JPH074513U - 視線誘導標 - Google Patents

視線誘導標

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JPH074513U
JPH074513U JP033970U JP3397093U JPH074513U JP H074513 U JPH074513 U JP H074513U JP 033970 U JP033970 U JP 033970U JP 3397093 U JP3397093 U JP 3397093U JP H074513 U JPH074513 U JP H074513U
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豊 海老澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付け場所を大きく取らないので壁高欄やネ
ットフェンスにも取付けが可能であり、しかも、大きな
図形を描くことができるのでより一層視認が容易なもの
とすることができ、また、壁高欄に取付けるような場合
でも、短冊状の板であるので万一車両による接触事故が
発生した場合にも本体による二次的災害は最小に抑えら
れるものとなる。 【構成】 視線誘導用の図形5の分割部分5aを描いた
短冊状の板4を間隔を存してかつ適宜な角度で並ベ、こ
の短冊状の板4の集合で視線誘導用の図形5の全体を描
くようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高速道路などに設けられる視線誘導標に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高速道路の急カーブを初めとしてT字路など危険個所には「カーブあり」など の文字や矢印などを描いた視線誘導標を設け、これで道路の線形をわかり易くし て車を安全に導くようにしている。
【0003】 図12、図13はこのような視線誘導標の一例を示すもので、支柱3などで立設す る一枚の表示板1に1個ないしは2〜3個の矢印2を描く。
【0004】 この視線誘導標の図形となる矢印2は遠方からの視認が容易なようにそれ自体 を大きな図柄とするとともに、多数個を連続設置することにより誘導の方向等、 道路の線型をわかりやすくしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来の視線誘導標は一枚の表示板1に1個ないしは2〜3個の矢印 2を描くもので、なるべく図形の大きさを大きくするためには表示板1も矩形の 大型のものとしなければならない。このような大型の表示板1では設置場所を確 保するのが困難であり、多数個を連続設置する場合にはさらに多大なスーペスを 必要とする。
【0006】 また、高速道路においては、橋梁高欄部のうちカーブ区間にあっては高欄上部 に落下防止用のネットフェンスが設置されていることが通常であり、このネット フェンスが邪魔して支柱3とそれに設ける表示板1を設けられないこともある。
【0007】 本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、取付け場所を大きく取らないの で壁高欄やネットフェンスにも取付けが可能であり、しかも、大きな図形を描く ことができるのでより一層視認が容易なものとすることができる視線誘導標を提 供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、視線誘導用の図形の分割部分を描いた短冊 状の板を間隔を存してかつ適宜な角度で並ベ、この短冊状の板の集合で視線誘導 用の図形の全体を描くようにしたこと、および、短冊状の板は、一側からの折り 返し部を有し、この折り返し部を取付け用片とすること、短冊状の板は、横断面 山型や半円形で頂部を境に角度を有する表示面を複数形成したことを要旨とする ものである。
【0009】
【作用】
請求項1記載の本考案によれば、単体としての表示板は短冊状の板であり、場 所を取らずに設けることができる。そしてこの単体としての表示板が間隔を存し て多数組みあわさることで面としてそこに大きな視線誘導用の図形の全体を描く ことができ、しかも単体としての表示板は適宜な角度で並ベられるので、ドライ バーから見た場合は表示板は相互間隔を縮めた連続した面として視覚に捕らえら れ、図形に断絶を起こさずにすむ。
【0010】 請求項2記載の本考案によれば、前記作用に加えて、取付け用片があるので、 構造簡単でしかも取付け容易なものとなる。
【0011】 請求項3記載の本考案によれば、相反する向きの表示面が形成されるので中央 分離帯のない一車線の道路などで双方向からの視認が可能となる。
【0012】
【実施例】
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。図1は本考案の視線誘 導標の1実施例を示す正面図、図2は同上要部の平面図、図3、図4は設置状態 の斜視図である。
【0013】 図中4は幅約70mm、長さ600 mm程度の短冊状の板で、その面に視線誘導用の図 形5の分割部分5aを描いた。本実施例ではこの視線誘導用の図形5を矢印の連 続を縞模様(矢羽根模様)として描いたものであり、前記分割部分5aは短冊状 の板4に白・黒、もしくは黒・黄色の色分けで形成した。
【0014】 この短冊状の板4は、図5〜図7に示すように約1mm程度のアルミ板を折り曲 げ加工したもので、表示面12となる部分の一側からの折り返し部を有し、この折 り返し部を取付け用片6とする。
【0015】 そして、短冊状の板4と取付け用片6との折り返し角度は30°〜60°の範囲が 適当であり(図示の例は40°)、取付け用片6にはビス止め用の穴7を穿設する 。
【0016】 前記表示面12は反射シート(エンジニアグレードやハイラエンショングレード 等)を貼付け加工とする。
【0017】 図2に示すように、この取付け用片6を例えば壁高欄8に当接し、穴7を介し てアンカービス9で固定する。その結果、短冊状の板4は壁高欄8の面に対し30 °〜60°の角度で起立し、かつ、この短冊状の板4を適宜の間隔を存して並列さ せる。
【0018】 図1では30枚の短冊状の板4を並べたものであり、この板4の集合で分割部分 5aが集まり視線誘導用の図形5の全体が描かれる。
【0019】 なお、視線誘導用の図形5としては矢羽根模様の他に文字表示や波型その他の 絵柄の連続模様でもよく、図4に示すように壁高欄8の上方のネットフェンス10 にも取付けが可能である。この場合はアルミバンドをリベット止めすることにな るが、かかるネットフェンス10に取り付けた場合でも短冊状の板4は細長いもの であり、しかも、相互に間隔を有するので受風圧は少なく抑えられる。
【0020】 また、短冊状の板4やこれに連続する取付け用片6を合成樹脂等で成形するこ とも可能であり、さらに、他の実施例として図8〜図10に示すように短冊状の板 4は、三角形の横断面山型(図8、図9)や半円形(図10)で頂部11を境に角度 を有する表示面12を複数有するようなものでもよい。
【0021】 このようにすれば、表示面12は壁高欄8で相互に逆向きの角度で起立するもの となり、中央分離帯のない一車線の道路などでいずれかの表示面12を観取でき双 方向からの視認が可能となる。
【0022】 図11はさらに他の実施例を示すもので、壁高欄8やネットフェンス10に直接取 り付ける他に、支柱3間などにバー13を掛渡し、このバー13に短冊状の板4を連 続して並べてリベットピンにより取付けるようにする設置の仕方もできる。
【0023】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の視線誘導標は、取付け場所を大きく取らないので壁 高欄やネットフェンスにも取付けが可能であり、しかも、大きな図形を描くこと ができるのでより一層視認が容易なものとすることができるものである。
【0024】 また、壁高欄に取付けるような場合でも、短冊状の板であるので万一車両によ る接触事故が発生した場合にも本体による二次的災害は最小に抑えられるものと なる。
【提出日】平成5年7月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 前記表示面12は反射シート(エンジニアグレードやハイテンショングレード等 )を貼付け加工とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の視線誘導標の第1実施例を示す正面図
である。
【図2】本考案の視線誘導標の第1実施例を示す同上要
部の平面図である。
【図3】設置状態の一例を示す斜視図である。
【図4】設置状態の他の一例を示す斜視図である。
【図5】短冊状の板の斜視図である。
【図6】短冊状の板の正面図である。
【図7】短冊状の板の平面図である。
【図8】本考案の視線誘導標の第2実施例を示す同上要
部の平面図である。
【図9】本考案の視線誘導標の第3実施例を示す同上要
部の平面図である。
【図10】本考案の視線誘導標の第4実施例を示す同上
要部の平面図である。
【図11】本考案の視線誘導標の第5実施例を示す正面
図である。
【図12】従来例を示す正面図である。
【図13】他の従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1…表示板 2…矢印 3…支柱 4…短冊状の板 5…視線誘導用の図形 5a…分割部分 6…取付け用片 7…穴 8…壁高欄 9…アンカービス 10…ネットフェンス 11…頂部 12…表示面 13…バー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視線誘導用の図形の分割部分を描いた短
    冊状の板を間隔を存してかつ適宜な角度で並ベ、この短
    冊状の板の集合で視線誘導用の図形の全体を描くように
    したことを特徴とする視線誘導標。
  2. 【請求項2】 短冊状の板は、一側からの折り返し部を
    有し、この折り返し部を取付け用片とする請求項1記載
    の視線誘導標。
  3. 【請求項3】 短冊状の板は、横断面山型もしくは半円
    形で頂部を境に角度を有する表示面を複数形成した請求
    項1記載の視線誘導標。
JP1993033970U 1993-06-23 1993-06-23 視線誘導標 Expired - Lifetime JP2502033Y2 (ja)

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