JPH08338482A - トランスミッション - Google Patents
トランスミッションInfo
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- JPH08338482A JPH08338482A JP7145955A JP14595595A JPH08338482A JP H08338482 A JPH08338482 A JP H08338482A JP 7145955 A JP7145955 A JP 7145955A JP 14595595 A JP14595595 A JP 14595595A JP H08338482 A JPH08338482 A JP H08338482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- shaft
- transmission
- emergency steering
- steering pump
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/087—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
- F16H3/093—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/087—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
- F16H3/093—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts
- F16H2003/0936—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts with multiple countershafts comprising only two idle gears and one gear fixed to the countershaft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トランスミッションをコンパクトにして車輌
に搭載しやすくする。 【構成】 トランスミッション１は、入力シャフト３と
出力シャフト６と第１中間シャフト７とを備えている。
緊急用ステアリングポンプ駆動装置７は、第１中間シャ
フト４と同心に配置され出力シャフト６からのトルクが
伝達される。
に搭載しやすくする。 【構成】 トランスミッション１は、入力シャフト３と
出力シャフト６と第１中間シャフト７とを備えている。
緊急用ステアリングポンプ駆動装置７は、第１中間シャ
フト４と同心に配置され出力シャフト６からのトルクが
伝達される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トランスミッション、
特に、緊急用ステアリングポンプ駆動装置が取り付けら
れたトランスミッションに関する。
特に、緊急用ステアリングポンプ駆動装置が取り付けら
れたトランスミッションに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の産業車両・建設機械等に用いられ
るパワーシフトトランスミッションには、たとえばトル
クコンバータに連結された入力シャフトと、出力シャフ
トと、入力シャフトから出力シャフトにトルクを伝達す
るための中間シャフトとが設けられている。入力シャフ
ト及び中間シャフトの回りには、複数枚のプレートから
なるクラッチパックが設けられている。これらのクラッ
チパックが作動油により作動されることで、前進または
後進用のトルクが出力軸に出力される。
るパワーシフトトランスミッションには、たとえばトル
クコンバータに連結された入力シャフトと、出力シャフ
トと、入力シャフトから出力シャフトにトルクを伝達す
るための中間シャフトとが設けられている。入力シャフ
ト及び中間シャフトの回りには、複数枚のプレートから
なるクラッチパックが設けられている。これらのクラッ
チパックが作動油により作動されることで、前進または
後進用のトルクが出力軸に出力される。
【０００３】このようなトランスミッションには、緊急
用ステアリングポンプ駆動装置が設けられたものがあ
る。緊急用ステアリングポンプ駆動装置は、たとえば故
障によって自走できなくなり他の車両に牽引してもらう
場合に、出力シャフト側からのトルクを利用して緊急用
ステアリングポンプを駆動するためのものである。この
ようにして、他の車両に牽引してもらう場合でも大きな
力を必要とせずにハンドルを切ることができる。
用ステアリングポンプ駆動装置が設けられたものがあ
る。緊急用ステアリングポンプ駆動装置は、たとえば故
障によって自走できなくなり他の車両に牽引してもらう
場合に、出力シャフト側からのトルクを利用して緊急用
ステアリングポンプを駆動するためのものである。この
ようにして、他の車両に牽引してもらう場合でも大きな
力を必要とせずにハンドルを切ることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のトランスミ
ッションでは、緊急用ステアリングポンプ駆動装置が出
力軸に設けられたギアに噛み合っており、この装置の部
分だけがトランスミッションの幅方向に突出している。
このため、このトランスミッションを車両に搭載しにく
かったり、搭載のスペースが大きくなるなどの不具合が
生じやすい。
ッションでは、緊急用ステアリングポンプ駆動装置が出
力軸に設けられたギアに噛み合っており、この装置の部
分だけがトランスミッションの幅方向に突出している。
このため、このトランスミッションを車両に搭載しにく
かったり、搭載のスペースが大きくなるなどの不具合が
生じやすい。
【０００５】本発明の目的は、トランスミッションをコ
ンパクトにして車両に搭載しやすくすることにある。
ンパクトにして車両に搭載しやすくすることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載のトラン
スミッションは車両に用いられるものであり、入力シャ
フトと出力シャフトと中間シャフトと複数のクラッチ部
と緊急用ステアリングポンプ駆動装置とを備えている。
中間シャフトは入力シャフトと出力シャフトとの間に配
置されている。複数のクラッチ部は入力シャフトからの
動力を出力シャフトに伝達するためのものである。緊急
用ステアリングポンプ駆動装置は、入力シャフト及び中
間シャフトのいずれか一方と同心に配置され出力シャフ
トからのトルクが伝達される。
スミッションは車両に用いられるものであり、入力シャ
フトと出力シャフトと中間シャフトと複数のクラッチ部
と緊急用ステアリングポンプ駆動装置とを備えている。
中間シャフトは入力シャフトと出力シャフトとの間に配
置されている。複数のクラッチ部は入力シャフトからの
動力を出力シャフトに伝達するためのものである。緊急
用ステアリングポンプ駆動装置は、入力シャフト及び中
間シャフトのいずれか一方と同心に配置され出力シャフ
トからのトルクが伝達される。
【０００７】請求項２に記載のトランスミッションで
は、中間シャフトの回りに回転自在に配置され出力シャ
フトに係合する第１ギアをさらに備えている。緊急用ス
テアリングポンプ駆動装置は第１ギアに係合する第２ギ
アを有している。
は、中間シャフトの回りに回転自在に配置され出力シャ
フトに係合する第１ギアをさらに備えている。緊急用ス
テアリングポンプ駆動装置は第１ギアに係合する第２ギ
アを有している。
【０００８】
【作用】請求項１に記載のトランスミッションでは、入
力シャフトが回転すると、そのトルクは中間シャフト及
び複数のクラッチ部を介して出力シャフトに伝達され
る。たとえばこの車両が故障により自走不可能になった
とする。そして他の車両に牽引されるときに、タイヤ側
からのトルクが出力シャフトを回転させ、それにより緊
急用ステアリングポンプ駆動装置が駆動される。このよ
うにして緊急用ステアリングポンプが作動し、その油圧
によってパワーステアリング機能が作用する。
力シャフトが回転すると、そのトルクは中間シャフト及
び複数のクラッチ部を介して出力シャフトに伝達され
る。たとえばこの車両が故障により自走不可能になった
とする。そして他の車両に牽引されるときに、タイヤ側
からのトルクが出力シャフトを回転させ、それにより緊
急用ステアリングポンプ駆動装置が駆動される。このよ
うにして緊急用ステアリングポンプが作動し、その油圧
によってパワーステアリング機能が作用する。
【０００９】ここでは、緊急用ステアリングポンプ駆動
装置が入力シャフト及び中間シャフトのいずれか一方と
同心に配置されているため、緊急用ステアリングポンプ
駆動装置によってトランスミッションに出っ張りが生じ
にくい。その結果、このトランスミッションの車両搭載
性が良くなる。請求項２に記載のトランスミッションで
は、牽引時に出力シャフトが回転すると、中間シャフト
の周りに回転自在に配置された第１ギアが回転し、その
第１ギアに係合する第２ギアによって緊急用ステアリン
グポンプ駆動装置が駆動される。
装置が入力シャフト及び中間シャフトのいずれか一方と
同心に配置されているため、緊急用ステアリングポンプ
駆動装置によってトランスミッションに出っ張りが生じ
にくい。その結果、このトランスミッションの車両搭載
性が良くなる。請求項２に記載のトランスミッションで
は、牽引時に出力シャフトが回転すると、中間シャフト
の周りに回転自在に配置された第１ギアが回転し、その
第１ギアに係合する第２ギアによって緊急用ステアリン
グポンプ駆動装置が駆動される。
【００１０】
【実施例】図１及び図２に示すトランスミッション１
は、ラフテレーンクレーン車に用いられるものである。
図１はトランスミッション１の展開断面図であり、図２
は各シャフト及びギアの位置関係を示す概略図である。
トランスミッション１は、主に、入力シャフト３、第１
中間シャフト４、第２中間シャフト５、出力シャフト６
等を備えており、さらに緊急用ステアリングポンプ駆動
装置７を備えている。また、このトランスミッション１
の下部にはオイルタンク８が設けられている。
は、ラフテレーンクレーン車に用いられるものである。
図１はトランスミッション１の展開断面図であり、図２
は各シャフト及びギアの位置関係を示す概略図である。
トランスミッション１は、主に、入力シャフト３、第１
中間シャフト４、第２中間シャフト５、出力シャフト６
等を備えており、さらに緊急用ステアリングポンプ駆動
装置７を備えている。また、このトランスミッション１
の下部にはオイルタンク８が設けられている。
【００１１】入力シャフト３は、一端が図示しないトル
クコンバータに連結している。入力シャフト３の前側
（図１左側）には、第１ギア９が相対回転自在に支持さ
れている。この第１ギア９と入力シャフト３とは前進３
速用クラッチパック１０により連結可能となっている。
入力シャフト３の後側（図１右側）には第２ギア１１が
相対回転自在に支持されている。この第２ギア１１と入
力シャフト３とは、前進１速用クラッチパック１２によ
り連結可能となっている。また、入力シャフト３には第
３ギア１３が一体に形成されている。
クコンバータに連結している。入力シャフト３の前側
（図１左側）には、第１ギア９が相対回転自在に支持さ
れている。この第１ギア９と入力シャフト３とは前進３
速用クラッチパック１０により連結可能となっている。
入力シャフト３の後側（図１右側）には第２ギア１１が
相対回転自在に支持されている。この第２ギア１１と入
力シャフト３とは、前進１速用クラッチパック１２によ
り連結可能となっている。また、入力シャフト３には第
３ギア１３が一体に形成されている。
【００１２】第１中間シャフト４の前側には、第４ギア
１４が相対回転自在に支持されている。この第４ギア１
４と第１中間シャフト４とは前進２速用クラッチパック
１５により連結されるようになっている。第４ギア１４
は第１ギア９と噛み合っている。第４ギア１４は前進２
速用クラッチパック１５を介して第１中間シャフト４に
連結可能になっている。第１中間シャフト４の後側には
第６ギア１７が相対回転自在に支持されている。第６ギ
ア１７と第１中間シャフト４とは後進用クラッチパック
１８によって連結可能である。なお、第１中間シャフト
４の中間部には第５ギア１６が形成されており、この第
５ギア１６は第３ギア１３と噛み合っている。この結
果、第１中間シャフト４は入力シャフト３と反対向きに
回転する。
１４が相対回転自在に支持されている。この第４ギア１
４と第１中間シャフト４とは前進２速用クラッチパック
１５により連結されるようになっている。第４ギア１４
は第１ギア９と噛み合っている。第４ギア１４は前進２
速用クラッチパック１５を介して第１中間シャフト４に
連結可能になっている。第１中間シャフト４の後側には
第６ギア１７が相対回転自在に支持されている。第６ギ
ア１７と第１中間シャフト４とは後進用クラッチパック
１８によって連結可能である。なお、第１中間シャフト
４の中間部には第５ギア１６が形成されており、この第
５ギア１６は第３ギア１３と噛み合っている。この結
果、第１中間シャフト４は入力シャフト３と反対向きに
回転する。
【００１３】第２中間シャフト５の前側には、第７ギア
１９が相対回転不能に連結されている。第７ギア１９は
第１ギア９に噛み合っている。第７ギア１９より後側に
は第８ギア２０が第２中間シャフト５に対して相対回転
可能に連結されている。この第８ギア２０は、低速用ク
ラッチパック２１を介して第２中間シャフト５に連結可
能である。第２中間シャフト５の後側には、第９ギア２
３が相対回転自在に支持されている。この第９ギア２３
は、高速用クラッチパック２６を介して第２中間シャフ
ト５に連結可能である。なお、第９ギア２３にはそれよ
り小径の第１０ギア２４が固定されている。第１０ギア
２４は後述する緊急用ステアリングポンプ駆動装置７に
連結されている。なお、第２中間シャフト５には、第２
ギア１１及び第６ギア１７に噛み合う第１４ギア２５が
一体に形成されている。
１９が相対回転不能に連結されている。第７ギア１９は
第１ギア９に噛み合っている。第７ギア１９より後側に
は第８ギア２０が第２中間シャフト５に対して相対回転
可能に連結されている。この第８ギア２０は、低速用ク
ラッチパック２１を介して第２中間シャフト５に連結可
能である。第２中間シャフト５の後側には、第９ギア２
３が相対回転自在に支持されている。この第９ギア２３
は、高速用クラッチパック２６を介して第２中間シャフ
ト５に連結可能である。なお、第９ギア２３にはそれよ
り小径の第１０ギア２４が固定されている。第１０ギア
２４は後述する緊急用ステアリングポンプ駆動装置７に
連結されている。なお、第２中間シャフト５には、第２
ギア１１及び第６ギア１７に噛み合う第１４ギア２５が
一体に形成されている。
【００１４】出力シャフト６には、第８ギア２０に噛み
合う第１１ギア２８が固定されている。さらに、出力シ
ャフト６には、第９ギア２３に噛み合う第１２ギア２９
が固定されている。緊急用ステアリングポンプ駆動装置
７は、主に、取付部３０と筒部３１と第１３ギア３２と
から構成されている。取付部３０はトランスミッション
１の壁部に固定されている。筒部３１は取付部３０の中
心孔に相対回転自在に支持されており、緊急用ステアリ
ングポンプに駆動力を出力するための図示しないシャフ
トが連結可能になっている。第１３ギア３２は、筒部３
１の外周に相対回転不能に連結され、さらに第１０ギア
２４に噛み合っている。なお、緊急用ステアリングポン
プ駆動装置７は第１中間シャフト４と同心に配置されて
いる。そのため、図２から明らかなように、緊急用ステ
アリングポンプ駆動装置７の第１３ギア３２がトランス
ミッション１の内方に納められている。この結果、トラ
ンスミッション１において一部の出っ張り等がなくな
り、車両に搭載するのが容易になる。特に、狭いスペー
スでもトランスミッション１を設置できる。
合う第１１ギア２８が固定されている。さらに、出力シ
ャフト６には、第９ギア２３に噛み合う第１２ギア２９
が固定されている。緊急用ステアリングポンプ駆動装置
７は、主に、取付部３０と筒部３１と第１３ギア３２と
から構成されている。取付部３０はトランスミッション
１の壁部に固定されている。筒部３１は取付部３０の中
心孔に相対回転自在に支持されており、緊急用ステアリ
ングポンプに駆動力を出力するための図示しないシャフ
トが連結可能になっている。第１３ギア３２は、筒部３
１の外周に相対回転不能に連結され、さらに第１０ギア
２４に噛み合っている。なお、緊急用ステアリングポン
プ駆動装置７は第１中間シャフト４と同心に配置されて
いる。そのため、図２から明らかなように、緊急用ステ
アリングポンプ駆動装置７の第１３ギア３２がトランス
ミッション１の内方に納められている。この結果、トラ
ンスミッション１において一部の出っ張り等がなくな
り、車両に搭載するのが容易になる。特に、狭いスペー
スでもトランスミッション１を設置できる。
【００１５】緊急用ステアリングポンプ駆動装置７の動
作について説明する。たとえば車両のエンジン等が故障
して自走が不可能になったとする。このとき、他の車両
によって牽引される。すると、タイヤ側から出力シャフ
ト６にトルクが伝達される。すると、第１２ギア２９が
第９ギア２３を回転させる。すると、第９ギア２３に固
定された第１０ギア２４が回転し緊急用ステアリングポ
ンプ駆動装置７の第１３ギア３２を回転させる。これに
より筒部３１内に一端が挿入された図示しないシャフト
から緊急用ステアリングポンプへトルクが伝達される。
このようにして緊急用ステアリングポンプが作動し、そ
の油圧によってパワーステアリング機能が作用する。
作について説明する。たとえば車両のエンジン等が故障
して自走が不可能になったとする。このとき、他の車両
によって牽引される。すると、タイヤ側から出力シャフ
ト６にトルクが伝達される。すると、第１２ギア２９が
第９ギア２３を回転させる。すると、第９ギア２３に固
定された第１０ギア２４が回転し緊急用ステアリングポ
ンプ駆動装置７の第１３ギア３２を回転させる。これに
より筒部３１内に一端が挿入された図示しないシャフト
から緊急用ステアリングポンプへトルクが伝達される。
このようにして緊急用ステアリングポンプが作動し、そ
の油圧によってパワーステアリング機能が作用する。
【００１６】〔他の実施例〕前記実施例では緊急用ステ
アリングポンプ駆動装置７を第１中間シャフト４と同心
に配置したが、入力シャフト３または第２中間シャフト
５と同心に配置させる構造にしてもよい。
アリングポンプ駆動装置７を第１中間シャフト４と同心
に配置したが、入力シャフト３または第２中間シャフト
５と同心に配置させる構造にしてもよい。
【００１７】
【発明の効果】本発明に係るトランスミッションでは、
緊急用ステアリングポンプ駆動装置が入力シャフト及び
中間シャフトのいずれか一方と同心に配置されているた
め、緊急用ステアリングポンプ駆動装置によってトラン
スミッションに出っ張りが生じにくい。その結果、この
トランスミッションの車両搭載性が良くなる。
緊急用ステアリングポンプ駆動装置が入力シャフト及び
中間シャフトのいずれか一方と同心に配置されているた
め、緊急用ステアリングポンプ駆動装置によってトラン
スミッションに出っ張りが生じにくい。その結果、この
トランスミッションの車両搭載性が良くなる。
【図１】本発明の一実施例としてのトランスミッション
の縦断面概略図。
の縦断面概略図。
【図２】トランスミッションにおける各シャフト及びギ
アの位置関係を示す概略図。
アの位置関係を示す概略図。
１ トランスミッション ３ 入力シャフト ４ 第１中間シャフト ５ 第２中間シャフト ６ 出力シャフト ７ 緊急用ステアリングポンプ駆動装置
Claims (2)
- 【請求項１】車両に用いられるトランスミションであっ
て、 入力シャフトと、 出力シャフトと、 前記入力シャフトと出力シャフトの間に配置された中間
シャフトと、 前記入力シャフトからの動力を前記出力シャフトに伝達
するための複数のクラッチ部と、 前記入力シャフト及び中間シャフトのいずれか一方と同
心に配置され前記出力シャフトからのトルクが伝達され
る緊急用ステアリングポンプ駆動装置と、を備えたトラ
ンスミッション。 - 【請求項２】前記中間シャフトの回りに回転自在に配置
され前記出力シャフトに係合する第１ギアをさらに備
え、 前記緊急用ステアリングポンプ駆動装置は前記第１ギア
に係合する第２ギアを有している、請求項１に記載のト
ランスミッション。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14595595A JP3406421B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | トランスミッション |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14595595A JP3406421B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | トランスミッション |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338482A true JPH08338482A (ja) | 1996-12-24 |
| JP3406421B2 JP3406421B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=15396903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14595595A Expired - Fee Related JP3406421B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | トランスミッション |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3406421B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1847414A3 (en) * | 2006-04-21 | 2009-07-01 | Technology Investments Limited | Improvements in and relating to drivelines |
| WO2021019669A1 (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 | 日鍛バルブ株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
| WO2021019670A1 (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 | 日鍛バルブ株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
-
1995
- 1995-06-13 JP JP14595595A patent/JP3406421B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1847414A3 (en) * | 2006-04-21 | 2009-07-01 | Technology Investments Limited | Improvements in and relating to drivelines |
| WO2021019669A1 (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 | 日鍛バルブ株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
| WO2021019670A1 (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 | 日鍛バルブ株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3406421B2 (ja) | 2003-05-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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