JPH08336656A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH08336656A
JPH08336656A JP14487495A JP14487495A JPH08336656A JP H08336656 A JPH08336656 A JP H08336656A JP 14487495 A JP14487495 A JP 14487495A JP 14487495 A JP14487495 A JP 14487495A JP H08336656 A JPH08336656 A JP H08336656A
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JP
Japan
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electric
game
board
game board
wiring
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JP14487495A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技機において、遊技盤裏面側に膨出状態で
配設される電気的遊技装置が邪魔にならずに、中継基盤
の取り付け並びに配線の接続作業が容易に行えるように
する。 【構成】 遊技盤1の裏面側に、電気的遊技装置5を膨
出して備えて、この電気的遊技装置5の周囲の所定位置
に配線中継手段11を備える遊技機であって、遊技盤1
の裏面側から後方へ所定間隔離れた位置に配線中継手段
11を備えている。配線中継手段11は、遊技盤1の裏
面側で電気的遊技装置5の膨出部分を囲むようにして備
えられる入賞球案内部材2から後方へ所定間隔離れた位
置において、入賞球案内部材2の背面側に突設した脚部
20に取り付ける。配線中継手段11は、電気的遊技装
置5とその周囲から所定間隔離れた位置に膨出して備え
られる電気的入賞装置3と間に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機等の遊
技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機
においては、遊技盤の遊技領域に設けられた入賞口等の
入賞部に入賞した入賞球を所定の入賞球流路に導いてセ
ーフ球処理装置まで案内するために、遊技盤の裏面側に
入賞球案内樋を備えて入賞球の案内処理を行うようにし
ていた。また、可動部材を備えた入賞球振り分け装置、
例えば、所謂1種(フィーバータイプ)や所謂2種(ヒ
コーキタイプ)の変動入賞装置、または所謂3種(権利
物)の権利発生装置等の役物装置を遊技盤に備える場
合、従来は、可動部材の他、駆動源や凹室部や球流路を
一体化した役物装置を、表面側から遊技盤に対しビス等
により取り付けていた。
【0003】そして、このような役物装置には、複数の
識別情報を表示可能な可変表示装置が備えられ、その可
変表示装置としては、可変表示器とその背面側に備えら
れる表示制御回路とから構成されるものが多い。その可
変表示器は、最近では、液晶表示器やCRT(Cath
ode Ray Tube:ブラウン管)表示器等を備
えるものが多くなってきている。このように、可変表示
装置として液晶表示器やCRT表示器等の可変表示器を
備えるものが多くなっているため、可変表示装置の形状
が非常に大きくなってしまい、遊技盤に取り付けた場
合、その裏面側に膨出する部分が非常に大きなものとな
っていた。さらに、遊技盤の裏面側には、中央部等の開
口部から前記役物装置の裏面部が突出するため、その突
出部分に邪魔にならないようにして形成された入賞球案
内部材を備えるようにしていた。
【0004】また、遊技盤には、前述したような大型の
表示装置を含んで遊技盤の裏面側に膨出状に配設される
電気的遊技装置の他、アタッカー(変動入賞装置)等の
電気的入賞装置や電気的装飾装置等が備えられており、
これら他の電気的装置も遊技盤裏面側に膨出状に配設さ
れるものがほとんどである。以上のような各種の電気的
装置を備える遊技機は、制御回路からの信号により電気
的遊技装置を作動させて遊技が行えるようになってい
る。そして、電気的遊技装置と制御回路との信号線を接
続する場合、遊技盤の裏面側に、コネクタを配設した中
継基盤を備えて、制御回路からの配線を中継基盤を介し
て電気的遊技装置に接続することによって、遊技盤組立
時や制御回路あるいは電気的遊技装置の交換時の配線接
続作業を行い易いような構成としていた。なお、中継基
盤は、電気的遊技装置との間に接続される配線の長さを
短くするため、電気的遊技装置の近傍に位置させて、遊
技盤裏面側の前記入賞球案内部材の背面側に直に取り付
けられているものが多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技機
において、従来のように、遊技盤裏面側の入賞球案内部
材の背面側に中継基盤を直接取り付けていた場合、コネ
クタの抜き差し作業を伴う配線接続作業時に、電気的遊
技装置の膨出部分が邪魔になって作業性が悪い問題があ
り、例えば、その膨出部分に角張った部分等があったり
すると、係員や工場の作業員が手を怪我してしまう虞が
あった。なお、前述したように最近では、電気的遊技装
置に液晶表示器やCRT表示器を備えるものが多くなっ
ていて、遊技盤裏面側への膨出部分が非常に大きくなっ
ているため、以上のような問題はさらに大きいものとな
っている。
【0006】また、前述した通り、遊技盤には、大型の
表示装置を含む電気的遊技装置の他にアタッカー等の電
気的入賞装置や電気的装飾装置等が備えられ、このよう
な他の電気的装置も遊技盤裏面側に膨出状に配設される
ものがほとんどであるため、遊技盤裏面側において、中
継基盤を配置するスペースが限られているという問題が
あった。さらに、遊技盤に備えられる電気的装置が増え
ることに伴い、コネクタの数も増えて中継基盤が大型化
するため、その大型化した中継基盤の配置スペースが一
層問題となってきている。例えば、配線処理を整然と行
うようにするためには、中継基盤を電気的遊技装置の近
く(可能ならば、表示装置とアタッカーの間等)に配置
したいが、スペース的に無理となってしまう場合があ
る。
【0007】そこで、本発明の目的は、以上のような遊
技盤裏面側に膨出状態で配設される電気的遊技装置が邪
魔にならずに、中継基盤の取り付け並びに配線の接続作
業が容易に行えるようにした遊技機を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、遊技盤の裏面側に電気的遊技装
置を膨出して備えると共に、制御回路からの配線を一旦
中継してから前記電気的遊技装置へ接続するための配線
中継手段を、前記遊技盤の裏面側で前記電気的遊技装置
の周囲の所定位置に備える遊技機であって、前記配線中
継手段を、前記遊技盤の裏面側から後方へ所定間隔離れ
た位置に備えている構成を特徴としている。
【0009】そして、請求項2記載の発明は、請求項1
記載の遊技機において、前記遊技盤の裏面側には、前記
電気的遊技装置の膨出部分を囲むようにして入賞球を案
内する入賞球案内部材が備えられ、この入賞球案内部材
から後方へ所定間隔離れた位置において、前記配線中継
手段を前記入賞球案内部材の背面側に取り付けた構成を
特徴としている。
【0010】なお、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の遊技機において、前記電気的遊技装置は、
前記遊技盤の表面側に形成された遊技領域のほぼ中央部
に配設される可変表示装置である構成を特徴としてい
る。
【0011】さらに、請求項4記載の発明は、請求項
1、2または3記載の遊技機において、前記遊技盤の裏
面側で前記電気的遊技装置の周囲から所定間隔離れた位
置に電気的入賞装置を膨出して備え、この電気的入賞装
置と前記電気的遊技装置との間に、前記配線中継手段が
配設されている構成を特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の発明は、請求項2、
3または4記載の遊技機において、前記配線中継手段
は、前記入賞球案内部材から背面側へ一体的に突設した
脚部に設置される中継基盤取付部材と、この中継基盤取
付部材に形成した凹室形状部内に収容される中継基盤と
からなる構成を特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、制御回路からの
配線を一旦中継してから、遊技盤の裏面側に膨出して備
える電気的遊技装置へ接続するための配線中継手段を、
遊技盤の裏面側で電気的遊技装置の周囲の所定位置から
後方へ所定間隔離れた位置に備える遊技機なので、遊技
盤裏面側に膨出する電気的遊技装置が邪魔にならずに、
配線中継手段の取り付けが容易に行えると共に、その配
線中継手段と電気的遊技装置間の配線の接続作業が容易
に行える。しかも、遊技盤裏面側から後方へ所定間隔離
れた位置に配線中継手段を備えることにより、遊技盤裏
面が限られたスペースであるにも拘らず、その後方に離
れたスペースを有効に利用して、他の各種電気的装置の
配置との関係でもお互いに邪魔になることがなく、配線
中継手段の大型化も可能である。
【0014】そして、請求項2記載の発明によれば、遊
技盤裏面側に備えられる入賞球案内部材から後方へ所定
間隔離れた位置に配線中継手段を取り付けるので、電気
的遊技装置の膨出部分を囲むようにした入賞球案内部材
に、電気的遊技装置の膨出部分が邪魔にならずに、背面
側から配線中継手段を容易に取り付けられる。
【0015】なお、請求項3記載の発明によれば、遊技
盤表面側の遊技領域のほぼ中央部に配設される可変表示
装置による電気的遊技装置なので、所謂センター役物と
して大型の表示装置であっても、支障なく、配線中継手
段の取り付けが容易に行えて、配線中継手段と可変表示
装置間の配線の接続作業も容易に行える。
【0016】さらに、請求項4記載の発明によれば、遊
技盤裏面側で電気的遊技装置の周囲から所定間隔離れた
位置に膨出して備えられる電気的入賞装置と電気的遊技
装置との間において、遊技盤裏面側から後方へ所定間隔
離れた位置に配線中継手段を配設しているので、配線中
継手段を電気的入賞装置と電気的遊技装置とに近付けて
配置でき、従って、この配線中継手段と電気的入賞装置
(変動入賞装置等)と電気的遊技装置(可変表示装置
等)との間で互いに短い配線による信号線の接続がそれ
ぞれ行えて、整然とした配線処理が可能となる。なお、
配線が短くなるため、例えば、遊技機内やホールの島内
から発生する静電気に起因するノイズが信号線に入るの
も抑えられる。
【0017】また、請求項5記載の発明によれば、入賞
球案内部材から背面側へ一体的に突設した脚部に設置さ
れる中継基盤取付部材と、この中継基盤取付部材に形成
した凹室形状部内に収容される中継基盤とからなる配線
中継手段なので、電気的遊技装置(可変表示装置等)の
膨出部分が邪魔にならずに、入賞球案内部材から背面側
へ一体的に突設した脚部に中継基盤取付部材が容易に取
り付けられる。そして、この中継基盤取付部材の凹室形
状部内に中継基盤を収容するので、外部からの影響、例
えば、遊技機上方の賞球タンクからの落下球の衝突に対
しても、中継基盤取付部材の凹室形状部により中継基盤
を保護して、コネクタ部の損傷発生等の問題を防止でき
る。
【0018】
【実施例】以下に、本発明に係る遊技機の実施例を図1
から図6に基づいて説明する。先ず、図1は本発明を適
用した一例としてのパチンコ遊技機の部品組立状態での
遊技盤部分を裏面側から示す斜視図で、図2は図1の遊
技盤を含む裏面側部品の分解斜視図であり、図3は図2
の遊技盤と入賞球案内部材とランプ基盤および前面装飾
カバーの分解斜視図である。これらの図1から図3にお
いて、1は遊技盤、2は入賞球案内部材、3は電気的入
賞装置(変動入賞装置)、4は外部情報端子基盤、5は
電気的遊技装置(可変表示装置)、6は可変表示器、7
は表示制御回路、8は保護カバー、9は前面装飾カバ
ー、10はランプ基盤、11は配線中継手段、12は中
継基盤取付部材、13は中継基盤である。
【0019】遊技盤1は、図示しないが、前面側に、遊
技球の入賞口や各種入賞装置や役物装置等の電気的装置
を設けた遊技領域を備えており、また、裏面側には、図
示のように、入賞球案内部材2を備えると共に、電気的
入賞装置である変動入賞装置(アタッカー)3を備えて
いる。即ち、遊技盤1は、図3に示したように、下部に
前面側の前記遊技領域に露出する大当り状態用の変動入
賞装置3を組み付けて、その上方で前記遊技領域のほぼ
中央に位置する表示用開口部14を有している。そし
て、この表示用開口部14に、後方から後述するように
して電気的遊技装置(可変表示装置)5を組み付けると
共に、前方から表示装置用の前面装飾カバー9を組み付
けている。
【0020】また、入賞球案内部材2は、図示しない
が、前記遊技領域の入賞口や各種入賞装置等からの入賞
球を案内する入賞球流路を有する樹脂製のもので、図1
に示したように、右側部に沿って縦方向に外部情報端子
基盤4を組み付けて、ほぼ中央部に電気的遊技装置であ
る可変表示装置5(可変表示器6およびその表示制御回
路7)とその保護カバー8を組み付けている。即ち、入
賞球案内部材2は、図2および図3に示したように、下
部に遊技盤1の裏面側に膨出する前記変動入賞装置3を
囲むチャッカー用切欠部15を有すると共に、遊技盤1
の前記表示用開口部14に対応する表示用開口部16を
有している。そして、この表示用開口部16に、表示画
面を臨ませて可変表示装置5を組み付けている。
【0021】この可変表示装置5は、図2に示したよう
に、表示画面としてのR(アール:曲面)形状面にLE
D(Light Emitting Diode:発光
ダイオード)をドットマトリクス状に配列して、複数の
識別情報をドラム風に演出表示可能とした可変表示可能
な可変表示器6の背面側に、その表示制御を行う各種電
子部品を基盤の表裏面に実装してなる表示制御回路7を
一体的に組み付けてユニット化したものである。以上の
可変表示装置5は、その可変表示器6の背面側の表示制
御回路7の基盤四隅部において、入賞球案内部材2の表
示用開口部16の背面側周囲に立設した比較的長い取付
ボス17,17,17,17にそれぞれビス止めして固
定される。
【0022】そして、このように入賞球案内部材2に背
面側から取り付けた可変表示装置5の膨出部分を覆う金
属製の保護カバー8が設けられている。この保護カバー
8は、表示制御回路7のグランド面に接触状態となった
状態で、図2に示したように、入賞球案内部材2の表示
用開口部16の背面側左右の短い取付ボス18,18,
18,18にそれぞれビス止めして固定される。なお、
前記前面装飾カバー9の上部裏面側に配設されるランプ
基盤10は、図3に示したように、入賞球案内部材2の
上部に形成した膨出部19内に収納して組み付けられ
る。
【0023】以上において、入賞球案内部材2には、下
部の前記チャッカー用切欠部15とその上方の前記表示
用開口部16との間の位置に、図2および図3に示した
ように、配線中継手段11(中継基盤取付部材12およ
び中継基盤13)を取り付けるための比較的長い脚部で
ある4本の取付ボス20,20,20,20が一体に突
設されている。なお、この取付ボス20は、前記取付ボ
ス17より短いが、前記変動入力装置3の背面よりも後
方に突出している。配線中継手段11は、図4以降にも
示すように、中継基盤取付部材12と中継基盤13から
構成されるもので、実施例では、横長形状のものとなっ
ている。
【0024】即ち、中継基盤取付部材12は、図6に拡
大して示したように、凹室形状部21を後方に開放した
横長ボックス形状のもので、この凹室形状部21の底部
を兼ねる前面部の四隅部にビス止め固定部22,22,
22,22を有している。また、凹室形状部21の内部
には、基盤突き当て用の位置決め段部23が周囲に形成
されていて、その上辺部側の左右に間隔を開けて基盤差
し込み用の左右の固定片24,24が突設される一方、
下辺部側の左右に取付ボス部25,25が突設されてい
る。そして、中継基盤13上には、各種の配線26,2
7,28,29,30,31,32,33,34,35
のコネクタ36,37,38,39,40,41,4
2,43,44,45がそれぞれ差し込んで接続され
る。
【0025】以上の構成による配線中継手段11は、先
ず、中継基盤取付部材12を入賞球案内部材2に突設し
た取付ボス20,20,20,20にビス止めして固定
してから、その中継基盤取付部材12の凹室形状部21
内に中継基盤13を位置決め差し込み並びにビス止めに
より固定する。即ち、入賞球案内部材2に突設した取付
ボス20,20,20,20に、中継基盤取付部材12
の前面四隅部のビス止め固定部22,22,22,22
をそれぞれ重ね合わせて、後方から図示しないビスをそ
れぞれねじ込むことにより固定する。こうして入賞球案
内部材2に取り付けた中継基盤取付部材12に対して、
その凹室形状部21内において、中継基盤13の上辺部
を左右の固定片24,24の奥に挿入して、中継基盤1
3の周囲を位置決め段部23に重ねた状態で、中継基盤
13の下辺部の左右に後方から図示しないビスを取付ボ
ス部25,25にそれぞれねじ込んで固定する。
【0026】以上のようにして中継基盤13を遊技盤1
の裏面側に取り付けた状態を図1と図4および図5に示
している。この中継基盤13には、図1に示したよう
に、例えば、外部情報端子基盤4を経由した配線26の
コネクタ36や、前記可変表示装置5の前記表示制御回
路7に接続した配線31,32,33のコネクタ41,
42,43や、図示しない電気的装飾装置等に接続した
配線34,35のコネクタ44,45や、図示しない制
御回路や前記変動入賞装置3等に接続した配線27,2
8,29,30のコネクタ37,38,39,40等
が、それぞれ差し込んで接続されている。以上のような
中継基盤13を凹室形状部21内に収容した中継基盤取
付部材12は、図4に示される通り、入賞球案内部材2
から伸びた比較的長い取付ボス20,20に設置され
て、その上方の前記可変表示装置5の保護カバー8に接
近し、かつ、下方の変動入賞装置3にも接近している。
【0027】以上の通り、本発明の実施例による入賞球
案内部材2への変動入賞装置3および可変表示装置5と
中継基盤取付部材12の組付方によれば、以下に列挙す
る諸効果を発揮することができる。
【0028】(1)遊技盤1の裏面側において、後方へ
所定間隔を置いた位置に中継基盤13を配設し、即ち、
入賞球案内部材2の背面から比較的長く突設した取付ボ
ス20,20,20,20に取り付けて中継基盤取付部
材12を備えたことにより、その配線接続時に、遊技盤
1の裏面側へ膨出状態の可変表示装置5(実施例では、
保護カバー8)が邪魔にならずに作業が行え、例えば、
その膨出部分に角張った部分があったりしても(図示例
では、保護カバー8は面取り処理されているが)、係員
や工場の作業員が手を怪我してしまう虞はなく、迅速に
配線接続作業が行える。特に、最近の大型の可変表示装
置を備えた場合であっても、支障なく配線接続作業が行
える。
【0029】(2)中継基盤取付部材12を遊技盤1の
裏面側から後方へ所定間隔を置いた位置に配設したこと
により、遊技盤1の裏面が限られたスペースであるにも
拘らず、その後方に離れたスペースを有効に利用できる
ため、変動入賞装置3、外部情報端子基盤4、可変表示
装置5等、他の各種電気的装置の配置との関係において
も、お互いに邪魔にならないものとなり、また、中継基
盤13の大型化も可能となる。
【0030】(3)遊技盤1の裏面側から後方へ所定間
隔離して中継基盤取付部材12を備えたことにより、可
変表示装置5とその下方の変動入賞装置3と間に中継基
盤13を配設できるため、中継基盤13をその配線接続
する可変表示装置5および変動入賞装置3に近付けるこ
とができ、短い配線による信号線の接続が可能となる。
また、配線が短いため、パチンコ遊技機で発生する静電
気に起因するノイズが配線に入るのを抑えられ、ノイズ
による悪影響を少なくできる。
【0031】(4)中継基盤取付部材12に、中継基盤
13を収容する凹室形状部21を形成したことにより、
外部からの悪影響、例えば、図示しない遊技機上方の賞
球タンクからの落下球の衝突に対しても、中継基盤13
を保護して、そのコネクタ部の損傷する等の問題発生を
防止できる。
【0032】なお、以上の実施例においては、タイプを
特定しないパチンコ遊技機としたが、本発明を適用する
遊技機としては、所謂1種(フィーバータイプ)や所謂
2種(ヒコーキタイプ)や所謂3種(権利物)のパチン
コ遊技機、アレンジボール遊技機等の弾球遊技機であっ
てもよい。また、電気的遊技装置の構成や中継基盤の配
置箇所については、前記実施例のみに限らず任意であ
り、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更
可能であることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る遊技機によれば、遊技盤の裏面側において、電気的遊
技装置の周囲の所定位置から後方へ所定間隔離れた位置
に配線中継手段を備えるようにしたため、遊技盤裏面側
に膨出状態の電気的遊技装置が邪魔にならずに、配線中
継手段の取り付けを容易に行うことができる上、その配
線中継手段と電気的遊技装置間の配線の接続作業も容易
に行うことができる。しかも、遊技盤裏面側から後方へ
所定間隔離れた位置に配線中継手段を備えるようにした
ため、遊技盤裏面が限られたスペースであるにも拘ら
ず、その後方に離れたスペースを有効に利用して、他の
各種電気的装置の配置との関係でもお互いに邪魔になる
ことがなく、配線中継手段の大型化にも対応することが
できる。
【0034】そして、請求項2記載の発明に係る遊技機
によれば、入賞球案内部材から後方へ所定間隔離れた位
置に配線中継手段を取り付けるようにしたため、電気的
遊技装置の膨出部分を囲むようにした入賞球案内部材
に、電気的遊技装置の膨出部分が邪魔にならずに、背面
側から配線中継手段を容易に取り付けることができる。
【0035】なお、請求項3記載の発明に係る遊技機に
よれば、電気的遊技装置が所謂センター役物として大型
の可変表示装置であっても、支障なく、配線中継手段の
取り付けを容易に行うことができて、配線中継手段と可
変表示装置間の配線の接続作業も容易に行うことができ
る。
【0036】さらに、請求項4記載の発明に係る遊技機
によれば、電気的遊技装置の周囲から所定間隔離れた電
気的入賞装置と電気的遊技装置との間で遊技盤裏面側か
ら後方へ所定間隔離れた位置に配線中継手段を配設する
ことによって、配線中継手段を電気的入賞装置と電気的
遊技装置とに近付けて配置することができ、従って、こ
の配線中継手段と電気的入賞装置(変動入賞装置等)と
電気的遊技装置(可変表示装置等)との間で互いに短い
配線による信号線の接続作業をそれぞれ行うことができ
て、整然とした配線処理とすることができる。なお、配
線が短くなるため、例えば、遊技機内やホールの島内か
ら発生する静電気に起因するノイズが信号線に入るのも
抑えることができる。
【0037】また、請求項5記載の発明に係る遊技機に
よれば、電気的遊技装置(可変表示装置等)の膨出部分
が邪魔にならずに、入賞球案内部材から背面側へ一体的
に突設した脚部に中継基盤取付部材を容易に取り付ける
ことができ、しかも、外部からの影響、例えば、遊技機
上方の賞球タンクからの落下球の衝突に対しても、中継
基盤取付部材の凹室形状部により中継基盤を保護して、
コネクタ部の損傷発生等の問題を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としてのパチンコ遊技機
の部品組立状態での遊技盤部分を裏面側から示す斜視図
である。
【図2】図1の遊技盤を含む裏面側部品の分解斜視図で
ある。
【図3】図2の遊技盤と入賞球案内部材とランプ基盤お
よび前面装飾カバーの分解斜視図である。
【図4】図1の部品組立状態での遊技盤部分の側面図で
ある。
【図5】図1の部品組立状態での配線中継手段部分の拡
大斜視図である。
【図6】図5の配線中継手段部分の拡大分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 遊技盤 2 入賞球案内部材 3 電気的入賞装置(変動入賞装置) 5 電気的遊技装置(可変表示装置) 8 保護カバー 11 配線中継手段 12 中継基盤取付部材 13 中継基盤 20 脚部 21 凹室形状部 23 位置決め段部 24 固定片 25 取付ボス 26,27,28,29,30,31,32,33,3
4,35 配線 36,37,38,39,40,41,42,43,4
4,45 コネクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の裏面側に電気的遊技装置を膨出
    して備えると共に、 制御回路からの配線を一旦中継してから前記電気的遊技
    装置へ接続するための配線中継手段を、前記遊技盤の裏
    面側で前記電気的遊技装置の周囲の所定位置に備える遊
    技機であって、 前記配線中継手段を、前記遊技盤の裏面側から後方へ所
    定間隔離れた位置に備えていることを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記遊技盤の裏面側には、前記電気的遊
    技装置の膨出部分を囲むようにして入賞球を案内する入
    賞球案内部材が備えられ、 この入賞球案内部材から後方へ所定間隔離れた位置にお
    いて、前記配線中継手段を前記入賞球案内部材の背面側
    に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記電気的遊技装置は、前記遊技盤の表
    面側に形成された遊技領域のほぼ中央部に配設される可
    変表示装置であることを特徴とする請求項1または2記
    載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記遊技盤の裏面側で前記電気的遊技装
    置の周囲から所定間隔離れた位置に電気的入賞装置を膨
    出して備え、 この電気的入賞装置と前記電気的遊技装置との間に、前
    記配線中継手段が配設されていることを特徴とする請求
    項1、2または3記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記配線中継手段は、前記入賞球案内部
    材から背面側へ一体的に突設した脚部に設置される中継
    基盤取付部材と、この中継基盤取付部材に形成した凹室
    形状部内に収容される中継基盤とからなることを特徴と
    する請求項2、3または4記載の遊技機。
JP14487495A 1995-06-12 1995-06-12 遊技機 Pending JPH08336656A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007117126A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Heiwa Corp 遊技機における電装基板の取付構造

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