JPH0834362B2 - 電気部品取り外し機 - Google Patents

電気部品取り外し機

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JPH0834362B2
JPH0834362B2 JP3043498A JP4349891A JPH0834362B2 JP H0834362 B2 JPH0834362 B2 JP H0834362B2 JP 3043498 A JP3043498 A JP 3043498A JP 4349891 A JP4349891 A JP 4349891A JP H0834362 B2 JPH0834362 B2 JP H0834362B2
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JP
Japan
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electric component
removal
row
drum
electric
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JP3043498A
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勝則 藤原
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気部品取り外し機の構
造に関し、特に帯状に連結された電気部品列から電気部
品を自動的に取り外す構造に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】図4Aに示すように抵抗器、ダイオー
ド、コンデンサ等の電気部品5には、部品本体5Hの両端
にリード線5Lが固定されている。このような電気部品5
は、例えば基板への取り付け加工等が容易かつ定型的に
行なえるように、通常、列状に連結され電気部品列50と
して製造される(図4B)。これは図に示すように、例
えば電気部品5の両端のリード線5Lを各々アキシャルテ
ープ53で貼りつけて列状に形成される。
【0003】しかし、電気部品5はその使用目的等によ
り、取り付け作業とは別個の工程で単品化される場合が
ある。すなわち、アキシャルテープ53から多数の電気部
品5を個々に取り外すことがあり、従来はこれを手作業
で行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、電気部品列50か
らの電気部品5の取り外し、単品化は手作業で行なわれ
ていた為、取り外し作業に手間が係り時間を要するとい
う問題があった。特に電気部品5のリード線5Lは微細で
あり、手作業による取り外しは尚更容易ではない。
【0005】そこで本発明は、電気部品列からの電気部
品の取り外し作業を自動的に行ない、電気部品の単品化
の作業効率を向上させることができ、さらに作業の確実
性を確保することができる電気部品取り外し機を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る電気部品
取り外し機は、その両端にリード線が固定されている電
気部品の、当該リード線の各々を二本の帯状部材で保持
することにより複数の電気部品を列状に連結してなる電
気部品列に対し、前記電気部品を取り外す電気部品取り
外し機であって、中心軸を駆動させる駆動装置、中心軸
に設けられているドラム、 前記ドラムを挟んで中心軸に
軸支されており、その外周に所定ピッチで外し突起が配
置された二枚の外し円盤であって、中心軸に対して一定
の斜角度で保持され、基準間隔部における両外し円盤の
外し突起の間隔が回転に伴い次第に広がるように位置す
る二枚の外し円盤、外し円盤の前記基準間隔部に電気部
品列を導き、列状に位置している各電気部品のリード線
の隙間に外し突起が係合し、かつ二本の帯状部材が二枚
の外し円盤の外し突起の外側に位置するよう電気部品列
を導くガイド部、前記ドラムに対して接触圧を加えるこ
とによって、列状に位置している各電気部品を前記ドラ
ムとの間で挟み込んで保持し、前記中心軸の回転と共
に、各電気部品を挟み込んだ状態で前記ドラム上を移動
する保持部材、を備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明に係る電気部品取り外し機においては、
中心軸の駆動によって回転する外し円盤の外し突起に、
列状に位置している各電気部品のリード線の隙間が係合
する。従って、電気部品列は外し円盤の回転動作によ
り、順次、電気部品取り外し機に送り込まれる。
【0008】又、基準間隔部に導かれた電気部品列は、
二本の帯状部材が二枚の外し円盤の外し突起の外側に位
置する状態で外し円盤に係合する。そして、この基準間
隔部における両外し円盤の外し突起の間隔は、外し円盤
の回転に伴い次第に広がるようになっている。従って、
各帯状部材は、外し円盤の回転に伴い外し突起によって
両端外側へ加圧され、次第にリード線から剥離される。
さらに保持部材は、ドラムに対して接触圧を加えること
によって、列状に位置している各電気部品をドラムとの
間で挟み込んで保持する。従って、外し円盤の回転動作
によって送り込まれた各電気部品を、ドラムと保持部材
との挟み込みによって確実に保持することができる。
たこの保持部材は、中心軸の回転と共に、各電気部品を
挟み込んだ状態でドラム上を移動する。従って、より確
実に各電気部品を保持することができる。
【0009】
【実施例】本発明に係る電気部品取り外し機の一実施例
を図面に基づいて説明する。まず、図1に電気部品取り
外し機の全体構成を示す斜視図を掲げる。中心軸6は駆
動ベルト3Bを通じて駆動装置としてのモータ3により矢
印92方向へ回転駆動する。そして、この中心軸6には保
持ドラム(ドラム)8が固定されており、保持ドラム8
の両側には外し円盤である二つのワーク盤2が軸支され
ている。このワーク盤2の外周には、所定のピッチでワ
ーク突起21が形成されている。
【0010】中心軸6、保持ドラム8及びワーク盤2の
正面図を図2に示す。中心軸6に固定された保持ドラム
8は、図に示すように外周面の中央部に保持凹部8Sが形
成されている。この保持凹部8Sには、導かれた電気部品
5の部品本体5H(図3参照)が填り込む。又、ワーク盤
2は中心軸6に対して所定の斜角度R1をもって保持され
ており、この斜角度R1は斜角度維持ローラ25によって一
定角度に維持されている。尚、両ワーク盤2のワーク突
起21が近接して位置する間隔には、基準間隔部2Sとして
電気部品列50が導かれる。
【0011】ワーク盤2にはワーク盤ギア2Kが設けられ
ており、中心軸6に固定された中心軸ギア6Kと接してい
る。尚、中心軸ギア6Kは中心軸6に対して垂直に位置す
る為、ギアの一部のみがワーク盤ギア2Kと接触してい
る。そして、中心軸6、中心軸ギア6Kの回転によってワ
ーク盤2が回転する。このワーク盤2は自在ベアリング
により中心軸6に軸支されている為、斜角度R1を維持し
た状態で回転することができる。
【0012】保持ドラム8の保持凹部8S両側に形成され
ている保持面8Lには、図1に示すように保持部材である
保持ベルト8Bが当接する。この保持ベルト8Bは軸61、62
及びローラ63に係止されており、保持面8Lを加圧して設
けられている。尚、軸61、62は中心ギア部71、72と連動
ベルト7Bとで連結されており、中心軸6の回転に伴い連
動するようになっている。すなわち、保持ベルト8Bは、
中心軸6の回転と共に保持ドラム8の保持面8L上を移動
することになる。
【0013】作業対象となる電気部品列50は、図1に示
すガイド部4によって基準間隔部2S(図2)に導かれ
る。そして一連の部品本体5Hが、順次、保持凹部8Sに填
り込むと伴に、リード線5Lが保持面8Lと保持ベルト8Bと
の間に挿入され挟持される(図示せず)。この場合、ワ
ーク突起21は各リード線5Lの隙間5S(図3)に係合する
ようになっている。すなわち、ワーク突起21との掛かり
によって、電気部品列50はワーク盤2の回転に従い自動
的に矢印90方向(図3)へ送り込まれることになる。
【0014】又、図3に示すように各電気部品5を一連
に保持しているアキシャルテープ53はワーク突起21の外
側に位置する。従って、アキシャルテープ53は、ワーク
盤2の回転に伴いワーク突起21によって両端外側(矢印
94方向)へ加圧され、次第にリード線5Lから剥離され
る。尚、図3においては保持ベルト8Bは省略されてい
る。 こうして電気部品5は自動的に単品化される。こ
の単品化動作は中心軸6に対し斜角度R1をもって保持さ
れたワーク盤2によって行なわれる為、アキシャルテー
プ53からリード線5Lは序々に剥離される。従って、急激
な加圧力によってリード線5Lが切断されてしまう等の虞
はなく、製品の精度を維持した状態での単品化が可能と
なる。更に、モータ3の回転時、停止時を低速で行なう
と、製品に与える影響がより低減して製品への損傷の虞
が少なくなる。尚、単品化された各電気部品5は、図1
に示す回収ケース65に収納される。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る電気部品取り外し機におい
ては、電気部品列が外し円盤の回転動作により、順次、
電気部品取り外し機に送り込まれる。又、各帯状部材
は、外し円盤の回転に伴い外し突起によって両端外側へ
加圧され、次第にリード線から剥離される。従って、電
気部品列からは電気部品が順次、自動的に取り外され、
電気部品の単品化の作業効率が向上する。又、帯状部材
からのリード線の剥離は序々に行なわれる為、電気部品
に損傷を与えることなく単品化することができる。さら
に、本発明に係る電気部品取り外し機においては、外し
円盤の回転動作によって送り込まれた各電気部品を、ド
ラムと保持部材との挟み込みによって確実に保持するこ
とができる。また、中心軸の回転と共に、各電気部品を
挟み込んだ状態でドラム上を移動することによって、よ
り確実に各電気部品を保持することができる。従って、
作業の確実性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気部品取り外し機の一実施例の
全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電気部品取り外し機の中心軸6、保
持ドラム8及びワーク盤2の正面図である。
【図3】図1に示す電気部品取り外し機に電気部品列が
送り込まれた状態を示す図である。
【図4】電気部品及び電気部品列を示す図である。
【符号の説明】
2・・・・・ワーク盤 3・・・・・モータ 4・・・・・ガイド部 6・・・・・中心軸 21・・・・・ワーク突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その両端にリード線が固定されている電気
    部品の、当該リード線の各々を二本の帯状部材で保持す
    ることにより複数の電気部品を列状に連結してなる電気
    部品列に対し、前記電気部品を取り外す電気部品取り外
    し機であって、 中心軸を駆動させる駆動装置、中心軸に設けられているドラム、 前記ドラムを挟んで 中心軸に軸支されており、その外周
    に所定ピッチで外し突起が配置された二枚の外し円盤で
    あって、中心軸に対して一定の斜角度で保持され、基準
    間隔部における両外し円盤の外し突起の間隔が回転に伴
    い次第に広がるように位置する二枚の外し円盤、 外し円盤の前記基準間隔部に電気部品列を導き、列状に
    位置している各電気部品のリード線の隙間に外し突起が
    係合し、かつ二本の帯状部材が二枚の外し円盤の外し突
    起の外側に位置するよう電気部品列を導くガイド部、前記ドラムに対して接触圧を加えることによって、列状
    に位置している各電気部品を前記ドラムとの間で挟み込
    んで保持し、前記中心軸の回転と共に、各電気部品を挟
    み込んだ状態で前記ドラム上を移動する保持部材、 を備えたことを特徴とする電気部品取り外し機。
JP3043498A 1991-03-08 1991-03-08 電気部品取り外し機 Expired - Lifetime JPH0834362B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3043498A JPH0834362B2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 電気部品取り外し機

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JP3043498A JPH0834362B2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 電気部品取り外し機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04280699A JPH04280699A (ja) 1992-10-06
JPH0834362B2 true JPH0834362B2 (ja) 1996-03-29

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ID=12665383

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JP3043498A Expired - Lifetime JPH0834362B2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 電気部品取り外し機

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ225583A (en) * 1987-08-06 1991-07-26 Merck & Co Inc Process for purifying hepatitis a virions (hav)
JPH0252873A (ja) * 1988-08-17 1990-02-22 Toshiba Corp 群管理制御エレベータ装置

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JPH04280699A (ja) 1992-10-06

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