JPH08338945A - 光学系の収差図表示装置 - Google Patents

光学系の収差図表示装置

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JPH08338945A
JPH08338945A JP7170407A JP17040795A JPH08338945A JP H08338945 A JPH08338945 A JP H08338945A JP 7170407 A JP7170407 A JP 7170407A JP 17040795 A JP17040795 A JP 17040795A JP H08338945 A JPH08338945 A JP H08338945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
aberration
drawing color
plotting
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP7170407A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Kashima
学 鹿島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH08338945A publication Critical patent/JPH08338945A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収差情報を表示手段に各波長毎にカラー表示
し、観察しやすい光学系の収差図表示装置を得ること。 【構成】 入力手段から光学系の収差を求める波長を入
力し、演算手段により該波長による該光学系の収差を求
め、該演算手段で求めた収差情報を表示手段に表示する
際、該入力手段からの入力される波長に対応する描画色
を表した描画色テーブルを利用して、該波長に対応する
描画色を選択して表示していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学系の収差図表示装置
に関し、例えば35mmフィルム用の写真用レンズやビ
デオカメラ用レンズ等の光学系の設計において、該光学
系の収差を種々な波長で計算し、このときの各波長毎の
収差量を表示手段に表示して該光学系の性能評価をする
際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より写真用レンズやビデオカメラ用
レンズ等の光学系の設計においては、具体的に光学系
(レンズ)に関する諸数値(例えば、レンズ面の曲率半
径,レンズ厚,材質の屈折力やアッベ数,焦点距離等)
を与えて演算手段により各波長毎に収差量を計算して、
その結果を波長毎に表示手段に表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このとき表示手段に光
学系の収差図を表示する際、モノクロで破線表示等で波
長を区別をするか、又はカラーで表示する際にはユーザ
定義をその収差図の波長番号毎に描画色を定義して収差
曲線を描いていた。その為、各波長の収差図をモノクロ
で表示すると分かりにくくなり、又各波長をカラーで表
示する際には波長数,波長,波長番号等を変更する度に
定義し直さなければならないという問題点があった。
【0004】本発明は、演算手段で求めた光学系の収差
情報を各波長毎に表示手段に表示する際、自然な波長の
色に相似した色を描画色とした波長域と描画色のテーブ
ルを用意し、描画色定義方法として波長数,波長番号の
依存しない描画色定義を持つことによって収差曲線を分
かりやすく表示するようにした光学系の収差図表示装置
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光学系の収差図
表示装置は、入力手段から光学系の収差を求める波長を
入力し、演算手段により該波長による該光学系の収差を
求め、該演算手段で求めた収差情報を表示手段に表示す
る際、該入力手段からの入力される波長に対応する描画
色を表した描画色テーブルを利用して、該波長に対応す
る描画色を選択して表示していることを特徴としてい
る。
【0006】特に、波長域と描画色との相関関係を表す
描画色テーブルを定義する定義手段を有していること
や、前記入力手段からの入力信号によって定義された波
長域と描画色との相関関係を表す描画色テーブルを保存
する保存手段と該保存手段からの情報を呼び出す呼び出
し手段を有していること等を特徴としている。
【0007】
【実施例】図1は本発明の光学系の収差図表示装置の要
部ブロック図、図2は本発明の光学系の収差図表示装置
の動作を示すフローチャートである。図3は本発明に係
る描画色テーブルの説明図である。
【0008】図1において3は入力手段であり、例えば
キーボード等から成り、光学系に関する諸数値や光学系
の収差量を求める波長、そして収差量を表示する収差描
画用コントロールデータ等が入力されている。
【0009】1は中央処理手段(演算手段)であり、入
力手段3からのデータや後述する記憶手段2からのデー
タに基づいて光学系の収差量を計算している。2は記憶
手段であり、中央処理手段1で計算処理された各種のデ
ータや予め与えられたレンズタイプ等のデータを記憶し
ている。4は表示手段(描画手段)であり、中央処理手
段1で計算処理された収差量や収差図等を中央処理手段
1からのデータに基づいて各波長に対応した描画色で表
示している。
【0010】本実施例では描画する収差曲線の波長を検
出手段で検出し、検出した波長の波長域と描画色の相関
関係を表したテーブル(描画色テーブル)を参照手段で
参照して、該テーブルの情報を基に表示手段4に表示す
る描画色を設定手段で設定し、該設定された描画色で収
差曲線を描画手段で描くことを特徴としている。
【0011】特に本実施例では図3に示すような収差量
を求める際の波長域と描画色の相関関係を表すテーブル
の各要素を定義する定義手段とユーザによって定義され
た波長域と描画色の相関関係を示すテーブル情報を保存
する保存手段、そして保存されたテーブル情報を呼び出
す呼び出し手段を設けたことを特徴としている。
【0012】図3では各波長領域毎に表示手段に表示す
る収差曲線の描画色を示している。例えば、波長520
nm〜550nmの範囲内の波長のときは収差曲線を緑
色で表示するようにしている。
【0013】次に本実施例の動作を図2のフローチャー
トに基づいて説明する。ステップ11で描画しようとし
ている収差曲線の1つ又は複数の波長を検出する。この
とき中央処理手段1の中に設定されている情報から表示
しようとしている収差曲線の波長の読み取りを行う。
【0014】本実施例ではこのときd線の収差曲線を描
画しようとしているものとする。ステップ12で検出し
た波長を基に記憶手段2に記憶している描画色テーブル
の描画色を参照する。ステップ13で描画色テーブルの
情報を基に描画色を設定する。
【0015】即ち、描画色テーブルの情報とステップ1
1で得た波長より描画色の設定を中央処理手段1で行
う。d線の波長は586.6μmだから図3を参照する
と収差曲線の描画色Goldに設定される。
【0016】ステップ14で設定された描画色で中央処
理手段で求めた光学系の収差曲線を描く。ステップ15
で複数の波長のときは、今求めた収差量の波長が最終波
長であるかを判定する。最終波長でないときはステップ
11に戻り、又最終波長のときは終了する。
【0017】以上のように本実施例では、設定された描
画色で収差曲線の描画を行い、その後、描画した収差曲
線の波長が最終描画波長であるか否かを中央処理手段1
に設定されているデータより判定する。そして最終波長
であれば描画を終了し、そうでなければステップ11に
戻る。今、例として第2波長を描く手順を説明すると、
第2波長をg線として収差曲線を描画しようとしている
とする(ステップ11)。
【0018】前ステップで得た波長を図1の中央処理手
段1のメモリ上にある図3のような描画色と波長域の相
関テーブルを参照する(ステップ12)。次にテーブル
情報とステップ11で得た波長より描画色の設定を中央
処理手段1で行う。g線の波長435.8μmだから図
3を参照すると収差曲線は描画色DarkBlueに設
定される(ステップ13)。
【0019】こうして設定された描画色で収差曲線の描
画を行う(ステップ14)。その後、描画した収差曲線
の波長が最終描画波長であるか否かを中央処理手段1に
設定されているデータより判定する。以上のようなステ
ップを最終波長に至るまで繰り返して、その結果で図6
に示すような波長毎に色の異なる収差曲線を描く。
【0020】図4は本発明の実施例2の動作を示すフロ
ーチャートである。本実施例においてはステップ21で
描画色テーブルを定義する。ステップ22で描画しよう
としている収差曲線の1つ又は複数の波長を検出する。
ステップ23で検出した波長を基に描画色テーブルを参
照する。ステップ24で描画色テーブルの情報を基に描
画色を設定する。ステップ25で設定された描画色で中
央処理手段で求めた光学系の収差曲線を描く。ステップ
26は最終波長であるかを判定する。最終波長ではない
ときはステップ22に戻り、最終波長のときは終了す
る。
【0021】本実施例では同波長域の収差曲線がある等
して、同じ描画色で収差曲線が描かれ、判別しにくい場
合は、実施例1のステップ12で参照された収差曲線の
描画色と波長域の相関テーブルを中央処理手段1上でユ
ーザが再定義して実施例1と同様の動作を行うことによ
り波長の近い収差曲線を異なる描画色で描画することが
できるようにしている(ステップ21)。
【0022】以下のステップは実施例1と同様のステッ
プを繰り返して、これにより収差曲線を描いている(ス
テップ22〜26)。
【0023】図5は本発明の実施例3の動作を示すフロ
ーチャートである。本実施例においてはステップ31で
描画色テーブルを定義する。ステップ32で定義した描
画色テーブルの保存をするか否かを判断する。否のとき
はステップ34にいく。ステップ33で描画色テーブル
の保存を行う。ステップ34で保存された描画色テーブ
ルを呼び出すか否かを判断する。否のときはステップ3
6にいく。ステップ35で保存された描画色テーブルを
呼び出す。
【0024】ステップ36で描画しようとしている収差
曲線の1つ又は複数の波長を検出する。ステップ37で
検出した波長を基に描画色テーブルを参照する。ステッ
プ38で描画色テーブルの情報を基に描画色を設定す
る。ステップ39で設定された描画色で中央処理手段で
求めた光学系の収差曲線を描く。ステップ40で最終波
長であるかを判定する。最終波長でないときはステップ
36に戻り、最終波長のときは終了する。
【0025】本実施例では実施例2で定義された描画色
と波長域の相関テーブル(ステップ31)を図1の記憶
装置2に保存し(ステップ32,33)、又記憶装置2
より前述したテーブルを呼び出し(ステップ34,3
5)、実施例1と同様のステップを繰り返すことによっ
て保存された波長域と描画色の相関関係を示すテーブル
を用いて収差曲線を描いている(ステップ36〜4
0)。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、演算手段
で求めた光学系の収差情報を各波長毎に表示手段に表示
する際、自然な波長の色に相似した色を描画色とした波
長域と描画色のテーブルを用意し、描画色定義方法とし
て波長数,波長番号の依存しない描画色定義を持つこと
によって収差曲線を分かりやすく表示するようにした光
学系の収差図表示装置を達成することができる。
【0027】特に本発明によれば、波長域と描画色のテ
ーブルを基に収差曲線の描画色を設定する為、波長番
号,波長,波長数を変更する度に描画色を設定し直す必
要がなくなり、収差曲線の表示の描画色指定を頻繁に変
更せずに済む。
【0028】又、前述したテーブルのユーザ定義を可能
にすることにより、収差曲線表示の描画色によって波長
を識別する能力に柔軟性が高まる。又前述したテーブル
の記憶装置への保存を可能にすることにより波長域と描
画色の相関テーブルをデータ化することができ、ユーザ
が何度も描画色の定義をする必要がない。又ユーザに識
別されやすい光学系の収差曲線表示方式が得られる等の
効果を有した光学系の収差図表示装置を達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の要部ブロック図
【図2】本発明の実施例1の動作のフローチャート
【図3】本発明の実施例1に係る描画色テーブルの説明
【図4】本発明の実施例2の動作のフローチャート
【図5】本発明の実施例3の動作のフローチャート
【図6】本発明に係る表示手段に表示した収差図の説明
【符号の説明】
1 中央処理手段 2 記憶手段 3 入力手段 4 表示手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段から光学系の収差を求める波長
    を入力し、演算手段により該波長による該光学系の収差
    を求め、該演算手段で求めた収差情報を表示手段に表示
    する際、該入力手段からの入力される波長に対応する描
    画色を表した描画色テーブルを利用して、該波長に対応
    する描画色を選択して表示していることを特徴とする光
    学系の収差図表示装置。
  2. 【請求項2】 波長域と描画色との相関関係を表す描画
    色テーブルを定義する定義手段を有していることを特徴
    とする請求項1の光学系の収差図表示装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段からの入力信号によって定
    義された波長域と描画色との相関関係を表す描画色テー
    ブルを保存する保存手段と該保存手段からの情報を呼び
    出す呼び出し手段を有していることを特徴とする請求項
    1又は2の光学系の収差図表示装置。
JP7170407A 1995-06-13 1995-06-13 光学系の収差図表示装置 Pending JPH08338945A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7170407A JPH08338945A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 光学系の収差図表示装置

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JP7170407A JPH08338945A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 光学系の収差図表示装置

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JPH08338945A true JPH08338945A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15904357

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7170407A Pending JPH08338945A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 光学系の収差図表示装置

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JP (1) JPH08338945A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008533550A (ja) 2005-01-19 2008-08-21 ドゥ ラブズ イメージ記録および/または再現デバイスを製造するための方法、および前記方法によって得られるデバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008533550A (ja) 2005-01-19 2008-08-21 ドゥ ラブズ イメージ記録および/または再現デバイスを製造するための方法、および前記方法によって得られるデバイス

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