JPH08336611A - ホースと金具との結合方法 - Google Patents
ホースと金具との結合方法Info
- Publication number
- JPH08336611A JPH08336611A JP7170131A JP17013195A JPH08336611A JP H08336611 A JPH08336611 A JP H08336611A JP 7170131 A JP7170131 A JP 7170131A JP 17013195 A JP17013195 A JP 17013195A JP H08336611 A JPH08336611 A JP H08336611A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- short pipe
- hose
- pressurizing
- short
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
合し、その外側に金属製の短管4を嵌合し、当該短管4
をその外側から複数の加圧駒5を有する金型で加圧して
縮小させ、短管4と接続筒3との間にホース1を挟持し
て固定する結合方法において、前記加圧駒5の短管4と
の接触面11の曲率半径が縮小前の短管4の外面の曲率
半径と同一又はそれより大きく、加圧駒5による加圧位
置を周方向に変化させて少くとも二回加圧する。 【効果】 加圧駒5のエッヂ10が短管4の表面に強く
圧接して傷付けることがなく、短管4の損傷や腐食を防
止することができる。
Description
ースの端末に、継手金具を取付けるための結合方法に関
するものである。
ース1の両端に継手金具2を取付け、当該継手金具2同
士を結合することにより、複数のホース1を接続するよ
うになっている。
うに接続筒3が形成され、当該接続筒3にホース1の端
末を嵌合し、さらにそのホース1の外側に金属製の短管
4を嵌合し、当該短管4をその外側から加圧して縮小す
ることにより、前記継手金具2の接続筒3と短管4との
間にホース1を挟圧して、ホース1を継手金具2に結合
することが行われている。
として、特公昭52−17886号公報に記載されたも
のが知られている。このものは図2に示すように四つの
加圧駒5で短管4をその周囲から加圧し、短管4に生じ
るたるみを加圧駒5に形成された凹部7で吸収するよう
にしたものである。
れたものは、八つの加圧駒5で短管4を加圧するもので
あって、短管4をその周囲から均等に圧縮することによ
り、たるみが生じないようになっていると考えられる。
昭52−17886号公報のものにあっては、短管4に
たるみが突条6となって現われ、当該突条6の内側では
ホース1に皺8が生じ、漏水の原因となる。
されるため、表面が加圧駒5のエッヂ9で縦筋状の傷が
生じ、局部的に強度が低下すると共に、当該傷の部分か
ら腐食が発生する恐れがある。
のにあっては、極端なたるみが生じることはないもの
の、加圧駒5によって短管4が傷付けられる。
は、加圧されて縮小した短管4の外面の曲率半径にほゞ
一致する曲面を有しているため、短管4が縮小する前に
おいては加圧駒5の曲面の方が短管4の外面より曲率半
径が小さい。
には、図3(a)に示すように加圧駒5の両側のエッヂ
10が短管4に対して最初に当接し、隣接する加圧駒5
のエッヂ10は短管4を、矢印で示すように互いに交差
する方向に押圧することとなるため、加圧駒5の間の短
管4部分には加圧時にエッヂ10によって周方向に圧縮
するような力が働き、傷付けられるのである。
あって、加圧時に短管4に傷がつくことがなく、短管4
がその全周に亙って均等に縮小してホース1を挟圧し、
継手金具2とホース1とを確実に結合することのできる
方法を提供することを目的とするものである。
成された接続筒の外側にホースの端末を嵌合し、当該ホ
ースの外側に金属製の短管を嵌合し、当該短管をその外
側から複数の加圧駒を有する金型でほゞ全周に亙って加
圧して縮小させ、当該短管と前記接続筒との間にホース
を挟持して固定する結合方法において、前記加圧駒の短
管との接触面の曲率半径が縮小前の短管の外面の曲率半
径と同一又はそれより大きく、加圧駒による加圧位置を
周方向に変化させて少くとも二回加圧することを特徴と
するものである。
の加圧により、前記短管をその加圧前後の変形量の50
〜90%の量だけ変形させ、然る後加圧駒による加圧位
置を周方向に変化させてさらに少くとも二回加圧するの
が好ましい。
ゴム又は合成樹脂のフィルムを被せ、その外側から前記
金型で加圧するのが好ましい。
2とを結合する工程を示すものであって、(a)は短管
4を加圧する前の状態を示す。すなわち継手金具2の接
続筒3の外側にホース1の端末が嵌合され、そのホース
1の外側に短管4が嵌合されており、さらにその外側に
複数の加圧駒5を等間隔で配置した金型が配置されてい
る。
5で短管4を加圧して縮小させるようになっており、各
加圧駒5の短管4に対する接触面11の曲率半径は、縮
小前の短管4の外面の曲率半径と同一であるか、又はそ
れより若干大きい曲率半径を有している。
圧すると、加圧駒5の接触面11の曲率半径が短管4の
外面のそれに等しいか又はそれより大きいので、加圧駒
5はその接触面11のほゞ中央部において短管4を加圧
することとなり、短管4は接触面11の中央付近が強く
加圧され、両側縁付近においては加圧される力は比較的
弱い。
5がその接触面11の中央部において、短管4をその中
心に向って強く加圧することにより、短管4には周方向
に圧縮力が働く。そしてその圧縮力により外方に膨出す
るのを接触面11の側縁部が抑え込むことにより、たる
みが生じることなく、縮小される。
に、加圧駒5における接触面11の中央部においては短
管4はホース1を比較的強く、接触面11の両側縁部に
おいては比較的弱く挟圧することとなり、全体としては
短管4と接続筒3との間へのホース1の挟圧は不十分で
ある。
の位置を周方向にその加圧駒5の角度の1/2(22.
5°)だけ回転させた位置で、再度短管4を加圧する。
なお加圧駒5を回転させる代りに短管4を回転させても
よい。また回転角度は、加圧駒5の角度の1/6〜5/
6の範囲が適当である。
の側縁部で不十分に加圧されていた部分が、加圧駒5の
中央部に位置して強く加圧され、ホース1を全体に亙っ
て挟圧して固定する。
あって、(a)は加圧前の状態を示す。この方法におい
ては、先の図4の方法と同様にホース1、継手金具2、
短管4及び金型が配置されると共に、短管4の外側に柔
軟なゴム又は合成樹脂のフィルム12が配置され、当該
フィルム12の外側から前記金型で加圧されるようにな
っている。
短管4を加圧することにより、短管4に加圧駒5が直接
圧接することがなく、短管4の表面が傷付くのを防止す
ることができる。
12の外側から加圧駒5で短管4を加圧し、当該短管4
を縮小させる。このとき短管4を加圧してホース1を固
定するときの、加圧前後の変形量の50〜90%の量だ
け、短管4が変形するように加圧する。この状態が図5
(b)に示されている。
中央部においても十分に縮小されておらず、ホース1を
挟圧する力は不十分である。しかしながらその一方、短
管4が強く変形せしめられていないので、加圧駒5のエ
ッヂ10が短管4に強く圧接せしめられることがなく、
短管4が傷付くことがない。
すように、金型を加圧駒5の角度の約1/4(11.2
5°)だけ回転させ、この位置において短管4を加圧し
て縮小させる。このときは、ホース1を挟圧するに十分
なだけ加圧駒5で短管4を加圧し、変形させる。
示すように、金型をさらに加圧駒5の角度の約1/2
(22.5)だけ回転させ、この位置において加圧駒5
で短管4を十分に加圧して縮小させ、ホース1を強く挟
圧する。
程において加圧駒5で短管4を緩かに加圧しているの
で、加圧駒5のエッヂ10が短管4を傷付けることがな
いと共に、第2工程及び第3工程においては、既に変形
せしめられた短管4を位置を変えて加圧するので、これ
らの工程においてもエッヂ10が短管4に強く圧接して
傷付けることがない。
する接触面11が短管4の外面より大きい曲率半径を有
しているので、加圧駒5のエッヂ10が短管4に圧接す
ることがなく、短管4に傷がつくことがない。
を緩やかに加圧して変形させるので、変形の過程で加圧
駒5のエッヂ10と短管4とが強く圧接されることがな
く、短管4が傷付くのをさらに防止できる。また請求項
3によれば、フィルム12によって短管4が傷付くのが
防止される。
腐食防止処理を施した場合においては、かかる処理層が
傷付くと腐食し易くなるが、本発明によればこれらの処
理層が傷付くことがなく、腐食防止効果が持続する。
きいので、一回の加圧では短管4を十分に縮小させ、ホ
ース1を全周に亙って挟圧することができないが、加圧
位置をずらせて複数回加圧するので、短管4をその全周
に亙って均等に且つ十分に加圧し、縮小させてホース1
を確実に固定することができる。
合し、そのホース1の外側に短管4を嵌合し、さらにそ
の短管4の外側から、加圧前の短管4の表面と同一の曲
率半径の接触面11を有する八つの加圧駒5よりなる金
型で加圧し、短管4を縮小させてホース1を継手金具2
に結合した。
に、加圧駒5による加圧回数、加圧駒5の回転角度及び
加圧の程度を設定して実施した。また短管4の外側にポ
リエチレンのフィルム12を被せ、その外側から加圧駒
5で加圧するものについても実施した。
加圧で縮小させるので、加圧駒5の接触面11の曲率半
径が、縮小させた状態の短管4の外面の曲率半径にほゞ
等しいものを使用した。
の通りである。 ◎ 短管4はほとんど無傷である。 ○ 短管4の表面に僅かな筋が見られる。 △ 短管4の表面に若干の傷が生じる。 × 短管4の表面に明らかな傷が生じる。
短管4の加圧によって傷がつくことがなく、短管4の強
度低下や腐食が生じない。
面図
横断面図
(a)は短管の加圧前の状態、(b)は加圧後の状態を
示す。
(a)は短管の加圧前の状態、(b)は一回目の加圧後
の状態、(c)は最終的な加圧状態を示す。
(a)は短管の加圧前の状態、(b)は一回目の加圧後
の状態、(c)は二回目の加圧後の状態、(d)は最終
的な加圧状態を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 継手金具(2)に形成された接続筒
(3)の外側にホース(1)の端末を嵌合し、当該ホー
ス(1)の外側に金属製の短管(4)を嵌合し、当該短
管(4)をその外側から複数の加圧駒(5)を有する金
型でほゞ全周に亙って加圧して縮小させ、当該短管
(4)と前記接続筒(3)との間にホース(1)を挟持
して固定する結合方法において、前記加圧駒(5)の短
管(4)との接触面(11)の曲率半径が縮小前の短管
(4)の外面の曲率半径と同一又はそれより大きく、加
圧駒(5)による加圧位置を周方向に変化させて少くと
も二回加圧することを特徴とする、ホースと金具との結
合方法 - 【請求項2】 前記金型による一回目の加圧により、前
記短管(4)をその加圧前後の変形量の50〜90%の
量だけ変形させ、然る後加圧駒(5)による加圧位置を
周方向に変化させてさらに少くとも二回加圧することを
特徴とする、請求項1に記載のホースと金具との結合方
法 - 【請求項3】 前記短管(4)の外側にゴム又は合成樹
脂のフィルム(12)を被せ、その外側から前記金型で
加圧することを特徴とする、請求項1又は2に記載のホ
ースと金具との結合方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17013195A JP4132099B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | ホースと金具との結合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17013195A JP4132099B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | ホースと金具との結合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08336611A true JPH08336611A (ja) | 1996-12-24 |
JP4132099B2 JP4132099B2 (ja) | 2008-08-13 |
Family
ID=15899236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17013195A Expired - Fee Related JP4132099B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | ホースと金具との結合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4132099B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2724093C1 (ru) * | 2019-07-19 | 2020-06-19 | Общество с ограниченной ответственностью" МорНефтеГазСтрой" | Система трубопровода для пожаротушения |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP17013195A patent/JP4132099B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2724093C1 (ru) * | 2019-07-19 | 2020-06-19 | Общество с ограниченной ответственностью" МорНефтеГазСтрой" | Система трубопровода для пожаротушения |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4132099B2 (ja) | 2008-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5007667A (en) | Crimped sleeve to tube joint | |
CN1333865A (zh) | 管接头 | |
JPH08506407A (ja) | 管連結部の形成方法並びにこの方法の実施に適切に使用される工具及び連結スリーブ | |
JPH08336611A (ja) | ホースと金具との結合方法 | |
EP0939266A3 (en) | Method for joining braided flexible metal hoses to endpieces | |
SU985544A1 (ru) | Способ сборки рукавов высокого давлени | |
JP2822896B2 (ja) | 鋼管の管端内径矯正方法 | |
CN216692540U (zh) | 一种高效密封的金属管接头 | |
JP6771974B2 (ja) | クロージャの補修用部材、加熱部材、封止部材、及び、クロージャの補修方法。 | |
JP3403107B2 (ja) | 消防用ホース取付構造及び結合金具付き消防用ホースの製造方法 | |
JPS62192214A (ja) | 管曲げ機 | |
JPS6017595Y2 (ja) | 導管用の結合装置 | |
US20240133507A1 (en) | Corrugated pipe for high pressure having a metal braided net | |
JP3660400B2 (ja) | 管路の分岐部の補修方法及び補修装置 | |
JPS6032531B2 (ja) | パイプ真円矯正縮管方法及び装置 | |
JP3143834B2 (ja) | 配管継手構造 | |
EP0843120A1 (en) | Method for securing a fitting to a hose and hose assembly obtained by such a method | |
KR200492249Y1 (ko) | 관 이음구용 고무링 | |
JP3184379B2 (ja) | 管内面ライニング方法 | |
SU703723A1 (ru) | Способ сборки рукавов высокого давлени | |
JPH0232954Y2 (ja) | ||
JP4086357B2 (ja) | フレキシブルチューブ用継手装置 | |
CA1319722C (en) | Crimped sleeve to tube joint | |
JPH0637935B2 (ja) | フツ素膜付ベロ−ズの形成方法 | |
KR20200100577A (ko) | 피복강관 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040817 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050613 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080131 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080602 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |