JPH08339231A - 定電圧電源回路 - Google Patents

定電圧電源回路

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JPH08339231A
JPH08339231A JP7144609A JP14460995A JPH08339231A JP H08339231 A JPH08339231 A JP H08339231A JP 7144609 A JP7144609 A JP 7144609A JP 14460995 A JP14460995 A JP 14460995A JP H08339231 A JPH08339231 A JP H08339231A
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JP
Japan
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circuit
voltage
output
reference voltage
power supply
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Application number
JP7144609A
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English (en)
Inventor
Katsuto Kitagawa
勝人 北川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あらゆる電気機器に使用する低ノイズで複数
の出力を持つ定電圧電源を実現することを目的とする。 【構成】 回路を動かす為の電源1を設け、基準電圧回
路3にチャージ回路2を接続し、この基準電圧出力を出
力回路4に伝えるとともに、電流出力をカレントミラー
回路5に接続し、このカレントミラー回路の出力をもう
1つの出力回路6に接続することにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ、ビデオ、
テレビ機器等に使用して有効な定電圧電源回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高級オーディオ等の普及により、
機器に高性能が要求される一方、多数の電気回路の混在
により電源ノイズが増える傾向にあるため、安価でかつ
ノイズの少ない定電圧電源が必要とされている。
【0003】以下に従来の定電圧電源回路について図面
を用いて説明する。図4は従来の定電圧電源回路を示す
回路図である。図4において、1は電源、2及び9は電
源1から出力される電源電圧をチャージ電流に変換する
チャージ回路、3及び8はチャージ電流から基準電圧を
発生させる基準電圧発生回路であり、チャージ回路2及
び9から出力される電流によって、基準電圧が発生した
後、接続経路S1及びS6を電気的または機械的に切り
離すことにより、ノイズ経路も同時に遮断できる。4及
び7は基準電圧回路3、8から発生した基準電圧を外部
に出力する出力回路、5及び6は外部機器(図示せず)
を接続するための出力端子である。
【0004】以上のように構成された従来の定電圧電源
回路について、以下その動作を説明する。
【0005】まず、電源1は、電源経路Aによってチャ
ージ回路2に、電源経路Bによって基準電圧発生回路3
に、電源経路Cによって出力回路4に、電源経路Fによ
ってチャージ回路9に、電源経路Eによって基準電圧発
生回路8に、電源経路Dによって出力回路7に、各々の
回路に電源電圧を供給している。
【0006】チャージ回路2及び9が接続経路S1及び
S6を通じて基準電圧発生回路3、8に電流を流し込む
ことによって、基準電圧発生回路3及び8において基準
電圧が発生する。この基準電圧は接続経路S2及びS5
によって出力回路4及び7に入力され、出力電圧が作ら
れる。この出力電圧は接続経路S3及びS4を介して出
力端子5及び6から外部機器に接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の技術では、2つ以上の出力端子をもつ定電圧電源回
路を実現するには、高価なチャージ回路と基準電圧発生
回路とが出力端子の数だけ必要なため、コストアップに
なってしまうという問題があった。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、1つのチャージ回路と基準電圧発生回路とで複数の
出力を持つ定電圧電源回路を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の定電圧電源は、電源電圧を発生する電源と、
電源から出力される電源電圧電圧をチャージ電流に変換
するチャージ回路と、チャージ回路から出力されるチャ
ージ電流を入力することにより基準電圧を発生する基準
電圧発生回路と、基準電圧を外部に出力する第1の出力
回路とを備え、基準電圧発生回路に接続して基準電流を
作成するカレントミラー回路と、カレントミラー回路で
作成された基準電流を基準電圧に変換して外部へ出力す
る第2の出力回路とを有している。
【0010】
【作用】上記構成により、1つのチャージ回路と基準電
圧回路で、複数の出力端子から電源電圧を出力する事が
できる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本実施例の定電圧電源回路の構成を
示すブロック図である。図1において、1は電源、2は
電源1から出力される電源電圧をチャージ電流に変換す
るチャージ回路、3はチャージ回路2から出力されるチ
ャージ電流から基準電圧を作る基準電圧発生回路、4は
基準電圧発生回路3によって発生した基準電圧を外部に
出力する出力回路、5及び6は本定電圧電源を使用する
外部機器を接続するための出力端子、8は基準電圧発生
回路3に接続され基準電流を作るカレントミラー回路、
7はカレントミラー回路8によって作られた基準電流を
基準電圧に変換し外部に出力する出力回路である。
【0013】以上のように構成された本実施例の定電圧
電源回路について、図1を用いてその動作を説明する。
【0014】まず、電源1は電源経路Aによってチャー
ジ回路2に、電源経路Bによってカレントミラー回路8
に、電源経路Cによって出力回路4に、電源経路Dよっ
て出力回路7に、各々電源電圧を供給している。
【0015】電源1からチャージ回路2に入力された電
源電圧はチャージ電流に変換され、接続経路S1を通じ
て基準電圧発生回路3に電流を流し込むことによって、
基準電圧発生回路3において基準電圧が発生する。この
電圧は接続経路S2によって出力回路4に入力され、第
1の出力電圧が作られる。また、基準電圧発生回路3か
ら発生する基準電圧は、接続経路S4によってカレント
ミラー回路8にも入力される。カレントミラー回路8で
は、入力される基準電圧により基準電流が作られ、この
基準電流は接続経路S5を通って出力回路7に入力され
る。出力回路7により、他の基準電圧に変換され第2の
出力電圧が作られる。第1及び第2の出力電圧は接続経
路S3及びS6によって出力端子5及び6から各々外部
機器に出力される。
【0016】ここでチャージ回路2が基準電圧発生回路
3に電流を流し込むことによって基準電圧発生回路3に
基準電圧が発生した後、接続経路S1を電気的または機
械的に切り離すと、ノイズ経路も同時に遮断されるため
極めてノイズの少ない定電圧電源が実現できる。
【0017】以上のよう構成された本実施例の定電圧電
源回路について、その詳細について図3の回路図に基づ
いて説明する。
【0018】図3において、21は+電源、22は−電
源、23は+電源11によって動作するチャージ回路、
24はチャージ回路23によってチャージされ基準電圧
を作る基準電圧発生回路、25は基準電圧発生回路24
によって作られた基準電圧を外部に出力する出力回路、
26は基準電圧発生回路24に接続され基準電流を作る
カレントミラー回路、28はカレントミラー回路26に
よって作られた基準電流を基準電圧に変換し外部に出力
する出力回路、29は外部機器(図示せず)を接続する
ための+側出力端子、30は−側出力端子である。
【0019】V1は+電源1を構成する+電圧源、V2
はー電源2を構成する−電圧源、R1及びR2はチャー
ジ回路のチャージ電圧を決めるための抵抗、SW1は接
続経路S1をON、OFFするスイッチ、C1は基準電
圧を発生するコンデンサー、Q1は基準電圧を出力回路
に伝えるソースフォロワー回路のFET、R3は基準電
流を作る抵抗、Q2は+側の基準電圧を外部に出力する
エミッタフォロワー回路のトランジスタ、Q3とQ4は
カレントミラー回路26に基準電流を伝えるためのトラ
ンジスタ、Q5とQ6は出力回路28に基準電流を伝え
るためのトランジスタ、R4は基準電流を−側の基準電
圧に変換する抵抗、Q7は−側の基準電圧を外部に出力
するエミッタフォロワー回路のトランジスター、GND
1〜GND5は各回路の0V基準となるアースポイント
である。
【0020】以上のように構成された定電圧電源につい
て、図3を用いてその動作を説明する。
【0021】まず、チャージ回路3が接続経路S1を通
じて電流を流し込むことによって基準電圧回路3に、
【0022】
【数1】
【0023】で表される基準電圧が発生する。この電圧
はQ1と接続経路S2によって出力回路24のQ2に伝
えられ出力電圧が作られる。この出力電圧はQ2と接続
経路S3によって+側出力端子29に伝えられ、外部機
器に接続される。また、R3によって、
【0024】
【数2】
【0025】で表される基準電流が発生し、Q1と接続
経路S4を通ってカレントミラー回路26に伝えられ
る。Q3とQ4によってこの基準電流は反転されS5を
通って、Q5とQ6に伝えられる。さらにこの基準電流
はQ5とQ6によってもう1度反転され、S6を通って
出力回路8に接続される。この基準電流はR4によっ
て、
【0026】
【数3】
【0027】で表される−側基準電圧に変換され、出力
回路8のQ7に伝えられ、出力電圧が作られる。この出
力電圧は接続経路S7によって−側出力端子10に伝え
られ外部機器に接続される。
【0028】この定電圧電源が発生するノイズのほとん
どは、+電源1から各回路を通って+側出力端子9もし
くは−側出力端子10から出力されている。ここでチャ
ージ回路3のSW1をONして基準電圧回路4のC1電
流を流し込むことによってC1に基準電圧が発生した
後、SW1をOFFすると、ノイズ経路も同時に遮断さ
れるため、極めてノイズの少ない定電圧電源が実現でき
る。なお、C1の負荷はインピーダンスの高いソースフ
ォロワーQ1のゲートであり、基準電圧がいつまでも放
電されないため、SW1をOFFしたまま長時間動作さ
せることができる。
【0029】以上の様に本実施例によれば、カレントミ
ラー回路8を設けることにより、出力端子の数に関係な
く、比較的高価なチャージ回路と基準電圧発生回路とが
一つで済むものである。
【0030】(実施例2)本発明は、カレントミラー回
路の出力端子と、出力回路を増やすだけで、多数の出力
端子を持つ定電圧電源回路が実現できる。その一例とし
て図2に4つの出力端子を備えた実施例を示す。これ
は、ステレオ等の4つの増幅回路を持つ機器の場合、各
々の電源を専用の出力端子から供給する事で、電源を通
した干渉の生じない高性能な回路を提供するための定電
圧電源である。
【0031】以下本発明の第2の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図2において、1は電源、2
は電源1によって動作するチャージ回路、3はチャージ
回路2によってチャージされ基準電圧を作る基準電圧発
生回路、4は基準電圧発生回路3によって発生した基準
電圧を外部に出力する出力回路、5及び6は本定電圧電
源を使用する外部機器を接続するための出力端子、8は
基準電圧発生回路3に接続され基準電流を作るカレント
ミラー回路、7、10、12はカレントミラー回路8に
それぞれ接続され基準電流を基準電圧に変換し外部に出
力する出力回路、5、6、9、11は外部機器を接続す
る4つの出力端子である。
【0032】以上のように構成された本実施例の定電圧
電源回路について、図2を用いてその動作を説明する。
【0033】まず、チャージ回路2が接続経路S1を通
じて電流を流し込むことによって基準電圧発生回路3に
基準電圧が発生する。この基準電圧は接続経路S2によ
って出力回路4に伝えられ出力電圧が作られる。また、
S4によって基準電圧発生回路3に接続されたカレント
ミラー回路8によって3つの基準電流が作られ、これら
の基準電流は各々S5、S7,S9を通って接続された
出力回路7、10、12に入力される。出力回路7、1
0、12ではそれぞれ基準電圧に変換され、出力電圧が
作られる。これらの出力電圧は接続経路S3、S6、S
8、S10によって各々出力端子5、6、9、11か
ら、外部機器に出力される。
【0034】以上の様に本実施例によれば、1つのチャ
ージ回路と基準電圧回路で4つの基準電圧出力を可能に
したものである。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、基準電圧発生回
路に接続され基準電流を作るカレントミラー回路を設け
たので、比較的高価なチャージ回路及び基準電圧発生回
路が出力端子の数に関係なく一つで済むため、出力端子
数を増やしても大幅なコストアップにはつながらないと
いう効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における定電圧電源のブ
ロック図
【図2】本発明の第2の実施例における定電圧電源のブ
ロック図
【図3】本発明の第1の実施例における定電圧電源の回
路図
【図4】従来の定電圧電源回路のブロック図
【符号の説明】
1 電源 2 チャージ回路 3 基準電圧回路 4 出力回路 5 出力端子 6 出力端子 7 出力回路 8 カレントミラー回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧を発生する電源と、前記電源か
    ら出力される電源電圧電圧をチャージ電流に変換するチ
    ャージ回路と、前記チャージ回路から出力されるチャー
    ジ電流を入力することにより基準電圧を発生する基準電
    圧発生回路と、前記基準電圧を外部に出力する第1の出
    力回路とを備え、前記基準電圧発生回路に接続して基準
    電流を作成するカレントミラー回路と、前記カレントミ
    ラー回路で作成された基準電流を基準電圧に変換して外
    部へ出力する第2の出力回路とを備えた定電圧電源回
    路。
JP7144609A 1995-06-12 1995-06-12 定電圧電源回路 Pending JPH08339231A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011008514A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Renesas Electronics Corp 半導体装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031224