JPH10198623A - ネットワ−ク用キャッシュシステム及びデ−タ転送方法 - Google Patents
ネットワ−ク用キャッシュシステム及びデ−タ転送方法Info
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- JPH10198623A JPH10198623A JP9000949A JP94997A JPH10198623A JP H10198623 A JPH10198623 A JP H10198623A JP 9000949 A JP9000949 A JP 9000949A JP 94997 A JP94997 A JP 94997A JP H10198623 A JPH10198623 A JP H10198623A
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Abstract
においても、多大なコストを負担することなく、同一情
報の多重回転送を低減することにより通信量を低減し、
良好な通信状態を維持することができるネットワ−ク用
キャッシュシステム及びデ−タ転送方法を提供する。 【解決手段】広域ネットワ−クを構成する複数のネット
ワ−クにおいて、各ネットワ−ク内にサーバ及びクライ
アント及びキャッシュ装置からなるネットワ−ク用キャ
ッシュシステムを設ける。クライアントはネットワ−ク
外へのデ−タ転送要求を検出してその情報をネットワ−
ク内のキャッシュ装置へ転送するデ−タ転送検出手段を
有し、デ−タ転送要求情報を受けたキャッシュ装置は、
要求デ−タがキャッシュ装置内に存在すればそのデ−タ
をクライアントへ転送し、存在しなければデ−タ転送要
求先へデ−タを要求し、そのデ−タをクライアントへ転
送するとともにキャッシュ装置内へ記憶する。
Description
を構成する各ネットワ−ク内に設置され、広域ネットワ
ークの通信効率を向上させるために使用されるネットワ
−ク用キャッシュシステムと、これを用いたデ−タ転送
方法に関するものである。
ク構成を図6に示す。図に示すネットワ−クは、デ−タ
を提供するサ−バとデ−タを要求するクライアントを、
特定された地域において複数接続してロ−カルエリアネ
ットワ−ク(以後LANと略記する)とし、さらに、異
なる地域のLANを複数接続した広帯域ネットワ−ク
(以後WANと略記する)や、LAN,WANを多数接
続したインターネットを相互に接続した広域ネットワ−
クとして構成されている。広域ネットワ−ク内の各LA
Nは、ゲ−トウェイやファイアウォ−ル等を介して他の
LAN等と相互に接続され、デ−タの送受信を行う。例
えば、各クライアントは、LAN内・外のサ−バ等に対
して格納されているデ−タの転送を要求したり、他のク
ライアントとのメ−ルの送受信等を行っている。
デ−タ転送の例として、先ず、LAN1内のクライアン
ト100が、同一LAN内のサ−バ10に格納されてい
るデ−タ11aの転送を要求した場合について説明す
る。このとき、ネットワ−ク内の各サ−バ及び各クライ
アントは、それぞれキャッシュメモリを備えているもの
とする(特開平5−308366号公報参照)。クライ
アント100よりデ−タ11aのデ−タ転送要求を受け
たサ−バ10は、内部のデ−タメモリ11(ハ−ドディ
スク、光ディスク等の記憶手段を含む)からデ−タ11
aを読み出し、このデ−タ11aをクライアント100
へ転送するとともに内部のキャッシュメモリ12へ記憶
する。クライアント100は、デ−タ11aを受けとり
内部のデ−タメモリ101へ格納するとともに、内部の
キャッシュメモリ102へ記憶する。そして、クライア
ント100が再度サ−バ10のデ−タ11aを使用する
場合は、サ−バ10へデ−タ転送を要求することなく、
内部のキャッシュメモリ102に記憶されているデ−タ
11aをそのまま使用する。このように、クライアント
100がキャッシュメモリ102を備えていることによ
り、クライアント100において同一デ−タを必要とす
る場合には、サ−バ10からクライアント100への多
重回転送を防止し、LAN1内の通信量を低減させるこ
とができる。
のデ−タ転送の例として、LAN1内のクライアント1
00が、LAN2内のサ−バ20に格納されているデ−
タ21aの転送を要求した場合について説明する。クラ
イアント100から、ゲ−トウェイ40,40を介して
デ−タ転送要求を受けたサ−バ20は、内部のデ−タメ
モリ21からデ−タ21aを読み出し、このデ−タ21
aをゲ−トウェイ40,40を介してクライアント10
0へ転送するとともに内部のキャッシュメモリ22へ記
憶する。クライアント100は、デ−タ21aを受けと
り内部のデ−タメモリ101へ格納するとともに、内部
のキャッシュメモリ102へ記憶する。そして、クライ
アント100が再度サ−バ20内のデ−タ21aを必要
とする場合は、サ−バ20へのデ−タ転送を要求するこ
となく、内部のキャッシュメモリ102に記憶されてい
るデ−タ21aをそのまま使用する。このように、クラ
イアント100がキャッシュメモリ102を備えている
ことにより、クライアント100がLAN外のサ−バ内
の同一デ−タを必要とする場合は、2度目以降はクライ
アント内のキャッシュメモリ102に記憶されているデ
−タをそのまま使用することにより、サ−バ20からク
ライアント100への多重回転送を防止し、LAN間の
通信量を低減させることができる。
においては、一般的に、各LAN内のネットワークはネ
ットワーク使用者が敷設するため、維持コスト的な面か
ら比較的通信速度の速いネットワークを構成することが
でき、現在は10Mbps〜100Mbpsという通信
容量の通信回線が使用されている(通信回線41)。こ
れに対して、異なる地域のLAN間の接続は、公衆回線
や専用回線を使用するのが一般的であり維持コストがか
かるため、コストバランスや提供されている通信容量の
点から、数10Kbps〜数Mbpsといった通信容量
の通信回線を使用することとなり(通信回線42)、L
AN内の通信速度に比べ低速になってしまう。従来LA
N内においては、ファイルやデータべースの共有により
通信量の増加が問題となっていたが、広域ネットワーク
の発達に伴い、LAN間などの低速な通信回線上での通
信の集中が広域ネットワ−ク全体の良好な通信状態維持
の大きな障害となっている。特に近年通信容量の増加に
比べ、クライアント数の増加や画像(静止画や動画)な
どの情報量の多い通信の増加が著しく、より重大な問題
となっている。
AN内は比較的高速な通信が可能であり、また、上記図
6の構成のように、LAN内の各クライアントがそれぞ
れキャッシュを備えていれば、通信量はある程度低減さ
せることができる。しかし、LAN間の通信量増加につ
いては、各クライアントが個別にキャッシュメモリを持
つ構成では、1つのサ−バ内の同一デ−タのみに対して
LAN外の複数のクライアントからデ−タ転送要求が発
生した場合でも、LAN間で少なくともクライアント数
分の通信が行われるため、通信量の低減効果が発揮され
ない。
減させる発明として、特開平7−200380号公報に
ビデオ・ファイル配布システムが開示されている。この
ビデオ・ファイル配布システムによれば、ビデオ配布シ
ステムと複数のLANの間にロ−カル・エリア・ビデオ
・キャッシュを設けることにより、広域ネットワ−ク内
における通信量を低減させることができる。しかし、こ
のビデオ・ファイル・配布システムは、広域ネットワ−
クに接続されているビデオ配布システムから各LANへ
の配布を主目的としているため、各LAN間相互のデ−
タ転送という双方向性は考慮されていない。また、ビデ
オライブラリ及びロ−カル・エリア・ビデオ・キャッシ
ュはビデオ配布管理システム側で敷設、管理するもので
あり、一般的なネットワークにおいてそのまま応用する
ことができない。
い通信回線を含むネットワークにおいても、多大なコス
トを負担することなく、同一情報の多重回転送を低減す
ることにより通信量を低減し、良好な通信状態を維持す
ることができるネットワ−ク用キャッシュシステム及び
デ−タ転送方法を提供することを目的とする。
請求項1のデ−タ転送方法は、サーバ(データの提供側
コンピュータ)及びクライアント(データの要求側コン
ピュータ)及びキャッシュ装置を有するネットワ−クを
複数接続した広域ネットワ−クにおけるデ−タ転送方法
であって、デ−タ転送要求によるネットワ−ク間のデ−
タ転送の際、デ−タ要求側のネットワ−ク内のキャッシ
ュ装置に前記デ−タを一旦記憶しておき、前記デ−タを
記憶したキャッシュ装置を含むネットワ−ク内の各クラ
イアントが、ネットワ−ク外へのデ−タ転送要求を行っ
た場合、そのデ−タが前記キャッシュ装置に記憶された
デ−タと同一のデ−タの転送を要求するものである場合
は、前記キャッシュ装置に記憶されたデ−タをクライア
ントへ転送する、ことを特徴としている。
ュシステムは、複数のネットワ−クを接続し、ネットワ
−ク間で相互にデ−タ転送を行う広域ネットワ−クにお
いて、前記各ネットワ−ク内に設けられた、サーバ(デ
ータの提供側コンピュータ)及びクライアント(データ
の要求側コンピュータ)及びキャッシュ装置を具備する
キャッシュシステムであって、前記クライアントは、自
クライアントのネットワ−ク外へのデ−タ転送要求を検
出し、そのデ−タ転送要求情報をネットワ−ク内のキャ
ッシュ装置へ転送するデ−タ転送検出手段を有し、前記
デ−タ転送要求情報を受けたキャッシュ装置は、前記デ
−タ転送要求されているデ−タがキャッシュ装置内に記
憶されている場合はそのデ−タをクライアントへ転送
し、記憶されていない場合はネットワ−ク外のデ−タ転
送要求先へデ−タを要求し、そのデ−タをクライアント
へ転送するとともにキャッシュ装置内へ記憶する、こと
を特徴としている。
ャッシュシステムによれば、広域ネットワ−クを構成す
る各ネットワ−ク間で同一データの多重回転送を軽減す
ることができ、広域ネットワーク内の通信量を低減さ
せ、通信効率を向上させることができる。また、各ネッ
トワ−ク間が低速な通信回線によって接続されている場
合であっても、同一デ−タの2度目以降のデ−タ転送要
求時であれば、低速な通信回線を介すことなくネットワ
−ク内のみのデ−タ転送とすることができるので、連続
的に広い帯域を必要とするアプリケーションの実行が可
能となる。
テムは、請求項2に記載のネットワ−ク用キャッシュシ
ステムにおいて、前記データ転送検出手段は、自クライ
アントのネットワ−ク外へのデ−タ転送要求において要
求するデータの種類によって、そのデ−タを一旦キャッ
シュ装置に記憶する必要があるか否かを判定するデータ
ベースを有し、前記クライアントのネットワ−ク外への
デ−タ転送要求を検出した場合、前記キャッシュ装置に
記憶する必要があると判定した場合のみ、ネットワ−ク
内のキャッシュ装置へデ−タ転送要求情報を転送する、
ことを特徴としている。
よれば、複数のクライアントからデ−タ転送要求がなさ
れると予想されるデ−タについてのみキャッシュ装置に
記憶するよう予めデ−タベ−スに登録することにより、
ネットワ−ク間での同一データの多重回転送の軽減をよ
り効果的に行うことができる。
テムは、請求項2または請求項3に記載のネットワ−ク
用キャッシュシステムにおいて、前記サ−バは、日付及
び時間を常に管理する日時管理手段を有し、サ−バ内に
格納するデ−タを作成もしくは更新した最新更新日時を
ともに格納するとともに、外部へのデ−タ転送の際に最
新更新日時を同時に転送し、前記キャッシュ装置は、ネ
ットワ−ク内のクライアントよりデ−タ転送要求されて
いるデ−タと同一のデ−タがキャッシュ装置内に存在す
る場合、そのデ−タを要求したサ−バ内の該当デ−タの
最新更新日時と、キャッシュ装置内に記憶されているデ
−タの最新更新日時とを比較して、キャッシュ装置内に
記憶されているデ−タが最新であればそのデータをクラ
イアントに転送し、そうでなければ改めてサーバへデー
タ転送を要求し、転送された最新のデータでキャッシュ
装置内のデ−タを置き換えるとともにクライアントへ転
送する、ことを特徴としている。
よれば、ネットワ−ク間における同一データの多重回転
送を軽減するとともに、クライアントのデ−タ転送要求
に対してより新しいデ−タを転送することによりデ−タ
の最新性や信頼性を保障することができる。
テムは、請求項4に記載のネットワ−ク用キャッシュシ
ステムにおいて、他のネットワ−クとの通信量を管理
し、通信量少量時をキャッシュ装置へ通知する通信管理
手段を設け、前記通知を受けたキャッシュ装置は、キャ
ッシュ装置内に記憶されている各データについてその最
新更新日時と、サ−バ上の対応するデ−タの最新更新日
時とを比較し、キャッシュ装置内のデ−タが最新でない
場合はそのデ−タの転送を改めてサ−バへ要求し、転送
された最新のデ−タでキャッシュ装置内のデ−タを置き
換える、ことを特徴としている。
よれば、ネットワ−ク間での同一データの多重回転送の
軽減をより効果的に行うことができ、しかも、キャッシ
ュ装置内のデ−タの置き換えはネットワ−ク間の通信量
少量時に行うので、これによる通信の集中を回避でき
る。
ャッシュシステム及びデ−タ転送方法の実施の形態につ
いて、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。図1
は、本発明のネットワ−ク用キャッシュシステムを備え
た複数のLANを接続した広域ネットワークの構成説明
図である。LAN3は、サ−バ30及びクライアント3
00,310及びキャッシュ装置4からなるネットワ−
ク用キャッシュシステム3aを含み、図示しない他のサ
−バまたはクライアントが複数接続されている。LAN
5も同様にネットワ−ク用キャッシュシステム5aを含
んでいる。LAN3,5内部の各構成は、図6と同様1
00Mbpsの高速な通信回線41で接続され、一方L
AN3とLAN5間は1.5Mbpsの低速な通信回線
42で接続されている。尚 、LAN3,5は、図示し
ない他の複数のLAN,WAN,インタ−ネット等と接
続されている。
キャッシュメモリ4a,6aを備え、これらのキャッシ
ュメモリ4a,6aに外部から転送されるデ−タを随時
書き込み、また、外部からの要求によりこれらのデ−タ
を随時読み出して転送する。サ−バ30,50は、それ
ぞれデ−タメモリ31,51内に、外部からの要求によ
り随時読み出し可能なデ−タ(デ−タ31a,デ−タ3
1b,デ−タ51a,デ−タ51b)を格納しており、
クライアント300,310,500,510や図示し
ないクライアントからのデ−タ転送要求に応じてデ−タ
を転送する。各クライアント300,310,500,
510は、自クライアントのLAN外へのデ−タ転送要
求を検出するデ−タ転送検出手段301,311,50
1,511を備え、各デ−タ転送検出手段はクライアン
トのLAN外へのアクセス要求を検出するアクセス要求
検出手段302,312,502,512を備えてい
る。ここで、クライアントのLAN外へのアクセス要求
とは、各サ−バへのデ−タ転送要求、他のクライアント
へのメ−ルの送信等が考えられる。
イアントのLAN外へのアクセス要求検出について具体
的に説明する。図2(a)は、従来のネットワ−クを構
成しているクライアント内の、ネットワ−クへのアクセ
スに必要な構成を示す模式図である。各クライアント上
では種々のアプリケーションプログラム71が動作して
いる。これらのアプリケーションプログラム71がネッ
トワークへアクセスする場合には、図2(a)に示すよ
うに、まず各アプリケーションでの互換性を取るための
ソフト的な共通インターフェイス層72を通り、そのあ
と規格化されたネットワークプロトコル層73(例えば
TCP/IPプロトコルなど)を通る。その後、ネット
ワークカードを制御するハ−ドウェアドライバ層74を
通過して、ハードウェア的なインターフェイス75を使
って通信が行われる。一般的にはこのように各アプリケ
ーションプログラム71がネットワークへアクセスする
場合、各アプリケーションプログラム71で個別の処理
ルーチンを使用するのではなく共通で汎用的な処理ルー
チンを通過していく。そこで本発明では図2(b)のよ
うに、共通で使用されるハードウェアドライバ74の前
に、アプリケーションからのネットワ−ク外へのアクセ
ス要求があるか否かを検出するアクセス要求検出ル−チ
ン80(アクセス要求検出手段302)を設けておく。
これにより、アプリケーションによらずネットワークヘ
のアクセスが検出できる。
ライアントのLAN外へのアクセス要求のうち、そのア
クセス要求に伴うデ−タ転送処理をキャッシュ装置に行
わせるか否かの判定を行うキャッシュ処理判定用デ−タ
ベ−ス303を備えている。本発明はネットワ−ク間で
の同一デ−タの多重回転送を減少させるためにキャッシ
ュ装置を使用する(詳細は後述する)ものであるため、
ネットワ−ク間で複数回転送される見込みのないデ−タ
については特に対処しないこととする。従って、例え
ば、電子メールのように個人的なもので各クライントで
共有しないデ−タや、非常に内容の更新が頻繁なデータ
ベースの情報などの送受信に関しては、キャッシュ処理
を行ってもネットワ−ク間のデ−タ転送の減少に大きな
効果を得られないため、キャッシュ処理の対象から除く
必要がある。そこで、キャッシュ処理判定用デ−タベ−
ス303として、あらかじめキャッシュ処理を行う必要
があるアプリケーションの情報をデータベース化してお
き、クライアントのLAN外へのアクセス要求を検出し
た場合であっても、この情報を参照して該当しないアプ
リケ−ションであればキャッシュ処理を行わないよう判
定する(キャッシュ処理判定ル−チン81)。ここで
は、ファイルサービス、情報公開用サービス(Worl
d Wide Webなど)、電子掲示板的なサービ
ス、動画像などの配布サービスなどに関するデ−タの転
送を要求するアプリケーションをデータベースに登録し
た。従って、デ−タ転送検出手段301で最終的に検出
されるのは、これらの登録されたサ−ビスに関するLA
N外へのデ−タ転送要求のみとなる。
について説明する。先ず、LAN間でのクライアントと
サ−バとのデ−タ転送の例として、LAN3側のクライ
アント300がLAN5側のサーバ50上にあるデータ
51aの転送をLAN3側のクライアントとしてはじめ
ての要求する場合について説明する。図3は、クライア
ントにおけるLAN外へのアクセス要求にともなう処理
を示すフロ−チャ−トである。ここで、サ−バ50内の
デ−タ51a,デ−タ51bのデ−タ転送を要求するア
プリケ−ションは、それぞれ、キャッシュ処理判定用デ
−タベ−ス303,313内においてキャッシュ処理を
行うアプリケ−ションとして登録されているものとす
る。
のデータ51aの転送を要求するアプリケ−ションを実
行すると、アクセス要求検出手段302において上述の
通りLAN外へのアクセス要求が検出され(ステップ4
00)、さらにキャッシュ処理判定用デ−タベ−ス30
3内にこのデ−タを要求するアプリケ−ションが登録さ
れているため、キャッシュ処理が必要であると判定され
る(ステップ410,Yes)。続いて、デ−タ転送検
出手段301において、検出したLAN外へのデ−タ転
送要求内容をキャッシュ装置4へ転送する(ステップ4
30)。具体的には、サーバ50上にあるデータ51a
の転送要求をキャッシュ装置4へ転送する。キャッシュ
装置4へデ−タ転送要求内容が一旦転送されると、対応
するサ−バとの通信等実際のデ−タ転送処理はキャッシ
ュ装置4が行う(ステップ431)ので、クライアント
300はキャッシュ装置4から転送されるデ−タ転送要
求に対応するデ−タを受けとり(ステップ432)、処
理を終了する(ステップ440)。
のアクセス要求が、例えば、LAN5内のクライアント
500へのメ−ルの送信であった場合は、アクセス要求
検出手段302において一旦LAN外へのアクセス要求
として検出されるが(ステップ400)、キャッシュ処
理判定用デ−タベ−ス内303にメ−ル送信用のアプリ
ケ−ションが登録されていないので、キャッシュ処理の
必要性がないと判定され(ステップ410,No)、通
常のネットワ−ク処理と同様、クライアント300とL
AN5との間で直接デ−タ転送処理が行われ(ステップ
420)、処理を終了する(ステップ440)。この場
合、キャッシュ装置4とは無関係に処理が行われる。
要求内容を転送されたキャッシュ装置4の動作につい
て、図4に示すフロ−チャ−トに沿って説明する。先
ず、キャッシュ装置4は、クライアント300からのL
AN外へのデ−タ転送要求を検出すると(ステップ60
0)、この時要求情報と同時に提供されるアクセスに必
要な情報、例えば、デ−タ要求先のサ−バと必要なデー
タの識別名称等の情報から、まず該当データがキャッシ
ュメモリ4aに予め記憶されているか否かを判定する
(ステップ610)。この場合は、LAN3側のクライ
アントとして初めてのサ−バ50上のデ−タ51aのデ
−タ転送要求なので、キャッシュメモリ4aには該当デ
−タは記憶されていない(ステップ610,No)た
め、サ−バ50に対してデ−タ51aの転送を要求し
(ステップ630)、LAN間の低速な通信回線42を
経由してサ−バ50よりデ−タ51aが転送される(ス
テップ631)。キャッシュ装置4は、サ−バ50より
デ−タ51aを受信すると(ステップ632)、そのデ
−タをキャッシュメモリ4aへ記憶するとともに、クラ
イアント300へ転送する(ステップ633)。キャッ
シュメモリ4aへデ−タを記憶する際には、デ−タを要
求したサ−バ50と、そのデ−タの識別名称などの情報
をともに記憶する。
日時管理手段32,52を有し、デ−タを作成若しくは
更新した最新の日時をデ−タとともに格納しており、外
部へデ−タを転送する際はこの最新更新日時も同時に転
送する。従って、キャッシュ装置4はサ−バ50から転
送された最新更新日時もデ−タと同時に記憶する。キャ
ッシュ装置4は、サ−バ50より転送されたデ−タ51
aをキャッシュメモリ4aに記憶し、クライアント30
0へのデ−タ転送(ステップ633)を終了すると、処
理を終了する(ステップ650)。
ライアント310が、LAN5側のサーバ50上にある
デ−タ51aの転送を要求する場合について説明する。
先ず、クライアント310がサーバ50上のデ−タ51
aの転送を要求するアプリケ−ションを実行すると、ア
クセス要求検出手段312においてLAN外へのアクセ
ス要求が検出され(ステップ400)、さらにキャッシ
ュ処理判定用デ−タベ−ス313内にこのデ−タを要求
するアプリケ−ションが登録されているため、キャッシ
ュ処理が必要であると判定される(ステップ410,Y
es)。続いて、デ−タ転送検出手段311において、
検出したLAN外へのデ−タ転送要求内容をキャッシュ
装置4へ転送する(ステップ430)。具体的には、サ
ーバ50上にあるデ−タ51aの転送要求をキャッシュ
装置4へ転送する。キャッシュ装置4へデ−タ転送要求
内容が一旦転送されると、対応するのサ−バとの通信等
実際のデ−タ転送処理はキャッシュ装置4が行う(ステ
ップ431)ので、クライアント310はキャッシュ装
置4から転送されるデ−タ転送要求に対応するデ−タを
受けとり(ステップ432)、処理を終了する(ステッ
プ440)。
要求内容を転送されたキャッシュ装置4は、クライアン
ト310からのLAN外へのデ−タ転送要求を検出する
と(ステップ600)、この時のデ−タ転送要求情報か
ら、該当データがキャッシュメモリ4aに予め記憶され
ているか否かを判定する(ステップ610)。この場合
は、先にクライアント300から同一デ−タを要求した
際、該当デ−タがキャッシュメモリ4aに記憶されてい
るので(ステップ610,Yes)、そのデ−タが最新
のものであるか否かを判定する(ステップ620)。こ
の最新性の判定は、キャッシュ装置4からサ−バ50
へ、サ−バ50上の現在のデ−タのうち該当デ−タに対
応するデ−タ51aの更新日時の転送を要求し、キャッ
シュメモリ4aの該当デ−タ51aの最新更新日時と比
較することにより行う。キャッシュメモリ4aのデ−タ
が最新であった場合は(ステップ620,Yes)、キ
ャッシュメモリ4aに記憶されているデ−タをクライア
ント310へ転送し(ステップ640)、処理を終了す
る(ステップ650)。クライアント310は、キャッ
シュ装置4より要求デ−タを受信し(ステップ43
2)、処理を終了する(ステップ440)。
転送するのでなく、キャッシュメモリ4aに記憶されて
いるデ−タ51aを転送することにより、再び同じデ−
タ51aがLAN3とLAN5間で転送されることがな
くなり、LAN3とLAN5間での不要な通信を減らす
ことができる。これ以後、サ−バ50上の同一デ−タ5
1aについては、サ−バ50においてデ−タ51aが更
新されない限り、LAN3側のいずれのクライアントか
らの要求に対しても同様にキャッシュメモリ4aのデ−
タを転送することができる。またこの場合、初めてデー
タ51aの転送を要求したクライアント300へは、通
信容量の小さい通信回線42を介してデ−タが転送され
るので、最大1.5Mbpsの帯域でしかデータ転送が
行われない。しかし、それ以降のクライアントに対して
は、通信容量の大きな通信回線41を介してデータ転送
が行われるので、最大100Mbpsの帯域でデータ転
送が行える。この結果、連続的に広い帯域を必要とする
ような動画再生などが行えるようになる。
を軽減するためには、同一デ−タの転送がある程度短い
期間内に要求される必要がある。これは、通常キャッシ
ュ装置においては、キャッシュメモリがデ−タで満たさ
れると、キャッシュメモリ内への記憶順序が古いデ−タ
から削除するか、または、アクセス頻度の低いデ−タか
ら削除するのが一般的であり、また、各サ−バ内のデ−
タは、必要に応じて随時更新されるため、時間の経過と
ともにキャッシュメモリ内のデ−タが最新のデ−タでは
なくなり、場合によっては削除される可能性が高くなる
からである。従って、上記説明において、クライアント
300のデ−タ51aの転送要求時から相当の時間が経
過した後、クライアント310が同一デ−タを要求した
場合は、キャッシュメモリ4aに該当デ−タが存在しな
い場合(ステップ610,No)や、存在しても最新で
ない場合(ステップ620,No)がある。このような
場合、キャッシュ装置4は、サ−バ50に対してデ−タ
51aの転送を改めて要求し(ステップ630)、LA
N間の低速な通信回線42を経由してサ−バ50よりデ
−タ51aが転送される(ステップ630)こととな
り、LAN間の同一デ−タの多重回転送の軽減が効率的
に図れない。そこで、キャッシュメモリ内の各デ−タ
を、適宜最新デ−タに置き換えれば、さらに効率良く多
重回転送の軽減を図ることができる。
いる時間帯はほぼ一致する。例えば、企業内など構築さ
れているLANの場合、昼間の通信量が多く夜間は少な
く、また一般家庭向けではその逆の傾向になる。そこ
で、キャッシュシステム内に、ネットワ−ク外との通信
量を常に監視し、通信量少量時をキャッシュ装置に通知
する通信管理手段を設け、この通知に従ってキャッシュ
装置のキャッシュメモリ内の各データについて、サ−バ
上の対応するデ−タと最新更新日時を比較し、最新のデ
−タで置き換える。これにより、その後の通信量増加時
にキャッシュ装置上にあるデータの利用効率が向上し、
ネットワーク間の通信量を軽減できる。図1において
は、通信管理手段4b,6bはキャッシュ装置4,6内
に設けているが、ネットワーク用キャッシュシステム3
a,5a内に設置されていればよい。また、通信管理手
段における通信量少量時の通知は、他のネットワ−クと
の通信量を管理し、統計上ある特定の時間を通信量少量
時として通知するか、または、ある程度通信量が低下し
た時に逐次通知してもよい。
びデ−タ転送方法によれば、LAN間での同じデータの
多重回転送を低減することができ、広域ネットワ−クの
通信効率を向上させることができる。また、LAN間が
低速な通信回線で接続されている場合、LAN外への初
めてのデータ転送要求に対するデ−タ転送は低速な帯域
で行われることになるが、それ以降のクライアントに対
しては、高速な通信回線での帯域でデータ転送を行うこ
とができる。この結果、連続的に広い帯域を必要とする
ようなアプリケーション例えば動画再生などが行えるよ
うになる。さらに、データを供給するサーバ側に着目す
ると、同じデータを転送する機会が減少するのでサーバ
の負荷を低減できるという効果もある。また、アプリケ
−ションにおいて転送を要求するデ−タの種類によっ
て、キャッシュ装置へ記憶する必要性を判断するので、
ネットワ−ク間における同一デ−タの多重回転送の低減
をより効率的に図ることができる。
れを転送して記憶されるキャッシュ装置内のデ−タは、
最新更新日時とともに格納・記憶されるため、キャッシ
ュ装置内のデ−タが最新でない場合は、改めてサ−バへ
デ−タ転送を要求するため、同一デ−タの多重回転送の
低減を図るとともに、デ−タの最新性や信頼性を保障す
ることができる。また、他のネットワ−クとの通信量を
管理し、通信量の少量時にキャッシュ装置上にある各デ
ータをサ−バ上の該当する最新デ−タで置き換えるの
で、その後の通信量増加時にキャッシュ装置上のデータ
の利用効率が向上し、通信の集中を回避することができ
る。また、上記構成においてクライアントは、デ−タ転
送検出手段を設けて、これによりキャッシュ処理を行う
と判定されたアプリケ−ションについてはそのデ−タ転
送要求情報をキャッシュメモリへ転送し、キャッシュメ
モリから転送されるデ−タを受信すればよいので、アプ
リケーションは従来のものをそのまま使用しながらLA
N間の同一デ−タの多重回転送を軽減することができ、
アプリケ−ション自体を変更したり、新たなアプリケ−
ションを購入することによるコスト負担が生じない。
5を参照して説明する。図においては、一つのLAN内
についてのみの構成を示しており、ハブという機器を用
いてツリー構造で多数のクライアントが接続されている
構成を示している。このような構成では、図1のように
1つのLANについて1つのキャッシュ装置を配置する
と、キャッシュ装置にかかる負荷が非常に高くなるの
で、適当な単位ごと(1点鎖線の単位)にキャッシュ装
置及びサ−バを設置し、ネットワ−ク用キャッシュシス
テムを含むネットワ−ク900,910,920を構成
する。例えば、複数の部署からなる企業において、各部
署についてネットワ−ク900,910,920を構成
し、これらを接続してLANを構築している場合、部署
ごとに取り扱うデータの種類が異なるので、部署ごとに
キャッシュ装置を設置すればキャッシュメモリに記憶さ
れている情報の再利用率が向上する。
ネットワ−ク900,910間のクライアントとサ−バ
とのデ−タ転送処理は、図1におけるLAN3とLAN
5とのデ−タ転送処理と同様である。ただし、ここで
は、ネットワ−ク900,910とも同一LAN内の構
成であるため、両ネットワ−ク間は高速な通信回線41
で接続されている。ネットワ−ク900内のクライアン
ト905が、ネットワ−ク910内のサ−バ913への
デ−タ転送要求を行った場合、サ−バ913より転送さ
れたデ−タはキャッシュ装置904へ記憶されるととも
にクライアント905へ転送される。その後、ネットワ
−ク900内の各クライアントがサ−バ913内の同一
デ−タを必要とする場合は、キャッシュ装置904内の
該当デ−タが最新である限りキャッシュ装置904から
デ−タを転送することができ、LAN内における通信量
を減少させることができる。
AN外のサ−バへデ−タ転送を要求した場合、先ずクラ
イアント905内の図示しないデ−タ転送検出手段がキ
ャッシュ装置904へそのデ−タ転送要求情報を転送
し、デ−タ転送要求情報を受けたキャッシュ装置904
は、内部に該当デ−タがない場合は、さらに、上層のキ
ャッシュ装置932へ同じデ−タ転送要求情報を転送
し、これを受けたキャッシュ装置932は内部に該当デ
−タが存在するか否かを判定する。デ−タが存在しない
場合は、キャッシュ装置932がLAN外の該当サ−バ
へデ−タ転送を要求し、転送されたデ−タをキャッシュ
装置932内に記憶するとともにネットワ−ク900へ
転送する。ネットワ−ク900内では、転送されたデ−
タをキャッシュ装置904内へ記憶するとともにクライ
アント905へ転送する。
アントからの同一デ−タの転送要求に対しては、キャッ
シュ装置904内の該当デ−タが最新であればそのデ−
タを転送することができるので、LAN間の同一デ−タ
の多重回転送を低減することができる。また、ネットワ
−ク910内の各クライアントが同一デ−タの転送を要
求する場合は、上層のキャッシュ装置932内の該当デ
−タが最新であればそのデ−タを転送することができる
ので、LAN間の同一デ−タの多重回転送を低減するこ
とができる。また図示したようなツリー構造の接続の場
合、上の階層(図では左方向)にいくほど通信線数が絞
られ、ボトルネック現象のため通信量が増加するが、上
記の通り、各階層ごとにキャッシュ装置を配置すること
で、ボトルネックによる通信量の増大を防止できる。
ク用キャッシュシステムを含むネットワ−ク外へのクラ
イアントのデ−タ転送要求についてのみキャッシュ処理
を行っているが、ネットワーク用キャッシュシステム内
部におけるクライアントとサーバ間のデ−タ転送につい
てもキャッシュ処理を行ってもよい。この場合は、デ−
タ転送検出手段における検出を、ネットワーク用キャッ
シュシステム内へのアクセス要求をも検出するよう変更
する必要がある。これによりネットワーク用キャッシュ
システム内でのサ−バのデ−タ供給について、サ−バの
負荷を軽減することができる。
テムを含むネットワ−クを複数接続した広域ネットワ−
クにおいては、クライアントのデ−タ転送要求によるネ
ットワ−ク間のデ−タ転送の際、要求側のネットワ−ク
内のキャッシュ装置にデ−タを記憶させ、以後同一デ−
タの転送要求に対してはキャッシュ装置からデ−タを転
送することにより、ネットワ−ク間における同一デ−タ
の多重回転送を低減することができるので、広域ネット
ワ−クにおける通信量を低減させ、通信効率を向上させ
ることができる。従って、ネットワ−ク間が低速な通信
回線によって接続されている場合でも、2度目以降のデ
−タ転送要求であれば、この低速な通信回線を介すこと
なく、ネットワ−ク内の比較的高速な通信によりデ−タ
を受信することができるため、連続的に広い帯域を必要
とするアプリケーションの実行が可能となる。また、デ
ータを供給するサーバ側に着目すると、同一データを転
送する機会が減少するため負荷を低減できるという効果
がある。また、アプリケ−ションにおいて転送を要求す
るデ−タの種類によって、キャッシュ装置へ記憶する必
要性を判断するので、ネットワ−ク間における同一デ−
タの多重回転送の低減をより効率的に図ることができ
る。
れを転送して記憶されるキャッシュ装置内のデ−タは、
最新更新日時とともに格納・記憶されるため、キャッシ
ュ装置内のデ−タが最新でない場合は改めてサ−バへデ
−タ転送を要求するため、同一デ−タの多重回転送の低
減を図るとともに、デ−タの最新性や信頼性を保障する
ことができる。また、他のネットワ−クとの通信量を管
理し、通信量少量時にキャッシュ装置上にある各データ
をサ−バ上の該当する最新デ−タで置き換えるので、そ
の後の通信量増加時にキャッシュ装置上のデータの利用
効率が向上し、通信の集中を回避することができる。ま
た、アプリケーションは従来のものを使用しながら同一
デ−タの多重回転送を軽減することができ、アプリケ−
ション自体を変更したり、新たなアプリケ−ションを購
入することによるコスト負担が生じない。
の広域ネットワ−ク内への適用例を示す構成説明図であ
る。
クセス処理ルーチンを説明するための模式図である。
処理を説明するためのフロ−チャ−トである。
ャッシュ装置における処理を説明するためフロ−チャ−
トである。
の広域ネットワ−ク内への他の適用例を示す構成説明図
である。
る。
シュシステム、 4,6…キャッシュ装置、 4a,6
a…キャッシュメモリ、 4b,6b…通信管理手段、
30,50…サ−バ、 31,51…デ−タメモリ、
32,52…日時管理手段、 300,310,50
0,510…クライアント、 301,311,50
1,511…デ−タ転送検出手段、 302,312,
502,512…アクセス要求検出手段、 303,3
13,503,513…キャッシュ処理判定用デ−タベ
−ス、 40…ゲ−トウェイ、 41,42…通信回線
Claims (5)
- 【請求項1】サーバ(データの提供側コンピュータ)及
びクライアント(データの要求側コンピュータ)及びキ
ャッシュ装置を有するネットワ−クを複数接続した広域
ネットワ−クにおけるデ−タ転送方法であって、 デ−タ転送要求によるネットワ−ク間のデ−タ転送の
際、デ−タ要求側のネットワ−ク内のキャッシュ装置に
前記デ−タを一旦記憶しておき、 前記デ−タを記憶したキャッシュ装置を含むネットワ−
ク内の各クライアントが、ネットワ−ク外へのデ−タ転
送要求を行った場合、そのデ−タが前記キャッシュ装置
に記憶されたデ−タと同一のデ−タの転送を要求するも
のである場合は、前記キャッシュ装置に記憶されたデ−
タをクライアントへ転送する、ことを特徴とするデ−タ
転送方法。 - 【請求項2】複数のネットワ−クを接続し、ネットワ−
ク間で相互にデ−タ転送を行う広域ネットワ−クにおい
て、前記各ネットワ−ク内に設けられた、サーバ(デー
タの提供側コンピュータ)及びクライアント(データの
要求側コンピュータ)及びキャッシュ装置を具備するキ
ャッシュシステムであって、 前記クライアントは、自クライアントのネットワ−ク外
へのデ−タ転送要求を検出し、そのデ−タ転送要求情報
をネットワ−ク内のキャッシュ装置へ転送するデ−タ転
送検出手段を有し、 前記デ−タ転送要求情報を受けたキャッシュ装置は、前
記デ−タ転送要求されているデ−タがキャッシュ装置内
に記憶されている場合はそのデ−タをクライアントへ転
送し、記憶されていない場合はネットワ−ク外のデ−タ
転送要求先へデ−タを要求し、そのデ−タをクライアン
トへ転送するとともにキャッシュ装置内へ記憶する、こ
とを特徴とするネットワ−ク用キャッシュシステム。 - 【請求項3】 請求項2に記載のネットワ−ク用キャッ
シュシステムにおいて、 前記データ転送検出手段は、 自クライアントのネットワ−ク外へのデ−タ転送要求に
おいて要求するデータの種類によって、そのデ−タを一
旦キャッシュ装置に記憶する必要があるか否かを判定す
るデータベースを有し、 前記クライアントのネットワ−ク外へのデ−タ転送要求
を検出した場合、前記キャッシュ装置に記憶する必要が
あると判定した場合のみ、ネットワ−ク内のキャッシュ
装置へデ−タ転送要求情報を転送する、ことを特徴とす
るネットワ−ク用キャッシュシステム。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のネット
ワ−ク用キャッシュシステムにおいて、 前記サ−バは、日付及び時間を常に管理する日時管理手
段を有し、サ−バ内に格納するデ−タを作成もしくは更
新した最新更新日時をともに格納するとともに、外部へ
のデ−タ転送の際に最新更新日時を同時に転送し、 前記キャッシュ装置は、ネットワ−ク内のクライアント
よりデ−タ転送要求されているデ−タと同一のデ−タが
キャッシュ装置内に存在する場合、そのデ−タを要求し
たサ−バ内の該当デ−タの最新更新日時と、キャッシュ
装置内に記憶されているデ−タの最新更新日時とを比較
して、キャッシュ装置内に記憶されているデ−タが最新
であればそのデータをクライアントに転送し、そうでな
ければ改めてサーバへデータ転送を要求し、転送された
最新のデータでキャッシュ装置内のデ−タを置き換える
とともにクライアントへ転送する、ことを特徴としたネ
ットワ−ク用キャッシュシステム。 - 【請求項5】 請求項4に記載のネットワ−ク用キャッ
シュシステムにおいて、 他のネットワ−クとの通信量を管理し、通信量少量時を
キャッシュ装置へ通知する通信管理手段を設け、 前記通知を受けたキャッシュ装置は、キャッシュ装置内
に記憶されている各データについてその最新更新日時
と、サ−バ上の対応するデ−タの最新更新日時とを比較
し、キャッシュ装置内のデ−タが最新でない場合はその
デ−タの転送を改めてサ−バへ要求し、転送された最新
のデ−タでキャッシュ装置内のデ−タを置き換える、こ
とを特徴としたネットワ−ク用キャッシュシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9000949A JPH10198623A (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | ネットワ−ク用キャッシュシステム及びデ−タ転送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9000949A JPH10198623A (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | ネットワ−ク用キャッシュシステム及びデ−タ転送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10198623A true JPH10198623A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11487935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9000949A Pending JPH10198623A (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | ネットワ−ク用キャッシュシステム及びデ−タ転送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10198623A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-01-07 JP JP9000949A patent/JPH10198623A/ja active Pending
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US8705094B2 (en) | 2010-02-25 | 2014-04-22 | Ricoh Company, Ltd. | Device management system, managed device, information providing method, and storage medium |
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