JPH08340059A - 半導体デバイスパッケージングシステム - Google Patents

半導体デバイスパッケージングシステム

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Publication number
JPH08340059A
JPH08340059A JP14439195A JP14439195A JPH08340059A JP H08340059 A JPH08340059 A JP H08340059A JP 14439195 A JP14439195 A JP 14439195A JP 14439195 A JP14439195 A JP 14439195A JP H08340059 A JPH08340059 A JP H08340059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
chip
capacitor
semiconductor device
bonding table
Prior art date
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Pending
Application number
JP14439195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Igarashi
泰史 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP14439195A priority Critical patent/JPH08340059A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部雑音の影響を受けにくい実装が可能な半
導体デバイスのパッケージングシステムを提供する。 【構成】 半導体チップ1とLSIパッケージ2との間
にバイパスコンデンサCとして用いるボンディング台3
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体デバイスのパッ
ケージングシステム、特に外部からのノイズの影響を受
けにくい構造にした半導体デバイスパッケージングシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスのパッケージン
グシステムでは、信号の受け渡し時に生ずる雑音が問題
となっており、少しでも外部雑音の影響を受けにくい実
装構造とする必要がある。また、従来より、デバイス間
や回路間を接続する場合に、アース線と信号線が作るル
ープの面積が大きいと、(1) 外部誘導により雑音を回路
に誘起すること、(2) インダクタンスとして働くこと等
が知られている。そこで、この外部雑音の影響を少なく
する方法として、デバイス間や回路間を接続する場合
に、アース線と信号線が作るループを小さくし、平衡雑
音(ノルマル・モード・ノイズ)の影響を小さくする方
法が採られている。また、ロジック回路の場合では、図
12に示すように、LSIパッケージ50の外側で、半
導体チップ(以下、「LSIチップ」と言う)として形
成されているロジック回路51の直近にバイパスコンデ
ンサ52を設け、雑音成分を接地して平衡雑音を小さく
する方法等も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アース
線53と信号線54によるループ55を小さくし、ロジ
ック回路51の直近にバイパスコンデンサ52を挿入し
て雑音を小さくする方法では、取り扱う周波数が高くな
ってGHz 帯に近づくとバイパスコンデンサ52を効果的
に配置することが困難になると言う問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は外部雑音の影響を受けにくい実装
が可能な半導体デバイスのパッケージングシステムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、半導体チップとパッケージとの間にコンデンサ
として用いるボンディング台を設けた構成としたもので
ある。
【0006】
【作用】これによれば、ボンディング台をコンデンサと
して使用し、コンデンサをパッケージの内側に形成でき
る。このため、半導体チップとコンデンサで形成される
ループが非常に小さくなり、電磁誘導による雑音の影響
を小さくすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1及び図2は本発明の一実施例とし
て示す半導体デバイスパッケージを示すもので、図2は
その概略外観斜視図、図1は図2のA−B線に沿って一
部を破断して示す斜視図である。
【0008】図1及び図2において、この半導体デバイ
スパッケージ10は、リードピン11が2直列並行に配
置されているDIPタイプのセラミックパッケージを一
例としており、半導体チップ1(以下、「LSIチップ
1」と言う)とLSIパッケージ2との間にボンディン
グ台3を設け、このボンディング台3を介してLSIチ
ップ1がLSIパッケージ2にボンディングされてい
る。そして、ここでのボンディング台3をバイパスコン
デンサとして使用する構造になっている。
【0009】図3及び図4は上記ボンディング台3の構
造を概略的に示す図で、図3はその斜視図、図4はその
縦断側面図である。図3及び図4に示すように、ボンデ
ィング台3は、誘電体4を間に挟んで金属板5aと金属
板5bとを向かい合わせた構造として作られている。
【0010】図5はボンディング台3にLSIチップ1
を実装した状態の一例を示す模式図である。この構造で
は、ボンディング台3における金属板5a上にLSIチ
ップ1をボンディングするとともに、ワイヤリングを行
う。このワイヤリングでは、金属板5aを接地し(符号
参照)、さらに金属板5bの一端をLSIチップ1の
図示せぬ電源供給パッドに接続(符号参照)するとと
もに、金属板5bのもう一端をパッケージの電源用端子
に接続する(符号参照)。また、この構造で金属板5
aは接地電位を供給するとともに、LSIチップ1の熱
を伝導して、このLSIチップ1を冷却する効果があ
る。図6は、本実施例における接続構造を回路で表現し
た等価回路である。この等価回路で示すように、この構
造ではボンディング台3がLSIパッケージ2内でバイ
パスコンデンサCとして機能することになる。
【0011】したがって、本発明の半導体デバイスパッ
ケージでは、図12に示すように従来の半導体デバイス
パッケージがLSIパッケージ50の外に配置していた
バイパスコンデンサ52を、図6に示すようにLSIパ
ッケージ2の内側に形成できるため、LSIチップ1と
バイパスコンデンサ(ボンディング台3)で形成される
ループ12が非常に小さくなり、電磁誘導による雑音
(ノイズ)の影響を小さくすることが可能になる。ま
た、パッケージ本体が小型化されて来ると、LSIチッ
プの周辺にコンデンサを配置するのが難しくなるが、本
発明の構造では、LSIパッケージ2内に配置されるボ
ンディング台3にバイパスコンデンサCを形成するので
配置がし易く、かつ大容量のバイパスコンデンサCが得
られ、さらに小型化された半導体デバイスの実現が可能
になる。さらに、電源用のバイパスコンデンサ、入力信
号用バイパスコンデンサ、出力信号用バイパスコンデン
サ等を予め作っておき、これをボンディング台3として
LSIパッケージ2内に組み込むようにすると、ボンデ
ィング台3の汎用化も可能になる。また、ボンディング
台3だけを別工程で予め作っておけることにより製造が
簡単になり、コストを下げて安価に提供することができ
る。さらに、ボンディング台3を薄膜形成方法等を用い
て作っても良く、薄膜形成方法を用いると高品質で薄い
誘電体を容易に得ることができる。
【0012】なお、図1乃至図6に示した半導体デバイ
スパッケージにおいて、ボンディング台3の一部を構成
している金属板5bに、ウェットエッチングあるいはド
ライエッチング等の方法によって例えば図7に示すよう
にパターンを形成し、ボンディング台3内での電流経路
6を長くしてインダクタンス成分を持たせると、電源ラ
イン7からの雑音をより効果的に防ぐことができる。
【0013】図8は本発明の一変形例として示す半導体
デバイスパッケージの要部構成を示す断面図である。図
8において図1乃至図6と同一符号を付したものは図1
乃至図6と同一のものを示している。図8において、こ
の変形例では、図1乃至図6に示した半導体デバイスパ
ッケージと同様に、リードピンが2直列並行に配置され
ているDIPタイプのセラミックパッケージを一例とし
ており、またLSIチップ1とLSIパッケージ2との
間にボンディング台3を設け、このボンディング台3を
介してLSIチップ1がLSIパッケージ2にボンディ
ングされ、ここでのボンディング台3をバイパスコンデ
ンサCとして使用する構造になっている点も同じであ
る。
【0014】そこで、図1乃至図6に示した実施例の半
導体デバイスパッケージと異なる点について説明する
と、図1乃至図6に示した実施例の半導体デバイスパッ
ケージと異なる点はボンディング台3の構造にある。さ
らに詳述すると、このボンディング台3は図9に示すよ
うに、誘電体4を間に挟んで金属板5aと向かい合わせ
された金属板5bを金属板5b1 、金属板5b2 、金属
板5b3 の3つに分離し、金属板5b1 の部分を電源用
バイパスコンデンサC1 、金属板5b2 の部分を入力信
号用バイパスコンデンサC2 、金属板5b3 の部分を出
力信号用のバイパスコンデンサC3 として使用するよう
にした点にある。
【0015】そして、この構造では、ボンディング台3
における金属板5a上にLSIチップ1をボンディング
するとともに、ワイヤリングを行う。このワイヤリング
では、金属板5aは図1乃至図6に示した実施例と同様
に接地電位を供給するために接地され、またLSIチッ
プ1の熱を伝導して、このLSIチップ1を冷却する。
一方、金属板5b1 ,5b2 ,5b3 側は、金属板5b
1 の一端をLSIチップ1の図示せぬ電源供給パッドに
接続(符号参照)するとともに金属板5b1のもう一
端をパッケージの電源用端子に接続し(符号参照)、
金属板5b2 の一端をLSIチップ1の図示せぬ信号入
力パッドに接続(符号参照)するとともに金属板5b
2 のもう一端をパッケージの入力端子に接続し(符号
参照)、金属板5b3 の一端をLSIチップ1の図示せ
ぬ信号出力パッドに接続(符号参照)するとともに金
属板5b3 のもう一端をパッケージの出力端子に接続す
る(符号参照)。図10は、この変形例における電気
的な接続構造を回路で表現した等価回路である。この構
造でも、等価回路から分かるように、ボンディング台3
がパッケージ2内でバイパスコンデンサC1 ,C2 ,C
3 として機能することになる。
【0016】したがって、この変形例における半導体デ
バイスパッケージでも、図1乃至図6に示した半導体デ
バイスパッケージと同様に、図12に示すように従来の
半導体デバイスがパッケージ50の外に配置していたバ
イパスコンデンサを、図6に示すようにLSIパッケー
ジ2の内側にコンデンサC1 ,C2 ,C3 として示すよ
うに形成できる。このため、LSIチップ1とバイパス
コンデンサ(C1 ,C2 ,C3 )で形成されるループが
非常に小さくなり、電磁誘導による雑音の影響を小さく
することが可能になる。また、LSIパッケージ2が小
型化されて来ると、チップの周辺にコンデンサを配置す
るのが難しくなるが、この構造では、LSIパッケージ
2内に配置されるボンディング台3にバイパスコンデン
サを形成するので配置がし易く、かつ大容量のバイパス
コンデンサが得られ、さらに小型化された半導体デバイ
スの実現が可能になる。さらに、ボンディング台3を薄
膜形成方法等を用いて作っても良く、薄膜形成方法を用
いると高品質で薄い誘電体を容易に得ることができる。
【0017】なお、図8乃至図10に示した半導体デバ
イスパッケージにおいて、ボンディング台3の一部を構
成している金属板5b1 に、ウェットエッチングあるい
はドライエッチング等の方法によって例えば図11に示
すようにパターンを形成し、ボンディング台3内での電
流経路6を長くしてインダクタンス成分を持たせると、
電源ライン7からの雑音をより効果的に防ぐことができ
る。さらに、金属板5b2 ,5b3 にも金属板5b1 と
同様にしてパターンを形成すれば、入力ラインや出力ラ
インからの雑音をより効果的に防ぐことができる。ま
た、この変形例の半導体デバイスパッケージでは、電源
ラインと入力ラインと出力ラインにバイパスコンデンサ
C1 ,C2 ,C3 をそれぞれ配置したが、バイパスコン
デンサC1 ,C2 ,C3 の全てを設けた構造としなくて
も差し支えないものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
ボンディング台をコンデンサとして使用し、コンデンサ
をパッケージの内側に形成できるため、半導体チップと
コンデンサで形成されるループが非常に小さくなり、電
磁誘導による雑音の影響を小さくすることができる。こ
の結果、外部雑音の影響を受けにくい実装が可能になる
とともに、雑音の影響を受け易い環境や高周波において
も正確に信号を処理することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のA−B線に沿って一部を破断して示す斜
視図である。
【図2】本発明の一実施例として示すパッケージの概略
外観斜視図である。
【図3】本実施例で使用されるボンディング台の概略外
観斜視図である。
【図4】本実施例で使用されるボンディング台の縦断側
面図である。
【図5】ボンディング台にLSIチップを実装した状態
を示す模式図である。
【図6】本実施例の等価回路を示す図である。
【図7】本実施例で使用されるボンディング台の変形例
を示す模式図である。
【図8】本発明の一変形例として示すパッケージにおけ
る要部構造の模式図である。
【図9】本発明の一変形例で使用されるボンディング台
の平面図である。
【図10】本発明の変形例として示すパッケージにおけ
る等価回路の図である。
【図11】本発明の一変形例で使用されるボンディング
台の他の例を示す模式図である。
【図12】従来におけるパッケージの回路の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 LSIチップ 2 LSIパッケージ 3 ボンディング台 4 誘電体 5a 金属板 5b 金属板 C(C1 〜C3 ) コンデンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップとパッケージとの間にコン
    デンサとして用いるボンディング台を設けたことを特徴
    とする半導体デバイスパッケージングシステム。
  2. 【請求項2】 前記ボンディング台が対向した複数の金
    属板からなるとともに、前記各金属板の間に誘電体を有
    してなる請求項1に記載の半導体デバイスパッケージン
    グシステム。
  3. 【請求項3】 前記コンデンサを、雑音成分を信号ライ
    ンから取り除くバイパスコンデンサとして用いる請求項
    1に記載の半導体デバイスパッケージングシステム。
JP14439195A 1995-06-12 1995-06-12 半導体デバイスパッケージングシステム Pending JPH08340059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14439195A JPH08340059A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 半導体デバイスパッケージングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14439195A JPH08340059A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 半導体デバイスパッケージングシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08340059A true JPH08340059A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15361063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14439195A Pending JPH08340059A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 半導体デバイスパッケージングシステム

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JP (1) JPH08340059A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000071262A (ko) * 1999-01-18 2000-11-25 사토 게니치로 전기장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000071262A (ko) * 1999-01-18 2000-11-25 사토 게니치로 전기장치

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