JPH083428B2 - 計器の文字板照明装置 - Google Patents
計器の文字板照明装置Info
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- JPH083428B2 JPH083428B2 JP61030699A JP3069986A JPH083428B2 JP H083428 B2 JPH083428 B2 JP H083428B2 JP 61030699 A JP61030699 A JP 61030699A JP 3069986 A JP3069986 A JP 3069986A JP H083428 B2 JPH083428 B2 JP H083428B2
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- B60Q3/00—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
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- B60Q3/60—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by optical aspects
- B60Q3/62—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by optical aspects using light guides
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S10/00—Lighting devices or systems producing a varying lighting effect
- F21S10/005—Lighting devices or systems producing a varying lighting effect using light guides
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21W—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
- F21W2106/00—Interior vehicle lighting devices
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計器の文字板照明装置に関するものであ
る。
る。
従来、例えば車載用のスピードメータ、燃料計などの
計器においては、計器の文字板上の文字、目盛などの部
分を透光性、それ以外の部分を非透光性となし、夜間、
文字板背面側から入射した光を文字板上の透光性の文
字、目盛などの部分で透過させることによって、文字、
目盛などを視認することができるようにしていた。
計器においては、計器の文字板上の文字、目盛などの部
分を透光性、それ以外の部分を非透光性となし、夜間、
文字板背面側から入射した光を文字板上の透光性の文
字、目盛などの部分で透過させることによって、文字、
目盛などを視認することができるようにしていた。
ところが、透過照明されている文字、目盛などの部分
とそれ以外の部分との間に大きな明暗の差が生じ、これ
が目を疲労させるという欠点があった。
とそれ以外の部分との間に大きな明暗の差が生じ、これ
が目を疲労させるという欠点があった。
そこで、文字板を前面側からも照明することにより、
このような欠点を解消するようにした第7図に示すよう
な文字板照明装置が採用されていた。
このような欠点を解消するようにした第7図に示すよう
な文字板照明装置が採用されていた。
すなわち、計器ケース1の底部に固定された計器内機
2に導光板3aを間に挟むように文字板4を取付け、計器
ケース1の底部に設けられた電球5aからの光を導光板3a
の一端から導入して導光板3を通じて文字板4の背面に
導びき、文字板4の透光性を有する文字、目盛等を通じ
て文字板3の前面に透過させると共に、上記電球5aとは
別に計器ケース1の底部に設けた電球5bからの光を、上
記導光板3aとは別に計器ケース1又は見返し6に設けた
導光板3bを通じて見返し6の立壁6aにあけた孔6bまで導
びき、該孔6bを通じて文字板3の前面に光を照射して照
明していた。
2に導光板3aを間に挟むように文字板4を取付け、計器
ケース1の底部に設けられた電球5aからの光を導光板3a
の一端から導入して導光板3を通じて文字板4の背面に
導びき、文字板4の透光性を有する文字、目盛等を通じ
て文字板3の前面に透過させると共に、上記電球5aとは
別に計器ケース1の底部に設けた電球5bからの光を、上
記導光板3aとは別に計器ケース1又は見返し6に設けた
導光板3bを通じて見返し6の立壁6aにあけた孔6bまで導
びき、該孔6bを通じて文字板3の前面に光を照射して照
明していた。
上記見返し6は、計器ケース1の前面開口部に設けら
れ、文字板4の余分の部分と計器内機2を見えなくする
マスクとして働く。該見返し6の前面には更に、文字板
4へのごみの付着、計器ケース1内へのごみの侵入を防
ぐ表ガラス板7が設けられている。また、文字板4の孔
を通じて計器内機2から突出されている回転軸8には自
照式指針9が取付けられている。
れ、文字板4の余分の部分と計器内機2を見えなくする
マスクとして働く。該見返し6の前面には更に、文字板
4へのごみの付着、計器ケース1内へのごみの侵入を防
ぐ表ガラス板7が設けられている。また、文字板4の孔
を通じて計器内機2から突出されている回転軸8には自
照式指針9が取付けられている。
上記電球5a,5bは、計器ケース1の背面に給電用配線
板10を挟むように取付けられたソケット11a,11bにそれ
ぞれ装着され、周囲が暗くなる夜間などに点灯される。
板10を挟むように取付けられたソケット11a,11bにそれ
ぞれ装着され、周囲が暗くなる夜間などに点灯される。
なお、12は孔6bと導光板3bとの間に設けられ、孔6bを
通じて文字板4の前面に照射する光を着色する着色フィ
ルタ、13は孔6bを通じて照射される光が表ガラス板7側
に直接漏れ、車両のフロントガラス等に反射しドライバ
ーの運転時両方視界を妨げることを防止する遮光板であ
る。
通じて文字板4の前面に照射する光を着色する着色フィ
ルタ、13は孔6bを通じて照射される光が表ガラス板7側
に直接漏れ、車両のフロントガラス等に反射しドライバ
ーの運転時両方視界を妨げることを防止する遮光板であ
る。
上記文字板4はスピードメータの場合、その正面は第
8図に示すようになっており、第9図に示す如く、透明
基部材4a上に有彩色半透明層4bと白色半透明層4cとが順
に形成されると共に、更にその上面を文字、目盛部分を
除いて黒色不透明層4dによって覆うことにより、文字、
目盛が非照明時には白色で、照明時には層4bの有彩色で
見えるようになっている。
8図に示すようになっており、第9図に示す如く、透明
基部材4a上に有彩色半透明層4bと白色半透明層4cとが順
に形成されると共に、更にその上面を文字、目盛部分を
除いて黒色不透明層4dによって覆うことにより、文字、
目盛が非照明時には白色で、照明時には層4bの有彩色で
見えるようになっている。
上述したように従来の装置では、文字板4上の明暗の
差を小さくするために、文字、目盛部分から光が透過さ
れている文字板4の前面を、導光板3b、着色フィルタ12
を使用して導びいた電球5bから光を見返し6の立壁6aの
表ガラス板7に近い部分にあけた孔6bを通じて照射して
いるため、導光板3b、着色フィルタ12、遮光板13などの
追加部分が必要となり、その分部品費、組付費が増大し
てコスト上昇を招く他、これら追加部品により計器が大
型になり重量が増大するようになる。また、文字板前面
照射光により、文字、目盛等の透過照明の効果が薄れ、
商品性が落ちる他、文字板照射光の一部がフロントガラ
スに入射、反射して運転者に幻惑感を与えるなどの欠点
もあった。
差を小さくするために、文字、目盛部分から光が透過さ
れている文字板4の前面を、導光板3b、着色フィルタ12
を使用して導びいた電球5bから光を見返し6の立壁6aの
表ガラス板7に近い部分にあけた孔6bを通じて照射して
いるため、導光板3b、着色フィルタ12、遮光板13などの
追加部分が必要となり、その分部品費、組付費が増大し
てコスト上昇を招く他、これら追加部品により計器が大
型になり重量が増大するようになる。また、文字板前面
照射光により、文字、目盛等の透過照明の効果が薄れ、
商品性が落ちる他、文字板照射光の一部がフロントガラ
スに入射、反射して運転者に幻惑感を与えるなどの欠点
もあった。
本発明は上述した従来のものの欠点に鑑み、多数の追
加部品を使用して文字板前面に光を照射することなく、
文字板の文字、目盛などの部分とそれ以外の部分との間
の明暗の差を少なくして目に疲労を生じなくした計器の
文字板照明装置を提供することを目的としている。
加部品を使用して文字板前面に光を照射することなく、
文字板の文字、目盛などの部分とそれ以外の部分との間
の明暗の差を少なくして目に疲労を生じなくした計器の
文字板照明装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明によりなされた計器
の文字板照明装置は、有色の透光性材料からなる板状の
基部材に、文字、目盛などに対応してその色を決定する
第1の透光性層を部分的に付与すると共に、文字、目盛
など以外の部分に対応して前記第1の透光性層及び前記
基部材と異なる色の少なくとも一層からなる第2の透光
性層を付与して文字板を形成し、該文字板の裏面に光を
入射し、前面に透過した光によって文字板を照明すると
共に、文字板の少なくとも文字、目盛など以外の部分の
色を前面への透過光が有るときと無いときで異ならせた
ことを特徴としている。
の文字板照明装置は、有色の透光性材料からなる板状の
基部材に、文字、目盛などに対応してその色を決定する
第1の透光性層を部分的に付与すると共に、文字、目盛
など以外の部分に対応して前記第1の透光性層及び前記
基部材と異なる色の少なくとも一層からなる第2の透光
性層を付与して文字板を形成し、該文字板の裏面に光を
入射し、前面に透過した光によって文字板を照明すると
共に、文字板の少なくとも文字、目盛など以外の部分の
色を前面への透過光が有るときと無いときで異ならせた
ことを特徴としている。
また、上記目的を達成するために本発明によりなされ
た計器の文字板照明装置は、透光性材料からなる板状の
基部材に、文字、目盛などに対応してその色を決定する
第1の透光性層を部分的に付与すると共に、文字、目盛
など以外の部分に対応して前記第1の透光性層及び互い
に異なる色の少なくとも2つの有色層からなる第2の透
光性層を付与して文字板を形成し、該文字板の裏面に光
を入射し、前面に透過した光によって文字板を照明する
と共に、文字板の少なくとも文字、目盛など以外の部分
の色を前面への透過光が有るときと無いときで異ならせ
たことを特徴としている。
た計器の文字板照明装置は、透光性材料からなる板状の
基部材に、文字、目盛などに対応してその色を決定する
第1の透光性層を部分的に付与すると共に、文字、目盛
など以外の部分に対応して前記第1の透光性層及び互い
に異なる色の少なくとも2つの有色層からなる第2の透
光性層を付与して文字板を形成し、該文字板の裏面に光
を入射し、前面に透過した光によって文字板を照明する
と共に、文字板の少なくとも文字、目盛など以外の部分
の色を前面への透過光が有るときと無いときで異ならせ
たことを特徴としている。
上記構成において、文字、目盛などに比べて大きな面
積の文字、目盛など以外の部分が透光性となっていて、
該部分を透過した光によって文字板前面が照明されるよ
うになっているため、文字板前面を照明するため文字、
目盛などのみに光を透過させている従来のものに比べ、
弱い光で十分な照明効果を得ることができ、目の疲労が
伴うことなく視認性のよい照明を行うことができる。
積の文字、目盛など以外の部分が透光性となっていて、
該部分を透過した光によって文字板前面が照明されるよ
うになっているため、文字板前面を照明するため文字、
目盛などのみに光を透過させている従来のものに比べ、
弱い光で十分な照明効果を得ることができ、目の疲労が
伴うことなく視認性のよい照明を行うことができる。
また、文字板の少なくとも文字、目盛など以外の部分
の色が前面への透過光が有るときと無いときで異ならせ
ているため、透過光の無い昼間すなわち周囲が明るいと
きと透過光が有る夜間すなわち周囲が暗いときで文字、
目盛など以外の部分の色を変えることができ、文字、目
盛などに対する背景色を周囲の明るさに応じた好ましい
色にすることが可能になり、より一層の視認性の向上を
図ることができる。
の色が前面への透過光が有るときと無いときで異ならせ
ているため、透過光の無い昼間すなわち周囲が明るいと
きと透過光が有る夜間すなわち周囲が暗いときで文字、
目盛など以外の部分の色を変えることができ、文字、目
盛などに対する背景色を周囲の明るさに応じた好ましい
色にすることが可能になり、より一層の視認性の向上を
図ることができる。
更に、文字、目盛などに対応してその色を決定する第
1の透光性層を部分的に付与しているため、第2の透光
性層の色調を調整するための調整層を基部材の表面又は
裏面に印刷などによって付与する際に、第1の透光層を
外して付与でき、その色を考慮することなく色調調整を
行え、その自由度を上げることが可能になっている。
1の透光性層を部分的に付与しているため、第2の透光
性層の色調を調整するための調整層を基部材の表面又は
裏面に印刷などによって付与する際に、第1の透光層を
外して付与でき、その色を考慮することなく色調調整を
行え、その自由度を上げることが可能になっている。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本発明による計器の文字板照明装置を示し、
図中、第7図について上述したものと同等の部分には同
一の符号を付してある。
図中、第7図について上述したものと同等の部分には同
一の符号を付してある。
第1図において、20は本発明により文字、目盛などの
部分以外の部分が透光性を有するように構成された文字
板であり、該文字板20の使用により、第8図について上
述した計器における光導板3b、電球5b、見返し6の孔6
b、着色フィルタ12、遮光板13が廃止されている。
部分以外の部分が透光性を有するように構成された文字
板であり、該文字板20の使用により、第8図について上
述した計器における光導板3b、電球5b、見返し6の孔6
b、着色フィルタ12、遮光板13が廃止されている。
第2図及び第3図は文字板20の一実施例を示す。
第2図において、20aはスモークポリカーボネート板
などからなる黒色半透明基部材、20bは基部材20aの表面
側の1部分に印刷により形成された有彩色半透明層、20
cは有彩色半透明層20b上への重な刷により形成された白
色半透明層、20dは白色半透明層20cの上にそれより1廻
り大きく、かつ第3図に示すように文字、目盛などの部
分を残して重ね刷りして形成された黒色不透明層、20e
は基部材20aの裏面側に表面側の有彩色半透明層20b、白
色半透明層20cに対応する部分を残して印刷により全面
に形成された有彩色半透明層である。
などからなる黒色半透明基部材、20bは基部材20aの表面
側の1部分に印刷により形成された有彩色半透明層、20
cは有彩色半透明層20b上への重な刷により形成された白
色半透明層、20dは白色半透明層20cの上にそれより1廻
り大きく、かつ第3図に示すように文字、目盛などの部
分を残して重ね刷りして形成された黒色不透明層、20e
は基部材20aの裏面側に表面側の有彩色半透明層20b、白
色半透明層20cに対応する部分を残して印刷により全面
に形成された有彩色半透明層である。
以上の文字板構造により、昼間は黒色不透明層20dで
囲まれて文字板表面に露出されている白色半透明層20c
により文字、目盛などが白色に見え、文字、目盛など以
外の部分は黒色不透明層20d及び黒色半透明基部材20aに
より黒色に見える。これに対し、夜間は点灯した電球5a
からの光が光導板3aにより導光され文字板20の裏面に入
射されることにより、文字、目盛などは黒色半透明な基
部材20a、有彩色半透明層20b、白色半透明層20cを透過
した光の色に見え、文字、目盛など以外の部分は有彩色
半透明層20e及び黒色半透明な基部材20aを透過した光の
色に見える。
囲まれて文字板表面に露出されている白色半透明層20c
により文字、目盛などが白色に見え、文字、目盛など以
外の部分は黒色不透明層20d及び黒色半透明基部材20aに
より黒色に見える。これに対し、夜間は点灯した電球5a
からの光が光導板3aにより導光され文字板20の裏面に入
射されることにより、文字、目盛などは黒色半透明な基
部材20a、有彩色半透明層20b、白色半透明層20cを透過
した光の色に見え、文字、目盛など以外の部分は有彩色
半透明層20e及び黒色半透明な基部材20aを透過した光の
色に見える。
なお、黒色不透明層20dは、夜間光が透過されたと
き、文字、目盛などの輪郭部分が2つの有彩色半透明層
20b,20eの色の混合により不鮮明になることを防止して
いる。
き、文字、目盛などの輪郭部分が2つの有彩色半透明層
20b,20eの色の混合により不鮮明になることを防止して
いる。
また、黒色不透明層20dは、文字板20の裏面より、有
彩色半透明層20e及び20bの調光のため、白色、灰色、黒
色アミ点等の印刷を施すが、その特黒色不透明層20dの
範囲で異なる調光色をラップ又は分離させることによ
り、透過光のムラを視認できないことになる。更に、黒
色不透明層20dは、表側に印刷する白色半透明層20c、有
彩色半透明層20bと裏側に印刷する有彩色半透明層20eと
の印刷のずれによる文字、目盛廻りの有彩色半透明層20
eを通過しない明るい透過光を防止する。
彩色半透明層20e及び20bの調光のため、白色、灰色、黒
色アミ点等の印刷を施すが、その特黒色不透明層20dの
範囲で異なる調光色をラップ又は分離させることによ
り、透過光のムラを視認できないことになる。更に、黒
色不透明層20dは、表側に印刷する白色半透明層20c、有
彩色半透明層20bと裏側に印刷する有彩色半透明層20eと
の印刷のずれによる文字、目盛廻りの有彩色半透明層20
eを通過しない明るい透過光を防止する。
第4図は文字板20の他の実施例を示し、第2図につい
て上述した各層と同一のものには同一符号を付してあ
る。
て上述した各層と同一のものには同一符号を付してあ
る。
第4図の文字板20では、基部材20aに色つきの半透明
のものを使用している。有彩色半透明層20bと白色半透
明層20cが文字板20の表側全面でなく文字、目盛などと
その周辺部にだけ形成され、これらの上の文字、目盛な
どの部分を除く表側全面に有彩色半透明層20eが形成さ
れている。
のものを使用している。有彩色半透明層20bと白色半透
明層20cが文字板20の表側全面でなく文字、目盛などと
その周辺部にだけ形成され、これらの上の文字、目盛な
どの部分を除く表側全面に有彩色半透明層20eが形成さ
れている。
以上の構成の文字板20では、昼間は文字、目盛などは
白色に、文字、目盛など以外は層20eの有彩色にそれぞ
れ見える。これに対し、夜間は文字、目盛などは有彩色
半透明層20b、基部材20a及び白色半透明層20cを光が透
過して得られる混合色に、文字、目盛など以外の部分の
色が有彩色半透明層20eと基部材20aの混合色にそれぞれ
見える。この例では、第2図の黒色不透明層20dがない
が、これは有彩色半透明層20b,20eが共に基部材20aの片
側に設けられ互に接近していて、両層の有彩色の混合色
が文字、目盛などの部分ににじみ出ることがないからで
ある。
白色に、文字、目盛など以外は層20eの有彩色にそれぞ
れ見える。これに対し、夜間は文字、目盛などは有彩色
半透明層20b、基部材20a及び白色半透明層20cを光が透
過して得られる混合色に、文字、目盛など以外の部分の
色が有彩色半透明層20eと基部材20aの混合色にそれぞれ
見える。この例では、第2図の黒色不透明層20dがない
が、これは有彩色半透明層20b,20eが共に基部材20aの片
側に設けられ互に接近していて、両層の有彩色の混合色
が文字、目盛などの部分ににじみ出ることがないからで
ある。
第6図の文字板では、基部材20aを黒色半透明又は透
明な材料で形成し、昼間、文字、目盛を基部材20aの黒
色又は有彩色半透明層20bの色にて、その他の面を白色
層20cの色にてそれぞれ表示し、夜間、文字、目盛を基
部材20aと有彩色半透明層20bによる透過色にて、その他
の面を有彩色半透明層20e、基部材20a及び白色半透明層
20cを光が透過して得られる混合色にてそれぞれ表示す
る。
明な材料で形成し、昼間、文字、目盛を基部材20aの黒
色又は有彩色半透明層20bの色にて、その他の面を白色
層20cの色にてそれぞれ表示し、夜間、文字、目盛を基
部材20aと有彩色半透明層20bによる透過色にて、その他
の面を有彩色半透明層20e、基部材20a及び白色半透明層
20cを光が透過して得られる混合色にてそれぞれ表示す
る。
なお、上述の実施例では、夜間には文字、目盛などと
それ以外の部分とで光が透過するようになっているが、
第5図に示すように文字、目盛などを形成する白色層20
cの下に不透明層20dを設け、文字、目盛などを不透光性
としてもよい。この場合、文字、目盛など以外の部分の
面積が相対的に大きいので、これらの部分を透過した光
によって文字、目盛などを視認することができる。
それ以外の部分とで光が透過するようになっているが、
第5図に示すように文字、目盛などを形成する白色層20
cの下に不透明層20dを設け、文字、目盛などを不透光性
としてもよい。この場合、文字、目盛など以外の部分の
面積が相対的に大きいので、これらの部分を透過した光
によって文字、目盛などを視認することができる。
以上のように本発明によれば、文字、目盛など以外の
部分が透光性を有し、夜間この透光性を有する大きな面
積の部分を透過した光によって照明されるようになって
いるため、従来のように文字、目盛などのみを透過する
光によって照明を行うものに比べ目の疲労を生じなくな
り、しかも従来の前面照明を兼用するものに比べ部品数
が少なく、その分計器のコストダウン及び小型化を図る
ことができる。
部分が透光性を有し、夜間この透光性を有する大きな面
積の部分を透過した光によって照明されるようになって
いるため、従来のように文字、目盛などのみを透過する
光によって照明を行うものに比べ目の疲労を生じなくな
り、しかも従来の前面照明を兼用するものに比べ部品数
が少なく、その分計器のコストダウン及び小型化を図る
ことができる。
また、文字板の少なくとも文字、目盛など以外の部分
の色が前面への透過光が有るときと無いときで異ならせ
ているため、透過光の無い昼間すなわち周囲が暗いとき
で文字、目盛などに対する背景色を周囲の明るさに応じ
て好ましい色とすることが可能になり、より一層視認性
の向上を図ることができる。
の色が前面への透過光が有るときと無いときで異ならせ
ているため、透過光の無い昼間すなわち周囲が暗いとき
で文字、目盛などに対する背景色を周囲の明るさに応じ
て好ましい色とすることが可能になり、より一層視認性
の向上を図ることができる。
更に、基部材に、文字、目盛などに対応してその色を
決定する第1の透光性層を部分的に付与すると共に、文
字、目盛など以外の部分に対応して前記第1の透光性層
と異なる色の第2の透光性層を付与して文字板を形成し
ているため、第2の透光性層の色調を調整するための調
整層を基部材の表面又は裏面に印刷などによって付与す
る際に、第1の透光層を外して付与でき、その色を考慮
することなく色調調整を行え、その自由度を上げること
が可能になるなどの効果が得られる。
決定する第1の透光性層を部分的に付与すると共に、文
字、目盛など以外の部分に対応して前記第1の透光性層
と異なる色の第2の透光性層を付与して文字板を形成し
ているため、第2の透光性層の色調を調整するための調
整層を基部材の表面又は裏面に印刷などによって付与す
る際に、第1の透光層を外して付与でき、その色を考慮
することなく色調調整を行え、その自由度を上げること
が可能になるなどの効果が得られる。
第1図は本発明による文字板照明装置を採用した計器の
断面図、第2図は第1図の文字板の一例を示す断面図、
第3図は第2図の文字板の正面図、第4図乃至第6図は
第1図の文字板の他の例をそれぞれ示す断面図、第7図
は従来の文字板照明装置を採用した計器の断面図、第8
図は第7図の文字板の正面図、第9図は第7図の文字板
の断面図である。 3a……光導板、5a……電球、20……文字板、20a……透
明、半透明基部材、20b……有彩色半透明層(第1の透
光性層)、20c……白色半透明層(第1の透光性層)、2
0d……黒色不透明層、20e……有彩色半透明層(第2の
透光性層)。
断面図、第2図は第1図の文字板の一例を示す断面図、
第3図は第2図の文字板の正面図、第4図乃至第6図は
第1図の文字板の他の例をそれぞれ示す断面図、第7図
は従来の文字板照明装置を採用した計器の断面図、第8
図は第7図の文字板の正面図、第9図は第7図の文字板
の断面図である。 3a……光導板、5a……電球、20……文字板、20a……透
明、半透明基部材、20b……有彩色半透明層(第1の透
光性層)、20c……白色半透明層(第1の透光性層)、2
0d……黒色不透明層、20e……有彩色半透明層(第2の
透光性層)。
Claims (2)
- 【請求項1】有色の透光性材料からなる板状の基部材
に、文字、目盛などに対応してその色を決定する第1の
透光性層を部分的に付与すると共に、文字、目盛など以
外の部分に対応して前記第1の透光性層及び前記基部材
と異なる色の少なくとも一層からなる第2の透光性層を
付与して文字板を形成し、該文字板の裏面に光を入射
し、前面に透過した光によって文字板を照明すると共
に、文字板の少なくとも文字、目盛など以外の部分の色
を前面への透過光が有るときと無いときで異ならせたこ
とを特徴とする計器の文字板照明装置。 - 【請求項2】透光性材料からなる板状の基部材に、文
字、目盛などに対応してその色を決定する第1の透光性
層を部分的に付与すると共に、文字、目盛など以外の部
分に対応して前記第1の透光性層と異なりかつ互いに異
なる色の少なくとも2つの有色層からなる第2の透光性
層を付与して文字板を形成し、該文字板の裏面に光を入
射し、前面に透過した光によって文字板を照明すると共
に、文字板の少なくとも文字、目盛など以外の部分の色
を前面への透過光が有るときと無いときで異ならせたこ
とを特徴とする計器の文字板照明装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61030699A JPH083428B2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | 計器の文字板照明装置 |
DE3704574A DE3704574C2 (de) | 1986-02-17 | 1987-02-13 | Zifferblatt für ein Messinstrument |
US07/014,322 US4771368A (en) | 1986-02-17 | 1987-02-13 | Meter dial illuminating device |
KR870001302A KR870007803A (ko) | 1986-02-17 | 1987-02-17 | 계기의 조명장치 |
KR2019910019703U KR920007925Y1 (ko) | 1986-02-17 | 1991-11-16 | 계기의 조명장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61030699A JPH083428B2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | 計器の文字板照明装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7187102A Division JP2645234B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 計器の文字板照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62190416A JPS62190416A (ja) | 1987-08-20 |
JPH083428B2 true JPH083428B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=12310902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61030699A Expired - Lifetime JPH083428B2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | 計器の文字板照明装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083428B2 (ja) |
KR (1) | KR870007803A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0159895U (ja) * | 1987-10-12 | 1989-04-14 | ||
JP5177729B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2013-04-10 | シチズンホールディングス株式会社 | 計器類用表示板および計器類用表示板の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54102137U (ja) * | 1977-12-28 | 1979-07-18 |
-
1986
- 1986-02-17 JP JP61030699A patent/JPH083428B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-02-17 KR KR870001302A patent/KR870007803A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR870007803A (ko) | 1987-09-22 |
JPS62190416A (ja) | 1987-08-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |