JPH0815467A - Gps測量作業補助用治具 - Google Patents

Gps測量作業補助用治具

Info

Publication number
JPH0815467A
JPH0815467A JP16636794A JP16636794A JPH0815467A JP H0815467 A JPH0815467 A JP H0815467A JP 16636794 A JP16636794 A JP 16636794A JP 16636794 A JP16636794 A JP 16636794A JP H0815467 A JPH0815467 A JP H0815467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoulder
support
jig
pipes
worker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16636794A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsunori Sada
達典 佐田
Tomonori Takada
知典 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP16636794A priority Critical patent/JPH0815467A/ja
Publication of JPH0815467A publication Critical patent/JPH0815467A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】リアルタイムキネマティックGPS測量等に必
要な測量機器を楽に持ち運ぶことが出来るGPS測量作
業補助用治具を提供する。 【構成】2本のパイプ2、2の上部に、一対の肩載せ部
3a、3a、垂下部3b、3b、背当て部3cからなる
肩ホルダー3を設け、該パイプ2、2と肩ホルダー3に
より首挿入部4を形成する。また、パイプ2、2の下部
には、パソコン11を搭載するために、ファスナーテー
プ7、7を貼着した台座6を設け、該パイプ2、2の下
端部に設けたウエストベルト9には、バッテリーケース
93を、作業員がバッテリー12を背中側に携帯し得る
ように設け、また、パイプ2、2の中間部には胸当て5
を設けておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアルタイムキネマテ
ィック方式等によりGPS測量を行う際に、子アンテナ
の移動作業の補助として用いるに好適な、GPS測量作
業補助用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リアルタイムキネマティック方式
によりGPS測量を行う際には、親アンテナを固定設置
しておく一方で、子アンテナを順次移動させ、該子アン
テナの位置をリアルタイムで測位していく形で、測量作
業が行われている。この際、子アンテナには、受信機、
バッテリーボックス、パソコン、通信機等の測量作業に
必要とされる様々な機械が付属しており、作業者は、こ
れ等の機械一式を背中に担いだり、或いは手に抱えたり
しながら、測位すべき地点を順次踏査していかなければ
ならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした機
械一式は結構な重量になり、これを持ち歩く作業は、な
かなか辛いものであるため、長時間作業を継続すること
が出来なかった。しかし、測量作業を行うような土地は
整地されていないのが普通であるため、子アンテナ側の
機械一式を台車等に載せてしまうと、機動性に欠ける、
という難が生じる。そこで、作業員自体が持ち歩くこと
を前提としながらも、極力楽な状態で、子アンテナの付
属機械を持ち歩けるような治具の開発が望まれていた。
そこで本発明は、上記事情に鑑み、子アンテナの付属機
械を楽に持ち歩くことが出来るようにした、GPS測量
作業補助用治具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のうち請求
項1記載の発明は、支持部材(2、2)を有し、前記支
持部材(2、2)の上部に肩架け手段(3)を設け、前
記支持部材(2、2)と前記肩架け手段(3)により首
挿入部(4)を形成し、前記支持部材(2、2)に測量
機器支持台座(6)を、前面側に向けて突出する形で設
け、前記測量機器支持台座(6)に機器保持手段(7)
を設けて、構成される。また、本発明のうち請求項2記
載の発明は、請求項1記載の発明において、前記支持部
材(2、2)に胸当て手段(5)を設けて、構成され
る。また、本発明のうち請求項3記載の発明は、請求項
1記載の発明において、前記肩架け手段(3)は一対の
肩載せ部(3a、3a)と、該一対の肩載せ部(3a、
3a)からそれぞれ垂れ下がる形の一対の垂下部(3
b、3b)と、該一対の垂下部(3b、3b)を左右方
向に接続する形の背当て部(3c)により構成される。
また、本発明のうち請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記支持部材(3、3)の下部に腰
支持ベルト(9)を、周長が調整自在な形で設け、前記
腰支持ベルト(9)にバッテリー収納手段(93)を設
けて、構成される。なお、( )内の番号等は、図面に
おける対応する要素を示す、便宜的なものであり、従っ
て、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではな
い。以下の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明のうち請求項1記
載の発明は、首挿入部(4)に首を挿入し、肩架け手段
(3)を肩に架け、測量機器支持台座(6)に測量機器
(11)を搭載して用いるように作用する。また、本発
明のうち請求項2記載の発明は、肩架け手段(3)と胸
当て手段(5)が、GPS測量作業補助用治具(1)を
身に付けた作業員の体を挟むように作用する。また、本
発明のうち請求項3記載の発明は、肩架け手段(3)を
肩に架けると、背当て部(5)が背中に当たるように作
用する。また、本発明のうち請求項4記載の発明は、測
量機器支持台座(6)に搭載される測量機器(11)用
のバッテリー(12)をバッテリー収納手段(93)に
収納するように作用する。
【0006】
【実施例】図1は本発明によるGPS測量作業補助用治
具の一実施例を示す斜視図、図2は図1に示すGPS測
量作業補助用治具を装着した作業員を背後から見た状態
を示す図、図3は図1に示すGPS測量作業補助用治具
を用いて測量作業を行っている状態を示す図である。
【0007】本発明によるGPS測量作業補助用治具で
ある携帯治具1は、図1に示すように、支持部材である
2本のパイプ2、2を有しており、各パイプ2は、アル
ミパイプ等の軽量剛性管材によって支柱状に形成されて
いる。2本のパイプ2、2間の上端部には肩架け手段で
ある肩ホルダー3が、該2本のパイプ2、2を成人の肩
幅程度の間隔L1で保持し得るように設けられており、
肩ホルダー3は、剛性を有する芯材をクッション材31
で包んだ形で形成されている。また、肩ホルダー3は、
帯状の材料を作業員の体の形状に沿って立体的に屈曲さ
せた形で成型されている。即ち、肩ホルダー3は、図1
矢印A、B方向に伸延する形でパイプ2、2にそれぞれ
接続している一対の肩載せ部3a、3aと、各肩載せ部
3aの矢印A方向側端部から垂れ下がる形の一対の垂下
部3b、3bと、該垂下部3b、3bの下端部を左右方
向に接続する形の背当て部3cによって構成されてい
る。
【0008】また、2本のパイプ2、2間の上部位置に
は、図1に示すように、所定の厚みをなす胸当て5が、
該パイプ2、2を矢印C、D方向に接続するよう架け渡
された形で設けられており、胸当て5の内部には弾性の
あるクッション材51が収容されている。そして、背当
て5の矢印A方向側に示す後方側には、前記パイプ2、
2と肩ホルダー3によって形成される首挿入部4が、図
1矢印A、B方向に適当なる厚さを有する形で空間状に
形成されており、首挿入部4は、成人の首を挿入するこ
とが出来る程度の幅に形成されている。
【0009】さらに、2本のパイプ2、2間の下部に
は、図1に示すように、平板状に形成された台座6が、
該パイプ2、2を矢印C、D方向に接続し、図1矢印B
方向に示す前方側に向けて突出する形で、測量機器支持
台座として設けられており、台座6の上面側には、パソ
コン搭載部6aが、所定面積をなす形で形成されてい
る。台座6のパソコン搭載部6aには、一対のファスナ
ーテープ7、7が、矢印C、D方向に所定の間隔をなす
形で、機器保持手段として貼着されており、ファスナー
テープ7は、樹脂製の多数の係合突起を、2枚のファス
ナーテープ7、7同志で絡み合わせることによって互い
に係合自在な、公知の工業用面状ファスナーである。な
お、台座6に設けられた一対のファスナーテープ7、7
は、これを互いに係合させるためのものではなく、後に
述べるパソコン11の底部側に装着したファスナーテー
プ7、7とそれぞれ係合させるためのものである。
【0010】さらに、2本のパイプ2、2の下部には、
帯状の腰支持ベルトであるウエストベルト9が、該2本
のパイプ2、2間の下端部を介して輪状をなすことが出
来るように設けられており、ウエストベルト9のパイプ
2、2間に位置する部分の内部にはクッション材91が
収容されている。また、ウエストベルト9の長手方向両
端部には、締め込み機構92が設けられており、ウエス
トベルト9は、締め込み機構92を介してその長手方向
両端部を嵌着させてから、締め込むことによって、周長
が調整自在になっている。さらに、ウエストベルト9の
締め込み機構92近傍には、バッテリーケース93が設
けられており、バッテリーケース93には、後述するよ
うに台座6に搭載されるパソコン11に対応したバッテ
リー12が収納自在になっている。
【0011】携帯治具1は、以上のような構成を有して
いるので、該携帯治具1を用いてリアルタイムキネマテ
ィック方式によりGPS測量作業を行う際には、子アン
テナ(移動局)側の測量作業に必要なパソコン11を、
図3に示すように台座6に装着して用いる。この際、パ
ソコン11の底側には、台座6に設けられたファスナー
テープ7と係合自在なファスナーテープ7を、該台座6
のファスナーテープ7、7の貼着間隔と一致させた形で
一対に貼着しておく。すると、台座6のファスナーテー
プ7はパソコン11のファスナーテープ7と互いに係合
する形で、簡単且つ確実に該パソコン11を保持するこ
とが出来る。従って、台座6が傾いても、パソコン11
が落下することが防止される。この結果、測量作業中に
後述の如くパソコン11を携帯した作業員は、該パソコ
ン11が落下することを心配することなく、作業に専心
出来る。
【0012】こうしてパソコン11を台座6に搭載支持
させたら、作業員40は携帯治具1を、図1矢印B方向
側を向いて首挿入部4に首を挿入する形で、装着する。
すると、作業員40は、図2に示すように、肩ホルダー
3の肩載せ部3a、3aが肩に載り、背当て部3cが背
中を横断する形になるよう、携帯治具1を装着すること
が出来る。こうすると、前記パイプ2、2は、作業員4
0の両肩から腰付近にかけてそれぞれ縦に配置し、該パ
イプ2、2に支持されている前記台座6は、該作業員4
0の腹から矢印B方向側即ち前方側に向けて突出するよ
う準備される。これにより、該台座6上に先に述べたよ
うに搭載された前記パソコン11を、作業員40が、操
作に適した状態で、安定的に携帯することが出来る。
【0013】また、このようにすると、携帯治具1は、
肩ホルダー3の肩載せ部3a、3aと背当て部3c及
び、パイプ2、2、さらに該パイプ2、2間の上部に設
けられた胸当て5によって、3方(前後及び上)から作
業員40の胴体を挟み込む形になる。この結果、携帯治
具1は、作業員40の胴体から外れる危険性なく、安定
的に装着保持される。なお、作業員40の胸には胸当て
5が当たるが、該胸当て5にはクッション材51が収納
されているので、該作業員40が胸部を圧迫されること
はない。さらに、肩ホルダー3は、1対の肩載せ部3
a、3a及び垂下部3b、3bと背当て部3cにより構
成される形で、立体形状に屈曲形成されているため、作
業員40の頸椎近傍に肩ホルダー3が当たることがな
く、締め付け感がない。
【0014】そこで、ウエストベルト9を作業員40の
胴体に巻き付けて、その胴囲に該ウエストベルト9の周
長を合わせながら、締め込み機構92を介して、両端を
嵌着し、さらに若干締め付けする。このようにすると、
携帯治具1の下部付近が作業員40の腰に固定された形
になって、台座6が作業員40に対して前後に動くこと
が出来なくなる。これによって、該台座6上のパソコン
11の無用な移動が防止される。また、この際、ウエス
トベルト9のバッテリーケース93には、パソコン11
と対応したバッテリー12を収納しておく。すると、バ
ッテリーケース93は、締め込み機構92近傍に設けら
れているために、作業員40の背中側にバッテリー12
が配置する形になる。従って、測量作業の邪魔になるこ
とがなく、且つパソコン11に近接した位置にバッテリ
ー12を準備出来る。
【0015】このように、携帯治具1により作業員40
が、パソコン11とバッテリー12を身に付けてしまう
と、該作業員40はこれ等の機材を手に持つ必要がなく
なり、両手が開放された形になる。そこで、パソコン1
1を携帯した作業員40は、さらに図3に示すように、
一方の手で子アンテナ15を持ち、他方の手でパソコン
11のキー操作を行いながら、測量作業を進めていくこ
とが可能となる。なお、子アンテナ15側の測量作業に
は、図3に示すように、受信機16を携帯する作業員4
1も同行しなければならないが、該作業員41は、子ア
ンテナ15及びパソコン11と接続されたケーブル17
を一方の手に持ち、他方の手で記録作業等を行う。
【0016】こうしておいて、受信機16により子アン
テナ15に衛星からの測位信号を受信させ、図示しない
親局との通信を行って、パソコン11により該子アンテ
ナ15の位置を測位表示させながら、子アンテナ15を
順次測位すべき位置に移動させていく形で、測量作業を
行っていく。すると、子アンテナ15を持っている作業
員40は、パソコン11の表示を見ながら、子アンテナ
15を移動させるべき位置に向かって歩き続ける作業を
行わなければならないが、この間、パソコン11等を搭
載した携帯治具1の重量は、肩ホルダー3全体、胸当て
5、ウエストベルト9等に分散するので、肩のみに集中
することがない。このため、比較的楽な状態で、長時間
作業を継続することが出来る。即ち、パソコン11の重
量は、背当て部3cを介して背中に分散されたり、或い
は、ウエストベルト9を介して腰に分散された形で、身
体の各所に負担されるので、1か所に荷重が集中せず、
楽である。また、パソコン11は、これを操作する都合
上、台座6により作業員40の前方に配置させておく必
要があるが、一方で、通常は操作の必要がないバッテリ
ー12を先に述べたように身体の背中側に配置させてお
くことによって、重量を前後に分散させた形にすること
が出来る。これにより、一層作業員40の負担を軽減す
ることが出来る。従って、長時間或いは長距離の測量で
あっても、作業員がなるべく楽な状態で、継続すること
が出来る。
【0017】なお、上述した実施例においては、携帯治
具1等のGPS測量作業用補助治具において、支持部材
が支柱状のパイプ2、2になっている例を述べたが、該
支持部材は、必ずしも2本のパイプ2、2でなくても構
わない。また、実施例においては、肩架け手段である肩
ホルダー3が、一対の肩載せ部3a、3a、垂下部3
b、3b、背当て部3cによって構成されている例を述
べたが、肩架け手段の形状は、該肩架け手段とパイプ2
等の支持部材により首挿入部4を形成することが出来る
ものであれば、どのようになっていても構わない。例え
ば、肩架け手段は、作業員の首の後側を包囲する形で直
接肩に当たる構造になっていても構わない。また、実施
例においては、測量機器支持台座である台座6が、単に
平板状になっている例を述べたが、該台座6は、その他
の形状を呈していても良く、例えば、ここに搭載される
測量機器と嵌合し得るような形状になっていても良い。
また、実施例においては、測量機器支持台座に設けられ
る機器支持手段として、ファスナーテープ7を述べた
が、該機器支持手段の構成はこれに限定されるものでは
なく、例えば、ベルト状の部材や、或いは測量機器支持
台座の一部に設けられた突起等、さらには、その他の如
何なる形態を呈していても差し支えない。また、測量機
器支持台座は、必ずしもパソコン11を搭載するための
ものに限定されるものではなく、作業員の持ち運びが前
提となるその他の測量機器を搭載するためのものであっ
ても構わない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、パイプ2、2等の支持部材を有し、
前記支持部材の上部に肩ホルダー3等の肩架け手段を設
け、前記支持部材と前記肩架け手段により首挿入部4を
形成し、前記支持部材に台座6等の測量機器支持台座
を、前面側に向けて突出する形で設け、前記測量機器支
持台座にファスナーテープ7等の機器保持手段を設けて
構成したので、首挿入部4に首を挿入し、肩架け手段を
肩に架け、測量機器支持台座にパソコン11等の測量機
器を搭載して、携帯治具1等のGPS測量作業補助用治
具を用いることが出来る。すると、測量機器支持台座に
搭載された測量機器は、測量作業補助用治具を身に付け
た作業員の前面側に配置することが出来、また、該測量
機器を機器保持手段により測量機器支持台座に保持固定
することが出来る。これによって、作業員は、測量機器
を手に持つ必要なく、両手が開放された状態で、測量作
業を行うことが出来る。従って、一方の手でこうした測
量機器の操作を行いながら、他方の手でアンテナを持つ
ことが、簡単に出来る。また、測量機器の重量は、該測
量機器が搭載されたGPS測量作業補助用治具の肩架け
を介して、作業員の肩にかかる。従って、該測量機器と
して、リアルタイムキネマティック方式のGPS測量用
の子アンテナの付属機械を持ち運ぶとき、従来は非常に
大変であったのに対して作業員がこうした測量機器を楽
に持ち歩くことが出来、作業性が向上する。また、機器
の持ち運びが楽であることによって長時間の作業を行う
場合でも、作業員の負担が少ない。
【0019】また、本発明のうち請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記支持部材に胸当
て5等の胸当て手段を設けて構成したので、前記肩架け
手段と胸当て手段が、GPS測量作業補助用治具を身に
付けた作業員の体を挟むことが出来る。これにより、G
PS測量作業補助用治具が、これを身に付けた作業員に
対して前後に動くことが防止される。よって、作業員は
一層安定的に測量機器を持ち歩くことが出来るので、さ
らに作業性が向上する。
【0020】また、本発明のうち請求項3記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記肩架け手段は一
対の肩載せ部3a、3aと、該一対の肩載せ部3a、3
aからそれぞれ垂れ下がる形の一対の垂下部3b、3b
と、該一対の垂下部3b、3bを左右方向に接続する形
の背当て部3cにより構成されることを特徴とするの
で、肩架け手段を肩に架けると、背当て部が背中に当た
る。従って、測量機器支持台座に搭載した測量機器の重
量は、肩架け手段を介して、作業員の肩から背中に架け
て分散される形になり、該測量機器の重量が作業員の頸
椎に直接作用することが防止される。このため、首や肩
が痛くならないので一層楽に測量機器を持ち歩くことが
可能となる。
【0021】また、本発明のうち請求項4記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記支持部材の下部
にウエストベルト9等の腰支持ベルトを、周長が調整自
在な形で設け、前記腰支持ベルトにバッテリーケース9
3等のバッテリー収納手段を設けて、構成したので、先
に述べたように測量機器支持台座に搭載される測量機器
用のバッテリーをバッテリー収納手段に収納することが
出来る。すると、作業員は測量機器を身体の前面側に配
置させて、その操作を行いながら、操作の不要なバッテ
リーを腰付近で支持することが出来るので、作業に必要
とされる測量機器の重量が、都合良く分配される形にな
る。また、測量機器を搭載したGPS測量作業補助用治
具を腰支持ベルトを介して身体に固定することが出来る
ので、該GPS測量作業補助用治具の無用な動きがなく
なって、作業員は、一層安定的に、楽な状態で、測量機
器を持ち運ぶことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるGPS測量作業補助用治具の一実
施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すGPS測量作業補助用治具を装着し
た作業員を背後から見た状態を示す図である。
【図3】図1に示すGPS測量作業補助用治具を用いて
測量作業を行っている状態を示す図である。
【符号の説明】
1……GPS測量作業補助用治具(携帯治具) 2……支持部材(パイプ) 3……肩架け手段(肩ホルダー) 3a……肩載せ部 3b……垂下部 3c……背当て部 4……首挿入部 5……胸当て手段(胸当て) 6……測量機器支持台座(台座) 7……機器保持手段(ファスナーテープ) 9……腰支持手段(ウエストベルト) 93……バッテリー収納手段(バッテリーケース)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持部材を有し、 前記支持部材の上部に肩架け手段を設け、 前記支持部材と前記肩架け手段により首挿入部を形成
    し、 前記支持部材に測量機器支持台座を、前面側に向けて突
    出する形で設け、 前記測量機器支持台座に機器保持手段を設けて構成し
    た、GPS測量作業補助用治具。
  2. 【請求項2】前記支持部材に胸当て手段を設けて構成し
    た、請求項1記載のGPS測量作業補助用治具。
  3. 【請求項3】前記肩架け手段は一対の肩載せ部と、該一
    対の肩載せ部からそれぞれ垂れ下がる形の一対の垂下部
    と、該一対の垂下部を左右方向に接続する形の背当て部
    により構成される、請求項1記載のGPS測量作業補助
    用治具。
  4. 【請求項4】請求項1記載のGPS測量作業用補助治具
    において、前記支持部材の下部に腰支持ベルトを、周長
    が調整自在な形で設け、 前記腰支持ベルトにバッテリー収納手段を設けて構成し
    た、GPS測量作業補助用治具。
JP16636794A 1994-06-24 1994-06-24 Gps測量作業補助用治具 Pending JPH0815467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16636794A JPH0815467A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 Gps測量作業補助用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16636794A JPH0815467A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 Gps測量作業補助用治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0815467A true JPH0815467A (ja) 1996-01-19

Family

ID=15830095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16636794A Pending JPH0815467A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 Gps測量作業補助用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0815467A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101331820B1 (ko) * 2013-09-04 2013-11-22 주식회사 대신측량기술 기준점 측량을 위한 정밀 gps 측량시스템
KR101347868B1 (ko) * 2013-09-02 2014-01-07 중원이엔씨(주) 오차감소를 통한 정확도 향상 gps 관측시스템
KR101358981B1 (ko) * 2013-09-03 2014-02-12 주식회사 첨단공간정보 관측지역 내 gps측량 전용 기준점 측량 시스템

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101347868B1 (ko) * 2013-09-02 2014-01-07 중원이엔씨(주) 오차감소를 통한 정확도 향상 gps 관측시스템
KR101358981B1 (ko) * 2013-09-03 2014-02-12 주식회사 첨단공간정보 관측지역 내 gps측량 전용 기준점 측량 시스템
KR101331820B1 (ko) * 2013-09-04 2013-11-22 주식회사 대신측량기술 기준점 측량을 위한 정밀 gps 측량시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6006970A (en) Computer harness to support a computer about the body of a user operator
US6290111B1 (en) Harness
EP0480573B1 (en) Waist bag
CA2286250C (en) A supportive belt system integrating computers, interfaces, and other devices
US5937765A (en) Leg-supported platform for laptop computers
US5464137A (en) Garment weight transfer apparatus
US5064109A (en) Hand-held video camera support
EP2638829B1 (en) Guitar-securing device
US9956979B1 (en) Stroller attachment
US20020130150A1 (en) Wireless communications shoulder holster
JPH0815467A (ja) Gps測量作業補助用治具
US20050067451A1 (en) Mounting system for audio visual equipment
US20030222186A1 (en) Dummy storage and transport device
US20030045332A1 (en) Cellular phone holder for use in automobiles
CN219013953U (zh) 移动终端携带装置
JP2579552Y2 (ja) 背負バッグ
KR20170110304A (ko) 겨드랑이 지지대가 구비된 가방
KR101604859B1 (ko) 휴대 장비 장착 벨트
JP7341044B2 (ja) アシスト器具
CN213252773U (zh) 一种带音箱的瑜伽垫
US11781712B1 (en) Arm support device
JP2000252726A (ja) 可搬無線装置のgpsアンテナ取付構造
CN210351266U (zh) 一种穿戴式手机支架
JP3077024U (ja) 携帯電話保持具
JP2003005745A (ja) 肩掛け式打楽器保持装置