JPH083384B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
- Publication number
- JPH083384B2 JPH083384B2 JP63229528A JP22952888A JPH083384B2 JP H083384 B2 JPH083384 B2 JP H083384B2 JP 63229528 A JP63229528 A JP 63229528A JP 22952888 A JP22952888 A JP 22952888A JP H083384 B2 JPH083384 B2 JP H083384B2
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- JP
- Japan
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- air
- duct
- blowout
- casing
- air conditioner
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は空気調和装置に関する。
（従来の技術） 本出願人は第４図に示す空気調和装置を実願昭63−12
48号によって既に提案した。
48号によって既に提案した。
第４図において、室01内の空気は天井02に埋設された
調和空気発生機03の本体04内に吸入口05から吹い込ま
れ、熱交換器06を流過する過程で加熱又は冷却されて調
和空気となる。そして、この調和空気は送風機07によっ
て付勢された後、ダクト08内を通って天井02に固定され
た吹出ケーシング09内に入り、その吹出口010から室01
内に吹き出される。そして、室01内に吹き出した調和空
気は吹出口010の下部に配設された空気撹拌用送風ファ
ン012をモータ011によって回転駆動することにより天井
02の付近の室内空気と撹拌混合された後、室01内下方に
緩やかに下降して拡散され、室01内に澱みのない均一な
温度分布を形成する。
調和空気発生機03の本体04内に吸入口05から吹い込ま
れ、熱交換器06を流過する過程で加熱又は冷却されて調
和空気となる。そして、この調和空気は送風機07によっ
て付勢された後、ダクト08内を通って天井02に固定され
た吹出ケーシング09内に入り、その吹出口010から室01
内に吹き出される。そして、室01内に吹き出した調和空
気は吹出口010の下部に配設された空気撹拌用送風ファ
ン012をモータ011によって回転駆動することにより天井
02の付近の室内空気と撹拌混合された後、室01内下方に
緩やかに下降して拡散され、室01内に澱みのない均一な
温度分布を形成する。
（発明が解決しようとする課題） 上記従来の空気調和装置においては、吹出ケーシング
09がダクト08に直接連結されているため、調和空気はダ
クト08から動圧成分を多く持ったまま吹出ケーシング09
内に入る。この結果、ダクト08や吹出ケーシング09内の
曲り部分等で二次流れが生じて偏った流れとなるため、
調和空気を吹出口010から均一に吹き出すことができな
かった。また、調和空気流の動圧成分が多いため風切音
が大きいという問題があった。
09がダクト08に直接連結されているため、調和空気はダ
クト08から動圧成分を多く持ったまま吹出ケーシング09
内に入る。この結果、ダクト08や吹出ケーシング09内の
曲り部分等で二次流れが生じて偏った流れとなるため、
調和空気を吹出口010から均一に吹き出すことができな
かった。また、調和空気流の動圧成分が多いため風切音
が大きいという問題があった。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記課題を解決するために発明されたもので
あって、その要旨とするところは、室内に開口する吹出
口を有する吹出ケーシングをダクトを介して調和空気発
生機に接続し、上記吹出口の下部に空気撹拌用送風ファ
ンを配設した空気調和装置において、上記ダクトと上記
吹出ケーシングとの間に調和空気流の動圧成分を静圧に
変換するダクトボックスを設けるとともにこのダクトボ
ックスの内面に吸音材を貼り付けたことを特徴とする空
気調和装置にある。
あって、その要旨とするところは、室内に開口する吹出
口を有する吹出ケーシングをダクトを介して調和空気発
生機に接続し、上記吹出口の下部に空気撹拌用送風ファ
ンを配設した空気調和装置において、上記ダクトと上記
吹出ケーシングとの間に調和空気流の動圧成分を静圧に
変換するダクトボックスを設けるとともにこのダクトボ
ックスの内面に吸音材を貼り付けたことを特徴とする空
気調和装置にある。
（作用） 本発明は上記構成を具えているため、ダクト内を流れ
る動圧成分を多く持った調和空気流はダクトボックス内
に入り、ここでその動圧成分が静圧に変換され、かつ、
その風切音が吸音材により吸音される。そして、均一な
流れとなって吹出ケーシングに入りその吹出口から室内
に吹き出される。
る動圧成分を多く持った調和空気流はダクトボックス内
に入り、ここでその動圧成分が静圧に変換され、かつ、
その風切音が吸音材により吸音される。そして、均一な
流れとなって吹出ケーシングに入りその吹出口から室内
に吹き出される。
（実施例） 本発明の１実施例が第１図及び第２図に示されてい
る。
る。
第１図及び第２図において、１は調和空気発生機で、
天井２に埋設された本体３と、室４に開口する吸込口５
と、本体３内に内臓された送風機６及び熱交換器７を具
えている。８は天井２に固定されて室４内に突出する円
筒状の吹出ケーシングで、その下部にはその全周に亘っ
て水平に開口する吹出口９が形成されている。また、吹
出ケーシング８内下部にはこの中を下降する調和空気流
に対向してこれを吹出口９に向かって放射方向に拡散さ
せ、かつ、水平に転向させる円錐状の隔壁10が配設され
ている。そして、この吹出口９には複数のリング状ルー
バ11が上下に所定の間隔を隔てて配設されている。ま
た、この吹出口９の下部には空気撹拌用送風ファン13が
配設され、この送風フアン13は隔壁10の下に配置された
モータ12によって回転駆動されるようになっている。モ
ータ12の下には照明具14が配設されている。
天井２に埋設された本体３と、室４に開口する吸込口５
と、本体３内に内臓された送風機６及び熱交換器７を具
えている。８は天井２に固定されて室４内に突出する円
筒状の吹出ケーシングで、その下部にはその全周に亘っ
て水平に開口する吹出口９が形成されている。また、吹
出ケーシング８内下部にはこの中を下降する調和空気流
に対向してこれを吹出口９に向かって放射方向に拡散さ
せ、かつ、水平に転向させる円錐状の隔壁10が配設され
ている。そして、この吹出口９には複数のリング状ルー
バ11が上下に所定の間隔を隔てて配設されている。ま
た、この吹出口９の下部には空気撹拌用送風ファン13が
配設され、この送風フアン13は隔壁10の下に配置された
モータ12によって回転駆動されるようになっている。モ
ータ12の下には照明具14が配設されている。
吹出ケーシング８の上端はダクトボックス15に連結さ
れ、このダクトボックス15はダクト16を介して調和空気
発生機１の本体３に連結されている。そして、このダク
トボックス15の内面にはその全面に亘って吸音材17が貼
り付けられている。
れ、このダクトボックス15はダクト16を介して調和空気
発生機１の本体３に連結されている。そして、このダク
トボックス15の内面にはその全面に亘って吸音材17が貼
り付けられている。
しかして、室４内の空気は調和空気発生機１の吸込口
５から本体３内に入り、送風機６によって付勢されて熱
交換器７を流過する過程で冷却又は加熱されることによ
り調和空気となる。この調和空気はダクト16を通ってダ
クトボックス15内に入り、ここでその動圧成分が静圧に
変換されるとともにその風切音が吸音材17によって吸音
される。そして、均一な気流となって吹出ケーシング８
内を降下し隔壁10によって水平に転向され、かつ、放射
方向に拡散されて吹出口９からリング状ルーバ11に案内
されて室４内に水平に吹き出す。そして、室４内に吹き
出された調和空気は送風ファン13によって天井２の付近
の室内空気と撹拌混合されて室温と大差ない温度となっ
て緩やかに下降せしめられる。
５から本体３内に入り、送風機６によって付勢されて熱
交換器７を流過する過程で冷却又は加熱されることによ
り調和空気となる。この調和空気はダクト16を通ってダ
クトボックス15内に入り、ここでその動圧成分が静圧に
変換されるとともにその風切音が吸音材17によって吸音
される。そして、均一な気流となって吹出ケーシング８
内を降下し隔壁10によって水平に転向され、かつ、放射
方向に拡散されて吹出口９からリング状ルーバ11に案内
されて室４内に水平に吹き出す。そして、室４内に吹き
出された調和空気は送風ファン13によって天井２の付近
の室内空気と撹拌混合されて室温と大差ない温度となっ
て緩やかに下降せしめられる。
上記実施例においては、調和空気発生機１は１個の吹
出ケーシング８に連結されているが、第３図に示すよう
に複数の吹出ケーシング８に連結することができること
は勿論である。
出ケーシング８に連結されているが、第３図に示すよう
に複数の吹出ケーシング８に連結することができること
は勿論である。
（発明の効果） 本発明においては、ダクトと吹出ケーシングとの間に
調和空気流の動圧成分を静圧に変換するダクトボックス
を設けるとともにこのダクトボックスの内面に吸音材を
貼り付けたため、ダクト内を流れる動圧成分を多く持っ
た調和空気流はダクトボックス内に入り、ここでその動
圧成分が静圧に変換され、かつ、その風切音は吸音材に
より吸音される。
調和空気流の動圧成分を静圧に変換するダクトボックス
を設けるとともにこのダクトボックスの内面に吸音材を
貼り付けたため、ダクト内を流れる動圧成分を多く持っ
た調和空気流はダクトボックス内に入り、ここでその動
圧成分が静圧に変換され、かつ、その風切音は吸音材に
より吸音される。
この結果、騒音が低減するのみならず調和空気が吹出
口から偏りのない均一な流れとなって室内に吹き出すの
で、室内空気の澱みをなくしてその温度分布を均一にし
て良好な空調フィーリングを得ることが可能となる。
口から偏りのない均一な流れとなって室内に吹き出すの
で、室内空気の澱みをなくしてその温度分布を均一にし
て良好な空調フィーリングを得ることが可能となる。
第１図及び第２図は本発明の１実施例を示し、第１図は
略示的断面図、第２図は吹出口の近傍の正面図である。
第３図は本発明の他の実施例を示す斜視図である。第４
図は従来の空気調和装置の略示的断面図である。 吹出ケーシング……８、吹出口……９、ダクト……16、
調和空気発生機……１、送風ファン……13、ダクトボッ
クス……15、吸音材……17
略示的断面図、第２図は吹出口の近傍の正面図である。
第３図は本発明の他の実施例を示す斜視図である。第４
図は従来の空気調和装置の略示的断面図である。 吹出ケーシング……８、吹出口……９、ダクト……16、
調和空気発生機……１、送風ファン……13、ダクトボッ
クス……15、吸音材……17
フロントページの続き (72)発明者 濃添 博紀 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町３丁目 １番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内
Claims (1)
- 【請求項１】室内に開口する吹出口を有する吹出ケーシ
ングをダクトを介して調和空気発生機に接続し、上記吹
出口の下部に空気撹拌用送風ファンを配設した空気調和
装置において、上記ダクトと上記吹出ケーシングとの間
に調和空気流の動圧成分を静圧に変換するダクトボック
スを設けるとともにこのダクトボックスの内面に吸音材
を貼り付けたことを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63229528A JPH083384B2 (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 空気調和装置 |
| US07/381,520 US5029451A (en) | 1988-09-12 | 1989-07-17 | Air conditioning apparatus |
| IT8948249A IT1231666B (it) | 1988-09-13 | 1989-07-28 | Apparecchio per il condizionamento dell'aria |
| FR8910427A FR2636412A1 (en) | 1988-09-13 | 1989-08-02 | Mural air conditioning device with front-rear propulsion, for heating and cooling |
| US07/662,462 US5097674A (en) | 1988-09-12 | 1991-02-28 | Air conditioning apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63229528A JPH083384B2 (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0278850A JPH0278850A (ja) | 1990-03-19 |
| JPH083384B2 true JPH083384B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=16893582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63229528A Expired - Fee Related JPH083384B2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-13 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083384B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2010201383B9 (en) | 2009-04-13 | 2011-06-02 | Kimura Kohki Co., Ltd. | Heating and cooling unit, and heating and cooling apparatus |
| CN102392510A (zh) * | 2011-11-15 | 2012-03-28 | 安徽工业大学 | 一种pvc-frp管型钢混凝土组合柱的制备方法 |
-
1988
- 1988-09-13 JP JP63229528A patent/JPH083384B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0278850A (ja) | 1990-03-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |