JP2003140776A - 可搬式情報記録伝送装置 - Google Patents

可搬式情報記録伝送装置

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JP2003140776A
JP2003140776A JP2001341219A JP2001341219A JP2003140776A JP 2003140776 A JP2003140776 A JP 2003140776A JP 2001341219 A JP2001341219 A JP 2001341219A JP 2001341219 A JP2001341219 A JP 2001341219A JP 2003140776 A JP2003140776 A JP 2003140776A
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Tomohisa Ebara
智久 江原
Hideo Terada
英雄 寺田
Kouta Tano
航太 田野
Masaaki Tomizawa
正明 富沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置に加えて、通信端末機器や撮像
装置等の周辺機器を一つのボックスに収納して持ち運び
が可能であって、準備作業の手間が掛からず、使用時の
占有スペースが最小となり、しかも使用場所を限定しな
い可搬式情報記録伝送装置を提供する。 【解決手段】 可搬式情報記録伝送装置1は、携行ボッ
クス2と、該携行ボックス2内に収納される情報処理装
置3と、通信端末機器と、撮像装置5とを備えており、
通信端末機器および撮像装置5は、携行ボックス2の内
外間で出入自在に収納され、本体6には、情報処理装置
3を略水平位置に保持する保持プレートからなる保持部
が設けられている。さらに、保持プレートと底壁部との
間に、情報処理装置3から保持部に伝達される熱を放熱
する放熱空間が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に加
えて、通信端末機器や撮像装置等の周辺機器を一つの携
行ボックスに収納した可搬式情報記録伝送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置や通信端末機器等の
発達により、情報記録伝送装置の高性能化や小型化が図
られ、様々な分野で応用されている。例えば、災害地等
の現場から、当該現場の状況をすぐさま他地域の場所へ
連絡するために使用される情報記録伝送装置がある。こ
の情報記録伝送装置は、現場に直接持ち込むことが可能
な可搬装置であり、情報処理装置と通信端末機器の他
に、撮像装置を加えることにより、音声情報や文字情報
の他に静止画像や動画像を他地域へ送信することが可能
である。
【0003】従来、上述のような各種機器を用いる可搬
式手段によって情報の伝送を行う場合には、まず、収納
ボックスに情報処理装置や通信端末機器等の周辺機器を
収納して目的地へ搬送する。そして、目的地へ到着後、
収納ボックスから各種装置を取出し、各種装置間をケー
ブルで接続する等の情報伝送のための準備を行う。情報
記録伝送装置の準備が完了した後、作業者は撮像装置で
現場の状況を撮影し、また、マイクで音声を録音する
等、各種情報の収集を行い、情報処理装置で処理された
データを他地域へ送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
可搬式情報記録伝送装置では、以下に説明するような問
題を有していた。例えば、災害や報道等、可搬式情報記
録伝送装置が使用される状況では、情報をいち早く伝え
る迅速さを要求される場合が多かった。しかしながら、
情報記録伝送装置を構成する各種機器を収納ボックスか
ら取出する作業や、各種機器の接続作業等の準備のため
に多くの時間を有した。
【0005】さらに、各種機器をそれぞれの用途に基づ
いて設置しなければならないので、広い占有スペースが
必要となった。しかも、情報処理装置や通信端末機器等
は精密機器であるので、安定した場所で使用しなければ
ならず、また、情報処理装置からの発熱を効率よく放熱
しなければならないので、設置場所を選ばねばならない
という難点があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、情報処理装置に加えて、通信端末機器や撮像装置等
の周辺機器を一つのボックスに収納して持ち運びが可能
であって、準備作業の手間が掛からず、使用時の占有ス
ペースが最小となり、しかも使用場所を限定しない可搬
式情報記録伝送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、箱状の本体に、該本体
開口部を開閉する蓋体を連結してなる携行ボックスと、
該携行ボックス内に収納される情報処理装置と、該情報
処理装置に接続される通信端末機器と、前記情報処理装
置に接続される撮像装置とを備えた可搬式情報記録伝送
装置であって、前記通信端末機器および撮像装置は、前
記携行ボックス内に、その内外間で出入自在に収納さ
れ、前記本体には、該本体の底壁部を設置したときに、
前記情報処理装置を略水平位置に保持する保持部が設け
られていることを特徴とする。この可搬式情報記録伝送
装置によれば、情報処理装置が携行ボックス内に操作可
能に保持されているので、使用の際、携行ボックスより
取出する必要がなく、さらに、通信端末機器や撮像装置
の収納が容易である。
【0008】請求項2記載した発明は、前記保持部は、
前記底壁部と略水平状態に支持された金属製の保持プレ
ートからなり、該保持プレートと前記底壁部との間に、
前記情報処理装置から前記保持部に伝達される熱を放熱
する放熱空間が形成されていることを特徴とする。この
可搬式情報記録伝送装置によれば、情報処理装置を携行
ボックス内に載置した状態で使用した場合でも、情報処
理装置から発生した熱は、外部へ放出される。
【0009】請求項3に記載した発明は、前記保持プレ
ートは、前記放熱空間側に放熱フィンを備えることを特
徴とする。この可搬式情報記録伝送装置によれば、情報
処理装置の放熱を効率よく行うことが可能である。
【0010】請求項4に記載した発明は、前記保持プレ
ートと、前記情報処理装置の底面との間には、これらの
双方に密接し、これらの熱伝導を促進させる導熱板が配
設されていることを特徴とする。この可搬式情報記録伝
送装置によれば、導熱板を配設することによって、保持
プレートと情報処理装置の底面との伝熱面積が増加す
る。
【0011】請求項5に記載した発明は、前記携行ボッ
クスの前記底壁部または側壁部には、前記放熱空間を外
部に連通させる通風孔が形成されていることを特徴とす
る。この可搬式情報記録伝送装置によれば、情報処理装
置から発生した熱は、通風孔を通して外部へ放出され
る。
【0012】請求項6に記載した発明は、前記情報処理
装置の発熱により加熱された熱気を、前記通風孔を通し
て外部へ放出するファンを備えてなることを特徴とす
る。この可搬式情報記録伝送装置によれば、情報処理装
置から発生した熱は、通風孔を通して、効率よく外部へ
放出される。
【0013】請求項7に記載した発明は、前記保持プレ
ートは、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる
ことを特徴とする。この可搬式情報記録伝送装置によれ
ば、情報処理装置から発生した熱が、熱伝導の良好な保
持プレートを介して、放熱空間へ効率良く放出される。
【0014】請求項8に記載した発明は、前記携行ボッ
クスの各壁部は、アルミニウムまたはアルミニウム合金
からなることを特徴とする。この可搬式情報記録伝送装
置によれば、情報処理装置から発生した熱が、熱伝導の
良好な各壁部を介して、外部へ効率良く放出される。
【0015】請求項9に記載した発明は、前記携行ボッ
クスのいずれかの壁部には、前記携行ボックス内におい
て、前記情報処理装置と接続され、前記携行ボックスの
外側から前記情報処理装置に対し、前記通信端末機器ま
たは前記撮像装置を接続するための端子口が設けられて
いることを特徴とする。この可搬式情報記録伝送装置に
よれば、通信端末機器または撮像装置を容易に接続する
ことが可能である。
【0016】請求項10に記載した発明は、前記携行ボ
ックスは、前記通信端末機器を収納する収納部と、この
収納部に収納された前記通信端末機器を、その位置に保
持する固定手段が設けられていることを特徴とする。こ
の可搬式情報記録伝送装置によれば、通信端末機器を定
位置に保持することが可能である。
【0017】請求項11に記載した発明は、前記携行ボ
ックスのいずれかの壁部外面には、前記通信端末機器を
定位置に保持する保持手段が設けられていることを特徴
とする。この可搬式情報記録伝送装置によれば、通信端
末機器を常時安定した場所に設置可能である。
【0018】請求項12に記載した発明は、前記携行ボ
ックスは、前記撮像装置を収納する収納部と、この収納
部に収納された前記撮像装置を、その位置に保持する固
定手段が設けられていることを特徴とする。この可搬式
情報記録伝送装置によれば、撮像装置を定位置に保持す
ることが可能である。
【0019】請求項13に記載した発明は、前記携行ボ
ックスのいずれかの壁部には、前記情報処理装置に音声
信号を送信するための音声入力の端子口が設けられてい
ることを特徴とする。この可搬式情報記録伝送装置によ
れば、マイク等の音声入力装置を容易に接続することが
可能である。
【0020】請求項14に記載した発明は、前記携行ボ
ックスのいずれかの壁部には、前記情報処理装置または
前記撮像装置のいずれか、もしくは全てに電源供給する
外部電源接続用の端子口が設けられていることを特徴と
する。この可搬式情報記録伝送装置によれば、外部電源
ケーブルを容易に接続することが可能である。
【0021】請求項15に記載した発明は、前記携行ボ
ックスには、前記外部電源接続用の端子口から供給され
る外部電源用コンセントを備えることを特徴とする。こ
の可搬式情報記録伝送装置によれば、外部電源を必要と
する他の複数の電子機器が使用可能となり、さらに、他
の複数の周辺機器の充電が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1から図6に基づいて説明する。図1および図2に示
すように、可搬式情報記録伝送装置1は、可搬式情報記
録伝送装置1を構成する各種機器を全て収納可能な携行
ボックス2と、携行ボックス2内に収納される情報処理
装置3と、情報処理装置3に接続される通信端末機器4
と、情報処理装置3に接続される撮像装置5とを備えて
いる。
【0023】携行ボックス2は、箱状の本体6と、本体
6の開口部20を開閉する蓋体7とからなり、本体6と
蓋体7を構成する各壁部はアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金製である。図3および図4に示すように、本体
6は、略矩形の底壁部6aと、底壁部6aの各辺に連設
された側壁部6b〜6eとからなるものである。側壁部
6bには、携行ボックス2を携行する際に把持するため
の取っ手8が設けられており、側壁部6d、6eにそれ
ぞれ止め金を取り付けたショルダーベルト9が設けられ
ている。
【0024】蓋体7は、本体6に対して開口部20で合
致可能であり、略矩形の上壁部7aと、上壁部7aの各
辺に連接された側壁部7b〜7eとからなるものであ
る。上壁部7aの内側には、衝撃吸収材55が貼接され
ている。また、蓋体7は、本体6に対して、ヒンジ部2
1を中心に開閉自在に設置されており、不図示の係留具
によって、開時は約100°の傾斜位置で係止される。
本体6側の側壁部6bには、締結具22が設けられてお
り、蓋体7側の側壁部7bには、被締結部材23が備え
られている。蓋体7の閉時は、締結具22が被締結部材
23に係合することにより、蓋体7の不用意な開放が防
止される。また、底壁部6aと、側壁部6c、7cとに
は、携行ボックス2を載置するための脚部10が設けら
れている。
【0025】本体6の内部には、この本体6の底壁部6
aを設置したときに、情報処理装置3を底壁部6aに対
して略水平位置に保持する保持部11が設けられてい
る。保持部11は、保持プレート12と、情報処理装置
3の底面に密接され、さらに、その反対面で保持プレー
ト12と密着される導熱板13とからなる。保持プレー
ト12は、作業者が携行ボックス2内に載置された情報
処理装置3を容易に操作可能な高さに、不図示の金具に
よって側壁部6b〜6eに固定されている。導熱板13
は、この導熱板13と情報処理装置3の底面とが広範囲
で密接するように、情報処理装置3の底面に形成されて
いるパット等の突起を避けるための不図示の切欠を有し
ている。保持プレート12および導熱板13は、ともに
アルミニウムまたはアルミニウム合金製である。
【0026】保持プレート12と底壁部6aとの間の空
間には、仕切部材14によって分割された放熱空間15
と、収納空間16とが形成されている。保持プレート1
2の放熱空間15側には、情報処理装置3からの発熱を
外部へ放出するための放熱フィン17が吊着されてい
る。放熱フィン17は、情報処理装置3の底面の発熱部
と合致するように形成されている。
【0027】放熱フィン17から放熱された、放熱空間
15内の熱気を外部へ放出するために、底壁部6aと、
側壁部6c、6eには、それぞれ通風孔18a、18
b、18cが設けられている。さらに、通風孔18aの
内側には、電動のファン19が設けられており、このフ
ァン19の電源には、収納空間16内に設置された充電
池54が使用される。収納空間16は、充電池54の設
置に限らず、情報処理装置3用の予備充電池の保管等、
周辺部品が収納される。
【0028】情報処理装置3は、携行ボックス2内の保
持部11上に略水平状態に載置されており、載置される
第1の筐体3aと、第1の筐体3aに対して、不図示の
ヒンジ部を中心に開閉自在な第2の筐体3bからなり、
第1の筐体3aには操作キー等が取り付けられ、第2の
筐体3bには液晶画面が設けられている。
【0029】通信端末機器4は、通信端末である携帯電
話機24と、携帯電話機24を保持する保持器25と、
情報処理装置3から携帯電話機24へ画像データ等が送
信されるケーブル26とからなる。図5に示すように、
保持器25には、凹型取付金具27が垂直方向の上下2
カ所に設置されている。通信端末機器4の使用時は、上
壁部7aの上端部に設置された凸型取付金具28に、着
脱自在に凹型取付金具27を係合させることによって、
保持器25は定位置に支持される。ケーブル26は、一
方の接続口が携帯電話機24専用の端子29となってお
り、他方の接続口は端子30となっている。
【0030】撮像装置5は、カメラ31と、カメラ31
を定位置に設置するための設置台32と、カメラ31か
ら情報処理装置3へ画像信号等が送信されるケーブル3
3とからなる。設置台32は、カメラ31に着脱自在で
あり、また、カメラ31の取付角度は可変である。ケー
ブル33は、接続口がビデオ端子34となっている。
【0031】側壁部6eには、通信端末機器用端子30
等を接続するための端子口35と、撮像装置用のビデオ
端子34を接続するための端子口36が設けられてい
る。さらに、不図示のマイク等から音声信号を入力する
端子を接続するための端子口37が設けられている。端
子口35、36、37は、本体6の内部で、不図示のケ
ーブルによって情報処理装置3に予め接続されている。
【0032】図6に示すように、保持プレート12上に
は、情報処理装置3と、携帯電話機24の収納部38
と、カメラ31および設置台32の収納部39と、保持
器25の収納部40と、外部電源用コンセント41と、
情報処理装置3用ACアダプタ42とが載置されてい
る。情報処理装置3は、取付金具43によって、定位置
に固定されている。また、情報処理装置3の収納の際
は、ベルト孔44と収納部45との間に、不図示のベル
トを通して固定される。 収納部38には、ベルト46
が設けてあり、携帯電話機24の収納時は、ベルト46
で固定される。収納部39には、不図示のベルト等によ
って、カメラ31および設置台32を固定し、収納され
る。さらに、保持プレート12には、収納空間16用の
蓋47が、ヒンジ部52を介して、開閉自在に設けられ
ている。
【0033】側壁部6dには、外部電源接続用の端子口
48が設けられている。端子口48には、一方が外部コ
ンセント差込口49であり、他方が電源端子50である
電源ケーブル51が接続される。また、端子口48は、
本体6の内部で外部電源用コンセント41に対して、不
図示のケーブルにて接続されている。
【0034】次に、上記のように構成された可搬式情報
記録伝送装置1の使用方法について説明する。
【0035】まず、携行ボックス2については、本体6
の底壁部6aを水平な場所に載置して、蓋体7を開放す
る。収納部38に収納されている携帯電話機24を取出
し、収納部45に収納されているケーブル26を、携帯
電話機24側と端子口35側へ接続する。そして、収納
部40に収納されている保持器25を取出し、保持器2
5に携帯電話機24を保持させ、凹型取付金具27を上
壁部7aに設置されている凸型取付金具28と係合させ
る。さらに、収納部39に収納されているカメラ31
と、設置台32を取出し、双方を取り付け、カメラ31
のビデオ端子34を端子口36と接続する。そして、被
撮影物に向けて設置台32を設置する。音声情報を得る
場合には、端子口37に不図示のマイク等の音声入力端
子を接続する。
【0036】可搬式情報記録伝送装置1の使用場所に供
給電源がある場合は、収納部45に収納された電源ケー
ブル51を取出し、電源端子50を端子口48へ接続さ
せ、外部コンセント差込口49を、外部のコンセントに
差し込む。外部電源用コンセント41へACアダプタ4
2を接続することによって、情報処理装置3へ電源が供
給される。
【0037】上記の準備の完了後、情報処理装置3の第
2の筐体を開放し、可搬式情報記録伝送装置1の全ての
電源を投入して、各種情報の記録と伝送を開始する。こ
こで、上記の可搬式情報記録伝送装置1の使用に際して
は、情報処理装置3の底面付近から熱が発生する。この
熱については、以下のように放熱される。
【0038】即ち、情報処理装置3の底面は、導熱板1
3を介して、保持プレート12と密接しているので、情
報処理装置3で発生した熱は容易に保持プレート12へ
伝導し、保持プレート12に吊着された放熱フィン17
より、放熱空間15へ放出される。 放熱フィン17か
ら放出された放熱空間15内の熱気は、通風孔18a〜
18cより外部へ放出される。通風孔18aの内側に
は、ファン19が設けられているので、ファン19を稼
働させた場合は、通風孔18b、18cより外気を放熱
空間15内へ導入し、通風孔18aから強制的に熱気が
排出され、効率的に放熱がなされる。
【0039】また、携行ボックス2の各壁部がアルミニ
ウムまたはアルミニウム合金であるので、情報処理装置
3からの熱は、保持部11を介して、側壁部6b〜6e
に伝導し、各壁部から外部へ放出される。
【0040】このように、本実施形態の可搬式情報記録
伝送装置1では、情報処理装置3は携行ボックス2内の
保持部11に操作可能に保持されており、しかも、情報
処理装置3の底面からの発熱を効果的に放出する機構を
有しているために、携行ボックス2より取出して使用す
る必要がないので、準備作業を迅速にする利点と、情報
処理装置3の設置場所の選定を行わなくても良い利点が
ある。また、保持器25に携帯電話機24を保持させ、
凹型取付金具27を上壁部7aに設置されている凸型取
付金具28と係合させることによって、携帯電話機24
を支持することが可能であるので、電波の送受信環境が
向上する。凹型取付金具27と凸型取付金具28との係
合は、容易に着脱自在であることから、外部から保持器
25が衝撃を受けた場合でも、保持器25が容易に脱落
することによって、携帯電話機24自体が破壊されるの
を防止する機能も有する。
【0041】また、携行ボックス2の各壁部に周辺機器
用の端子口35,36,37が設けられており、情報処
理装置3を携行ボックス2より取出し、通信端末機器4
と撮像装置5の各接続ケーブルを情報処理装置3に直接
接続する作業を必要としないので、迅速な作業準備が可
能となる。可搬式情報記録伝送装置1の使用場所に供給
電源がある場合は、電源ケーブル51を使用することに
よって、外部電源用コンセント41へACアダプタ42
を接続することにより、情報処理装置3へ電源が供給さ
れ、情報処理装置3の充電池への充電が容易になる。同
様に、外部電源用コンセント41から携帯電話機24へ
の充電や、ファン19用充電池への充電も容易となる。
さらに、通信端末機器4や撮像装置5等の周辺機器と、
周辺機器をそれぞれ接続するケーブル等、すべて携行ボ
ックス2内に収納されているので、可搬が容易である。
【0042】以上、本発明の一実施形態の作用を詳述し
てきたが、本発明はこの実施形態に限られるものではな
い。例えば、携行ボックス2を、ある場所に載置して使
用するとは限らず、通信端末機器4と、撮像装置5とを
準備し、情報処理装置3を起動させた状態で携行ボック
ス2を閉じて、作業者が携行ボックス2を搬送したまま
使用することもある。このように携行ボックス2を閉じ
た状態で情報処理装置3を稼働させても、放熱フィン1
7による放熱と、携行ボックス2の各壁部への伝熱の効
果で、一定時間は稼働可能である。また、通信端末機器
4に使用する通信端末は、携帯電話機24とは限らず、
PHS(登録商標)でもよい。さらに、保持器25の保
持部は可変式であるので、通信端末の機種の限定もされ
ない。また、情報処理装置3等の周辺機器や、ファン1
7は充電池を電源としているが、電源が直接に外部電源
から供給される構造もあり得る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明によれば、この可搬式情報記録伝送装置では、情
報処理装置は、携行ボックス内に操作可能に保持されて
おり、使用の際、携行ボックスより取出する必要がない
ので、他に情報処理装置を載置するスペースを必要とせ
ず、しかも、迅速に通信端末機器や撮像装置等の接続作
業を行うことができる。
【0044】請求項2に記載した発明によれば、情報処
理装置を携行ボックス内に載置した状態で使用した場合
でも、情報処理装置の発熱が外部へ放出され、携行ボッ
クスを閉じた状態でも、一定時間稼働させることが可能
となる。
【0045】請求項3に記載した発明によれば、情報処
理装置から発生した熱を効率よく外部へ放出することが
可能となる。
【0046】請求項4に記載した発明によれば、導熱板
には、情報処理装置の底面の突出物を避けるような穴が
設けられているので、保持プレートと情報処理装置の底
面との伝熱面積が増加し、情報処理装置からの熱が最大
限保持プレートに伝達する。
【0047】請求項5に記載した発明によれば、情報処
理装置から発生した熱は、通風孔を通して、外部へ放出
することが可能となる。
【0048】請求項6に記載した発明によれば、情報処
理装置から発生した熱は、通風孔を通して、効率よく外
部へ放出される。
【0049】請求項7に記載した発明によれば、情報処
理装置からの発熱を、放熱フィンや携行ボックスの各壁
部に、効率良く伝導する。
【0050】請求項8に記載した発明によれば、情報処
理装置からの発熱が、保持プレートを伝導して各壁部に
伝わるので、熱が外部へ放出される。
【0051】請求項9に記載した発明によれば、情報処
理装置を携行ボックスより取出し、通信端末機器と撮像
装置の接続ケーブルを情報処理装置に直接接続する作業
を必要としないので、ケーブルの着脱が容易となる。
【0052】請求項10に記載した発明によれば、通信
端末機器は、情報処理装置内の定位置に保持されるとと
もに可搬であるので、可搬式情報記録伝送装置の可搬性
が向上する。
【0053】請求項11に記載した発明によれば、通信
端末機器を常時安定した場所に設置可能であるので、電
波受信環境が向上する。
【0054】請求項12に記載した発明によれば、撮像
装置は、情報処理装置内の定位置に保持されるとともに
可搬であるので、可搬式情報記録伝送装置の可搬性が向
上する。
【0055】請求項13に記載した発明によれば、情報
処理装置を携行ボックスより取出し、マイク等の音声入
力装置の接続ケーブルを情報処理装置に直接接続する作
業を必要としないので、ケーブルの着脱が容易となる。
【0056】請求項14に記載した発明によれば、外部
電源ケーブルは、情報処理装置等の各種機器を携行ボッ
クスより取出せずに、容易に接続される。
【0057】請求項15に記載した発明によれば、外部
電源を必要とする他の複数の電子機器が使用可能とな
り、さらに、他の複数の周辺機器の充電が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の可搬式情報記録伝送装
置を示す正面斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態の可搬式情報記録伝送装
置を示す裏面斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態の可搬式情報記録伝送装
置を示す断面図である。
【図4】 図3に示した断面図におけるA−A断面の矢
視図である。
【図5】 本発明の実施の形態の携帯電話機の保持器の
取り付けを示す斜視図である。
【図6】 本発明の実施の形態の可搬式情報記録伝送装
置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 可搬式情報記録伝送装置 2 携行ボックス 3 情報処理装置 4 通信端末機器 5 撮像装置 6 本体 6a 底壁部 6b 側壁部 6c 側壁部 6d 側壁部 6e 側壁部 7 蓋体 11 保持部 12 保持プレート 13 導熱板 15 放熱空間 17 放熱フィン 18a 通風孔 18b 通風孔 18c 通風孔 19 ファン 20 開口部 35 端子口 36 端子口 37 端子口 38 収納部 39 収納部 41 コンセント 48 端子口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 英雄 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 (72)発明者 田野 航太 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 (72)発明者 富沢 正明 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状の本体に、該本体開口部を開閉する
    蓋体を連結してなる携行ボックスと、該携行ボックス内
    に収納される情報処理装置と、該情報処理装置に接続さ
    れる通信端末機器と、前記情報処理装置に接続される撮
    像装置とを備えた可搬式情報記録伝送装置であって、 前記通信端末機器および撮像装置は、前記携行ボックス
    内に、その内外間で出入自在に収納され、前記本体に
    は、該本体の底壁部を設置したときに、前記情報処理装
    置を略水平位置に保持する保持部が設けられていること
    を特徴とする可搬式情報記録伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部は、前記底壁部と略水平状態
    に支持された金属製の保持プレートからなり、該保持プ
    レートと前記底壁部との間に、前記情報処理装置から前
    記保持部に伝達される熱を放熱する放熱空間が形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の可搬式情報記録
    伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記保持プレートは、前記放熱空間側に
    放熱フィンを備えることを特徴とする請求項2記載の可
    搬式情報記録伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記保持プレートと、前記情報処理装置
    の底面との間には、これらの双方に密接し、これらの熱
    伝導を促進させる導熱板が配設されていることを特徴と
    する請求項2記載の可搬式情報記録伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記携行ボックスの前記底壁部または該
    底壁部に連接された側壁部には、前記放熱空間を外部に
    連通させる通風孔が形成されていることを特徴とする請
    求項2から4のいずれかに記載の可搬式情報記録伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置の発熱により加熱され
    た熱気を、前記通風孔を通して外部へ放出するファンを
    備えてなることを特徴とする請求項2から5のいずれか
    に記載の可搬式情報記録伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記保持プレートは、アルミニウムまた
    はアルミニウム合金からなることを特徴とする請求項2
    から6のいずれかに記載の可搬式情報記録伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記携行ボックスの各壁部は、アルミニ
    ウムまたはアルミニウム合金からなることを特徴とする
    請求項1から7のいずれかに記載の可搬式情報記録伝送
    装置。
  9. 【請求項9】 前記携行ボックスのいずれかの壁部に
    は、前記携行ボックス内において、前記情報処理装置と
    接続され、前記携行ボックスの外側から前記情報処理装
    置に対し、前記通信端末機器または前記撮像装置を接続
    するための端子口が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の可搬式情報記録伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記携行ボックスは、前記通信端末機
    器を収納する収納部と、この収納部に収納された前記通
    信端末機器を、その位置に保持する固定手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の可搬式情報記録
    伝送装置。
  11. 【請求項11】 前記携行ボックスのいずれかの壁部外
    面には、前記通信端末機器を定位置に保持する保持手段
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の可搬
    式情報記録伝送装置。
  12. 【請求項12】 前記携行ボックスは、前記撮像装置を
    収納する収納部と、この収納部に収納された前記撮像装
    置を、その位置に保持する固定手段が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の可搬式情報記録伝送装
    置。
  13. 【請求項13】 前記携行ボックスのいずれかの壁部に
    は、前記情報処理装置に音声信号を送るための音声入力
    用の端子口が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の可搬式情報記録伝送装置。
  14. 【請求項14】 前記携行ボックスのいずれかの壁部に
    は、前記情報処理装置または前記撮像装置のいずれか、
    もしくは全てに電源供給する外部電源接続用の端子口が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の可搬式
    情報記録伝送装置。
  15. 【請求項15】 前記携行ボックスには、前記外部電源
    接続用の端子口に接続された外部電源用コンセントを備
    えることを特徴とする請求項1または14に記載の可搬
    式情報記録伝送装置。
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