JPH08355A - Gps測量装置携帯用治具 - Google Patents

Gps測量装置携帯用治具

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JPH08355A
JPH08355A JP16636894A JP16636894A JPH08355A JP H08355 A JPH08355 A JP H08355A JP 16636894 A JP16636894 A JP 16636894A JP 16636894 A JP16636894 A JP 16636894A JP H08355 A JPH08355 A JP H08355A
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JP
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frame
jig
gps
gps surveying
portable jig
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JP16636894A
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Tatsunori Sada
達典 佐田
Tomonori Takada
知典 高田
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Mitsui Construction Co Ltd
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Mitsui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】受信装置や通信器等のGPS測量装置を携帯す
る際、GPS測量装置を手間をかけず積み込むことがで
き、受信装置等に対するバッテリの交換を、該受信装置
の袋等からの出し入れを必要とせず、手間をかけずに行
うことができ、GPS測量装置の乱動を防いで安全性を
向上させることができる。 【構成】フレーム7を有し、フレーム7に、板状の上面
9bが形成された支持板9を設け、支持板9に上下方向
に貫通した作業穴9aを設け、フレーム7に締結布11
を、支持板9の上側に隣接した器具設置空間KKを形成
し得る形で設け、フレーム7に担ぎ帯12を設けて構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GPS測量装置を携帯
してGPS測量を行う際に使用するのに好適なGPS測
量装置携帯用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人工衛星が発する衛星軌道情報等
を含む電波を受信して受信位置を検出する形で行われる
GPS測量が実施されている。GPS測量を行う際に
は、人工衛星が発する電波を受信し得るアンテナ及び、
該アンテナによって受信された信号を解析して受信位置
を算出し得る受信装置等のGPS測量装置を、測量現場
において携帯している必要があった。また、前記受信装
置等のGPS測量装置は、背中に背負って携帯し得る大
きさと重量をもっていたので、リュックサック状の背負
い袋等に積み込んで携帯していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記受信装置
等のGPS測量装置のケーシングには、該ケーシング外
部からの複数のケーブルが接続されているので、該GP
S測量装置を、従ってそのケーシングを前記背負い袋等
に積み込む動作は、これらケーブルが邪魔になって手間
がかかっていた。また、通常のGPS測量では、前記受
信装置のバッテリを適宜新しいものと交換しながら測量
が進められる。しかし、前記背負い袋等に積み込まれた
受信装置のケーシングに対してバッテリを交換する作業
は、背負い袋等からケーシングを一旦取り出して行う必
要があったので、煩雑で手間がかかっていた。また、携
帯中の振動等によって、前記GPS測量装置が乱動する
と、該GPS測量装置と背負い袋等との間の衝撃(或い
は、GPS測量装置が複数のケーシングから成っている
場合には該GPS測量装置の複数のケーシング相互間の
衝撃)が生じ、この衝撃は該GPS測量装置の故障の原
因になりやすい。従って、GPS測量装置の乱動を防い
で安全性を向上させる工夫が望まれていた。そこで本発
明は上記事情に鑑み、受信装置や通信器等のGPS測量
装置を携帯する際、GPS測量装置を手間をかけず積み
込むことができ、受信装置等に対するバッテリの交換を
手間をかけずに行うことができ、GPS測量装置の乱動
を防いで安全性を向上させることができるGPS測量装
置携帯用治具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第一の
発明は、フレーム(7)を有し、前記フレーム(7)
に、板状の支持面(9b)が形成された支持部(9)を
設け、前記支持部(9)に上下方向に貫通した操作穴
(9a)を設け、前記フレーム(7)に包囲手段(1
1)を、前記支持部(9)の上側に隣接した所定の器具
設置空間(KK)を形成し得る形で設け、前記フレーム
(7)に背負用肩掛手段(12)を設けて構成される。
また、本発明のうち第二の発明は、第一の発明のGPS
測量装置携帯用治具において、前記包囲手段(11)
は、前記器具設置空間(KK)を拡大・縮小させ得るよ
うに形成したことを特徴とする。また、本発明のうち第
三の発明は、第一の発明のGPS測量装置携帯用治具に
おいて、前記包囲手段(11)は、一端が前記フレーム
(7)に接続され、他端が該フレーム(7)又は他の包
囲手段(11)に、そのラップ長(L2)を変化させ得
る形で着脱自在に接続された少なくとも1つの帯状部材
(11)である。また、本発明のうち第四の発明は、第
一の発明のGPS測量装置携帯用治具において、前記フ
レーム(7)に設置用脚部(7c)を、該設置用脚部
(7c)の下端(7d)と前記支持部(9)との間に所
定の間隔(L1)が形成される形で設けて構成される。
なお、( )内の番号等は、図面における対応する要素
を示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上
の記載に限定拘束されるものではない。以下の作用の欄
についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により本発明のうち第一の発明で
は、GPS測量装置(5)をGPS測量装置携帯用治具
(6)に積込む際には、該GPS測量装置(5)を支持
部(9)の支持面(9b)に載置させると共に、特に受
信装置(15)の下操作部(15c)等から外部に伸び
るケーブル(20)を操作穴(9a)に貫通させる形で
積込む。また、受信装置(15)等に対するバッテリ
(21)の交換等の作業は、操作穴(9a)を介して支
持部(9)の下方外部に開放されている受信装置(1
5)の下操作部(15c)において行う。また、本発明
のうち第二の発明では、GPS測量装置携帯用治具
(6)に対してGPS測量装置(5)を積込む際には、
器具設置空間(KK)が該GPS測量装置(5)の大き
さに対応するように包囲手段(11)を調節する。ま
た、本発明のうち第三の発明では、GPS測量装置携帯
用治具(6)に対してGPS測量装置(5)を積込み或
いは積降しする際には、帯状部材(11)の前記他端を
フレーム(7)又は他の包囲手段(11)から取外す形
で行う。また、GPS測量装置携帯用治具(6)に対し
てGPS測量装置(5)を積込む際には、帯状部材(1
1)のラップ長(L2)を該GPS測量装置(5)の大
きさに対応するように調節する。また、本発明のうち第
四の発明では、GPS測量装置携帯用治具(6)に積込
まれた状態のGPS測量装置(5)に対して諸操作を行
う際には、該GPS測量装置(5)を積込んだ状態のG
PS測量装置携帯用治具(6)を設置用脚部(7c)を
介して地面等に設置する。また、GPS測量装置携帯用
治具(6)を、設置用脚部(7c)を介して地面等に設
置した際、該設置用脚部(7c)の下端(7d)と支持
部(9)との間、即ち地面等と支持部(9)との間に所
定の間隔(L1)が形成される。
【0006】
【実施例】図1は、本発明によるGPS測量装置携帯用
治具の一例である携帯用治具を示した斜視図、図2は、
図1に示す携帯用治具にGPS測量装置を積み込んだ状
態の斜視図、図3は、図2のI矢視図、図4は、図1に
示す携帯用治具を介して携帯されたGPS測量装置等に
よりGPS測量を行っている様子を示した模式図であ
る。
【0007】測量現場1では、図4に示すように、2人
の作業員40A、40Bが、測量装置ユニット2を介し
てGPS測量を行っており、測量装置ユニット2は人工
衛星(図示せず)からの測位信号を受信し得るアンテナ
部と、測量位置を示すポール部等なるアンテンアユニッ
ト3を有している。なお、アンテナユニット3は前記ポ
ール部において図4の紙面右側の作業員40Aの手に把
持されている。また、測量装置ユニット2はGPS測量
装置5を有しており、GPS測量装置5は、本発明によ
る携帯用治具6を介して図4の紙面左側の作業員40B
によって携帯されている。
【0008】即ち、携帯用治具6は、図1乃至図4に示
すように(但し、図1乃至図3には作業員40Bから取
外された状態の携帯用治具6が示されており、更に図1
にはGPS測量装置5が積み込まれていない状態の携帯
用治具6が示されている)、携帯用治具6は複数のパイ
プ材等によって組立られたフレーム7を有している。フ
レーム7は上下方向に伸延した形の基部7aを有してお
り、基部7aには該基部7aに対して水平側方に突出し
た形の支持部7bが設けられている。フレーム7の基部
7aには、図1に示すように、布等が張設されることに
よって鉛直な壁部10が形成されており、フレーム7の
支持部7b上には水平な支持板9が固定されて設けられ
ている(支持板9は本実施例に示すもののほか、メッシ
ュや格子が形成された板状の部材でもよい。)。なお、
壁部10の鉛直な表面10aと、支持板9の水平な上面
9bとは、直角アングル状に隣接している。更に支持板
9には、板面の表裏を貫通する形で作業穴9aが設けら
れている。また、フレーム7の下端側には、該フレーム
7等を地面等の上に設置し得る形の脚部7cが形成され
ており、該脚部7cの脚部下端7d(即ち、地面等に接
する箇所)と前記支持板9との間には所定の上下長L1
が形成されている。
【0009】前記壁部10の左右両側、即ちフレーム7
の基部7aには、それぞれ一端が該基部7aに接続され
た形で帯状の締結布11、11が設けられており、2つ
の締結布11、11は、前記支持板9の上面9b側で、
該支持板9に隣接した空間である器具設置空間KKを水
平方向から包囲し得るようになっている。また、締結布
11、11には両者の先端側を互いに着脱自在に接合し
得る面状ファスナ11a、11aが設けられている。つ
まり、締結布11、11により器具設置空間KKを水平
方向から包囲するラップ長L2(図2に示す)は、面状
ファスナ11a、11a相互間の接合位置関係を調節す
ることにより、自在に長短変化し得るようになっている
(なお、一端がフレーム7に固定的に接続された形の締
結布11を1つだけ設け、該締結布11の他端を、面状
ファスナ等を介してフレーム7等に対して着脱自在に接
続してもよい。)。即ち、ラップ長L2の長短変化によ
り、器具設置空間KKは拡大・縮小変化し得るようにな
っている。更に、締結布11、11には、互いに着脱自
在に締結し得る複数の締結バンド11bが設けられてお
り、図2に示すように、これら締結布11、11が締結
状態になっている際、複数の締結バンド11bを互いに
締結させることにより、締結布11、11の締結状態は
より一層確実になる。また、前記フレーム7には2本の
担ぎ帯12、12が前記壁部10の表面10aとは反対
側の裏面10b側に設けられており、更に前記フレーム
7には腰ベルト13が裏面10b側に設けられている。
【0010】本発明による携帯用治具6は以上のように
構成されているので、携帯用治具6は、図4に示すよう
に、作業員40Bの背中に背負われている。つまり、携
帯用治具6は、2本の担ぎ帯12、12を作業員40B
の両肩にそれぞれ掛け、従って前記壁部10の裏面10
b側を作業員40Bの背中に対向させた形で背負われて
いる。また、前記腰ベルト13が作業員40Bの腰部で
結ばれており、携帯用治具6の、作業員40Bの背中で
の不用意な揺動が極力防止されている。また、上述した
ように、携帯用治具6を介して作業員40Bによって携
帯されている前記GPS測量装置5は、図2に示すよう
に、前記アンテナユニット3のアンテナ部によって受信
された測位信号を解析して受信位置を算出し得る受信装
置15と、別の親受信局(図示せず)からの信号を受信
して該信号を補正信号として前記受信装置15に出力す
る通信器16からなっており、これら受信装置15と通
信器16は各ケーシング15a、16aが独立した別々
の機器からなっている。受信装置15、通信器16のケ
ーシング15a、16aは、ともに略直方体状に形成さ
れており、これらケーシング15a、16aは、前記携
帯用治具6の壁部10の表面10a側に隣接して位置す
る形で、前記支持板9の上面9b側、即ち締結布11、
11によって形成される前記器具設置空間KKに載置さ
れている。そして、これらケーシング15a、16a
は、壁部10と2つの締結布11、11を介して包囲さ
れ、締結されている。つまり、受信装置15、通信器1
6は携帯用治具6に積み込まれている。
【0011】ところで、受信装置15と通信器16を携
帯用治具6に対して積込み或いは積降しする際には、締
結布11、11を面状ファスナ11a、11aにおいて
着脱させて行えばよく、また締結布11、11は面状フ
ァスナ11a、11a等を介して両者が容易に着脱され
得るように接合されているので、積込み或いは積降し作
業は容易に行われる。また、締結布11、11によるラ
ップ長L2が、面状ファスナ11a、11a相互間の接
合位置関係を調節することにより、自在に長短変化し得
るようになっており、従って器具設置空間KKは拡大・
縮小変化し得るようになっている。つまり、携帯用治具
6に対して積込まれた受信装置15及び通信器16の大
きさに対応する形で器具設置空間KKは拡大・縮小変化
させることができる。即ち、受信装置15及び通信器1
6と、締結布11、11、或いはフレーム7等の間は互
いに緊密に締結されているので、携帯中の振動等によっ
ても、これら受信装置15及び通信器16等が互いに乱
動しないようになっている。更に、締結布11、11に
は、締結布11、11の締結状態をより確実にさせる形
で、複数の締結バンド11bが設けられているので、受
信装置15及び通信器16と、締結布11、11、或い
はフレーム7等の間の締結状態はより一層確実になり安
全性が向上される。
【0012】ところで、受信装置15のケーシング15
aには、上面側の上操作部15b(即ち、ディスプレイ
や操作ボタン等が配設されている部位)、底面側の下操
作部15c(即ち、ケーブル20の接続端子やバッテリ
21の挿入・抜取り位置が配設されている部位)が設け
られており、通信器16のケーシング16aには、上面
側の操作部16b(即ち、ケーブル20の接続端子、操
作ボタン、受信アンテナ等が配設されている部位)が設
けられている。しかし、ケーシング15aの上操作部1
5b側及び、ケーシング16aの操作部16b側は、携
帯用治具6の構造上、上方に開放されており、ケーシン
グ15aの下操作部15cは、図3に示すように、携帯
用治具6の支持板9に設けられた作業穴9aを介して下
方外部に開放されているので、携帯用治具6に積み込ま
れた状態の受信装置15、通信器16に対して、受信装
置15の上操作部15b、下操作部15c或いは、通信
器16の操作部16bにおける諸操作(ボタン操作、ケ
ーブル20の着脱、バッテリ21の交換等)を行うこと
は容易である。また、フレーム7の下端側には脚部7c
が形成されているので、携帯用治具6に積み込まれた状
態の受信装置15、通信器16に対して前記諸操作を行
う際には、受信装置15及び通信器16を積込んだ状態
の携帯用治具6を脚部7cを介して地面等に設置して行
うことができるので都合がよい。なお、携帯用治具6を
脚部7cを介して地面等に設置した際、脚部下端7dと
支持板9との間、即ち地面と支持板9との間に所定の上
下長L1が形成されていることから、携帯用治具6に積
み込まれた状態の受信装置15の下操作部15cにおけ
る諸操作を行うことは容易であるとともに、下操作部1
5cから外部に伸びているケーブル20等が支持板9と
地面等との間に押し挾まれることがないので破損等の危
険が極力防止されている。
【0013】なお、測量装置ユニット2は、前記受信装
置15で算出された受信位置を受け取って所定の演算を
行い得るパソコン等の演算装置17を有しており、演算
装置17は、適宜な治具19を介して図4の紙面右側の
作業員40Aによって(首からぶら下げるような形で)
携帯されている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第一の
発明は、フレーム7等のフレームを有し、前記フレーム
に、板状の上面9b等の支持面が形成された支持板9等
の支持部を設け、前記支持部に上下方向に貫通した作業
穴9a等の操作穴を設け、前記フレームに締結布11等
の包囲手段を、前記支持部の上側に隣接した器具設置空
間KK等の所定の器具設置空間を形成し得る形で設け、
前記フレームに担ぎ帯12等の背負用肩掛手段を設けて
構成されるので、受信装置15等のGPS測量装置を、
本発明によるGPS測量装置携帯用治具に積込む際に
は、該GPS測量装置を支持部の支持面に載置させると
共に、特にGPS測量装置の下端側、即ち受信装置15
の下操作部15c等から外部に伸びるケーブルを操作穴
に貫通させる形で積込めばよいので、この積込み動作に
おいては、前記ケーブルが邪魔にならず手間がかからな
い。また、受信装置15等に対するバッテリの交換等
は、操作穴を介して支持部の下方外部に開放されている
受信装置15の下操作部15c等において行われるの
で、従来のように背負い袋等から受信装置15等を取り
出したりする必要が無く、バッテリの交換作業は操作穴
を介して容易に手間をかけずに行える。
【0015】また、本発明のうち第二の発明は、第一の
発明のGPS測量装置携帯用治具において、前記包囲手
段は、前記器具設置空間を拡大・縮小させ得るように形
成したことを特徴とするので、本発明によるGPS測量
装置携帯用治具に対してGPS測量装置を積込む際に
は、器具設置空間KKが該GPS測量装置の大きさに対
応するように包囲手段が調節される。従って、GPS測
量装置、包囲手段、フレームの間、或いはGPS測量装
置が受信装置15や通信器16等の複数のケーシングか
ら成っている場合にはこれらケーシング間は、包囲手段
により互いに緊密に締結され得るので、第一の発明によ
る効果に加えて、携帯中の振動等によっても、該GPS
測量装置が乱動しないようになっている。つまり、安全
性が向上されている。
【0016】また、本発明のうち第三の発明は、第一の
発明のGPS測量装置携帯用治具において、前記包囲手
段は、一端が前記フレームに接続され、他端が該フレー
ム又は他の包囲手段に、そのラップ長L2等のラップ長
を変化させ得る形で着脱自在に接続された少なくとも1
つの締結布11等の帯状部材であるので、本発明による
GPS測量装置携帯用治具に対してGPS測量装置を積
込み或いは積降しする際には、帯状部材の前記他端をフ
レーム又は他の包囲手段から取外す形で行う。つまり、
GPS測量装置を積込み或いは積降しする際には、器具
設置空間KKが側方等に開放されるので、第一の発明に
よる効果に加えて、積込み或いは積降し作業は容易に行
える。また、GPS測量装置携帯用治具に対してGPS
測量装置を積込む際には、帯状部材のラップ長を該GP
S測量装置の大きさに対応するように調節するので、G
PS測量装置、包囲手段、フレームの間、或いはGPS
測量装置が受信装置15や通信器16等の複数のケーシ
ングから成っている場合にはこれらケーシング間は、包
囲手段により互いに緊密に締結されている。つまり、携
帯中の振動等によっても、該GPS測量装置が乱動しな
いようになっており、安全性が向上されている。
【0017】また、本発明のうち第四の発明は、第一の
発明のGPS測量装置携帯用治具において、前記フレー
ムに脚部7c等の設置用脚部を、該設置用脚部の脚部下
端7d等の下端と前記支持部との間に上下長L1等の所
定の間隔が形成される形で設けて構成されるので、本発
明によるGPS測量装置携帯用治具に積込まれた状態の
GPS測量装置に対して諸操作を行う際には、該GPS
測量装置を積込んだ状態のGPS測量装置携帯用治具を
設置用脚部を介して地面等に設置することができる。つ
まり、第一の発明による効果に加えて、前記諸操作が安
定して行えるようになるので都合がよい。また、GPS
測量装置携帯用治具を、設置用脚部を介して地面等に設
置した際、該設置用脚部の下端と支持部との間、即ち地
面等と支持部との間に所定の間隔が形成されていること
から、GPS測量装置携帯用治具に積込まれた状態のG
PS測量装置の下操作部15c等における諸操作を行う
にあたっては、支持部の下側に該諸操作のための空間が
提供されているので、該諸操作が容易に行えるようにな
る。また、下操作部15c等から外部に伸びているケー
ブル等が支持部と地面等との間に押し挾まれることがな
いので、該ケーブルの破損等の危険が極力防止されてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるGPS測量装置携帯用治
具の一例である携帯用治具を示した斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す携帯用治具にGPS測量装
置を積み込んだ状態の斜視図である。
【図3】図3は、図2のI矢視図である。
【図4】図4は、図1に示す携帯用治具を介して携帯さ
れたGPS測量装置等によりGPS測量を行っている様
子を示した模式図である。
【符号の説明】
6……GPS測量装置携帯用治具(携帯用治具) 7……フレーム 7c……設置用脚部(脚部) 7d……下端(脚部下端) 9……支持部(支持板) 9a……操作穴(作業穴) 9b……支持面(上面) 11……包囲手段、帯状部材(締結布) 12……背負用肩掛手段(担ぎ帯) KK……器具設置空間 L1……間隔(上下長) L2……ラップ長

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームを有し、 前記フレームに、板状の支持面が形成された支持部を設
    け、 前記支持部に上下方向に貫通した操作穴を設け、 前記フレームに包囲手段を、前記支持部の上側に隣接し
    た所定の器具設置空間を形成し得る形で設け、 前記フレームに背負用肩掛手段を設けて構成したGPS
    測量装置携帯用治具。
  2. 【請求項2】前記包囲手段は、前記器具設置空間を拡大
    ・縮小させ得るように形成したことを特徴とする請求項
    1記載のGPS測量装置携帯用治具。
  3. 【請求項3】前記包囲手段は、一端が前記フレームに接
    続され、他端が該フレーム又は他の包囲手段に、そのラ
    ップ長を変化させ得る形で着脱自在に接続された少なく
    とも1つの帯状部材である請求項1記載のGPS測量装
    置携帯用治具。
  4. 【請求項4】前記フレームに設置用脚部を、該設置用脚
    部の下端と前記支持部との間に所定の間隔が形成される
    形で設けて構成した請求項1記載のGPS測量装置携帯
    用治具。
JP16636894A 1994-06-24 1994-06-24 Gps測量装置携帯用治具 Pending JPH08355A (ja)

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KR101358981B1 (ko) * 2013-09-03 2014-02-12 주식회사 첨단공간정보 관측지역 내 gps측량 전용 기준점 측량 시스템

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