JPH08339284A - メッセージ受信装置及びメッセージ受信方法 - Google Patents

メッセージ受信装置及びメッセージ受信方法

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JPH08339284A
JPH08339284A JP7144840A JP14484095A JPH08339284A JP H08339284 A JPH08339284 A JP H08339284A JP 7144840 A JP7144840 A JP 7144840A JP 14484095 A JP14484095 A JP 14484095A JP H08339284 A JPH08339284 A JP H08339284A
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JP
Japan
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message
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host computer
computer
unit
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JP7144840A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Nakao
昌善 中尾
Satoshi Ito
聡 伊藤
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N T T SOFTWARE KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Software Corp
Original Assignee
N T T SOFTWARE KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Software Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、複数のコンピュータが出力
するメッセージを集約して、1台の端末画面(あるい
は、1枚のウィンドウ)に表示することを可能とするメ
ッセージ受信装置及びメッセージ受信方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明は、ホストコンピュータ30からのメ
ッセージを受信する受信手段110と、受信したメッセ
ージの発出元を解析する発出元解析手段115と、発出
元の情報に基づいて対象情報蓄積手段120を参照し
て、メッセージの発出元のホストコンピュータの識別情
報をメッセージに付与する識別情報付与手段130と、
識別情報付与手段130により識別情報を付与されたメ
ッセージを一元的に表示する表示手段200とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メッセージ受信装置及
びメッセージ受信方法に係り、特に、複数のコンピュー
タがネットワークに結合され、それらを一元的に制御す
る集中運転用コンピュータを備えた分散構成計算機シス
テムにおいて、個々のコンピュータからオペレータが読
み取るためのメッセージとして出力される、障害や運用
情報等の情報を集約して表示するメッセージ受信装置及
びメッセージ受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のコンピュータがネットワークに結
合され、それらを集中運転用コンピュータで一元的に監
視する分散構成計算機システムを考える。各コンピュー
タが出力するメッセージを他のコンピュータに出力する
ような構成は、一般的な計算機システムの形態として数
多く存在する。
【0003】この場合、コンピュータが出力するメッセ
ージは、ハードウェアやオペレーティングシステム(O
S)の障害を通知するものもあるため、OS自体に障害
が発生している場合には、OSが実現する通信手順(例
えば、TCP/IP手順)によりLANにおけるイーサ
ネット(ethernet) に直接配送することができない場合
がある。メッセージを他のコンピュータ(或いは端末)
に出力する場合は、無手順回線(例えば、RS−232
C等)を用いて出力することが多い。
【0004】このメッセージを受け取って表示する側
は、無手順回線により伝送されている内容を直接読み取
って画面に出力する形態と、ターミナルサーバ等を介し
てメッセージをTCP/IP手順等)によりLAN(例
えばイーサネット等)にのせ、電話回線ネットワーク
(tel net)等を用いて、メッセージを読み取って画面に
出力する形態とがある。これらのどちらの形態において
も、複数のコンピュータからメッセージの出力を行う場
合には、1つのコンピュータにそれぞれ対応するメッセ
ージ表示装置に出力する方式が基本的である。
【0005】図10は、従来のメッセージ受信システム
を説明するための図である。同図に示す構成は、ネット
ワーク20と当該ネットワーク20に接続される複数の
監視対象コンピュータ30−1,30−2,30−3と
集中運転用コンピュータ100のメッセージ表示端末1
0−1,10−2,10−3が接続される。
【0006】ここで、監視対象コンピュータ30−1に
おいて『メモリ不足発生』という障害が発生した場合
に、監視対象コンピュータ30−1は、“メモリ不足発
生”というメッセージをネットワーク20を介して、集
中運転用コンピュータ100の監視対象コンピュータ3
0−1専用のメッセージ表示端末10−1に送信する。
監視対象コンピュータ30−1専用のメッセージ表示端
末10−1は、受信したメッセージ“メモリ不足発生”
を表示する。
【0007】また、監視対象コンピュータ30−3にお
いて、『ディスク障害発生』という障害が発生した場合
に、監視対象コンピュータ30−3は、“ディスク障害
発生”というメッセージをネットワーク20を介して、
集中運転用コンピュータ100の監視対象コンピュータ
30−3専用のメッセージ表示端末10−3に送信す
る。監視対象コンピュータ30−3専用のメッセージ表
示端末10−3は、受信したメッセージ“ディスク障害
発生”を表示する。
【0008】また、メッセージ表示端末10を1台と
し、監視対象のコンピュータ分の専用の表示画面(ウィ
ンドウ)をマルチウインドウ内に用意することにより、
監視対象コンピュータで発生した情報(メッセージ)を
表示する。これにより、オペレータは、予め決められて
いる監視対象コンピュータに対応する専用のメッセージ
表示用のウィンドウを参照することにより、どの監視対
象コンピュータで障害等のトラブルが発生しているかを
把握することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、他のコンピュータが出力するメッセージ
を当該メッセージ発信元のコンピュータの専用のメッセ
ージ表示端末を用いてメッセージを表示しているため、
監視対象のコンピュータの台数分のメッセージ表示端末
が必要となり、監視対象のコンピュータが増設された場
合には、同時に、メッセージ表示端末も増設する必要が
あり、コスト高となるという問題がある。
【0010】さらに、各監視対象コンピュータ毎にメッ
セージ表示端末が設けられている場合において、少数の
メッセージ端末が設定されている場合には、オペレータ
も少人数で済むが、多数増設された場合には、端末数に
比例して、管理するための要員も増員していかなければ
ならないという問題がある。
【0011】また、マルチウィンドウ機能を有するメッ
セージ表示端末は、同一画面上に複数個のウィンドウを
表示できるという利点がある。しかし、複数台の監視対
象コンピュータからメッセージを受信した場合に、表示
端末がタイリング方式である場合には、各監視対象コン
ピュータ毎のウィンドウが重なりがないように配置する
が、監視対象コンピュータの数が増加すると、各ウィン
ドウに割当られる領域が狭くなり、メッセージの視認が
困難となる。また、表示端末がオーバラップ方式である
場合には、監視対象コンピュータの数が増加すると、重
なり合うウィンドウの数も増加するため、オペレータ
は、ウィンドウのサイズの変更や、スクロール等を行っ
て各監視対象コンピュータ毎のメッセージを確認する必
要がある。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、複数のコンピュータが出力するメッセージを集約し
て、1台の端末画面(あるいは、1枚のウィンドウ)に
表示することを可能とするメッセージ受信装置及びメッ
セージ受信方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数台のホス
トコンピュータが出力するメッセージを受信する集中運
転用コンピュータのメッセージ受信装置において、少な
くとも1台のホストコンピュータから出力されたメッセ
ージを集約して、1つの表示画面に表示する手段を有す
る。
【0014】図1は、本発明の原理構成図である。本発
明のメッセージ受信装置100は、通信回線とメッセー
ジ発出元のホストコンピュータ30とホストコンピュー
タ30に対して一意に設定される識別情報を格納する対
象情報蓄積手段120と、ホストコンピュータ30から
のメッセージを受信する受信手段110と、受信手段1
10により受信したメッセージの発出元を解析する発出
元解析手段115と、発出元解析手段115により取得
したメッセージの発出元の情報に基づいて対象情報蓄積
手段120を参照して、メッセージの発出元のホストコ
ンピュータの識別情報をメッセージに付与する識別情報
付与手段130と、識別情報付与手段130により識別
情報を付与されたメッセージを一元的に編集する集約手
段150と、集約手段150により編集されたメッセー
ジを1つの表示画面に表示する表示手段200とを有す
る。
【0015】上記の識別情報付与手段130は、メッセ
ージのメッセージ種別毎に表示色情報を付与する第1の
表示色情報付与手段を含む。また、上記の識別情報付与
手段130は、識別情報に基づいて前記メッセージの表
示色情報を付与する第2の表示色情報付与手段を含む。
【0016】また、上記の集約手段150は、識別情報
付与手段130により識別情報を付与されたメッセージ
の到着順に順次表示手段200に転送する転送手段を含
む。本発明は、複数台のホストコンピュータが出力する
メッセージを集中運転用コンピュータで受信するメッセ
ージ受信方法において、少なくとも1台のホストコンピ
ュータから出力されたメッセージを1台の表示装置に集
約して表示する。
【0017】図2は、本発明の原理を説明するための図
である。本発明は、予め、通信回線とメッセージ発出元
のホストコンピュータとホストコンピュータ毎に一意に
設定される識別情報を格納しておき(ステップ1)、少
なくとも1台のホストコンピュータからメッセージを受
信して、該メッセージの発出元を解析し(ステップ
2)、解析されたメッセージの発出元に基づいて識別情
報を参照し(ステップ3)、メッセージの発出元のホス
トコンピュータの識別情報を該メッセージに付与し(ス
テップ4)、識別情報を付与されたメッセージを一元的
に表示する(ステップ5)。
【0018】また、本発明は、メッセージを一元的に表
示する際に、識別情報に基づいて表示色情報をメッセー
ジに付与し、表示色情報に対応する表示色で、メッセー
ジを表示する。また、本発明は、識別情報が付与された
複数のメッセージが到着すると複数のメッセージを一元
的に集約し、到着した順にメッセージを転送する。
【0019】
【作用】本発明は、各コンピュータから出力されたメッ
セージをネットワークを介して集中運転用コンピュータ
が受信すると、当該メッセージの発出元のホストコンピ
ュータを識別し、メッセージに識別されたホストコンピ
ュータに一意に対応する識別情報を付与して、さらに、
1つの表示画面に表示できるように集約する。これによ
り、メッセージ発出元のホストコンピュータ専用の表示
装置を必要とせず、1台の表示装置に全ホストコンピュ
ータのメッセージを表示することが可能となる。
【0020】さらに、表示するメッセージを色分けして
表示することにより、オペレータがメッセージを見る際
に、他のホストコンピュータから発行されたメッセージ
と区別されているため、判読が容易となる。この色分け
による表示は、メッセージの種別による方法とメッセー
ジ発出元のホストコンピュータ毎に色分けする方法とが
あり、メッセージ種別により色分けを行うため緊急性の
高いメッセージについては、特に注意を引く色を使用し
て表示することができる。
【0021】また、ホストコンピュータ毎にメッセージ
を色分けてして表示することにより、ホストコンピュー
タに各々対応する色を割り当てておくことにより監視す
べきホストコンピュータをただちに識別することが可能
である。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図3は、本発明の一実施例の概要を説明するための
図である。同図に示す例は、3台のホストコンピュータ
30−1,30−2,30−3と集中運転用コンピュー
タ100がネットワーク20に接続されている。さら
に、集中運転用コンピュータ100には、1台の表示装
置200が接続されている。
【0023】このような構成において、ホストコンピュ
ータ30−1でメモリ不足が生じ、当該ホストコンピュ
ータ30−1は、『メモリ不足発生』をメッセージとし
てネットワーク20を介して集中運転用コンピュータ1
00に伝送する。また、ホストコンピュータ30−3で
ディスク障害が発生し、当該ホストコンピュータ30−
3は、集中運転用コンピュータ100に『ディスク障害
発生』を伝送する。
【0024】集中運転用コンピュータ100は、ネット
ワーク20を介して受信した2つのメッセージを集約し
て、1台の表示装置200に2つのコンピュータ30−
1と30−3から受信したメッセージを表示する。図4
は、本発明の一実施例の集中運転用コンピュータの構成
を示す。同図に示す集中運転用コンピュータ100は、
メッセージ収集部テーブル105、メッセージ受信部1
10、メッセージ解析部115、ポート/識別情報テー
ブル120、複数のメッセージ収集部130、メッセー
ジ集約部160より構成される。なお、メッセージ集約
部160は、プロセス間通信部140、集約部150よ
り構成される。
【0025】メッセージ受信部110は、ホストコンピ
ュータ30のポートから送出されたメッセージを受信し
てメッセージ解析部115に転送する。メッセージに
は、送出元のポート名(アドレス)が付与されているも
のとする。ポート/識別情報テーブル120は、メッセ
ージを送出したポート名(アドレス)とホストの識別情
報が対応付けて格納される。図5は、本発明の一実施例
のポート/識別情報テーブルの例を示す図である。同図
に示すポート/識別情報テーブル120は、メッセージ
送出ポートとホスト名の組からなり、ポート/アドレス
1はホスト名“A”に対応する。
【0026】メッセージ収集部130は、各監視対象コ
ンピュータ毎に設けられ、各ホストコンピュータ30対
応に個別のプロセスとして動作する。つまり、3つの監
視対象コンピュータがあれば、3つのメッセージ収集部
130を設ける。メッセージ収集部130はメッセージ
解析部115より受け取った送信元の情報(送出ポート
名)に基づいて、ポート/識別情報テーブル120を検
索して、対応する識別情報(ホスト名)を取得し、受信
したメッセージに識別情報を付与して、プロセス間通信
部140に転送する。
【0027】メッセージ収集部テーブル105は、メッ
セージを発出したホストコンピュータのポードアドレス
に一意に対応するメッセージ収集部を対応付けたテーブ
ルであり、メッセージ解析部115により参照される。
図6は、本発明の一実施例のメッセージ収集部テーブル
の例を示す図である。
【0028】メッセージ解析部115は、メッセージ受
信部110で受信したメッセージをどのメッセージ収集
部130に転送するかを判断する。メッセージに付与さ
れているポートアドレスにより一意にメッセージを転送
すべきメッセージ収集部130が決定される。例えば、
ホストコンピュータ30−1から発出されたメッセージ
には、“port_addr 1”が付与されているため、当該
“port_addr 1”によりメッセージ収集部テーブル10
5を検索し、対応するメッセージ収集部の番号“1”を
取得する。これにより、メッセージ解析部115は、取
得した番号に対応するメッセージ収集部130−1にメ
ッセージを転送する。
【0029】プロセス間通信部140は、双方向のスト
リームによって行われるアプリケーションソフトウェア
間の通信に使用されるソケットを用いて、各メッセージ
収集部130の識別情報付与部132から出力されたメ
ッセージを集約部150に転送する。このとき、プロセ
ス間通信部140は、順次受け取ったメッセージを時系
列的に並び替えて集約部150に転送する。
【0030】メッセージ集約部150は、プロセス間通
信部140より受け取ったメッセージに識別情報を付与
して順次表示装置200に転送する。図7は、本発明の
一実施例のメッセージ収集及び集約処理を説明するため
の図である。メッセージ収集部130−1は、メッセー
ジを受け取ると、メッセージ内のポート(port _addr
1) に基づいてポート/識別情報テーブル120を参照
して当該メッセージを発行したホストコンピュータ30
−1の識別情報“A”を取得する。メッセージ収集部1
30−3も同様に、ホストコンピュータ30−3の識別
情報“C”を取得する。メッセージ収集部130−1、
130−2は取得したそれぞれの識別情報“A”、
“C”を受信したメッセージに付与してプロセス間通信
部140に送出する。つまり、メッセージ収集部130
−1は、メッセージ『メモリ不足発生』に識別情報
“A”を付与して送出し、メッセージ収集部130−2
は、メッセージ『ディスク障害発生』に識別情報“C”
を付与して送出する。
【0031】集約部150は、プロセス間通信部140
を介して入力され識別情報が付与されているメッセージ
を受信し、1つの表示画面に表示できるように集約し
て、表示装置200にメッセージを送信する。次に、上
記の動作を具体例を用いて説明する。図8は、本発明の
一実施例の具体例を説明するための図である。
【0032】まず、一連の処理における条件を説明す
る。 ・ネットワーク20には3台のホストコンピュータ30
−1、30−2、30−3が接続されており、ホストコ
ンピュータ30−1の識別子は“A”、ホストコンピュ
ータ30−2の識別子は“B”、ホストコンピュータ3
0−3の識別子は“C”であるとする。 ・ホストコンピュータ30−1の出力ポートを“addr1
”、ホストコンピュータ30−2の出力ポートを“add
r2 ”、ホストコンピュータ30−3の出力ポートを“a
ddr3 ”とし、これらの内容がポート/識別情報テーブ
ル120に予め格納されているものとする。 ・ホストコンピュータ30−1は、メモリ不足が発生し
たたため、メッセージ『メモリ不足発生』を送出するも
のとする。また、ホストコンピュータ30−3にではデ
ィスク障害が発生したため、メッセージ『ディスク障害
発生』を送出するものとする。ホストコンピュータ30
−2は、何のメッセージも発行しない。 ・図8には図示しないが、集中運転用コンピュータ10
0内のプロセス間通信部140には、最初にホストコン
ピュータ30−1のメッセージ『メモリ不足発生』が到
着し、次に、ホストコンピュータ30−3のメッセージ
『ディスク障害発生』が到着するものとする。
【0033】(1) まず、ホストコンピュータ30−
1がメッセージ『メモリ不足発生』をポートアドレス
“addr1 ”と共にネットワーク20に送出する。 (2) ネットワーク20は、当該メッセージ『メモリ
不足発生』を集中運転用コンピュータ100に転送す
る。
【0034】(3) 集中運転用コンピュータ100の
メッセージ受信部110が当該メッセージ『メモリ不足
発生』を受信すると、メッセージ解析部115に転送す
る。 (4) メッセージ解析部115は、当該メッセージに
付与されている出力ポートアドレス“addr1 ”にどのメ
ッセージ収集部130が対応するかをメッセージ収集部
テーブル105を参照して判定し、メッセージ収集部1
30−1に受信したメッセージを転送する。
【0035】(5) メッセージ収集部130−1は、
当該メッセージのポートアドレス“addr1 ”に基づいて
ポート/識別情報テーブル120を検索して当該メッセ
ージの発行元のホストコンピュータ30−1の識別子
“A”を取得する。メッセージ収集部130−1は、取
得した識別子“A”をメッセージに付与した『A:メモ
リ不足発生』をプロセス間通信部140を介して集約部
150に転送する。このとき、プロセス間通信部140
は、当該メッセージ『A:メモリ不足発生』が最初に到
着しているので、集約部150に最初に当該メッセージ
『A:メモリ不足発生』を転送する。
【0036】(6) ここで、ホストコンピュータ30
−3からメッセージ『ディスク障害発生』をポートアド
レス“addr3 ”と共にネットワーク20に送出する。 (7) ネットワーク20は、を当該メッセージ『メモ
リ不足発生』を集中運転用コンピュータ100に転送す
る。
【0037】(8) 集中運転用コンピュータ100の
メッセージ受信部110が当該メッセージ『ディスク障
害発生』を受信すると、メッセージ解析部115に転送
する。 (9) メッセージ解析部115は、当該メッセージに
付与されている出力ポートアドレス“addr3 ”により、
どのメッセージ収集部130が当該アドレスに対応する
かをメッセージ収集部テーブル105を参照して判定
し、対応するメッセージ収集部130−3に受信したメ
ッセージを転送する。
【0038】(10) メッセージ収集部130−3
は、当該メッセージのポートアドレス“addr3 ”に基づ
いてポート/識別情報テーブル120を検索して当該メ
ッセージの発行元のホストコンピュータ30−3の識別
子“C”を取得する。メッセージ収集部130−3は、
取得した識別子“C”をメッセージに付与した『C:デ
ィスク障害発生』をプロセス間通信部140を介して集
約部150に転送する。このとき、プロセス間通信部1
40は、(5)において、『メモリ不足発生』というメ
ッセージが先に到着しているので、当該メッセージ
『C:ディスク障害発生』を2番目に集約部150に転
送する。
【0039】(11) ここで、集約部150は、最初
に到着したメッセージ『A:メモリ不足発生』と、次に
到着したメッセージ『C:ディスク障害発生』を表示装
置200に転送する。 (12) これにより、表示装置200には、ホストコ
ンピュータ30−1と30−3から送出されたメッセー
ジが表示される。
【0040】次に、他の実施例として、カラーディスプ
レイが可能な表示装置200にホストコンピュータから
発出されたメッセージを表示する際に、当該メッセージ
の種別毎に色分けして表示する例を示す。予めメッセー
ジ毎にメッセージ種別を決定しておき、図9に示すよう
なメッセージテーブルに格納しておく。各々のメッセー
ジ収集部130がメッセージを受け取ると、当該メッセ
ージを読み取り、このメッセージテーブルを参照して、
メッセージにメッセージ種別に対応する表示色情報を付
与して送出する。例えば、“メモリ不足”というメッセ
ージがメッセージ収集部130に入力されると、メッセ
ージ収集部130は、メッセージテーブルを参照し、表
示色“青”を取得する。
【0041】また、ホストコンピュータ30からメッセ
ージを発出する際に、メッセージそのものを発出しない
で、メッセージの代わりにメッセージ種別をメッセージ
収集部130に送出し、メッセージ収集部130は、メ
ッセージテーブルを参照して、メッセージと当該メッセ
ージに対応する表示色の情報を取得して、ホストコンピ
ュータの識別子に加えて、メッセージ、及び表示色の情
報を集約部150に転送するようにしてもよい。
【0042】例えば、ホストコンピュータ30−1から
メッセージ種別“a”をネットワーク20を介して、集
中運転用コンピュータ100に転送する。集中運転用コ
ンピュータ100のホストコンピュータ30−1専用の
メッセージ収集部130−1は、メッセージ種別“a”
でメッセージテーブルを参照し、メッセージ『メモリ不
足』と、表示色“赤”を取得し、上記の実施例と同様に
ポート・識別情報テーブル120を検索して、識別子
“A”を取得して、これらの情報を集約部150に転送
する。集約部150は、これらの情報を表示画面200
に転送すると、当該メッセージが赤で表示される。
【0043】また、他の実施例として、カラーディスプ
レイが可能な表示装置200にホストコンピュータから
発出されたメッセージを表示する際に、当該メッセージ
の発出元毎に色分けして表示する場合の例を示す。この
場合には、各メッセージ収集部130毎に表示する色を
予め決定しておき、メッセージにホストコンピュータの
識別子を付与する際に、併せて所定の表示色情報を付与
し、表示装置200に当該メッセージが転送された時
に、表示装置200が当該表示色情報を認識して表示す
る。
【0044】このように、メッセージ収集部130は、
メッセージの内容の種別毎に所定の表示色情報をシステ
ムの運用条件に応じて付加することができるため、メッ
セージ内容の区分けやメッセージ発出元のホストコンピ
ュータの区分けが容易になる。
【0045】なお、上記の実施例において、メッセージ
解析部115が、メッセージ収集部テーブル105を参
照して、メッセージを転送するメッセージ収集部130
を選択する例を示しているが、この例に限定されること
なく、ホストコンピュータがネットワークに接続された
時点でシステム側よりメッセージを転送するメッセージ
収集部130を固定的に決定されている場合には、メッ
セージ収集部テーブル105を参照する必要はない。
【0046】なお、上記の実施例では、集約部150で
集約されたメッセージを表示装置200に転送して表示
する例を示しているが、この例に限定されることなく、
他の記憶媒体にメッセージログとして格納することも可
能である。なお、本発明は、上記の実施例に限定される
ことなく、特許請求の範囲内で種々、変更・応用が可能
である。
【0047】
【発明の効果】本発明は、複数のコンピュータからのメ
ッセージが1つの表示装置に出力されるため、システム
運用者は1台の表示装置ですべてのコンピュータの運用
状態を監視することが可能となる。これにより、結果と
して、監視のための装置の経済化、監視要因の省力化が
可能となる。
【0048】さらに、メッセージの内容の種別毎に、メ
ッセージ表示の色を変えて表示することが可能であるの
で、メッセージ内容やホストコンピュータの区別が容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の原理を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例の概要を説明するための図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の集中運転用コンピュータの
構成図である。
【図5】本発明の一実施例のポート/識別情報テーブル
の例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例のメッセージ収集部テーブル
の例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例のメッセージ収集及び集約処
理を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施例の具体例を説明するための図
である。
【図9】本発明の一実施例のメッセージテーブルを示す
図である。
【図10】従来のメッセージ受信システムを説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ 20 ネットワーク 30 ホストコンピュータ 100 集中運転用コンピュータ 105 メッセージ収集部テーブル 110 メッセージ受信部、受信手段 115 メッセージ解析部、発出元解析手段 120 ポート/識別情報テーブル、対象情報蓄積手段 130 メッセージ収集部、識別情報付与手段 140 プロセス間通信部 150 集約部 160 メッセージ集約部、集約手段 200 表示装置、表示手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のホストコンピュータが出力する
    メッセージを受信する集中運転用コンピュータのメッセ
    ージ受信装置において、 少なくとも1台のホストコンピュータから出力されたメ
    ッセージを集約して、1つの表示画面に表示する手段を
    有することを特徴とするメッセージ受信装置。
  2. 【請求項2】 通信回線とメッセージ発出元のホストコ
    ンピュータと該ホストコンピュータに対して一意に設定
    される識別情報を格納する対象情報蓄積手段と、 ホストコンピュータからのメッセージを受信する受信手
    段と、 前記受信手段で受信したメッセージの発出元を解析する
    発出元解析手段と、 前記発出元解析手段により取得した前記メッセージの発
    出元の情報に基づいて前記対象情報蓄積手段を参照し
    て、該メッセージの発出元のホストコンピュータの識別
    情報を該メッセージに付与する識別情報付与手段と、 前記識別情報付与手段により前記識別情報を付与された
    メッセージを一元的に編集する集約手段と、 前記集約手段により編集されたメッセージを1つの表示
    画面に表示する表示手段とを有する請求項1記載のメッ
    セージ受信装置。
  3. 【請求項3】 前記識別情報付与手段は、 前記メッセージのメッセージ種別毎に表示色情報を付与
    する第1の表示色情報付与手段を含む請求項2記載のメ
    ッセージ受信装置。
  4. 【請求項4】 前記識別情報付与手段は、 前記メッセージの発出元のホストコンピュータの前記識
    別情報に基づいて前記メッセージの表示色情報を付与す
    る第2の表示色情報付与手段を含む請求項2記載のメッ
    セージ受信装置。
  5. 【請求項5】 前記集約手段は、 前記識別情報付与手段により前記識別情報を付与された
    メッセージの到着順に順次表示手段に転送する転送手段
    を含む請求項2記載のメッセージ受信装置。
  6. 【請求項6】 複数台のホストコンピュータが出力する
    メッセージを集中運転用コンピュータで受信するメッセ
    ージ受信方法において、 少なくとも1台のホストコンピュータから出力されたメ
    ッセージを1台の表示装置に集約して表示することを特
    徴とするメッセージ受信方法。
  7. 【請求項7】 予め、通信回線とメッセージ発出元のホ
    ストコンピュータと該ホストコンピュータに対して一意
    に設定される識別情報を格納しておき、 ホストコンピュータからメッセージを受信して、該メッ
    セージの発出元を解析し、 解析された前記メッセージの発出元に基づいて前記識別
    情報を参照し、 該メッセージの発出元のホストコンピュータの識別情報
    を該メッセージに付与し、 前記識別情報を付与されたメッセージを一元的に表示す
    る請求項5記載のメッセージ受信方法。
  8. 【請求項8】 前記メッセージのメッセージ種別情報に
    基づいて、表示する色を変える請求項7記載のメッセー
    ジ受信方法。
  9. 【請求項9】 前記識別情報が付与されたメッセージが
    到着すると、該メッセージを一元的に集約し、 到着した順にメッセージを転送する請求項7記載のメッ
    セージ受信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001216251A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Fujitsu Takamisawa Component Ltd コンピュータ切替器
US7155498B1 (en) 1997-11-07 2006-12-26 Hitachi, Ltd. Computer operation management system

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