JPH0833810A - 細塵除塵機における排出トラフのごみ除去装置 - Google Patents
細塵除塵機における排出トラフのごみ除去装置Info
- Publication number
- JPH0833810A JPH0833810A JP6192833A JP19283394A JPH0833810A JP H0833810 A JPH0833810 A JP H0833810A JP 6192833 A JP6192833 A JP 6192833A JP 19283394 A JP19283394 A JP 19283394A JP H0833810 A JPH0833810 A JP H0833810A
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- Japan
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- screen
- discharge trough
- trough
- dust
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 排出トラフ上端縁に残留するスクリーン渣を
自動的に、かつ定期的に除去する。 【構成】 無端状スクリーン7を多段折曲式にして張架
し、このU形スクリーン内部上方位置に剥取手段10と
その下方に排出トラフ9を配設する。そして無端状スク
リーン7の駆動にて掻き上げられた夾雑物を除去するよ
うになした細塵除塵機2において、排出トラフ上端縁に
引掛かるごみを除去する手段10を設ける。
自動的に、かつ定期的に除去する。 【構成】 無端状スクリーン7を多段折曲式にして張架
し、このU形スクリーン内部上方位置に剥取手段10と
その下方に排出トラフ9を配設する。そして無端状スク
リーン7の駆動にて掻き上げられた夾雑物を除去するよ
うになした細塵除塵機2において、排出トラフ上端縁に
引掛かるごみを除去する手段10を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無端状スクリーンを用い
た細塵除塵機において、このスクリーンにて掻き揚げら
れたスクリーン渣を排出する排出トラフ端に付着残留す
るごみを確実に除去する装置に関するものである。
た細塵除塵機において、このスクリーンにて掻き揚げら
れたスクリーン渣を排出する排出トラフ端に付着残留す
るごみを確実に除去する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無端状スクリーンを水路と平行に、かつ
水路水面下に没するように張架配設すると共に、この無
端状スクリーンを回転駆動し、かつスクリーンにて捕捉
された夾雑物を掻き揚げ、このU形スクリーン内部上方
位置に配設した剥取手段にて掻き取り、排出トラフ上に
落として外部へ排出するようにしている。
水路水面下に没するように張架配設すると共に、この無
端状スクリーンを回転駆動し、かつスクリーンにて捕捉
された夾雑物を掻き揚げ、このU形スクリーン内部上方
位置に配設した剥取手段にて掻き取り、排出トラフ上に
落として外部へ排出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】掻揚スクリーン渣(夾
雑物)を回転ブラシ等による剥取手段にて排出トラフ内
に掻き落とす場合、この掻き落としスクリーン渣が確実
に排出トラフ内に落下したものは排出される。しかし
紐、シート状の長いあるいは大きなスクリーン渣は排出
トラフ上端縁に引掛かると自然には排出されず、排出ト
ラフ上端縁にいつまでも残留し、さらにはトラフ上端縁
の残留渣が増大し、やがて排出トラフにて排出されるス
クリーン渣量が減少する欠点がある。このため従来では
定期的あるいは周期的に作業員による手作業にて掻き落
とし作業を行っている。この作業員の掻き落とし作業
中、安全上のため除塵機を停止している。
雑物)を回転ブラシ等による剥取手段にて排出トラフ内
に掻き落とす場合、この掻き落としスクリーン渣が確実
に排出トラフ内に落下したものは排出される。しかし
紐、シート状の長いあるいは大きなスクリーン渣は排出
トラフ上端縁に引掛かると自然には排出されず、排出ト
ラフ上端縁にいつまでも残留し、さらにはトラフ上端縁
の残留渣が増大し、やがて排出トラフにて排出されるス
クリーン渣量が減少する欠点がある。このため従来では
定期的あるいは周期的に作業員による手作業にて掻き落
とし作業を行っている。この作業員の掻き落とし作業
中、安全上のため除塵機を停止している。
【0004】本発明は排出トラフ上端縁に残留するスク
リーン渣を自動的に、かつ定期的に除去することを目的
とする。
リーン渣を自動的に、かつ定期的に除去することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、無端状スクリーンを多段折曲
式にして張架し、このU形スクリーン内部上方位置に剥
取手段とその下方に排出トラフを配設し、無端状スクリ
ーンの駆動にて掻き上げられた夾雑物を除去するように
なした細塵除塵機において、排出トラフ上端縁に引掛か
るごみを除去する手段を設けたことを要旨とする。
するためになしたもので、無端状スクリーンを多段折曲
式にして張架し、このU形スクリーン内部上方位置に剥
取手段とその下方に排出トラフを配設し、無端状スクリ
ーンの駆動にて掻き上げられた夾雑物を除去するように
なした細塵除塵機において、排出トラフ上端縁に引掛か
るごみを除去する手段を設けたことを要旨とする。
【0006】
【作用】無端状スクリーンを多段折曲式にして張架し、
このU形スクリーン内部上方位置に剥取手段とその下方
に排出トラフを配設し、無端状スクリーンの駆動にて掻
き上げられた夾雑物を除去するようになした細塵除塵機
において、排出トラフ上端縁に引掛かるごみを除去する
手段を設ける。このため排出トラフ上端縁にごみの残留
が防止でき、掻揚ごみ(スクリーン渣)の排出が確実に
行えるものとなる。
このU形スクリーン内部上方位置に剥取手段とその下方
に排出トラフを配設し、無端状スクリーンの駆動にて掻
き上げられた夾雑物を除去するようになした細塵除塵機
において、排出トラフ上端縁に引掛かるごみを除去する
手段を設ける。このため排出トラフ上端縁にごみの残留
が防止でき、掻揚ごみ(スクリーン渣)の排出が確実に
行えるものとなる。
【0007】
【実施例】以下本発明細塵除塵機における排出トラフの
ごみ除去装置を図示の実施例に基づいて説明する。図に
おいて1は水路で、所要孔径及び穿孔数を有するパンチ
ングメタルまたは所要間隔目を有するネットを一つのス
クリーンユニットとし、これを多数隣接し、かつこのス
クリーンユニットの両端に配したエンドレス状チェン間
に架設して無端状スクリーンとし、このスクリーンを主
体としたスクリーン移動式除塵機2を設置する。このス
クリーン移動式除塵機2は水路上に設置した本体フレー
ム3に、駆動装置4にて駆動されるホイール5と従動ホ
イール6を回動自在に支持すると共に、これらホイール
5,6,及び水路内で前記無端状スクリーンの両側部を
ガイドするU字形の2本のガイドレール8、8にエンド
レス状にした無端状スクリーン7を図示のように2つ折
W字形状又は多段折曲式にして張架し、かつこの2つ折
W字形状又は多段折曲式とした無端状スクリーン7の下
部はほぼ水路1の底部近くに達するようにして張架配設
し、かつこの無端状スクリーン7内上部にスクリーン渣
の掻き落としを行う剥取手段10と、落下したスクリー
ン渣を受けて機外へ排出する排出トラフ9を設けてなる
ものである。
ごみ除去装置を図示の実施例に基づいて説明する。図に
おいて1は水路で、所要孔径及び穿孔数を有するパンチ
ングメタルまたは所要間隔目を有するネットを一つのス
クリーンユニットとし、これを多数隣接し、かつこのス
クリーンユニットの両端に配したエンドレス状チェン間
に架設して無端状スクリーンとし、このスクリーンを主
体としたスクリーン移動式除塵機2を設置する。このス
クリーン移動式除塵機2は水路上に設置した本体フレー
ム3に、駆動装置4にて駆動されるホイール5と従動ホ
イール6を回動自在に支持すると共に、これらホイール
5,6,及び水路内で前記無端状スクリーンの両側部を
ガイドするU字形の2本のガイドレール8、8にエンド
レス状にした無端状スクリーン7を図示のように2つ折
W字形状又は多段折曲式にして張架し、かつこの2つ折
W字形状又は多段折曲式とした無端状スクリーン7の下
部はほぼ水路1の底部近くに達するようにして張架配設
し、かつこの無端状スクリーン7内上部にスクリーン渣
の掻き落としを行う剥取手段10と、落下したスクリー
ン渣を受けて機外へ排出する排出トラフ9を設けてなる
ものである。
【0008】この無端状スクリーン7は、スクリーンの
能力に合わせた所要の幅と水路深等に合わせた長さ(全
長)を有し、平滑な平板にスクリーンに適した所要径の
孔と、孔ピッチにて多数の穿孔がなされたパンチングメ
タル(例えばパンチグメタルの空隙率を50〜80%程
度とすることにより効率的なごみの除去が行える)また
は適当な目幅を有するネットを直接または枠等を介し
て、これを一つのスクリーンユニットとし、このスクリ
ーンユニットを互いに一列状に隣接配列し、その両側に
配されたエンドレスチェン間に架設固定され、エンドレ
ス状に、かつチェンに追従して円滑に屈曲できるように
構成されたものである。
能力に合わせた所要の幅と水路深等に合わせた長さ(全
長)を有し、平滑な平板にスクリーンに適した所要径の
孔と、孔ピッチにて多数の穿孔がなされたパンチングメ
タル(例えばパンチグメタルの空隙率を50〜80%程
度とすることにより効率的なごみの除去が行える)また
は適当な目幅を有するネットを直接または枠等を介し
て、これを一つのスクリーンユニットとし、このスクリ
ーンユニットを互いに一列状に隣接配列し、その両側に
配されたエンドレスチェン間に架設固定され、エンドレ
ス状に、かつチェンに追従して円滑に屈曲できるように
構成されたものである。
【0009】また前記剥取手段10は無端状スクリーン
7内で、水面より上方位置に設けられ、該スクリーンに
付着して掻き揚げられる木葉・ひも状のごみ等の夾雑物
(スクリーン渣)をスクリーン面より剥離除去する。こ
の剥取手段10は図示のように水路1内に2つ折りW字
形状に張架された無端状スクリーン7の各U形スクリー
ン内部A1、A2の掻上側で水面より上方のスクリーン
裏面側位置にしかもスクリーン面に対し所要角に洗浄水
が噴射するようにして洗浄用ノズル10Nを配設し、こ
れによりスクリーンに付着した木葉等は洗浄用ノズル1
0Nの洗浄水噴射にて剥離し、スクリーン渣の排出トラ
フ9内に落下するようになすか、または回転ブラシ10
Bを採用する。この回転ブラシ10Bは洗浄用ノズル1
0Nと同様水路1内に2つ折りW字形状に張架された無
端状スクリーン7の内部で最終掻上側で水面より上方の
スクリーン裏面側位置にしかもブラシ先端がスクリーン
面と接触するように配置する。さらに剥取手段として前
記洗浄用ノズル10Nと回転ブラシ10Bとの組み合せ
とすることもできる。この場合、洗浄用ノズルより噴射
される洗浄水あるいはまた、回転ブラシの回転によりス
クリーンの孔に絡んだごみもその絡み力が解かれ除去さ
れるものとなる。
7内で、水面より上方位置に設けられ、該スクリーンに
付着して掻き揚げられる木葉・ひも状のごみ等の夾雑物
(スクリーン渣)をスクリーン面より剥離除去する。こ
の剥取手段10は図示のように水路1内に2つ折りW字
形状に張架された無端状スクリーン7の各U形スクリー
ン内部A1、A2の掻上側で水面より上方のスクリーン
裏面側位置にしかもスクリーン面に対し所要角に洗浄水
が噴射するようにして洗浄用ノズル10Nを配設し、こ
れによりスクリーンに付着した木葉等は洗浄用ノズル1
0Nの洗浄水噴射にて剥離し、スクリーン渣の排出トラ
フ9内に落下するようになすか、または回転ブラシ10
Bを採用する。この回転ブラシ10Bは洗浄用ノズル1
0Nと同様水路1内に2つ折りW字形状に張架された無
端状スクリーン7の内部で最終掻上側で水面より上方の
スクリーン裏面側位置にしかもブラシ先端がスクリーン
面と接触するように配置する。さらに剥取手段として前
記洗浄用ノズル10Nと回転ブラシ10Bとの組み合せ
とすることもできる。この場合、洗浄用ノズルより噴射
される洗浄水あるいはまた、回転ブラシの回転によりス
クリーンの孔に絡んだごみもその絡み力が解かれ除去さ
れるものとなる。
【0010】従って水路1内に回転駆動されるよう2つ
折りW字形状又は多段折曲式に配設された無端状スクリ
ーン7の各U形スクリーン内部A1、A2の内側面より
汚水を流入させ、スクリーン外部水路BまたはCへ流出
させると、この汚水中のスクリーン渣は各U形スクリー
ン内部A1、A2の対向する下降側と掻上側の両内側面
にて捕捉された後、このスクリーンの回動にて捕捉スク
リーン渣はスクリーン掻上側を経て水路上方へ掻き揚げ
られる。これをスクリーンの裏面より洗浄用ノズル10
Nにて洗浄水を噴射することにより或いはまたブラシの
回転によりスクリーン面に付着しているごみはスクリー
ン面より剥離させられると共に、この下方位置でスクリ
ーン7内上部に設置された流水トラフ等の排出トラフ9
内に落下収集させ、水路外へ排出される。
折りW字形状又は多段折曲式に配設された無端状スクリ
ーン7の各U形スクリーン内部A1、A2の内側面より
汚水を流入させ、スクリーン外部水路BまたはCへ流出
させると、この汚水中のスクリーン渣は各U形スクリー
ン内部A1、A2の対向する下降側と掻上側の両内側面
にて捕捉された後、このスクリーンの回動にて捕捉スク
リーン渣はスクリーン掻上側を経て水路上方へ掻き揚げ
られる。これをスクリーンの裏面より洗浄用ノズル10
Nにて洗浄水を噴射することにより或いはまたブラシの
回転によりスクリーン面に付着しているごみはスクリー
ン面より剥離させられると共に、この下方位置でスクリ
ーン7内上部に設置された流水トラフ等の排出トラフ9
内に落下収集させ、水路外へ排出される。
【0011】落下するスクリーン渣の一部が排出トラフ
9の上端縁に引掛かることがある。このトラフ上端縁に
引掛かったごみ(スクリーン渣)を自動的に、かつ定期
的あるいは周期的に除去する手段11を設ける。この排
出トラフ上端縁のごみ除去手段11としては洗浄水噴射
ノズル式、スクレーパ式、回転ブラシ式等が採用され
る。
9の上端縁に引掛かることがある。このトラフ上端縁に
引掛かったごみ(スクリーン渣)を自動的に、かつ定期
的あるいは周期的に除去する手段11を設ける。この排
出トラフ上端縁のごみ除去手段11としては洗浄水噴射
ノズル式、スクレーパ式、回転ブラシ式等が採用され
る。
【0012】洗浄水噴射ノズル式のごみ除去手段11は
図3に示すように排出トラフ9の上端縁の外部下方位置
よりこのトラフ端縁に向かって高圧の洗浄水を噴射する
ようにノズル11a,11aを設置する。このノズル1
1aは排出トラフ9の長手方向全長に亘ってほぼ均一に
洗浄水が噴射されるようなノズル形状及び数が設置され
るものとし、このノズル11aは定期的または周期的さ
らには一日の作業終了時に洗浄水を噴射し、排出トラフ
上端縁に引掛かっているごみをこの噴射水圧にて除去
し、トラフ内へ強制的に落下させるかまたはスクリーン
内へ落下するようになすものである。
図3に示すように排出トラフ9の上端縁の外部下方位置
よりこのトラフ端縁に向かって高圧の洗浄水を噴射する
ようにノズル11a,11aを設置する。このノズル1
1aは排出トラフ9の長手方向全長に亘ってほぼ均一に
洗浄水が噴射されるようなノズル形状及び数が設置され
るものとし、このノズル11aは定期的または周期的さ
らには一日の作業終了時に洗浄水を噴射し、排出トラフ
上端縁に引掛かっているごみをこの噴射水圧にて除去
し、トラフ内へ強制的に落下させるかまたはスクリーン
内へ落下するようになすものである。
【0013】またスクレーパ式のごみ除去手段は図4に
示す実施例と、図5に示す実施例とがある。図4の実施
例は無端状スクリーン7の内周面に、かつ1または2箇
所にゴム等の可撓性のスクレーパ11bを突設するとと
もに、このスクレーパ11bの先端が排出トラフ9の上
端縁外側面と接触するようにして設け、これによりスク
リーンの駆動にて排出トラフ位置にきたスクレーパ11
bにて排出トラフ上端縁の上流側に引掛かっているごみ
を掻き取りトラフ内へ落下させ、また下流側上端縁のも
のはトラフより掻き取りスクリーン内の水路内へ落下さ
せて除去するようになすものである。
示す実施例と、図5に示す実施例とがある。図4の実施
例は無端状スクリーン7の内周面に、かつ1または2箇
所にゴム等の可撓性のスクレーパ11bを突設するとと
もに、このスクレーパ11bの先端が排出トラフ9の上
端縁外側面と接触するようにして設け、これによりスク
リーンの駆動にて排出トラフ位置にきたスクレーパ11
bにて排出トラフ上端縁の上流側に引掛かっているごみ
を掻き取りトラフ内へ落下させ、また下流側上端縁のも
のはトラフより掻き取りスクリーン内の水路内へ落下さ
せて除去するようになすものである。
【0014】さらに図5に示す実施例はスクレーパ11
cを櫛歯状とし、かつこのスクレーパ11cを二段また
は三段にして設け、かつ各段の櫛歯状スクレーパは図6
に示すようにその位相を順次ずらすように設ける。この
櫛歯状スクレーパも排出トラフ位置に来たとき、その先
端は排出トラフの外側上端部と接触するようになし、こ
れにより水の掻き揚げを防止し、トラフ上端縁に引掛か
っているごみを除去することができる。
cを櫛歯状とし、かつこのスクレーパ11cを二段また
は三段にして設け、かつ各段の櫛歯状スクレーパは図6
に示すようにその位相を順次ずらすように設ける。この
櫛歯状スクレーパも排出トラフ位置に来たとき、その先
端は排出トラフの外側上端部と接触するようになし、こ
れにより水の掻き揚げを防止し、トラフ上端縁に引掛か
っているごみを除去することができる。
【0015】図7に示す実施例は回転ブラシ式の除去手
段11dで、この回転ブラシ11dの先端が排出トラフ
の上端縁外側面と当接するように、しかもこのブラシに
て掻き取られたごみがトラフ内に落下する方向に回転駆
動するものである。
段11dで、この回転ブラシ11dの先端が排出トラフ
の上端縁外側面と当接するように、しかもこのブラシに
て掻き取られたごみがトラフ内に落下する方向に回転駆
動するものである。
【0016】また図8に示す実施例は排出トラフ9の上
端縁に低摩擦性の材質11eにてコーティングするか、
または配設してすべりを良くしてごみの付着を未然に防
止したものである。さらにこのごみ除去手段はノズル
式、スクレーパ式、回転ブラシ式、低摩擦材の使用等の
2以上を適当に組み合わせて採用することも可能であ
る。
端縁に低摩擦性の材質11eにてコーティングするか、
または配設してすべりを良くしてごみの付着を未然に防
止したものである。さらにこのごみ除去手段はノズル
式、スクレーパ式、回転ブラシ式、低摩擦材の使用等の
2以上を適当に組み合わせて採用することも可能であ
る。
【0017】上述の如く構成することによりスクリーン
の駆動にて掻き揚げられ排出トラフ内に落下するスクリ
ーン渣の一部がこのトラフ上端縁に引掛かり、付着して
もごみ除去手段にて自動的に除去されるものである。
の駆動にて掻き揚げられ排出トラフ内に落下するスクリ
ーン渣の一部がこのトラフ上端縁に引掛かり、付着して
もごみ除去手段にて自動的に除去されるものである。
【0018】
【発明の効果】本発明細塵除塵機における排出トラフの
ごみ除去装置は、無端状スクリーンを多段折曲式にして
張架し、このU形スクリーン内部上方位置に剥取手段と
その下方に排出トラフを配設し、無端状スクリーンの駆
動にて掻き上げられた夾雑物を除去するようになした細
塵除塵機において、排出トラフ上端縁に引掛かるごみを
除去する手段を設けたため、排出トラフの清掃を作業員
が行う必要がなく、安全性が向上し、かつ掻揚スクリー
ン渣の排出が効果的に行える等の利点がある。
ごみ除去装置は、無端状スクリーンを多段折曲式にして
張架し、このU形スクリーン内部上方位置に剥取手段と
その下方に排出トラフを配設し、無端状スクリーンの駆
動にて掻き上げられた夾雑物を除去するようになした細
塵除塵機において、排出トラフ上端縁に引掛かるごみを
除去する手段を設けたため、排出トラフの清掃を作業員
が行う必要がなく、安全性が向上し、かつ掻揚スクリー
ン渣の排出が効果的に行える等の利点がある。
【図1】本発明細塵除塵機における排出トラフのごみ除
去装置の一実施例を示す正面図である。
去装置の一実施例を示す正面図である。
【図2】同スクリーンによる濾過状態を示す説明図であ
る。
る。
【図3】ノズル式の実施例を示す説明図である。
【図4】スクレーパ式の実施例を示す説明図である。
【図5】櫛歯状スクレーパ式の実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図6】同正面図である。
【図7】回転ブラシ式の実施例を示す説明図である。
【図8】低摩擦材を用いた実施例の説明図である。
【符号の説明】 1 水路 2 除塵機 5 駆動ホイール 7 無端状スクリーン 70 スクリーンユニット 71 エンドレスチェン 72 パンチングメタル 73,74 スクリーン枠 8 ガイドレール 10N 洗浄用ノズル 10B 回転ブラシ A1、A2 U形スクリーン内部 B、C スクリーン外部水路
Claims (4)
- 【請求項1】 無端状スクリーンを多段折曲式にして張
架し、このU形スクリーン内部上方位置に剥取手段とそ
の下方に排出トラフを配設し、無端状スクリーンの駆動
にて掻き上げられた夾雑物を除去するようになした細塵
除塵機において、排出トラフ上端縁に引掛かるごみを除
去する手段を設けたことを特徴とする細塵除塵機におけ
る排出トラフのごみ除去装置。 - 【請求項2】 排出トラフ上端縁に引掛かるごみを除去
する手段を、排出トラフ外側部下方より排出トラフ上端
に向かって洗浄水を噴射するようノズルを設けた請求項
1記載の細塵除塵機における排出トラフのごみ除去装
置。 - 【請求項3】 排出トラフ上端縁に引掛かるごみを除去
する手段を、無端状スクリーンに突設したスクレーパに
て行う請求項1記載の細塵除塵機における排出トラフの
ごみ除去装置。 - 【請求項4】 排出トラフ上端縁に引掛かるごみを除去
する手段を、排出トラフの外側に排出トラフ上端縁に接
するようにして回転ブラシを設けた請求項1記載の細塵
除塵機における排出トラフのごみ除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192833A JPH0833810A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 細塵除塵機における排出トラフのごみ除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192833A JPH0833810A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 細塵除塵機における排出トラフのごみ除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0833810A true JPH0833810A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16297743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6192833A Pending JPH0833810A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 細塵除塵機における排出トラフのごみ除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0833810A (ja) |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP6192833A patent/JPH0833810A/ja active Pending
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