JPH11251408A - チップ分離方法および装置 - Google Patents

チップ分離方法および装置

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JPH11251408A
JPH11251408A JP5399598A JP5399598A JPH11251408A JP H11251408 A JPH11251408 A JP H11251408A JP 5399598 A JP5399598 A JP 5399598A JP 5399598 A JP5399598 A JP 5399598A JP H11251408 A JPH11251408 A JP H11251408A
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JP
Japan
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semiconductor wafer
chip
back surface
pin
semiconductor
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JP5399598A
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English (en)
Inventor
Masutaka Ooshio
益貴 大塩
Shingo Nakagome
眞悟 中込
Hiroshi Matsuzaka
浩志 松坂
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ENZAN SEISAKUSHO KK
Hitachi Ltd
Original Assignee
ENZAN SEISAKUSHO KK
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2221/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof covered by H01L21/00
    • H01L2221/67Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L2221/683Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L2221/68304Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using temporarily an auxiliary support
    • H01L2221/68318Auxiliary support including means facilitating the separation of a device or wafer from the auxiliary support
    • H01L2221/68322Auxiliary support including means facilitating the selective separation of some of a plurality of devices from the auxiliary support

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  • Die Bonding (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイシング工程の合理化を図るとともに、半
導体チップの品質および歩留りの向上を図る。 【解決手段】 ハーフカット後のダイシング完成品をブ
レーキングした後の半導体ウェハ1が貼り付けられてい
るダイシングシート3を支持してなるワーク4を保持す
るステージ12と、回転および移動自在に支持されると
ともに先端部が球面に形成されかつ半導体ウェハ1をそ
の裏面1a側からダイシングシート3を介して突き上げ
る8本の突き上げピン13と、8本の突き上げピン13
を半導体ウェハ1の裏面1aのほぼ全体に渡って移動さ
せかつ回転させる第1モータ14および第2モータ15
とからなり、分離処理部7において、ダイシング後の半
導体ウェハ1をその裏面1a側からダイシングシート3
を介して突き上げピン13によって突き上げることによ
り、個々の半導体チップに分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造技術に
関し、特に、ダイシング工程においてハーフカット加工
を行った半導体ウェハで裏面に金属が付いているウェハ
の金属を分離するチップ分離方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に説明する技術は、本発明を研究、
開発するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
【0003】2極の半導体装置であるDHD(ダブルヒ
ートシンクダイオード)の製造に際しては、そのダイシ
ング工程(ペレタイズ工程ともいう)のダイシング(溝
切り)において、半導体ウェハの厚みのうち30〜50
μmの切り残し部を形成するいわゆるハーフカット加工
を行っている場合が多い。
【0004】したがって、ハーフカット加工後に、半導
体ウェハを半導体チップに分離する際に、全ての半導体
チップを良好な状態で分離するのは困難である。
【0005】なお、ダイシング工程においては、種々の
作業が行われるが、その主なものとして、ダイシング後
の半導体ウェハを専用装置を用いて個々の半導体チップ
に分離するブレーキング(クラッキングともいう)と呼
ばれる作業があり、さらに、チップ分離を確実に行うた
めに、半導体ウェハの裏面擦すりと呼ばれる作業もあ
る。
【0006】この裏面擦すりは、電気ドリルを基にして
形成された専用治具によって行われるものであり、作業
者が裏面擦すり用の前記専用治具を用い、ブレーキング
後の半導体ウェハをその裏面側からダイシングシート
(シート部材)を介して前記専用治具によって擦り付
け、これにより、半導体ウェハの裏面に形成された銀な
どの蒸着膜を確実に切断し、その結果、個々の半導体チ
ップに分離するものである。
【0007】ここで、ダイシング技術については、例え
ば、日経BP社、1993年5月31日発行「実践講座
VLSIパッケージング技術(下)」、香山晋、成瀬邦
彦(監修)、14〜16頁に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した技
術においては、作業者による裏面擦すりでは、半導体ウ
ェハの裏面全体に均一な荷重を掛けるのは困難であると
ともに、裏面全体を均一に擦ること自体も困難である。
【0009】その結果、裏面擦すりが不充分な箇所やそ
の荷重の掛け方が不均一な箇所が存在し、これにより、
2個続きの半導体チップが生じるという問題が起こる。
【0010】また、裏面擦すりの際に、擦る箇所によっ
て、半導体ウェハが貼り付けられているダイシングシー
トの伸びが一定とならずに半導体チップ同士が接触し、
その結果、バリやカケなどの不具合が生じることが問題
とされる。
【0011】本発明の目的は、ダイシング工程の合理化
を図るとともに、半導体チップの品質および歩留りの向
上を図るチップ分離方法および装置を提供することにあ
る。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0014】すなわち、本発明によるチップ分離方法
は、ダイシングを行った半導体ウェハを半導体チップに
分離するチップ分離方法であり、ダイシング後の前記半
導体ウェハが貼り付けられているシート部材を支持して
なるワークを分離処理部のワーク保持部に載置する工程
と、ダイシング後の前記半導体ウェハの主面と反対側の
裏面側に、先端部が球面に形成された複数のピン部材を
配置する工程と、前記分離処理部において、前記複数の
ピン部材を前記半導体ウェハの裏面のほぼ全体に渡って
移動させながら、前記複数のピン部材によって前記半導
体ウェハを前記裏面側から前記シート部材を介して突き
上げることにより、前記半導体チップに分離する工程と
を有するものである。
【0015】また、本発明によるチップ分離装置は、ダ
イシング後の半導体ウェハが貼り付けられているシート
部材を支持してなるワークを保持するワーク保持部と、
前記ワークが配置されてチップ分離処理が行われる分離
処理部と、回転かつ移動自在に支持されるとともに先端
部が球面に形成され、前記半導体ウェハをその主面と反
対側の裏面側から前記シート部材を介して突き上げる複
数のピン部材と、前記複数のピン部材を前記半導体ウェ
ハの前記裏面のほぼ全体に渡って移動させかつ回転させ
るピン駆動手段とを有し、ダイシング後の前記半導体ウ
ェハをその裏面側から前記シート部材を介して前記ピン
部材によって突き上げることにより、前記半導体チップ
に分離するものである。
【0016】これにより、ダイシング工程において、こ
のチップ分離装置を用いてダイシング後の半導体ウェハ
の裏面擦すりを行うことが可能になるため、裏面擦すり
の作業の自動化を図ることができる。
【0017】したがって、ダイシング工程の能率を向上
でき、その結果、ダイシング工程の合理化を図ることが
できる。
【0018】また、チップ分離装置を用いてダイシング
後の半導体ウェハの裏面擦すりを行う際に、半導体ウェ
ハの裏面全体を均一に擦ることが可能になるとともに、
裏面全体にほぼ均一な荷重を掛けることが可能になる。
【0019】これにより、荷重を掛けた際のシート部材
の伸びもほぼ一定にすることができ、その結果、2個続
きの半導体チップの発生を防止できるとともに、隣接す
る半導体チップ同士の接触を防ぐこともできる。
【0020】したがって、半導体チップにおいてバリや
カケなどの発生を防ぐことができ、その結果、ダイシン
グ工程における半導体チップの品質の向上および歩留り
の向上を図ることが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0022】図1は本発明によるチップ分離装置の全体
構造の実施の形態の一例を示す概略構成図、図2は図1
に示すチップ分離装置によって裏面擦すりが行われるワ
ークの構造の一例を示す平面図、図3は図1に示すチッ
プ分離装置における分離処理部の構造の一例を一部断面
にして示す拡大部分断面図、図4は図1に示すチップ分
離装置においてチップ分離を行う際のピン部材とワーク
の位置関係の一例を一部破断して示す拡大平面図、図5
は図1に示すチップ分離装置においてチップ分離を行っ
た際のピン部材の移動軌跡の一例を示す拡大平面図、図
6は図1に示すチップ分離装置おけるピン部材の構造お
よびチップ分離を行った際のピン部材の突き上げ状態の
一例を示す拡大部分断面図、図7は本発明のチップ分離
装置を用いてチップ分離を行った際の半導体チップの歩
留りの効果の一例を示す歩留りデータ図である。
【0023】図1に示す本実施の形態のチップ分離装置
は、半導体装置の一例である2極のDHD(ダブルヒー
トシンクダイオードであり、本実施の形態は、半導体チ
ップ2がDHDタイプのガラス封止式ダイオードに用い
られる素子の場合である)を製造する際に、半導体製造
工程のダイシング工程において、半導体ウェハ1(図2
参照)をハーフカット加工した後に個々の半導体チップ
2に分離する際に、ブレーキング装置を用いてクラッキ
ング作業(大まかに半導体チップ2に分離する作業)を
実施し、その後、さらに確実に半導体チップ2に分離す
るための裏面擦すり作業において用いるものであり、半
導体ウェハ1の裏面側からダイシングシート(シート部
材)3を介して擦することにより、半導体ウェハ1の裏
面1aに形成されたAg(またはAg/AuSb)の蒸
着膜1bをより確実に切断して、その結果、個々の半導
体チップ2に分離するものである。
【0024】図1〜図4を用いて、図1に示す前記チッ
プ分離装置の全体基本構成について説明すると、ハーフ
カット加工を行ったダイシング後の半導体ウェハ1が貼
り付けられているダイシングシート3を支持してなる複
数のワーク4を収容したカセット5が載置されるローダ
部6と、カセット5から取り出したワーク4が配置され
かつ半導体ウェハ1を個々の半導体チップ2に分離する
チップ分離処理が行われる分離処理部7と、空のカセッ
ト5が載置されかつチップ分離処理が終了したワーク4
のカセット5への収容が行われるアンローダ部8と、各
々の作業の終了や異常などを作業者に知らせるシグナル
塔9と、様々なスイッチが取り付けられたスイッチ部1
0と、チップ分離装置における種々の機能を制御する制
御部11とから構成される。
【0025】さらに、分離処理部7には、ワーク4を保
持するステージ12(ワーク保持部)と、回転および移
動自在に支持されるとともに先端部13aが球面に形成
されかつ半導体ウェハ1をその主面1cと反対側の裏面
1a側からダイシングシート3を介して突き上げる8本
の突き上げピン13(ピン部材)と、8本の突き上げピ
ン13を半導体ウェハ1の裏面1aのほぼ全体に渡って
移動させかつ回転させる第1モータ14(ピン駆動手
段)および第2モータ15(ピン駆動手段)とが設けら
れており、分離処理部7において、ダイシング後の半導
体ウェハ1をその裏面1a側からダイシングシート3を
介して突き上げピン13によって突き上げることによ
り、個々の半導体チップ2に分離するものである。
【0026】ここで、図2に示すように、ワーク4は、
半導体ウェハ1の裏面1aに貼り付けられてダイシング
時に半導体ウェハ1を支持しかつダイシング後に個々の
半導体チップ2に切断された際に、半導体チップ2が分
散しないように保持し続けるダイシングシート3と、こ
のダイシングシート3の外周部を保持する円形の枠状の
フレーム16とからなる。
【0027】すなわち、ワーク4は、ハーフカット加工
によってダイシングされた半導体ウェハ1をダイシング
シート3を介してフレーム16によって保持して成るも
のである。
【0028】なお、ダイシングシート3は、一方の面に
粘着層を有しかつ樹脂などから形成されたテープ部材で
ある。
【0029】また、図3に示すように、分離処理部7に
は、突き上げ機構部23が設けられ、この突き上げ機構
部23に設置された8本の突き上げピン13は、例え
ば、スプリング13bを有したスプリングプランジャで
あり、裏面擦すり作業を行う際には、常時、半導体ウェ
ハ1の裏面1a側からダイシングシート3を介して半導
体ウェハ1を突き上げている。
【0030】つまり、半導体ウェハ1の裏面1a側から
半導体ウェハ1に対して所定の荷重を掛けるものであ
る。
【0031】この際、ダイシングシート3は、樹脂から
なるものであり、蒸着膜1bは、Ag(Ag/Sbでも
同じ)であるため、両者の伸び率の差(樹脂の方がAg
より伸び率が大きい)によって蒸着膜1bを切断でき
る。
【0032】つまり、図6に示すように、半導体ウェハ
1の裏面1aに形成された蒸着膜1bを確実に切断する
ことができる。
【0033】また、各々の突き上げピン13は、第1モ
ータ14と第2モータ15との駆動により、半導体ウェ
ハ1の裏面1a側において、螺旋運動を行うように取り
付けられている。
【0034】なお、前記チップ分離装置では、図3およ
び図4に示すように、第1モータ14もしくは第2モー
タ15の駆動により、それぞれに別々に連結された自転
ロータ17aと公転ロータ17bとが自転もしくは公転
するように取り付けられている。
【0035】例えば、本実施の形態では、第1モータ1
4と公転ロータ17bとがギヤ18などを介して連結さ
れ、また、第2モータ15と自転ロータ17aとが同じ
くギヤ18および主ギヤ19を介して連結されている。
【0036】なお、ギヤ18および主ギヤ19は、第1
モータ14または第2モータ15からの回転動力を公転
ロータ17bあるいは自転ロータ17aに伝達する伝達
手段である。
【0037】これにより、第1モータ14の駆動によっ
て、図4に示す長円形の公転ロータ17bが回転し、さ
らに、公転ロータ17b上で4つずつ別々の対向する回
転軸に取り付けられた8本の突き上げピン13がそれぞ
れ公転する。
【0038】一方、第2モータ15の駆動により、同じ
く動力の伝達手段である主ギヤ19に係合した2つの自
転ロータ17aが回転し、それぞれの自転ロータ17a
に係合した4つずつの突き上げピン13が自転する。
【0039】これにより、半導体ウェハ1の裏面1a側
において、8本の突き上げピン13は、各々に図5に示
すような螺旋運動の軌跡26を描きながら円運動すると
ともに、半導体ウェハ1をその裏面1a側からダイシン
グシート3を介して突き上げている。
【0040】なお、突き上げピン13を保持している十
字形のピン保持部材20は、その腕の長さが調節(交
換)可能な部材であり、これにより、8本の突き上げピ
ン13が半導体ウェハ1の裏面1a全体をほぼ均一に移
動するように調節できる。
【0041】つまり、半導体ウェハ1のサイズ(直径)
に対応させて、前記腕の長さを調節できるように、調節
自在(交換自在)に形成されている。
【0042】また、本実施の形態のチップ分離装置にお
ける突き上げピン13は、図6に示すように、その直径
が半導体チップ2のほぼ2個分の大きさと同じ程度に形
成されている。
【0043】さらに、突き上げピン13の先端部13a
には、回転自在なボール部材13cが取り付けられてい
る。
【0044】このボール部材13cは、突き上げピン1
3が半導体ウェハ1の裏面1a側でダイシングシート3
に接触しながら移動する際に、ダイシングシート3との
間の摩擦を小さくするものである。
【0045】また、本実施の形態のチップ分離装置に
は、分離処理部7内にエアー21(例えば、ドライエア
ー)を供給して分離処理部7内の圧力をほぼ一定に保つ
エアー供給手段22が設置されている。
【0046】なお、分離処理部7は、裏面擦すりの際に
ワーク4を支持するステージ12と、これを覆いかつ昇
降自在に設置されたカバー部24とからなり、分離処理
部7の内部の雰囲気をその外部の雰囲気とほぼ遮断でき
る構造を備えている。
【0047】すなわち、分離処理部7にワーク4を搬入
出する際には、カバー部24を上昇させ、分離処理部7
を開放する。
【0048】また、ワーク4を搬入して裏面擦すりを行
う際には、カバー部24を下降させ、ワーク4のダイシ
ングシート3を押さえ付けるとともに、ステージ12と
の間で外部の雰囲気とほぼ遮断した雰囲気を内部に形成
できる。
【0049】これにより、裏面擦すりを行う際には、エ
アー供給手段22から所定量のエアー21を分離処理部
7内に供給し、その結果、分離処理部7内の圧力をほぼ
一定に保つことができる。
【0050】本実施の形態によるチップ分離方法につい
て説明する。
【0051】なお、前記チップ分離方法は、図1に示す
チップ分離装置を用いるものであり、半導体製造工程の
ダイシング工程において、半導体ウェハ1(図2参照)
をハーフカット加工した後に個々の半導体チップ2に分
離する際に、クラッキング作業を実施した後、さらに確
実に個々の半導体チップ2に分離するための裏面1aを
擦する方法である。
【0052】さらに、本実施の形態のチップ分離方法に
おいても、半導体チップ2がDHDタイプのガラス封止
式のダイオードに用いられる素子の場合を取り上げて説
明する。
【0053】まず、図1に示すチップ分離装置のローダ
部6に所定数のワーク4を収容したカセット5をセット
する。
【0054】なお、この際のワーク4は、図2に示すよ
うに、ハーフカット加工によるダイシング後の半導体ウ
ェハ1が貼り付けられているダイシングシート3(シー
ト部材)を円形の枠状のフレーム16によって支持した
ものである。
【0055】続いて、アンローダ部8に空のカセット5
をセットする。
【0056】その後、前記チップ分離装置のスイッチ部
10におけるスタートスイッチをONにする。
【0057】これにより、シグナル塔9が所定の色(例
えば、緑色)に点灯し、自動による裏面擦すり作業を開
始する。
【0058】その後、分離処理部7におけるカバー部2
4が上昇し、分離処理部7が開放される。
【0059】続いて、カセット5から搬送されたワーク
4を分離処理部7に搬入し、このワーク4を分離処理部
7のステージ12(ワーク保持部)上に載置する。
【0060】これにより、ダイシング後の半導体ウェハ
1の裏面1a側(下側)に、先端部13aが球面に形成
された8本の突き上げピン13を配置する。
【0061】その後、カバー部24を下降させて、ワー
ク4を押さえ付けるとともに、ステージ12とカバー部
24とによって、分離処理部7内の雰囲気を外部の雰囲
気と遮断する。
【0062】さらに、エアー供給手段22から分離処理
部7内にドライエアーなどのエアー21を供給して分離
処理部7内の圧力をほぼ一定に保つ。
【0063】この状態で、分離処理部7において、裏面
擦すりの作業を開始する。
【0064】なお、裏面擦すりの処理条件としては、例
えば、分離処理部7内のエアー圧が0.06MPaで、擦
り時間が45秒である。
【0065】すなわち、第1モータ14と第2モータ1
5の駆動を開始して、8本の突き上げピン13を自転お
よび公転させることにより、ダイシングシート3を介し
て半導体ウェハ1の裏面1aに接触させながらこの裏面
1aのほぼ全体に渡って移動させる。
【0066】この際、各々の突き上げピン13を第1モ
ータ14と第2モータ15とによってを自転および公転
させることにより、前記各々の突き上げピン13を連続
的に螺旋運動させて移動させることができる。
【0067】また、突き上げピン13は、これが有する
スプリング13bにより、図6に示すように、常時、半
導体ウェハ1をその裏面1a側から突き上げている(押
し上げている)。
【0068】すなわち、スプリング13bにより、半導
体ウェハ1に対して、その裏面1a側からダイシングシ
ート3を介して、常時、図5に示すような螺旋運動を描
きながら、ほぼ一定の荷重を掛けて突き上げている。
【0069】この際、ダイシングシート3は、樹脂から
なるものであり、蒸着膜1bは、Ag(Ag/Sbでも
同じ)であるため、両者の伸び率の差(樹脂の方がAg
より伸び率が大きい)によって蒸着膜1bを切断でき
る。
【0070】つまり、図6に示すように、半導体ウェハ
1の裏面1aに形成された蒸着膜1bを確実に切断する
ことができ、これにより、個々の半導体チップ2に分離
できる。
【0071】その後、裏面擦すりが終了すると、分離処
理部7におけるカバー部24が上昇し、これにより、分
離処理部7が開放される。
【0072】続いて、裏面擦すりが終了したワーク4を
分離処理部7から搬出し、アンローダ部8まで搬送した
後、空のカセット5に収容する。
【0073】その後、再び、前記チップ分離装置は、ス
タンバイ状態となり、これらの動作を繰り返すことによ
り、所定数のワーク4の裏面擦すり作業を行う。
【0074】本実施の形態によるチップ分離方法および
装置によれば、以下のような作用効果が得られる。
【0075】すなわち、回転かつ移動自在に支持される
とともに先端部13aが球面に形成され、半導体ウェハ
1をその裏面1a側からダイシングシート3を介して突
き上げる8本の突き上げピン13と、この突き上げピン
13を半導体ウェハ1の裏面1aのほぼ全体に渡って移
動させかつ回転させる第1モータ14および第2モータ
15とを有するチップ分離装置であることにより、ダイ
シング工程において、このチップ分離装置を用いてダイ
シング後の半導体ウェハ1の裏面擦すりを行うことが可
能になるため、前記裏面擦すりの作業の自動化を図るこ
とができる。
【0076】これにより、ダイシング工程の能率を向上
でき、その結果、ダイシング工程の合理化を図ることが
できる。
【0077】また、前記チップ分離装置を用いてダイシ
ング後の半導体ウェハ1の裏面擦すりを行う際に、半導
体ウェハ1の裏面1a全体を均一に擦ることが可能にな
るとともに、裏面1a全体にほぼ均一な荷重を掛けるこ
とが可能になる。
【0078】これにより、荷重を掛けた際のダイシング
シート3の伸びもほぼ一定にすることができる。
【0079】その結果、2個続きの半導体チップ2の発
生を防止できるとともに、隣接する半導体チップ2同士
の接触を防ぐこともできる。
【0080】これにより、半導体チップ2において、バ
リやカケなどが発生することも防げる。
【0081】その結果、ダイシング工程における半導体
チップ2の品質の向上および歩留り(取得率)の向上を
図ることが可能になる。
【0082】さらに、半導体チップ2の歩留りの向上を
図ることができるため、ダイシング工程における半導体
チップ2製造の原価を低減させることができる。
【0083】また、8本の突き上げピン13を半導体ウ
ェハ1の裏面1aのほぼ全体に渡って移動させる際に、
各々の突き上げピン13を連続的に螺旋運動させて移動
させることにより、半導体ウェハ1の裏面1a全体に対
して、より均一な荷重を掛けることが可能になる。
【0084】その結果、荷重を掛けた際のダイシングシ
ート3の伸びについても、さらに一定にすることがで
き、これにより、半導体チップ2の歩留りを向上でき
る。
【0085】ここで、本実施の形態の形態のチップ分離
方法および装置によって、裏面擦すりを行った際の半導
体チップ2の歩留りを図7に示す。
【0086】図7は、品種Xと品種Yとにおいて、手動
擦すりによって裏面擦すりを行った比較例(A月)と、
本実施の形態によるチップ分離装置を用いた場合(B
月、C月、D月)とで、それぞれ歩留りを表したもので
ある。
【0087】これによれば、本実施の形態のチップ分離
装置を用いた場合には、前記手動擦すりの場合よりも5
〜6%程度歩留りを向上できる。
【0088】また、突き上げピン13の直径が半導体チ
ップ2のほぼ2個分の大きさと同じ程度に形成されてい
ることにより、半導体ウェハ1を裏面1a側から突き上
げる際に、ダイシングシート3に対してより鋭角な角度
によって突き上げることができる。
【0089】これにより、ダイシングシート3が伸びた
状態で繋がっている半導体チップ2についてもダイシン
グシート3を拡張することができ、その結果、蒸着膜1
bを分離できるため、半導体チップ2の分離を確実に行
うことができる。
【0090】また、分離処理部7内にエアー21を供給
して分離処理部7内の圧力をほぼ一定に保つエアー供給
手段22が設置されていることにより、荷重を掛けた際
のダイシングシート3の伸び率を一定にすることができ
る。
【0091】これにより、蒸着膜1bの切り離しをさら
に安定させることができ、その結果、半導体チップ2の
歩留りを向上できる。
【0092】また、突き上げピン13の先端部13aに
回転自在なボール部材13cが取り付けられていること
により、裏面擦すりを行った際に、ボール部材13cが
回転するため、突き上げピン13とダイシングシート3
との間の摩擦係数を小さくすることができる。
【0093】これにより、図6に示すように、突き上げ
ピン13によって裏面擦すりを行った際に、突き上げピ
ン13の移動方向すなわち進行方向25側のダイシング
シート3の寄れを無くすことができる。
【0094】したがって、ダイシングシート3の寄れに
よるダイシングシート3の変形を抑えることができ、そ
の結果、半導体チップ2におけるバリやカケの発生を低
減できる。
【0095】すなわち、シリコン片の異物の発生も抑え
ることができる。
【0096】これにより、半導体チップ2の品質の向上
および歩留りの向上を図ることできる。
【0097】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言う
までもない。
【0098】例えば、前記実施の形態においては、チッ
プ分離装置に8本の突き上げピン13が設けられている
場合を説明したが、突き上げピン13の設置数は、特に
限定されるものではなく、8本未満であっても、また、
9本以上であってもよい。
【0099】さらに、その際に、自転または公転するロ
ータに設置される突き上げピン13の数の割合(前記実
施の形態では4本ずつ)についても、特に限定されるも
のではない。
【0100】また、ピン駆動手段からの動力の伝達手段
であるギヤ18および主ギヤ19についても、その設置
数、もしくは、自転・公転を含めた突き上げピン13と
の組み合わせなどは、特に限定されるものではない。
【0101】なお、前記伝達手段としてギヤ部材の代わ
りにタイミングベルトなどを用いてもよい。
【0102】また、前記実施の形態においては、突き上
げピン13の先端部13aにボール部材13cを設けた
場合について説明したが、図8に示す他の実施の形態の
突き上げピン13のように、突き上げピン13の先端部
13aが球形に形成されていれば、前記ボール部材13
cは設置されていなくてもよい。
【0103】この場合、前記実施の形態のボール部材1
3cを設けた場合と比較すると、突き上げピン13を進
行方向25に移動させた際に、ダイシングシート3と突
き上げピン13の先端部13aとの摩擦係数が多少増加
するため、半導体チップ2の歩留りは若干減る可能性が
あるものの、突き上げピン13の構造は簡略化できる。
【0104】また、前記実施の形態においては、DHD
(半導体装置)を製造する際の半導体ウェハ1のチップ
分離方法および装置について説明したが、前記チップ分
離方法および装置は、ハーフカット加工を行って半導体
ウェハ1を個々の半導体チップ2に分離するものであれ
ば、ダイオード以外のトランジスタ、さらには、QFP
(Quad Flat Package)やQFJ(Quad Flat J-leaded P
ackage) などの他の半導体装置に対しても適用すること
ができる。
【0105】その際の半導体ウェハ1や半導体チップ2
の大きさについても特に限定されるものではない。
【0106】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0107】(1).回転および移動自在に支持され、
かつ半導体ウェハをその裏面側から突き上げる複数のピ
ン部材と、このピン部材を半導体ウェハの裏面のほぼ全
体に渡って移動させるピン駆動手段とを有するチップ分
離装置を用いることにより、ダイシング工程における裏
面擦すりの作業の自動化を図ることができる。これによ
り、ダイシング工程の能率を向上でき、その結果、ダイ
シング工程の合理化を図ることができる。
【0108】(2).前記チップ分離装置を用いて半導
体ウェハの裏面擦すりを行う際に、半導体ウェハの裏面
全体を均一に擦ることが可能になるとともに、裏面全体
にほぼ均一な荷重を掛けることが可能になる。これによ
り、半導体チップにおいて、バリやカケなどが発生する
ことを防げる。
【0109】(3).前記(2)により、ダイシング工
程における半導体チップの品質の向上および歩留りの向
上を図ることが可能になる。
【0110】(4).半導体チップの歩留りの向上を図
ることができるため、ダイシング工程における半導体チ
ップ製造の原価を低減させることができる。
【0111】(5).分離処理部内にエアーを供給して
前記分離処理部内の圧力をほぼ一定に保つエアー供給手
段が設置されていることにより、荷重を掛けた際のシー
ト部材の伸び率を一定にすることができる。これによ
り、蒸着膜の切り離しをさらに安定させることができ、
その結果、半導体チップの歩留りを向上できる。
【0112】(6).ピン部材の先端部に回転自在なボ
ール部材が取り付けられていることにより、裏面擦すり
を行った際に、ボール部材が回転するため、ピン部材と
シート部材との間の摩擦係数を小さくすることができ
る。これにより、半導体チップにおけるバリやカケの発
生を低減でき、その結果、半導体チップの品質の向上お
よび歩留りの向上を図ることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチップ分離装置の全体構造の実施
の形態の一例を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すチップ分離装置によって裏面擦すり
が行われるワークの構造の一例を示す平面図である。
【図3】図1に示すチップ分離装置における分離処理部
の構造の一例を一部断面にして示す拡大部分断面図であ
る。
【図4】図1に示すチップ分離装置においてチップ分離
を行う際のピン部材とワークの位置関係の一例を一部破
断して示す拡大平面図である。
【図5】図1に示すチップ分離装置においてチップ分離
を行った際のピン部材の移動軌跡の一例を示す拡大平面
図である。
【図6】図1に示すチップ分離装置おけるピン部材の構
造およびチップ分離を行った際のピン部材の突き上げ状
態の一例を示す拡大部分断面図である。
【図7】本発明のチップ分離装置を用いてチップ分離を
行った際の半導体チップの歩留りの効果の一例を示す歩
留りデータ図である。
【図8】本発明の他の実施の形態のチップ分離装置にお
けるピン部材の構造およびチップ分離を行った際のピン
部材の突き上げ状態を示す拡大部分断面図である。
【符号の説明】
1 半導体ウェハ 1a 裏面 1b 蒸着膜 1c 主面 2 半導体チップ 3 ダイシングシート(シート部材) 4 ワーク 5 カセット 6 ローダ部 7 分離処理部 8 アンローダ部 9 シグナル塔 10 スイッチ部 11 制御部 12 ステージ(ワーク保持部) 13 突き上げピン(ピン部材) 13a 先端部 13b スプリング 13c ボール部材 14 第1モータ(ピン駆動手段) 15 第2モータ(ピン駆動手段) 16 フレーム 17a 自転ロータ 17b 公転ロータ 18 ギヤ 19 主ギヤ 20 ピン保持部材 21 エアー 22 エアー供給手段 23 突き上げ機構部 24 カバー部 25 進行方向 26 軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松坂 浩志 山梨県塩山市下於曽596番地 株式会社塩 山製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイシングを行った半導体ウェハを半導
    体チップに分離するチップ分離方法であって、 ダイシング後の前記半導体ウェハが貼り付けられている
    シート部材を支持してなるワークを分離処理部のワーク
    保持部に載置する工程と、 ダイシング後の前記半導体ウェハの主面と反対側の裏面
    側に、先端部が球面に形成された複数のピン部材を配置
    する工程と、 前記分離処理部において、前記複数のピン部材を前記半
    導体ウェハの裏面のほぼ全体に渡って移動させながら、
    前記複数のピン部材によって前記半導体ウェハを前記裏
    面側から前記シート部材を介して突き上げることによ
    り、前記半導体チップに分離する工程とを有することを
    特徴とするチップ分離方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチップ分離方法であっ
    て、前記ピン部材によって前記半導体ウェハをその裏面
    側から突き上げる際に、前記分離処理部内にエアーを供
    給して前記分離処理部内の圧力をほぼ一定に保った状態
    で前記ピン部材によって突き上げることを特徴とするチ
    ップ分離方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のチップ分離方法
    であって、前記複数のピン部材を前記半導体ウェハの裏
    面のほぼ全体に渡って移動させる際に、各々の前記ピン
    部材を螺旋運動させて移動させることを特徴とするチッ
    プ分離方法。
  4. 【請求項4】 ダイシングを行った半導体ウェハを半導
    体チップに分離するチップ分離装置であって、 ダイシング後の前記半導体ウェハが貼り付けられている
    シート部材を支持してなるワークを保持するワーク保持
    部と、 前記ワークが配置されてチップ分離処理が行われる分離
    処理部と、 回転かつ移動自在に支持されるとともに先端部が球面に
    形成され、前記半導体ウェハをその主面と反対側の裏面
    側から前記シート部材を介して突き上げる複数のピン部
    材と、 前記複数のピン部材を前記半導体ウェハの前記裏面のほ
    ぼ全体に渡って移動させ、かつ回転させるピン駆動手段
    とを有し、 ダイシング後の前記半導体ウェハをその裏面側から前記
    シート部材を介して前記ピン部材によって突き上げるこ
    とにより、前記半導体チップに分離することを特徴とす
    るチップ分離装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のチップ分離装置であっ
    て、前記ピン部材の直径が前記半導体チップのほぼ2個
    分の大きさと同じ程度に形成されていることを特徴とす
    るチップ分離装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載のチップ分離装置
    であって、前記分離処理部内にエアーを供給して前記分
    離処理部内の圧力をほぼ一定に保つエアー供給手段が設
    置されていることを特徴とするチップ分離装置。
  7. 【請求項7】 請求項4,5または6記載のチップ分離
    装置であって、前記ピン部材の先端部に回転自在なボー
    ル部材が取り付けられていることを特徴とするチップ分
    離装置。
JP5399598A 1998-03-05 1998-03-05 チップ分離方法および装置 Pending JPH11251408A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007220703A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Enzan Seisakusho Co Ltd 半導体チップ分離装置
JP2010062476A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Nec Electronics Corp 半導体チップのピックアップ装置およびこれを用いた半導体チップのピックアップ方法
JP2012156179A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Tokyo Seimitsu Co Ltd 半導体ウエーハブレーキング装置及び方法
US20190109026A1 (en) * 2017-10-11 2019-04-11 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor pick-up apparatus

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