JPH08339328A - バンクメモリ切換回路 - Google Patents
バンクメモリ切換回路Info
- Publication number
- JPH08339328A JPH08339328A JP14467795A JP14467795A JPH08339328A JP H08339328 A JPH08339328 A JP H08339328A JP 14467795 A JP14467795 A JP 14467795A JP 14467795 A JP14467795 A JP 14467795A JP H08339328 A JPH08339328 A JP H08339328A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bank
- bank memory
- memory
- switching circuit
- program
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各プログラムが管理プログラムの介在なしに
バンクメモリにアクセスできるようにする。 【構成】 バンクメモリ切換回路10は、1回のコマン
ドにより、プッシュダウンおよびポップアップ方式で使
用バンクの設定および解除ができる多段構成のプッシュ
ダウンスタック構造の設定バンク書込みレジスタ11
と、設定バンク書込みレジスタ11により設定されたバ
ンクメモリを接続または解除する従来と同様なバンクメ
モリ接続部12とを有する。
バンクメモリにアクセスできるようにする。 【構成】 バンクメモリ切換回路10は、1回のコマン
ドにより、プッシュダウンおよびポップアップ方式で使
用バンクの設定および解除ができる多段構成のプッシュ
ダウンスタック構造の設定バンク書込みレジスタ11
と、設定バンク書込みレジスタ11により設定されたバ
ンクメモリを接続または解除する従来と同様なバンクメ
モリ接続部12とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
のメモリ領域管理方式に関し、特にハードウェア割り込
み機能を有するマイクロプロセッサのバンクメモリ切換
回路の改良に関する。
のメモリ領域管理方式に関し、特にハードウェア割り込
み機能を有するマイクロプロセッサのバンクメモリ切換
回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムのバンクメモリ方
式は、プログラムに対するメインメモリの大きさやアド
レスの連続性などの物理的制約を緩和するために開発さ
れたもので、メインメモリに格納される情報を1つのプ
ログラムまたはデータ集合などの論理的に意味のある単
位ごとにバンクとして分割して仮想アドレス空間に割り
当てておき、データの出し入れ時には、仮想アドレスを
実アドレスに変換して、共通のアドレス領域に呼び出す
バンクメモリを選択したバンクメモリに切換え、所要の
データの書き込み、読み出しを行なうものである。
式は、プログラムに対するメインメモリの大きさやアド
レスの連続性などの物理的制約を緩和するために開発さ
れたもので、メインメモリに格納される情報を1つのプ
ログラムまたはデータ集合などの論理的に意味のある単
位ごとにバンクとして分割して仮想アドレス空間に割り
当てておき、データの出し入れ時には、仮想アドレスを
実アドレスに変換して、共通のアドレス領域に呼び出す
バンクメモリを選択したバンクメモリに切換え、所要の
データの書き込み、読み出しを行なうものである。
【0003】従来のバンクメモリ切換回路は、例えば図
3に示すように、複数のバンクメモリ3,4,5と、こ
れらのバンクメモリのいずれかを選択、指定するバンク
レジスタ6と、バンク切換えプログラム2aを含む共通
領域部および選択されたバンクメモリが切換えて格納さ
れるバンクメモリ部からなるメインメモリ2と、マイク
ロプロセッサ1とからなり、バンクメモリの切換え時に
は、管理プログラムの制御により、バンクメモリが切換
えられる。。
3に示すように、複数のバンクメモリ3,4,5と、こ
れらのバンクメモリのいずれかを選択、指定するバンク
レジスタ6と、バンク切換えプログラム2aを含む共通
領域部および選択されたバンクメモリが切換えて格納さ
れるバンクメモリ部からなるメインメモリ2と、マイク
ロプロセッサ1とからなり、バンクメモリの切換え時に
は、管理プログラムの制御により、バンクメモリが切換
えられる。。
【0004】しかし、この回路では、バンクメモリの切
換え中に優先度の高い割り込みがあると、バンクメモリ
のデータが破壊されてしまうことがある。
換え中に優先度の高い割り込みがあると、バンクメモリ
のデータが破壊されてしまうことがある。
【0005】それを防止するために、例えば特開昭61
−150048号公報に開示されたバンクメモリ切換回
路は、図4に示すように、バンク切換え期間中の割り込
みを禁止する手段を設けている。すなわち、このバンク
メモリ切換回路は、切換え依頼のあったバンクメモリを
選択して切換える第1の切替手段と、切換えられたバン
クメモリにおけるプログラムスタック領域を配置する手
段と、スタック領域配置後切換え先バンクメモリに切換
える第2の切換手段の外に、第1と第2の切換え期間中
割込信号を禁止する手段を設け、バンクメモリの切換え
中に発生した割込信号を禁止している。割込信号禁止手
段は、割込信号を禁止し、バンクレジスタ書込信号を保
持するラッチ部と、これをクリアするデコーダとからな
る。
−150048号公報に開示されたバンクメモリ切換回
路は、図4に示すように、バンク切換え期間中の割り込
みを禁止する手段を設けている。すなわち、このバンク
メモリ切換回路は、切換え依頼のあったバンクメモリを
選択して切換える第1の切替手段と、切換えられたバン
クメモリにおけるプログラムスタック領域を配置する手
段と、スタック領域配置後切換え先バンクメモリに切換
える第2の切換手段の外に、第1と第2の切換え期間中
割込信号を禁止する手段を設け、バンクメモリの切換え
中に発生した割込信号を禁止している。割込信号禁止手
段は、割込信号を禁止し、バンクレジスタ書込信号を保
持するラッチ部と、これをクリアするデコーダとからな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
バンクメモリ切換回路は、バンクメモリへのアクセス時
に管理プログラムを介するか、またはバンクメモリへの
アクセス中の割り込みを禁止するか、あるいは割り込み
処理中の任意のバンクメモリへのアクセスを禁止する必
要があるという問題点があった。
バンクメモリ切換回路は、バンクメモリへのアクセス時
に管理プログラムを介するか、またはバンクメモリへの
アクセス中の割り込みを禁止するか、あるいは割り込み
処理中の任意のバンクメモリへのアクセスを禁止する必
要があるという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
管理プログラムの介在なしに各プログラムがバンクメモ
リに直接アクセスできるバンクメモリ切換回路を提供す
ることにある。
管理プログラムの介在なしに各プログラムがバンクメモ
リに直接アクセスできるバンクメモリ切換回路を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のバンクメモリ切
換回路は、バンク番号設定時には前回のバック番号が自
動的に保存され、新たに設定した番号のバンクメモリが
有効となり、解除時には保存されていた前回のバンク番
号が有効になる、すなわち、プッシュダウン・スタック
構造の設定バンク書込レジスタを有する。
換回路は、バンク番号設定時には前回のバック番号が自
動的に保存され、新たに設定した番号のバンクメモリが
有効となり、解除時には保存されていた前回のバンク番
号が有効になる、すなわち、プッシュダウン・スタック
構造の設定バンク書込レジスタを有する。
【0009】また、設定バンク書込レジスタのスタック
段数は所要に応じて変更することができる。
段数は所要に応じて変更することができる。
【0010】
【作用】設定バンク書込レジスタをプッシュダウン・ス
タック構造とすることにより、それぞれ1回のコマンド
でバンクメモリのバンク番号設定時には、前回のバック
番号が自動的に保存され、新に設定した番号のバンクメ
モリが有効となり、解除時には、保存されていた前回の
バンク番号が有効になる。
タック構造とすることにより、それぞれ1回のコマンド
でバンクメモリのバンク番号設定時には、前回のバック
番号が自動的に保存され、新に設定した番号のバンクメ
モリが有効となり、解除時には、保存されていた前回の
バンク番号が有効になる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は本発明の1実施例のバンクメモリ切
換回路10のブロック図、図2は図1の実施例の動作例
を示す図である。
換回路10のブロック図、図2は図1の実施例の動作例
を示す図である。
【0013】本実施例のバンクメモリ切換回路10は、
各1回のコマンドにより、プッシュダウンおよびポップ
アップ方式で使用バンクの設定および解除ができるプッ
シュダウンスタック構造の設定バンク書込みレジスタ1
1と、設定バンク書込みレジスタ11により設定された
バンクメモリを接続または解除する従来と同様なバンク
メモリ接続部12とを有する。
各1回のコマンドにより、プッシュダウンおよびポップ
アップ方式で使用バンクの設定および解除ができるプッ
シュダウンスタック構造の設定バンク書込みレジスタ1
1と、設定バンク書込みレジスタ11により設定された
バンクメモリを接続または解除する従来と同様なバンク
メモリ接続部12とを有する。
【0014】次に、このメモリ切換回路10の動作例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0015】図2は、各プログラムが使用可能なバンク
メモリが予め決められている場合の例で、プログラム1
がバンクメモリAにアクセスして、設定バンク書込みレ
ジスタ11にバンク番号Aを設定して動作中に、ハード
ウェア割込みにより割込みプログラム2が開始される
と、プログラム1のバンク番号Aが自動的に保存される
とともに、割込みプログラム2の使用するバンク番号B
が設定される。
メモリが予め決められている場合の例で、プログラム1
がバンクメモリAにアクセスして、設定バンク書込みレ
ジスタ11にバンク番号Aを設定して動作中に、ハード
ウェア割込みにより割込みプログラム2が開始される
と、プログラム1のバンク番号Aが自動的に保存される
とともに、割込みプログラム2の使用するバンク番号B
が設定される。
【0016】設定するスタックの深さに応じて図のよう
にn段の多重割り込みも可能であり、また、連続したプ
ログラム中でバンク番号を入れ子で設定することもでき
る。すなわち、割込みプログラム2の動作中にさらに次
のプログラム3が開始されると、前と同様に、割り込み
プログラム2のバンク番号Bがバンク番号Aの上に自動
的に保存されるとともに、次のプログラム3の使用する
バンク番号Cが新に設定される。
にn段の多重割り込みも可能であり、また、連続したプ
ログラム中でバンク番号を入れ子で設定することもでき
る。すなわち、割込みプログラム2の動作中にさらに次
のプログラム3が開始されると、前と同様に、割り込み
プログラム2のバンク番号Bがバンク番号Aの上に自動
的に保存されるとともに、次のプログラム3の使用する
バンク番号Cが新に設定される。
【0017】バンク番号を設定してバンクメモリを使用
した各割込みプログラムが終了し、その時に有効となっ
ているバンク番号を解除すると、前回のバンク番号が有
効となり、復帰後は前のプログラムが以前の動作を継続
することができる。
した各割込みプログラムが終了し、その時に有効となっ
ているバンク番号を解除すると、前回のバンク番号が有
効となり、復帰後は前のプログラムが以前の動作を継続
することができる。
【0018】
【発明の効果】上述のように本発明は、設定バンク書込
レジスタをプッシュダウン・スタック構造とすることに
より、各プログラムが管理プログラムの介在なしに容易
な手順により直接にバンクメモリに高速にアクセスでき
る効果がある。
レジスタをプッシュダウン・スタック構造とすることに
より、各プログラムが管理プログラムの介在なしに容易
な手順により直接にバンクメモリに高速にアクセスでき
る効果がある。
【0019】また、設定バンク書込レジスタのスタック
段数を変更可能とすることにより、バンク番号を入れ子
で設定して多重割込みを実施できる効果がある。
段数を変更可能とすることにより、バンク番号を入れ子
で設定して多重割込みを実施できる効果がある。
【図1】本発明のバンクメモリ切換回路の1実施例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1の実施例の動作例を示す図である。
【図3】従来のバンクメモリ切換回路の1例のブロック
図である。
図である。
【図4】従来のバンクメモリ切換回路の他の例のブロッ
ク図である。
ク図である。
1 マイクロプロセッサ 2 メインメモリ 3〜5 バンクメモリ 6 バンクレジスタ 10 メモリ切換回路 11 設定バンク書込みレジスタ 12 バンクメモリ接続部
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれにバンク番号が設定され、設定
バンク書込レジスタによって切換えて共通のアドレス空
間が割り当てられる複数のバンクメモリと、ハードウェ
ア割込み機能とを有するコンピュータシステムのバンク
メモリ切換回路において、 設定バンク書込レジスタが、各バンク番号の設定時には
前回のバンク番号を保存して新たに設定された番号のバ
ンクメモリを有効とし、各バンク番号の解除時には保存
していた前回のバンク番号を有効とする、すなわち、プ
ッシュダウン・スタック構造を有することを特徴とする
バンクメモリ切換回路。 - 【請求項2】 設定バンク書込レジスタのスタック段数
が所要に応じて変更可能である請求項1に記載のバンク
メモリ切換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14467795A JPH08339328A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | バンクメモリ切換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14467795A JPH08339328A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | バンクメモリ切換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08339328A true JPH08339328A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15367690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14467795A Pending JPH08339328A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | バンクメモリ切換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08339328A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002215460A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-08-02 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 情報端末 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58158004A (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 録音増幅回路 |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP14467795A patent/JPH08339328A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58158004A (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 録音増幅回路 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002215460A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-08-02 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 情報端末 |
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