JPH0835171A - 繊維の漂白方法 - Google Patents
繊維の漂白方法Info
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- JPH0835171A JPH0835171A JP7084331A JP8433195A JPH0835171A JP H0835171 A JPH0835171 A JP H0835171A JP 7084331 A JP7084331 A JP 7084331A JP 8433195 A JP8433195 A JP 8433195A JP H0835171 A JPH0835171 A JP H0835171A
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- fiber material
- hydrogen peroxide
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- fiber
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06L—DRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
- D06L4/00—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs
- D06L4/10—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which develop oxygen
-
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- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06L—DRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
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- D06L4/10—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which develop oxygen
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- Detergent Compositions (AREA)
- Coloring (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 繊維粗材料を、過酸化水素及び漂白活性剤を
含む水性漂白液で処理することによって過酸化水素で繊
維粗材料を漂白する方法であって、式I 【化1】 [ 式中、n は3〜5であり、そしてR1はC1-C5-アルキル
である]で表されるN-アシルラクタムを漂白活性剤とし
て使用することから成る方法。 【効果】 繊維粗材料を漂白するのに適した液状漂白活
性剤が得られる。
含む水性漂白液で処理することによって過酸化水素で繊
維粗材料を漂白する方法であって、式I 【化1】 [ 式中、n は3〜5であり、そしてR1はC1-C5-アルキル
である]で表されるN-アシルラクタムを漂白活性剤とし
て使用することから成る方法。 【効果】 繊維粗材料を漂白するのに適した液状漂白活
性剤が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維粗材料を漂白する方
法に関する。
法に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維粗材料を染色または仕上げ加工する
ためにはこれらを漂白することが必要である。従来、過
酸化水素、次亜塩素酸ナトリウムまたは亜塩素酸ナトリ
ウム等の漂白剤を使用するのが通例である。
ためにはこれらを漂白することが必要である。従来、過
酸化水素、次亜塩素酸ナトリウムまたは亜塩素酸ナトリ
ウム等の漂白剤を使用するのが通例である。
【0003】漂白工程において次亜塩素酸塩を使用する
と、有害の可能性がある有機ハロゲン化合物が生じるこ
とがあり、このため、これらの漂白剤は次第に使用され
なくなってきた。
と、有害の可能性がある有機ハロゲン化合物が生じるこ
とがあり、このため、これらの漂白剤は次第に使用され
なくなってきた。
【0004】酸性pH範囲で行われる亜塩素酸ナトリウム
による漂白は、有害であり悪臭を放つ二酸化塩素の形成
を伴う。加えて、この漂白剤は、特別な材料から作られ
た選択された繊維機械でしか使用できない。
による漂白は、有害であり悪臭を放つ二酸化塩素の形成
を伴う。加えて、この漂白剤は、特別な材料から作られ
た選択された繊維機械でしか使用できない。
【0005】これらの欠点のため、過酸化水素を用いて
漂白することがいっそう好ましい。Dr.W.Neyによるテク
スタイルプラクシスインターナショナル(Textilpraxis
international),1974 年、10月及び11月号の1392〜1565
頁における論文“過酸化物漂白のための活性剤及び安定
剤(Activators and stabilizers for the peroxideblea
ch)”に、過酸化水素が、全ての植物及び動物性天然繊
維のための現在最も一般的な漂白剤であることが述べら
れている。
漂白することがいっそう好ましい。Dr.W.Neyによるテク
スタイルプラクシスインターナショナル(Textilpraxis
international),1974 年、10月及び11月号の1392〜1565
頁における論文“過酸化物漂白のための活性剤及び安定
剤(Activators and stabilizers for the peroxideblea
ch)”に、過酸化水素が、全ての植物及び動物性天然繊
維のための現在最も一般的な漂白剤であることが述べら
れている。
【0006】過酸化水素での漂白効果を達成するため
に、これを先ず活性化する必要がある。並びに、漂白溶
液を、活性酸素のロスを最小にするために安定化する必
要がある。
に、これを先ず活性化する必要がある。並びに、漂白溶
液を、活性酸素のロスを最小にするために安定化する必
要がある。
【0007】これには、塩基を用いて活性化するのが一
般的に通例であり最も知られていることである。セルロ
ース繊維の漂白においては、木綿のために使用される塩
基はほとんど例外なしに過酸化ナトリウムであり、一
方、靭皮(bast)繊維、特にリネンには炭酸ナトリウムが
好ましい。塩基を使用した場合の欠点は、動物繊維がア
ルカリに対して敏感であることである。
般的に通例であり最も知られていることである。セルロ
ース繊維の漂白においては、木綿のために使用される塩
基はほとんど例外なしに過酸化ナトリウムであり、一
方、靭皮(bast)繊維、特にリネンには炭酸ナトリウムが
好ましい。塩基を使用した場合の欠点は、動物繊維がア
ルカリに対して敏感であることである。
【0008】塩基の他に、過酸化水素を他の方法、例え
ば過酸化水素を有機及び無機過酸に化学的に転化するこ
とによって活性化することができる。G.Roeschは、ドイ
チェテクスタイルテクニック10 (1960), No.4, 191〜19
5 頁に、繊維漂白に過酢酸を用いることを記載してい
る。過酢酸は引火性である上に、その濃厚溶液は刺激性
の臭気を発し、腐食性であり、肌を冒す。過酢酸の最も
重大な欠点はその爆発性が非常に高いことである。その
製造の際の無水酢酸の使用は、不利な条件化では、同様
に自然分解する傾向があるジアセチルパーオキシドを副
生成物として生成する可能性がある。過酢酸が漂白剤と
して期待される結果を決して満足できない理由はこれら
の性質によるものと思われる。
ば過酸化水素を有機及び無機過酸に化学的に転化するこ
とによって活性化することができる。G.Roeschは、ドイ
チェテクスタイルテクニック10 (1960), No.4, 191〜19
5 頁に、繊維漂白に過酢酸を用いることを記載してい
る。過酢酸は引火性である上に、その濃厚溶液は刺激性
の臭気を発し、腐食性であり、肌を冒す。過酢酸の最も
重大な欠点はその爆発性が非常に高いことである。その
製造の際の無水酢酸の使用は、不利な条件化では、同様
に自然分解する傾向があるジアセチルパーオキシドを副
生成物として生成する可能性がある。過酢酸が漂白剤と
して期待される結果を決して満足できない理由はこれら
の性質によるものと思われる。
【0009】上記の活性化方法に加えて、過酸の形成を
伴う過酸化水素のための活性剤としての使用が考慮され
る他の多くの化学物質もある。W.Ney によると、特に効
果的な化合物は、反応性のアシル基を多数有する極めて
低分子量の化合物、例えばテトラアセチルエチレンジア
ミン(TAED)及びテトラアセチルグリコールウリル(TAGU)
である。
伴う過酸化水素のための活性剤としての使用が考慮され
る他の多くの化学物質もある。W.Ney によると、特に効
果的な化合物は、反応性のアシル基を多数有する極めて
低分子量の化合物、例えばテトラアセチルエチレンジア
ミン(TAED)及びテトラアセチルグリコールウリル(TAGU)
である。
【0010】ドイツ特許出願公開第1 695 219 号は、ア
シル化されたグリコールウリル、特にTAGUを、特にあら
ゆる種類の繊維の漂白に漂白剤として使用することを開
示している。
シル化されたグリコールウリル、特にTAGUを、特にあら
ゆる種類の繊維の漂白に漂白剤として使用することを開
示している。
【0011】ヨーロッパ特許出願公開第125 641 号と米
国特許第4 544 503 号は、アシルオキシベンゼンスルホ
ン酸塩(AOBS)を、織物の過酸化物漂白のための活性剤及
びアクリル系繊維の染色における染色助剤として使用す
ることを開示している。
国特許第4 544 503 号は、アシルオキシベンゼンスルホ
ン酸塩(AOBS)を、織物の過酸化物漂白のための活性剤及
びアクリル系繊維の染色における染色助剤として使用す
ることを開示している。
【0012】ヨーロッパ特許出願公開第442 549 号は、
フタルイミドパーオキシカルボン酸を、織物及び硬質表
面のための漂白剤として使用することを開示している。
ドイツ特許出願公開第1 291 317 号は、繊維から汚れ、
しみを除去するのに適した漂白方法を開示しており、有
機N-アシル化合物を含む過酸化物浴を使用する。使用す
る無機過酸塩、例えば過ほう酸ナトリウム四水和物、過
ほう酸ナトリウム及び過炭酸ナトリウムのために記載さ
れる活性剤は、N-アセチルカプロラクタムも包含する。
この方法に伴う欠点は、無機過酸塩の使用が必須である
ことである。
フタルイミドパーオキシカルボン酸を、織物及び硬質表
面のための漂白剤として使用することを開示している。
ドイツ特許出願公開第1 291 317 号は、繊維から汚れ、
しみを除去するのに適した漂白方法を開示しており、有
機N-アシル化合物を含む過酸化物浴を使用する。使用す
る無機過酸塩、例えば過ほう酸ナトリウム四水和物、過
ほう酸ナトリウム及び過炭酸ナトリウムのために記載さ
れる活性剤は、N-アセチルカプロラクタムも包含する。
この方法に伴う欠点は、無機過酸塩の使用が必須である
ことである。
【0013】ヨーロッパ特許出願公開第584 710 号は、
有機過酸及び過酸化水素を用いた繊維粗材料を漂白する
ための方法を開示しており、ここで使用される漂白浴は
漂白活性剤としてカルボキサミド、カルボン酸エステル
またはスルホン酸塩を含む。これに記載されている固形
の漂白活性剤は、これらが、繊維工業で使用される液体
配量供給システムに使用できないという欠点を有する。
有機過酸及び過酸化水素を用いた繊維粗材料を漂白する
ための方法を開示しており、ここで使用される漂白浴は
漂白活性剤としてカルボキサミド、カルボン酸エステル
またはスルホン酸塩を含む。これに記載されている固形
の漂白活性剤は、これらが、繊維工業で使用される液体
配量供給システムに使用できないという欠点を有する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、繊維
粗材料を漂白するのに適した液状漂白活性剤を提供する
ことである。
粗材料を漂白するのに適した液状漂白活性剤を提供する
ことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、繊維粗材料
を、過酸化水素及び漂白活性剤を含む水性漂白液で処理
することによって過酸化水素で繊維粗材料を漂白するた
めの方法であって、式I
を、過酸化水素及び漂白活性剤を含む水性漂白液で処理
することによって過酸化水素で繊維粗材料を漂白するた
めの方法であって、式I
【0016】
【化2】
【0017】[ 式中、n は3〜5であり、そしてR1はC1
-C5-アルキルである]で表されるN-アシルラクタムを漂
白活性剤として使用することからなる上記方法を提供す
る。
-C5-アルキルである]で表されるN-アシルラクタムを漂
白活性剤として使用することからなる上記方法を提供す
る。
【0018】好ましい漂白活性剤はN-アセチルカプロラ
クタムである。使用する繊維材料は好ましくはセルロー
ス、特に前処理していない天然セルロース、例えば大
麻、リネン、ジュート、木綿、再生セルロース繊維、例
えばステープルビスコース、ビスコースアセテート、レ
ーヨン、動物繊維、例えばウール及び絹、並びに合成繊
維、例えばポリアミド、ポリアクリロニトリルまたはポ
リエステル繊維材料、並びに混合繊維、例えばポリアク
リロニトリル- 木綿またはポリエステル- 木綿等の混合
繊維である。
クタムである。使用する繊維材料は好ましくはセルロー
ス、特に前処理していない天然セルロース、例えば大
麻、リネン、ジュート、木綿、再生セルロース繊維、例
えばステープルビスコース、ビスコースアセテート、レ
ーヨン、動物繊維、例えばウール及び絹、並びに合成繊
維、例えばポリアミド、ポリアクリロニトリルまたはポ
リエステル繊維材料、並びに混合繊維、例えばポリアク
リロニトリル- 木綿またはポリエステル- 木綿等の混合
繊維である。
【0019】処理される繊維材料は様々な加工状態、例
えばばら繊維、ステープル、粗糸(slubbing)、糸、メリ
ヤスまたは織物としてのセルロース含有材料であること
ができる。繊維材料は、水性液中で連続的に (例えば含
浸することによって) またはバッチ式に (例えば漂白装
置中での吸尽方法によって) 処理する。この水性漂白液
は、上記の漂白活性剤、過酸化水素及び場合によって過
酸化物安定剤の他に、洗浄及び湿潤剤、添加物、例えば
脱泡剤及び溶解向上剤、緩衝系、例えば燐酸塩及びクエ
ン酸、及び塩基性塩、例えば重炭酸ナトリウム、炭酸二
ナトリウム及び/ または水酸化ナトリウムを含む。この
漂白液のpHは、5〜13、好ましくは7〜9の範囲内であ
る。
えばばら繊維、ステープル、粗糸(slubbing)、糸、メリ
ヤスまたは織物としてのセルロース含有材料であること
ができる。繊維材料は、水性液中で連続的に (例えば含
浸することによって) またはバッチ式に (例えば漂白装
置中での吸尽方法によって) 処理する。この水性漂白液
は、上記の漂白活性剤、過酸化水素及び場合によって過
酸化物安定剤の他に、洗浄及び湿潤剤、添加物、例えば
脱泡剤及び溶解向上剤、緩衝系、例えば燐酸塩及びクエ
ン酸、及び塩基性塩、例えば重炭酸ナトリウム、炭酸二
ナトリウム及び/ または水酸化ナトリウムを含む。この
漂白液のpHは、5〜13、好ましくは7〜9の範囲内であ
る。
【0020】過酸化水素と漂白活性剤のモル比は、漂白
活性剤の活性カルボニル基を基準として1.0 〜5:1、好
ましくは1.1 〜1.5:1 である。本発明の液状漂白活性剤
は、上記の方法において漂白液製造容器中での漂白液の
製造を可能にし、また配量供給方法によって漂白液の他
の液状成分を一緒に漂白装置または含浸槽に直接配量供
給することを可能にする。
活性剤の活性カルボニル基を基準として1.0 〜5:1、好
ましくは1.1 〜1.5:1 である。本発明の液状漂白活性剤
は、上記の方法において漂白液製造容器中での漂白液の
製造を可能にし、また配量供給方法によって漂白液の他
の液状成分を一緒に漂白装置または含浸槽に直接配量供
給することを可能にする。
【0021】漂白装置中では、繊維材料を漂白液で湿潤
及び飽和し、その際その漂白液の重量は通常繊維材料の
3〜50倍である。この繊維粗材料を低温で漂白液で処理
するか、または漂白液と一緒に40〜130 ℃の温度に加熱
し、そしてこれらの温度で処理する。通常、処理時間は
30分〜3時間である。
及び飽和し、その際その漂白液の重量は通常繊維材料の
3〜50倍である。この繊維粗材料を低温で漂白液で処理
するか、または漂白液と一緒に40〜130 ℃の温度に加熱
し、そしてこれらの温度で処理する。通常、処理時間は
30分〜3時間である。
【0022】含浸方法では、含浸槽中で漂白液で繊維粗
材料を含浸、つまり湿潤及び飽和させる。含浸した後、
この繊維粗材料を、低温で、通常室温で0.5 〜24時間放
置するか、または大気スチーマー (atmosphric steame
r) 中で95℃〜120 ℃の温度で蒸気を用いて加熱する。
この温度での滞留時間は1分間〜2時間である。
材料を含浸、つまり湿潤及び飽和させる。含浸した後、
この繊維粗材料を、低温で、通常室温で0.5 〜24時間放
置するか、または大気スチーマー (atmosphric steame
r) 中で95℃〜120 ℃の温度で蒸気を用いて加熱する。
この温度での滞留時間は1分間〜2時間である。
【0023】通常 (しかし必須ではない) 、本発明の漂
白活性剤を用いての漂白の後に、更なる漂白工程、例え
ばアルカリ過酸化物漂白を行う。活性剤漂白とアルカリ
過酸化物漂白との組み合わせは確かに繊維材料を著しく
白くすることが分かった。漂白した後は繊維材料を洗浄
する。以下の実施例は本発明方法を説明する。
白活性剤を用いての漂白の後に、更なる漂白工程、例え
ばアルカリ過酸化物漂白を行う。活性剤漂白とアルカリ
過酸化物漂白との組み合わせは確かに繊維材料を著しく
白くすることが分かった。漂白した後は繊維材料を洗浄
する。以下の実施例は本発明方法を説明する。
【0024】
【実施例】 実施例1 100%木綿のニットウェアー及び糊抜きした織物の漂白 第一段階は活性化された過酸化物漂白を行う: N-アセチルカプロラクタム 8g/L H2O2 (35% 濃度水溶液) 5g/L 焼成した炭酸ナトリウム 5g/L ラスタビル[Lastabil(登録商標)] TGS (過酸化物安定
剤、ヘキストAGの商標、有機カルボン酸とホスホン酸塩
の混合物) 3g/L ホスタパル [Hostapal (登録商標)] FA (洗浄及び湿潤
剤、ヘキストAGの商標、様々な脂肪アルコールエトキシ
レートの混合物) 3g/L 漂白液を漂白液製造容器中で製造する。この繊維材料を
低温でパジングしそして97〜102 ℃の飽和蒸気下で15〜
30分間蒸熱する。その後に洗浄する。
剤、ヘキストAGの商標、有機カルボン酸とホスホン酸塩
の混合物) 3g/L ホスタパル [Hostapal (登録商標)] FA (洗浄及び湿潤
剤、ヘキストAGの商標、様々な脂肪アルコールエトキシ
レートの混合物) 3g/L 漂白液を漂白液製造容器中で製造する。この繊維材料を
低温でパジングしそして97〜102 ℃の飽和蒸気下で15〜
30分間蒸熱する。その後に洗浄する。
【0025】第二段階において、この材料を、アルカリ
過酸化物漂白液で湿潤しているものを更に (wet on we
t) 含浸する。 H2O2 (35% 濃度水溶液) 25g/L 苛性ソーダ 4g/L ラスタビル (登録商標) TGS 3g/L ホスタパル (登録商標) FA 3g/L この含浸した材料を、飽和蒸気で15〜20分間蒸熱し、そ
して洗浄する。 実施例2 100%木綿のニットウェアー及び糊抜きした織物の吸尽方
法による漂白 漂白液と繊維材料との浴比は10:1である。
過酸化物漂白液で湿潤しているものを更に (wet on we
t) 含浸する。 H2O2 (35% 濃度水溶液) 25g/L 苛性ソーダ 4g/L ラスタビル (登録商標) TGS 3g/L ホスタパル (登録商標) FA 3g/L この含浸した材料を、飽和蒸気で15〜20分間蒸熱し、そ
して洗浄する。 実施例2 100%木綿のニットウェアー及び糊抜きした織物の吸尽方
法による漂白 漂白液と繊維材料との浴比は10:1である。
【0026】この漂白液は、 ホスタパル (登録商標) FA 1g/L ラスタビル (登録商標) TGS 1g/L 焼成した炭酸ナトリウム 2g/L H2O2 (35% 濃度水溶液) 2g/L N-アセチルカプロラクタム 3g/L を含む。
【0027】この漂白液を繊維材料と一緒に60℃に加熱
しそしてこの温度で1時間維持する。次いで、過酸化水
素と苛性ソーダを添加し、その際、漂白浴中の濃度は以
下の通りである: 漂白浴1L 中、35% 濃度H2O2水溶液6g 苛性ソーダ1g/L この漂白液を95℃に加熱しそしてこの温度で1時間維持
する。次いでこの漂白液を排出しそして繊維材料を温水
(60 ℃) で洗浄する。 実施例3 100%ビスコース繊維の織物の漂白 この織物は前糊抜きされている。
しそしてこの温度で1時間維持する。次いで、過酸化水
素と苛性ソーダを添加し、その際、漂白浴中の濃度は以
下の通りである: 漂白浴1L 中、35% 濃度H2O2水溶液6g 苛性ソーダ1g/L この漂白液を95℃に加熱しそしてこの温度で1時間維持
する。次いでこの漂白液を排出しそして繊維材料を温水
(60 ℃) で洗浄する。 実施例3 100%ビスコース繊維の織物の漂白 この織物は前糊抜きされている。
【0028】漂白液は、 N-アセチルカプロラクタム 8g/L H2O2 (35% 濃度水溶液) 5g/L 焼成した炭酸ナトリウム 5g/L ラスタビル (登録商標) TGS 3g/L ホスタパル (登録商標) FA 3g/L を含む。
【0029】この織物を上記漂白液で含浸しそして室温
(20 〜30℃) で18時間維持する。次いで、この織物を温
水で洗浄する。
(20 〜30℃) で18時間維持する。次いで、この織物を温
水で洗浄する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロルフ・クレーベル ドイツ連邦共和国、63263 ノイ− イー ゼンブルク、アム・トリープ、41 (72)発明者 ヘンドリック・アーレンス ドイツ連邦共和国、60489 フランクフル ト・アム・マイン、ニッダガウストラー セ、41 (72)発明者 ギユンター・フオルクウアイン ドイツ連邦共和国、65817 エップシユタ イン、ノンネンウアルトストラーセ、12
Claims (9)
- 【請求項1】 繊維粗材料を、過酸化水素及び漂白活性
剤を含む水性漂白液で処理することによって過酸化水素
で繊維粗材料を漂白する方法であって、式I 【化1】 [ 式中、 n は3〜5であり、そしてR1はC1-C5-アルキルである]
で表されるN-アシルラクタムを漂白活性剤として使用す
ることから成る上記方法。 - 【請求項2】 漂白液中の過酸化水素と漂白活性剤との
モル比が、漂白活性剤の活性カルボニル基を基準として
1.0 〜5:1 、好ましくは1.1 〜1.5:1 である請求項1の
方法。 - 【請求項3】 漂白液のpHが、5〜13、好ましくは7〜
9である請求項1または2の方法。 - 【請求項4】 繊維粗材料を連続方法によって処理する
請求項1〜3のいずれか一つの方法。 - 【請求項5】 含浸方法によって処理を行う請求項4の
方法。 - 【請求項6】 繊維粗材料を先ず漂白液で湿潤及び飽和
させることによって処理し、次いで低温で0.5 〜24時間
放置するかまたは蒸気で95〜120 ℃の温度に加熱し、次
いでこの漂白された繊維粗材料を洗浄する請求項5の方
法。 - 【請求項7】 繊維粗材料をバッチ方法で処理する請求
項1〜3のいずれか1つの方法。 - 【請求項8】 吸尽方法によって処理を行う請求項7の
方法。 - 【請求項9】 繊維粗材料を、低温でまたは40〜130 ℃
で漂白液で湿潤または飽和させ、その際その漂白液の重
量が繊維粗材料の重量の3〜50倍である請求項8の方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4412390A DE4412390A1 (de) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | Verfahren zum Bleichen von Textilien |
DE4412390:6 | 1994-04-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0835171A true JPH0835171A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=6515087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7084331A Withdrawn JPH0835171A (ja) | 1994-04-11 | 1995-04-10 | 繊維の漂白方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0676499A3 (ja) |
JP (1) | JPH0835171A (ja) |
KR (1) | KR950032867A (ja) |
CA (1) | CA2146713A1 (ja) |
DE (1) | DE4412390A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19810885A1 (de) * | 1998-03-13 | 1999-10-07 | Henkel Kgaa | Verfahren zur schonenden Bleiche von textilen Flächengebilden |
FR2790390B1 (fr) * | 1999-03-05 | 2002-08-02 | Anios Lab Sarl | Procede de preparation d'une composition antimicrobienne |
EP1634990A1 (de) * | 2004-09-10 | 2006-03-15 | CHT R. Beitlich | Flüssige Hilfsmittel zur Veredlung von textilen Erzeugnissen |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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