JPH08335332A - 光ディスク - Google Patents
光ディスクInfo
- Publication number
- JPH08335332A JPH08335332A JP7139592A JP13959295A JPH08335332A JP H08335332 A JPH08335332 A JP H08335332A JP 7139592 A JP7139592 A JP 7139592A JP 13959295 A JP13959295 A JP 13959295A JP H08335332 A JPH08335332 A JP H08335332A
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- JP
- Japan
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- optical disk
- support
- recess
- magneto
- clamping plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランピングプレートを用いることなくクラ
ンピングプレートを使用した場合と同様に支持体での支
持を可能とし、製造を容易とし、コストも抑える。 【構成】 内周側を情報の記録及び/又は再生時に支持
体に支持されるクランピング領域1aとし、上記クラン
ピング領域1aの支持体との当接面であるリファレンス
プレーン1a1 に凹部3を形成し、上記凹部3内に磁性
体の添加された樹脂4を充填する。
ンピングプレートを使用した場合と同様に支持体での支
持を可能とし、製造を容易とし、コストも抑える。 【構成】 内周側を情報の記録及び/又は再生時に支持
体に支持されるクランピング領域1aとし、上記クラン
ピング領域1aの支持体との当接面であるリファレンス
プレーン1a1 に凹部3を形成し、上記凹部3内に磁性
体の添加された樹脂4を充填する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報の記録及び/又は
再生時に磁石の配された支持体上に載置される光ディス
クに関する。詳しくは、支持体への載置部に凹部を設
け、内部に少なくとも磁性体を配することにより、支持
体以外の部材を必要とすることなく支持体への搭載が可
能となる光ディスクに係るものである。
再生時に磁石の配された支持体上に載置される光ディス
クに関する。詳しくは、支持体への載置部に凹部を設
け、内部に少なくとも磁性体を配することにより、支持
体以外の部材を必要とすることなく支持体への搭載が可
能となる光ディスクに係るものである。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録方式は、磁性薄膜を部分的に
キュリー点または温度補償点を越えて昇温し、この部分
の保磁力を消滅させて外部から印加される記録磁界の方
向に磁化の向きを反転することを基本原理とするもの
で、光ファイルシステムやコンピュータの外部記憶装
置、あるいは音響、映像情報の記録装置等において実用
化されつつある。
キュリー点または温度補償点を越えて昇温し、この部分
の保磁力を消滅させて外部から印加される記録磁界の方
向に磁化の向きを反転することを基本原理とするもの
で、光ファイルシステムやコンピュータの外部記憶装
置、あるいは音響、映像情報の記録装置等において実用
化されつつある。
【0003】そして、上記光磁気記録方式の記録媒体で
ある例えば光磁気ディスクに情報の記録を行う場合に
は、磁性薄膜にレーザ光等を照射して、上述のように上
記磁性薄膜を部分的にキュリー点または温度補償点を越
えて昇温し、この部分の保磁力を消滅させて外部から印
加される記録磁界の方向に磁化の向きを反転して情報を
記録する。
ある例えば光磁気ディスクに情報の記録を行う場合に
は、磁性薄膜にレーザ光等を照射して、上述のように上
記磁性薄膜を部分的にキュリー点または温度補償点を越
えて昇温し、この部分の保磁力を消滅させて外部から印
加される記録磁界の方向に磁化の向きを反転して情報を
記録する。
【0004】また、上記光磁気ディスクの情報を再生す
る場合には、やはりレーザ光等の光を照射し、磁気光学
効果により偏光面が回転する現象を利用して情報を再生
する。
る場合には、やはりレーザ光等の光を照射し、磁気光学
効果により偏光面が回転する現象を利用して情報を再生
する。
【0005】そして、このような光磁気ディスクに対し
て情報の記録再生を行う場合には、その中心を回転軸と
して回転させるようにしており、光磁気ディスクの中心
に孔部を形成し、これに駆動装置と接続されて回転する
スピンドル軸を挿入し、上記スピンドル軸を回転させる
ことにより光磁気ディスクも回転させるようにしてい
る。
て情報の記録再生を行う場合には、その中心を回転軸と
して回転させるようにしており、光磁気ディスクの中心
に孔部を形成し、これに駆動装置と接続されて回転する
スピンドル軸を挿入し、上記スピンドル軸を回転させる
ことにより光磁気ディスクも回転させるようにしてい
る。
【0006】さらに、上記光磁気ディスクをスピンドル
軸のみにより支持して回転させると面振れ等が発生し、
非常に不安定であることから、例えば直径64mm程度
の小型光磁気ディスクを用いる場合には以下のようにし
て支持するようにしている。
軸のみにより支持して回転させると面振れ等が発生し、
非常に不安定であることから、例えば直径64mm程度
の小型光磁気ディスクを用いる場合には以下のようにし
て支持するようにしている。
【0007】すなわち、図5に示すように、光磁気ディ
スク101の回転軸となる中心孔102に挿入されるス
ピンドル軸103の先端部103a近傍に円板状の支持
体104を形成し、この支持体104上に光磁気ディス
ク101を載置して支持するようにする。
スク101の回転軸となる中心孔102に挿入されるス
ピンドル軸103の先端部103a近傍に円板状の支持
体104を形成し、この支持体104上に光磁気ディス
ク101を載置して支持するようにする。
【0008】さらに、支持体104内部に磁石105を
配するようにし、光磁気ディスク101を介して相対向
する位置に磁性を有する金属等よりなる略円板状のクラ
ンピングプレート106を配し、上記磁石105とクラ
ンピングプレート106の引き合う力でこれらの間に光
磁気ディスク101を挟み込んで支持するようにしてい
る。
配するようにし、光磁気ディスク101を介して相対向
する位置に磁性を有する金属等よりなる略円板状のクラ
ンピングプレート106を配し、上記磁石105とクラ
ンピングプレート106の引き合う力でこれらの間に光
磁気ディスク101を挟み込んで支持するようにしてい
る。
【0009】なお、このとき、光磁気ディスク101に
おいては、内周側を支持体104に支持される基準面と
なるいわゆるリファレンスプレーン101a1 を有し、
支持体104と略同等の面積を有するクランピング領域
101aとし、外周側を情報記録領域101bとしてい
る。そして、上記クランピング領域101aを、支持体
104側から見た場合に凸となり、クランピングプレー
ト106側から見ると凹となるような段差部としてい
る。また、上記クランピングプレート106を上記クラ
ンピング領域101aの凹部に嵌合する大きさの部材と
している。
おいては、内周側を支持体104に支持される基準面と
なるいわゆるリファレンスプレーン101a1 を有し、
支持体104と略同等の面積を有するクランピング領域
101aとし、外周側を情報記録領域101bとしてい
る。そして、上記クランピング領域101aを、支持体
104側から見た場合に凸となり、クランピングプレー
ト106側から見ると凹となるような段差部としてい
る。また、上記クランピングプレート106を上記クラ
ンピング領域101aの凹部に嵌合する大きさの部材と
している。
【0010】ところで、上記クランピングプレート10
6は、例えば3.5インチの光磁気ディスクに支持体へ
の支持部として使用されているハブとは異なり、光磁気
ディスクの中心を決定し、該クランピングプレート10
6と光磁気ディスク101の位置関係を規定する機能を
有していない。そのため、強い衝撃が加わるとクランピ
ングプレート106と光磁気ディスク101の位置関係
がずれてしまう可能性が高い。
6は、例えば3.5インチの光磁気ディスクに支持体へ
の支持部として使用されているハブとは異なり、光磁気
ディスクの中心を決定し、該クランピングプレート10
6と光磁気ディスク101の位置関係を規定する機能を
有していない。そのため、強い衝撃が加わるとクランピ
ングプレート106と光磁気ディスク101の位置関係
がずれてしまう可能性が高い。
【0011】そこで、上記のような小型光磁気ディスク
においては、図6に拡大して示すように、上記クランピ
ングプレート106の形状を周縁部に鍔部107を有す
る形状とし、光磁気ディスク101のクランピング領域
101aのリファレンスプレーン101a1 の反対側の
主面101a2 に中央に向かって突出する突起部108
を設け、クランピングプレート106が所定の位置から
ずれそうになった場合に上記鍔部107と突起部108
が引っかかるようにし、クランピングプレート106と
光磁気ディスク101の位置関係のずれを防止してい
る。
においては、図6に拡大して示すように、上記クランピ
ングプレート106の形状を周縁部に鍔部107を有す
る形状とし、光磁気ディスク101のクランピング領域
101aのリファレンスプレーン101a1 の反対側の
主面101a2 に中央に向かって突出する突起部108
を設け、クランピングプレート106が所定の位置から
ずれそうになった場合に上記鍔部107と突起部108
が引っかかるようにし、クランピングプレート106と
光磁気ディスク101の位置関係のずれを防止してい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにクランピングプレートを使用して光磁気ディスク
を支持すると、その機能が単純であるにも係わらず、コ
ストがかかるという不都合が生じる。
ようにクランピングプレートを使用して光磁気ディスク
を支持すると、その機能が単純であるにも係わらず、コ
ストがかかるという不都合が生じる。
【0013】すなわち、クランピングプレートを製造す
るコストがかかり、また光磁気ディスクに突起部を形成
する工程を必要とし、この作業が非常に煩雑である上、
製造コストもかかってしまう。
るコストがかかり、また光磁気ディスクに突起部を形成
する工程を必要とし、この作業が非常に煩雑である上、
製造コストもかかってしまう。
【0014】そこで本発明は、従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、クランピングプレートを用いること
なくクランピングプレートを使用した場合と同様に支持
体での支持が可能であり、製造も容易であり、コストを
抑えることも可能な光ディスクを提供することを目的と
する。
されたものであり、クランピングプレートを用いること
なくクランピングプレートを使用した場合と同様に支持
体での支持が可能であり、製造も容易であり、コストを
抑えることも可能な光ディスクを提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、外周側に情報記録領域を有し、内周側に
支持体に支持されるクランピング領域を有し、且つ情報
の記録及び/又は再生時には磁石の配された支持体上に
載置される光ディスクにおいて、上記クランピング領域
に凹部を有し、且つ上記凹部内に少なくとも磁性体が配
されていることを特徴とするものである。
めに本発明は、外周側に情報記録領域を有し、内周側に
支持体に支持されるクランピング領域を有し、且つ情報
の記録及び/又は再生時には磁石の配された支持体上に
載置される光ディスクにおいて、上記クランピング領域
に凹部を有し、且つ上記凹部内に少なくとも磁性体が配
されていることを特徴とするものである。
【0016】なお、このとき、上記凹部がクランピング
領域の支持体と当接する基準面に形成されることが好ま
しい。
領域の支持体と当接する基準面に形成されることが好ま
しい。
【0017】また、上記凹部は略円環状の凹部である或
いは複数の穴部であっても良い。
いは複数の穴部であっても良い。
【0018】さらに、本発明の光ディスクにおいては、
凹部内に磁性体の添加された樹脂が充填されていること
が好ましい。
凹部内に磁性体の添加された樹脂が充填されていること
が好ましい。
【0019】
【作用】本発明の光ディスクにおいては、情報の記録及
び/又は再生時には磁石の配された支持体上に載置され
る光ディスクの内周側に形成されるクランピング領域に
凹部を有し、且つ上記凹部内に少なくとも磁性体が配さ
れているため、上記光ディスクは支持体の磁石と凹部内
の磁性体が引き合う力により支持体上に支持され、クラ
ンピングプレートを使用した場合と同様に支持される。
び/又は再生時には磁石の配された支持体上に載置され
る光ディスクの内周側に形成されるクランピング領域に
凹部を有し、且つ上記凹部内に少なくとも磁性体が配さ
れているため、上記光ディスクは支持体の磁石と凹部内
の磁性体が引き合う力により支持体上に支持され、クラ
ンピングプレートを使用した場合と同様に支持される。
【0020】なお、上記凹部をクランピング領域の支持
体と当接する基準面に形成するようにすれば、凹部内の
磁性体と支持体の磁石の距離が近くなり、これらが引き
合う力も強くなる。
体と当接する基準面に形成するようにすれば、凹部内の
磁性体と支持体の磁石の距離が近くなり、これらが引き
合う力も強くなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について図面
を参照しながら詳細に説明する。本実施例の光ディスク
は、図1に示すように、中央に回転軸となる中心孔2を
有する光ディスク1において外周側を情報記録領域1b
とし、内周側を図示しない支持体と当接する基準面とな
るリファレンスプレーン1a1 を有するクランピング領
域1aとしたものである。また、図2に示すようにクラ
ンピング領域1aをリファレンスプレーン1a1 側が凸
となり、上記リファレンスプレーン1a1 の反対側の主
面1a2 側が凹となる段差部としている。
を参照しながら詳細に説明する。本実施例の光ディスク
は、図1に示すように、中央に回転軸となる中心孔2を
有する光ディスク1において外周側を情報記録領域1b
とし、内周側を図示しない支持体と当接する基準面とな
るリファレンスプレーン1a1 を有するクランピング領
域1aとしたものである。また、図2に示すようにクラ
ンピング領域1aをリファレンスプレーン1a1 側が凸
となり、上記リファレンスプレーン1a1 の反対側の主
面1a2 側が凹となる段差部としている。
【0022】そして、本実施例の光ディスクにおいて
は、図1及び図2に示すように、リファレンスプレーン
1a1 に略円環状の断面略U字状の凹部3が設けられ、
上記凹部3内に磁性体の添加された樹脂4が充填されて
いる。
は、図1及び図2に示すように、リファレンスプレーン
1a1 に略円環状の断面略U字状の凹部3が設けられ、
上記凹部3内に磁性体の添加された樹脂4が充填されて
いる。
【0023】なお、本実施例においては、上記磁性体と
してステンレス粉(SUS430粉)を使用し、樹脂と
して紫外線硬化型樹脂を使用した。
してステンレス粉(SUS430粉)を使用し、樹脂と
して紫外線硬化型樹脂を使用した。
【0024】次に、図3に示すように、本実施例の光デ
ィスク1をスピンドル軸5の先端部5a近傍に取り付け
られ、内部に磁石6が配される円板状の支持体7上にリ
ファレンスプレーン1a1 を載置面として搭載してみた
ところ、従来のようにクランピングプレートを使用した
場合と同様に支持された。
ィスク1をスピンドル軸5の先端部5a近傍に取り付け
られ、内部に磁石6が配される円板状の支持体7上にリ
ファレンスプレーン1a1 を載置面として搭載してみた
ところ、従来のようにクランピングプレートを使用した
場合と同様に支持された。
【0025】これは、光ディスク1のリファレンスプレ
ーン1a1 に設けられる凹部3内に配される樹脂4中の
磁性体と支持体7内部に配される磁石6が引き合うため
である。
ーン1a1 に設けられる凹部3内に配される樹脂4中の
磁性体と支持体7内部に配される磁石6が引き合うため
である。
【0026】また、光ディスクのリファレンスプレーン
に形成される凹部としては、上述のような円環状のもの
の他に、例えば図4に示すように、複数の(図4中にお
いては4個とする。)穴部13a,13b,13c,1
3dにより構成される凹部13が挙げられる。そして、
この中に磁性体の添加された樹脂14を充填すれば、上
述の円環状の凹部を設けて磁性体の添加された樹脂を充
填した場合と同様の効果が得られる。
に形成される凹部としては、上述のような円環状のもの
の他に、例えば図4に示すように、複数の(図4中にお
いては4個とする。)穴部13a,13b,13c,1
3dにより構成される凹部13が挙げられる。そして、
この中に磁性体の添加された樹脂14を充填すれば、上
述の円環状の凹部を設けて磁性体の添加された樹脂を充
填した場合と同様の効果が得られる。
【0027】なお、上記のように複数の穴部13a,1
3b,13c,13dを形成する場合、穴部13a,1
3b,13c,13dが光ディスク11の中心に対して
点対称となるように形成することが好ましく、例えば図
4中に示すように光ディスク11の中心であり回転軸と
なる中心孔12に対して穴部13aと穴部13cが対称
となり、穴部13bと穴部13dが対称となることが好
ましい。
3b,13c,13dを形成する場合、穴部13a,1
3b,13c,13dが光ディスク11の中心に対して
点対称となるように形成することが好ましく、例えば図
4中に示すように光ディスク11の中心であり回転軸と
なる中心孔12に対して穴部13aと穴部13cが対称
となり、穴部13bと穴部13dが対称となることが好
ましい。
【0028】上述の光ディスクの例においては、磁性体
としてステンレス粉を使用する例について述べたが、磁
性体はこれに限られるものではない。
としてステンレス粉を使用する例について述べたが、磁
性体はこれに限られるものではない。
【0029】さらに、本実施例の光ディスクにおいて上
記磁性体は支持体内部の磁石と引かれ合うという従来の
クランピングプレートと同様の機能を果たすこととなる
が、クランピングプレートよりも磁石に対して近距離に
配されることとなる。このことから、上記磁性体として
は、クランピングプレート構成材料よりも磁化或いは透
磁率の小さい材料が使用可能となり、材料選択の幅が広
くなる。
記磁性体は支持体内部の磁石と引かれ合うという従来の
クランピングプレートと同様の機能を果たすこととなる
が、クランピングプレートよりも磁石に対して近距離に
配されることとなる。このことから、上記磁性体として
は、クランピングプレート構成材料よりも磁化或いは透
磁率の小さい材料が使用可能となり、材料選択の幅が広
くなる。
【0030】また、磁化或いは透磁率が比較的大きい材
料を使用する場合には、その添加量を少なくすることも
可能であり、製造コストを下げることが可能となる。
料を使用する場合には、その添加量を少なくすることも
可能であり、製造コストを下げることが可能となる。
【0031】なお、上記凹部の形状,深さ,幅等を変更
することによっても磁性体の種類を変更することが可能
であり、種々の磁性体の使用が可能であり、このことか
らも製造コストを下げることが可能となる。
することによっても磁性体の種類を変更することが可能
であり、種々の磁性体の使用が可能であり、このことか
らも製造コストを下げることが可能となる。
【0032】さらに、上述の光ディスクの例において
は、樹脂として紫外線硬化型樹脂を使用する例について
述べたが、樹脂はこれに限られるものではなく、例えば
接着剤として使用される樹脂等を使用しても良い。
は、樹脂として紫外線硬化型樹脂を使用する例について
述べたが、樹脂はこれに限られるものではなく、例えば
接着剤として使用される樹脂等を使用しても良い。
【0033】ところで、上述の光ディスクを製造する場
合、リファレンスプレーンに所定の形状の凹部を形成し
た基板を形成し、上記凹部の中に例えばステンレス粉の
添加された紫外線硬化型樹脂を流し込み、これに紫外線
を照射して硬化させれば良いため、従来のように突起部
を形成する煩雑な作業を必要とせず、製造が容易であ
り、製造コストを抑えることも可能である。
合、リファレンスプレーンに所定の形状の凹部を形成し
た基板を形成し、上記凹部の中に例えばステンレス粉の
添加された紫外線硬化型樹脂を流し込み、これに紫外線
を照射して硬化させれば良いため、従来のように突起部
を形成する煩雑な作業を必要とせず、製造が容易であ
り、製造コストを抑えることも可能である。
【0034】また、上述の光ディスクにおいては、クラ
ンピングプレートを使用することなくクランピングプレ
ートを使用した場合と同様に支持体に支持させることが
可能であり、これを使用すればクランピングプレート分
のコストを抑えることが可能である。
ンピングプレートを使用することなくクランピングプレ
ートを使用した場合と同様に支持体に支持させることが
可能であり、これを使用すればクランピングプレート分
のコストを抑えることが可能である。
【0035】なお、本発明が情報の記録及び/又は再生
時には磁石の配された支持体上に載置される光ディスク
であれば何れにも適用可能であることは言うまでもな
い。
時には磁石の配された支持体上に載置される光ディスク
であれば何れにも適用可能であることは言うまでもな
い。
【0036】
【発明の効果】以上の説明からも明かなように、本発明
の光ディスクにおいては、情報の記録及び/又は再生時
には磁石の配された支持体上に載置される光ディスクの
内周側に形成されるクランピング領域に凹部を有し、且
つ上記凹部内に少なくとも磁性体が配されているため、
上記光ディスクは支持体の磁石と凹部内の磁性体が引き
合う力により支持体上に支持され、クランピングプレー
トを使用した場合と同様に支持される。
の光ディスクにおいては、情報の記録及び/又は再生時
には磁石の配された支持体上に載置される光ディスクの
内周側に形成されるクランピング領域に凹部を有し、且
つ上記凹部内に少なくとも磁性体が配されているため、
上記光ディスクは支持体の磁石と凹部内の磁性体が引き
合う力により支持体上に支持され、クランピングプレー
トを使用した場合と同様に支持される。
【0037】なお、上記凹部をクランピング領域の支持
体と当接する基準面に形成するようにすれば、凹部内の
磁性体と支持体の磁石の距離が近くなり、これらが引き
合う力も強くなる。
体と当接する基準面に形成するようにすれば、凹部内の
磁性体と支持体の磁石の距離が近くなり、これらが引き
合う力も強くなる。
【0038】また、本発明の光ディスクにおいては、従
来のように光ディスクに突起部を形成する必要がなく、
上記のような凹部の形成が比較的容易に行われることか
ら、製造が容易で、製造コストも抑えられる。
来のように光ディスクに突起部を形成する必要がなく、
上記のような凹部の形成が比較的容易に行われることか
ら、製造が容易で、製造コストも抑えられる。
【0039】さらに、本発明の光ディスクにおいては、
クランピングプレートが不要であることから、クランピ
ングプレート分のコストを抑えることも可能である。
クランピングプレートが不要であることから、クランピ
ングプレート分のコストを抑えることも可能である。
【図1】本発明を適用した光ディスクの一例を示す平面
図である。
図である。
【図2】本発明を適用した光ディスクの一例を模式的に
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】本発明を適用した光ディスクの一例を支持体上
に搭載した状態を模式的に示す断面図である。
に搭載した状態を模式的に示す断面図である。
【図4】本発明を適用した光ディスクの他の例を示す平
面図である。
面図である。
【図5】光磁気ディスクを支持している様子を模式的に
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】光磁気ディスクとクランピングプレートを拡大
して模式的に示す断面図である。
して模式的に示す断面図である。
1,11 光ディスク 1a クランピング領域 1a1 ,11a1 リファレンスプレーン 1b 情報記録領域 3,13 凹部 4,14 樹脂 6 磁石 7 支持体 13a,13b,13c,13d 穴部
Claims (5)
- 【請求項1】 外周側に情報記録領域を有し、内周側に
支持体に支持されるクランピング領域を有し、且つ情報
の記録及び/又は再生時には磁石の配された支持体上に
載置される光ディスクにおいて、 上記クランピング領域に凹部を有し、且つ上記凹部内に
少なくとも磁性体が配されていることを特徴とする光デ
ィスク。 - 【請求項2】 クランピング領域が支持体と当接する基
準面を有し、凹部がこの基準面に形成されていることを
特徴とする請求項1記載の光ディスク。 - 【請求項3】 凹部が略円環状の凹部であることを特徴
とする請求項1記載の光ディスク。 - 【請求項4】 凹部が複数の穴部であることを特徴とす
る請求項1記載の光ディスク。 - 【請求項5】 凹部内に磁性体の添加された樹脂が充填
されていることを特徴とする請求項1記載の光ディス
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7139592A JPH08335332A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 光ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7139592A JPH08335332A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 光ディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08335332A true JPH08335332A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15248867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7139592A Withdrawn JPH08335332A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 光ディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08335332A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7305689B2 (en) | 1999-06-22 | 2007-12-04 | Sony Corporation | Optical recording medium and disc cartridge |
-
1995
- 1995-06-06 JP JP7139592A patent/JPH08335332A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7305689B2 (en) | 1999-06-22 | 2007-12-04 | Sony Corporation | Optical recording medium and disc cartridge |
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