JPH08340422A - 画像形成装置及びモータ制御装置 - Google Patents

画像形成装置及びモータ制御装置

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JPH08340422A
JPH08340422A JP7168070A JP16807095A JPH08340422A JP H08340422 A JPH08340422 A JP H08340422A JP 7168070 A JP7168070 A JP 7168070A JP 16807095 A JP16807095 A JP 16807095A JP H08340422 A JPH08340422 A JP H08340422A
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JP
Japan
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image forming
unit
forming apparatus
driving
motor
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JP7168070A
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English (en)
Inventor
Noriaki Matsui
規明 松井
Koichi Takahashi
弘一 高橋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学モータが脱調した場合でも自動的に後進
駆動速度を変更することでコピー処理を続けることが可
能な画像形成装置及び適切なモータの制御を行うことが
できるモータ制御装置を提供する。 【構成】 原稿画像がスキャナ・ユニット104により
読み込まれ、該スキャナ・ユニット104の位置がホー
ムポジションセンサ402により検知され、スキャナ・
ユニット104を駆動させる光学モータ403の脱調が
エンコーダー405により検知された場合、被転写紙の
制御がプリンタ制御部によりキャンセルされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像を読み取る画
像形成装置及びモータの制御を行うためのモータ制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の一例である複写機
は、リーダー部に光学モータとしてパルス(ステッピン
グ)モータを用い、原稿走査を行っていた。原稿走査は
まず、ホームポジションサーチを行い、原稿走査ユニッ
トをホームポジションに移動させ、その後、原稿スキャ
ンを行う。原稿スキャンは、原稿走査ユニットが前進し
たパルス数に対応したステップ数だけ後進することで、
1回の原稿スキャンは終了し、連続原稿走査時は、続け
て原稿スキャンを行っていた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかし、上述した従来
例にあっては、光学系の経年変化等による負荷増大によ
り、パルスモータの脱調が発生し、原稿走査不良や最悪
の場合は原稿走査ユニットが前進時のステップ数よりも
多いステップだけ後進してしまい、装置の壁に衝突して
しまうことがあった。
【0004】このようなことを防止するため、光学系の
経年変化の負荷増大等も考慮に入れたオーバースペック
のパルス(ステッピング)モータを用いた場合には、コ
ストが増大するという問題点があった。
【0005】本発明は上述した従来の技術の有する問題
点に鑑みてなされたもので、その第1の目的とするとこ
ろは、駆動手段が画像形成中に脱調した場合でも、自動
的に駆動手段の駆動速度を変更することにより、画像形
成処理を続けて行うことが可能な画像形成装置を提供す
ることである。
【0006】また、本発明の第2の目的は、適切なモー
タの制御を行うことのできるモータ制御装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため本発明の請求項1の画像形成装置は、原稿画像を
走査して読み込む走査手段と、前記走査手段の位置を検
知する位置検知手段と、前記走査手段を駆動する駆動手
段と、前記駆動手段の脱調を検知する脱調検知手段と、
該脱調検知手段により前記駆動手段の脱調を検知した場
合前記駆動手段の駆動速度を変更する駆動速度変更手段
とを具備したことを特徴とするものである。
【0008】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項2の画像形成装置は、請求項1の画像形成装
置において、前記脱調検知手段は、後進駆動して所定期
間内に前記位置検知手段により前記走査手段が所定の位
置にあることが検知されない場合に脱調と判別すること
を特徴とするものである。
【0009】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項3の画像形成装置は、請求項1の画像形成装
置において、前記駆動速度変更手段により駆動速度が変
更された前記駆動手段の駆動速度を記憶する記億手段
と、該記億手段に記憶された情報に基づいて前記駆動手
段を制御する駆動制御手段とを設けたことを特徴とする
ものである。
【0010】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項4の画像形成装置は、請求項1の画像形成装
置において、前記脱調検知手段が脱調を検知した場合、
その状態を表示する表示手段を設けたことを特徴とする
ものである。
【0011】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項5の画像形成装置は、請求項1の画像形成装
置において、前記脱調検知手段は、前記駆動手段に接続
されたエンコ−ダによって駆動時のパルスが力ウントさ
れない場合に脱調と判別することを特徴とするものであ
る。
【0012】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項6の画像形成装置は、請求項1の画像形成装
置において、前記脱調検知手段は、前記駆動手段の駆動
時の駆動パルス信号が検出されない場合に脱調と判別す
ることを特徴とするものである。
【0013】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項7の画像形成装置は、請求項1の画像形成装
置において、前記脱調検知手段は、前記駆動手段に供給
される電流値が既定レベル以下の場合に脱調と判別する
ことを特徴とするものである。
【0014】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項8の画像形成装置は、請求項1の画像形成装
置において、前記駆動速度変更手段によって変更された
前記駆動手段の駆動速度がある既定値を下回った場合、
エラー処理を行うエラー処理手段を設けたことを特徴と
するものである。
【0015】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項9の画像形成装置は、原稿画像を走査して読
み込む走査手段と、該走査手段の位置を検知する位置検
知手段と、前記走査手段を駆動する駆動手段と、前記駆
動手段の脱調を検知する脱調検知手段と、該脱調検知手
段により前記駆動手段の脱調を検知した場合に前記走査
手段により読み込まれた画像の出力をキャンセルするキ
ャンセル手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0016】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項10の画像形成装置は、請求項9の画像形成
装置において、前記脱調検知手段は、前記駆動手段に接
続されたエンコーダによって駆動時のパルスがカウント
されない場合に脱調と判別することを特徴とするもので
ある。
【0017】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項11の画像形成装置は、請求項9の画像形成
装置において、前記脱調検知手段は、前記駆動手段から
の駆動時の駆動パルス信号が検出されない場合に脱調と
判別することを特徴とするものである。
【0018】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項12の画像形成装置は、請求項9の画像形成
装置において、前記脱調検知手段は、前記駆動手段に供
給される電流値が既定レベル以下の場合に脱調と判別す
ることを特徴とするものである。
【0019】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項13の画像形成装置は、原稿画像を走査して
読み込む走査手段と、該走査手段の位置を検知する位置
検知手段と、前記走査手段を駆動する駆動手段と、前記
駆動手段の脱調を検知する脱調検知手段と、該脱調検知
手段により前記駆動手段の脱調を検知した場合に前記走
査手段の制御をキャンセルするキャンセル手段とを設け
たことを特徴とするものである。
【0020】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項14の画像形成装置は、請求項13の画像形
成装置において、前記脱調検知手段は、前記駆動手段に
接続されたエンコーダによって駆動時のパルスがカウン
トされない場合に脱調と判別することを特徴とするもの
である。
【0021】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項15の画像形成装置は、請求項13の画像形
成装置において、前記脱調検知手段は、前記駆動手段か
らの駆動時の駆動パルス信号が検出されない場合に脱調
と判別することを特徴とするものである。
【0022】また、上記第1の目的を達成するため本発
明の請求項16の画像形成装置は、請求項13の画像形
成装置において、前記脱調検知手段は、前記駆動手段に
供給される電流値が既定レベル以下の場合に脱調と判別
することを特徴とするものである。
【0023】また、上記第2の目的を達成するため本発
明の請求項17のモータ制御装置は、モータの回転状態
を検出する回転状態検出手段と、前記回転状態検出手段
により検出される回転状態に応じて前記モータの制御を
行う制御手段とを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0024】また、上記第2の目的を達成するため本発
明の請求項18のモータ制御装置は、請求項17のモー
タ制御装置において、前記回転状態検出手段は、モータ
の回転速度を検出することを特徴とするものである。
【0025】また、上記第2の目的を達成するため本発
明の請求項19のモータ制御装置は、請求項17または
18のモータ制御装置において、前記制御手段は、モー
タの回転速度を変化させることを特徴とするものであ
る。
【0026】また、上記第2の目的を達成するため本発
明の請求項20のモータ制御装置は、請求項17また1
8のモータ制御装置において、前記制御手段は、モータ
の回転を停止するように制御することを特徴とするもの
である。
【0027】また、上記第2の目的を達成するため本発
明の請求項21のモータ制御装置は、請求項19のモー
タ制御装置において、前記制御手段は、モータの正方向
の回転速度を変化させることを特徴とするものである。
【0028】また、上記第2の目的を達成するため本発
明の請求項22のモータ制御装置は、請求項19のモー
タ制御装置において、前記制御手段は、モータの逆方向
の回転速度を変化させることを特徴とするものである。
【0029】更に、上記第2の目的を達成するため本発
明の請求項23のモータ制御装置は、請求項17〜22
のモータ制御装置において、前記モータは、ステッピン
グモータであることを特徴とするものである。
【0030】
【作用】請求項1の画像形成装置は、走査手段により原
稿画像が走査されて読み込まれ、該走査手段の位置が位
置検知手段により検知され、前記駆動手段の脱調が脱調
検知手段により検知され、前記脱調検知手段が前記駆動
手段の脱調を検知した場合、前記駆動手段の駆動速度が
駆動速度変更手段により変更される。
【0031】請求項2の画像形成装置は、請求項1の画
像形成装置の作用に加えて、駆動して所定期間内に前記
位置検知手段により前記走査手段が所定の位置にあるこ
とが検知されない場合に、前記脱調検知手段が脱調と判
別する。
【0032】請求項3の画像形成装置は、請求項1の画
像形成装置の作用に加えて、駆動速度を変更された前記
駆動手段の駆動速度が記億手段により記憶され、該記億
手段に記憶された情報に基づいて、前記駆動手段が駆動
制御手段により制御される。
【0033】請求項4の画像形成装置は、請求項1の画
像形成装置の作用に加えて、前記脱調検知手段が脱調を
検知した場合、その状態が表示手段により表示される。
【0034】請求項5の画像形成装置は、請求項1の画
像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段に接続された
エンコ−ダによって駆動時のパルスが力ウントされない
場合に、前記脱調検知手段が脱調と判別する。
【0035】請求項6の画像形成装置は、請求項1の画
像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段の駆動時の駆
動パルス信号が検出されない場合に、前記脱調検知手段
が脱調と判別する。
【0036】請求項7の画像形成装置は、請求項1の画
像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段に供給される
電流値が既定レベル以下の場合に、前記脱調検知手段が
脱調と判別する。
【0037】請求項8の画像形成装置は、請求項1の画
像形成装置の作用に加えて、前記駆動速度変更手段によ
って変更された前記駆動手段の駆動速度がある既定値を
下回った場合、エラー処理がエラー処理手段により行わ
れる。
【0038】請求項9の画像形成装置は、原稿画像が走
査手段により走査されて読み込まれ、該走査手段の位置
が位置検知手段により検知され、前記駆動手段の脱調が
脱調検知手段により検知され、該脱調検知手段により前
記駆動手段の脱調が検知された場合に前記走査手段によ
り読み込まれた画像の出力がキャンセル手段によりキャ
ンセルされる。
【0039】請求項10の画像形成装置は、請求項9の
画像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段に接続され
たエンコーダによって駆動時のパルスがカウントされな
い場合に、前記脱調検知手段が脱調と判別する。
【0040】請求項11の画像形成装置は、請求項9の
画像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段からの駆動
時の駆動パルス信号が検出されない場合に、前記脱調検
知手段が脱調と判別する。
【0041】請求項12の画像形成装置は、請求項9の
画像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段に供給され
る電流値が既定レベル以下の場合に、前記脱調検知手段
が脱調と判別する。
【0042】請求項13の画像形成装置は、原稿画像が
走査手段により走査されて読み込まれ、該走査手段の位
置が位置検知手段により検知され、前記駆動手段の脱調
が脱調検知手段により検知され、該脱調検知手段により
前記駆動手段の脱調が検知された場合に、前記走査手段
の制御がキャンセル手段によりキャンセルされる。
【0043】請求項14の画像形成装置は、請求項13
の画像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段に接続さ
れたエンコーダによって駆動時のパルスがカウントされ
ない場合に、前記脱調検知手段が脱調と判別する。
【0044】請求項15の画像形成装置は、請求項13
の画像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段からの駆
動時の駆動パルス信号が検出されない場合に、前記脱調
検知手段が脱調と判別する。
【0045】請求項16の画像形成装置は、請求項13
の画像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段に供給さ
れる電流値が既定レベル以下の場合に、前記脱調検知手
段が脱調と判別する。
【0046】請求項17のモータ制御装置は、回転状態
検出手段により検出されるモータの回転状態に応じて前
記モータが制御手段により制御される。
【0047】請求項18のモータ制御装置は、請求項1
7のモータ制御装置の作用に加えて、前記回転状態検出
手段により、モータの回転速度が検出される。
【0048】請求項19のモータ制御装置は、請求項1
7または18のモータ制御装置の作用に加えて、前記制
御手段により、モータの回転速度が変化させられる。
【0049】請求項20のモータ制御装置は、請求項1
7または18のモータ制御装置の作用に加えて、前記制
御手段によりモータの回転を停止するように制御され
る。
【0050】請求項21のモータ制御装置は、請求項1
9のモータ制御装置の作用に加えて、前記制御手段によ
り、モータの正方向の回転速度が変化させられる。
【0051】請求項22のモータ制御装置は、請求項1
9のモータ制御装置の作用に加えて、前記制御手段によ
り、モータの逆方向の回転速度が変化させられる。
【0052】請求項23のモータ制御装置は、請求項1
7〜21または22のモータ制御装置の作用に加えて、
前記モータがステッピングモータとされる。
【0053】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図lは、本発明の一実施例に係る画像形成装置の
構成を示すブロック図である。同図において、lは第l
の画像入力手段として機能する画像入力装置(以下、リ
ーダー部と記述する)で、原稿を画像データに変換す
る。2は画像出力装置(以下、プリンタ部と記述する)
で、画像出力手段として機能するための複数種類の記録
紙カセットを有し、プリント命令により画像データを記
録紙上に可視像として出力する。3は第2の画像入力手
段として機能する外部装置で、前記リーダー部lと電気
的に接続されている。この外部装置3は、ファクシミリ
送受信を行うファクシミリ部4、各種原稿情報を電気信
号に変換し、光磁気ディスク等の記憶媒体に保存するフ
ァイル部5、該ファイル部5と接続されている外部記憶
装置6、LAN(ローカルエリアネットワーク)及びコ
ンピュータとのインタフェースを行うコンピュータ・イ
ンタフェース部7、コンピュータからのコード情報をイ
メージ情報に展開して可視像とするためのフォ一マッタ
部8、リーダー部lからの情報を蓄積したり、コンピュ
ータから送られてきた情報を一時的に蓄積するためのイ
メージメモリ部9及び上記各機能を制御するコア部l0
からなる。
【0054】CONT1はリーダー部lを制御するリー
ダー制御部、CONT2はプリンタ部2を制御するプリ
ンタ制御部で、外部装置3のコア部10と通信可能に構
成されており、CPU(中央演算処理装置)、ROM
(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセス
メモリ)等を備えている。前記CONT1において、後
述する光学モ一夕の脱調制御を行う。外部装置3のファ
クシミリ部4にはハードディスク11と電話回線12が
接続され、コンピュータ・インタフェース部7にはパー
ソナルコンピュータ(PC)或はワークステーション
(WS)等の外部情報処理装置13が接続されている。
【0055】図2は、図lに示したリーダー部l及びプ
リンタ部2の構成を説明するための断面図であり、同図
に基づき、リーダー部l及びプリンタ部2の構成及び動
作について説明する。
【0056】原稿給送装置l0l上に積載された原稿
は、l枚ずつ順次原稿台ガラスl02の上面に搬送され
る。原稿が原稿台ガラスl02の所定の位置に搬送され
ると、スキャナ部のランプl03が点灯し且つスキャナ
・ユニットl04が移動して原稿を照射する。原稿の反
射光は、ミラーl05、ミラーl06、ミラーl07、
レンズl08を介してCCDイメージ・センサl09
(以下、CCDと記述する)に入力する。また、画像処
理部ll0では、各種操作部で設定された画像処理が施
される。また、画像メモリを有し、画像の出力方向を回
転する機能も備えている。
【0057】尚、画像処理部ll0の外部切換回路は、
図1のリーダー部lからの信号をプリンタ部2または外
部装置3へ切り換えるセレクタを備えており、リーダー
部lからの信号と、外部装置3からの信号のいずれかを
選択してプリンタ部2に接続する機能も備えている。
【0058】また、画像処理部ll0の外部切換回路に
て、プリンタ部2へ接続された電気信号は、露光制御部
20lにて変調された光信号に変換されて感光体202
を照射する。照射光によって感光体202上に作られた
潜像は、現像器203によって現像される。上記潜像の
先端とタイミングを合わせて転写紙積載部204または
転写紙積載部205より転写紙が搬送され、転写部20
6において、上記現像された像が転写される。転写され
た像は定着部207にて転写紙に定着された後、排紙部
208より画像形成装置の外部に排出される。排紙部2
08から出力された転写紙は、ソータ220のソート機
能が作動している場合は、各ビンに排紙される。一方、
ソータ220のソータ機能が作動していない場合には、
転写紙はソータ220の最上位のビンに排出される。
【0059】次に、順次読み込む画像をl枚の出力用紙
の両面に出力する方向について説明する。定着部207
で定着された出力用紙を、一度、排紙部208まで搬送
後、用紙の配送向きを反転して搬送方向切換部材209
を介して再給紙用被転写紙積載部2l0に搬送する。次
の原稿が準備されると、上記プロセスと同様にして原稿
画像が読み取られるが、転写紙については再給紙用被転
写紙積載部2l0より給紙されるので、結局、同一出力
用紙の表面、裏面に2枚の原稿画像を出力することがで
きる。
【0060】図3は、図1に示したリーダー部1に配設
される操作パネルの一例を示す平面図である。同図にお
いて、301は表示部であり、動作状態及びメッセージ
等を表示する。また、表示部301の表面はタッチパネ
ルになっていて、該表面に指を触れることによって選択
キーとして機能する。302はテンキーであり、数字を
入力するキーである。303はスタートキーであり、こ
のキー303を押下することにより動作を開始する。ま
た、表示部301において、後述する後進駆動速度変更
による1分当たりのコピー枚数(cpm)の表示を行
う。図3においては、21cpmの表示を行なってい
る。304は、光学モータ補正モード入力キーであり、
このキー304を押下することにより後述する光学モー
タの脱調補正を行う。
【0061】図4は、図1に示したリーダー部1の一例
を示す斜視図である。同図において、401は、ホーム
ポジション(以下、HPと記述する)センサ402を遮
る遮光板であり、HPセンサ402の出力がオン(O
N)かオフ(OFF)かによって、後述するHPサーチ
処理(図6参照)や脱調検知処理(図8参照)を行う。
また、スキャナ・ユニット104は、光学モータ403
(ステッピングモータ)と搬送ベルト404にて前進/
後進する。405は、光学モータ403に接続されたエ
ンコーダーであり、スキャナ・ユニット104の後進駆
動時に脱調検知を行う。また、図示しないが光学モータ
403には、エンコーダー405と同様に脱調検知ユニ
ットとして駆動パルス信号出力端子と、光学モータ40
3の駆動電流値判定装置があり、スキャナ・ユニット1
04の後進駆動時に脱調検知を行う。図4中、矢印A方
向が後進方向であり、反対方向が前進方向である。
【0062】次に、実際の図2のスキャナ・ユニット1
04におけるスキャナ処理について、図5のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0063】まず、ステップS501でスキャナ・ユニ
ット104を所定の位置(HP位置)に移動させるHP
サーチ処理を行う。このHPサーチ処理については、図
6を用いて後述する。次にステップS502で原稿スキ
ャンを開始し、次のステップS503で1枚の原稿毎に
脱調検知処理を行う。この脱調検知処理については、図
8を用いて後述する。次いでステップS504で、全原
稿のスキャンが終了したか否か判断し、終了しない場合
は、前記ステップS502へ戻って次の原稿スキャンを
開始し、終了した場合は、本処理動作を終了する。
【0064】次に前述した図5のステップS501にお
けるHPサーチ処理について、図6のフローチャートと
図7のリーダー部lの側面図を用いて説明する。
【0065】まず、図6のステップS601で図4のH
Pセンサ402の出力がオン(ON)であるか否かを判
断する。図4のスキャナ・ユニットl04が図7におけ
る70lの範囲でHPセンサ402の出力はオンであ
る。尚、図7において705が前進方向である。
【0066】前記ステップS60lにおける判断でHP
センサ402の出力がオンである場合は、ステップS6
02でスキャナ・ユニット104を前進方向に、既定値
Kだけ移動させる。該既定値Kは、スキャナ・ユニット
104の可動範囲でHPセンサ402がオンの範囲+余
裕分である。
【0067】図7において、既定値Kは702であり、
またスキャナ・ユニットl04の可動範囲は703であ
る。
【0068】前記ステップS602においてスキャナ・
ユニット104を前進方向に既定値Kだけ移動させるこ
とで、スキャナ・ユニットl04はHPセンサ402が
オフ(OFF)の位置に移動し、後段で行うHP割り込
み処理でHPセンサ402のチャタリングを防止する。
【0069】前記ステップS60lにおける判断でHP
センサ402の出力がオフの場合と前記ステップS60
2を実行した後は、いずれもステップS603でスキャ
ナ・ユニットl04を後進方向に移動して、次のステッ
プS604でHPセンサ402がオフからオンに切り換
わるのを待つ(HP割り込み)。切り換わらない場合
は、前記ステップS603へ戻ってスキャナ・ユニット
l04を後進方向に移動する。前記ステップS604に
おいてHPセンサ402がオンに切り換わった場合は、
ステップS605でスキャナ・ユニット104を後進方
向に既定値Lだけ移動させた後、本処理動作を終了す
る。
【0070】図7において、既定値Lは704であり、
前記ステップS605において移動した場所がHP位置
である。
【0071】次に前述した図5のステップS503にお
ける脱調検知処理について、図8のフロ一チャートを用
いて説明する。
【0072】まず、最初に原稿をスキャンする場合にお
いて、スキャナ・ユニットl04が前進方向に移動した
ステップ数をカウントアップするために、ステップS8
01でカウンタ(不図示)を0からスタートさせる。こ
のカウンタは、図1におけるCONT1に内包する。続
いて、ステップS802で光学モータ脱調検知ユニット
として、光学モ一タにエンコーダーがついているか否
か、または、光学モータに駆動パルス信号出力手段があ
るか否か、または、光学モータ駆動電流値の測定判定装
置があるか否かを判定する。このステップS802にお
ける判定で脱調検知ユニットがない場合、ステップS8
03で原稿スキャン(前進方向移動)が終了後、カウン
タを止め、ステップS804においてカウンタでカウン
トアップしたステップ数だけ、スキャナ・ユニットl0
4を後進方向に移動させる(スキャンバック)。
【0073】次にステップS805で前記ステップS8
02と同様に、光学モータ脱調検知ユニットがあるか否
かを判断する。このステップS805における判断で、
脱調検知ユニットが無い場合は、ステップS806でス
キャンバック終了後、ステップS807で光学モータH
Pセンサ402の出力がオン(ON)であるか否かを判
断する。このステップS807における判断で、HPセ
ンサ402の出力がオフ(OFF)である場合は、光学
モータは脱調しているので、ステップS808で続けて
脱調処理を行った後、本処理動作を終了する。この脱調
処理については、図10を用いて後述する。
【0074】また、前記ステップS802における判断
で、脱調検知ユニットがある場合は、ステップS809
で光学モータ脱調(スキャナ脱調)が発生したか否かを
判断し、スキャナ脱調が発生した場合は、ステップS8
10でキャンセル処理を行った後、本処理動作を終了す
る。このステップS810におけるキャンセル処理につ
いては、図13を用いて後述する。
【0075】前記ステップS809における判断で、脱
調検知ユニットがエンコーダーの場合は、エンコーダー
が動かない場合(エンコーダーの不図示のカウンタがカ
ウントアップしない場合)に脱調と判断する。また、前
記ステップS809における判断で、脱調検知ユニット
が駆動パルス信号出力手段の場合は、駆動パルス信号が
出力しない場合に脱調と判断する。また、前記ステップ
S809における判断で、脱調検知ユニットが光学モー
タ駆動電流値の測定判定装置の場合は、図9に示すよう
にコンパレータ部において、既定レベルの電流値と光学
モータ駆動電流値とのコンパレートを取り、既定レベル
以下の場合に脱調と判断する。
【0076】また、前記ステップS809における判断
結果が否定(NO)の場合は、前記ステップS803に
進んで原稿スキャン(前進方向移動)が終了後、カウン
タを止める。また、前記ステップS805における判断
で、脱調検知ユニットがある場合は、ステップS811
で光学モータ脱調(スキャナ脱調)が発生したか否かを
判定し、スキャナ脱調が発生した場合は、前記ステップ
S808で脱調処理を行う。前記ステップS811にお
ける判断は、前記ステップS809の場合と同様であ
る。
【0077】また、前記ステップS807における判断
で、HPセンサ402の出力がオンである場合は、光学
モータ404は脱調していないので、そのまま、本処理
動作を終了する。また、前記ステップS811における
判断で、スキャナ脱調が発生しなかった場合も、そのま
ま、本処理動作を終了する。
【0078】次に前述した図8のステップS808にお
ける脱調処理について、図10のフローチャート、図1
1の後進駆動速度テーブル図及び図12の脱調履歴表を
それぞれ用いて説明する。
【0079】まず、図10のステップS100lでスキ
ャナ・ユニットl04の後進駆動速度を現在の値からl
段階低い値に変更した後、ステップS1002でコピー
動作が不能であるか否かを判断する。
【0080】ここで前記ステップS100lにおける後
進駆動速度の変更処理について図11を用いて説明す
る。現在の後進駆動速度が110lの6300PPS
(PPS=PULTH PER SECOND,l秒当
たりのパルス数)の場合は、後進駆動速度を1102の
4200PPSに変更し、現在の後進駆動速度が110
2の4200PPSの場合は、後進駆動速度を1103
の3l50PPSに変更し、現在の後進駆動速度が11
03の3l50PPSの場合は、後進駆動速度を110
4の2500PPSに変更し、現在の後進駆動速度が1
104の2500PPSの場合は、後進駆動速度を11
05の2000PPSに変更する。
【0081】そして、現在の後進駆動速度が1105の
2000PPSの場合は、前記ステップS1002にお
いてコピー不能と判断し、ステップS1006でエラー
処理としてコピー動作不能であることを示す情報を図3
の表示部301に表示した後、本処理動作を終了する。
また、前記ステップSl002においてコピー動作が可
能な場合は、ステップS1003で表示部301の表示
を、前記ステップS1001において変更した後進駆動
速度に対応したコピースピード表示を行う。
【0082】このコピースピードは、図11において後
進駆動速度が110lの場合は1106の2lCPM、
後進駆動速度が1102の場合は1107の19CP
M、後進駆動速度が1103の場合は1108のl8C
PM、後進駆動速度が1104の場合は1109のl7
CPM、後進駆動速度が1105の場合は1110の1
6CPMである。
【0083】前記ステップS1003の処理を実行後
は、ステップSl004で履歴変更処理として、変更し
たコピースピード、後進駆動速度、脱調が発生した日付
と脱調した場合の後進駆動速度を不揮発性メモリ(不図
示)に記録する。
【0084】前述した不揮発性メモリの内容は、図l2
の脱調履歴表の通りである。まず、図l2について説明
すると、l20lには、l番目に脱調が発生した日付
(93/ll/03)と脱調したときの後進駆動速度
(6300PPS)が記録されている。l202には、
2番目に脱調が発生した日付(94/03/05)と脱
調したときの後進駆動速度(4200PPS)が記録さ
れている。1203には、現在のコピースピード(l8
CPM)が記録されている。l204には、現在の後進
駆動速度(3l50PPS)が記録されている。120
3とl204は、画像形成装置の電源がオンになった場
合に読み出され、スキャナの設定を行う。また、前述し
た不揮発性メモリの内容は、図3の光学モータ補正モー
ド入力キー304の押下で消去される。
【0085】尚、前記不揮発性メモリの内容が無い場合
は、スキャナの後進駆動速度は初期値として図11の後
進駆動速度テーブルの1番目1101の値が読み出され
る。前記ステップSl004を実行後、ステップSl0
05で前述したHPサーチ処理を行って、スキャナ・ユ
ニット104を所定の位置(HP位置)に移動して、本
処理動作を終了する。
【0086】次に前述した図8のステップS810にお
けるキャンセル処理について、図13のフローチャート
及び図14の操作パネルの一例を示す平面図を用いて説
明する。図14において図3と同一部分には同一符号が
付してある。
【0087】まず、図13のステップSl301で被転
写紙カウンタ(コピーカウンタ)のカウントアップを禁
止する。次に、ステップSl302でエラー表示を図1
4に示すように表示部301上にて行い、次のステップ
Sl303で画像形成装置のシステムを停止した後、本
処理動作を終了する。
【0088】また、本実施例では、画像形成装置につい
て説明したが、このようなモータ制御は画像形成装置に
限らず、モータを用いたあらゆる装置におけるモータ制
御に適用できるものである。
【0089】なお、本発明におけるモータの速度変化と
は、回転しているモータが一旦停止し、逆回転を開始す
るような場合も含むものである。
【0090】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の請求項1の
画像形成装置によれば、走査手段により原稿画像が走査
されて読み込まれ、該走査手段の位置が位置検知手段に
より検知され、前記駆動手段の脱調が脱調検知手段によ
り検知され、前記脱調検知手段が前記駆動手段の脱調を
検知した場合、前記駆動手段の駆動速度が駆動速度変更
手段により変更されるので、駆動手段が脱調した場合で
も、自動的に駆動速度を変更することで、画像形成処理
を続けることができるという効果を奏する。
【0091】また、請求項2の画像形成装置によれば、
請求項1の画像形成装置の作用に加えて、駆動して所定
期間内に前記位置検知手段により前記走査手段が所定の
位置にあることが検知されない場合に、前記脱調検知手
段が脱調と判別するので、請求項1の画像形成装置の効
果に加えて、脱調判別が確実であるという効果を奏す
る。
【0092】また、請求項3の画像形成装置によれば、
請求項1の画像形成装置の作用に加えて、駆動速度を変
更された前記駆動手段の駆動速度が記億手段により記憶
され、該記億手段に記憶された情報に基づいて、前記駆
動手段が駆動制御手段により制御されるので、請求項1
の画像形成装置の効果に加ええて、駆動手段の制御が確
実であるという効果を奏する。
【0093】また、請求項4の画像形成装置によれば、
請求項1の画像形成装置の作用に加えて、前記脱調検知
手段が脱調を検知した場合、その状態が表示手段により
表示されるので、請求項1の画像形成装置の作用に加え
て、脱調状態を確実に認識できるという効果を奏する。
【0094】請求項5の画像形成装置によれば、請求項
1の画像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段に接続
されたエンコ−ダによって駆動時のパルスが力ウントさ
れない場合に、前記脱調検知手段が脱調と判別するの
で、請求項1の画像形成装置の効果に加えて、脱調判別
が確実であるという効果を奏する。
【0095】また、請求項6の画像形成装置によれば、
請求項1の画像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段
の駆動時の駆動パルス信号が検出されない場合に、前記
脱調検知手段が脱調と判別するので、請求項1の画像形
成装置の効果に加えて、脱調判別が確実であるという効
果をそうする。
【0096】また、請求項7の画像形成装置によれば、
請求項1の画像形成装置の作用に加えて、前記駆動手段
に供給される電流値が既定レベル以下の場合に、前記脱
調検知手段が脱調と判別するので、請求項1の画像形成
装置の作用に加えて、脱調判別が確実であるという効果
を奏する。
【0097】また、請求項8の画像形成装置によれば、
請求項1の画像形成装置の作用に加えて、前記駆動速度
変更手段によって変更された前記駆動手段の駆動速度が
ある既定値を下回った場合、エラー処理がエラー処理手
段により行われるので、請求項1の画像形成装置の効果
に加えて、エラー処理が確実であるという効果を奏す
る。
【0098】また、請求項9の画像形成装置によれば、
原稿画像が走査手段により走査されて読み込まれ、該走
査手段の位置が位置検知手段により検知され、前記駆動
手段の脱調が脱調検知手段により検知され、該脱調検知
手段により前記駆動手段の脱調が検知された場合に前記
走査手段により読み込まれた画像の出力がキャンセル手
段によりキャンセルされるので、駆動手段が脱調した場
合でも、画像形成処理を続けることができるという効果
を奏する。
【0099】また、請求項10の画像形成装置によれ
ば、請求項9の画像形成装置の作用に加えて、前記駆動
手段に接続されたエンコーダによって駆動時のパルスが
カウントされない場合に、前記脱調検知手段が脱調と判
別するので、請求項9の画像形成装置の効果に加えて、
脱調判別が確実であるという効果を奏する。
【0100】また、請求項11の画像形成装置によれ
ば、請求項9の画像形成装置の作用に加えて、前記駆動
手段からの駆動時の駆動パルス信号が検出されない場合
に、前記脱調検知手段が脱調と判別するので、請求項9
の画像形成装置の効果に加えて、脱調判別が確実である
という効果を奏する。
【0101】また、請求項12の画像形成装置によれ
ば、請求項9の画像形成装置の作用に加えて、前記駆動
手段に供給される電流値が既定レベル以下の場合に、前
記脱調検知手段が脱調と判別するので、請求項9の画像
形成装置の効果に加えて、脱調判別が確実であるという
効果を奏する。
【0102】請求項13の画像形成装置によれば、原稿
画像が走査手段により走査されて読み込まれ、該走査手
段の位置が位置検知手段により検知され、前記駆動手段
の脱調が脱調検知手段により検知され、該脱調検知手段
により前記駆動手段の脱調が検知された場合に、前記走
査手段の制御がキャンセル手段によりキャンセルされる
ので、駆動手段が脱調した場合でも、画像形成処理を続
けることができるという効果を奏する。
【0103】また、請求項14の画像形成装置によれ
ば、請求項13の画像形成装置の作用に加えて、前記駆
動手段に接続されたエンコーダによって駆動時のパルス
がカウントされない場合に、前記脱調検知手段が脱調と
判別するので、請求項13の画像形成装置の効果に加え
て、脱調判別が確実であるという効果を奏する。
【0104】また、請求項15の画像形成装置によれ
ば、請求項13の画像形成装置の作用に加えて、前記駆
動手段からの駆動時の駆動パルス信号が検出されない場
合に、前記脱調検知手段が脱調と判別するので、請求項
13の画像形成装置の効果に加えて、脱調判別が確実で
あるという効果を奏する。
【0105】また、請求項16の画像形成装置によれ
ば、請求項13の画像形成装置の作用に加えて、前記駆
動手段に供給される電流値が既定レベル以下の場合に、
前記脱調検知手段が脱調と判別するので請求項13の画
像形成装置の効果に加えて、脱調判別が確実であるとい
う効果を奏する。
【0106】また、請求項17のモータ制御装置によれ
ば、回転状態検出手段により検出されるモータの回転状
態に応じて前記モータが制御が制御により行われるの
で、モータの回転状態に応じて、適切な制御を行うこと
ができるという効果を奏する。
【0107】また、請求項18のモータ制御装置によれ
ば、請求項17のモータ制御装置の作用に加えて、前記
回転状態検出手段により、モータの回転速度が検出され
るので、モータの回転速度に応じて、適切なモータの制
御を行うことができるという効果を奏する。
【0108】また、請求項19のモータ制御装置によれ
ば、請求項17または18のモータ制御装置の作用に加
えて、前記制御手段により、モータの回転速度が変化さ
せられるので、モータの回転状態に応じて、適切なモー
タの速度制御を行うことができるという効果を奏する。
【0109】また、請求項20のモータ制御装置によれ
ば、請求項17または18のモータ制御装置の作用に加
えて、前記制御手段によりモータの回転を停止するよう
に制御されるので、モータの暴走を防止することができ
るという効果を奏する。
【0110】また、請求項21のモータ制御装置によれ
ば、請求項19のモータ制御装置の作用に加えて、前記
制御手段により、モータの正方向の回転速度が変化させ
られるので、モータの回転状態に応じて、正方向回転時
の回転速度の制御を行うことができるという効果を奏す
る。
【0111】また、請求項22のモータ制御装置によれ
ば、請求項19のモータ制御装置の作用に加えて、前記
制御手段により、モータの逆方向の回転速度が変化させ
られるので、モータの回転状態に応じて、逆方向回転時
の回転速度の制御を行うことができるという効果を奏す
る。
【0112】更に、請求項23のモータ制御装置によれ
ば、請求項17〜21または22のモータ制御装置の作
用に加えて、前記モータがステッピングモータであるか
ら、ステッピングモータにおいて、請求項17〜21ま
たは22のモータ制御装置の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図l】本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】同実施例に係る画像形成装置におけるリーダー
部及びプリンタ部の構成を説明する断面図である。
【図3】同実施例に係る画像形成装置におけるリーダー
部に配設される操作パネルの一例を示す平面図である。
【図4】同実施例に係る画像形成装置におけるリーダー
部の一例を示す斜視図である。
【図5】同実施例に係る画像形成装置におけるスキャナ
ー処理の一例を示すフローチャートである。
【図6】同実施例に係る画像形成装置におけるホームボ
ジションサーチ処理の制御手順を示すフローチャートで
ある。
【図7】同実施例に係る画像形成装置における後進速度
テーブルの一例を示す図である。
【図8】同実施例に係る画像形成装置における光学モー
ター脱調検知ユニットの一例を示す図である。
【図9】同実施例に係る画像形成装置における脱調検知
処理の制御手順を示すフローチャートである。
【図10】同実施例に係る画像形成装置における脱調処
理の一例を示すフローチャートである。
【図11】同実施例に係る画像形成装置における脱調履
歴表の一例を示す図である。
【図12】同実施例に係る画像形成装置におけるリーダ
ー部の一例を示す側面図である。
【図13】同実施例に係る画像形成装置におけるキャン
セル処理の制御手順を示すフローチャートである。
【図14】同実施例に係る画像形成装置におけるリーダ
ー部に配設される操作パネル上のエラー状態表示の一例
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 リーダー部 2 プリンタ部 3 外部装置 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 6 外部記憶装置 7 コンピュータ・インタフェース部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 104 スキャナ・ユニット(走査手段) 301 表示部(表示手段) 402 ホームポジションセンサ(位置検知手段) 404 光学モータ(駆動手段) 405 エンコーダー(脱調検知手段) CONT2 プリンタ制御部(キャンセル手段)

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を走査して読み込む走査手段
    と、前記走査手段の位置を検知する位置検知手段と、前
    記走査手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手段の脱調
    を検知する脱調検知手段と、該脱調検知手段により前記
    駆動手段の脱調を検知した場合前記駆動手段の駆動速度
    を変更する駆動速度変更手段とを具備したことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記脱調検知手段は、後進駆動して所定
    期間内に前記位置検知手段により前記走査手段が所定の
    位置にあることが検知されない場合に脱調と判別するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動速度変更手段により駆動速度が
    変更された前記駆動手段の駆動速度を記憶する記億手段
    と、該記億手段に記憶された情報に基づいて前記駆動手
    段を制御する駆動制御手段とを設けたことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記脱調検知手段が脱調を検知した場
    合、その状態を表示する表示手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記脱調検知手段は、前記駆動手段に接
    続されたエンコ−ダによって駆動時のパルスが力ウント
    されない場合に脱調と判別することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記脱調検知手段は、前記駆動手段の駆
    動時の駆動パルス信号が検出されない場合に脱調と判別
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記脱調検知手段は、前記駆動手段に供
    給される電流値が既定レベル以下の場合に脱調と判別す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動速度変更手段によって変更され
    た前記駆動手段の駆動速度がある既定値を下回った場
    合、エラー処理を行うエラー処理手段を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 原稿画像を走査して読み込む走査手段
    と、該走査手段の位置を検知する位置検知手段と、前記
    走査手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手段の脱調を
    検知する脱調検知手段と、該脱調検知手段により前記駆
    動手段の脱調を検知した場合に前記走査手段により読み
    込まれた画像の出力をキャンセルするキャンセル手段と
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記脱調検知手段は、前記駆動手段に
    接続されたエンコーダによって駆動時のパルスがカウン
    トされない場合に脱調と判別することを特徴とする請求
    項l0記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記脱調検知手段は、前記駆動手段か
    らの駆動時の駆動パルス信号が検出されない場合に脱調
    と判別することを特徴とする請求項9記載の画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 前記脱調検知手段は、前記駆動手段に
    供給される電流値が既定レベル以下の場合に脱調と判別
    することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 原稿画像を走査して読み込む走査手段
    と、該走査手段の位置を検知する位置検知手段と、前記
    走査手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手段の脱調を
    検知する脱調検知手段と、該脱調検知手段により前記駆
    動手段の脱調を検知した場合に前記走査手段の制御をキ
    ャンセルするキャンセル手段とを設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記脱調検知手段は、前記駆動手段に
    接続されたエンコーダによって駆動時のパルスがカウン
    トされない場合に脱調と判別することを特徴とする請求
    項13記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記脱調検知手段は、前記駆動手段か
    らの駆動時の駆動パルス信号が検出されない場合に脱調
    と判別することを特徴とする請求項13記載の画像形成
    装置。
  16. 【請求項16】 前記脱調検知手段は、前記駆動手段に
    供給される電流値が既定レベル以下の場合に脱調と判別
    することを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 モータの回転状態を検出する回転状態
    検出手段と、前記回転状態検出手段により検出される回
    転状態に応じて前記モータの制御を行う制御手段とを具
    備したことを特徴とするモータ制御装置。
  18. 【請求項18】 前記回転状態検出手段は、モータの回
    転速度を検出することを特徴とする請求項17記載のモ
    ータ制御装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、モータの回転速度を
    変化させることを特徴とする請求項17または18記載
    のモータ制御装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、モータの回転を停止
    するように制御することを特徴とする請求項17または
    18記載のモータ制御装置。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、モータの正方向の回
    転速度を変化させることを特徴とする請求項19記載の
    モータ制御装置。
  22. 【請求項22】 前記制御手段は、モータの逆方向の回
    転速度を変化させることを特徴とする請求項19記載の
    モータ制御装置。
  23. 【請求項23】 前記モータは、ステッピングモータで
    あることを特徴とする請求項17〜21または22記載
    のモータ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7641821B2 (en) 2003-01-24 2010-01-05 Nitto Denko Corporation Process of manufacturing optical waveguide and connection structure of optical devices

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