンク(10)内下部の燃料ガスを吸い上げることが出
来る、多孔質の芯部材、例えばフェルト、ポリエチレン
焼結体、ポリプロピレン焼結体等で形成される。集熱筒
体(24)の上面中央には、円柱状のフィルター支持柱(25)
が一体に立設される。すなわち、この発明の集熱筒体(2
4)は、従来の集熱筒と釘状固定子とを一体にした構造を
有し、集熱筒体(24)とフィルター支持柱(25)は熱伝導性
の良好な金属、例えば、真鍮、アルミ、亜鉛ダイカスト
等で形成される。(26)は圧縮することにより流路を拡縮
してガス流量を調整し得る流量調整部材であって、多孔
質のウレタンフォーム、人工皮革、或はこれらの積層シ
ート等から成り、前記フィルター支持柱(25)に中央孔を
挿通して配設される。
吸上芯(22)の上部外周に嵌挿され、上面を閉塞し下面を
開放した円筒状の集熱筒体(24)を備える。集熱筒体(24)
は筒状凹所(21)の最下部に位置づけられ、下方から吸上
芯(23)の上部外周が嵌挿されて保持される。吸上芯(23)
は図１に示すように燃料タンク(10)の下部まで延びてお
り、タンク(10)内下部の燃料ガスを吸い上げることが出
来る、多孔質の芯部材、例えばフェルト、ポリエチレン
焼結体、ポリプロピレン焼結体等で形成される。集熱筒
体(24)の上面中央には、円柱状のフィルター支持柱(25)
が一体に立設される。すなわち、この発明の集熱筒体(2
4)は、従来の集熱筒と釘状固定子とを一体にした構造を
有し、集熱筒体(24)とフィルター支持柱(25)は熱伝導性
の良好な金属、例えば、真鍮、アルミ、亜鉛ダイカスト
等で形成される。(26)は圧縮することにより流路を拡縮
してガス流量を調整し得る流量調整部材であって、多孔
質のウレタンフォーム、人工皮革、或はこれらの積層シ
ート等から成り、前記フィルター支持柱(25)に中央孔を
挿通して配設される。
【００１５】流量調整部材(26)の上部には、弁座体(27)
が位置づけられている。該弁座体(27)は下面を閉塞した
円筒状部材からなり、閉塞された下面中央に、中心孔(2
8)が形成される。中心孔(28)には前記フィルター支持柱
(25)の上部が挿入され、弁座体(27)の上下方向の移動を
案内すると共に、弁座体(27)の下面は流量調整部材(26)
に当接して、圧縮することが出来、そこを通過する液化
ガスの流量を調整することが可能である。
が位置づけられている。該弁座体(27)は下面を閉塞した
円筒状部材からなり、閉塞された下面中央に、中心孔(2
8)が形成される。中心孔(28)には前記フィルター支持柱
(25)の上部が挿入され、弁座体(27)の上下方向の移動を
案内すると共に、弁座体(27)の下面は流量調整部材(26)
に当接して、圧縮することが出来、そこを通過する液化
ガスの流量を調整することが可能である。
【００１６】弁座体(17)内には、上方からバーナーノズ
ル(30)が挿入され、バーナーノズル(30)の上部はバーナ
ー弁装置(20)の上部外方へ延び出して、火花着火手段に
対向している。バーナーノズル(30)の下部には、弁座体
(27)の弁座(29)に接離して、中央孔(28)を開閉し得る弁
体(31)が装着される。弁体(31)は、ゴム、プラスチック
等の軟弾性密封材からなり、弁座(29)に密着して中心孔
(28)を閉止する。バーナーノズル(30)には、縦孔(32)と
横孔(33)からなるガス流路が形成され、開弁時に中心孔
(28)を通って上昇して来た燃料ガスをバーナーノズル(3
0)の上端から流出させる。
ル(30)が挿入され、バーナーノズル(30)の上部はバーナ
ー弁装置(20)の上部外方へ延び出して、火花着火手段に
対向している。バーナーノズル(30)の下部には、弁座体
(27)の弁座(29)に接離して、中央孔(28)を開閉し得る弁
体(31)が装着される。弁体(31)は、ゴム、プラスチック
等の軟弾性密封材からなり、弁座(29)に密着して中心孔
(28)を閉止する。バーナーノズル(30)には、縦孔(32)と
横孔(33)からなるガス流路が形成され、開弁時に中心孔
(28)を通って上昇して来た燃料ガスをバーナーノズル(3
0)の上端から流出させる。
【００１７】(34)は、注入弁装置(20)を組み込む筒状凹
所(21)内上部にネジ手段(35)で軸方向に進退自在に挿着
された筒状の流量調整筒体であって、内部に前記バーナ
ーノズル(30)がその上端を中央から上方へ延び出させつ
つ、収納保持されており、更に下方から弁座体(27)の上
部が挿入される、流量調整筒体(34)の下端は、シールリ
ング(36)を介して弁座体(27)の外周面肩部に当接してお
り、シールリング(36)のシールによりガス漏れが防止さ
れる。又、流量調整筒体(34)とバーナーノズル(30)との
間には、スプリング(37)が張設され、常時バーナーノズ
ル(30)を下方へ揮発付勢している。スプリング(37)の上
端と流量調整部材(34)との間には、Ｏリング(38)が介挿
され、ガス漏れを防止している。
所(21)内上部にネジ手段(35)で軸方向に進退自在に挿着
された筒状の流量調整筒体であって、内部に前記バーナ
ーノズル(30)がその上端を中央から上方へ延び出させつ
つ、収納保持されており、更に下方から弁座体(27)の上
部が挿入される、流量調整筒体(34)の下端は、シールリ
ング(36)を介して弁座体(27)の外周面肩部に当接してお
り、シールリング(36)のシールによりガス漏れが防止さ
れる。又、流量調整筒体(34)とバーナーノズル(30)との
間には、スプリング(37)が張設され、常時バーナーノズ
ル(30)を下方へ揮発付勢している。スプリング(37)の上
端と流量調整部材(34)との間には、Ｏリング(38)が介挿
され、ガス漏れを防止している。
【００１８】バーナーノズル(30)の小径の首部(39)をテ
コ部材等で保持して、スプリング(37)に抗して持ち上げ
ると、弁体(31)が弁座(29)から離れて開弁状態となる。
開弁により、燃料タンク(10)から吸上芯(22)で吸い上げ
られた液化ガスの大部分が、吸上芯(22)の上端から、集
熱筒体(24)の内周面に沿って下降し、その下端から集熱
筒体(24)の外周面に沿って上昇し、流量調整部材(26)に
流れる。流量調整部材(26)で流量を調整されつつ、中心
孔(28)に至り、弁座(29)と弁体(31)との間を通って横孔
(33)、縦孔(32)を通り、バーナーノズル(30)の上端から
噴出し、着火される。
コ部材等で保持して、スプリング(37)に抗して持ち上げ
ると、弁体(31)が弁座(29)から離れて開弁状態となる。
開弁により、燃料タンク(10)から吸上芯(22)で吸い上げ
られた液化ガスの大部分が、吸上芯(22)の上端から、集
熱筒体(24)の内周面に沿って下降し、その下端から集熱
筒体(24)の外周面に沿って上昇し、流量調整部材(26)に
流れる。流量調整部材(26)で流量を調整されつつ、中心
孔(28)に至り、弁座(29)と弁体(31)との間を通って横孔
(33)、縦孔(32)を通り、バーナーノズル(30)の上端から
噴出し、着火される。
【００１９】吸上芯(22)で吸い上げられた液化ガスは、
集熱筒(24)の内周面と外周面に沿って流量調整部材(26)
に流れるようになっており、集熱筒(24)はフィルター支
持柱(25)と一体に形成された構造であるため、液化ガス
が気化するための気化熱を充分に供給することが出来、
バーナーノズル(30)に形成される炎は一定長の安定した
炎となる。
集熱筒(24)の内周面と外周面に沿って流量調整部材(26)
に流れるようになっており、集熱筒(24)はフィルター支
持柱(25)と一体に形成された構造であるため、液化ガス
が気化するための気化熱を充分に供給することが出来、
バーナーノズル(30)に形成される炎は一定長の安定した
炎となる。
【図１】この発明のバーナー弁装置を備えた燃料タンク
の縦断面図
の縦断面図
【図２】この発明に係るバーナー弁装置の縦断面図
【図３】従来のバーナー弁装置の縦断面図
(10) 燃料タンク (11) 上板ブロック (12) 底壁 (13) 注入弁装置 (14) 画壁 (15) 室 (16) 室 (17) 固定筒体 (18) 注入孔 (19) 排気孔 (20) バーナー弁装置 (21) 筒状凹所 (22) 吸上芯 (23) 孔 (24) 集熱筒体 (25) フィルター支持柱 (26) 流量調整部材 (27) 弁座体 (28) 中心孔 (29) 弁座 (30) バーナーノズル (31) 弁体 (32) 縦孔 (33) 横孔 (34) 流量調整筒体 (35) ネジ手段 (36) シールリング (37) スプリング (38) Ｏリング (39) 小径首部
Claims (3)
- 【請求項１】 燃料タンク内に延び出す吸上芯の上部を
集熱筒体で保持し、集熱筒体の上部に流量調整部材を配
し、該流量調整部材を押圧し得る弁座体の弁座に接離し
得る弁体を備えたバーナーノズルを常時閉弁方向に付勢
してなるガスライターのバーナー弁装置において、集熱
筒体を上面を閉塞した略円筒形状に形成して吸上芯の上
部外周に嵌挿し、吸上芯から吸い上げられた燃料ガスの
少なくとも一部を集熱筒体の内周面及び外周面に沿って
流量調整部材に流れるようにしたことを特徴とするバー
ナー弁装置。 - 【請求項２】 集熱筒体の閉塞した上面中央に流量調整
部材に挿通されるフイルター支持柱を立設したことを特
徴とする請求項(１)記載のバーナー弁装置。 - 【請求項３】 燃料タンク及びバーナー弁装置の本体ケ
ーシングを兼ねる上板ブロックをプラスチックで形成し
たことを特徴とする請求項(１)記載のバーナー弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6191098A JPH0835657A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ガスライターのバーナー弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6191098A JPH0835657A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ガスライターのバーナー弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835657A true JPH0835657A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16268826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6191098A Pending JPH0835657A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ガスライターのバーナー弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0835657A (ja) |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP6191098A patent/JPH0835657A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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