JPH0834042A - 射出成形機の型締装置 - Google Patents

射出成形機の型締装置

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JPH0834042A
JPH0834042A JP19130794A JP19130794A JPH0834042A JP H0834042 A JPH0834042 A JP H0834042A JP 19130794 A JP19130794 A JP 19130794A JP 19130794 A JP19130794 A JP 19130794A JP H0834042 A JPH0834042 A JP H0834042A
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JP
Japan
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mold
mold clamping
clamping device
fixed plate
movable plate
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JP19130794A
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English (en)
Inventor
Kenji Kikukawa
健治 菊川
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1742Mounting of moulds; Mould supports
    • B29C45/1744Mould support platens

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイバーの間隔より大きい金型も交換でき
る、射出成形機の型締装置を提供する。 【構成】 固定盤(1)と、可動盤(15)と、タイバ
ー(6、7、8、9)とからなる型締装置において、上
方に位置するタイバー(7)を、着脱自在に構成すると
共に、型締装置をピストンシリンダユニット10で軸受
33の回りに回転できるようにする。金型(28)を交
換するときは、型締装置をピストンシリンダユニット1
0で45°回転して、上方のタイバー(7)を抜いてか
ら固定盤(1)と可動盤(15)との間に搬入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定盤と、可動盤と、
この固定盤に対して可動盤を関連付けているタイロッ
ド、タイバー等の結合部材とを備え、固定盤と可動盤と
の間に取り付けられる金型が型締機構により型締めされ
るようになっている射出成形機の型締装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】射出成形機の型締装置は、周知のよう
に、固定盤、可動盤、可動盤を固定盤にその復原力で締
め付けるタイバーあるいは案内するタイロッド等の結合
部材、可動盤を固定盤に対して型締めする例えば油圧ピ
ストンシリンダからなる型締機構等から構成されてい
る。したがって、固定盤と可動盤とに金型を取り付け、
型締機構で型締めして射出材料を金型に射出すると、成
形品が得られる。ところで、上記のような結合部材は、
一般には、固定盤と可動盤あるいはエンドプレートの4
隅の上方に2本、下方に2本、計4本配置されている。
これに対して、4隅を結ぶ一対の対角線上に2本、固定
的に配置された比較的小型の型締装置も知られている。
このような型締装置の結合部材と結合部材との間隔は、
大きな型締力が得られる型締装置では一般に大きく、小
さな型締力の型締装置では小さくなってる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、射出成
形品は金型により成形されるので、異なる成形品を得る
ときは、使用していた金型を必要な金型と交換しなけれ
ばならない。この金型の交換は、交換すべき金型を固定
盤と可動盤から外すと共に、結合部材と結合部材との間
から取り出し、そして必要な金型を同様に結合部材と結
合部材との間から搬入して行われている。したがって、
適用できる金型の大きさは、結合部材と結合部材との間
隔で規制されることになる。ところで、射出材料の種
類、成形品の形状等によっては大きな型締力は必要では
ないが、大きな金型を必要とする場合もある。このよう
な場合に対応するためには、従来の型締装置では大きな
型締装置を用意しておかなけなければならなず、高い設
備投資を強いられている。
【0004】これに対し、結合部材が、固定盤と可動盤
の4隅の一対の対角線上に2本だけ固定的に設けられた
型締装置によると、結合部材は斜め上下方向に例えば4
5°に配置されているので、斜め上方から搬入あるいは
取り出すことができ、水平に配置された結合部材の間隔
の約1.4倍の大きな金型を装着することはできる。し
かしながら、斜め上方から搬入あるいは取り出さなけれ
ばならないので、工場に設置する場合のレイアウトに制
約を受ける欠点があり、設置方向によっては斜め上方に
充分な空間がなく、交換できないこともある。また、結
合部材が、固定盤と可動盤の4隅の一対の対角線上に設
けられているので、1側からは搬入あるいは取り出すこ
とができるが、他側からは搬入・搬出ができない欠点も
ある。したがって、本発明は、固定盤と可動盤との間に
設けられている結合部材の間隔より大きい金型も、搬入
・搬出して交換できる射出成形機の型締装置を提供する
ことを目的としている。また他の発明は、比較的大きな
金型を搬入・搬出できると共に、搬入あるいは搬出方向
が自由に変更できる射出成形機の型締装置を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、固定盤と、可動盤と、前記固定盤に対し
て前記可動盤を関連付けているタイロッド、タイバー等
の結合部材とを備え、前記固定盤と可動盤との間に取り
付けられる金型が型締機構により型締めされるようにな
っている型締装置において、前記結合部材の少なくとも
上方に位置する1本の結合部材は、着脱自在であると共
に、前記結合部材を含む型締装置は、長手方向の軸心の
回りに回転可能であるように構成される。請求項2記載
の発明は、固定盤と、可動盤と、前記固定盤に対して前
記可動盤を関連付けているタイロッド、タイバー等の結
合部材とを備え、前記固定盤と可動盤との間に取り付け
られる金型が型締機構により型締めされるようになって
いる型締装置において、前記固定盤と可動盤の4隅には
前記結合部材を着脱自在に取り付けるための取付部が設
けられ、前記結合部材は、前記取付部の対角に位置する
一対の取付部を選択して取り付けられるように構成され
る。請求項3記載の発明は、請求項2記載の結合部材を
含む型締装置が、長手方向の軸心の回りに回転可能であ
るように構成されている。請求項4記載の発明は、固定
盤と、可動盤と、前記固定盤に対して前記可動盤を関連
付けているタイロッド、タイバー等の結合部材とを備
え、前記固定盤と可動盤との間に取り付けられる金型が
型締機構により型締めされるようになっている型締装置
において、前記固定盤には、取付ベッドに取り付けるた
めの取付手段が互いに90°の角度をなして少なくとも
2個設けられ、前記結合部材は、前記固定盤と可動盤の
4隅の一対の対角に位置する部分に取り付けられるよう
に構成される。
【0006】
【作用】必要な金型を選択する。この金型が結合部材の
間隔より大きいときは、型締装置を長手方向の軸心の回
りに少なくとも1本の結合部材が上方に位置するように
回転させる。例えば固定盤と可動盤の4隅の上方に2
本、下方に2本、計4本配置されている場合は、45°
回転させる。そうすると、1本の結合部材が上方に位置
する。この結合部材を取り外す。そうして、選択した金
型を上方から搬入し、固定盤と可動盤とに周知のように
して取り付ける。その後、取り外した結合部材を装着す
る。また、型締装置を元の位置まで戻す。元の位置まで
戻した後は、従来周知のようにして、型締機構で金型を
型締めして成形する。
【0007】請求項2記載の発明は、次のように作用す
る。固定盤と可動盤の対角線上に位置する一対の取付部
を、工場のレイアウトを考慮して選択する。すなわち金
型は斜め上方から固定盤と可動盤との間に搬出あるいは
搬入するので、設置したとき斜め上方に障害物がないよ
うに、また交換作業のしやすいように選択する。選択し
た取付部に結合部材を取り付ける。そうして、設置す
る。結合部材は、固定盤と可動盤の対角線上に位置する
ので、金型は斜め上方から搬入する。搬入後は、固定盤
と可動盤とに周知のようにして取り付け、そして成形す
る。請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明と略同
様に作用するが、一対の取付部を工場のレイアウトを考
慮して選択する必要は必ずしもない。適宜選択して結合
部材を取り付け、そうして設置する。大きな金型を取り
付ける場合は、型締装置を長手方向の軸心の回りに例え
ば45°回転させる。そうすると、2本の結合部材は水
平方向になる。上方より搬出し、選択した新しい金型を
搬入して固定盤と可動盤に取り付ける。型締装置を元の
位置まで戻す。元の位置まで戻した後は、従来周知のよ
うにして、型締機構で金型を型締めして成形する。請求
項4記載の発明では、固定盤には取付けベッドに取り付
けるための取付手段が互いに90°の角度をなして少な
くとも2個設けられているので、その内の1個を請求項
2記載の発明と同様に工場のレイアウト等を考慮して選
択する。そして選択した取付手段により固定盤を射出ベ
ッドに取り付ける。これにより型締装置は取付けベッド
に設置される。従来周知のようにして、型締機構で金型
を型締めして成形する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、結合部材をタイロ
ッドで実施し、そして型締機構を油圧ピストン・シリン
ダ機構で実施した例について説明する。図1、2に示さ
れているように、第1実施例に係わる型締装置は、固定
盤1、可動盤15、エンドプレート20、油圧ピストン
・シリンダ機構等を備えている。固定盤1は、側面から
見ると略方形をし、その4隅に透孔が形成されている。
これらの透孔に、後述するタイロッド6、7、8、9が
着脱自在に取り付けられる。固定盤1の下辺には、図2
にも示されているように、取付フランジ2が一体的に形
成されている。この取付フランジ2の一方の端部にはボ
ルト挿通用の透孔3が明けられ、そして他方の端部には
ボール軸4が形成されている。ボール軸4と、このボー
ル軸4を受けている軸受33は、ヒンジ結合されてい
る。したがって、取付フランジ2のボルト挿通用の透孔
3に固定ボルト5を挿通して射出ベッド30に締め付け
ると、固定盤1は射出ベッド30に固定され、固定ボル
ト5を外すと、軸受33を中心として、すなわち型締装
置の長手方向の軸心の回りに所定角度例えば45°回転
あるいは揺動させることができる。
【0009】固定盤1、詳しくは固定盤1を含めた可動
盤15、エンドプレート20、タイロッド6、7、8、
9等からなる型締装置を、軸受33を中心として回転さ
せるために、本実施例ではピストン・シリンダユニット
10が設けられている。ピストン・シリンダユニット1
0のピストンロッド11の先端部は、ピン継手12によ
り固定盤1の側部に、またシリンダ13の下端部は、ピ
ン継手14により射出ベッド30にそれぞれ回動自在に
取り付けられている。なお、図には示されていないが、
ピストン・シリンダユニット10に代えてラックとピニ
オン機構、その他の機構によっても型締装置を回転させ
ることができることは明らかである。
【0010】可動盤15も略方形をし、その4隅にはそ
れぞれ透孔が形成されている。これらの透孔は、固定盤
1の透孔と整合しており、タイロッド6、7、8、9
は、共通して通されるようになっている。可動盤15
は、射出ベッド30のレール31上を軸方向にスライド
可能であり、少なくとも所定位置までスライドさせる
と、レール31から片方は持ち上げることができる構造
になっている。エンドプレート20も略方形をし、その
4隅には固定盤1と可動盤15の透孔に対応した位置に
雌ネジ21が形成されている。そしてこれらの雌ネジ2
1にタイロッド6、7、8、9の先端部がねじ込まれる
ようになっている。エンドプレート20もレール32上
をスライド可能で、レール32から同様に少なくとも片
方は持ち上げることができるように構成されている。
【0011】次に、上記第1実施例の作用について説明
する。図1に示されているように、固定盤1および可動
盤15の透孔にタイロッド6、7、8、9を挿通し、そ
の先端部をエンドプレート20の雌ネジ21、21、…
にねじ込む。そして固定盤1の外側においてタイロッド
6、7、8、9の頭部をナット6’、7’、8’、9’
で締め付ける。固定ボルト5により固定盤1を射出ベッ
ド30に固定する。固定盤1と可動盤15とに金型2
6、27をそれぞれ取り付ける。油圧ピストン・シリン
ダ25により型締めして、従来周知のようにして射出成
形する。
【0012】上方に位置するタイロッド6、7の間隔d
は、図2の(イ)に示されているように小さく、この間
隔dより大きい金型は直接的には交換できない。そこで
次のようにして交換する。すなわち、可動盤15とエン
ドプレート20を、持ち上がる位置まで移動させる。そ
して固定ボルト5を緩めて、固定盤1を射出ベッド30
から開放する。次いで、ピストン・シリンダユニット1
0に圧力油を供給する。固定盤1は、図2の(ロ)に示
されているように、軸受33を中心として例えば45°
回転する。このとき、可動盤15とエンドプレート20
も回転する。回転すると、上方に位置する1本のタイロ
ッド7が最上位に位置するようになる。そこでこのタイ
ロッド7を、ナット7’を緩めて外す。そうすると、対
角線に位置するタイロッド6、9の間隔Dは、dの約
1.4倍となる。大きな金型28を、図には示されてい
ないが例えばクレーンで固定盤1と可動盤15との間に
搬入し、周知のようにして交換する。交換後は、逆の手
順で固定盤1を射出ベッド30に固定する。固定盤1を
射出ベッド30に固定すると、可動盤15とエンドプレ
ート20は、それぞれのレール31、32上に乗る。以
下、周知のようにして成形する。
【0013】また、本実施例によると、タイロッド6、
7、8、9は着脱自在であるので、上方のタイロッド
6、7をナット6’、7’を緩めて抜き取る。そうする
と、タイロッド6、7がなくなるので、大きな金型28
を上方から交換することもできる。交換後、タイロッド
6、7を逆の手順で装着する。
【0014】次に、図3により本発明の第2の実施例を
説明する。図3には、固定盤50のみが示され、可動盤
15、エンドプレート20に関する部分は示されていな
いが、既に説明した第1実施例に関する説明および以下
に説明する第2の実施例の固定盤50の構造、作用に関
する説明から、可動盤15、エンドプレート20の構成
および作用は容易に類推されるので、ここでは説明しな
い。固定盤50は、略方形をしており、その4隅にタイ
ロッドを取り付けるための透孔51、52、53、54
が4個明けられている。そしてこれらの4個の透孔5
1、52、53、54の内、対角線上の2個の透孔が選
択される。すなわち本実施例はタイロッド55、56が
2本の型締装置である。図3の(イ)には、透孔51、
54が採用され、タイロッド55、56がナット5
5’、56’で取り付けられている状態が示されてい
る。したがって、図において矢印で示す斜め右上方から
搬入すると、タイロッド55、56は、対角線上に上下
方向に斜めに設けられているので、大きな金型57と交
換できる。また、設置スペースの関係で他の透孔52、
53を選択し、同様にナット55’、56’でタイロッ
ド55、56を取り付けると、図3の(ロ)に示されて
いるように、斜め左上方から金型57を搬入することが
できる。以上のように本実施例によると、大きな金型5
7を取り付けることができると共に、4個の透孔51、
52、53、54の内、対角線上の2個の透孔を適宜選
択することにより、設置スペースに合わせて搬入・搬出
方向を自由に変更できる。
【0015】ところで、前述した第2実施例によると、
金型57は斜め上方から搬入しなければならないので、
クレーン等の吊り具が使いずらい。そこで、図1、2に
関して説明したように、型締装置全体を長手軸を中心と
して回転できる構造に構成することもできる。そうする
と、金型57を交換するときは、対角線上の2本のタイ
ロッド55、56が水平になるように回転させ、上方か
らクレーン等で搬入・搬出することができる。
【0016】図4により、本発明の第3の実施例を説明
する。図には、第2の実施例と同様な理由により固定盤
60のみが示され、可動盤15、エンドプレート20に
関する部分は示されていない。固定盤60には対角線上
に2個の透孔が明けられ、2本のタイロッド61、64
がナット61’、64’で取り付けられている。そし
て、固定盤60の第1辺には第1の取付フランジ62が
一体的に形成され、この第1辺と直角をなす第2辺には
第2の取付フランジ63が同様に一体的に形成されてい
る。これらの取付フランジ62、63には、固定ボルト
67、67を挿通するための透孔65、65が明けられ
ている。
【0017】したがって、第1の取付フランジ62を利
用して、図4の(イ)に示されているように、固定盤6
0を射出ベッド30に固定ボルト67、67により取り
付けると、大きなな金型66を斜め右上方から搬入する
ことができる。これに対し、図4の(ロ)に示されてい
るように、第2の取付フランジ63により射出ベッド3
0に取り付けると、斜め左上方から搬入することができ
る。以上のように、本実施例によっても第2実施例と同
様に、大きな金型66を取り付けることができると共
に、金型66の交換の段取りをし易いように設置するこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、固定盤
に対して可動盤を関連付けているタイロッド、タイバー
等の結合部材の少なくとも上方に位置する1本の結合部
材は、着脱自在であると共に、結合部材を含む型締装置
は、長手方向の軸心の回りに回転可能であるので、結合
部材の間隔より大きい金型も、結合部材を含む型締装置
を回転させ、そして上方に位置するようになった結合部
材を抜き取るだけで大きな金型と交換できるという、本
発明特有の効果が得られる。請求項2記載の発明による
と、固定盤に対して可動盤を関連付けているタイロッ
ド、タイバー等の結合部材は、固定盤と可動盤の4隅に
設けられている取付部の対角に位置する一対の取付部に
着脱自在であるので、一対の取付部を選択して取り付け
ると、結合部材は上下方向に斜めに設けられる。したが
って、斜め上方から大きな金型も交換することができ
る。しかも、他の対角に位置する一対の取付部を選択す
ることにより、交換する方向あるいは交換作業をする側
を変更することができる効果も得られる。請求項3記載
の発明によると、請求項2記載の発明により得られる効
果に加えて、型締装置を長手方向の軸心の回りに2本の
結合部材が水平になるように回転させて、上方から例え
ばクレーンにより金型を交換できる。請求項4記載の発
明によると、固定盤に対して前記可動盤を関連付けてい
るタイロッド、タイバー等の結合部材は、固定盤と可動
盤の4隅の一対の対角に位置する部分に取り付けられて
いるので、大きな金型も斜め上方から交換することがで
きる。また、固定盤には取付けベッドに取り付けるため
の取付手段が互いに90°の角度をなして少なくとも2
個設けられているので、取付手段を適宜選択することに
より、結合部材の位置を変更し、金型の搬入・搬出方向
を変更できる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を模式的に示す正面図であ
る。
【図2】第1実施例の固定盤を示す側面図で、その
(イ)は型締装置が射出ベッドに設置されている状態
を、そして(ロ)は回転した状態を示す側面図である。
【図3】本発明の第2実施例の固定盤を示す側面図で、
その(イ)、(ロ)はそれぞれ異なる位置に結合部材が
設けられている状態を示す側面図である。
【図4】本発明の第3実施例の固定盤を示す側面図で、
その(イ)、(ロ)はそれぞれ異なる位置に固定盤が設
置されている状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1、50、60 固定盤 2 取付フラ
ンジ 6、7、8、9、55、56、61、64 タイロッ
ド 15 可動盤 57、66 金型

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定盤(1)と、可動盤(15)と、前
    記固定盤(1)に対して前記可動盤(15)を関連付け
    ているタイロッド、タイバー等の結合部材(6、7、
    8、9)とを備え、前記固定盤(1)と可動盤(15)
    との間に取り付けられる金型(26、27、28)が型
    締機構(25)により型締めされるようになっている型
    締装置において、 前記結合部材(6、7、8、9)の少なくとも上方に位
    置する1本の結合部材(7)は、着脱自在であると共
    に、前記結合部材(6、7、8、9)を含む型締装置
    は、長手方向の軸心の回りに回転可能であることを特徴
    とする射出成形機の型締装置。
  2. 【請求項2】 固定盤(50)と、可動盤(15)と、
    前記固定盤(1)に対して前記可動盤(15)を関連付
    けているタイロッド、タイバー等の結合部材(55、5
    6)とを備え、前記固定盤(50)と可動盤(15)と
    の間に取り付けられる金型(57)が型締機構(25)
    により型締めされるようになっている型締装置におい
    て、 前記固定盤(50)と可動盤(15)の4隅には、前記
    結合部材(55、56)を着脱自在に取り付けるための
    取付部(51、52、53、54)が設けられ、 前記結合部材(55、56)は、前記取付部(51、5
    2、53、54)の対角に位置する一対の取付部(5
    1、54または52、53)を選択して取り付けられる
    ことを特徴とする射出成形機の型締装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の結合部材(55、56)
    を含む型締装置は、長手方向の軸心の回りに回転可能で
    ある、射出成形機の型締装置。
  4. 【請求項4】 固定盤(60)と、可動盤(15)と、
    前記固定盤(60)に対して前記可動盤(15)を関連
    付けているタイロッド、タイバー等の結合部材(61、
    64)とを備え、前記固定盤(60)と可動盤(15)
    との間に取り付けられる金型(66)が型締機構(2
    5)により型締めされるようになっている型締装置にお
    いて、 前記固定盤(60)には、取付ベッド(30)に取り付
    けるための取付手段(62、63)が互いに90°の角
    度をなして少なくとも2個設けられ、 前記結合部材(61、64)は、前記固定盤(60)と
    可動盤(15)の4隅の一対の対角に位置する部分に取
    り付けられていることを特徴とする射出成形機の型締装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109774071A (zh) * 2019-03-06 2019-05-21 林权豪 一种可调的注塑模具

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CN109774071B (zh) * 2019-03-06 2021-04-20 广东美特家家居用品有限公司 一种可调的注塑模具

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