JP2003289332A - パケット中継装置、パケット中継方法、パケット中継プログラムおよびパケット中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

パケット中継装置、パケット中継方法、パケット中継プログラムおよびパケット中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003289332A
JP2003289332A JP2002093039A JP2002093039A JP2003289332A JP 2003289332 A JP2003289332 A JP 2003289332A JP 2002093039 A JP2002093039 A JP 2002093039A JP 2002093039 A JP2002093039 A JP 2002093039A JP 2003289332 A JP2003289332 A JP 2003289332A
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Ryoichi Gomi
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Sukeyuki Hayakawa
祐行 早川
Koji Sugisaka
浩二 杉坂
Seiji Kondo
誠司 近藤
Noboru Tamura
昇 田村
Hidekazu Endo
秀和 遠藤
Tomonobu Watanabe
朋信 渡辺
Toshiaki Kanebako
年昭 金箱
Keiichi Tsukada
圭一 塚田
Hiroyuki Nakahara
宏之 中原
Toshikimi Matsuoka
稔公 松岡
Hiroaki Ubukata
宏明 生方
Takeshi Fukatsu
武志 深津
Mitsuru Mukai
満 向井
Isamu Komorida
勇 小森田
Yoshihiro Toyama
芳宏 遠山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定のサーバに対してパケット送出が集中す
ることを回避する。 【解決手段】 (a)複数のサーバのアドレスおよび各
サーバのアクセス権払い出し可否情報を記憶する記憶手
段25と、(b)サーバアクセス権取得リクエストを含
むパケットを受信したら、アクセス権払い出し可能なサ
ーバのアドレスをパケット発信元端末に返信するととも
に、抽出されたサーバのアドレスとサーバアクセス権取
得リクエスト発信元端末のアドレスとを関連付けて、記
憶手段25に記憶させるサーバアクセス権管理手段23
と、(c)サーバアクセス権を取得した端末からパケッ
トを受信したら、パケットの着信先アドレスを端末のア
ドレスに関連付けて記憶されているサーバのアドレスに
すり替えるとともに、パケットの発信元アドレスをパケ
ット中継装置のアドレスにすり替えるパケット中継手段
27と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット中継装
置、パケット中継方法、パケット中継プログラムおよび
パケット中継プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に関し、特に特定サーバへのパケット
送信集中を回避する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数のパーソナルコンピュータ
(PC)において各種ソフトを使用する場合、それらソ
フトを個々のPCにインストールする必要があった。
【0003】また、ネットワークによって結ばれた複数
のコンピュータによる分散処理システムでは、クライア
ントとサーバーそれぞれが処理を分散して行うことで、
コンピュータ処理の負荷分散などを図る。例えば、クラ
イアントの要求に応じてサーバーがデータベースを更新
し、クライアントがその結果を表示する、といった処理
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には以下のような問題点があった。例えば、多数
のスタンドアロンPCで業務用アプリケーションプログ
ラムを使用していたが、機能追加に伴い処理速度が遅く
なってきたため、高速なサーバマシンを用いてクライア
ント/サーバ(C/S)システム化する場合、(1)本
格的なC/Sシステムを構築したり、(2)リモートコ
ントロールソフトを用いて、高速サーバマシンを単純に
共用することが可能である。ここで「単純に共用」と
は、各クライアントが各サーバにアクセス可能であっ
て、複数のクライアントが同一のサーバにアクセスする
ことを回避するための機能は設けていないという意味で
ある。
【0005】本格的なC/Sシステムを構築する場合、
既存の業務用アプリケーションプログラムを大改造しな
ければならない。また、リモートコントロールソフトを
用いて、高速サーバマシンを単純に共用する場合、特定
のサーバに処理要求が集中するという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、特定のサーバに処理要求が集中することを回避
可能なパケット中継装置、パケット中継方法、パケット
中継プログラムおよびパケット中継プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、その第1の特徴は
(a)複数のサーバのアドレスおよび各サーバのアクセ
ス権払い出し可否情報を記憶するサーバアクセス権払い
出し管理情報記憶手段と、(b)サーバアクセス権取得
リクエストを含むパケットを受信したら、前記アクセス
権払い出し可否情報を検索し、アクセス権払い出し可能
なサーバを抽出し、その抽出されたサーバのアドレスを
前記サーバアクセス権取得リクエストの発信元端末に返
信するとともに、前記抽出されたサーバのアドレスと前
記サーバアクセス権取得リクエスト発信元端末のアドレ
スとを関連付けて、前記サーバアクセス権払い出し管理
情報記憶手段に記憶させるサーバアクセス権管理手段
と、(c)サーバアクセス権を取得した前記発信元端末
からパケットを受信したら、その発信元端末のアドレス
に関連付けて記憶されているサーバのアドレスを、前記
サーバアクセス権払い出し管理情報中から抽出し、前記
パケットの着信先アドレスを前記発信元端末のアドレス
に関連付けて記憶されているサーバのアドレスにすり替
えるとともに、前記パケットの発信元アドレスをパケッ
ト中継装置のアドレスにすり替えるパケット中継手段
と、を備えることにある。
【0008】かかる発明によれば、サーバアクセス権の
取得を要求する端末に対して、アクセス権の払い出し可
能なサーバのアドレスを通知することによって、かかる
端末にサーバアクセス可能であることを通知し、かかる
端末からパケット中継装置にパケットが送られてきた
ら、そのパケットの着信先アドレスを割り当てられたサ
ーバのアドレスにすり替えることが可能となる。
【0009】また、アドレスにはMACアドレス、IP
アドレスまたはポート番号の少なくとも一つが含まれる
ことが好ましい。MACアドレスとは、媒体アクセス制
御アドレスのことである。IPアドレスとは、インター
ネットプロトコルアドレスのとである。ポート番号と
は、アプリケーションプログラムによって提供される通
信サービスを識別する情報であり、例えば、ファイル転
送(FTP)には「21」、遠隔ログイン(TELNE
T)には「23」が一般的に使用される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0011】<第1実施形態>第1実施形態は、PC
(パーソナルコンピュータ)の処理能力では、十分な成
果が得られなくなったため、PC上で使用していたプロ
グラムを高性能なサーバマシンに移送し、操作端末とし
ては従来使用していたPCを継続して使用するという場
合である。
【0012】図1は本発明の実施の形態にかかるPC端
末、パケット中継装置21、Windows(登録商
標)サーバからならシステムの構成を示すブロック図で
あり、図2〜図5は図1のシステムの処理の流れを示す
フローチャートである。
【0013】図1に示すように、本発明の実施の形態に
かかるPC端末11では、Windowsサーバ31へ
のアクセス権を取得するためのサーバアクセス権取得プ
ログラム13と、Windowsサーバ31から画面を
引き込むことが可能なリモートコントロールソフト15
と、が動作している。
【0014】図1に基づいて、第1実施形態における処
理の概要を説明する。(1−1)まず、PC端末11の
サーバアクセス権取得プログラム13がパケット中継装
置21のサーバアクセス権管理手段23にサーバアクセ
ス権取得をリクエストする。(1−2)次に、サーバア
クセス権管理手段23がサーバアクセス権払い出し管理
情報を参照/更新し、サーバアクセス権を払い出す。
(1−3)次に、サーバアクセス権を取得したPC端末
11は、リモートコントロールソフト15を用いてパケ
ット中継装置21のIPパケット中継手段27にコネク
ションする。(1−4)次に、IPパケット中継手段2
7は、サーバアクセス権払い出し管理情報を参照し、P
C端末11に割り当てられているサーバ31のIPアド
レスを調べる。(1−5)次に、IPパケット中継手段
27は、PC端末11に割り当てられているサーバ31
にパケットを送信する。(1−6)そして、IPパケッ
ト中継手段27は、コネクション断を検出したら、サー
バアクセス権を解放する。(1−7)なお、PC端末1
1にサーバ31が割り当てられていない場合は、サーバ
アクセス権取得エラーとなる。
【0015】PC端末11は、キーボードやマウスなど
の入力手段と、CRTや液晶ディスプレイなどの表示手
段と、BIOSなどが記憶されているROMと、プログ
ラムの作業領域として使用されるRAMなどの主記憶手
段と、サーバアクセス権管理プログラムやリモードコン
トロールプログラムなどのプログラムが記憶されるHD
Dなどの補助記憶手段と、プログラムをデコードし、実
行するCPUなどの演算・制御手段とを有する。
【0016】また、パケット中継装置21は、PC端末
11のWindowsサーバ31へのアクセス権を管理
するサーバアクセス権管理手段23と、PC端末11に
割り当て可能なサーバへのアクセス権の払い出し状況を
管理するために必要な情報を記憶するサーバアクセス権
払い出し管理情報記憶手段25と、PC端末11とWi
ndowsサーバ31との間でインターネットプロトコ
ル(IP)を用いて送受信されるパケットを中継するI
Pパケット中継手段27と、を有する。
【0017】PC端末11とパケット中継装置21とは
同一のLANに接続され、パケット中継装置21とサー
バ31とはインターネットなどの公衆回線または専用回
線を介してパケットを送受信するとしても良い。
【0018】また、PC端末11とパケット中継装置2
1はインターネットなどの公衆回線または専用回線を介
してパケットを送受信し、パケット中継装置21とサー
バ31とは同一のLANに接続されるとしても良い。
【0019】図2〜図5に基づいて、PC端末11、パ
ケット中継装置21およびサーバ31の処理の流れを説
明する。なお、パケット中継装置21は、サーバアクセ
ス権管理手段23やIPパケット中継手段27のそれぞ
れを専用回路として具備しても良い。また、パケット中
継装置21は、ROM、RAM、CPU、HDDなどを
具備し、サーバアクセス権管理手段23やIPパケット
中継手段27をプログラムを用いて実現するとしても良
い。以下の説明では、サーバアクセス権管理手段23な
どは、プログラムを用いて実現する。
【0020】図2に示すように、ステップS101で、
PC端末11においてサーバアクセス権取得プログラム
13が起動し、ステップS103で、サーバアクセス権
取得リクエストをサーバアクセス権管理手段23に送信
する。
【0021】PC端末11におけるサーバアクセス権取
得プログラム13の起動と並行して、パケット中継装置
21においては、ステップS201で、サーバアクセス
権管理プログラムが起動する。ステップS203で、サ
ーバアクセス権管理プログラムは、サーバアクセス権取
得リクエストを受信する。ステップS205で、サーバ
アクセス権払い出し管理情報を読み出し、使用可能な空
きサーバ31を選択する。
【0022】図6に基づいて、サーバアクセス権払い出
し処理を説明する。サーバアクセス権払い出し処理は、
サーバアクセス権取得リクエスト51とサーバアクセス
権払い出し管理情報とを組み合わせて実現する。
【0023】(1)サーバアクセス権取得リクエスト5
1には、利用要求サーバグループ名、リソース消費量、
パスワード情報、最大無通信時間などが含まれる。
【0024】利用要求サーバグループ名は、後述するサ
ーバグループを指定するための情報である。
【0025】リソース消費量は、サーバアクセス権取得
リクエストを送信したPC端末へWindowsサーバ
を割り当てることによって、そのWindowsサーバ
においてどれだけのサーバリソースが減少するかを示す
情報である。後述するサーバ毎総リソース情報/サーバ
毎残リソース情報とリソース消費量とに基づいて、対応
するサーバグループの中から1台のWindowsサー
バを選択する。
【0026】例えば、リソース消費量が「20」、割り
当て候補サーバの残リソース量が「30」であった場
合、割り当て後のWindowsサーバの残リソース量
は「10」となる。
【0027】また、残リソース量が「100」のWin
dowsサーバと「300」のWindowsサーバが
割り当て候補となっている場合は、残リソース量が多い
方のWindowsサーバが優先的に割り当て対象とな
る。
【0028】さらに、Windowsサーバの占有が必
要な場合には、リソース消費量に「ALL」を設定す
る。リソース消費量が「ALL」と設定されているPC
端末が割り当てられたWindowsサーバの残リソー
ス量は、「0」になる。
【0029】パスワード情報は、サーバアクセス権の取
得を許可するか否かを判断するための認証情報である。
【0030】最大無通信時間は、ユーザがPC端末を使
用している時に、パケット中継装置が許容する無通信時
間の最大値である。設定されている最大無通信時間以上
の無通信時間が経過した場合、パケット中継装置は、中
継コネクションを強制的に切断する。
【0031】(2)サーバアクセス権払い出し管理情報 サーバアクセス権払い出し管理情報には、サーバグルー
プ情報251、サーバ毎総リソース情報252、サーバ
毎残リソース情報253、認証情報254および中継状
態情報255が含まれる。
【0032】サーバグループ情報251は、アプリケー
ションサーバ、データベースサーバなどのサーバの用途
等に応じていくつかの分類名(=サーバグループ名)を
定義し、かつ各サーバがどのグループに属するかを定義
する。PC端末11から送信されるサーバアクセス権取
得リクエスト51には、利用要求サーバグループが含ま
れている。そして、パケット中継装置21が有するサー
バグループ情報251と、サーバアクセス権取得リクエ
スト51に含まれる利用要求サーバグループ名とに基づ
いて、PC端末ユーザが希望するサーバが適切に選択さ
れる。
【0033】なお、サーバグループ名については、多重
設定が可能である。多重設定とは、例えば、サーバAと
サーバBとが属するグループに「サーバグループX」と
いう名を付与し、かつサーバAとサーバCとが属するグ
ループに「サーバグループY」という名を付与すること
を言う。
【0034】サーバ31は、サーバに搭載するアプリケ
ーションプログラムに応じてグループ分けしても良く、
また、サーバ31が設置されている地域に応じてグルー
プ分けしても良い。
【0035】また、サーバグループ情報251には、各
グループ毎に接続を許容するPC端末11のIPアドレ
スを設定しても良い。接続を許容するIPアドレスを設
定することによって、許容されていないPC端末11か
らの接続を拒否することができる。なお、接続を許容す
るPC端末11のIPアドレスが設定されていない場合
は、全てのPC端末11から接続を受け入れる。
【0036】サーバ毎総リソース情報252には、サー
バ毎の処理能力値を総リソース情報として設定する。P
C端末11から送信されるサーバアクセス権取得リクエ
ス51トには、リソース消費量が含まれている。サーバ
割り当てが行なわれる毎に、割り当てを受けたサーバ3
1のリソースは、割り当てられたPC端末11によるリ
ソース消費量分だけ、減少する。
【0037】サーバ毎残リソース情報253は、各サー
バ31に現在いくらのリソースが残っているかを示す。
【0038】認証情報254は、サーバアクセス権の取
得を要求するPC端末11に対してパスワード認証を行
うための情報である。
【0039】中継状態情報255とは、中継されている
PC端末11とサーバ31とに関する情報であって、P
C端末11のIPアドレスと、サーバ31のIPアドレ
スと、予約中、接続中、または切断待ちのいずれの状態
かを示す情報と、接続開始時刻と、サーバアクセス権取
得リクエスト51の内容とが含まれる。サーバアクセス
権の払い出しとは、かかる中継状態情報がサーバアクセ
ス権払い出し管理情報にエントリされることである。以
上が、サーバアクセス権払い出し管理情報の説明であ
る。
【0040】図2のステップS207で、PC端末11
に割り当てるサーバが決定した場合はステップS209
に進み、PC端末11に割り当てるサーバが決定しない
場合はステップS211に進む。
【0041】ステップS209で、サーバアクセス権払
い出し管理情報にサーバアクセス権を取得したPC端末
11のIPアドレスを設定する。ステップS211で、
サーバアクセス権を取得できたか否かに関する情報が、
PC端末11に返送される。ステップS213で、サー
バアクセス権管理プログラムが終了する。
【0042】ステップS105で、PC端末11はサー
バアクセス権を取得できたか否かの情報を受信する。ス
テップS107で、PC端末11の表示手段にサーバア
クセス権を取得できたか否かの結果が表示され、PC端
末11のユーザにその結果が通知される。ステップS1
09で、サーバアクセス権取得プログラムが終了する。
【0043】以上が、PC端末11におけるサーバアク
セス権取得プログラムおよびパケット中継装置21にお
けるサーバアクセス権管理プログラムの起動から終了ま
での処理の流れである。
【0044】次に、図3について説明する。図3のステ
ップS111では、リモートコントロールソフト15が
起動し、パケット中継装置21にコネクションを要求す
る。
【0045】ステップS221では、IPパケット中継
プログラムが起動する。ステップS223で、IPパケ
ット中継プログラムは、リモートコントロールソフトの
サーバ側プログラムによって監視されているポートの代
理リッスンを開始する。ここで、「代理リッスン」と
は、リモートコントロールソフトのサーバ側プログラム
によってリッスン(listen)されているポートと同じポ
ートを、IPパケット中継プログラムがリッスンするこ
とを言う。ステップS225で、IPパケット中継プロ
グラムは、リモートコントロールソフトのサーバ側プロ
グラムと見せかけて、コネクションを受け付ける。
【0046】ステップS227では、IPパケット中継
プログラムは、サーバアクセス権払い出し管理情報中
に、コネクションを要求してきたPC端末11のIPア
ドレスが設定されているかを調べる。
【0047】ステップS229で、コネクションを要求
してきたPC端末11のIPアドレスがサーバアクセス
権払い出し管理情報中に設定されていない場合は、ステ
ップS231に進み、IPパケット中継プログラムは、
PC端末11からのコネクションを切断し、終了する。
ステップS229で、コネクションを要求してきたPC
端末11のIPアドレスがサーバアクセス権払い出し管
理情報中に設定されている場合は、ステップS233に
進み、IPパケット中継プログラムは、割り当て済みの
サーバ31にコネクションを要求する。
【0048】ステップS301で、リモートコントロー
ルソフトのサーバ側プログラムが、起動する。ステップ
S303で、リモートコントロールソフトのサーバ側プ
ログラムが、IPパケット中継プログラムからのコネク
ション要求を受け付ける。
【0049】次に、図4について説明する。図4のステ
ップS241で、IPパケット中継プログラムは、無中
継状態が所定時間以上続いたかを調べる。ステップS2
41の結果が、YESである場合はコネクションを切断
し、NOである場合はステップS243に進む。
【0050】ステップS243で、IPパケット中継プ
ログラムは、PC端末11とサーバ31との間のコネク
ションが切断されたかを調べる。ステップS243の結
果がNOである場合は、ステップS245に進む。
【0051】ステップS245で、IPパケット中継プ
ログラムは、サーバ側コネクションからパケットを受信
したかを調べる。ステップS245の結果が、YESで
ある場合はステップS247に進み、NOである場合は
ステップS251に進む。
【0052】ステップS247では、サーバ側コネクシ
ョンから受信したパケットを、PC端末11へ送信す
る。
【0053】ステップS121で、PC端末側のリモー
トコントロールソフト15は、IPパケット中継プログ
ラムとの間でパケットの送受信を行う。PC端末11の
ユーザが、PC端末11の表示手段上に引き込んだ画面
上で、アプリケーションソフトを実行する。具他的に
は、PC端末11の表示手段に表示された画面の所定位
置に、PC端末11の入力手段を用いて数値データや文
字データを入力すると、これらデータはパケット中継装
置21を経由してサーバ31に送信される。パケット中
継装置21を経由したPC端末−サーバ間のパケット送
受信は繰り返し行われる。かかるパケットの送受信の詳
細は追って説明する。なお、PC端末側のリモートコン
トロールソフトは、パケット送受信の終了時にコネクシ
ョン切断信号を送信する。
【0054】ステップS249で、IPパケット中継プ
ログラムは、無中継状態を監視するタイマーをリセット
する。ステップS251では、PC端末側コネクション
からパケットを受信したかを調べる。ステップS251
の結果がYESである場合はステップS253に進み、
ステップS251の結果がNOである場合はステップS
257に進む。
【0055】ステップS253では、PC端末側コネク
ションから受信したパケットを、サーバへ送信する。
【0056】ステップS311で、サーバ側のリモート
コントロールソフトは、IPパケット中継プログラムと
の間でパケットの送受信を行う。PC端末の入力手段を
用いてユーザが行った指示に基づいて、サーバ上でアプ
リケーションソフトが動く。かかるアプリケーションソ
フトによって作られたHTML(Hyper Text MarkupLan
guage)ファイルやXML(Extensible Markup Languag
e)ファイルなどの画面描画情報は、パケットに含まれ
るデータとして、パケット中継装置21を経由してPC
端末11に送信される。パケット中継装置21を経由し
たPC端末−サーバ間のパケット送受は繰り返し行われ
る。かかるパケットの送受信の詳細は追って説明する。
なお、サーバ側のリモートコントロールソフトは、異常
時にコネクション切断信号を送信する。
【0057】ステップS255では、無中継状態を監視
するタイマーをリセットする。
【0058】次に、図7に基づいてパケット中継処理を
説明する。図7に示すように、PC端末から送信されパ
ケット中継装置が受信するパケット71では、発IPア
ドレスはPC端末のIPアドレスであり、着IPアドレ
スはパケット中継装置のIPアドレスである。そして、
パケット中継装置から送信されサーバが受信するパケッ
ト73では、発IPアドレスはPC端末のIPアドレス
であり、着IPアドレスはパケット中継装置のIPアド
レスである。つまり、パケット中継装置によって、発I
Pアドレスが「PC端末のIPアドレス」から「パケッ
ト中継装置のIPアドレス」にすり替えられ、着IPア
ドレスが「パケット中継装置のIPアドレス」から「サ
ーバのIPアドレス」にすり替えられる。なお、パケッ
ト中継装置21によって、発IPアドレスと着IPアド
レスはすり替えられるが、マウスやキーボードによるイ
ベント情報等のデータは変化しない。
【0059】また、サーバ31から送信されパケット中
継装置21が受信するパケット75では、発IPアドレ
スはサーバ31のIPアドレスであり、着IPアドレス
はパケット中継装置21のIPアドレスである。そし
て、パケット中継装置21から送信されPC端末11が
受信するパケット77では、発IPアドレスはパケット
中継装置21のIPアドレスであり、着IPアドレスは
PC端末11のIPアドレスである。つまり、パケット
中継装置21によって、発IPアドレスが「サーバのI
Pアドレス」から「パケット中継装置のIPアドレス」
にすり替えられ、着IPアドレスが「パケット中継装置
のIPアドレス」から「PC端末のIPアドレス」にす
り替えられる。なお、なお、パケット中継装置21によ
って、発IPアドレスと着IPアドレスはすり替えられ
るが、画面描画情報等のデータは変化しない。
【0060】次に、図5について説明する。図5のステ
ップS131で、PC端末側のリモートコントロールソ
フトを終了する。
【0061】ステップS261で、IPパケット中継プ
ログラムは、PC端末側コネクションおよびサーバ側コ
ネクションを切断する。
【0062】ステップS263で、IPパケット中継プ
ログラムは、サーバアクセス権払い出し管理情報から、
コネクションが切断されたPC端末11のIPアドレス
等の中継状態情報を消去する。前記の如く、中継状態情
報には、PC端末のIPアドレスと、サーバのIPアド
レスと、予約中、接続中、または切断待ちのいずれの状
態かを示す情報と、接続開始時間と、サーバアクセス権
取得リクエストの内容とが含まれる。中継状態情報を消
去する際、サーバ毎残リソース情報253を更新する。
具体的には、コネクションの切断によって解放されたリ
ソース量分だけ、残リソース値を増加させる。
【0063】ステップS265で、IPパケット中継プ
ログラムを終了する。
【0064】ステップS321で、リモートコントロー
ルソフトのサーバ側プログラムを終了する。
【0065】第1実施形態によれば、どのサーバを使用
するかという決定を、サーバアクセス権管理プログラム
が行うので、PC端末のユーザ任せにならない。このた
め特定のサーバにアクセスが集中し、処理効率が低下す
るという事態を回避しうる。また、既存のソフトを殆ど
そのまま使用することができる。ここで「既存のソフ
ト」とは、既存のリモートコントロールソフトを言う。
さらに、PC端末へは、プログラムサイズの小さなサー
バアクセス権取得プログラムやリモートコントロールソ
フトをインストールするだけで良く、サイズの大きな業
務アプリケーションソフトのインストールが不要とな
る。このためインストールに要する時間が短くて済み、
またPC端末のリソース消費量が少なくて済む。そし
て、業務内容に変更が生じた場合には、少数のサーバマ
シンについてのみ業務アプリケーションソフトをバージ
ョンアップすれば良く、多数のPC端末についてはサー
バアクセス権取得プログラムやリモートコントロールソ
フトをバージョンアップする必要はない。
【0066】<第2実施形態>第2実施形態は、UNI
X(登録商標)ワークステーションを端末として使用し
ているC/S(クライアント/サーバ)システムにおい
て、多数のPCも端末として使用可能にする場合であ
る。
【0067】図8は本発明の実施の形態にかかるPC端
末11、UNIX−WS端末17、パケット中継装置2
1、UNIXサーバ(仮想端末)33、業務サーバ35
からなるシステムの構成を示すブロック図であり、図9
〜図12は図8のシステムの処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【0068】ここで、UNIXサーバ(仮想端末)33
とはソフトウェアで作り出された仮想の端末のことであ
り、業務サーバ35とは在庫管理などの業務を処理する
ために用いるサーバのことである。
【0069】図8に示すように、第2実施形態のシステ
ムでは、PC端末11はパケット中継装置21および仮
想端末33を介して業務サーバ35を利用しているが、
UNIX−WS端末17はパケット中継装置21および
仮想端末33を介することなく業務サーバ35を利用す
る。
【0070】PC端末11では、サーバアクセス権取得
プログラム13と、PC用Xサーバプログラム16とが
起動している。Xサーバと後述するXクライアントとは
Xというプロトコルで各種の情報をやりとりする。Xサ
ーバが画面表示やデータ入力の受け付けをし、Xクライ
アントは入力されたデータを利用して動作する。
【0071】図8に基づいて、第2実施形態における処
理の概要を説明する。(2−1)まず、PC端末11の
サーバアクセス権取得プログラム13がパケット中継装
置21のサーバアクセス権管理手段23にサーバアクセ
ス権取得をリクエストする。(2−2)次に、サーバア
クセス権管理手段23がサーバアクセス権払い出し管理
情報を参照/更新し、サーバアクセス権を払い出す。
(2−3)次に、サーバアクセス権の払い出しが行われ
た場合、特定ポートを監視するサーバアクセス権管理手
段23は、UNIXサーバ33のアプリケーションを起
動し、監視中のポートにXコネクションする。(2−
4)次に、UNIXサーバ33のXクライアントがIP
パケット中継手段27に対してXコネクションを張る。
(2−5)次に、IPパケット中継手段27は、PC端
末11のXサーバプログラム16にXコネクションを張
り、IPパケットの中継を行う。(2−6)そして、I
Pパケット中継手段27は、コネクション断を検出した
ら、サーバアクセス権を解放する。(2−7)PC端末
11に割り当て可能なサーバ33がない場合は、サーバ
アクセス権取得エラーとなる。
【0072】図9〜図12に基づいて、PC端末11、
UNIX−WS端末17、パケット中継装置21、UN
IXサーバ(仮想端末)33、および業務サーバ35の
処理の流れを説明する。以下の説明においても、サーバ
アクセス権管理手段23等はプログラムにより実現され
るものとする。
【0073】図9に示すように、PC端末11において
は、ステップS501で、サーバアクセス権取得プログ
ラム13が起動し、ステップS503で、サーバアクセ
ス権取得リクエスト51をパケット中継装置21に送信
する。ステップS505で、PC端末11は、サーバア
クセス権を取得できたか否かの情報を受信する。ステッ
プS507で、PC端末11の表示手段にサーバアクセ
ス権を取得できたか否かの結果が表示され、PC端末1
1のユーザにその結果が通知される。ステップS509
で、サーバアクセス権取得プログラム13が終了する。
【0074】PC端末11におけるサーバアクセス権取
得プログラム13の起動と並行して、パケット中継装置
21においては、ステップS601で、サーバアクセス
権管理プログラムが起動する。ステップS603で、サ
ーバアクセス権管理プログラムは、サーバアクセス権取
得リクエスト51を受信する。ステップS605で、サ
ーバアクセス権払い出し管理情報を読み出し、使用可能
な空きサーバを選択する。
【0075】第2実施形態におけるサーバアクセス権払
い出し処理も、第1実施形態におけるサーバアクセス権
払い出し処理と同様であるから、説明を省略する。
【0076】図9のステップS607で、PC端末11
に割り当てるサーバ33が決定した場合はステップS6
09に進み、PC端末11に割り当てるサーバ33が決
定しない場合はステップS611に進む。
【0077】ステップS609で、サーバアクセス権払
い出し管理情報にサーバアクセス権を取得したPC端末
11のIPアドレスを設定する。ステップS611で、
サーバアクセス権を取得できたか否かに関する情報が、
PC端末11に返送される。
【0078】ステップS613で、サーバアクセス権管
理プログラムは、Xコネクション受付ポートを決定す
る。また、IPパケット中継プログラムを起動する。そ
して、IPパケット中継プログラムは、サーバアクセス
権管理プログラムによって決定されたXコネクション受
付ポートをリッスンする。
【0079】ステップS615で、IPパケット中継プ
ログラムは、UNIXサーバ(仮想端末)33上のXク
ライアントを起動させ、ステップS613において決定
されたポートにXコネクションを要求する。そして、ス
テップS617で、サーバアクセス権管理プログラムを
終了する。
【0080】仮想端末33においては、ステップS70
1で、UNIXアプリケーション(Xクライアント)を
起動する。
【0081】以上が、PC端末11におけるサーバアク
セス権取得プログラム13およびパケット中継装置21
におけるサーバアクセス権管理プログラムの起動から終
了までの処理の流れである。
【0082】次に、図10に基づいて説明する。図10
のステップS511では、PC端末11においてXサー
バプログラム16が起動する。
【0083】ステップS621では、パケット中継装置
21のIPパケット中継プログラムが、PC端末11の
Xサーバ16によって監視されているポートを代理リッ
スンする。ここで、「代理リッスン」とは、PC端末1
1のXサーバ16によってリッスン(listen)されてい
るポートと同じポートを、IPパケット中継プログラム
がリッスンすることを言う。ステップS623で、IP
パケット中継プログラムは、PC端末11のXサーバ1
6と見せかけて、コネクションを受け付ける。
【0084】ステップS625では、パケット中継装置
21のIPパケット中継プログラムは、パラメータで指
定されたPC端末11のXサーバプログラム16にコネ
クションする。ここで言うパラメータには、サーバアク
セス権払い出し管理情報中のパラメータであって、サー
バアクセス権を付与されたPC端末11のIPアドレス
およびポート番号が含まれる。
【0085】ステップS711では、Xクライアント
が、パラメータで指定されたXサーバプログラム16に
コネクションを要求する。ここで言うパラメータには、
サーバアクセス権払い出し管理情報中のパラメータであ
って、図9のステップS615によりパケット中継装置
21から通知されたポート番号が含まれる。
【0086】次に、図11について説明する。図11の
ステップS631で、パケット中継装置21のIPパケ
ット中継プログラムは、無中継状態が所定時間以上続い
たかを調べる。ステップS631の結果が、YESであ
る場合はコネクションを切断し、NOである場合はステ
ップS633に進む。
【0087】ステップS633で、IPパケット中継プ
ログラムは、PC端末11とサーバ33との間のコネク
ションが切断されたかを調べる。ステップS633の結
果がNOである場合は、ステップS635に進む。
【0088】ステップS635で、IPパケット中継プ
ログラムは、サーバ側コネクションからパケットを受信
したかを調べる。ステップS635の結果が、YESで
ある場合はステップS637に進み、NOである場合は
ステップS641に進む。
【0089】ステップS637では、Xクライアントプ
ログラムから受信したパケットを、PC端末11のXサ
ーバプログラム16へ送信する。
【0090】ステップS639で、IPパケット中継プ
ログラムは、無中継状態を監視するタイマーをリセット
する。ステップS641では、PC端末側コネクション
からパケットを受信したかを調べる。ステップS641
の結果がYESである場合はステップS643に進み、
ステップS641の結果がNOである場合はステップS
651に進む。
【0091】ステップS643では、PC端末側コネク
ションから受信したパケットを、Xクライアントへ送信
する。ステップS645では、無中継状態を監視するタ
イマーをリセットする。
【0092】ステップS521で、PC端末11のXサ
ーバプログラム16は、IPパケット中継プログラムと
の間でパケットの送受信を行う。PC端末11のユーザ
が、PC端末11の表示手段上に引き込んだ画面上で、
アプリケーションソフトを実行する。具他的には、PC
端末11の表示手段に表示された画面の所定位置に、P
C端末11の入力手段を用いて数値データや文字データ
を入力すると、これらデータはパケット中継装置21を
経由してXクライアントに送信される。パケット中継装
置21を経由したPC端末−サーバ間のパケット送受信
は繰り返し行われる。送受信されるパケットは第1実施
形態と同様である。つまり、図7に示したように、パケ
ット中継装置21のIPパケット中継プログラムによっ
てIPパケットの発IPアドレスおよび着IPアドレス
はすり替えられるが、データは不変である。なお、PC
端末11のXサーバプログラム16は、パケット送受信
の終了時にコネクション切断信号を送信する。
【0093】ステップS721で、サーバのXクライア
ントは、IPパケット中継プログラムとの間でパケット
の送受信を行う。PC端末11の入力手段を用いてユー
ザが行った指示に基づいて、サーバ上でアプリケーショ
ンソフトが動く。かかるアプリケーションソフトによっ
て作られたHTMLファイルやXMLファイルなどの画
面描画情報は、パケットに含まれるデータとして、パケ
ット中継装置21を経由してPC端末11に送信され
る。パケット中継装置21を経由したPC端末−サーバ
間のパケット送受は繰り返し行われる。送受信されるパ
ケットは第1実施形態と同様である。なお、サーバのX
クライアントは、異常時にコネクション切断信号を送信
する。
【0094】次に、図12について説明する。図12の
ステップS531で、PC端末11のXサーバプログラ
ム16を終了する。
【0095】ステップS651で、IPパケット中継プ
ログラムは、PC端末側コネクションおよびサーバ側コ
ネクションを切断する。
【0096】ステップS653で、IPパケット中継プ
ログラムは、サーバアクセス権払い出し管理情報から、
コネクションが切断されたPC端末11のIPアドレス
等の中継状態情報255を消去する。前記の如く、中継
状態情報255には、PC端末11のIPアドレスと、
サーバ33のIPアドレスと、予約中、接続中、または
切断待ちのいずれの状態かを示す情報と、接続開始時間
と、サーバアクセス権取得リクエスト51の内容とが含
まれる。中継状態情報を消去する際、サーバ毎残リソー
ス情報253を更新する。具体的には、コネクションの
切断によって解放されたリソース量分だけ、残リソース
値を増加させる。ステップS655で、IPパケット中
継プログラムを終了する。
【0097】ステップS731で、Xクライアントを含
むUNIXアプリケーションを終了する。
【0098】第2実施形態によれば、第1実施形態と同
様に、どのサーバを使用するかという決定を、サーバア
クセス権管理プログラムが行うので、PC端末のユーザ
任せにならない。このため特定のサーバにアクセスが集
中し、処理効率が低下するという事態を回避しうる。ま
た、既存のソフトを殆どそのまま使用することができ
る。ここで「既存のソフト」とは、既存のXクライアン
ト、Xサーバプログラムやvirtual tty(vty)やpseudo t
ty(pty)などの仮想端末用プログラムを言う。さらに、
PC端末へは、プログラムサイズの小さなサーバアクセ
ス権取得プログラムやXサーバプログラムをインストー
ルするだけで良く、サイズの大きな業務アプリケーショ
ンソフトのインストールが不要となる。このためインス
トールに要する時間が短くて済み、またPC端末のリソ
ース消費量が少なくて済む。そして、業務内容に変更が
生じた場合には、少数のUNIXサーバマシンについて
のみ業務アプリケーションソフトをバージョンアップす
れば良く、多数のPC端末についてはサーバアクセス権
取得プログラムやXサーバプログラムをバージョンアッ
プする必要はない。
【0099】またさらに、第2実施形態によれば、UN
IX−WS端末がUNIXサーバマシンを使用可能であ
ると同時に、PC端末もパケット中継装置と仮想端末を
介してUNIXサーバマシンを使用可能である。
【0100】また、上述のパケット中継方法において必
要とされる各ステップをコンピュータに実行させるプロ
グラムを記録媒体に記録し、これをコンピュータに読み
取らせ、実行させることにより、上述したパケット中継
方法を実現することができる。ここで、記録媒体として
は、例えばROM、RAMなどのメモリ装置、FDD、
HDDなどの磁気ディスク装置、CD−ROM、CD−
R、CD−RW、DVD−ROMなどの光ディスク装
置、磁気テープ装置などのプログラムを記録できるよう
な装置が含まれる。
【0101】図13は、これら記録媒体に格納されたプ
ログラムを読み取り、そこに記述されたステップに従っ
てデータの処理を実現するコンピュータシステムの一例
を示す概観図である。図13に示すように、コンピュー
タシステム135が読み取り可能な記録媒体は、例え
ば、フロッピー(登録商標)ディスク136、コンパク
トディスク137、ICチップ138、カセットテープ
139等が挙げられる。このようなパケット中継プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
よれば、パケット中継プログラムの保存、運搬、販売等
を容易に行うことができる。
【0102】
【発明の効果】上記の如く、本発明の実施形態によれ
ば、特定のサーバマシンへのアクセス集中を回避するこ
とによって、サーバマシンの有効利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるPC端末、パケ
ット中継装置、Windowsサーバからならシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムにおけるサーバ割り当て処理の
流れを示すフローチャートである。
【図3】図1のシステムにおけるコネクション確立処理
の流れを示すフローチャートである。
【図4】図1のシステムにおけるIPパケット送受信処
理の流れを示すフローチャートである。
【図5】図1のシステムにおけるコネクション切断後の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1、第2実施形態におけるサーバア
クセス権払い出し管理情報の内容を示す図である。
【図7】本発明の第1、第2実施形態におけるパケット
のデータ、発IPアドレスおよび着IPアドレスの内容
を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態にかかるPC端末、UN
IX−WS端末、パケット中継装置、UNIXサーバ、
および業務サーバからならシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】図8のシステムにおけるサーバ割り当て処理の
流れを示すフローチャートである。
【図10】図8のシステムにおけるコネクション確立処
理の流れを示すフローチャートである。
【図11】図8のシステムにおけるIPパケット送受信
処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】図8のシステムにおけるコネクション切断後
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態に係るパケット中継プロ
グラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体
およびかかるプログラムを実行するコンピュータシステ
ムの一例を示す概観図である。
【符号の説明】
11…PC端末 13…サーバアクセス権取得プログラム 15…リモートコントロールソフト 16…Xサーバプログラム 17…WS端末 21…パケット中継装置 23…サーバアクセス権管理手段 25…サーバアクセス権払い出し管理情報記憶手段 27…パケット中継手段 31…Windowsサーバ 33…仮想端末 35…業務サーバ 135…コンピュータシステム 136…フロッピーディスク 137…コンパクトディスク 138…ICチップ 139…カセットテープ 251…サーバグループ情報 252…サーバ毎総リソース情報 253…サーバ毎残リソース情報 254…認証情報 255…中継状態情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 祐行 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 杉坂 浩二 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 近藤 誠司 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 田村 昇 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 遠藤 秀和 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 渡辺 朋信 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 金箱 年昭 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 塚田 圭一 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 中原 宏之 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 松岡 稔公 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 生方 宏明 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 深津 武志 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 向井 満 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 小森田 勇 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 遠山 芳宏 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 Fターム(参考) 5B045 GG02 GG06 5K030 GA01 HA08 HD03 HD09 LB05 LE03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサーバのアドレスおよび各サーバ
    のアクセス権払い出し可否情報を記憶するサーバアクセ
    ス権払い出し管理情報記憶手段と、サーバアクセス権取
    得リクエストを含むパケットを受信したら、前記アクセ
    ス権払い出し可否情報を検索し、アクセス権払い出し可
    能なサーバを抽出し、その抽出されたサーバのアドレス
    を前記サーバアクセス権取得リクエストの発信元端末に
    返信するとともに、前記抽出されたサーバのアドレスと
    前記サーバアクセス権取得リクエスト発信元端末のアド
    レスとを関連付けて、前記サーバアクセス権払い出し管
    理情報記憶手段に記憶させるサーバアクセス権管理手段
    と、サーバアクセス権を取得した前記発信元端末からパ
    ケットを受信したら、その発信元端末のアドレスに関連
    付けて記憶されているサーバのアドレスを、前記サーバ
    アクセス権払い出し管理情報中から抽出し、前記パケッ
    トの着信先アドレスを前記発信元端末のアドレスに関連
    付けて記憶されているサーバのアドレスにすり替えると
    ともに、前記パケットの発信元アドレスをパケット中継
    装置のアドレスにすり替えるパケット中継手段と、を備
    えることを特徴とするパケット中継装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレスにMACアドレス、IPア
    ドレスまたはポート番号の少なくとも一つが含まれる請
    求項1記載のパケット中継装置。
  3. 【請求項3】 複数のサーバのアドレスおよび各サーバ
    のアクセス権払い出し可否情報を記憶するステップと、 サーバアクセス権取得リクエストを含むパケットを受信
    したら、前記アクセス権払い出し可否情報を検索し、ア
    クセス権払い出し可能なサーバを抽出し、その抽出され
    たサーバのアドレスを前記サーバアクセス権取得リクエ
    ストの発信元端末に返信するとともに、前記抽出された
    サーバのアドレスと前記サーバアクセス権取得リクエス
    ト発信元端末のアドレスとを関連付けて記憶するステッ
    プと、 サーバアクセス権を取得した前記発信元端末からパケッ
    トを受信したら、その発信元端末のアドレスに関連付け
    て記憶されているサーバのアドレスを、前記サーバアク
    セス権払い出し管理情報中から抽出し、前記パケットの
    着信先アドレスを前記発信元端末のアドレスに関連付け
    て記憶されているサーバのアドレスにすり替えるととも
    に、前記パケットの発信元アドレスをパケット中継装置
    のアドレスにすり替えるステップと、を含むことを特徴
    とするパケット中継方法。
  4. 【請求項4】 前記アドレスにMACアドレス、IPア
    ドレスまたはポート番号の少なくとも一つが含まれる請
    求項3記載のパケット中継方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、 複数のサーバのアドレスおよび各サーバのアクセス権払
    い出し可否情報を記憶するステップと、 サーバアクセス権取得リクエストを含むパケットを受信
    したら、前記アクセス権払い出し可否情報を検索し、ア
    クセス権払い出し可能なサーバを抽出し、その抽出され
    たサーバのアドレスを前記サーバアクセス権取得リクエ
    ストの発信元端末に返信するとともに、前記抽出された
    サーバのアドレスと前記サーバアクセス権取得リクエス
    ト発信元端末のアドレスとを関連付けて記憶するステッ
    プと、 サーバアクセス権を取得した前記発信元端末からパケッ
    トを受信したら、その発信元端末のアドレスに関連付け
    て記憶されているサーバのアドレスを、前記サーバアク
    セス権払い出し管理情報中から抽出し、前記パケットの
    着信先アドレスを前記発信元端末のアドレスに関連付け
    て記憶されているサーバのアドレスにすり替えるととも
    に、前記パケットの発信元アドレスをパケット中継装置
    のアドレスにすり替えるステップと、を実行させること
    を特徴とするパケット中継プログラム。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、 複数のサーバのアドレスおよび各サーバのアクセス権払
    い出し可否情報を記憶するステップと、 サーバアクセス権取得リクエストを含むパケットを受信
    したら、前記アクセス権払い出し可否情報を検索し、ア
    クセス権払い出し可能なサーバを抽出し、その抽出され
    たサーバのアドレスを前記サーバアクセス権取得リクエ
    ストの発信元端末に返信するとともに、前記抽出された
    サーバのアドレスと前記サーバアクセス権取得リクエス
    ト発信元端末のアドレスとを関連付けて記憶するステッ
    プと、 サーバアクセス権を取得した前記発信元端末からパケッ
    トを受信したら、その発信元端末のアドレスに関連付け
    て記憶されているサーバのアドレスを、前記サーバアク
    セス権払い出し管理情報中から抽出し、前記パケットの
    着信先アドレスを前記発信元端末のアドレスに関連付け
    て記憶されているサーバのアドレスにすり替えるととも
    に、前記パケットの発信元アドレスをパケット中継装置
    のアドレスにすり替えるステップと、を実行させること
    を特徴とするパケット中継プログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
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