JPH0834494B2 - 通信処理方式 - Google Patents

通信処理方式

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JPH0834494B2
JPH0834494B2 JP2267226A JP26722690A JPH0834494B2 JP H0834494 B2 JPH0834494 B2 JP H0834494B2 JP 2267226 A JP2267226 A JP 2267226A JP 26722690 A JP26722690 A JP 26722690A JP H0834494 B2 JPH0834494 B2 JP H0834494B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 端末と端末との間の通信処理を実行するための通信処
理方式に関し、 通信相手の端末が異なる通信速度を持つ場合にあって
も通信処理を可能にすることを目的とし、 送信処理を行うときには、送信側端末が回線網の固有
の識別番号を電話番号とともに送出し、送信側端末を接
続するターミナルアダプタが、この識別番号に従って通
信先の回線網の通信特性を特定して、送信側端末との間
のR点クロックをその通信速度に変更するとともに、通
信先の回線網に整合するセットアップ情報を送出してい
くよう構成し、あるいは、ターミナルアダプタが、相手
方の回線網から送られてくるプログレス情報の表示する
通信速度情報に従って、送信側端末との間のR点クロッ
クを受信側端末の持つ通信速度に変更していくよう構成
し、 また、受信処理を行う場合には、受信側端末を接続す
るターミナルアダプタが、送られてくるセットアップ情
報の表示する通信速度情報に従って、受信側端末との間
のR点クロックを送信側端末の持つ通信速度に変更して
いくように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、端末と端末との間の通信処理を実行するた
めの通信処理方式に関し、特に、通信相手の端末が異な
る通信速度を持つ場合にあっても通信処理を可能にする
通信処理方式に関する。
近年、TV会議システムやG4FAX等の普及により、国際
間での通信処理が普及しつつある。このような国際間の
通信処理では、国毎に回線網の通信特性が決められてい
るので、送信側と受信側の端末との間で通信速度が異な
ることが多い。これから、このような通信速度の違いを
吸収できるような手段を備えていく必要がある。
〔従来の技術〕
従来、異なる通信速度を持つ端末間の通信処理は、送
信側の端末の持つ通信速度を、手動操作により受信側の
端末の持つ通信速度に設定していくことで行われてい
た。また、相手方の端末の通信速度に合う端末を別に専
用的に用意するという方法を採ることもあった。
例えば、日本のNTTの回線網は64Kbpsの通信速度を持
つのに対して、北米のアキュネット回線網は56Kbpsの通
信速度を持つことから、日本側に設置される端末から北
米のアキュネット回線網に接続される端末に通信する場
合には、従来では、日本側の端末を接続するターミナル
アダプタの設定速度を、手動で64Kbpsから56Kbpsに変更
していくことで実行していくか、あるいは、56Kbps通信
速度の専用の端末を用意するという方法を採っていた。
そして、日本国内の異なる通信速度を持つ端末との間の
通信を実行する場合にも、受信側の端末の通信速度を、
手動で送信側のものに変更していくことで実行していく
という方法を採っていたのである。
このような通信速度の整合処理を行わないで、アキュ
ネット回線網との間の通信を試みると、第11図(a)に
示すように、日本側の端末からアキュネット回線網の端
末に通信する場合には、AT&Tの回線網でリジェクトさ
れてしまうとともに、第11図(b)に示すように、アキ
ュネット回線網の端末から日本側の端末に通信がある場
合には、日本側の端末を接続するターミナルアダプタ
(図中のTA)でリジェクトされてしまうか、または、応
答しても着信側と通信速度が異なることで、両端末間の
通信処理が実現できないことになる。そして、このよう
な通信速度の整合処理を行わないで、日本国内の異なる
通信速度を持つ端末からの通信処理を試みると、第12図
に示すように、受信側の端末を接続するターミナルアダ
プタでリジェクトされてしまうことで、両端末間の通信
処理が実現できないことになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、手動操作により通信速度を合わせてい
くという従来技術では、煩雑な処理をユーザに強いると
いう問題点があった。そして、相手方の通信速度を持つ
端末を専用的に用意していくという従来技術では、異な
る通信速度の端末との間の通信処理を殆ど実行しないと
いうユーザに対して、非効率的な端末の使用形態を強い
るという問題点があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、
端末と端末との間の通信処理を実行するときに、通信相
手の端末が異なる通信速度を持つ場合にあっても通信処
理を可能にする新たな通信処理方式の提供を目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の第1の発明の原理構成図であり、第
2図は本発明の第2の発明の原理構成図であり、第3図
は本発明の第3の発明の原理構成図である。この第1図
に示す第1の発明と、第2図に示す第2の発明は、異な
る通信速度を持つアキュネット回線網等に接続される端
末に対しての発信処理に対して有効となるものであり、
この第3図に示す第3の発明は、異なる通信速度を持つ
端末からの着信処理に対して有効となるものである。
第1図中、1は発信側となる送信側端末、2は着信側
となる受信側端末、3は送信側端末1を接続するターミ
ナルアダプタである。この第1の発明の送信側端末1
は、受信側端末2の電話番号を発信するときに、受信側
端末2の接続される回線網に割り付けられる固有の識別
番号を送出していくよう処理する。
第1の発明のターミナルアダプタ3は、管理部30、認
識部31、変更部32、セットアップ情報送出部33及び登録
部34を備える。
この管理部30は、受信側端末2の接続される回線網の
持つ通信特性情報と該回線網に割り付けられる固有の識
別番号との間の対応関係を管理するよう処理し、認識部
31は、送信側端末1から送られてくる識別番号を認識す
るよう処理し、変更部32は、送信側端末1との間のイン
タフェースのR点クロックの周波数を変更するよう処理
し、セットアップ情報送出部33は、受信側端末2に対し
て、通信先の回路網に整合したセットアップ情報を送出
するよう処理し、登録部34は、管理部30の管理データを
登録するよう処理する。
第2図中、1は発信側となる送信側端末、4は送信側
端末1を接続するターミナルアダプタ、6は受信側端末
を接続する回線網である。
第2の発明のターミナルアダプタ4は、検出部40及び
変更部41を備える。この検出部40は、回線網6から送ら
れてくるプログレス情報に従って、受信側端末の持つ通
信速度情報を検出するよう処理し、変更部41は、送信側
端末1との間のインタフェースのR点クロックの周波数
を変更するよう処理する。
第3図中、1は発信側となる送信側端末、2は着信側
となる受信側端末、5は受信側端末2を接続するターミ
ナルアダプタである。
第2の発明のターミナルアダプタ5は、検出部50及び
変更部51を備える。この検出部50は、送信側端末1から
送られてくるセットアップ情報に従って、送信側端末1
の持つ通信速度情報を検出するよう処理し、変更部51
は、受信側端末2との間のインタフェースのR点クロッ
クの周波数を変更するよう処理する。
〔作用〕
本発明の第1の発明では、ターミナルアダプタ3の認
識部31は、送信側端末1から受信側端末2の電話番号を
受け取ると、その電話番号とともに送られてくる識別番
号を検索キーにして管理部30を検索することで、受信側
端末2の接続される回線網の持つ通信特性情報を特定す
る。この特定処理により、例えば、受信側端末2がアキ
ュネット回線網に接続されている場合には、受信側端末
2の接続されている回線網がアキュネット回線網である
ということと、その回線網が56Kbpsの通信速度を持つと
いうことが特定されることになる。
この認識部31の認識結果に従い、R点クロックの周波
数が特定された通信速度とは異なる通信速度のものであ
ると判断するときには、変更部32は、R点クロックの周
波数を特定された通信速度に整合するものに変更し、セ
ットアップ情報送出部33は、電話番号とともに送られて
きた識別番号を削除するとともに、受信側端末2の接続
される回線網に整合したセットアプ情報を作成して、受
信側端末2に送出していく。この処理により、送信側端
末1がNTT回線網に接続され、受信側端末2がアキュネ
ット回線網に接続されている場合には、R点クロックの
周波数が64Kbpsから56Kbpsに自動変更されることになる
とともに、受信側端末2に対して、伝達能力情報要素
(BC)及び低位レイヤ整合性情報要素(LLC)が、「L1
速度整合=V.110方式」及び「ユーザ速度=56Kbps」と
いう値を示すセットアップ情報が通知されることで、送
信側端末1と受信側端末2との間の通信処理が実現され
ることになる。
本発明の第2の発明では、タミーナルアダプタ4の検
出部40は、回線網6からのプログレス情報を着信する
と、そのプログレス情報に従って受信側端末の持つ通信
速度を検出する。この検出処理により、例えば、受信側
端末がアキュネット回線網に接続されている場合には、
プログレス情報中に表示される伝達能力情報要素(BC)
の「L1速度整合=V.110方式」で「ユーザ速度=56Kbp
s」により、受信側端末の持つ通信速度が56Kbpsである
ことを検出していくことになる。
この検出部40の検出結果に従い、R点クロックの周波
数が検出された通信速度とは異なる通信速度のものであ
ると判断するときには、変更部41は、R点クロックの周
波数を検出された通信速度に整合するものに変更してい
く。この処理により、送信側端末1がNTT回線網に接続
され、受信側端末がアキュネット回線網に接続されてい
る場合には、R点クロックの周波数が64Kbpsから56Kbps
に自動変更されることになることので、送信側端末1と
受信側端末との間の通信処理が実現されることになる。
本発明の第3の発明では、ターミナルアダプタ5の検
出部50は、送信側端末1から通信開始のセットアップ情
報を着信すると、そのセットアップ情報に従って送信側
端末1の持つ通信速度を検出する。この検出処理によ
り、例えば、アキュネット回線網に接続されている送信
側端末1からの着信処理である場合には、セットアップ
情報中に表示される伝達能力情報要素(BC)の「L1速度
整合=V.110方式」で「ユーザ速度=56Kbps」により、
送信側端末1の持つ通信速度が56Kbpsであることを検出
し、また、国内の回線網に接続されている送信側端末1
からの着信処理である場合には、セットアップ情報中に
表示される低位レイヤ整合性情報要素(LLC)の通信速
度情報に従って、送信側端末1の持つ通信速度を検出し
ていくことになる。
この検出部50の検出結果に従い、R点クロックの周波
数が検出された通信速度とは異なる通信速度のものであ
ると判断するときには、変更部51は、R点クロックの周
波数を検出された通信速度に整合するものに変更してい
く。この処理により、送信側端末1がアキュネット回線
網に接続され、受信側端末2がNTT回線網に接続されて
いる場合には、R点クロックの周波数が64Kbpsから56Kb
psに自動変更されることになり、また、送信側端末1の
持つ通信速度が9.6Kbpsで、受信側端末2の持つ通信速
度が4.8Kbpsである場合には、R点クロックの周波数が
4.8Kbpsから9.6Kbpsに自動変更されることになること
で、送信側端末1と受信側端末2との間の通信処理が実
現されることなる。
このように、本発明では、通信相手の端末が異なる通
信速度を持つ場合にあっても、手動操作をユーザに強い
ることなく、かつ専用の端末を用意させなくても、端末
と端末との間の通信処理を実行できるようになる。
〔実施例〕
以下、実施例に従って本発明を詳細に説明する。
第4図に、第1図で説明した第1の発明を実現するた
めに、本発明に係るターミナルアダプタ3が備えるプロ
グラム機能構成の一実施例を図示する。図中、300は特
番登録管理部、301は特番識別部、302はSETUPメッセー
ジ編集部、303はCONNメッセージ編集部、304はDISCメッ
セージ編集部、305はDISCメッセージ受信部、306は通信
速度値管理部である。
第5図に、このように構成されるターミナルアダプタ
3が、64Kbpsの通信速度を持つ送信側端末1からアキュ
ネット回線網(56Kbpsの通信速度を持つ)に接続される
受信側端末2への発信時に実行する処理の一実施例を図
示する。次に、この第5図のタイムチャートに従って、
第1の発明の処理について詳細に説明する。
本発明の第1の発明では、第1図で説明したように、
受信側端末2の接続される回線網に対して固有の識別番
号(特番)を割り付けるよう構成して、ターミナルアダ
プタ3が、この識別番号とその回線網の通信特性情報と
の対応関係を管理する構成を採ることになる。この対応
関係の登録管理処理を実行するのが特番登録管理部300
であって、この特番登録管理部300は、ユーザと対話し
ながら、例えば、アキュネット回線網には“0"という識
別番号を割り付けるというように登録処理を実行してい
くとともに、その登録した識別番号と該識別番号に対応
付けられる回線網の持つ通信特性情報(通信速度情報や
回線網名等)との対応関係をテーブル化して管理する構
成を採るものである。
異なる回線網に接続される受信側端末2に対して通信
処理を実行するときには、ユーザは、第5図に示すよう
に、送信側端末1から受信側端末2の電話番号を送出す
るときに、その回線網の識別番号を同時に送出していく
よう処理することになる。このようにして、識別番号の
付加された電話番号を受け取ると、送信側端末1を接続
するターミナルアダプタ3の特番識別部301は、送信側
端末1から送られてきた識別番号を識別することで、受
信側端末2の接続されている回線網の通信特性情報を特
定する。この特定処理に従い、例えば、受信側端末2が
アキュネット回線網に接続されている場合には、受信側
端末2の接続されている回線網がアキュネット回線網で
あるということと、その回線網が56Kbpsの通信速度を持
つということが特定されることになる。
SETUPメッセージ編集部302は、この通信先の回線網の
通信特性情報が特定されると、その特定された通信特性
情報に従って受信側端末2に整合したセットアップメッ
セージを送出していくとともに、送信側端末1との間の
R点クロックを特定された通信速度に整合するものに変
更していく処理を実行する。例えば、送信側端末1がNT
T回線網に接続され、受信側端末2がアキュネット回線
網に接続されている場合には、SETUPメッセージ編集部3
02は、受信側端末2に対して、伝達能力情報要素及び低
位レイヤ整合性情報要素が、「L1速度整合=V.110方
式」及び「ユーザ速度=56Kbps」という値を示すセット
アップメッセージを送出していくとともに、R点クロッ
クの周波数を64Kbpsから56Kbpsに変更するのである。
続いて、CONNメッセージ編集部303は、受信側端末2
からの接続メッセージを受け取るとそれに対しての応答
を処理し、これにより、送信側端末1と受信側端末2と
の間の通信処理が可能になって、通信の実行に入ること
になる。そして、送信側端末1からの切断要求がある
と、DISCメッセージ編集部304は、受信側端末2に対し
て切断メッセージを送出していく。続いて、DISCメッセ
ージ受信部305は、受信側端末2から切断メッセージに
対しての応答を確認することで、送信側端末1と受信側
端末2との間の通信処理の切断を確認すると、通信速度
値管理部306に格納される通信速度の初期値に従って、
送信側端末1との間のR点クロックを本来の通信速度の
ものに戻していくことで処理を終了する。
このようにして、通信速度の異なる回線網との通信処
理が実現されることになる。なお、送信側端末1により
発行された識別番号は、ターミナルアダプタ3が削除し
ていくよう処理する。
次に、第3図で説明した第2の発明について説明す
る。
この第2の発明は、第1の発明では、送信側端末1か
ら受信側端末2の電話番号を送出するときに、その回線
網の識別番号を同時に送出していくように処理するのに
対して、そのような識別番号を送出せずに、相手方の回
線網から戻されるプログレスメッセージに従って、送信
側端末1との間のR点クロックを特定された通信速度に
整合するものに変更していく構成を採るものである。
第6図に、この第2の発明の処理の一実施例を図示す
るとともに、第7図に、この第6図の実施例の処理フロ
ーを図示する。これらの図に示すように、第2の発明で
は、送信側端末1は、アキュネット網に接続される受信
側端末2の電話番号を発信し、これを受けて、ターミナ
ルアダプタ4は、伝達能力情報要素(BC)が「ユーザ速
度=64bps」という値を示すセットアップメッセージを
送出する。一方、相手方のAT&T網は、発信された電話
番号からアキュネット回線への発信であることを判断し
て、経過識別情報に従って、送信側端末1に対して、BC
が「V.110方式、56Kbps」に変更された旨を通知後、ア
キュネットに着信する。そして、このAT&T網からのプ
ログレスメッセージを受信すると、ターミナルアダプタ
4は、受信したプログレスメッセージのBCの内容を元に
して、送信側端末1との間のR点クロックを56Kbpsに設
定していくことで、送信側端末1と受信側端末2との通
信処理を実現していくのである。
次に、第3図で説明した第3の発明について説明す
る。
第8図に、第3の発明を実現するために、本発明に係
るターミナルアダプタ5が備えるプログラム機能構成の
一実施例を図示する。図中、500はSETUPメッセージ受信
部、501はALERTメッセージ編集部、502はCONNメッセー
ジ編集部、503はDISCメッセージ編集部、504はDISCメッ
セージ受信部、505は通信速度値管理部である。
第9図及び第10図に、このように構成されるターミナ
ルアダプタ5が送信側端末1からの着信時に実行する処
理の一実施例を図示する。ここで、第9図は、アキュネ
ット回線網に接続される送信側端末1から64Kbpsの通信
速度を持つ受信側端末2に通信処理が行われたときにタ
ーミナルアダプタ4の実行する処理例、第10図は、9.6K
bpsの通信速度を持つ送信側端末1から4.8Kbpsの通信速
度を持つ受信側端末2に通信処理が行われたときにター
ミナルアダプタ4の実行する処理例を示している。次
に、この第9図及び第10図のタイムチャートに従って、
第3の発明の処理について詳細に説明する。
本発明の第3の発明では、送信側端末1からのセット
アップメッセージを着信すると、受信側端末2を接続す
るターミナルアダプタ5のSETUPメッセージ受信部500
は、送られてきたセットアップメッセージに表示される
通信速度情報から送信側端末1の持つ通信速度情報を検
出する。すなわち、第9図に示すように、アキュネット
回線網に接続される送信側端末1からの通信処理要求で
あるときには、受信したセットアップメッセージの伝達
能力情報要素(BC)の表示値から、56Kbpsの通信速度を
持つ送信側端末1からの通信要求であることを判断し、
また、第10図に示すように、国内の回線網からの通信処
理要求であるときには、受信したセットアップメッセー
ジの低位レイヤ整合性情報要素(LLC)の表示値から、
例えば9.6Kbpsの通信速度を持つ送信側端末1からの通
信要求であることを判断するのである。
続いて、SETUPメッセージ受信部500は、この送信側端
末1の持つ通信速度情報が特定されると、受信側端末2
との間のR点クロックを特定された通信速度に整合する
ものに変更していく処理を実行する。すなわち、第9図
の例で説明するならば、R点クロックの周波数を64Kbps
から56Kbpsに変更し、また、第10図の例で説明するなら
ば、R点クロックの周波数を4.8Kbpsから9.6Kbpsに変更
するのである。
続いて、ALERTメッセージ編集部501は、送信側端末1
に対してALERTメッセージを送出することで着信を表示
していくとともに、CONNメッセージ編集部502は、送信
側端末1に対して接続メッセージを送出し、これによ
り、送信側端末1と受信側端末2との間の通信処理が可
能になって、通信の実行に入ることになる。そして、第
9図のように受信側端末2からの切断要求があると、DI
SCメッセージ編集部503は、送信側端末1に対して切断
メッセージを送出していく。続いて、DISCメッセージ受
信部504は、送信側端末1から切断メッセージに対して
の応答を確認することで、送信側端末1と受信側端末2
との間の通信処理の切断を確認すると、通信速度値管理
部505に格納される通信速度の初期値に従って、受信側
端末2との間のR点クロックを本来の通信速度のものに
戻していくことで処理を終了する。
このようにして、通信速度の異なる回線網との通信処
理が自動的に実現されることになるのである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、通信相手の端
末が異なる通信速度を持つ場合にあっても、手動操作を
ユーザに強いることなく、かつ専用の端末を用意させな
くても、端末と端末との間の通信処理を実行できるよう
になる。これから、国際通信では、アキュネット回線網
との接続が可能になって同一のISDN回線上で運用できる
ことになる。また、国内通信にあってもISDN回線の運用
を容易なものとすることができるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の発明の原理構成図、 第2図は本発明の第2の発明の原理構成図、 第3図は本発明の第3の発明の原理構成図、 第4図は第1の発明を実現するために備えるプログラム
構成の一実施例、 第5図は第1の発明の処理の説明図、 第6図は第2の発明の処理の説明図、 第7図は第6図の実施例の処理フロー、 第8図は第3の発明を実現するために備えるプログラム
構成の一実施例、 第9図及び第10図は第3の発明の処理の説明図、 第11図及び第12図は従来技術の説明図である。 図中、1は送信側端末、2は受信側端末、3、4及び5
ターミナルアダプタ、6は回線網、30は管理部、31は認
識部、32は変更部、33はセットアップ情報送出部、34は
登録部、40は検出部、41は変更部、50は検出部、51は変
更部である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末を接続するターミナルアダプタ(3)
    を備えて、該ターミナルアダプタ(3)を介して、異な
    る通信速度を持つ回線網に接続される端末との間の通信
    処理を行うための通信処理方式であって、 送信側端末(1)が、受信側端末(2)の電話番号を送
    出するときに、受信側端末(2)の接続される回線網に
    割り付けられる固有の識別番号を送出するよう処理する
    とともに、 ターミナルアダプタ(3)が、受信側端末(2)の接続
    される回線網の持つ通信特性情報と、該回線網に割り付
    けられる固有の識別番号との間の対応関係を管理する管
    理部(30)と、送信側端末(1)から送られてくる識別
    番号を認識する認識部(31)とを備えるよう構成し、 ターミナルアダプタ(3)は、上記管理部(30)を参照
    することで、上記認識部(31)により認識された識別番
    号が指定する通信特性情報を特定して、送信側端末
    (1)との間のインタフェースのクロック信号の周波数
    を該通信特性情報に整合したものに変更していくととも
    に、該通信特性情報に整合したセットアップ情報を生成
    して受信側端末(2)に送出していくよう処理すること
    を、 特徴とする通信処理方式。
  2. 【請求項2】端末を接続するターミナルアダプタ(4)
    を備えて、該ターミナルアダプタ(4)を介して、異な
    る通信速度を持つ回線網に接続される端末との間の通信
    処理を行うための通信処理方式であって、 ターミナルアダプタ(4)が、受信側端末を接続する回
    線網(6)から送られてくるプログレス情報に従って、
    受信側端末の持つ通信速度情報を検出する検出部(40)
    と、該検出部(40)の検出結果に従って受信側端末が異
    なる通信速度を持つものであると判断するときに、送信
    側端末(1)との間のインタフェースのクロック信号の
    周波数を検出された通信速度情報に整合したものに変更
    する変更部(41)とを備えるよう構成し、 送信側端末(1)は、該変更部(41)により変更された
    クロック信号に従って受信側端末との間の通信処理を実
    行するよう処理することを、 特徴とする通信処理方式。
  3. 【請求項3】端末を接続するターミナルアダプタ(5)
    を備えて、該ターミナルアダプタ(5)を介して、異な
    る通信速度を持つ端末との間の通信処理を行うための通
    信処理方式であって、 ターミナルアダプタ(5)が、送信側端末(1)から送
    られてくるセットアップ情報に従って、送信側端末
    (1)の持つ通信速度情報を検出する検出部(50)と、
    該検出部(50)の検出結果に従って異なる通信速度を持
    つ送信側端末(1)からの通信情報であると判断すると
    きに、受信側端末(2)との間のインタフェースのクロ
    ック信号の周波数を検出された通信速度情報に整合した
    ものに変更する変更部(51)とを備えるよう構成し、 受信側端末(2)は、該変更部(51)により変更された
    クロック信号に従って送信側端末(1)との間の通信処
    理を実行するよう処理することを、 特徴とする通信処理方式。
JP2267226A 1990-10-04 1990-10-04 通信処理方式 Expired - Lifetime JPH0834494B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103909360A (zh) * 2014-04-01 2014-07-09 金华市三环焊接材料有限公司 一种含镍锰铟无镉低银钎料

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CN103909360A (zh) * 2014-04-01 2014-07-09 金华市三环焊接材料有限公司 一种含镍锰铟无镉低银钎料

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