JPH08336780A - 動力工具の駆動部の構造 - Google Patents

動力工具の駆動部の構造

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Publication number
JPH08336780A
JPH08336780A JP7143426A JP14342695A JPH08336780A JP H08336780 A JPH08336780 A JP H08336780A JP 7143426 A JP7143426 A JP 7143426A JP 14342695 A JP14342695 A JP 14342695A JP H08336780 A JPH08336780 A JP H08336780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
crankshaft
balance weight
polishing
power tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP7143426A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisamitsu Hashii
寿光 橋井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP7143426A priority Critical patent/JPH08336780A/ja
Publication of JPH08336780A publication Critical patent/JPH08336780A/ja
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  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 研磨装置の作業面の移動量を各部で等しくす
る。 【構成】 モーター3によりクランク軸4を回転させ
る。クランク軸と平行な支軸5でアーム6を支えこのア
ームをクランク軸により揺動運動をさせる。アームの下
端に揺動部材2を取り付け、支軸を中心軸として揺動さ
せると、揺動部材の下面はその前後方向のいずれの箇所
においても移動量は等しくなり、該下面を作業面として
均一な研磨が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研磨装置等の動力工具
の駆動部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】研磨装置の駆動部として実開平6−63
284号公報に記載されるようなものがある。これは、
揺動部材を研磨装置の本体にアームを介し揺動可能に軸
支し、該アームの端にフォークを取り付け、このフォー
クにモーターの出力軸の偏心軸を挿入してなるものであ
る。モーターを起動して偏心軸を回転させ、その回転運
動をフォーク及びアームにより揺動部材の往復角運動に
変換しようというものである。揺動部材は板材でありフ
ォーク及びアームの運動平面と平行な平面を作業面と
し、該作業面上のサンディングペーパー等により木材等
の被加工材の表面を研するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の研磨装
置の揺動部材はアームの支軸に垂直な平面を作業面とす
るので、作業面の前後において作業面の移動量が相違
し、均一に研磨することが困難である。また、揺動部材
の揺動に伴う振動も大きいという問題もある。
【0004】従って、本発明は作業面の移動量をその前
後において等しくすることができ、また振動を低減する
ことができる動力工具の駆動部の構造を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、モーター3により回転するクランク軸4
と、該クランク軸4と平行な支軸5に支えられた該クラ
ンク軸4により揺動させられるアーム6と、該アーム6
の下端に取り付けられた揺動部材2とを具備した動力工
具の駆動部の構造を採用し、また、上記支軸5に支えら
れ、クランク軸4により上記アーム6と逆位相で揺動さ
せられるバランス錘7が設けられた上記動力工具の駆動
部の構造を採用している。
【0006】
【作用】本発明によれば、揺動部材2はそれを支えるア
ーム6の支軸5を中心軸として揺動するので、その下面
はその前後方向のいずれの箇所においても移動量Aが等
しくなる。従って、上記下面を作業面として均一な研磨
が可能である。
【0007】また、本発明において、バランス錘7が設
けられる場合は、該バランス錘7がアーム6の揺動と逆
位相で揺動するので、振動が低減し、それだけ適正な研
磨が可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。この動力工具は具体的には研磨装置であり、図1乃
至図3に示されるように、左右の分割片が組み合わされ
ることにより構成されたハウジング1を有している。該
ハウジング1からは作業面2aを有した揺動部材2が外
側に突出し、該ハウジング1内には揺動部材2を駆動す
るためのモーター3を含んだ駆動部が設けられている。
【0009】駆動部は、モーター3により回転させられ
るクランク軸4と、該クランク軸4と平行な支軸5に支
えられた該クランク軸4により揺動運動をさせられるア
ーム6と、上記支軸5を中心軸として湾曲する湾曲面を
作業面2aとする上記アーム6の自由端に取り付けられ
た揺動部材2とを有している。
【0010】また、該駆動部にはバランス錘7が設けら
れている。すなわち、上記支軸5には上記アーム6と共
にバランス錘7が支えられ、上記クランク軸4には逆位
相のクランクピン8,9が設けられ、各ランクピン8,
9が上記アーム6とバランス錘7の夫々と係合せしめら
れている。バランス錘7は必要に応じて設けられるもの
で、省略することも可能である。
【0011】上記クランク軸4は具体的には図7に示さ
れるような構成であり、上記モーター3の出力軸3aに
固定される固定軸部4aと、ハウジング1内の軸受10
に支持される自由軸部4bと、両軸部4a,4b間に設
けられた二つのクランクピン8,9とを有している。こ
の場合、二つのクランクピン8,9は180度だけ位相
がずれている。各クランクピン8,9の偏心量は互いに
同じであっても相違してもかまわない。
【0012】上記支軸5はピンであり、図2に示される
ように、上記ハウジング1内に水平に保持されている。
上記アーム6は、上記支軸5の箇所から下方に伸びてハ
ウジング1外に突出し、その突出した箇所に上記揺動部
材2が一体的に設けられている。該アーム6の中間部に
はクランクピン8との係合孔11が縦長の長孔状に設け
られている。このため、クランク軸4が回転するとアー
ム6は上記支軸5を支点にして左右に揺動運動すること
になる。
【0013】上記揺動部材2は、上記アーム6の下端か
ら前方に向かって鏝状に突出しており、その下面に上記
作業面2aとしての湾曲面が形成されている。これによ
り、図4に示されるように、揺動部材2の揺動に伴う作
業面2aの移動量Aは前後方向上いずれの位置において
も等しくなる。
【0014】なお、作業面2aにはサンディングペーパ
ー等(図示せず)が着脱自在に取り付けられている。上
記バランス錘7は上記アーム6に隣接するようにハウジ
ング1内に収められており、その中間部にはクランクピ
ン9との係合孔12が縦長の長孔状に設けられている。
このため、クランク軸4が回転するとバランス錘7は上
記支軸5を支点にして左右に揺動運動することになる。
このクランクピン9はアーム6用のクランクピン8とは
180度位相がずれているのでバランス錘7はアーム6
と逆向きに揺動運動し、アーム6等の揺動に伴う振動を
打ち消すように作用することになる。
【0015】しかして、この研磨装置を使用するに際
し、モーター3を起動すると、クランク軸4が回転し、
揺動部材2が揺動運動を行う。この揺動部材2の作業面
2aを被加工材の表面に当てて該表面を研磨するのであ
るが、作業面2aはその前後方向のいずれの箇所におい
ても移動量Aが等しいので均一な研磨が可能となる。ま
た、研磨中は、バランス錘7がアーム6と逆位相で揺動
運動しているので振動が低減し、円滑に研磨を行いう
る。
【0016】なお、図8及び図9に示されるように、必
要に応じて上記アーム6又は上記バランス錘7には上記
クランクピン8,9と係合する係合孔11,12に連続
して上記クランク軸4の挿通孔13,14を設けるよう
にしてもよい。挿通孔13,14の径はクランク軸4の
最大径よりも幾分大きくされている。かくすることによ
り、クランク軸4、アーム6、バランス錘7等の組み付
けが容易になる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、揺動部材はそれを支え
るアームの支軸を中心軸として揺動するので、その下面
を作業面とすれば該下面はその前後方向のいずれの箇所
においても移動量は等しくなり、従って、均一な研磨が
可能になる。
【0018】また、本発明において、バランス錘が設け
られる場合は、該バランス錘がアームの揺動と逆位相で
揺動するので、振動が低減し、それだけ適正な研磨が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動部の構造を備えた研磨装置の
水平断面図である。
【図2】上記研磨装置の縦断面図である。
【図3】図2中III−III線断面図である。
【図4】揺動部材の底面図である。
【図5】揺動部材及びバランス錘が一方の向きに揺動し
た状態を示す説明図である。
【図6】揺動部材及びバランス錘が他方の向きに揺動し
た状態を示す説明図である。
【図7】クランク軸の部分切欠平面図である。
【図8】揺動部材の他の例を示す立面図である。
【図9】バランス錘の他の例を示す立面図である。
【符号の説明】
2…揺動部材 2a…作業面 3…モーター 4…クランク軸 5…支軸 6…アーム 7…バランス錘 8,9…クランクピン 11,12…係合孔 13,14…挿通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターにより回転するクランク軸と、
    該クランク軸と平行な支軸に支えられた該クランク軸に
    より揺動させられるアームと、該アームの下端に取り付
    けられた揺動部材とを具備したことを特徴とする動力工
    具の駆動部の構造。
  2. 【請求項2】 上記支軸に支えられ、クランク軸により
    上記アームと逆位相で揺動させられるバランス錘が設け
    られたことを特徴とする請求項1の動力工具の駆動部の
    構造。
JP7143426A 1995-06-09 1995-06-09 動力工具の駆動部の構造 Pending JPH08336780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7143426A JPH08336780A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 動力工具の駆動部の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7143426A JPH08336780A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 動力工具の駆動部の構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08336780A true JPH08336780A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15338458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7143426A Pending JPH08336780A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 動力工具の駆動部の構造

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JP (1) JPH08336780A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015226542A1 (de) * 2015-12-22 2017-06-22 Robert Bosch Gmbh Führungsvorrichtung für Oszillationshandwerkzeugmaschine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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