JPH08336896A - ケーブル通線兼管路補修工法 - Google Patents

ケーブル通線兼管路補修工法

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JPH08336896A
JPH08336896A JP19540395A JP19540395A JPH08336896A JP H08336896 A JPH08336896 A JP H08336896A JP 19540395 A JP19540395 A JP 19540395A JP 19540395 A JP19540395 A JP 19540395A JP H08336896 A JPH08336896 A JP H08336896A
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tube
cable
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pipe
branch pipe
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Takao Kamiyama
隆夫 神山
Yasuhiro Yokoshima
康弘 横島
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YOKOJIMA KK
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
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YOKOJIMA KK
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 枝管のライニング時に該枝管にケーブルを同
時に通線することができるケーブル通線兼管路補修工法
を提供すること。 【構成】 枝管11内にケーブル通線用チューブ9を通
した後、一端に鍔部3を有し外表面が気密性の高いフィ
ルムで被覆された管状樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸せ
しめて成る枝管ライニング材1をその鍔部3を折り返し
た状態で本管10内に導入し、該枝管ライニング材1の
鍔部3を本管10の枝管開口部に密着させた状態で枝管
ライニング材1を流体圧によって枝管11内に本管10
側から地上に向かって反転挿入し、該枝管ライニング材
1を枝管11の内周面に押圧したまま、該枝管ライニン
グ材1に含浸された硬化性樹脂を硬化させた後、前記ケ
ーブル通線用チューブ9内にケーブルを通線する。本発
明によれば、枝管ライニング材1を用いて枝管11をラ
イニングすると、枝管11と枝管ライニング材1との間
にケーブル通線用チューブ9が介在することとなるた
め、前記目的が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本管と枝管に対し
てケーブルの通線と補修を同時に行うようにしたケーブ
ル通線兼管路補修工法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路が老巧
化した場合、該管路を地中から掘出することなく、その
内周面にライニングを施して当該管路を補修する管路補
修工法が知られている。この管路補修工法は、可撓性の
管状樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸せしめて成る管ライ
ニング材を流体圧によって管路内に反転させながら挿入
するとともに、これを管路内周面に押圧し、この状態を
保ったまま管ライニング材を加温等してこれに含浸され
た硬化性樹脂を硬化させることによって管路の内周面に
ライニングを施す工法である。
【0003】ところで、近年、マルチメディアが脚光を
浴びるに至っているが、このマルチメディアを実現する
には通信用光ファイバー等のケーブルの敷設の問題を解
決しなければならない。
【0004】而して、ケーブルの敷設の一方法として、
老巧管に対して前記管路補修工法を施工する際に同時に
ケーブル通線用チューブも敷設する方法が提案されてい
る。この方法は、ケーブル通線用チューブを管路内の底
部に引き込んだ後、管ライニング材を用いた前記管路補
修工法によって管路の内周面にライニングを施すことに
よってケーブル通線用チューブを管路と管ライニング材
との間にサンドイッチ状に挟み込み、最後にケーブル通
線用チューブ内にケーブルを通線する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法は本管に対してのみ適用し得るものであって、枝管に
対してはケーブルの通線が不可能であったため、例えば
各家庭内に光ファイバーケーブルを通すためには、マン
ホールから枝ケーブルを出す以外に方法がなかった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、枝管のライニング時に該枝管
にケーブルを同時に通線することができるケーブル通線
兼管路補修工法を提供することにある。
【0007】又、本管のライニング時に複数のケーブル
の通線を同時に行う場合、複数のケーブル通線用チュー
ブを本管内に混線することなく整然と引き込むのは至難
であり、ケーブル通線用チューブの本管内での混線が免
れなかった。
【0008】従って、本発明の目的とする処は、複数の
ケーブルを本管内に混線することなく整然と通線するこ
とができるケーブル通線兼管路補修工法を提供すること
にある。
【0009】更に、図14に示すように管路111にラ
イニングを施す際に同時にケーブル通線用チューブ10
9を敷設する場合、ケーブル通線用チューブ109とし
てはプラスチックパイプが使用されているため、該ケー
ブル通線用チューブ109を管路111内に引き込んだ
後に管ライニング材101を管路111内に挿入してこ
れに含浸された硬化性樹脂を硬化させるとき、ケーブル
通線用チューブ109が硬化性樹脂の硬化発熱によって
加熱され、又、管ライニング材101に作用する内圧を
受けるために扁平に押し潰されてしまい、図示のように
その断面が楕円状を呈するためにその後のケーブルの通
線が不可能となってしまうという問題があった。
【0010】従って、本発明の目的とする処は、ケーブ
ル通線用チューブの敷設時に該ケーブル通線用チューブ
の変形を防ぎ、その後のケーブルの通線を確実に行うこ
とができるケーブル通線兼管路補修工法を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、枝管内にケーブル通線用チ
ューブを通した後、一端に鍔部を有し外表面が気密性の
高いフィルムで被覆された管状樹脂吸収材に硬化性樹脂
を含浸せしめて成る枝管ライニング材をその鍔部を折り
返した状態で本管内に導入し、該枝管ライニング材の鍔
部を本管の枝管開口部周縁に密着させた状態で枝管ライ
ニング材を流体圧によって枝管内に本管側から地上に向
かって反転挿入し、該枝管ライニング材を枝管の内周面
に押圧したまま、該枝管ライニング材に含浸された硬化
性樹脂を硬化させた後、前記ケーブル通線用チューブ内
にケーブルを通線することを特徴とする。
【0012】従って、請求項1記載の発明によれば、ケ
ーブル通線用チューブは枝管に対してライニングが施さ
れる前に枝管内に通されるため、その後に枝管ライニン
グ材を用いて枝管をライニングすると、ケーブル通線用
チューブは枝管と枝管ライニング材との間にサンドイッ
チ状に挟まれた状態で枝管内に配備されることとなり、
このケーブル通線用チューブ内にケーブルを通線するこ
とによって、枝管のライニング時に該枝管にケーブルを
同時に通線することができ、例えば各家庭内に光ファイ
バーケーブルを通すためにマンホールから枝ケーブルを
出す等の対策が不要となる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記枝管ライニング材の鍔部にクッション
材を取り付けたことを特徴とする。
【0014】従って、請求項2記載の発明によれば、請
求項1記載の発明におけるケーブル通線用チューブが枝
管ライニング材の鍔部に取り付けられたクッション材に
埋没するため、枝管ライニング材の鍔部はその全面が本
管の枝管開口部周縁に完全に密着し、該鍔部と本管及び
本管ライニング材との一体化が可能となる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ケーブル通線用チューブを金属で構成
したことを特徴とする。
【0016】従って、請求項3記載の発明によれば、ケ
ーブル通線用チューブが剛性の高い金属で構成されるた
め、ケーブル通線用チューブが硬化性樹脂の硬化発熱に
よって加熱され、更に、管ライニング材に作用する内圧
を受けても、該ケーブル通線用チューブは押し潰される
ことなく、元の断面形状を保つため、その後の該ケーブ
ル通線用チューブへのケーブルの通線が容易に確実にな
される。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記枝管ライニング材に含浸された硬化性
樹脂を硬化させる際、該枝管ライニング材に作用する内
圧よりも高い圧力の高圧流体を前記ケーブル通線用チュ
ーブ内に流すことを特徴とする。
【0018】従って、請求項4記載の発明によれば、ケ
ーブル通線用チューブとしてプラスチックパイプが用い
られても、該ケーブル通線用チューブ内には枝管ライニ
ング材に作用する内圧よりも高い圧力の高圧流体が流さ
れるため、ケーブル通線用チューブが硬化性樹脂の硬化
発熱によって加熱され、更に枝管ライニング材の内圧を
受けても、該ケーブル通線用チューブは高圧流体によっ
て冷却されるとともに膨張せしめられるために押し潰さ
れることがなく、元の断面形状を保つため、その後の該
ケーブル通線用チューブへのケーブルの通線が容易に確
実になされる。
【0019】請求項5記載の発明は、ケーブル通線用チ
ューブを挿通保持して成る複数のチューブ固定リングを
本管内に適当な間隔で固定配置した後、硬化性樹脂を含
浸した本管ライニング材を本管内に導入し、該本管ライ
ニング材を本管の内周面に押圧したまま、該本管ライニ
ング材に含浸された硬化性樹脂を硬化させた後、前記ケ
ーブル通線用チューブ内にケーブルを通線することを特
徴とする。
【0020】従って、請求項5記載の発明によれば、複
数のケーブル通線用チューブは複数のチューブ固定リン
グに保持された状態で本管内に引き込まれるため、これ
らが本管内で混線することがなく、各ケーブル通線用チ
ューブ内に通線されるケーブル同士が本管内で互いに混
線することがなく、これらは適当な間隔を保って整然と
通線される。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記チューブ固定リングは一部が切り欠か
れ、本管の内径よりも小さく縮径された状態で本管内に
導入され、本管内の所定位置で拡径されて本管に密着し
て固定配置されるものとしたことを特徴とする。
【0022】従って、請求項6記載の発明によれば、チ
ューブ固定リングは縮径した状態で本管内に導入される
ため、ケーブル通線用チューブの本管内への引き込みが
容易になされる。そして、チューブ固定リングの縮径状
態を解除して例えばその弾性でこれを拡径させれば、該
チューブ固定リングが本管に密着して容易に固定され
る。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記ケーブル通線用チューブを金属で構成
したことを特徴とする。
【0024】従って、請求項7記載の発明によれば、請
求項3記載の発明と同様にケーブル通線用チューブが剛
性の高い金属で構成されるため、ケーブル通線用チュー
ブが硬化性樹脂の硬化発熱によって加熱され、更に、管
ライニング材に作用する内圧を受けても、該ケーブル通
線用チューブは押し潰されることなく、元の円形断面を
保つため、その後の該ケーブル通線用チューブへのケー
ブルの通線が容易に確実になされる。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記本管ライニング材に含浸された硬化性
樹脂を硬化させる際、該本管ライニング材に作用する内
圧よりも高い圧力の高圧流体を前記ケーブル通線用チュ
ーブ内に流すことを特徴とする。
【0026】従って、請求項8記載の発明によれば、請
求項4記載の発明と同様にケーブル通線用チューブとし
てプラスチックパイプが用いられても、該ケーブル通線
用チューブ内には本管ライニング材に作用する内圧より
も高い圧力の高圧流体が流されるため、ケーブル通線用
チューブが硬化性樹脂の硬化発熱によって加熱され、更
に本管ライニング材の内圧を受けても、該ケーブル通線
用チューブは高圧流体によって冷却されるとともに膨張
せしめられるために押し潰されることがなく、元の断面
形状を保つため、その後の該ケーブル通線用チューブへ
のケーブルの通線が容易に確実になされる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0028】図1は枝管ライニング材1の部分断面図で
あり、該枝管ライニング材1は不織布から成る管状樹脂
吸収材2を含んで構成され、その一端には外方へ折り返
されたフランジ状の鍔部3が形成されている。そして、
管状樹脂吸収材2の鍔部3に近接する内周部には別の短
い管状樹脂吸収材4が接着されており、この管状樹脂吸
収材4は外側へ折り返されて開かれており、枝管ライニ
ング材1の鍔部3に近接する部分の厚さは該管状樹脂吸
収材4によって部分的に厚くなっている。
【0029】而して、枝管ライニング材1の前記管状樹
脂吸収材2,4の鍔部3を除く部分には未硬化の液状熱
硬化性樹脂が含浸されており、管状樹脂吸収材2の外表
面には気密性の高いプラスチックフィルム5が被覆され
ており、管状樹脂吸収材2,4の内周面にも気密性の高
いプラスチックフィルム6が被覆されている。尚、管状
樹脂吸収材2,4を構成する不織布の材質としてはポリ
エステル、ポリプロピレン、ナイロン、アクリル、ビニ
ロン等が選定され、これらに含浸される熱硬化性樹脂と
しては不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が用い
られる。又、前記プラスチックフィルム5,6の材質と
しては、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエチレン/
ナイロン共重合体、塩化ビニール等が選定される。
【0030】ところで、前記鍔部3は後述の本管10
(図2参照)の内周面と同じ曲率で円弧状に湾曲する曲
面を構成しており、その外径は後述の枝管11(図2参
照)の内径よりも大きく設定されており、これに含浸さ
れた硬化性樹脂が硬化することによって該鍔部3はその
形状を保持している。そして、鍔部3の上面にはクッシ
ョン材7が接着されている。尚、クッション材7の鍔部
3への取り付けは、ボルト・ナット等による締着、溶着
等の手段によっても良い。
【0031】又、枝管ライニング材1にあっては、管状
樹脂吸収材2の外側には所定長さの引き剥しチューブ8
が通され、該引き剥しチューブ8の一端は管状樹脂吸収
材2(プラスチックフィルム5)の鍔部3に近い外周に
引き剥し可能に接着されており、他端は開放されてい
る。尚、引き剥しチューブ8の材質には前記プラスチッ
クチューブ5,6と同様のものが選定される。
【0032】次に、上記枝管ライニング材1を用いて施
工される枝管の補修工法を図2乃至図4に基づいて説明
する。尚、図2及び図3は枝管補修工法を説明するため
の断面図、図4は図3のA部拡大詳細図である。
【0033】図2において、10は下水管等の本管、1
1は本管10から分岐する小径の枝管であって、枝管1
1内にはケーブル通線用チューブ9が通されており、枝
管11に対するライニングはケーブル通線用チューブ9
を枝管11内に通した後に施工される。
【0034】即ち、図2に示すように本管10内には、
地上で予め組付一体化された作業用ロボット12、圧力
バッグ13、枝管ライニング材1等が引き込まれてい
る。
【0035】上記作業用ロボット12は油圧で駆動され
てそのヘッド14が上下動するものであって、該ヘッド
14にはフランジ状のセットノズル15が支持されてい
る。又、この作業用ロボット12の上部にはモニター用
のTVカメラ16が設置されている。
【0036】一方、前記圧力バッグ13は前記セットノ
ズル15に取り付けられており、前記引き剥しチューブ
8の開放端は圧力バッグ13に取り付けられている。そ
して、枝管ライニング材1は、その鍔部3がセットノズ
ル15上にセットされており、他の未反転部分(管状樹
脂吸収材2の鍔部3を除く部分と引き剥しチューブ8)
はセットノズル15を通って圧力バッグ13内に収納さ
れている。
【0037】而して、圧力バッグ13内には、枝管ライ
ニング材1と引き剥しチューブ8とで閉塞される密閉空
間Sが形成されるが、該密閉空間Sには地上に設置され
たコンプレッサー17及び不図示の温水供給装置が接続
されている。
【0038】以上において、作業用ロボット12とこれ
に支持された枝管ライニング材1や圧力バッグ13等は
本管10内を一体的に移動せしめられるが、前記TVカ
メラ16によって本管10内をモニタリングしながら、
図2に示すように、枝管ライニング材1の鍔部3を枝管
11の開口部に位置決めし、作業用ロボット12のヘッ
ド14を上動させて枝管ライニング材1の鍔部3を本管
10の枝管開口部(本管10に枝管11が開口する部
分)の周縁に押圧してこれを密着せしめる。
【0039】次に、地上に設置されたコンプレッサー1
7を駆動して圧縮エアーを圧力バッグ13内の前記密閉
空間Sに供給すると、枝管ライニング材1は圧縮エアー
の圧力を受けて反転しながら枝管11内を本管10から
地上側(上方)に向かって順次挿入されていく。尚、こ
のとき、密閉空間Sは引き剥しチューブ8によって気密
にシールされている。
【0040】上記枝管ライニング材1の枝管11内への
反転挿入が終了すると、地上に設置された不図示の温水
供給装置を駆動して温水を密閉空間Sに供給し、該密閉
空間S内の圧縮エアーを温水で置換する。すると、枝管
ライニング材1は枝管11の内周壁に押圧された状態で
加温され、その管状樹脂吸収材2,4に含浸された熱硬
化性樹脂が硬化し、枝管11は、硬化した枝管ライニン
グ材1によってその内周面がライニングされて補修され
る。
【0041】而して、上述のように枝管ライニング材1
が硬化すると、密閉空間Sから温水を抜き、作業用ロボ
ット12のヘッド14を下動させてセットノズル15を
枝管ライニング材1の鍔部3から引き離した後、作業用
ロボット12、圧力バッグ13、引き剥しチューブ8等
を一体として例えば図2の左方に引く。すると、引き剥
しチューブ8は枝管ライニング材1の内周面から引き剥
されるため、作業用ロボット12、圧力バッグ13、引
き剥しチューブ8等を一体として本管10内から取り除
くことができ、図3及び図4に示すように、枝管11内
には硬化した枝管ライニング材1のみが残され、ここに
枝管11に対する一連のライニング作業が終了する。
尚、このとき、図4に示すように枝管ライニング材1の
本管10への開口部付近(鍔部3に近い部分)は管状樹
脂吸収材4のためにその厚さが部分的に厚くなってい
る。
【0042】而して、本実施の形態においては、前述の
ようにケーブル通線用チューブ9は枝管11に対してラ
イニングが施される前に枝管11内に通されるため、そ
の後に枝管ライニング材1を用いて枝管11をライニン
グすると、ケーブル通線用チューブ9は枝管11と枝管
ライニング材1との間にサンドイッチ状に挟まれた状態
で枝管11内に配備されることとなり、後述のような方
法でこのケーブル通線用チューブ9内にケーブルを通線
することによって、枝管11或は本管10のライニング
時に枝管11にケーブルを同時に通線することができ、
例えば各家庭内に光ファイバーケーブルを通すためにマ
ンホールから枝ケーブルを出す等の対策が不要となる。
【0043】ところで、本実施の形態では、前記ケーブ
ル通線用チューブ9をSUS等の剛性の高い金属で構成
している。このため、ケーブル通線用チューブ9が枝管
ライニング材1に含浸された硬化性樹脂の硬化発熱によ
って加熱され、更に、枝管ライニング材1に作用する内
圧を受けても、該ケーブル通線用チューブ9は押し潰さ
れることなく、図5に示すように元の円形断面を保つた
め、その後の該ケーブル通線用チューブ9へのケーブル
の通線が容易に確実になされる。ここで、図5は図4の
B−B線拡大断面図である。
【0044】尚、ケーブル通線用チューブ9をプラスチ
ックパイプで構成する場合には、枝管ライニング材1に
含浸された熱硬化性樹脂を硬化させる際、図4に示すよ
うに、該枝管ライニング材1に作用する内圧よりも高い
圧力の水、エアー等の高圧流体Fをケーブル通線用チュ
ーブ9内に流す。このように高圧流体Fをケーブル通線
用チューブ9内に流すと、ケーブル通線用チューブ9と
してプラスチックパイプが用いられても、該ケーブル通
線用チューブ9が熱硬化性樹脂の硬化発熱によって加熱
され、更に枝管ライニング材1の内圧を受けても、該ケ
ーブル通線用チューブ9は高圧流体Fによって冷却され
るとともに膨張せしめられるために押し潰されることが
なく、元の円形形状を保つため、その後の該ケーブル通
線用チューブ9へのケーブルの通線が容易に確実になさ
れる。
【0045】一方、枝管11と枝管ライニング材1との
間にケーブル通線用チューブ9を挟み込んだ場合、該ケ
ーブル通線用チューブ9が介在するために枝管ライニン
グ材1の鍔部3がその全面に亘って本管10の枝管開口
部周縁に密着しない可能性があるが、本実施の形態で
は、前述のように鍔部3にクッション材7を取り付けた
ため、図4に詳細に示すように、ケーブル通線用チュー
ブ9がこのクッション材7に埋没する。このため、枝管
ライニング材1の鍔部3はその全面が本管10の枝管開
口部周縁に完全に密着し、該鍔部3と本管10及び後述
の本管ライニング材26(図3参照)との一体化が可能
となる。
【0046】尚、本実施の形態では、枝管11内に1本
のケーブル通線用チューブ9を通したが、複数のケーブ
ル通線用チューブ9を枝管11内に通すようにしても良
い。
【0047】以上のようにして全ての枝管11に対して
これのライニングと同時にケーブル通線用チューブ9が
配備されると、図3に示すように、本管10内には枝管
11の数に等しい本数のケーブル通線用チューブ9と2
つのマンホール(図3には一方のみ図示)18間に通さ
れる1本のメインチューブ19が引き込まれることとな
る。
【0048】次に、本管10に対するケーブル通線兼管
路補修工法を図3、図6乃至図13に基づいて説明す
る。尚、図6乃至図8は本管ライニング工法をその工程
順に示す断面図、図9はチューブ固定リングの縮径状態
を示す断面図、図10は同チューブ固定リングの固定状
態(拡径状態)を示す断面斜視図、図11乃至図13は
ケーブル通線用チューブ(メインチューブ)へのケーブ
ルの通線方法の種々の態様を示す破断側面図である。
【0049】枝管ライニング材1を用いた前記方法によ
って枝管11に対してライニングが施された後に本管1
0に対してライニングが施されるが、本管10のライニ
ングに際しては、図3に示すように2本のケーブル通線
用チューブ9とメインチューブ19が本管10内に整然
と引き込まれて配備されている。
【0050】即ち、本管10内には例えば3つのチュー
ブ固定リング21,22,23が所定間隔で固定配置さ
れており、チューブ固定リング21にはメインチューブ
19のみが挿通支持されており、チューブ固定リング2
2にはメインチューブ19と1本のケーブル通線用チュ
ーブ9が挿通支持されており、チューブ固定リング23
にはメインチューブ19と2本のケーブル通線用チュー
ブ9が挿通支持されている。
【0051】ところで、チューブ固定リング21,2
2,23は弾性の高い金属又はプラスチックでリング状
に成形されており、図9に示すようにその一部が切り欠
かれている(図9及び図10にはチューブ固定リング2
3のみを示す)。
【0052】而して、例えばチューブ固定リング23を
本管10内に導入してこれを所定の位置まで搬送する間
は、該チューブ固定リング23は図9に示すようにその
一部が重ねられて本管10の内径よりも小径に縮径され
ており、その重ね合わせ部分はピン24とナット25に
よって結合されている。
【0053】以上のように縮径されたチューブ固定リン
グ23は本管10内を所定位置まで搬送されるが、該チ
ューブ固定リング23は縮径されているために、本管1
0内をスムーズに搬送される。そして、チューブ固定リ
ング23が本管10内の所定位置に搬送されると、これ
を結合していたピン24とナット25(図9参照)が取
り外される。すると、チューブ固定リング23はそれ自
体の弾性によって拡径し、図10に示すように、本管1
0の内周面に密着して所定位置に固定される。尚、他の
チューブ固定リング21,22も同様にして本管10内
の所定位置まで搬送されてその位置で拡径されて固定さ
れる。
【0054】上述のようにして複数のチューブ固定リン
グ21〜23を図3に示すように本管10内に適当な間
隔で固定配置すれば、これらのチューブ固定リング21
〜23に挿通保持された複数のケーブル通線用チューブ
9,19が混線することなく互いに略平行に整然と本管
10内に引き込まれる。
【0055】而して、本管10内に複数のケーブル通線
用チューブ9,19が引き込まれると、図3に示すよう
に本管ライニング材26が流体圧によって反転挿入され
る。尚、本管ライニング材26は不織布から成る管状樹
脂吸収材に未硬化の液状熱硬化性樹脂を含浸せしめて構
成されており、その外表面には気密性の高いプラスチッ
クフィルムが被覆されている。
【0056】上記本管ライニング26の本管10内への
反転挿入が終了すると、該本管ライニング材26を本管
10の内周面に押圧したまま、本管ライニング材26を
任意の加熱手段によって加温すれば、これに含浸された
熱硬化性樹脂が硬化し、図6に示すように本管10の内
周面は、硬化した本管ライニング材26によってライニ
ングされて補修される。
【0057】ところで、本実施の形態では、前記ケーブ
ル通線用チューブ19をSUS等の剛性の高い金属で構
成している。このため、ケーブル通線用チューブ19が
本管ライニング材26に含浸された硬化性樹脂の硬化発
熱によって加熱され、更に、本管ライニング材26に作
用する内圧を受けても、該ケーブル通線用チューブ19
は押し潰されることなく、元の円形断面を保つため、そ
の後の該ケーブル通線用チューブ19への後述のケーブ
ル30(図11参照)の通線が容易に確実になされる。
【0058】尚、ケーブル通線用チューブ19をプラス
チックパイプで構成する場合には、本管ライニング材2
6に含浸された熱硬化性樹脂を硬化させる際、該本管ラ
イニング材26に作用する内圧よりも高い圧力の水、エ
アー等の高圧流体をケーブル通線用チューブ19内に流
す。このように高圧流体をケーブル通線用チューブ19
内に流すと、ケーブル通線用チューブ19としてプラス
チックパイプが用いられても、該ケーブル通線用チュー
ブ19が熱硬化性樹脂の硬化発熱によって加熱され、更
に本管ライニング材26の内圧を受けても、該ケーブル
通線用チューブ19は高圧流体によって冷却されるとと
もに膨張せしめられるために押し潰されることがなく、
元の円形形状を保つため、その後の該ケーブル通線用チ
ューブ19へのケーブル30の通線が容易に確実になさ
れる。
【0059】次に、図7に示すように、本管10内にロ
ボット37を導入し、該ロボット37に設けられたカッ
ター38を駆動して、本管ライニング材26の枝管開口
部を覆う部分をカッター38によって切除すれば、図7
及び図8に示すように枝管11が本管10に開口せしめ
られる。尚、この場合、前述のように枝管ライニング材
1の本管10への開口部付近(鍔部3に近い部分)は管
状樹脂吸収材4のためにその厚さが部分的に厚くなって
いるため、カッター38によって該枝管ライニング材1
の開口部付近を過って削り過ぎた場合であっても、その
部分に孔が開いたりすることがなく、鍔部3の本管10
と本管ライニング材26との一体化が阻害されることも
ない。
【0060】以上の一連の工程を経て本管10に対する
ライニングが終了すると、本管10内に複数のケーブル
通線用チューブ9,19が整然と配備され、これらのチ
ューブ9,19内にケーブルを通線すれば、複数のケー
ブルは本管10内に混線することなく整然と通される。
尚、図3,図6及び図8において、27,28はコント
ロールボックスである。
【0061】ここで、ケーブルのケーブル通線用チュー
ブ(メインチューブ)19内への通線の方法を図11乃
至図13に従って説明する。尚、ケーブル通線用チュー
ブ9に対するケーブルの通線方法も同様であるため、こ
れについての説明は省略する。
【0062】図11に示す方法は、メインチューブ19
の中に通線用糸29を予め通しておき、ライニングが終
了した後に図示のように通線用糸29の一端にケーブル
30を結び付け、通線用糸29の他端を図示矢印方向に
引いてケーブル30をメインチューブ19内に通線する
方法である。
【0063】又、図12に示す方法は、メインチューブ
19の一端を蓋31で塞いで真空ポンプ32を取り付
け、同チューブ19内にその他端からピグ33を挿入
し、真空ポンプ32を駆動してチューブ19内を真空引
きすることによってピグ33をチューブ19内で矢印方
向に移動させ、該ピグ33に接続された通線用糸又はケ
ーブル34をチューブ19内に通す方法である。
【0064】更に、図13に示す方法は、図12に示す
方法にコンプレッサー35を加えた方法であって、チュ
ーブ19の他端を蓋36で塞ぎ、コンプレッサー35に
よってピグ33の背面側に正圧を作用させることによっ
て該ピグ33の移動を更に効果的に行うようにしたもの
である。
【0065】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、ケーブル通線用チューブは枝管に
対してライニングが施される前に枝管内に通されるた
め、その後に枝管ライニング材を用いて枝管をライニン
グすると、ケーブル通線用チューブは枝管と枝管ライニ
ング材との間にサンドイッチ状に挟まれた状態で枝管内
に配備されることとなり、このケーブル通線用チューブ
内にケーブルを通線することによって、枝管のライニン
グ時に該枝管にケーブルを同時に通線することができ、
例えば各家庭内に光ファイバーケーブルを通すためにマ
ンホールから枝ケーブルを出す等の対策が不要となる。
【0066】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明におけるケーブル通線用チューブが枝管ライニ
ング材の鍔部に取り付けられたクッション材に埋没する
ため、枝管ライニング材の鍔部はその全面が本管の枝管
開口部周縁に完全に密着し、該鍔部と本管及び本管ライ
ニング材との一体化が可能となる。
【0067】請求項3記載の発明によれば、ケーブル通
線用チューブが剛性の高い金属で構成されるため、ケー
ブル通線用チューブが硬化性樹脂の硬化発熱によって加
熱され、更に、管ライニング材に作用する内圧を受けて
も、該ケーブル通線用チューブは押し潰されることな
く、元の断面形状を保つため、その後の該ケーブル通線
用チューブへのケーブルの通線が容易に確実になされ
る。
【0068】請求項4記載の発明によれば、ケーブル通
線用チューブとしてプラスチックパイプが用いられて
も、該ケーブル通線用チューブ内には枝管ライニング材
に作用する内圧よりも高い圧力の高圧流体が流されるた
め、ケーブル通線用チューブが硬化性樹脂の硬化発熱に
よって加熱され、更に枝管ライニング材の内圧を受けて
も、該ケーブル通線用チューブは高圧流体によって冷却
されるとともに膨張せしめられるために押し潰されるこ
とがなく、元の断面形状を保つため、その後の該ケーブ
ル通線用チューブへのケーブルの通線が容易に確実にな
される。
【0069】請求項5記載の発明によれば、複数のケー
ブル通線用チューブは複数のチューブ固定リングに保持
された状態で本管内に引き込まれるため、これらが本管
内で混線することがなく、各ケーブル通線用チューブ内
に通線されるケーブル同士が本管内で互いに混線するこ
とがなく、これらは適当な間隔を保って整然と通線され
る。
【0070】請求項6記載の発明によれば、チューブ固
定リングは縮径した状態で本管内に導入されるため、ケ
ーブル通線用チューブの本管内への引き込みが容易にな
される。そして、チューブ固定リングの縮径状態を解除
して例えばその弾性でこれを拡径させれば、該チューブ
固定リングが本管に密着して容易に固定される。
【0071】請求項7記載の発明によれば、請求項3記
載の発明と同様にケーブル通線用チューブが剛性の高い
金属で構成されるため、ケーブル通線用チューブが硬化
性樹脂の硬化発熱によって加熱され、更に、管ライニン
グ材に作用する内圧を受けても、該ケーブル通線用チュ
ーブは押し潰されることなく、元の円形断面を保つた
め、その後の該ケーブル通線用チューブへのケーブルの
通線が容易に確実になされる。
【0072】請求項8記載の発明によれば、請求項4記
載の発明と同様にケーブル通線用チューブとしてプラス
チックパイプが用いられても、該ケーブル通線用チュー
ブ内には本管ライニング材に作用する内圧よりも高い圧
力の高圧流体が流されるため、ケーブル通線用チューブ
が硬化性樹脂の硬化発熱によって加熱され、更に本管ラ
イニング材の内圧を受けても、該ケーブル通線用チュー
ブは高圧流体によって冷却されるとともに膨張せしめら
れるために押し潰されることがなく、元の断面形状を保
つため、その後の該ケーブル通線用チューブへのケーブ
ルの通線が容易に確実になされる
【図面の簡単な説明】
【図1】枝管ライニング材の部分断面図である。
【図2】枝管補修工法を説明するための断面図である。
【図3】枝管と本管に対する補修工法を説明するための
断面図である。
【図4】図3のA部拡大詳細図である。
【図5】図4のB−B線拡大断面図である。
【図6】本管ライニング工法を示す断面図である。
【図7】本管ライニング工法を示す断面図である。
【図8】本管ライニング工法を示す断面図である。
【図9】チューブ固定リングの縮径状態を示す断面図で
ある。
【図10】チューブ固定リングの固定状態(拡径状態)
を示す断面斜視図である。
【図11】ケーブル通線用チューブ(メインチューブ)
へのケーブルの通線方法を示す破断側面図である。
【図12】ケーブル通線用チューブ(メインチューブ)
へのケーブルの通線方法を示す破断側面図である。
【図13】ケーブル通線用チューブ(メインチューブ)
へのケーブルの通線方法を示す破断側面図である。
【図14】ケーブル通線用チューブの変形状態を示す管
路の横断面図である。
【符号の説明】
1 枝管ライニング材 2 管状樹脂吸収材 3 鍔部 5,6 プラスチックフィルム(フィルム) 7 クッション材 9,19 ケーブル通線用チューブ 10 本管 11 枝管 21〜23 チューブ固定リング 26 本管ライニング材 30 ケーブル F 高圧流体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枝管内にケーブル通線用チューブを通し
    た後、一端に鍔部を有し外表面が気密性の高いフィルム
    で被覆された管状樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸せしめ
    て成る枝管ライニング材をその鍔部を折り返した状態で
    本管内に導入し、該枝管ライニング材の鍔部を本管の枝
    管開口部周縁に密着させた状態で枝管ライニング材を流
    体圧によって枝管内に本管側から地上に向かって反転挿
    入し、該枝管ライニング材を枝管の内周面に押圧したま
    ま、該枝管ライニング材に含浸された硬化性樹脂を硬化
    させた後、前記ケーブル通線用チューブ内にケーブルを
    通線することを特徴とするケーブル通線兼管路補修工
    法。
  2. 【請求項2】 前記枝管ライニング材の鍔部にクッショ
    ン材を取り付けたことを特徴とする請求項1記載のケー
    ブル通線兼管路補修工法。
  3. 【請求項3】 前記ケーブル通線用チューブを金属で構
    成したことを特徴とする請求項1記載のケーブル通線兼
    管路補修工法。
  4. 【請求項4】 前記枝管ライニング材に含浸された硬化
    性樹脂を硬化させる際、該枝管ライニング材に作用する
    内圧よりも高い圧力の高圧流体を前記ケーブル通線用チ
    ューブ内に流すことを特徴とする請求項1記載のケーブ
    ル通線兼管路補修工法。
  5. 【請求項5】 ケーブル通線用チューブを挿通保持して
    成る複数のチューブ固定リングを本管内に適当な間隔で
    固定配置した後、硬化性樹脂を含浸した本管ライニング
    材を本管内に導入し、該本管ライニング材を本管の内周
    面に押圧したまま、該本管ライニング材に含浸された硬
    化性樹脂を硬化させた後、前記ケーブル通線用チューブ
    内にケーブルを通線することを特徴とするケーブル通線
    兼管路補修工法。
  6. 【請求項6】 前記チューブ固定リングは一部が切り欠
    かれ、本管の内径よりも小さく縮径された状態で本管内
    に導入され、本管内の所定位置で拡径されて本管に密着
    して固定配置されることを特徴とする請求項5記載のケ
    ーブル通線兼管路補修工法。
  7. 【請求項7】 前記ケーブル通線用チューブを金属で構
    成したことを特徴とする請求項5記載のケーブル通線兼
    管路補修工法。
  8. 【請求項8】 前記本管ライニング材に含浸された硬化
    性樹脂を硬化させる際、該本管ライニング材に作用する
    内圧よりも高い圧力の高圧流体を前記ケーブル通線用チ
    ューブ内に流すことを特徴とする請求項5記載のケーブ
    ル通線兼管路補修工法。
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JPS6439208A (en) * 1987-07-31 1989-02-09 Tobu Cleaner Service Cable laying construction in pipe and execution of work
JPH04355115A (ja) * 1991-05-31 1992-12-09 Getsuto:Kk 枝管ライニング材及びその製造方法

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