JP2002259354A - ネットワークシステム及び負荷分散方法 - Google Patents

ネットワークシステム及び負荷分散方法

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JP2002259354A
JP2002259354A JP2001056125A JP2001056125A JP2002259354A JP 2002259354 A JP2002259354 A JP 2002259354A JP 2001056125 A JP2001056125 A JP 2001056125A JP 2001056125 A JP2001056125 A JP 2001056125A JP 2002259354 A JP2002259354 A JP 2002259354A
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Shusaku Koda
秀作 好田
啓 ▲鶴▼田
Hiroshi Tsuruta
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、コンピュータネットワークの負荷分
散システムにおいて、ピーク時以外のWebサーバの稼
働率を上げるとともに、システムの処理能力を簡単に増
加させる手段を提供することを目的とする。 【解決手段】負荷分散装置と汎用的な構成のWebサー
バ(CWS)とコンテンツを保有するファイルサーバと
システムをコントロールするコントロールサーバを設置
し、CWSはファイルサーバが保有する全てのコンテン
ツにアクセス可能でありコントロールサーバからの指示
でCWSが表示するコンテンツを変更でき、負荷分散装
置は各コンテンツに対するリクエスト数の変動にあわせ
てダイナミックに処理の配分先を変えることができるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のウェブ(W
eb)サーバがクラスタ構成で接続されたネットワーク
システム及び、そのネットワークシステムにおける負荷
分散方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1台のWebサーバに対し、多くのクラ
イアントから多数の処理が集中すると、Webサーバの
処理能力不足が発生し、クライアントへのレスポンスタ
イムが大幅に長くなる。これに対処するため、図1に示
すようにWebサーバ105〜112を複数台用意し、
負荷を分散させて処理する方式が多く用いられている。
例えば、コンテンツA131を配信するWebサーバの
アドレスとしてインターネットに公開されたIPアドレ
スに対してリクエストが送信されてきた場合、負荷分散
装置102はコンテンツA131を表示するように設定
されたWebサーバ105〜108の中からリクエスト
を割当てるWebサーバを選択・決定し、リクエストの
パケットの宛先アドレスをそのサーバがもつローカルI
Pアドレスに変換して通過させる。
【0003】変換するローカルアドレスを変化させれ
ば、先程とは違ったWebサーバに処理が割当てられ
る。こうすることでコンテンツAに対して行われたリク
エストを複数のWebサーバ105〜108に分散して
割当てることが出来る。同様に、コンテンツB132に
対するリクエストは、負荷分散装置103がWebサー
バ109、110に処理を分散し、コンテンツC133
に対するリクエストについては、負荷分散装置104が
Webサーバ111、112に処理を分散する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンピュータネ
ットワークの負荷分散システムにおいては、本来1台の
サーバで行っていた処理を複数のサーバに分散して処理
することを目的としている。そのため図1に示す従来例
のように、コンテンツAを配信するための負荷分散装置
102及びWebサーバ105〜108からなる、一点
鎖線Aで囲んだシステム、コンテンツBを配信するため
の負荷分散装置103及びWebサーバ109、110
からなる、一点鎖線Bで囲んだシステム、コンテンツC
を配信するための負荷分散装置104及びWebサーバ
111,112からなる、一点鎖線Cで囲んだシステ
ム、と複数の系統の負荷分散システムが独立して存在す
ることになる。
【0005】それぞれの系統のシステムに設置するサー
バの台数は、最もアクセスが集中するピーク時にあわせ
て用意する必要があり、ピーク時以外には、余剰となる
サーバの処理能力が無駄になり、サーバの稼動効率は悪
くなる。また、あらかじめ見積もった処理能力以上のア
クセスが集中した場合は対処できず、クライアントに対
するコンテンツ配信処理のレスポンスタイムが大きく悪
化する。さらに、システムにサーバを追加する場合それ
ぞれのシステム系統ごとに、異なる構成のサーバを用意
して、追加する作業が必要になるため、手間を要してい
た。
【0006】本発明は、コンピュータネットワークの負
荷分散システムにおいて、ピーク時以外のWebサーバ
の稼働率を上げるとともに、システムの処理能力を簡単
に増加させる手段を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明では、インターネットのような外部ネットワ
ークに接続され、インターネット上のクライアントから
のコンテンツ配信要求に応じてコンテンツを配信するネ
ットワークシステムであり、インターネット上のクライ
アントに対し配信を行うコンテンツを保持するファイル
サーバと、クライアントからのコンテンツ配信要求を受
け付け、そのコンテンツを保持するファイルサーバにア
クセス行い、要求されたコンテンツをクライアントに配
信処理する少なくとも2台以上のWebサーバと、受信
したコンテンツ配信要求からそのコンテンツを配信する
Webサーバを選択し、選択したWebサーバにコンテ
ンツ配信要求を転送し、各前記Webサーバの負荷を計
測する負荷分散装置と、WebサーバとそのWebサー
バが配信するコンテンツの対応関係を管理し、各Web
サーバの負荷の変動に応じてそのWebサーバが配信す
る前記コンテンツの種類の変更処理を行うコントロール
サーバとを有するネットワークシステムを構成する。
【0008】さらに、本発明では複数のWebサーバが
ファイルサーバにアクセスしてコンテンツを取得しイン
ターネットのような外部ネットワーク上のクライアント
にコンテンツを配信する際に、そのコンテンツを配信す
るWebサーバを決定するサーバ装置として、複数のW
ebサーバのそれぞれがどの種類のコンテンツを配信す
るかを管理し、前記クライアントからのあるコンテンツ
に対する配信要求を、そのコンテンツを配信するWeb
サーバを選択して転送し、各Webサーバの負荷を計測
し、この負荷の変動に応じてWebサーバが配信するコ
ンテンツの種類を変更することを特徴とするサーバ装置
を構成する。
【0009】さらに本発明では、少なくとも1以上のコ
ンテンツを格納する少なくとも1台以上のファイルサー
バと、クライアントからのコンテンツ配信要求に応じて
そのコンテンツを配信するファイルサーバにアクセス
し、そのコンテンツを読み出して、インターネットのよ
うな外部ネットワークを介してそのコンテンツをクライ
アントに配信する少なくとも2台以上のウェブサーバ
と、各ファイルサーバと各ウェブサーバとを接続するネ
ットワークを備えたネットワークシステムにおいて、コ
ンテンツ配信要求を受信し、各ウェブサーバのうちその
コンテンツ配信要求により要求されたコンテンツを配信
するいずれか1つのウェブサーバを特定し、特定された
ウェブサーバに受信したコンテンツ配信要求を送信する
負荷分散方法であって、任意の1つのコンテンツを配信
する少なくとも1台以上のウェブサーバの各々について
の負荷を計測し、計測した負荷を用いてそのコンテンツ
を配信するウェブサーバ全体の負荷を算出し、算出した
負荷が予め設定された上限値や下限値のような閾値を超
えているか否かを判断し、この閾値を超えていると判断
された場合はいずれのコンテンツも配信していないスタ
ンバイ状態のウェブサーバがあるかを判断し、スタンバ
イ状態のウェブサーバがある場合、スタンバイ状態のウ
ェブサーバに任意のコンテンツを配信する為の設定を行
って稼動状態とすることを特徴とする負荷分散方法によ
りクライアントからの処理について負荷分散を行う。
【0010】さらに本発明では、少なくとも1以上のコ
ンテンツを格納する少なくとも1台以上のファイルサー
バと、クライアントからのコンテンツ配信要求に応じて
そのコンテンツを格納するファイルサーバにアクセス
し、コンテンツ配信要求により要求されたコンテンツを
読み出して、外部ネットワークを介してクライアントに
配信する少なくとも2台以上のウェブサーバと、各ファ
イルサーバと各ウェブサーバとを接続するネットワーク
を備えたネットワークシステムにおける、コンテンツ配
信要求を各ウェブサーバに分散する負荷分散方法であっ
て、任意の1つのコンテンツを配信する少なくとも1台
以上のウェブサーバの各々について負荷を計測し、それ
らウェブサーバの各々の負荷から任意の1つのコンテン
ツを配信するウェブサーバ全体の負荷を算出し、算出し
たウェブサーバ全体の負荷が予め設定された閾値を超え
ているか否かを判断し、閾値を超えていると判断された
場合は何れのコンテンツも配信していないスタンバイ状
態のウェブサーバがあるかを判断し、スタンバイ状態の
ウェブサーバがある場合にはそのスタンバイ状態のウェ
ブサーバに閾値を超えたウェブサーバが配信するコンテ
ンツを配信する為の設定を行って稼動状態とし、クライ
アントからのコンテンツ配信要求を受信し、受信したコ
ンテンツ配信要求により要求されたコンテンツを配信す
る為の設定を行われたウェブサーバを特定し、特定され
たウェブサーバが複数である場合はそれらウェブサーバ
の負荷に応じて1台のウェブサーバを選択し、特定もし
くは選択したウェブサーバに対して受信したコンテンツ
配信要求を送信することを特徴とする負荷分散方法によ
り、クライアントへのコンテンツ配信処理を複数のウェ
ブサーバ間で負荷分散する。
【0011】さらに本発明では、少なくとも1以上のコ
ンテンツを格納する少なくとも1台以上のファイルサー
バと、クライアントからのコンテンツ配信要求に応じ
て、そのコンテンツを格納するファイルサーバにアクセ
スし、コンテンツ配信要求により要求されたコンテンツ
を読み出して、外部ネットワークを介してクライアント
に配信する少なくとも2台以上のウェブサーバと、各フ
ァイルサーバと各ウェブサーバとを接続するネットワー
クを備えたネットワークシステムにおけるコンテンツ配
信方法であって、任意のコンテンツに対するコンテンツ
配信要求の数に応じて、その任意のコンテンツを配信す
るウェブサーバの台数を増減することを特徴とするコン
テンツ配信方法により、クライアントから要求されたコ
ンテンツを配信する。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は、本発明による負荷分散シ
ステムの1実施例を表したものである。この本実施例の
システムは、従来の負荷分散方式では図1に示すように
3系統に分かれていたシステムを、1つにまとめた構成
をしている。
【0013】図2においては、一点鎖線Dで囲んだ本実
施例のシステムとインターネット121の間にルータや
ファイアウォール101が介在し、システム内の負荷分
散装置201はこれらルータやファイアウォール101
を介してインターネット121に接続される。負荷分散
装置201とコントロールサーバ202とCWS203
〜210はネットワーク215により接続される。ま
た、各CWS203〜210とコンテンツを保有するフ
ァイルサーバ211〜213はネットワーク214にて
接続される。ネットワーク214は、ストレージ・エリ
ア・ネットワーク(StorAge AreA Net
work:SAN)で用いられるFibreChann
elや、ネットワーク・ファイル・システム(Netw
ork File System:NFS)プロトコル
を利用できるネットワーク等で構成される。
【0014】図3は図2に示すネットワークシステムの
より具体的な構成例を示すものである。図2におけるネ
ットワーク215について、ネットワーク・トポロジや
通信速度、ハブやスイッチの介在等はシステム構築者の
自由な設計事項であるが、図3に示す構成例では負荷分
散装置201及びコントロールサーバ202とスイッチ
ング・ハブ301をネットワーク310、311で接続
し、スイッチングハブ301と各CWS203〜210
をそれぞれネットワーク320でスター型に接続する構
成例が示されている。
【0015】ネットワーク320を100BASE−T
Xのようなネットワークで構成し、ネットワーク31
1、310をネットワーク320よりも高速な1000
BASE−SX等のギガビット・イーサネットのような
ネットワークで構成することにより、負荷分散装置20
1と複数のCWS203〜210の間で多量の通信が行
われるネットワーク311へのトラフィックの集中に耐
え得るネットワーク構成となる。
【0016】図2におけるネットワーク214の図3に
示す構成例では、スイッチング・ハブ302は複数のフ
ァイルサーバ211〜213とそれぞれネットワーク3
40で接続され、スイッチング・ハブ302はさらにC
WS203〜210とネットワーク330にて接続され
る。このため各CWS203〜210はNIC(Net
work Interface Card)を2枚装着
し、そのうちの1枚はスイッチング・ハブ301との接
続に用い、もう1枚のNICでスイッチング・ハブ30
2に接続する。
【0017】ネットワーク330を例えば100BAS
E−TX等のネットワークで接続し、ネットワーク34
0を1000BASE−SXのような、ネットワーク3
30よりも高速なネットワークで接続する。このような
構成をとると、複数のCWS203〜210から1台の
ファイルサーバにアクセスが集中しても、ファイルサー
バ211〜213とスイッチング・ハブ302の間のネ
ットワーク帯域が広いためCWS203〜210にコン
テンツを高速に配信することが可能となる。
【0018】CWS203〜210は、ネットワーク2
14に接続されたファイルサーバ211〜213が保持
する何れのコンテンツでも配信可能なように設定され
る。これには、それぞれのCWS203〜210がコン
テンツを配信する際に、そのコピーをファイルサーバか
ら取得して保持する方法と、それらコンテンツの保持は
せず、配信の際にファイルサーバ211〜213へアク
セスを行い、ファイルサーバ211〜213からコンテ
ンツを取得しインターネット121に送出する方法が考
えられる。
【0019】配信するコンテンツのコピーを各CWS2
03〜210が保持する方法の実施例としては、UNI
X(登録商標)におけるrsyncのようなディレクト
リ同期ツールを用いて、ファイルサーバ211〜213
のコンテンツ内容が更新された際等にそのコンテンツを
配信するCWSに適時コピーする方法が考えられる。
【0020】配信するコンテンツを各CWS203〜2
10が保持しない方法の実施例としては、ファイルサー
バ211〜213にNFSサーバの機能を付加し、CW
S203〜210がNFSクライアントとしてファイル
サーバ211〜213の保持するコンテンツを自らのフ
ァイルシステムツリーにマウント(mount)する方
法が考えられる。
【0021】ここで、mountもしくはunmoun
tとは一般にUNIX系OSのファイルシステムでNF
S等のネットワークリソースをも単一のファイルシステ
ムツリー構成で扱い、FD(Floppy Disk)
やCD−ROM等のローカルデバイスと同様のアクセス
を可能とする仕組みであるが、本発明はUNIX系OS
を用いた実装に限定される必要性は無く、UNIX系O
Sにおいて実装されているmountやunmount
と同等の機能を有するその他の仕組みを用いても良い。
【0022】ファイルサーバ211〜213には、この
システム上で稼動するCWS203〜210が配信する
コンテンツをあらかじめ登録・格納しておく。ファイル
サーバ211〜213の台数は、各CWS203〜21
0からのアクセスによる負荷にあわせて、1台にまとめ
てもよいし複数台であっても良い。CWS203〜21
0はコントロールサーバ202からの指示で、配信する
コンテンツを変更することができるようにする。つま
り、NFSを利用する場合はコントロールサーバ202
から各CWS203〜210に対し、mountやun
mountコマンドによる処理を実行すればよい。
【0023】負荷分散装置201に装備されるネットワ
ークインタフェースのうち、インターネット121の側
に接続されるインタフェースには、このシステムで配信
するコンテンツの数と同じ数のグローバルアドレスを付
与する。クライアントはインターネット121を介し、
これらのグローバルアドレスに対して、各コンテンツに
対するリクエストを送信する。
【0024】負荷分散装置201は、コンテンツに対す
るリクエストを受信すると、そのコンテンツを配信する
ように設定されたCWS203〜210の中からこのリ
クエストに対する処理を行わせるCWSを選択し、選択
したCWSにそのリクエストを転送する。
【0025】また、負荷分散装置201は各CWS20
3〜210の負荷の状態をモニタリングする。図4は、
負荷分散装置がある1台のCWS401の負荷をモニタ
リングする手法の1つを示している。負荷分散装置20
1は、CWS401に転送したリクエストが処理される
のに要する時間を計測するため、インターネット121
からCWS401へ向かうリクエストパケット411が
負荷分散装置201を通過する時刻t1と、リクエスト
パケット411の処理を行ったCWS401からインタ
ーネット121へ向かう、リクエストパケット411に
対する応答パケット412が負荷分散装置201を通過
する時刻t2の差である(t2−t1)をCWS401
のレスポンスタイムとして記録する。
【0026】この他にもCWS401の負荷状況を計測
する手段として、ある一定時間内におけるCWS401
へのリクエスト数をカウントするものや、CWS401
のCPU等の資源使用率を直接CWS401に問い合わ
せ収集するもの、CWS401がインターネット121
へ向けて送出するトラフィックを計測するもの、等が考
えられる。
【0027】このように、図2に示す負荷分散装置20
1はクライアントから受信したリクエストを処理する、
つまりクライアントから要求されたコンテンツを配信す
るCWSが複数存在する場合はそれらCWSの間で負荷
分散を行い、また各CWSについてその負荷を計測す
る。
【0028】コントロールサーバ202は各CWS20
3〜210と、それらが配信するコンテンツの対応関係
を管理する。図2の例では、ファイルサーバ211が保
持するA社のコンテンツとそのコンテンツを配信するC
WSの対応関係を管理し、同様にB社とC社のコンテン
ツについてもCWSとの対応関係の管理を行う。
【0029】またコントロールサーバ202は、各コン
テンツ種別ごとに負荷の状況を調べ、そのコンテンツ種
別のコンテンツの配信を行うCWSを制御する。ここで
いうコンテンツ種別とは、例えば図2の例ではA社が本
システムによる配信サービスを要求するコンテンツを
「A社」というコンテンツ種別で表現するように、シス
テム管理者がシステムの配信するコンテンツを何らかの
意味を持つまとまりに集約したものを指す。コントロー
ルサーバ202は、あるコンテンツ種別のコンテンツの
配信を行うCWSの負荷状態を負荷分散装置201に問
合せ、負荷分散装置からの回答をもとにそのコンテンツ
種別のコンテンツの配信を行うCWSの台数の増減を決
定する。そしてこの決定に基づきコントロールサーバ2
02は、コンテンツに付与されたグローバルアドレスと
CWSとの対応関係の変更を負荷分散装置201に指示
する。
【0030】各コンテンツ種別に対するリクエスト状況
をコントロールサーバ202が監視し、CWS203〜
210の負荷の状態を負荷分散装置201が監視し、コ
ントロールサーバ202からの指示により、あるコンテ
ンツ種別を配信するCWSの台数をダイナミックに変更
することで、システムがそれぞれのコンテンツ種別を配
信する能力を、状況に応じて動的に変化させることが出
来る。
【0031】負荷分散装置201とコントロールサーバ
202は、ネットワーク215を介して通信を行う他
に、負荷分散装置201とコントロールサーバ202を
接続する専用線にて通信を行っても良い。この場合、負
荷分散装置201とコントロールサーバ202が同一の
装置内に実装されている場合は、該専用線にはその装置
の内部バス等も含まれる。
【0032】負荷分散装置201が、クライアントから
受信したコンテンツ配信要求を当該コンテンツの配信処
理を行うCWSへ転送する一連の処理について説明す
る。前述のようにクライアントからのコンテンツ配信要
求は、本実施例のシステムが配信するコンテンツそれぞ
れに付与されているグローバルアドレスに対して送信さ
れる。負荷分散装置201は、これらグローバルアドレ
スが宛先アドレスに格納されているパケットを受信し、
コンテンツ配信処理を開始する。
【0033】次に負荷分散装置201は、そのコンテン
ツの配信処理を行わせるCWS203〜210を決定す
るため、図5に示すレスポンスタイム管理テーブル5
2、図6に示すグローバルアドレス変換テーブルそして
図7に示すローカルアドレス変換テーブルを参照する。
【0034】図5に示すレスポンスタイム管理テーブル
52は、各CWS203〜210における一回前512
と二回前513と三回前514のレスポンスタイムの記
録と、これら3回のレスポンスタイムの平均値511を
保持する。ここで、一回前512のレスポンスタイムの
記録とは、最も最近に計測したレスポンスタイムを指
し、二回前513とは一回前512の直前に記録したレ
スポンスタイムであり、三回前514とは二回前512
に記録したレスポンスタイムの直前に記録したレスポン
スタイムである。本実施例においては、過去3回分のレ
スポンスタイムを記録しているが、レスポンスタイムを
記録する回数は過去3回以上もしくは過去3回以下でも
良い。この、一回前512と二回前513と三回前51
4のレスポンスタイムは、コントロールサーバ202も
しくは負荷分散装置201が、そのCWSに送られるリ
クエストが増加傾向にあるのか減少傾向にあるのか判断
するために用いることができる。これにより、リクエス
トの増加傾向が急激なものであるならばコントロールサ
ーバ202は、レスポンスタイムの平均値511があら
かじめ設定された閾値等を超えるのに先行して、そのC
WSが配信するコンテンツを他のCWSが替わりに配信
するよう指示を出すことが可能となる。
【0035】図6に示すグローバルアドレス変換テーブ
ル62は、各コンテンツに付与されたグローバルアドレ
ス60と、それらコンテンツを配信するCWS名61と
の対応関係を保持する。グローバルアドレス60は、本
実施例のシステムに新たなコンテンツが追加された場合
や、既存のコンテンツが削除された場合に、コントロー
ルサーバ202からの指示、又はシステム管理者の手動
による方法等でその内容が更新される。CWS名61に
は各CWSに割当てられた固有の番号等の、CWSに対
する識別子としてのデータが格納され、これにより各C
WSを識別する。
【0036】図7に示すローカルアドレス変換テーブル
72には、グローバルアドレス変換テーブル62のCW
S名61と同じ識別子を保持するCWS名70と、各C
WSに付与されたシステム内のローカルアドレスを保持
するローカルアドレス71が対応付けて保持される。
【0037】まず負荷分散装置201は、図6に示すグ
ローバルアドレス変換テーブル62を参照し、そのコン
テンツに付与されたグローバルアドレス60から、その
コンテンツを配信しているCWS名61を特定する。C
WS名61を特定した結果、要求を受けたコンテンツが
複数のCWSにより配信されている場合、負荷分散装置
201は図5に示すレスポンスタイム管理テーブル52
を参照し、最も負荷の低いCWSを選択する。
【0038】例えば、負荷分散装置201がグローバル
アドレス「10.0.0.3」を付与されたコンテンツ
の配信要求を受信した場合は、負荷分散装置201はグ
ローバルアドレス変換テーブル62のグローバルアドレ
ス60のエントリを参照し、グローバルアドレス「1
0.0.0.3」を付与されたコンテンツを配信してい
るCWSのCWS名61が、CWS3、CWS5そして
CWS6であることを特定する。次に負荷分散装置20
1は、レスポンスタイム管理テーブル52を参照し、C
WS3、CWS5そしてCWS6のレスポンスタイム5
1を読み出す。CWS3のレスポンスタイム51の3回
平均511の値が0.80秒であり、CWS5のそれは
0.09秒、CWS6では0.45秒であることから、
負荷分散装置201はCWS5の負荷が最も低いと判断
し、CWS5に今回受信したコンテンツ配信要求を処理
させることを決定する。
【0039】そして、負荷分散装置201はローカルア
ドレス変換テーブル72を参照し、CWS名70がCW
S5で示されるエントリから、CWS5のローカルアド
レス71である「20.0.0.5」を読み出す。そし
て、負荷分散装置201はコンテンツ配信要求パケット
の宛先アドレスをそのコンテンツに付与されたグローバ
ルアドレスである「10.0.0.3」から、CWS5
のローカルアドレスである「20.0.0.5」に変更
し、このパケットをシステム内部のネットワーク215
へ送出する。
【0040】負荷分散装置201が各CWSの負荷の状
況から処理を送信するCWSを決定する際に、上記の実
施例ではレスポンスタイム管理テーブル52の3回平均
511の値を参照することで決定を行っているが、これ
はレスポンスタイム管理テーブル52の一回前512、
二回前13、三回前514のレスポンスタイムから負荷
の変動を予測してCWSを決定してもよい。
【0041】以上、負荷分散装置201によりクライア
ントからの要求を負荷のより小さなCWSへ送信するこ
とで、各CWSに対し負荷分散を行うことができる。そ
して、本発明では次に説明するコントロールサーバ20
2により、各コンテンツに対するアクセス要求に応じ
て、システムのコンテンツ配信能力を動的に変化させる
ことが可能となる。
【0042】コントロールサーバ202は各コンテンツ
とそれらに付与されたグローバルアドレス、そして各コ
ンテンツとそれらを配信するCWSの対応関係を管理す
る必要がある。そのため、コントロールサーバは図8に
示すコンテンツ配信テーブル83を保持する。コンテン
ツ配信テーブル83には、本実施例のシステムが配信す
るコンテンツの種別を示すコンテンツ種別80と、その
コンテンツに与えられたグローバルアドレス81と、そ
のコンテンツを配信するCWSを示すためのCWS割当
て状況82、の情報がそれぞれ対応付けて保持される。
【0043】コンテンツ種別80には、本実施例におい
てコンテンツの配信を依頼するA社、B社、C社そして
D社が登録されている。本実施例では、1つの企業から
複数のコンテンツ配信を依頼された場合にそれらコンテ
ンツを1つにまとめて管理を行うが、それら複数のコン
テンツを分割して管理し、コンテンツ管理テーブルに登
録しても良い。その場合には、コンテンツ種別80には
そのコンテンツの名称等の識別情報が格納される。また
コンテンツ種別80には、いずれのコンテンツも配信せ
ずに休止状態となっているCWSを管理するため、企業
名とは別に「スタンバイ」というエントリが用意され
る。
【0044】各コンテンツに付与されたグローバルアド
レスは、コンテンツ配信テーブル83のグローバルアド
レス81のエントリに保持される。この情報は、システ
ム管理者が手動にて入力しても良いし、コントロールサ
ーバ202もしくは負荷分散装置201がDHCP(D
inamic Host Configuration
Protocol)等を用いてシステムの起動時やC
WSの増設時にグローバルアドレスを自動的に取得し、
コンテンツ配信テーブル83に記録しても良い。
【0045】CWS割当状況82には、本実施例のシス
テムで稼動しているCWS1からCWS8までの8台の
CWSが登録されている。図8に示すコンテンツ配信テ
ーブル83においては、CWS3、CWS5及びCWS
6はA社のコンテンツを配信し、CWS4はB社のコン
テンツを配信し、CWS1及びCWS2はC社のコンテ
ンツを配信し、CWS8はD社のコンテンツを配信して
いることを示す。また、CWS7はどのコンテンツも配
信せずに、スタンバイ状態にあることを表している。こ
れらCWS割当て状況82の初期値の設定については、
管理者による手動設定もしくは専用のプログラムによる
自動設定等、種々の方法がある。
【0046】コントロールサーバ202は、コンテンツ
配信テーブル83の情報をもとに、各CWSが配信する
コンテンツのグローバルアドレスを負荷分散装置201
に対し通知する。そして負荷分散装置201は通知され
たこの情報からグローバルアドレス変換テーブル62を
作成する。そして本実施例のシステムは、コンテンツ配
信テーブル83の初期情報に基づきコンテンツの配信を
開始する。
【0047】次に本実施例のシステムにおいて、コント
ロールサーバ202が、クライアントからの各コンテン
ツに対する配信要求の度合いに応じて、各コンテンツを
配信するCWSの数を増減する処理について説明する。
【0048】コントロールサーバ202は、図9に示す
コンテンツ管理テーブル93を用いて各コンテンツを配
信する際のサービス・クオリティを管理する。コンテン
ツ管理テーブル93には、コンテンツ種別90、レスポ
ンス設定値91、割当てCWS数92が設定される。
【0049】コンテンツ種別90はCWSが配信するコ
ンテンツのまとまりを識別するための情報であり、図8
に示すコンテンツ配信テーブル83と同様に図9ではコ
ンテンツの配信を依頼した企業名としてA社、B社、C
社そしてD社という情報が格納されている。
【0050】レスポンス設定値91には、各コンテンツ
種別に対するレスポンスタイムの上限値94と下限値9
5が設定される。コントロールサーバ202は、これら
の設定値と負荷分散装置201の計測したレスポンスタ
イムを比較し、あるコンテンツを配信するCWSのレス
ポンスタイムが設定された上限値94を上回れば、その
コンテンツを表示するCWSを増やすように、下限値9
5を下回ればそのコンテンツを配信するCWSを減らす
ようにシステムを制御する。
【0051】割当CWS数92には、各コンテンツ種別
90に対し割り当てを行うCWSの最大96と最小97
の値を設定する。各コンテンツ種別90に対し、そのコ
ンテンツを配信するCWSを1台は必ず存在させるた
め、割当CWS数の最小値は1以上の数値とし、最大値
は、割当CWS数の最小値が1である場合は、(システ
ムに接続されているCWSの総数)−(コンテンツの種
類−1)で求められる数値以下とする。このように、事
前に書くコンテンツ種別に対して割当てるCWSの台数
を決定することで、あるコンテンツ種別がCWSを独占
する状況や、あるコンテンツ種別に対しCWSが割当て
られないという状況を回避することができる。
【0052】以下に、コントロールサーバがコンテンツ
配信テーブル83とコンテンツ管理テーブル93を用い
て、各コンテンツ種別80に割当てられたCWSの変更
を行う処理について図10を用いて説明する。図10
は、この負荷分散処理時に負荷分散装置201、コント
ロールサーバ202及びCWS203〜210において
行われる処理のフロー図である。
【0053】まず、コントロールサーバ202は負荷分
散装置201に各CWS203〜210のレスポンスタ
イム51を定期的に問合せる(ステップ1001)。この
際、システムに組み込まれている全てのCWS203〜
210についてレスポンスタイム51を要求する方法
や、ある特定のコンテンツ種別を配信しているCWSの
みを対象にレスポンスタイム51を要求する方法等いく
つかの問合せ方があるが、何れの方法においてもコント
ロールサーバは任意のCWSを選択し、それのレスポン
スタイムを負荷分散装置201に問い合わせることが可
能である。
【0054】この問い合わせを受けた負荷分散装置20
1は、指定されたCWSのレスポンスタイム51をコン
トロールサーバ202に回答する(ステップ1002)。
負荷分散装置201のレスポンスタイム管理テーブル5
2には、過去3回分のレスポンスタイムの履歴と、その
平均値である3回平均511が格納されているが、これ
らのいずれをコントロールサーバ202に返送するか
は、コントロールサーバ202からのレスポンスタイム
の問合せ方により異なる。最も単純なのは、指定された
CWSの3回平均511の値をコントロールサーバ20
2が要求する場合であるが、その他にもコントロールサ
ーバ202が、過去3回分のレスポンスタイムの履歴か
ら負荷の変動の傾向を加味したレスポンスタイムを要求
する場合もある。この時、負荷分散装置201は一回前
512、二回前513、三回前514のレスポンスタイ
ム値に重み付け(最近のものほど大きい等)をし、それ
ら重み付けした値の平均値を返送する等の場合も考えら
れる。
【0055】コントロールサーバ202はこの回答によ
って得られたCWSのレスポンスタイムの値からそれぞ
れのCWSの負荷状態を認識する。そしてコントロール
サーバ202は、コンテンツ管理テーブル93のレスポ
ンス設定値91との比較を行い、コンテンツに対するC
WSの割当ての変更を決定する(ステップ1003)。
この場合において最も単純な方法は、各CWSについて
負荷分散装置201から取得したレスポンスタイムとレ
スポンス設定値91の比較を行う方法である。
【0056】例えば、CWS1にかかる負荷が、設定し
たレスポンスタイムの範囲内に収まっているか否かは、
以下の方法で検出する。まず、図8のコンテンツ配信テ
ーブル83のCWS割当て状況82を参照し、CWS1
がどのコンテンツ種別80を配信しているか参照する。
図8の例の場合、CWS1はC社のコンテンツを表示し
ていることがわかる。次に、負荷分散装置から取得した
レスポンスタイムとC社のコンテンツに対し設定された
レスポンス設定値とを比較することで、C社のコンテン
ツを配信するCWSを増減するか否かを決定する。
【0057】以上述べた方法は、各CWSの負荷状態か
らコンテンツ種別とそれを配信するCWSの対応を変化
させるものである。そのコンテンツを配信するCWSが
1台であればこの方法でも足りる。しかし複数台のCW
Sにて1つのコンテンツ種別を配信する場合には、コン
テンツ種別ごとにそのコンテンツ種別を配信するCWS
全てについてレスポンスタイムを取得し、それらの平均
値とレスポンス設定値81とを比較する等の処理が適宜
必要となる。
【0058】以上のレスポンスタイムとコンテンツ管理
テーブル93に設定されたレスポンス設定値91との比
較の結果レスポンスタイムが下限値95を下回っていた
場合(ステップ1004)は、下限値95を下回ったCW
Sに対するクライアントからのリクエストの送信を停止
するため、コントロールサーバ202は負荷分散装置2
01にそのCWSの処理配分停止処理の実行を指示す
る。この時負荷分散装置201は、グローバルアドレス
変換テーブル62の、そのコンテンツに付与されたグロ
ーバルアドレス60のエントリから、処理配分を停止す
るCWS名61を削除する(ステップ1020)。そし
て負荷分散装置201は、コントロールサーバ202に
対し処理配分停止処理完了の回答を行う。
【0059】この時、あるコンテンツを配信する複数の
CWSの中から処理配分を停止するCWSを選択する必
要がある場合は、コントロールサーバ202は負荷分散
装置201に対しそれらCWSの負荷の状態を問い合わ
せるかもしくは先に取得したCWSそれぞれのレスポン
スタイムの値から判断をして選択を行う。
【0060】コントロールサーバ202は負荷分散装置
201から処理配分停止処理が完了した旨の回答を受け
ると、下限値95を下回ったCWSに対しスタンバイ指
示を出す(ステップ1005)。スタンバイ指示を受け
たCWSはWebサーバとしての自らの設定を変更し
(ステップ1006)、それまで配信していたコンテンツ
をアンマウントする(ステップ1007)ことでスタン
バイ状態となり(ステップ1009)、コントロールサ
ーバに対して処理完了の報告を行う。
【0061】コントロールサーバ202からCWSに対
してなされる停止命令の一連の処理は以下のような方法
で実現が可能である。例えばCWSのOSにRedHa
tLinux 6.2を用いており、WebサーバにはA
pache、コンテンツのマウントにNFSを用いてい
る場合は、以下のコマンドでWebサーバを停止するこ
とができる。 /etc/rc.d/init.d/httpd st
op ここで、httpdで指定されるHTTP(Hyper
Text Transfer Protocol)デ
ーモン(daemon)は、CWSのファイルシステム
ツリー上の/etc/rc.d/init.d/の位置
に存在すると仮定している。また、CWSのファイルシ
ステムツリーにおける/home/httpd/con
tents_A ディレクトリにコンテンツをマウント
していた場合は、以下のコマンドでコンテンツをアンマ
ウントすることができる。 unmount /home/httpd/conte
nts_A コントロールサーバ202はCWSから停止命令に対す
る処理完了の報告を受けると、コンテンツ配信テーブル
83のCWS割当て状況82を更新し(ステップ100
8)、他のCWSもしくは他のコンテンツ種別を配信す
るCWSのレスポンスタイムの問合せを行う(ステップ
1001)。
【0062】コントロールサーバ202は、先に取得し
たレスポンスタイムが下限値95を下回っていない場合
(ステップ1004)は、次にそのレスポンスタイムが
上限値94をオーバーしていないかを確認する(ステッ
プ1010)。上限値94を上回っていた場合(ステッ
プ1010)、コンテンツ配信テーブル83を参照して
(ステップ1011)スタンバイ状態のCWSの有無を
調べ(ステップ1012)、スタンバイ状態のCWSがあ
れば稼動指示を出す(ステップ1013)。
【0063】コントロールサーバ202から稼動指示を
受けたCWSはこれから配信処理を行うファイルサーバ
のコンテンツをマウントし(ステップ1014)、We
bサーバとしての自らの設定を変更して(ステップ10
15)稼動状態となり(ステップ1019)、稼動状態
となったことをコントロールサーバ202に報告する。
【0064】コントロールサーバ202からCWSに対
してなされる稼動命令の一連の処理は以下のような方法
で実現が可能である。CWSを稼動状態にするために
は、まず初めに表示するコンテンツをそのCWSのファ
イルシステムツリー上にマウントし、次にWebサーバ
の機能を起動する。例えばCWSのOSにRedHat
Linux 6.2を用いており、WebサーバにはAp
ache、コンテンツのマウントにNFSを用いている
場合は、以下のコマンドでWebサーバを起動すること
ができる。 /etc/rc.d/init.d/httpd sta
rt ここで、httpdで指定されるHTTPデーモンは、
CWSのファイルシステムツリー上の/etc/rc.
d/init.d/の位置に存在すると仮定している。
また、ファイルサーバのホスト名が fileSV_A
であり、ファイルサーバの/home/content
s_Aにコンテンツが配置されており、CWSのファイ
ルシステムツリーにおける/home/httpd/c
ontents_A ディレクトリにコンテンツをマ
ウントする場合は、以下のコマンドでコンテンツをマウ
ントすることができる。 mount t NFS fileSV_A:/home
/contents_A/home/httpd/co
ntents_A コントロールサーバ202は稼動状態への移行報告を当
該CWSから受信した後、負荷分散装置201に対し処
理配分開始指示を出す(ステップ1016)。処理配分開
始指示を受けて、負荷分散装置201は新たに稼動状態
となったCWSに処理の割当てを開始する(ステップ1
017)。コントロールサーバ202は負荷分散装置2
01から処理配分開始が完了した報告を受け取るとコン
テンツ配信テーブル83のCWS割当て状況82を更新
し(ステップ1018)、再び他のCWSもしくはある
コンテンツ種別を配信する複数のCWSのレスポンスタ
イムを負荷分散装置201に問合せる(ステップ100
1)。
【0065】コントロールサーバ202が負荷分散装置
201から取得したレスポンスタイムが上限値94を超
えていない場合、または上限値94を越えているがスタ
ンバイ状態のCWSが無い場合(ステップ1012)、
他のCWSもしくはあるコンテンツ種別を配信する複数
のCWSに対するレスポンスタイムの問合せを行う(ス
テップ1010)。
【0066】以上の一連の処理及びシステム構成によ
り、クライアントからのコンテンツ配信要求に対するレ
スポンスタイムが大幅に悪化することを防ぐと共に、シ
ステム内においてスタンバイ状態にある余剰な処理能力
を他のコンテンツの処理にまわすことが可能となりCW
Sを有効に利用することができる。また、レスポンスタ
イムがあまりに長いCWSに対しては、CWSがダウン
したとみなしクライアントからのリクエストの転送を止
めて他のCWSに処理を割当てることで、トラブル発生
時にもシステムの処理能力を下げることなく連続稼動が
可能である。
【0067】アプリケーションサービスプロバイダ等が
本発明を用いて顧客にサービスを提供する場合、このコ
ンテンツ毎のレスポンス設定値の上限値と下限値や、割
り当て可能なCWSの最大値と最小値により、サービス
価格を変えるといった使い方が可能である。各CWSの
レスポンスタイムの3回平均511に対し上限値94と
下限値95を設定しておき、レスポンスタイムの3回平
均511が上限値94を上回った場合はそのCWSが配
信するコンテンツを他のCWSにも配信させるようコン
トロールサーバ202が指示を出す。また、レスポンス
タイムの平均値511が下限値95を下回った場合であ
り、そのコンテンツを配信するその他のCWSが存在す
る場合は、そのCWSはコンテンツの配信処理を休止す
る。このような制御を行うことにより、各CWSの負荷
を一定の範囲内に保つことができ、負荷の小さなCWS
を休止状態にすることで、急激な負荷の増加に応じるた
めの余剰な計算機資源を確保することが可能となる。
【0068】システムで配信するコンテンツを追加する
際は、システム管理者はまずファイルサーバ211〜2
13のディスクにコンテンツをコピーし、それらコンテ
ンツを各CWS203〜210からNFSマウントでき
るように、それぞれのCWSに対してNFSサーバの設
定を行う。次にコントロールサーバ202に、CWSに
新しく追加したコンテンツを表示させるために必要な、
CWSがNFSマウントするファイルサーバのIPアド
レスとファイルシステムツリー上のパスや、CWS内の
Webサーバに表示するコンテンツのファイルシステム
ツリー上のパスを指定するための定義内容を登録する。
また、コントロールサーバ内のコンテンツ配信テーブル
83に新しく追加したコンテンツの行を追加する。
【0069】新しくCWSをシステムに追加する場合、
まずCWSをネットワーク214、ネットワーク215
に物理的に接続し、電源を投入して起動する。次にCW
Sがコントロールサーバ202にDHCPプロトコル等
を用いてIPアドレス(システム内のローカルアドレ
ス)を要求する。コントロールサーバ202は、CWS
にIPアドレスを割当て、スタンバイCWSとしてコン
テンツ配信テーブル83のCWS割当て状況82に登録
する。そして、コントロールサーバ202は負荷分散装
置201に対し、ローカルアドレス変換テーブル72に
新たに追加するCWSのCWS名とIPアドレスを登録
するよう指示する。CWSは割当てられたIPアドレス
を設定しスタンバイ状態となり、コントロールサーバ2
02から処理の割り当て開始を待つ。その後コントロー
ルサーバ202はスタンバイCWSを定期的にping
応答やポートスキャン等を用いてポーリングを行い、そ
の稼動状態をチェックする。以上の例ではコントロール
サーバ202がDHCPサーバを兼ねているが、DHC
Pサーバがコントロールサーバ202以外のサーバに存
在していても良い。
【0070】以上の追加処理の中で人手が介在するの
は、ネットワークにCWSを接続して電源を入れる部分
だけであり、その他の処理は全て自動化が可能なため、
簡単にCWSをシステムに追加することができ、システ
ムの処理能力を簡単に高めることが可能となる。
【0071】また、コントロールサーバ202と負荷分
散装置201の機能を1つの装置が合わせ持っても良
い。
【0072】ファイルサーバが保有するコンテンツと、
負荷分散装置に付与するグローバルアドレスを増やすこ
とで、更に多くのCWSをシステム内に接続し稼動させ
ることが可能となる。つまり従来例である図1に示すよ
うな、さらに多くのシステム系統を1つのシステム内に
まとめることが可能である。
【0073】本実施例では、負荷分散装置に複数のIP
アドレスを付与し、リクエストが送信されるIPアドレ
スで、どのコンテンツに対するリクエストかを判断して
いるが、例えばIPアドレスではなくURLをもとに判
断することも考えられる。
【0074】各CWS203〜210の負荷が高くなり
ファイルサーバ211〜213が持つコンテンツを読み
込むI/O処理がボトルネックになる場合は、各CWS
203〜210のローカルハードディスクやメモリにキ
ャッシュ領域を確保することで、コンテンツの読み出し
速度を改善することが出来る。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、コンピュータネットワ
ークの負荷分散システムにおいて、Webサーバの稼働
率を高め、システム構築にかかるコストを下げることが
出来る。また、Webサーバをネットワークに接続する
だけで、システムの処理能力を簡単に高めることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の負荷分散システム構成
【図2】本発明の一実施例による負荷分散システム構成
【図3】本発明の一実施例による負荷分散システムのネ
ットワーク接続形態
【図4】本発明の一実施例による負荷分散装置がCWS
の負荷状態をモニタリング方法
【図5】レスポンスタイム管理テーブル
【図6】グローバルアドレス変換テーブル
【図7】ローカルアドレス変換テーブル
【図8】コンテンツ管理テーブル
【図9】コンテンツ配信テーブル
【図10】CWSの停止もしくは稼動のための処理のフ
ロー図
【符号の説明】
101…インターネットに接続するためのルータやFi
rewall 102〜104、201…負荷分散装置 105〜112…Webサーバ 131〜133、211〜213…ファイルサーバ 202…コントロールサーバ 203〜210…Webサーバ(CWS) 214、215、310、311、320、330、3
40…ネットワーク 301、302…スイッチングハブ 52…レスポンスタイム管理テーブル 62…グローバルアドレス変換テーブル 72…ローカルアドレス変換テーブル 83…コンテンツ配信テーブル 93…コンテンツ管理テーブル

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアントからのコンテンツ配信要求に
    応じて、外部ネットワークを介してコンテンツを配信す
    るネットワークシステムにおいて、 前記コンテンツを保持するファイルサーバと、 前記ファイルサーバにアクセスし、前記コンテンツを前
    記クライアントに配信する少なくとも2台以上のウェブ
    サーバと、 前記コンテンツ配信要求を受信し、要求されている前記
    コンテンツを配信する前記ウェブサーバを選択し、選択
    した前記ウェブサーバに前記コンテンツ配信要求を転送
    し、各前記ウェブサーバの負荷を計測する負荷分散装置
    と、 前記ウェブサーバとその前記ウェブサーバが配信する前
    記コンテンツの対応関係を管理し、前記負荷の変動に応
    じて前記ウェブサーバが配信する前記コンテンツの種類
    の変更処理を行うコントロールサーバとを有することを
    特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】前記ウェブサーバ、前記負荷分散装置、前
    記コントロールサーバを接続する第1のネットワークは
    ネットワーク・ファイル・システムを利用可能なネット
    ワークであり、前記ウェブサーバは、前記ファイルサー
    バの保持する前記コンテンツを前記ウェブサーバのファ
    イルシステムツリーの一部にマウントし、又はアンマウ
    ントすることで配信する前記コンテンツの種類を変更す
    ることを特徴とする請求項1に記載のネットワークシス
    テム。
  3. 【請求項3】前記コントロールサーバは、前記ファイル
    システムツリー構成を変更するメッセージを前記ウェブ
    サーバに送信することで、前記ウェブサーバの配信する
    前記コンテンツの種類を変更することを特徴とする請求
    項2に記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】前記ウェブサーバは記憶装置を有し、前記
    ファイルサーバから取得した前記コンテンツを前記記憶
    装置に格納して前記クライアントに配信することを特徴
    とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】前記第1のネットワークはストレージ・エ
    リア・ネットワーク又はネットワーク・ファイル・シス
    テムを利用可能なネットワークであり、前記ウェブサー
    バ、前記負荷分散装置及び前記コントロールサーバを接
    続する第2のネットワークは前記負荷分散装置もしくは
    前記コントロールサーバとスイッチングハブの間をギガ
    ビット・イーサネット(登録商標)で接続し、前記スイ
    ッチング・ハブと前記ウェブサーバの間は前記ギガビッ
    ト・イーサネットと同等もしくはそれ以下の通信速度で
    あるイーサネットで接続されていること特徴とする請求
    項2に記載のネットワークシステム。
  6. 【請求項6】前記コントロールサーバは、前記負荷分散
    装置の機能を有することを特徴とする請求項1に記載の
    ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】ネットワーク・ファイル・システムを利用
    可能なネットワークにより、インターネット上のクライ
    アントが配信を要求するコンテンツを保持するファイル
    サーバと接続されたサーバ装置において、 前記クライアントからの要求に応じ、前記ファイルサー
    バにより保持された前記コンテンツをマウント若しくは
    アンマウントすることで、前記クライアントに配信する
    前記コンテンツを変更することを特徴とするサーバ装
    置。
  8. 【請求項8】複数のウェブサーバがファイルサーバにア
    クセスしてコンテンツを取得し外部ネットワークを介し
    てクライアントに前記コンテンツを配信する際に、前記
    コンテンツを配信する前記ウェブサーバを決定するサー
    バ装置であって、複数の前記ウェブサーバのそれぞれが
    どの種類の前記コンテンツを配信するかを管理し、前記
    クライアントからの前記コンテンツに対する配信要求
    を、その前記コンテンツを配信する前記ウェブサーバに
    転送し、各前記ウェブサーバの負荷を計測し、前記負荷
    の変動に応じて前記ウェブサーバが配信する前記コンテ
    ンツの種類を変更することを特徴とするサーバ装置。
  9. 【請求項9】前記ウェブサーバ、前記ファイルサーバ及
    び前記サーバ装置を接続する第1のネットワークがネッ
    トワーク・ファイル・システムを利用可能なネットワー
    クであり、前記ウェブサーバが配信する前記コンテンツ
    の種類を変更する場合は、前記ウェブサーバのファイル
    システムツリー構成を変更するメッセージを送信するこ
    とを特徴とする請求項8に記載のサーバ装置。
  10. 【請求項10】前記クライアントからの前記コンテンツ
    に対する配信要求をその前記コンテンツを配信する前記
    ウェブサーバに転送する機能を有する負荷分散装置及び
    前記ウェブサーバと第2のネットワークで接続され、前
    記負荷分散装置に対し前記ウェブサーバとその前記ウェ
    ブサーバが配信する前記コンテンツの種類の対応関係を
    前記第2のネットワークを介して送信することを特徴と
    する請求項8に記載のサーバ装置。
  11. 【請求項11】少なくとも1以上のコンテンツを格納す
    る少なくとも1台以上のファイルサーバと、クライアン
    トからのコンテンツ配信要求に応じて、前記少なくとも
    1台以上のファイルサーバにアクセスし、前記コンテン
    ツ配信要求により要求されたコンテンツを読み出して、
    外部ネットワークを介してクライアントに配信する少な
    くとも2台以上のウェブサーバと、各ファイルサーバと
    各ウェブサーバとを接続するネットワークを備えたネッ
    トワークシステムにおいて、コンテンツ配信要求を受信
    し、前記各ウェブサーバのうち前記コンテンツ配信要求
    により要求されたコンテンツを配信するいずれか1つの
    ウェブサーバを特定し、前記特定されたウェブサーバに
    前記受信したコンテンツ配信要求を送信する負荷分散方
    法であって、 前記少なくとも1以上のコンテンツのうちの任意の1つ
    のコンテンツを配信する少なくとも1台以上のウェブサ
    ーバの各々についての負荷を計測し、 前記計測した負荷を用いて前記少なくとも1台以上のウ
    ェブサーバ全体の負荷を算出し、 前記算出した負荷が予め設定された閾値を超えているか
    否かを判断し、 前記閾値を超えていると判断された場合はいずれのコン
    テンツも配信していないスタンバイ状態のウェブサーバ
    があるかを判断し、 前記スタンバイ状態のウェブサーバがある場合、前記ス
    タンバイ状態のウェブサーバに前記コンテンツを配信す
    る為の設定を行って稼動状態とすることを特徴とする負
    荷分散方法。
  12. 【請求項12】前記算出したウェブサーバ全体の負荷
    が、予め設定された第2の閾値を下回っているか否かを
    判断し、 前記第2の閾値を下回っていると判断され、かつ前記い
    ずれか1つのコンテンツを配信するウェブサーバが複数
    存在する場合は、前記複数存在するウェブサーバから1
    台のウェブサーバを選択し、 前記選択されたウェブサーバに対して前記コンテンツを
    配信しないよう設定を行いスタンバイ状態とすることを
    特徴とする請求項11に記載の負荷分散方法。
  13. 【請求項13】前記少なくとも2台以上のウェブサーバ
    のうちの稼動状態にあるウェブサーバと、各ウェブサー
    バが配信するコンテンツとの対応関係を保持し、前記要
    求されたコンテンツを配信するウェブサーバを特定する
    際には前記対応関係を参照することを特徴とする請求項
    11に記載の負荷分散方法。
  14. 【請求項14】少なくとも1以上のコンテンツを格納す
    る少なくとも1台以上のファイルサーバと、クライアン
    トからのコンテンツ配信要求に応じて、前記少なくとも
    1台以上のファイルサーバにアクセスし、前記コンテン
    ツ配信要求により要求されたコンテンツを読み出して、
    外部ネットワークを介してクライアントに配信する少な
    くとも2台以上のウェブサーバと、各ファイルサーバと
    各ウェブサーバとを接続するネットワークを備えたネッ
    トワークシステムにおける、前記コンテンツ配信要求を
    前記各ウェブサーバに分散する負荷分散方法であって、 前記少なくとも1以上のコンテンツのうちの任意の1つ
    のコンテンツを配信する少なくとも1台以上のウェブサ
    ーバの各々について負荷を計測し、 前記ウェブサーバの各々の負荷から前記1台以上のウェ
    ブサーバ全体の負荷を算出し、 前記算出したウェブサーバ全体の負荷が予め設定された
    閾値を超えているか否かを判断し、 前記閾値を超えていると判断された場合は何れのコンテ
    ンツも配信していないスタンバイ状態のウェブサーバが
    あるかを判断し、 前記スタンバイ状態のウェブサーバがある場合、前記ス
    タンバイ状態のウェブサーバに前記要求されたコンテン
    ツを配信する為の設定を行って稼動状態とし、前記クラ
    イアントからのコンテンツ配信要求を受信し、 受信したコンテンツ配信要求により要求されたコンテン
    ツを配信する為の前記設定を行われたウェブサーバを特
    定し、 前記特定されたウェブサーバが複数である場合はそれら
    ウェブサーバの負荷に応じて1台のウェブサーバを選択
    し、 前記特定もしくは前記選択したウェブサーバに対して前
    記受信したコンテンツ配信要求を送信することを特徴と
    する負荷分散方法。
  15. 【請求項15】前記算出したウェブサーバ全体の負荷が
    予め設定された第2の閾値を下回っているか否かを判断
    し、 前記第2の閾値を下回っていると判断され、かつ前記い
    ずれか1つのコンテンツを配信するウェブサーバが複数
    存在する場合、前記いずれか1つのコンテンツを配信す
    るウェブサーバの中から1台のウェブサーバを選択し、 前記選択したウェブサーバに対して前記いずれか1つの
    コンテンツを配信しないように設定してスタンバイ状態
    にすることを特徴とする請求項14に記載の負荷分散方
    法。
  16. 【請求項16】各コンテンツとそれを配信するウェブサ
    ーバの対応関係を保持し、前記要求されたコンテンツを
    配信するウェブサーバを特定する際には前記対応関係を
    参照することを特徴とする請求項14に記載の負荷分散
    方法。
  17. 【請求項17】少なくとも1以上のコンテンツを格納す
    る少なくとも1台以上のファイルサーバと、クライアン
    トからのコンテンツ配信要求に応じて、前記少なくとも
    1台以上のファイルサーバにアクセスし、前記コンテン
    ツ配信要求により要求されたコンテンツを読み出して、
    外部ネットワークを介してクライアントに配信する少な
    くとも2台以上のウェブサーバと、各ファイルサーバと
    各ウェブサーバとを接続するネットワークを備えたネッ
    トワークシステムにおけるコンテンツ配信方法であっ
    て、 任意のコンテンツに対する前記コンテンツ配信要求の数
    に応じて、前記任意のコンテンツを配信するウェブサー
    バの台数を増減することを特徴とするコンテンツ配信方
    法。
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