JP2502033Y2 - 視線誘導標 - Google Patents

視線誘導標

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JP2502033Y2
JP2502033Y2 JP1993033970U JP3397093U JP2502033Y2 JP 2502033 Y2 JP2502033 Y2 JP 2502033Y2 JP 1993033970 U JP1993033970 U JP 1993033970U JP 3397093 U JP3397093 U JP 3397093U JP 2502033 Y2 JP2502033 Y2 JP 2502033Y2
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JP
Japan
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piece
shaped
shaped plate
drawn
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JP1993033970U
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JPH074513U (ja
Inventor
豊 海老澤
Original Assignee
日本ライナー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高速道路などに設けら
れる視線誘導標に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速道路の急カーブを初めとしてT字路
など危険個所には「カーブあり」などの文字や矢印など
を描いた視線誘導標を設け、これで道路の線形をわかり
易くして車を安全に導くようにしている。
【0003】図8、図9はこのような視線誘導標の一例
を示すもので、支柱3などで立設する一枚の表示板1に
1個ないしは2〜3個の矢印2を描く。
【0004】この視線誘導標の図形となる矢印2は遠方
からの視認が容易なようにそれ自体を大きな図柄とする
とともに、多数個を連続設置することにより誘導の方向
等、道路の線型をわかりやすくしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このように従来の視線
誘導標は一枚の表示板1に1個ないしは2〜3個の矢印
2を描くもので、なるべく図形の大きさを大きくするた
めには表示板1も矩形の大型のものとしなければならな
い。このような大型の表示板1では設置場所を確保する
のが困難であり、多数個を連続設置する場合にはさらに
多大なスペースを必要とする。
【0006】また、高速道路においては、橋梁高欄部の
うちカーブ区間にあっては高欄上部に落下防止用のネッ
トフェンスが設置されていることが通常であり、このネ
ットフェンスが邪魔して支柱3とそれに設ける表示板1
を設けられないこともある。
【0007】本考案の目的は前記従来例の不都合を解消
し、取付け場所を大きく取らないので壁高欄やネットフ
ェンスにも取付けが可能であり、しかも、大きな図形を
描くことができるのでより一層視認が容易なものとする
ことができる視線誘導標を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するため、板材を長手方向に沿って適宜な角度を持たせ
て折り返してなり、一方の片に視線誘導用の図形の分割
部分を描いた表示面を形成し、他方の片を取付け用片と
する横断面V字状の短冊状の板を適宜間隔を存して並列
させ、前記取付け用片を所定の取付け面に当接させて短
冊状の板を取付け、この短冊状の板の集合で視線誘導用
の図形の全体を描くようにしたことを要旨とするもので
ある。
【0009】
【作用】本考案によれば、短冊状の板は、板材を長手方
向に沿って適宜な角度を持たせて折り返してなることか
ら他方の片である取付け用片は長尺なものとすることが
でき、壁高欄などの所定の取付け面に対して長手方向に
沿って当接することができ、短冊状の板をしっかりと固
定することができる。
【0010】しかも、この短冊状の板は、横断面V字状
なので表示面を形成した片の裏側が開放されており、取
付け用片をビスなどで止める作業が容易である。また、
このように表示面を形成した片の裏側が開放しているこ
とから、短冊状の板としての材料が少なくて済み、短冊
状の板単体のコストが安くなり、しかもその重量も軽減
でき、取扱のよいものである。
【0011】さらに、この短冊状の板は取付け用片を所
定の取付け面に当接させて直接設置箇所に取付けるもの
であるから、高速道路や一般道路あるいは道路のカーブ
に設置する場合等道路条件に合わせて簡単に短冊状の板
の相互間隔を異ならせることができ汎用性に富む。
【0012】なお、短冊状の板は、折り返し角度をその
場では変更することができないが、予め角度の異なるも
のを用意して設置場所の条件に合わせて、所定の角度の
ものを選択して採用すること等が考えられ、手間はかか
らない。
【0013】そして、この単体としての短冊状の板の表
示面が間隔を存して多数組みあわさることで大きな視線
誘導用の図形の全体を描くことができ、しかもこの表示
面は適宜な角度を持たせて並べられるので、ドライバー
から見た場合は表示面は相互間隔を縮めた連続した面と
して視覚に捕らえられ、図形に断絶を起こさないものと
して捕らえられる。
【0014】さらに、万一車両による接触事故が発生し
た場合に、短冊状の板が壊されたとしても、その壊れた
短冊状の板を交換すればすみ、しかもその着脱が容易な
ので、迅速に対応ができる。
【0015】
【実施例】以下、図面について本考案の実施例を詳細に
説明する。図1は本考案の視線誘導標の1実施例を示す
正面図、図2は同上要部の平面図、図3、図4は設置状
態の斜視図である。
【0016】図中4は幅約70mm×2、長さ600m
m程度の板材を適宜な角度を持たせて折り返してなる横
断面V字状の短冊状の板で、幅約70mm程度の一方の
片の外側面に視線誘導用の図形5の分割部分5aを描い
た。本実施例ではこの視線誘導用の図形5を矢印の連続
を縞模様(矢羽根模様)として描いたものであり、前記
分割部分5aは短冊状の板4に白・黒、もしくは黒・黄
色の色分けで形成した。
【0017】この短冊状の板4は、図5〜図7に示すよ
うに厚さ約1mm程度のアルミ板を折り曲げ加工したも
ので、前記表示面12がない側の片を取付け用片6とす
る。
【0018】そして、短冊状の板4と取付け用片6との
折り返し角度は30°〜60°の範囲が適当であり(図
示の例は40°)、取付け用片6にはビス止め用の穴7
を穿設する。
【0019】前記表示面12は反射シート(エンジニア
グレードやハイテンショングレード等)を貼付け加工と
する。
【0020】図2に示すように、この取付け用片6を例
えば壁高欄8に当接し、穴7を介してアンカービス9で
固定する。その結果、短冊状の板4は壁高欄8の面に対
し30°〜60°の角度で起立し、かつ、この短冊状の
板4を適宜の間隔を存して並列される。
【0021】図1では30枚の短冊状の板4を並べたも
のであり、この板4の集合で分割部分5aが集まり視線
誘導用の図形5の全体が描かれる。
【0022】なお、視線誘導用の図形5としては矢羽根
模様の他に文字表示や波型その他の絵柄の連続模様でも
よく、図4に示すように壁高欄8の上方のネットフェン
ス10にも取付けが可能である。この場合はアルミバン
ドをリベット止めすることになるが、かかるネットフェ
ンス10に取り付けた場合でも短冊状の板4は細長いも
のであり、しかも、相互に間隔を有するので受風圧は少
なく抑えられる。
【0023】また、短冊状の板4やこれに連続する取付
け用片6を合成樹脂等で成形することも可能である。
【0024】
【考案の効果】以上述べたように本考案の視線誘導標
は、取付け場所を大きく取らないので壁高欄やネットフ
ェンスに直接取付けることができ、しかも、単体として
の短冊状の板は、道路がカーブしていたり、高速道路や
一般道路などのように相互間隔を調整する必要があると
きでもこれに対応でき、さらに大きな図形を描くことが
できるのでより一層視認が容易なものとすることができ
るものである。
【0025】また、壁高欄に取付けるような場合でも、
短冊状の板であるので万一車両による接触事故が発生し
た場合にも本体による二次的災害は最小に抑えられるも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の視線誘導標の第1実施例を示す正面図
である。
【図2】本考案の視線誘導標の第1実施例を示す同上要
部の平面図である。
【図3】設置状態の一例を示す斜視図である。
【図4】設置状態の他の一例を示す斜視図である。
【図5】短冊状の板の斜視図である。
【図6】短冊状の板の正面図である。
【図7】短冊状の板の平面図である。
【図8】従来例を示す正面図である。
【図9】他の従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1…表示板 2…矢印 3…支柱 4…短冊状の板 5…視線誘導用の図形 5a…分割部分 6…取付け用片 7…穴 8…壁高欄 9…アンカービ
ス 10…ネットフェンス 11…頂部 12…表示面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材を長手方向に沿って適宜な角度を持
    たせて折り返してなり、一方の片に視線誘導用の図形の
    分割部分を描いた表示面を形成し、他方の片を取付け用
    片とする横断面V字状の短冊状の板を適宜間隔を存して
    並列させ、前記取付け用片を所定の取付け面に当接させ
    て短冊状の板を取付け、この短冊状の板の集合で視線誘
    導用の図形の全体を描くようにしたことを特徴とする視
    線誘導標。
JP1993033970U 1993-06-23 1993-06-23 視線誘導標 Expired - Lifetime JP2502033Y2 (ja)

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JPH074513U JPH074513U (ja) 1995-01-24
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