JP4196816B2 - データ編集装置およびデータ編集方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データ編集装置およびデータ編集方法に関し、特に映像データを音楽データと合わせて表示するよう編集するデータ編集装置およびデータ編集方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
デジタル技術の発達に伴い、いわゆるデジタルカメラや携帯機器等によって静止画や動画像を手軽に撮像できるようになった。これら撮像された静止画および動画像は、それぞれ静止画データおよび動画像データとして、記録媒体に記録されていく。
このようにして蓄積された静止画データおよび動画像データ(両者を合わせて「映像データ」という。)は、しばしばマルチメディアコンテンツの素材として利用される。その際、単にこれら映像データをつなげていくだけでなく、コンテンツとしての完成度をより高めるためには、別途用意された音楽データを背景音として組み合わせることが効果的である。
しかしながら、このような映像データと音楽データとが組み合わさったコンテンツを作成することは熟練した技術を要するため、一般のユーザにとっては障壁が高いものであった。従って、映像データを手軽に撮像できる環境がありながら、これら映像データを利用する段階では必ずしも十分な活用が図られていなかった。
そこで、従来、音楽データに含まれている特徴点を、動画像データの切り替え基準点として設定し、その切り替え基準点毎に動画像を切り換える技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−69290号公報(図1)
上述の従来技術では、音楽データの音楽波形に含まれる音量分布や周波数分布を分析することにより特徴点を見出して、その特徴点を動画像データの切り替え基準点として用いている。
しかしながら、そのように音楽データから直接得られる特徴点は一般ユーザにとって直感的に把握し難いものであり、実際にコンテンツを作成してからでないと、最終的にどのような映像効果が得られるか予測することが難しい。一般ユーザは、自己の感性に合致したコンテンツが作成されることを期待するものであり、作成されたコンテンツに不満な場合にはさらに微調整を行うことを望むこともある。
そこで、本発明は、映像データと組み合わせるべき音楽データの特徴を予め提示して、さらにその特徴に対して微調整を加えることを可能とするデータ編集装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の請求項1記載のデータ編集装置は、動画像データまたは静止画データを映像データとして保持する映像データベースと、上記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、上記映像データの再生の際に出力すべき音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段と、上記フレーズデータに基づいて各フレーズの区切りのタイミングを生成するタイミング生成手段と、上記各フレーズの区切りのタイミング毎に上記再生順序リストに従って上記映像データベースから映像データを読み出して出力する映像制御手段とを具備し、上記フレーズデータは、上記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備える。これにより、映像データと組み合わせるべき音楽データの特徴を示すフレーズデータに基づいて各フレーズの区切りのタイミングを生成し、そのタイミングにより映像データの切り替えを行うという作用をもたらす。
また、本発明の請求項2記載のデータ編集装置は、請求項1記載のデータ編集装置において、上記タイミング生成手段が、一定の間隔で上記各フレーズの区切りのタイミングを生成するものである。これにより、フレーズの長さが均一なスタティックな曲に対してタイミングを生成するという作用をもたらす。
また、本発明の請求項3記載のデータ編集装置は、請求項2記載のデータ編集装置において、上記一定の間隔が拍数によって定義されるものである。これにより、フレーズの長さを客観的に把握させるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項4記載のデータ編集装置は、請求項1記載のデータ編集装置において、上記タイミング生成手段が、上記フレーズデータに含まれる各フレーズのフレーズ長に従って上記各フレーズの区切りのタイミングを生成するものである。これにより、フレーズの長さが均一でないルバートな曲に対してタイミングを生成するという作用をもたらす。
また、本発明の請求項5記載のデータ編集装置は、請求項4記載のデータ編集装置において、上記フレーズ長が上記音楽データにおける曲の先頭からの経過時刻によって定義されるものである。これにより、フレーズの長さを任意の値に設定させるとともに、曲の途中で生じたタイミングのずれを速やかに修正させるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項6記載のデータ編集装置は、請求項1記載のデータ編集装置において、上記映像制御手段が、上記各フレーズの区切りのタイミング毎に異なる映像データを出力するものである。これにより、音楽データにおけるフレーズの区切りに同期して映像データを出力するという作用をもたらす。
また、本発明の請求項7記載のデータ編集装置は、請求項1記載のデータ編集装置において、上記映像制御手段が、静止画データについては上記各フレーズの区切りのタイミングが1回発生すると次の映像データを出力するよう切り替え、動画像データについては上記各フレーズの区切りのタイミングが複数回発生すると次の映像データを出力するよう切り替えるものである。これにより、動画と静止画の表示比率を任意に設定させるという作用をもたらす。
また、本発明の請求項8記載のデータ編集装置は、請求項1記載のデータ編集装置において、上記映像制御手段が、動画像データについては所定間隔毎に分割された各分割シーンを上記各フレーズの区切りのタイミング毎に切り替えながら出力するものである。これにより、いわゆるザッピング表示を実現するという作用をもたらす。
また、本発明の請求項9記載のデータ編集装置は、請求項1記載のデータ編集装置において、上記映像制御手段から出力される映像データに対して施すべき映像効果を効果設定データとして保持する効果設定データ保持手段と、上記効果設定データに基づいて上記映像制御手段から出力される映像データに処理を施す映像処理手段とをさらに具備する。これにより、完成度の高いデータ編集を実現するという作用をもたらす。
また、本発明の請求項10記載のデータ編集装置は、請求項9記載のデータ編集装置において、上記効果設定データにおける映像効果が、上記各フレーズの区切りのタイミングの前後におけるぼかし処理である。これにより、ぼかし処理によってより自然なシーチェンジを実現するという作用をもたらす。
また、本発明の請求項11記載のデータ編集装置は、請求項9記載のデータ編集装置において、上記効果設定データにおける映像効果が、静止画を擬似的に動画として表示する処理である。これにより、静止画をあたかも動画のように表示するという作用をもたらす。
また、本発明の請求項12記載のデータ編集装置は、動画像データまたは静止画データを映像データとして保持する映像データベースと、上記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、上記映像データの再生の際に出力すべき音楽データを保持する音楽データ保持手段と、上記音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段と、上記フレーズデータに基づいて上記音楽データに関連付けられる先頭フレーズの開始タイミングおよび各フレーズの終了タイミングを生成するタイミング生成手段と、上記各フレーズの終了タイミング毎に上記再生順序リストに従って上記映像データベースから映像データを読み出して出力する映像制御手段と、上記先頭フレーズの開始タイミングによって上記音楽データの出力を開始する同期処理手段とを具備し、上記フレーズデータは、上記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備える。これにより、映像データと組み合わせるべき音楽データの特徴を示すフレーズデータに基づいて、音楽データと同期をとりながら映像データの切り替えを行うという作用をもたらす。
また、本発明の請求項13記載のデータ編集装置は、請求項12記載のデータ編集装置において、複数の音楽データおよびそれら音楽データに対応するフレーズデータを保持する音楽データベースと、この音楽データベースに保持された上記複数の音楽データについてそれぞれの曲調を表示する曲調表示手段と、上記曲調の表示がされた音楽データについて選択入力を受け付ける選曲受付手段と、上記選択された音楽データおよびその音楽データに対応するフレーズデータを上記音楽データベースから読み出して上記音楽データ保持手段および上記フレーズデータ保持手段にそれぞれ保持させる選曲手段とをさらに具備する。これにより、映像データと組み合わせるべき音楽データの特徴を予め提示しておいて、その特徴に合わせて映像データの切り替えを行うという作用をもたらす。
また、本発明の請求項14記載のデータ編集方法は、動画像データまたは静止画データを映像データとして保持する映像データベースと、上記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、上記映像データの再生の際に出力すべき音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段とを備えるデータ編集装置において、上記フレーズデータは、上記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備え、上記再生順序リストから次の映像データを特定する手順と、特定された映像データを映像データベースから読み出す手順と、上記フレーズデータに基づいて所定のフレーズの区切りのタイミングまで上記映像データを出力する手順とを具備する。これにより、映像データと組み合わせるべき音楽データの特徴を示すフレーズデータに基づいて各フレーズの区切りのタイミングを生成し、そのタイミングにより映像データの切り替えを行うという作用をもたらす。
また、本発明の請求項15記載のデータ編集方法は、動画像データを映像データとして保持する映像データベースと、上記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、上記映像データの再生の際に出力すべき音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段とを備えるデータ編集装置において、上記フレーズデータは、上記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備え、上記再生順序リストから次の映像データを特定する手順と、特定された映像データを映像データベースから読み出す手順と、上記映像データの所定間隔毎に分割された各分割シーンを上記フレーズデータに基づいて所定のフレーズの区切りのタイミング毎に切り替えながら出力する手順とを具備する。これにより、いわゆるザッピング表示を実現するという作用をもたらす。
また、本発明の請求項16記載のプログラムは、動画像データまたは静止画データを映像データとして保持する映像データベースと、上記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、上記映像データの再生の際に出力すべき音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段とを備えるデータ編集装置において、上記フレーズデータは、上記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備え、上記再生順序リストから次の映像データを特定する手順と、特定された映像データを映像データベースから読み出す手順と、上記フレーズデータに基づいて所定のフレーズの区切りのタイミングまで上記映像データを出力する手順とをコンピュータに実行させるものである。これにより、映像データと組み合わせるべき音楽データの特徴を示すフレーズデータに基づいて各フレーズの区切りのタイミングを生成し、そのタイミングにより映像データの切り替えを行うという作用をもたらす。
また、本発明の請求項17記載のプログラムは、動画像データを映像データとして保持する映像データベースと、上記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、上記映像データの再生の際に出力すべき音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段とを備えるデータ編集装置において、上記フレーズデータは、上記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備え、上記再生順序リストから次の映像データを特定する手順と、特定された映像データを映像データベースから読み出す手順と、上記映像データの所定間隔毎に分割された各分割シーンを上記フレーズデータに基づいて所定のフレーズの区切りのタイミング毎に切り替えながら出力する手順とをコンピュータに実行させるものである。これにより、いわゆるザッピング表示を実現するという作用をもたらす。


本発明によれば、映像データと組み合わせるべき音楽データの特徴を予め提示しておいて、その特徴に合わせて映像データの切り替えを行うデータ編集装置を提供するという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるデータ編集装置の機能構成の一例を示す図である。この機能構成例では、映像データを保持する映像データベース310と、映像データと組み合わせる対象となる音楽データおよびその音楽データに関連付けられるフレーズデータを保持する音楽データベース320と、音楽データを保持する音楽データ保持部330と、フレーズデータを保持するフレーズデータ保持部340と、映像データの再生順序を保持する再生順序リスト保持部350と、映像効果の設定データを保持する効果設定データ保持部360とが設けられる。
映像データベース310には、映像データとしてこれまで蓄積されてきた静止画データおよび動画データが保持される。各映像データには映像ファイル名が付され、この映像ファイル名によってそれぞれの映像データが識別される。また、各映像データは、撮像情報として、撮像日時やデータ形式、ファイルサイズなどを備えることができる。この映像データの形式は、特に限定されるものではないが、例えば動画であればAVI(Audio Video Interleaving)形式やMOV形式のファイルを、静止画であればJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式やGIF(Graphic Interchange Format)形式のファイルをそれぞれ利用することができる。また、ワードプロセッサやプレゼンテーションソフトなどにより表示される画像を映像データとして用いてもよい。
音楽データベース320に保持される音楽データの形式は、特に限定されるものではないが、例えばWAVE形式やAIFF(Audio Interchange File Format)形式のファイルを利用することができる。これら各音楽データには、それぞれの音楽データに対応するフレーズデータが予め用意される。フレーズデータの具体的な内容については後述するが、対応する音楽データの曲の全体の長さ、平均テンポ、フレーズ(楽想)の長さ等の特徴を保持する。
また、図1の機能構成例は、曲調表示部210と、選曲受付部220と、選曲部230と、タイミング生成部240と、同期処理部250と、音楽出力部260と、映像制御部270と、映像処理部280と、映像出力部290とを備えている。
曲調表示部210は、音楽データベース320に保持されている各音楽データの曲調をユーザに対して表示する。ここにいう曲調とは、例えば、曲の進行速度や各フレーズの長さといった曲の示す全体的傾向を示すものである。曲調表示部210は、このような曲調を、例えばグラフ上の分布図などによって視覚的に提示する。
これに対して、ユーザは、提示された曲の中から映像データと組み合わせるべき曲を選んで入力する。選曲受付部220は、このユーザからの選曲入力を受け付けて選曲部230にその選曲入力の内容を伝える。選曲部230は、この選曲入力に従って、音楽データベース320の中から音楽データおよびその音楽データに対応するフレーズデータを読み出して、それぞれ音楽データ保持部330およびフレーズデータ保持部340に保持させる。
タイミング生成部240は、フレーズデータ保持部340に保持されたフレーズデータに従って、先頭フレーズの開始タイミングおよび各フレーズの終了タイミングを生成して、同期処理部250および映像制御部270に供給する。後述するように、このフレーズデータに定義されるフレーズ長は時間的に均一な値でもよく、それぞれ変動するような値であってもよい。タイミング生成部240は計時機能を有して、各フレーズ長を計時しながら各フレーズの終了タイミングを知らせる。
同期処理部250は、タイミング生成部240から供給された先頭フレーズの開始タイミングに同期して、音楽データ保持部330に保持された音楽データの音楽出力部260への供給を開始する。音楽出力部260は、この供給された音楽データを人間に可聴な音楽として出力する。この音楽出力部260としては、例えば、スピーカ等を用いることができる。
映像制御部270は、再生順序リスト保持部350に保持された再生順序に従って、映像データベース310に保持された映像データを順次読み出して、映像処理部280に供給する。この映像制御部270は、タイミング生成部240から先頭フレーズの開始タイミングおよび各フレーズの終了タイミングを受け取り、各フレーズ毎に映像データが切り替わるように制御する。また、フレーズデータ保持部340に保持されたフレーズデータにおいて、後述するように静止画と動画との表示比率が指定されている場合には、映像制御部270はこれに合致するように映像データの切替えを制御する。
映像処理部280は、効果設定データ保持部360に保持された映像効果の設定データに従って、映像制御部270から供給された映像データに対して映像効果を施す。ここで、映像効果とは、映像データの切替えの途中段階(トランジション)におけるフェードイン/フェードアウトやディゾルブ等のぼかし効果、静止画の大きさを変えるズーミングや静止画を左右方向(パン)または上下方向(チルト)に振る等の擬似的動画効果などを意味する。このような映像効果によって、映像データの切替え表示を自然に見えるようにし、また、静止画をあたかも動画のように表示することができる。
映像出力部290は、映像処理部280により映像効果の施された映像データを人間の視覚により把握可能な映像として出力する。この映像出力部290としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを用いることができる。
図2は、本発明の実施の形態における再生順序リスト保持部350に保持される再生順序リストの構成例を示す図である。再生順序リストは、再生順序351と、映像ファイル名352と、動画/静止画種別353と、ザッピング有無354とを保持する。
再生順序351は、対応する映像データの再生順序を示すものである。映像制御部270はこの再生順序351に従って映像データを再生する。映像ファイル名352は、対応するデータを識別するための名称である。映像制御部270はこの映像ファイル名352を使用して、映像データベース310から映像データを読み出す。
動画/静止画種別353は、対応する映像データの種別が動画であるのか、または、静止画であるのかを示す。映像制御部270はこの動画/静止画種別353を参照することにより、再生方法を切り替えることができる。
ザッピング有無354は、対応する動画/静止画種別353が動画である場合において、その動画データを再生する際にザッピング処理を行うか否かを示す。ここで、ザッピング処理とは、動画データの内容を先頭から全て再生するのではなく、動画データの一部分を適宜抜粋して再生することを意味する。このザッピング処理を行う場合の具体的制御手順については後述する。
図3は、本発明の実施の形態における音楽データおよび映像データの再生タイミングを示す図である。本発明の実施の形態では、曲のタイプをスタティック(static)とルバート(rubato)とに大別する。スタティックとは、曲全体が一定のテンポを保つものをいう。従って、スタティックな曲においては、各フレーズは均一な時間を有することになる。一方、ルバートとは、曲の途中でテンポが揺れるものをいう。従って、ルバートな曲においては、各フレーズの長さは均一にならない。
図3(a)は、スタティックな曲に対する再生タイミングを示す。この図3(a)においては、音楽データの各フレーズは均一であり、この均一なフレーズの区切りに合わせて映像データのシーンが切り替わるようになっている。図3(b)は、ルバートな曲に対する再生タイミングを示す。この図3(b)においては、音楽データの各フレーズは均一でなく、このフレーズの区切りに合わせて映像データのシーンが切り替わるようになっている。
このような再生タイミングは、タイミング生成部240から供給されるタイミング信号に基づいて、同期処理部250および映像制御部270において同期ないし切替え処理が行われることにより実現される。すなわち、まずタイミング生成部240から供給される先頭フレーズの開始タイミングに従って、音楽データおよび映像データが同時に再生されるよう制御される。そして、タイミング生成部240から供給される各フレーズの終了タイミングに合わせて、映像データが順次再生されるよう制御される。
図4は、本発明の実施の形態におけるフレーズデータ保持部340に保持されるフレーズデータの構成例を示す図である。このフレーズデータは、フレーズファイル名511と、作成日512と、音楽ファイル名513と、平均テンポ514と、平均フレーズ長515と、全長516と、タイプ517と、動画/静止画比率518と、タイプ別属性519とを保持する。
フレーズファイル名511は、そのフレーズデータを格納するファイル名を示す。作成日512は、そのフレーズデータの作成日を示す。音楽ファイル名513は、そのフレーズデータに対応する音楽データのファイル名を示す。
平均テンポ514は、対応する音楽データの1分間当りの拍数を示す。この例に示す「120[拍/分]」では、一拍が0.5秒の長さであり、例えば基準となる音符を4分音符とすると、1分間に4分音符が120入ることになる。この数が多い程テンポは速くなり、少ない程テンポは遅くなる。
平均フレーズ長515は、対応する音楽データにおけるフレーズの時間的長さの平均値を示す。全長516は、対応する音楽データの全体の時間的長さを示す。これら平均フレーズ長515および全長516は、この例ではともに分および秒単位で示されている。
タイプ517は、対応する音楽データに関する曲のタイプが上述のスタティックまたはルバートの何れに該当するものであるかを示す。このタイプ517によって後述のようにタイプ別属性519の記載形式が決定される。
動画/静止画比率518は、静止画の表示時間を基準とした場合の動画の表示時間の比率を示す。例えば、この動画/静止画比率518が「1」を示している場合、静止画を1フレーズ毎に切り替え、動画も1フレーズ毎に切り替えることになる。一方、この動画/静止画比率518が「2」を示している場合、静止画を1フレーズ毎に切り替え、動画は2フレーズ毎に切り替えることになる。
図5は、本発明の実施の形態におけるフレーズデータ内のタイプ別属性519の構成例を示す図である。このタイプ別属性519は、タイプ517によって記載形式が決定される。
図5(a)は、タイプ517が「スタティック」である場合のタイプ別属性519の構成例である。この場合、タイプ別属性519には、最高速521、高速522、標準速523、低速524、最低速525のそれぞれに対して、フレーズの拍数が規定される。この図5(a)の例の場合、平均テンポ514が「120」であって標準速523が指定されているのであれば、(60/120)×16=8秒毎にフレーズが切り替わることを意味する。これら最高速521から最低速525までの5段階の速度指定は、ユーザによって入力することが可能である。ユーザから特に指定がない場合には、標準速の値を採用するようにすることができる。
図5(b)は、タイプ517が「ルバート」である場合のタイプ別属性519の構成例である。この場合、タイプ別属性519には、フレーズ数531および先頭相対終了位置532が規定される。この図5(b)の例の場合、フレーズの数が全部で40個あり、各フレーズの曲の先頭からの相対的な終了位置が時間(分、秒、百分の一秒)を単位として40個分保持されている。なお、最終フレーズの終了位置は、全長516と一致することになる。
図6は、本発明の実施の形態におけるフレーズデータのXML(eXtensible Markup Language)による記述例を示す図である。「<MandatoryAttributes>」と「</MandatoryAttributes>」との間に囲まれた部分が図4のフレーズファイル名511から動画/静止画比率518までに対応する記述である。これらのデータは全てそれぞれの開始タグと終了タグとの間に挟まれている。
一方、タイプ別属性519は、「<OptionAttribute>」と「</OptionAttribute>」との間に囲まれた部分に記述される。タイプ517が「スタティック」である場合には「<Static>」と「</Static>」との間に必要な記述がなされ、タイプ517が「ルバート」である場合には「<Rubato>」と「</ Rubato>」との間に必要な記述がなされる。
なお、ここでは、フレーズデータの具体的記述例としてXMLによる例を示したが、これに限定されるものでなく、他のタグ形式やバイナリ形式などにより実現してもよいことはいうまでもない。
図7は、本発明の実施の形態におけるデータ編集装置の一実現例としての携帯機器100の構成を示す図である。この携帯機器100は、カメラ部10と、記録再生処理部20と、制御部30とを備えている。
カメラ部10は、光学ブロック11と、カメラ制御部12と、信号変換器13と、撮像信号処理部14と、音声入力部15と、音声信号処理部16とを備える。光学ブロック11は、内部に、被写体を撮像するためのレンズ群、絞り調整機構、フォーカス調整機構、ズーム機構、シャッター機構、フラッシュ機構、および、手ぶれ補正機構などを備える。カメラ制御部12は、制御部30から制御信号を受けて、光学ブロック11に供給する制御信号を生成する。そして、生成した制御信号を光学ブロック11に供給して、ズーム制御、シャッター制御、および、露出制御などの制御を行なう。
信号変換器13は、例えばCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により構成され、その結像面に、光学ブロック11を通じた像が結像される。この信号変換器13は、シャッター操作に応じて制御部30から供給される画像取り込みタイミング信号を受けて、結像面に結像されている被写体像を撮像信号に変換し、撮像信号処理部14に供給する。
撮像信号処理部14は、制御部30からの制御信号に基づいて、撮像信号についてのガンマ補正やAGC(Auto Gain Control)などの処理を行なうとともに、撮像信号をデジタル信号としての画像信号に変換する処理も行なう。音声入力部15は、撮影時の被写体周辺の音声を収集する。この音声入力部15からの音声信号は音声信号処理部16に供給される。音声信号処理部16は、制御部30からの制御信号に基づいて、音声信号についての補正やAGCなどの処理を行なうとともに、音声信号をデジタル信号に変換する処理も行なう。
記録再生処理部20は、符号化/復号回路21と、記録媒体インターフェース23と、バッファメモリ25とを備える。
符号化/復号回路21は、カメラ部10からの画像信号および音声信号や追加記録情報を符号化し多重化して圧縮データに変換する符号化機能を有する。一方、符号化/復号回路21は、圧縮データから画像信号および音声信号を分離して復号する復号機能を有する。また、符号化/復号回路21は、制御部30からの制御信号に基づき、撮像信号処理部14からの画像信号に対して、自動ホワイトバランス制御、露出補正制御、デジタルズーム倍率に応じた拡大制御などをさらに行なう。
記録媒体インターフェース23は、符号化/復号回路21から圧縮データを受けて記録媒体49に書き込む。また、記録媒体インターフェース23は、記録媒体49から圧縮データを読み出して符号化/復号回路21に供給する。バッファメモリ25は、例えばSDRAMなどにより構成され、符号化/復号回路21における符号化または復号のための作業領域として利用される。
制御部30は、処理装置31と、ROM(Read Only Memory)33と、RAM(Random Access Memory)34と、操作入力部41を接続するための操作入力インターフェース35と、表示部42を接続するための表示制御部36と、操作入力部41を接続するための操作入力インターフェース35と、音声出力部43を接続するための音声出力インターフェース37と、撮影時刻を記録するとともに時間を計測するための計時回路39とがシステムバス32を介して接続されることにより構成される。
処理装置31は制御部30全体の処理を司るものであり、作業領域としてRAM34を使用する。ROM33には、カメラ部10を制御するためのプログラムや、画像信号や音声信号の記録制御および再生制御などを実行するためのプログラムが書き込まれている。
操作入力インターフェース35に接続される操作入力部41には、撮影モードと再生モードなどの他のモードとを切り換えるモード切り換えキー、ズーム調整キー、露出調整のためのキー、シャッターキー、動画撮影用キー、表示部42における選択指示キーなどの複数のキーが設けられている。操作入力インターフェース35は、操作入力部41からの操作信号を処理装置31に伝える。処理装置31は、操作入力部41においていずれのキーが操作されたかを判別し、その判別結果に応じた制御処理を行なう。
表示制御部36に接続される表示部42は、例えばLCDなどにより構成され、処理装置31の制御の下に、カメラ部10からの画像信号や、記録媒体49から読み出された画像信号などを表示する。
音声出力インターフェース37は、符号化/復号回路21からの音声データを音声出力部43に供給する。音声出力部43は、例えばスピーカなどにより構成され、音声出力インターフェース37から供給された音声を出力する。計時回路39は、年、月、日、時間、分、秒などを表わす時間情報を生成する。
このような携帯機器100において、図1の映像データベース310や音楽データベース320は、記録媒体49に保持することができる。また、音楽データ保持部330、フレーズデータ保持部340、再生順序リスト保持部350、および、効果設定データ保持部360として、RAM34を使用することができる。そして、曲調表示部210、選曲受付部220、選曲部230、タイミング生成部240、同期処理部250、映像制御部270、および、映像処理部280の機能を処理装置31により実現することができる。さらに、音楽出力部260として音声出力部43を、映像出力部290として表示部42をそれぞれ使用することができる。
なお、ここでは、本発明の実施の形態におけるデータ編集装置の一実現例として携帯機器100の構成を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、撮像された映像データを記録媒体49に記録して、この記録媒体49を別の情報処理装置に装着することにより、その情報処理装置上で図1の機能を実現するようにしてもよいことはいうまでもない。
図8は、本発明の実施の形態におけるザッピング処理による再生イメージを示す図である。この例では、元となる動画において60秒ずつに分割された分割シーンの各先頭からシーンを再生する。それぞれのシーンの再生時間は、対応するフレーズの長さと一致する。例えば、フレーズ#1に相当する期間にはシーン#1が再生され、フレーズ#2に相当する期間にはシーン#2が再生され、さらにフレーズ#3に相当する期間にはシーン#3が再生される。以下、同様にフレーズが切り替わる度にシーンも切り替わるよう制御される。従って、60秒間の分割シーンにおいて対応するフレーズ長を超えた部分については再生されず削除される。
ザッピング処理された編集後の終了位置は、以下のように定めることができる。例えば、元動画の全長が90秒以下であれば、一つ目のシーン#1だけを再生して終了する。また、元動画の全長が90秒を超えて150秒以下であれば、2つのシーン#1およびシーン#2を再生して終了する。さらに、元動画の全長が150秒を超えて210秒以下であれば、3つのシーン#1乃至シーン#3を再生して終了する。以下、同様に全長が60秒増える毎にシーンが一つずつ追加されていく。
このような映像制御部270におけるザッピング処理により、動画データのダイジェスト版が作成される。このザッピング処理は、再生時間の長い動画データの全体を見渡す場合に特に有用である。また、動画/静止画比率518(図4)として「1」よりも大きな値を指定して、他の静止画と混在して再生する際にも、動画データ内の複数のシーンを表示することができるので、よりバリエーションに富んだ再生が可能となる。
図9は本発明の実施の形態におけるデータ編集の初期設定画面の一例を示す図である。この画面例では、プレビュー画面611と、プレビュー指定ボタン612と、再生間隔ボタン613と、サウンド設定ボタン614と、効果設定ボタン615と、音量設定ボタン616および617と、スライドショー開始ボタン618と、終了ボタン619とが表示されている。
プレビュー画面611は、映像データを視聴するための表示領域である。プレビュー指定ボタン612を操作することにより、プレビュー画面611に表示される映像データを切り替えることができる。
再生間隔ボタン613は、タイプ517が「スタティック」である場合に、タイプ別属性519においてフレーズの長さを決める最高速521乃至最低速525の何れを選択するかを指定するためのものである。タイプ517が「ルバート」である場合には、この再生間隔ボタン613を無効にしてもよいが、他の例として、再生間隔を広げるために複数のフレーズをまとめて一つのフレーズとして扱うよう指示するためのボタンとして利用することも考えられる。
サウンド設定ボタン614は、サウンド設定を行うためのボタンである。このサウンド設定については図10により後述する。
効果設定ボタン615は、映像効果を設定するためのボタンである。この映像効果は、前述のように映像データの切替えの途中段階におけるぼかし効果や静止画の擬似的動画効果をいう。ユーザはこの効果設定ボタン615を押下することによってこれら映像効果の設定を行う。
音量設定ボタン616および617は、背景音楽や動画音声の音量を設定するためのボタンである。ユーザはこの音量設定ボタン616を押下することによって音量の増減または消音を指定できる。また、ユーザはこの音量設定ボタン617を利用することによって直接所望の音量となるよう設定することができる。
スライドショー開始ボタン618は、スライドショーを開始するためのボタンであり、上述の各種設定を完了した後でユーザがこのスライドショー開始ボタン618を押下することによりスライドショーを開始することができる。また、終了ボタン619は、この設定画面を終了するためのボタンである。
図10は本発明の実施の形態におけるサウンド設定のための設定画面の一例を示す図である。このサウンド設定画面は、図9のサウンド設定ボタン614を押下することにより表示される。この画面例は、音声の再生設定を行う領域620と、選曲入力を行う領域630とに分かれている。
再生設定領域620には、背景音楽(BGM:BackGroud Music)を設定する領域621と、動画音声を設定する領域623とが表示されている。背景音楽設定領域621には、背景音楽を出力するかしないかを選択するラジオボタンが表示されている。ユーザが「オン」ボタンを選択した場合には、さらに背景音楽を表示する領域622が有効となる。この背景音楽は、選曲入力領域630において選曲される。動画音声設定領域623には、動画データに含まれる音声を出力するかしないかを選択するラジオボタンが表示されている。
選曲入力領域630には、曲リストの表示領域631と、曲の特徴マップの表示領域632と、視聴ボタン633とが表示されている。曲リスト表示領域631には、現在使用可能である全ての曲が表形式で表示される。特徴マップ表示領域632には、各曲のテンポおよび再生間隔の二軸のマップが表示される。マップ上の各点が一つの曲を示す。このマップ表示によって、ユーザはそれぞれの曲の特徴およびシーンチェンジの頻度を直感的に把握することができる。
特徴マップ表示領域632におけるマップ上の点をクリックすることにより、曲リスト表示領域631に曲名が表示される。この際、曲リスト表示領域631における配置の順序は、クリックされた曲と特徴が近いものから順に表示される。特徴の近さが同じ距離にある曲同士については、作曲者のアルファベット順に表示するようにしてもよい。ここで選択された曲名は背景音楽表示領域622に表示される。また、選択された曲については視聴ボタン633を押下することにより、その内容を視聴することができる。
サウンド設定終了後は、OKボタン641を押下することにより再び図9の初期設定画面に戻る。一方、キャンセルボタン642が押下された場合には設定された情報は保存されず、そのままの状態で図9の初期設定画面に戻ることになる。
図11は本発明の実施の形態における映像データの選択画面の一例を示す図である。この映像データ設定画面では、該当日に撮像された映像データのプレビュー画像652がカレンダー651上に表示されている。このようなカレンダー形式の表示により、ユーザは記憶を辿って自己の撮像した映像データの内容を思い出すことができる。このカレンダー651上でプレビュー画像652が選択され、OKボタン653が押下されることにより、図9の初期設定画面に移行する。
但し、プレビュー表示は必ずしも図11のようなカレンダー形式による必要はなく、リスト形式により撮像日時やファイル名等を表示して、各項目によって表示順序をソートできるようにしてもよい。
次に本発明の実施の形態におけるデータ編集装置の動作について図面を参照して説明する。
図12は本発明の実施の形態における映像データの表示手順を示す図である。タイミング生成部240により先頭フレーズの開始タイミングが知らされると、映像制御部270は再生順序リスト保持部350に保持された再生順序リストから映像ファイル名を読出し(ステップS901)、その映像ファイル名に基づいて映像データベース310から映像データを読み出す(ステップS902)。そして、その映像データが静止画データであれば(ステップS903)、その映像データが表示される(ステップS904)。
ステップS903において、映像データが動画データであると判断された場合には、再生順序リストにおいてザッピング有無354がチェックされ(ステップS905)、その映像データについてザッピングの指示があればザッピング処理による表示が行われる(ステップS920)。
一方、ステップS905においてザッピングの指示がないと判断された場合には、以下の手順により動画データの表示が行われる。まず、フレーズデータ保持部340に保持されたフレーズデータにおける動画/静止画比率518が変数iに設定される(ステップS906)。また、変数MP(ムービーポインタ)に動画データの先頭位置が設定される(ステップS906)。そして、変数MPにより指示される位置(初回は先頭)から1フレーズに相当する時間だけ動画表示が行われる(ステップS910)。その後、変数iから「1」が減算され、変数MPには動画表示を行った1フレーズに相当する時間の位置が加算される(ステップS907)。その結果、変数iがゼロよりも大きな値を示していればさらにステップS910およびS907の処理を繰り返す(ステップS908)。これにより、動画/静止画比率518が2以上であった場合には、複数フレーズに相当する時間連続してその動画データが表示されることになる。また、変数iがゼロ以下を示していればこれらの処理を終了してステップS909に進む(ステップS908)。
これらの表示がされた後、さらに次の映像データが再生順序リストに残っていれば、タイミング生成部240により知らされるフレーズの終了タイミングに合わせて、再びステップS901からの処理が繰り返される(ステップS909)。
図13は本発明の実施の形態における動画データの表示手順を示す図である。この図13の手順は、図12における動画表示処理(ステップS910)の具体的手順を示すものである。動画データの全体の長さが対応フレーズの長さ以上である場合には(ステップS911)、そのフレーズの終了タイミングに至るまで動画データが表示される(ステップS912)。
一方、ステップS911において動画データの全体の長さが対応フレーズの長さよりも短いと判断された場合には、動画データが最後まで表示された後に(ステップS913)、そのフレーズの終了タイミングに至るまでその動画データの最後のカットが表示される(ステップS914)。この最後のカットとしては、例えば、MPEG−2による圧縮画像であれば、最後のIピクチャを利用することができる。
図14は本発明の実施の形態におけるザッピング処理による表示手順を示す図である。この図14の手順は、図12におけるザッピング表示処理(ステップS920)の具体的手順を示すものである。なお、ここでは図8により説明した具体的な値を使用することとする。
まず、変数MPに動画データの先頭位置が設定され、変数MLに動画データの時間的長さが設定される(ステップS921)。なお、ここでは変数MLに設定される値は秒を単位とするものとする。そして、変数MPにより指示される位置(初回は先頭)から1フレーズに相当する時間だけ動画表示が行われる(ステップS922)。
その後、変数MLから「60」が減算され(ステップS923)、この変数MLの値が30以下となった場合にはこのザッピング処理を終了する(ステップS924)。一方、変数MLの値が30よりも大きい場合には、変数MPに「60」が加算された後に(ステップS925)、再びステップS922からの処理が繰り返される。これにより、60秒毎の分割シーンの先頭部分が図8のように順次表示されることになる。
このように、本発明の実施の形態によれば、映像データと組み合わせるべき音楽データの特徴をフレーズデータとしてフレーズデータ保持部340に保持しておいて、このフレーズデータに従ってタイミング生成部240が映像制御部270および同期処理部250にタイミングを供給することにより、音楽データの特徴に合わせた映像データの切り替えを行うことができる。また、ルバートな曲については、各フレーズ長を曲の先頭からの経過時刻によって定義することにより、万一、曲の途中でタイミングにずれを生じた場合であっても、そのずれを速やかに修正することができる。
なお、本発明の実施の形態では、図10のサウンド設定画面においてユーザが選曲入力を行うようにしているが、この選曲をデータ編集装置において自動的に行うようにしてもよい。例えば、動画のザッピング処理を行う際に、図8に示した要領により対応するフレーズ数を算出しておき、そのフレーズ数に近いフレーズを有する音楽データを選択もしくは推薦することが考えられる。音楽データにおけるフレーズ数は、フレーズデータから容易に算出可能である。曲のタイプ517が「スタティック」であれば、平均テンポ514と全長516との乗算結果を、最高速521乃至最低速525に規定された拍数で割ることにより、フレーズ数を求めることができる。また、曲のタイプ517が「ルバート」であれば、フレーズ数531にフレーズが明示される。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
すなわち、請求項1において、映像データベースは例えば映像データベース310に対応する。また、再生順序リスト保持手段は例えば再生順序リスト保持部350に対応する。また、フレーズデータ保持手段は例えばフレーズデータ保持部340に対応する。また、タイミング生成手段は例えばタイミング生成部240に対応する。また、映像制御手段は例えば映像制御部270に対応する。
また、請求項9において、効果設定データ保持手段は例えば効果設定データ保持部360に対応する。また、映像処理手段は例えば映像処理部280に対応する。
また、請求項12において、映像データベースは例えば映像データベース310に対応する。また、再生順序リスト保持手段は例えば再生順序リスト保持部350に対応する。また、音楽データ保持手段は例えば音楽データ保持部330に対応する。また、フレーズデータ保持手段は例えばフレーズデータ保持部340に対応する。また、タイミング生成手段は例えばタイミング生成部240に対応する。また、映像制御手段は例えば映像制御部270に対応する。また、同期処理手段は例えば同期処理部250に対応する。
また、請求項13において、音楽データベースは例えば音楽データベース320に対応する。また、曲調表示手段は例えば曲調表示部210に対応する。また、選曲受付手段は例えば選曲受付部220に対応する。また、選曲手段は例えば選曲部230に対応する。
また、請求項14または16において、再生順序リストから次の映像データを特定する手順は例えばステップS901に対応する。また、特定された映像データを映像データベースから読み出す手順は例えばステップS902に対応する。また、フレーズデータに基づいて所定のフレーズの区切りのタイミングまで映像データを出力する手順は例えばステップS904、S910またはS920に対応する。
また、請求項15または17において、再生順序リストから次の映像データを特定する手順は例えばステップS901に対応する。また、特定された映像データを映像データベースから読み出す手順は例えばステップS902に対応する。また、映像データの所定間隔毎に分割された各分割シーンをフレーズデータに基づいて所定のフレーズの区切りのタイミング毎に切り替えながら出力する手順は例えばステップS922乃至S925に対応する。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
本発明の活用例として、例えばデジタルカメラや携帯機器等によって撮像された静止画や動画を、音楽に合わせて順次表示するように編集する際に本発明を適用することができる。
本発明の実施の形態におけるデータ編集装置の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における再生順序リスト保持部350に保持される再生順序リストの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における音楽データおよび映像データの再生タイミングを示す図である。 本発明の実施の形態におけるフレーズデータ保持部340に保持されるフレーズデータの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフレーズデータ内のタイプ別属性519の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフレーズデータのXMLによる記述例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるデータ編集装置の一実現例としての携帯機器100の構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるザッピング処理による再生イメージを示す図である。 本発明の実施の形態におけるデータ編集の初期設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるサウンド設定のための設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における映像データの選択画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における映像データの表示手順を示す図である。 本発明の実施の形態における動画データの表示手順を示す図である。 本発明の実施の形態におけるザッピング処理による表示手順を示す図である。
符号の説明
10 カメラ部
11 光学ブロック
12 カメラ制御部
13 信号変換器
14 撮像信号処理部
15 音声入力部
16 音声信号処理部
20 記録再生処理部
21 符号化/復号回路
23 記録媒体インターフェース
25 バッファメモリ
30 制御部
31 処理装置
32 システムバス
33 ROM
34 RAM
35 操作入力インターフェース
36 表示制御部
37 音声出力インターフェース
39 計時回路
41 操作入力部
42 表示部
43 音声出力部
49 記録媒体
100 携帯機器
210 曲調表示部
220 選曲受付部
230 選曲部
240 タイミング生成部
250 同期処理部
260 音楽出力部
270 映像制御部
280 映像処理部
290 映像出力部
310 映像データベース
320 音楽データベース
330 音楽データ保持部
340 フレーズデータ保持部
350 再生順序リスト保持部
360 効果設定データ保持部

Claims (17)

  1. 動画像データまたは静止画データを映像データとして保持する映像データベースと、
    前記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、
    前記映像データの再生の際に出力すべき音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段と、
    前記フレーズデータに基づいて各フレーズの区切りのタイミングを生成するタイミング生成手段と、
    前記各フレーズの区切りのタイミング毎に前記再生順序リストに従って前記映像データベースから映像データを読み出して出力する映像制御手段と
    を具備し、
    前記フレーズデータは、前記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備える
    データ編集装置。
  2. 前記タイミング生成手段は、一定の間隔で前記各フレーズの区切りのタイミングを生成する請求項1記載のデータ編集装置。
  3. 前記一定の間隔は、拍数によって定義される請求項2記載のデータ編集装置。
  4. 前記タイミング生成手段は、前記フレーズデータに含まれる各フレーズのフレーズ長に従って前記各フレーズの区切りのタイミングを生成する請求項1記載のデータ編集装置。
  5. 前記フレーズ長は、前記音楽データにおける曲の先頭からの経過時刻によって定義される請求項4記載のデータ編集装置。
  6. 前記映像制御手段は、前記各フレーズの区切りのタイミング毎に異なる映像データを出力する請求項1記載のデータ編集装置。
  7. 前記映像制御手段は、静止画データについては前記各フレーズの区切りのタイミングが1回発生すると次の映像データを出力するよう切り替え、動画像データについては前記各フレーズの区切りのタイミングが複数回発生すると次の映像データを出力するよう切り替える請求項1記載のデータ編集装置。
  8. 前記映像制御手段は、動画像データについては所定間隔毎に分割された各分割シーンを前記各フレーズの区切りのタイミング毎に切り替えながら出力する請求項1記載のデータ編集装置。
  9. 前記映像制御手段から出力される映像データに対して施すべき映像効果を効果設定データとして保持する効果設定データ保持手段と、
    前記効果設定データに基づいて前記映像制御手段から出力される映像データに処理を施す映像処理手段と
    をさらに具備する請求項1記載のデータ編集装置。
  10. 前記効果設定データにおける映像効果は、前記各フレーズの区切りのタイミングの前後におけるぼかし処理である請求項9記載のデータ編集装置。
  11. 前記効果設定データにおける映像効果は、静止画を擬似的に動画として表示する処理である請求項9記載のデータ編集装置。
  12. 動画像データまたは静止画データを映像データとして保持する映像データベースと、
    前記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、
    前記映像データの再生の際に出力すべき音楽データを保持する音楽データ保持手段と、
    前記音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段と、
    前記フレーズデータに基づいて前記音楽データに関連付けられる先頭フレーズの開始タイミングおよび各フレーズの終了タイミングを生成するタイミング生成手段と、
    前記各フレーズの終了タイミング毎に前記再生順序リストに従って前記映像データベースから映像データを読み出して出力する映像制御手段と、
    前記先頭フレーズの開始タイミングによって前記音楽データの出力を開始する同期処理手段と
    を具備し、
    前記フレーズデータは、前記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備える
    データ編集装置。
  13. 複数の音楽データおよびそれら音楽データに対応するフレーズデータを保持する音楽データベースと、
    この音楽データベースに保持された前記複数の音楽データについてそれぞれの曲調を表示する曲調表示手段と、
    前記曲調の表示がされた音楽データについて選択入力を受け付ける選曲受付手段と、
    前記選択された音楽データおよびその音楽データに対応するフレーズデータを前記音楽データベースから読み出して前記音楽データ保持手段および前記フレーズデータ保持手段にそれぞれ保持させる選曲手段と
    をさらに具備する請求項12記載のデータ編集装置。
  14. 動画像データまたは静止画データを映像データとして保持する映像データベースと、前記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、前記映像データの再生の際に出力すべき音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段とを備えるデータ編集装置において、前記フレーズデータは、前記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備え、
    前記再生順序リストから次の映像データを特定する手順と、
    特定された映像データを映像データベースから読み出す手順と、
    前記フレーズデータに基づいて所定のフレーズの区切りのタイミングまで前記映像データを出力する手順と
    を具備するデータ編集方法。
  15. 動画像データを映像データとして保持する映像データベースと、前記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、前記映像データの再生の際に出力すべき音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段とを備えるデータ編集装置において、前記フレーズデータは、前記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備え、
    前記再生順序リストから次の映像データを特定する手順と、
    特定された映像データを映像データベースから読み出す手順と、
    前記映像データの所定間隔毎に分割された各分割シーンを前記フレーズデータに基づいて所定のフレーズの区切りのタイミング毎に切り替えながら出力する手順と
    を具備するデータ編集方法。
  16. 動画像データまたは静止画データを映像データとして保持する映像データベースと、前記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、前記映像データの再生の際に出力すべき音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段とを備えるデータ編集装置において、前記フレーズデータは、前記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備え、
    前記再生順序リストから次の映像データを特定する手順と、
    特定された映像データを映像データベースから読み出す手順と、
    前記フレーズデータに基づいて所定のフレーズの区切りのタイミングまで前記映像データを出力する手順と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  17. 動画像データを映像データとして保持する映像データベースと、前記映像データの再生順序を示す再生順序リストを保持する再生順序リスト保持手段と、前記映像データの再生の際に出力すべき音楽データに関連付けられるフレーズに関する情報としてのフレーズデータを保持するフレーズデータ保持手段とを備えるデータ編集装置において、前記フレーズデータは、前記音楽データに関する曲のタイプ毎に異なる種類の属性を備え、
    前記再生順序リストから次の映像データを特定する手順と、
    特定された映像データを映像データベースから読み出す手順と、
    前記映像データの所定間隔毎に分割された各分割シーンを前記フレーズデータに基づいて所定のフレーズの区切りのタイミング毎に切り替えながら出力する手順と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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