JPH083453Y2 - 工事用標識 - Google Patents

工事用標識

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JPH083453Y2
JPH083453Y2 JP1990117101U JP11710190U JPH083453Y2 JP H083453 Y2 JPH083453 Y2 JP H083453Y2 JP 1990117101 U JP1990117101 U JP 1990117101U JP 11710190 U JP11710190 U JP 11710190U JP H083453 Y2 JPH083453 Y2 JP H083453Y2
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JP
Japan
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静夫 栗原
洋一 矢野
孝一 古崎
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株式会社セフティハウス
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、電柱、樹木、橋の欄干やガードレール等に
取付けて、作業者や歩行者、或は走行中の自動車の運転
者等の注意を喚起する工事用標識に関するものである。
【従来技術とその課題点】
道路工事、ガス工事、水道工事等、各種工事を行なっ
ている区域は、様々な質材や工具等が置いてあったり、
工事用の穴があいていたり、更には頭上からものが落下
する等する為に危険である。そのため、歩行者や走行中
の自動車運転者に工事を知らせ注意を喚起する工事用標
識が使用されている。 従来の工事用標識には様々なものがあるが、立て看板
状やバリケード状のものが一般的である。 しかし、立て看板状やバリケード状のものは地上に据
え置くものであり、また工事区域の周りに何箇所も置か
れるので、特に狭い道路等での工事であれば、近隣の交
通を妨げる心配がある。事実、接触等の事故が後を絶た
ず、早急な対策が望まれている。
【考案の目的】
そこで本考案の目的は、電柱、樹木、橋の欄干やガー
ドレール等に簡単に取付けられるようにして工事区域の
周りの交通の妨げにならないようにした工事用標識を提
供することにある。 また、本考案の他の目的は誤って接触した場合でも歩
行者や自動車および標識自体も損傷を受けにくくした工
事用標識を提供することにある。
【考案の構成】
上記目的を達成するために講じた本考案の構成は次の
通りである。 第1の考案にあっては、 柔軟性を有する合成樹脂シートで平板状の軟質芯材を
包被する形状に形成されており、当該軟質芯材の出し入
れ口を有する表示基体と、当該表示基体内に収容される
ことにより当該表示基体を展張する平板状の軟質芯材
と、上記表示基体の側部から当該表示基体の両面側に延
びて形成されており柔軟性を有する安定台片と、当該安
定台片のうち表示基体とは反対側の面に設けられている
帯挿通部と、当該帯挿通部に移動可能に挿通されており
両端部に止め具が設けてある固定帯と、 上記表示基体の正面側及び背面側に着脱自在な係止具
を介して取り付けられている表示シートと、を備えてい
ることを特徴とする、工事用標識である。 第2の考案にあっては、 柔軟性を有する合成樹脂シートで平板状の軟質芯材を
包被する形状に形成されており、当該軟質芯材の出し入
れ口を有する表示基体と、当該表示基体内に収容される
ことにより当該表示基体を展張する平板状の軟質芯材
と、表示基体の背面に設けられている帯挿通部と、当該
帯挿通部に移動可能に挿通されており両端部に止め具が
設けてある固定帯と、上記表示基体の正面側に着脱自在
な係止具を介して取り付けられている表示シートと、を
備えていることを特徴とする、工事用標識である。 作用 (1)標識は固定帯を有しており、固定帯を電柱、樹
木、橋の欄干やガードレール等に緊締することによって
標識は既存の設置物に簡単に取り付けできる。 従って地上に据え置かずに済むので工事区域の周りの
交通の妨げにならない。 また標識は柔軟性或は軟質を有する素材で形成されて
いるので、誤って歩行者や自動車が接触した場合でも、
歩行者や自動車および標識自体も損傷を受けにくい。 (2)表示基体の側部に直接固定帯を配置した場合は、
被取着物と接触する面積は表示基体の厚みの分だけであ
るから僅かであり、表示基体の安定性に欠ける。 しかし、本考案では表示基体の側部から表示基体の両
面側に延びて形成されている安定台片を有するために当
該安定台片によって電柱などの被取着物と接触する面積
が広くなり、被取着物に表示基体を安定して取着するこ
とができる。 (3)工事用標識は電柱、樹木、橋の欄干やガードレー
ル等に取り付けて使用される。電柱などの被取着物の近
傍に樹木や壁などの障害物がある場合、表示基体に固定
帯が固定されていると止め具の操作が困難で止めること
ができない場合がある。 しかし、本考案では固定帯が帯挿通部に移動可能に挿
通されているために固定帯を動かして表示基体に対する
止め具の位置を変えることができる。 したがって、固定帯を動かして止め具を操作しやすい
所まで移動させて止めることによって障害物があっても
標識を被取着物に取り付けることができる。 (4)表示基体には着脱自在な係止具を介して表示シー
トが取り付けられているので、各種の表示シートを準備
し交換して使用することにより一の標識で多種類の表示
が可能である。また標識全体を交換することなく表示シ
ートを任意に替えることができ、表示シートを縦横など
に方向を変えて取付けることによって、表示基体の方向
が変わっても、見易いように取り付けることができる。
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基き、更に詳細に説明
する。第1図は本考案に係る工事用標識の一実施例を示
した分解斜視図である。 符号Aは、工事用標識で、表示基体11と固定帯12から
なる。 表示基体11は合成樹脂シート、(例えばターポリン
等)を使用し、正面視ほぼ正方形の平板状袋に形成して
ある。表示基体11の一方の側部には出し入れ口であるフ
ァスナーFが設けられた封鎖型のスリット状の挿入口13
が形成されている。表示基体11の他方の側部には、台形
状の二枚の安定台片14、14aが両側に設けられている。
安定台片14、14aの、上部寄りには帯挿通部15、15aが設
けられている。帯挿通部15、15aには係止手段である止
め具16を備えた固定帯12が挿通されている。なお固定帯
152は挿通部15、15aに沿って移動可能で、電柱等に固定
する際の止め具16の位置を任意に調整できる。 また、表示基体11の正面側及び背面側には、四隅に設
けられた着脱自在な係止具である感圧性ファスナ17、17
aを介して、「50m先工事中」等の任意の表示を施した表
示シート18(背面側の表示シート18は図では見えない)
が着脱自在に取付けられている。 表示基体11の内部には、軟質芯材である芯部材20が差
し込み充填されている。芯部材20は、エアーチューブ、
ウレタンフォーム、或は発泡スチロール等の軟質発泡プ
ラスチックを使用し、正面視正方形に形成された板体
で、外力の加わらない状態においては平板の形状を保っ
ている。これによって、表示基体11は平板状となり、内
容物の形態を取って張設される表示シート18も平面とな
るので表示が見易くなる。 (作用) 第2図は工事用標識の使用状態を示す説明図である。
第1図及び第2図を参照して本実施例の作用を説明す
る。 工事用標識Aを電柱Hに取付けるときは、安定台片1
4、14aを電柱Hの周壁の曲面に沿うように当設させ、固
定帯12を電柱Hに巻いて止め具16により締め付けて固定
する。これによれば工事用標識Aは、安定台片14、14a
の作用により、多少の風等では歪んだりずれたりするこ
となく安定よく固定され、視認効果も高い。 また表示基体1は道路側に多少張り出しでも、全体が
柔軟性を有する素材、或は軟質の素材で形成されている
ので、万一表示基体11に歩行者や自動車等が接触したと
しても双方共に殆ど損傷を受けることはない。 更には、電柱等の取付け対象物のそばに樹木や壁等の
障害物があって止め具16による固定がしにくい場合は、
固定帯12を帯挿通部15、15aに沿って移動させて止め具1
6を支障なく係止できる位置に移動させればよい。 なお、工事用標識Aを使用しないときには、表示基体
11から芯部材20を抜き取れば、全体を小さく折り畳むこ
とができ、運搬、保管に便利である。 第3図は他の実施例を示す説明図である。 本実施例の工事用標識A'における表示基体11'は単に
平板状で、前記工事用標識Aのような安定台片は設けら
れていない。そして固定帯12は工事用標識A'の背面側に
設けられた帯挿通部15に、前記工事用標識Aと同様に移
動可能に挿通されている。 本実施例における工事用標識A'は取付け対象物と並設
状態となる工事用標識Aとは相違して、表示シート18の
表示が電柱等の取付け対象物の正面に位置するように取
付ける必要があるときに有効な構造である。 なお作用効果については前記工事用標識Aとほぼ同様
である。 本考案は図示の実施例に限定されるものではなく、実
用新案登録請求の範囲の記載内において種々の変形が可
能である。
【考案の効果】
本考案は上記構成を有し、次の効果を奏する。 (1)標識は固定帯を有しており、固定帯を電柱、樹
木、橋の欄干やガードレール等に緊締することによって
標識は既存の設置物に簡単に取り付けできる。 従って地上に据え置かずに済むので工事区域の周りの
交通の妨げにならない。 また標識は柔軟性或は軟質を有する素材で形成されて
いるので、誤って歩行者や自動車が接触した場合でも、
歩行者や自動車および標識自体も損傷を受けにくい。 (2)表示基体の側部に直接固定帯を配置した場合は、
被取着物と接触する面積は表示基体の厚みの分だけであ
るから僅かであり、表示基体の安定性に欠ける。 しかし、本考案では表示基体の側部から表示基体の両
面側に延びて形成されている安定台片を有するために当
該安定台片によって電柱などの被取着物と接触する面積
が広くなり、被取着物に表示基体を安定して取着するこ
とができる。 (3)工事用標識は電柱、樹木、橋の欄干やガードレー
ル等に取り付けて使用される。電柱などの被取着物の近
傍に樹木や壁などの障害物が有る場合、表示基体に固定
帯が固定されていると止め具の操作が困難で止めること
ができない場合がある。 しかし、本考案では固定帯が帯挿通部に移動可能に挿
通されているために固定帯を動かして表示基体に対する
止め具の位置を変えることができる。 したがって、固定帯を動かして止め具を操作しやすい
所まで移動させて止めることによって障害物があっても
標識を被取着物に取り付けることができる。 (4)表示基体には着脱自在な係止具を介して表示シー
トが取り付けられているので、各種の表示シートを準備
し交換して使用することにより一の標識で多種類の表示
が可能である。また標識全体を交換することなく表示シ
ートを任意に替えることができ、表示シートを縦横など
に方向を変えて取付けることによって、表示基体の方向
が変わっても、見易いように取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る標識の一実施例を示した分解斜視
図、 第2図は使用状態を示す説明図、 第3図は他の実施例を示す説明図である。 A:工事用表示装置 11:表示基体 12:固定帯 14、14a:安定台片 15:帯挿通部 16:止め具 17、17a:感圧性ファスナ 18:表示シート 20:芯部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟性を有する合成樹脂シートで平板状の
    軟質芯材(20)を包被する形状に形成されており、当該
    軟質芯材(20)の出し入れ口を有する表示基体(11)
    と、 当該表示基体(11)内に収容されることにより当該表示
    基体(11)を展張する平板状の軟質芯材(20)と、 上記表示基体(11)の側部から当該表示基体(11)の両
    面側に延びて形成されており柔軟性を有する安定台片
    (14,14a)と、 当該安定台片(14,14a)のうち表示基体(11)とは反対
    側の面に設けられている帯挿通部(15,15a)と、 当該帯挿通部(15,15a)に移動可能に挿通されており両
    端部に止め具(16)が設けてある固定帯(12)と、 上記表示基体(11)の正面側及び背面側に着脱自在な係
    止具(17,17a)を介して取り付けられている表示シート
    (18)と、 を備えていることを特徴とする、 工事用標識。
  2. 【請求項2】柔軟性を有する合成樹脂シートで平板状の
    軟質芯材(20)を包被する形状に形成されており、当該
    軟質芯材(20)の出し入れ口を有する表示基体(11)
    と、 当該表示基体(11)内に収容されることにより当該表示
    基体(11)を展張する平板状の軟質芯材(20)と、 表示基体(11)の背面に設けられている帯挿通部(15)
    と、 当該帯挿通部(15)に移動可能に挿通されており両端部
    に止め具(16)が設けてある固定帯(12)と、 上記表示基体(11)の正面側に着脱自在な係止具(17,1
    7a)を介して取り付けられている表示シート(18)と、 を備えていることを特徴とする、 工事用標識。
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JPH0473012U JPH0473012U (ja) 1992-06-26
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JPS6024730Y2 (ja) * 1982-06-28 1985-07-24 日本道路公団 工事規制用標識体の標識材

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