JPH08335167A - 2つの数のベース4への除算を、特に行うことができる電子コンポーネント - Google Patents

2つの数のベース4への除算を、特に行うことができる電子コンポーネント

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JPH08335167A
JPH08335167A JP7335400A JP33540095A JPH08335167A JP H08335167 A JPH08335167 A JP H08335167A JP 7335400 A JP7335400 A JP 7335400A JP 33540095 A JP33540095 A JP 33540095A JP H08335167 A JPH08335167 A JP H08335167A
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デュファル フレデリック
Xavier Robert
ロベール クサヴィエ
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CENTRE NAT ETD TELECOMM
France Telecom SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像処理への応用が可能な2つの数のベース4
への除算を行うことができる電子コンポーネントを提供
する。 【解決手段】本発明のコンポーネントは、本質的に、2
つのマルチプレクサ(MUX1、MUX2)の間に接続
され、被除数をシフトする手段(DEC)と、出力フリ
ップフロップ(B3)の内容からおよび連続するシフト
されたワード(S)から連続する部分被除数を出力する
連鎖手段(MCT)とに関連づけられた3つの減算オペ
レータ(ST1〜ST3)を含む。最終結果ワードはシ
フトレジスタ(RG)内に格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、bが1より大きい
整数である時、ベース2b への2つのバイナリ数(2進
数)の少なくとも1つの除算、特にベース4へのバイナ
リ除算(2進除算)を行うことができる電子コンポーネ
ントに関する。場合によっては、例えば、「2つの数の
差」関数および/またはスレシュホールディング関数
(閾値関数)および/または差関数の「絶対値」のよう
な好みの他の数学的なオペレーション(演算)を行うこ
とができる電子コンポーネントに関する。
【0002】これは、好適にではあるが、限定的にでは
なく、音響(オーデオ)および映像(ビデオ)の処理の
分野(そこでは除算の演算が量子化のために必要であ
り、そしてその関数(機能)はすべての信号圧縮システ
ムに備えられている)、でなければ、画像の符号化(コ
ーディング)のためのモーションの評価に適用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのようなコンポーネ
ントは現在では知られていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】それゆえ、本発明は、極
めて一般的な意味では、bが1より大の整数であり、特
に2に等しい時、ベース2b への2つの数の少なくとも
1つのバイナリ(2進)除算を行うことのできる電子コ
ンポーネントであって、前記コンポーネントの入力に接
続された2b −1個の減算器と、前記コンポーネントの
入力に接続され、バイナリワードをシフトする制御可能
な手段と、前記シフト手段の出力と前記減算器の入力お
よび出力との間に接続され、バイナリワードを鎖状につ
なぐ制御可能な手段と、2つの数のベース2b への除算
を表わす最終結果ワードを形成するとともに、bビット
の部分結果ワードを連続して受け取るシフトレジスタを
有することを特徴とする電子コンポーネントを提供する
ものである。本発明での意味では、用語の「減算器」
は、減算を行うことができる「オペレータ」を一般的な
意味で表わすものとして広く解釈されるべきである。こ
うして、そのような減算器は、率直な減算器を経て、そ
うでなければ演算および論理(ロジック)ユニットを経
て、具体化されてもよい。
【0005】より詳細には、本発明は、bが1より大き
い整数であり、特に2に等しい時に、選択された正の除
数(D)の2b −1個の連続した倍数にそれぞれ等しい
b−1個の第1のワードと、2b −1個の第2のワー
ドとを受け取ることを意図された2b −1個の減算器
(STi)を有する電子コンポーネントを提供するもの
である。選択手段は、減算器からの2b −1個の出力ワ
ードおよび2b −1個の第2のワードのうちから、出力
ワードに(例えば、出力ワードの最上位ビット(MS
B)の値に)起因する情報アイテムを基礎として部分剰
余ワードを選択し、かつそれらにbビットの相当する所
定の部分結果ワードを対応付けることができる。連鎖手
段は、最上位ビットに向かってbビットシフトされ、か
つ第2の初期ワードのb個の最下位ビットで補足された
第1の初期ワードから連鎖されたワードを形成すること
ができ、かつ、シフト手段は、選択された正の被除数
の、選択された値およびシフト方向を持つ連続したシフ
トからシフトされたワードの連続体を形成することがで
きる。
【0006】その時、このコンポーネントを制御する手
段は、そのすべてが最下位ビットに向かうシフト方向と
関係づけられ、かつbビットだけ相互に異なるかぎり選
択された初期値から連続的に減少する、連続するシフト
値の少なくとも1つの整然としたセットを出力し、そし
て、その時少なくとももし初期シフト値がbの倍数でな
いならば、最上位ビットに向かうシフト方向と関係づけ
られ、bに等しい少なくとも1つの付加的なシフト値を
出力することができる。それから、制御手段は、初めに
シフトされた被除数に、そしてその時、第1の初期ワー
ドの格好をした連続する部分剰余ワードから、および第
2の初期ワードの格好をした連続するシフトされたワー
ドから、それぞれ得られた連続する連鎖(鎖状につなが
った)ワード(連続する部分被除数)に、それぞれ等し
い連続する第2ワードを連続して出力する。制御手段
は、除数による被除数のベース2b 、特にベース4への
除算を表わす最終結果ワードを形成するように、シフト
レジスタ内に連続する部分結果ワードを格納する。
【0007】コンポーネントは、さらに、有利に、ベー
スワードに対応して最小および最大閾値を表わす2つの
閾値ワードによってスレシュホールド処理されたベース
ワードを出力するスレシュホールディング手段を有す
る。そのようなスレシュホールディング関数を、「除
算」関数から独立して実行することができる。それにも
かかわらず、この除算関数との組み合わせにおいて、最
終結果ワードのスレシュホールディングは、所望のダイ
ナミックレンジ、すなわちビット数以内においてこの結
果の有効性(正当性)を確認することを可能にする。
【0008】一実施例によれば、スレシュホールディン
グ手段は、2b −1個の減算器の2つを含む。その減算
器の一方は、最小閾値およびベースワードを受け取る
が、これに対し、他方の減算器は、最大閾値およびベー
スワードを受け取る。それら(スレシュホールディング
手段)は、前記選択手段を含む。後者(前記選択手段)
は、スレシュホールディング状態を持ち、ここでそれら
は、これらの2つの減算器からの出力ワードに由来する
前記情報アイテムに依存して、2つの閾値およびベース
ワードのうちからスレシュホールド処理されたベースワ
ードを選択する。
【0009】こうして、スレシュホールディング手段
は、シフトレジスタの内容に由来するベースからおよび
最終結果ワードに対して希望されるダイナミックレンジ
を考慮した2つの最小および最大閾値からスレシュホー
ルド処理された最終結果ワードを出力する。
【0010】一実施例によれば、コンポーネントによっ
て処理される数字で表わしたワードは、コード化された
2の補数であり、かつ、減算器からの出力ワードに由来
する前記情報アイテムは、値0または1を持つこれらの
出力ワードの最上位ビットの比較の結果である。
【0011】前記コンポーネントは、また、シフトレジ
スタ内に含まれている最終結果ワードをラウンディング
する手段を有することができる。そのような手段は、シ
フトレジスタ内に含まれているワードの最下位ビットと
ともに、値0または1を持つ相当する部分剰余ワードの
比較を表わす情報アイテムを受け取り、かつラウンディ
ングビットを出力する。
【0012】一実施例によれば、ラウンディング手段
は、ラウンディングビットの値に依存するシフトレジス
タ内に含まれている最終結果ワードをインクリメントす
るあるいはしない制御可能なインクリメンティング手段
を含む。
【0013】コンポーネントは、また好ましくは、も
し、適切ならば、正の除数および/または除数からの正
の被除数、および/または任意のサインの被除数、これ
らはコンポーネントの入力ポートによって受け取られる
が、これらを出力することができる差の絶対値を決定す
る手段を有する。また、それは、除数のサインからおよ
び被除数のサインからの最終結果ワードのサインを検索
することのできるサイン検索手段を有する。
【0014】絶対値決定手段は、有利に、2b −1個の
減算器の2つを含む。それらは、また、いわゆる絶対値
状態を持つ前記選択手段を含む。この状態で、これらの
選択手段は、これら2つの減算器からの出力ワードに由
来する前記情報アイテムに依存して、2つの減算器の1
つから出力ワードを選択する。
【0015】好適実施例によれば、電子コンポーネント
は、コンポーネントによって処理されるべきデータの少
なくともいくつかを受け取るための入力ポートと、これ
らの処理オペレーションの結果として生じるデータを出
力する出力ポートと、減算器の出力と入力との間に接続
される一時記憶手段とを有する。制御手段は、制御論理
と入力マルチプレクシング手段とを含む。後者は、前記
入力ポートにその入力が接続される。それらは、減算器
の入力にその出力が接続され、前記制御論理によって制
御される。前記選択手段は、値0または1を持つ、減算
器からの出力ワードの最上位ビットを比較する手段と出
力マルチプレクシング手段とを含む。後者は、減算器の
出力および入力マルチプレクシング手段の出力のいくつ
かに入力接続される。それらは、さらに前記比較手段に
よって制御され、出力において、連鎖手段およびシフト
手段を経由して、入力マルチプレクシング手段の1つの
入力に接続される。
【0016】一時記憶手段は、出力マルチプレクシング
手段と出力ポートとの間に接続された第1のD型フリッ
プフロップを含んでもよいし、これに対し、シフト手段
は、好ましくは、選択された正の被除数を格納するため
の入力マルチプレクシング手段の1つの出力に接続され
る第2のD型フリップフロップと、入力において、第2
のD型フリップフロップの出力に、第1のD型フリップ
フロップの出力に、そして入力マルチプレクシング手段
に接続され、かつ前記制御論理によって制御可能である
第1の補助マルチプレクシング手段と、前記制御論理に
よって制御可能であり、第1の補助マルチプレクシング
手段の出力に接続されたシフタと、連続するシフトされ
たワードを格納するようにシフタの出力に接続された第
3のD型フリップフロップとを含む。
【0017】連鎖手段は、好ましくは、第1と第3のD
型フリップフロップの出力の間、および入力マルチプレ
クシング手段の入力に接続された第2の補助マルチプレ
クシング手段を含む。
【0018】本発明の特に有利な実施例によれば、減算
器の1つは、演算および論理ユニットで形成される。こ
うして、この演算および論理ユニットは、絶対値決定手
段およびサイン検索手段の少なくとも一部を組み込むこ
とができる。
【0019】こうして、本発明に係るコンポーネント
は、特に、同期環境内において固定小数点の数を処理す
る演算および論理ユニットを組み込んだいかなるプロセ
ッサに集積化されていてもよい。こうして、このコンポ
ーネントは、プロセッサの容量および性能を拡張するこ
と、計算(カルキュレーション)の有効性(正当性)を
保証すること、およびできるかぎり、2つの計算算定
(コンピューテイション)を平行処理することを可能に
する。
【0020】換言すれば、ベース4への除算のセグメン
ト(各反復での2ビットの計算)を実施する特別な命
令、2つの数の最大/最小、数のスレシュホールディン
グ処理、差の絶対値を計算する特別な命令は、演算およ
び論理ユニットの従来の命令を補足する。
【0021】こうして、本発明によるコンポーネント
は、音響および映像処理の分野(ここでは、除算(分
割)の計算が、量子化、すべての信号圧縮システムにお
いて与えられる関数に対して必要である)に本質的に関
係するアプリケーションにおいて使用されるいかなるプ
ロセッサにも、特にシグナルプロセッサに集積化される
ことが可能である。さらに、絶対値の差の計算は、しば
しば画像のコード化に対するモーション評価アルゴリズ
ムにおいて、使用される。
【0022】そこに前記コンポーネントが接続される外
部入力データパスに接続されるように意図されており、
外部入力データパスのサイズに関してコンポーネントの
内部データパスのサイズを拡張する手段(MXT1)を
有することは、コンポーネントに対して特に有利であ
る。
【0023】換言すれば、コンポーネント内で形成され
る色々な処理オペレーションは、入力データがコード化
されるビット数より大きいビット数についてそうであ
る。こうして、いかなる内部オーバーフローは、本質的
に取り扱われる。これに対し、従来の演算および論理ユ
ニットは、そのようなオーバーフローは、例えば「フラ
グ」の更新、すなわちステート(状態)レジスタにおけ
る特別なビットの更新に対して用意されている例外ルー
チンによって取り扱われる。
【0024】さらに、オーバーフローのどのようなリス
クもなく、内部計算、例えば内部除算を行う(従前の計
算を再使用する)可能性を与えるので、ベース4への除
算を実施することができるコンポーネントに対しては有
利であるけれども、そのようなコンポーネントに絶対的
に必要不可欠であるわけではない内部データパスの拡張
は、スレシュホールド処理後の計算の不正確さを最小化
するかぎり、スレシュホールディング関数を与えるコン
ポーネントを製作することをちょうど2つの減算器と組
み合わせて可能にする。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明は、これらに限定されない
が、特に、2つの数のベース4への除算を行うことので
きるコンポーネントが説明されるであろう。
【0026】図1に示すように、例えば、ディスクリー
トコンポーネント(個別の部品)および/または集積回
路から製作されるそのようなコンポーネントのアーキテ
クチャは、本質的に、入力マルチプレクシング(多重
化)手段、参照符号MUX1と出力マルチプレクシング
手段、参照符号MUX2との間に接続された3個の減算
器を中心に展開する。
【0027】これらの3個の減算器の出力は、また、比
較手段MCPに接続される。そして、比較手段MCPの
機能性は、以下により詳細に報告されるのであろう。そ
して比較手段MCPは、その重要性が以下により詳細に
報告される減算器からの出力ワードから得られた情報ア
イテムの値の関数として、および制御論理(ロジック)
LCによって出力(伝送)される状態(ステート)制御
信号SETの関数として、出力マルチプレクサMUX2
を制御するための信号SCTを出力することができる。
【0028】状態(ステート)ワードSETがオペレー
ションの除算(ディビジョン)モードに相当する時、手
段MCPは、さらに除算のセグメントの部分的な結果を
表わす2ビットワードを出力する。この部分結果ワード
は、クロック信号CKによって動作され、制御信号SS
Sによって制御されるシフトレジスタRG内に記憶(格
納)される。以下に詳細にわかるように、除算オペレー
ションを行うに際し、シフトレジスタの内容は、前記除
算の最終結果のワードを表わすであろう。
【0029】マルチプレクサMUX2の出力は、クロッ
ク信号CKによって動作されるD型フリップフロップの
ような一時的な記憶手段B3に接続される。この一時記
憶手段の出力は、シフト手段および連鎖手段MCTを経
由してマルチプレクサMUX1の入力の1つにループと
なって戻る。シフト手段は、本質的に、シフトされたワ
ードSを出力し、クロック信号CKによって動作される
D型フリップフロップのような特定のレジスタB5内に
それ(シフトワードS)を記憶するように、共に制御論
理LCによって与えられるシフト値kだけシフトの方向
SSDにその入力に提供されるベースワードをシフトす
ることのできるシフターDECを中心に展開する。
【0030】シフターDECに入力されるベースワード
は、実際、信号SSXによって制御されるマルチプレク
サMUX3によるシフターDECの入力に接続され、ク
ロック信号CKによって動作されるD型フリップフロッ
プのような他の特定なレジスタB4の内容である。一方
のフリップフロップB4の出力および他方のマルチプレ
クサMUX3の出力は、制御信号SSZによって制御さ
れるもう1つのマルチプレクサMUX4を経由してフリ
ップフロップB4の入力にループとなって戻る。
【0031】フリップフロップB3の出力と同様にマル
チプレクサMUX1の出力端子BS71も、マルチプレ
クサMUX3の2つの入力に接続されている。連鎖手段
MCTは、本質的に、マルチプレクサMUX5を中心に
展開する。そして、これは制御信号SSYによって制御
され、その入力が、一方ではフリップフロップB5の出
力に、かつ他方ではフリップフロップB3の出力に接続
される。これらの連鎖手段の出力は、連鎖されたワード
CSをマルチプレクサMUX1の入力の1つに伝送す
る。
【0032】一般に、以下により詳細にわかるように、
それらがアクティブである時、連鎖手段MCTは、フリ
ップフロップB5に記憶されたシフトされたワードSか
らおよびフリップフロップB3に記憶された部分剰余ワ
ードCから連鎖ワード、もしくは部分被除数を出力す
る。さらに詳細に言えば、連鎖ワードCSは、部分剰余
ワードCを左に2ビットだけ、すなわち最上位ビット
(MSB)に向かってシフトすることによって得られ
る。この時、この連鎖ワードの最下位の2ビットは、フ
リップフロップB5に含まれている(格納されている)
シフトワードSの最下位の2ビットである。
【0033】さらに、コンポーネントは、シフトレジス
タRG内に含まれている最終結果ワードに対するラウン
ディングビットを、ことによると出力するかもしれない
ラウンディング手段を含む。これらのラウンディング手
段は、D型フリップフロップ、参照符号B6内に値0ま
たは1を持つラウンディングビットを出力するように、
シフトレジスタRG内に含まれる最終結果ワードの最下
位ビットに並んで、所望のラウンディング(数字の丸
め)の性質の関数として色々な形態をとることのできる
手段MR1において利用される比較ビットを出力するよ
うに値0とフリップフロップB3の内容を比較する比較
器CMPを含む。
【0034】さらに、これらのラウンディング手段は、
シフトレジスタRGの内容からおよびフリップフロップ
B6内に含まれているラウンディングビットの値からラ
ウンドされた(丸められた)最終結果を計算する手段、
参照符号MR2を含む。さらに、これらの手段MR2
は、また、制御信号SSを基準として、被除数N0およ
び除数Dの最初のサイン(符号)を考慮して、結果のサ
インを検索することを可能にする。シフトレジスタRG
からマルチプレクサMUX1の入力へのループバック
(ループとなって戻ること)において、また、以下に詳
細に理解されるように、初期シフト値kのパリテイの関
数として、命令に従って最終結果に対して要望される意
味のあるビットを抽出することを意図した制御信号TX
によって制御される手段MC3が設けられる。
【0035】さらに、入力BE12、BE42、BE5
2およびBE72のようなマルチプレクサMUX2のあ
る入力端子は、出力BS11、BS41、BS51およ
びBS31のようなマルチプレクサMUX1のある出力
端子に直接接続される。それぞれ、マルチプレクサMU
X1の出力端子BS21とその(マルチプレクサMUX
1の)入力の1つとの間および減算器ST3の出力とマ
ルチプレクサMUX1の入力の1つとの間にそれぞれ接
続される参照符号B1およびB2のフリップフロップの
ような2つの特別なレジスタが設けられる。
【0036】このコンポーネントの入力には、nビット
の入力データワードを受け取る(受信する)ように意図
された、例えばD型フリップフロップのような複数の入
力レジスタから構成される入力ポートPEが設けられ
る。同様に、出力ポートPSが、コンポーネントによる
処理後、nビットの出力ワードに対して設けられる。し
かしながら、手段MXT1は、コンポーネントの内部デ
ータパスのサイズを拡張するために有利に設けられる。
そして、その結果、nビットの入力ワードは、nビット
のワードのMSBに等しいN−nビットで、最上位ビッ
トの左にnビットのワードを補う(追加する)ことによ
ってNビットに拡張される。もちろん、ワードのビット
数を減らす相同の手段MXT2は、出力ポートPSの直
上流に設けられる。このコンポーネントの内部データパ
スのサイズの拡張の利益は、以下により詳細に報告され
るであろう。
【0037】前記述において、かつ図1に従って、マル
チプレクサ、プリップフロップ、減算器のような用語
は、単純化の目的でまるで単一のエレメントであるかの
ように使用されているが、実際は、Nビットの内部デー
タパスに接続されるように適用されている。事実、図2
ないし図5により詳細に例示されているように、各々の
減算器をカスケード結合されたN個の1ビットの減算器
から構成することができる。
【0038】同様に、入力マルチプレクサMUX1は、
実際、例えば、減算器に入るビットがあるのと少なくと
も同数のマルチプレクサから構成される(図2参照)。
しかしながら、減算器の同じ入力に接続されるすべての
マルチプレクサは、図2に示されるように入力端子(P
1またはP2)と同数であるべきである。同様に、コン
ポーネントの色々なフリップフロップは、パラレルに接
続されたN個の1ビットフリップフロップであってもよ
い。
【0039】連鎖手段MCTに関して、これらは、実
際、ここに図示される実施例において、図3に示される
ようにワイヤードアップ(配線)されたN個のマルチプ
レクサMUX5よりなる。より詳細には、i番目のマル
チプレクサMUX5iは、シフトワードSのi番目のビ
ットSiを第1番目の入力に受信する。さらに、それ
は、ハードワイヤードされた方法で第2番目の入力に、
もしiが2以上ならばフリップフロップB3内に含まれ
ているワードCの(i−2)番目のビットと、もしiが
0または1に等しいならばフリップフロップB5内に含
まれるシフトワードのi番目のビットSiとのいずれか
を受信する。
【0040】こうして、マルチプレクサMUX5からの
出力ワードCSは、もしマルチプレクサが第1番目の入
力に切り換えられるならばシフトワードSに等しいか、
あるいは、もし、それらが第2番目の入力、すなわちフ
リップフロップB3内に含まれているワードCに切り替
えられるならば連鎖ワードに等しいかのいずれかであ
る。ベース4への2つの数の除算の場合における本発明
に係るコンポーネントのオペレーションは、同時に図4
およびその次をより詳細に参照して、以下に詳細に説明
されるであろう。
【0041】図6およびその次において、コンポーネン
トの色々なエレメントの間の主要な相互連結は、オペレ
ーションの各工程に対して太い線で表わされている。マ
ルチプレクサレベルでのこれらの色々な相互連結は、相
当する制御信号を基礎として、かつまた、それらに適用
されるデータの重要性を心に留めているそれらの特別な
上流の配線を基礎としてそれらの適切な命令(コマン
ド)を通して得られる。当業者は、所望の機能をもつ相
互連結の表示に基づいてこれらの色々な配線を成し遂げ
る方法を容易に知るであろう。
【0042】さらに正確に言えば、以下により詳細に理
解されるように、オペレーションの除算モードにおい
て、乗積2Dおよび4Dを使用する必要がある。これら
の数を決定するために乗算器を使用する代わりに、図4
および図5に示されているように、入力マルチプレクシ
ング手段MUX1を構成するあるマルチプレクサの特別
な配線を使うことがより簡単であると思われる。
【0043】こうして、さらに言えば、除数Dのi番目
のビットDiおよびもう1つのデータのi番目のビット
Eiを受信するi番目のマルチプレクサMUX1iの入
力の1つが、もしiが1より大ならば除数のi−1番目
のビットDi-1 を受け取り、あるいはもしiが0に等し
いならば0を受け取るように配線(ワイヤード結合)さ
れる。もし、マルチプレクサMUX1iがこの入力に切
り替えられるならば、それは、左に、すなわち最上位ビ
ットに向かって1だけシフトされた除数Dを出力するで
あろう。そして、これは、2による除数の乗算に相当す
る。
【0044】同様に、図5に例示されるように、もう1
つのi番目のマルチプレクサまたは同様のものは、もし
iが2以上ならば除数のi−2番目のビットDi−2
か、あるいはそうでないならば値0かのどちらかを受け
取るように配線されたもう1つの入力を持つことができ
る。これらのマルチプレクサは、左に2ビットだけシフ
トされた除数を出力するであろう。ここで、これは、除
数の4による乗算に相当する。ここで説明される実施例
において、コンポーネントに入るあるいはここを出る色
々なデータは、nビットにコード化された2の補数であ
る。換言すれば、もしオーダ0のビットが最下位ビット
(LSB)を意味するならば、オーダn−1のビット、
すなわち最上位ビット(MSB)はサイン(符号)ビッ
トを表わす。もし、このサインビットが値0を持つなら
ば、その時、数(値)は正であり、それが値1を持つな
らば、数は負である。
【0045】付加すると、一般的な意味で、減算器から
の出力ワードから得られ(に由来し)、かつ出力マルチ
プレクサMUX2を制御するために手段MCPによって
使用される情報アイテムは、その時、これらの出力ワー
ドの最上位ビットを値0または1と比較した結果であ
る。そして、これは、これらの出力ワードが負かまたは
正かどうかを決定することを可能にする。
【0046】除算モードにおけるコンポーネントのオペ
レーションは、コンポーネントが被除数N0として数8
5および除数Dとして数5を受け取ると仮定した場合に
ついて、ここでより詳細に説明されるであろう。この
時、被除数は、8ビットに亘って、例えば2の補数の表
記法においてディジタルワード01010101で表わ
されるのに対し、除数Dは同じ表記法でディジタルワー
ド00000101で表わされる。拡張手段MXT1を
通った後、被除数N0は、サインビットの複写によって
(図6参照)、nビット入力ワード(n=8)から得ら
れるNビットワード(例えば、N=9)によって表わさ
れる。
【0047】第1工程において、制御ロジック(論理)
LCは、被除数N0を表わす9ビットのディジタルワー
ドをフリップフロップB4に記憶させるように、かつ除
数Dを表わす9ビットのディジタルワードをフリップフ
ロップB1に記憶させるようにマルチプレクサMUX
1、MUX3およびMUX4に命令する。次の工程にお
いて(図7参照)、制御ロジックは、この例では3に等
しい、初期シフト値kをシフタDECに伝送する。そし
て、それは、特に、シフトレジスタRG内に含まれてい
る最終結果ワードの小数点より前のビット数を整えるで
あろう。さらに、kのパリティは、小数点の後にくる数
字を表わす最終結果ワードの1つのビットの獲得および
非獲得を絶対的に自動的に調整するであろう。
【0048】こうして、以下により詳細に理解されるよ
うに、もし、初期シフト値が奇数であるならば、シフト
レジスタ内に入っている最終結果ワードのビットの少な
くとも1つは、小数点の後にくる数字を表わすであろ
う。さらに、右への(SSD=DR)、すなわち最下位
ビットに向かっての、フリップフロップB4内に入って
いるワードのシフトをもたらすために制御ロジックによ
って命令されたシフタは、それゆえに、フリップフロッ
プB5内に記憶する目的で000001010に等しい
シフトワードSを出力する。
【0049】最後に、このサイクルの間、その入力BS
61に除数Dを、そしてその入力51に数4Dを受け取
る減算器ST3は、フリップフロップB2内の数3Dを
記憶するように、これらの2つの数を引き算する。最後
に、シフトレジスタRGのスロットRG0 〜RGN (簡
単化のために、はじめの7スロットRG0 〜RG6 のみ
が表示されている)が0に初期化される。図8に示され
る次のサイクルは、除数Dによる被除数N0の除算の第
1セグメントを表わす。
【0050】マルチプレクサMUX1の命令(指令)を
通して、除数Dの3つの連続する倍数(D、2Dおよび
3D)が、減算器ST1、ST2およびST3の各3入
力BS21、BS41およびBS61に提供される。さ
らに、同時に、マルチプレクサMUX5の命令を通し
て、フリップフロップB5内に入っているシフトワード
S、すなわちワード000001010は、3個の減算
器の他の3つの各々の入力に出力される。
【0051】手段MCPは、その時、オペレーションの
この除算状態において、マルチプレクサMUX2からの
出力として、もし、後者(シフトされた被除数)が除数
より厳密に小さいならば(条件(a))部分被除数、ここ
ではシフトされた被除数か、または、もし部分被除数が
除数以上であり、除数の2倍より厳密に小さいならば
(条件(b))第1減算器ST1によって出力された出力
ワードか、あるいは、もし部分被除数が除数の2倍以上
であり、除数の3倍より厳密に小さいならば(条件
(c))第2減算器からの出力ワードか、でなければ、も
し部分被除数が除数の3倍以上であるならば(条件
(d))第3減算器からの出力ワードかのいずれかを出力
するように構成されている。
【0052】その他の方法で述べれば、もし第1減算器
からの出力ワードの最上位ビットが1に等しいならば、
部分被除数がマルチプレクサによって出力される。でな
ければ、第1減算器からの出力ワードは、もし第2減算
器からの出力ワードの最上位ビットが1に等しいなら
ば、マルチプレクサMUX2によって出力される。さも
なければ、第2減算器からの出力ワードは、もし第3減
算器からの出力ワードの最上位ビットが1に等しいなら
ば、マルチプレクサMUX2によって出力される。最後
に、これらでもなければ、第3減算器からの出力ワード
が出力される。
【0053】相前後して、手段MCPは、シフトレジス
タRGのスロットRG0 およびRG 1 内に記憶されてい
る対応する2ビット部分剰余ワードを出力する。より正
確には、上述した4つの条件(a)、(b)、(c)、
(d)に対応する4つの部分剰余ワードは、それぞれ0
0、01、10、11に等しい。
【0054】図8に例示されるサイクルの間、部分被除
数は、除数の2倍に等しく、このゆえに、それは第2減
算器からの出力ワードである。そして、それは、この場
合には、フリップフロップB3に記憶された00000
0000に等しく、これに対し、部分結果ワード10
は、シフトレジスタに記憶される。次に、制御論理LC
は、シフターDECに次のシフト値、現在のシフト値よ
り2ビット小さく、この場合には1に等しいが、これを
出力する。シフトの方向は、維持される。それから、フ
リップフロップB4に入っている被除数は、フリップフ
ロップB5に格納(記憶)され、000101010に
等しいシフトワードSを得るために、右に1ビットシフ
トされる。
【0055】図9に例示される次のサイクルにおいて、
上述のオペレーションは、部分被除数CSとして、前サ
イクルにおいてフリップフロップB3の内容(0000
00000)およびフリップフロップB5内に格納さ
れ、ここでは000101010に等しいシフトワード
Sから得られる連鎖(された)ワード(0000000
10)でもって繰り返される。この部分被除数CSはD
より厳密に小さいので、端子BS11とBE12との間
の接続の例を通ってマルチプレクサMUX2によって出
力され、部分剰余ワードとしてフリップフロップB3に
格納される。
【0056】相前後して、対応する部分結果ワード、こ
の場合には00に等しいが、このワードは、シフトレジ
スタの2つのスロットRG0 およびRG1 に格納され
る。これに対し、従前の部分結果ワード、すなわちワー
ド10は、今や、スロットRG 2 およびRG3 に格納さ
れる。
【0057】それから、制御論理LCはシフタDECに
新しいシフト値を供給する。そして、それは、従前のシ
フト値に対して2ビットだけ異なる。しかしながら、k
が奇数であり、前のように1に等しいとすれば、新しい
シフト値は、逆転された、すなわち左側に向かう、また
は他の点から述べれば、最上位ビット(SSD=G)に
向かうシフト方向を持つ1に等しい。結果として、その
時、フリップフロップB5に含まれているシフトワード
Sは、このサイクルの終端で、左側にシフトされた被除
数に等しく、1ビットが最下位ビットのレベルに0でも
って追加された。
【0058】次のサイクル(図10参照)において、上
述した除算オペレーションは、フリップフロップB3に
格納された000000000に等しい部分剰余ワード
とともに、シフトレジスタRGのスロットRG0 および
RG1 に格納された10に等しい部分結果ワードを付与
するために、010101010に等しいシフトワード
Sおよび000000010に等しい部分剰余ワードC
から得られる連鎖ワード(000001010)を部分
被除数ワードCSとしてもつ除算の次のセグメントに対
して繰り返される。
【0059】こうして、このサイクルの終端では、シフ
トレジスタRGの内容は、除数Dによる被除数N0の除
算の最終結果ワードを表わす。しかし、初期シフト値が
奇数であり、シフト値のすべてがその結果として奇数で
あった場合、シフトレジスタのスロットRG0 内に格納
されたビットは、実際、小数点の後に続く第1数字を表
わす最終結果のワードのビットQ1 である。スロットR
1 〜RG5 にそれぞれ格納されたビットQ0 、Q1
2 、Q3 、Q 4 は、除算の最終結果の整数部分を表わ
す。もちろん、もしこのプロセスが続いたならば、すな
わち、制御論理が左側へのシフト方向に関係づけられた
3に等しい新しいシフト値を出力したならば、新しい最
終結果ワードはシフトレジスタRG内に得られており、
同一の整数部分を持つが、スロットRG2 、RG1 およ
びRG0 内に格納されたその3ビットは、小数点に続く
最初の3数字をそれぞれ表わす。
【0060】当業者は、ここで、結果が要求する繰り返
しは、ベース2への除算よりも少ないので、ベース4へ
の除算は、速度の利得を増大させることを可能に注目す
るかもしれない。実際、各サイクルにおいて、2つの結
果ビットがベース2へのちょうど1つの代わりに出力さ
れる。
【0061】図10に例示されるサイクルの終端の前
に、ラウンディングビットが、計算され、フリップフロ
ップB6に格納される。もっと正確にいえば、このサイ
クルの間にフリップフロップB3に最終的に格納された
部分剰余ワードは、比較ビットを出力するために比較器
CMPにおいて、値0と比較される。他言すれば、値0
との部分剰余ワードの比較は、被除数が除数の積であっ
たか、なかったかどうかを決めるであろう。この比較ビ
ットの値およびシフトレジスタ内に含まれている、すな
わちスロットRG0 内に含まれている最終剰余ワードの
最下位ビットの値に依存して、所望のタイプのラウンデ
ィングを念頭に入れて工夫された手段MR1は、フリッ
プフロップB6に格納されるラウンディングビットを計
算するであろう。この場合には、例えば、0でない部分
剰余ワードを表わす比較ビットの存在において、もしシ
フトレジスタに含まれているワードの最下位ビットが0
に等しいならば、フリップフロップB6に格納されるラ
ウンディングビットは0に等しいであろうし、そうでな
いないらば1に等しい。これは、現在のケースでは、も
し、スロットRG0 内に入っているビットが0に等しい
ならば、次の整数に切り下げて丸めることになり、ある
いはスロットRG0 内に入っているビットが1に等しい
ならば、直ぐ高次の整数にまで切り下げて丸めることに
なる。
【0062】次のサイクル(図11参照)においては、
手段MR2は、シフトレジスタRGの内容からおよびフ
リップフロップB6に含まれているラウンディングビッ
トの値からラウンドされた(丸められた)最終結果ワー
ドを計算する。より正確には、手段MR2は、シフトレ
ジスタRGに含まれているワードをフリップフロップB
6に含まれているラウンディングビットと合算する。事
実、この合計(和)は、結局(帰するところ)レジスタ
RG内に含まれていた最終結果ワードを1だけ増加させ
るあるいは増加させないことになる。
【0063】その時、手段MC3は、kの初期値および
そのパリティに依存する制御記号TXを基礎として、最
終結果ワードの整数部分、この場合には、このワードの
ビットQ0 〜Q4 を抽出することを可能にする。これら
の手段MC3は、小数点に続く同数の数字に常に至る奇
数の初期シフト値を基礎として、コンポーネントのみが
除算を行う場合には、レジスタRGのスロットと入力マ
ルチプレクサMUX1との間の適切な配線によって極め
て簡単に具体化されるものであっても、あるいは、初期
シフト値が、値およびパリティの両方の点に関してパラ
メトリックである場合には、制御可能なマルチプレクサ
を含んでいてもよい。
【0064】その時、最終結果ワードは、フリップフロ
ップB3に格納される。それから、この結果を出力ワー
ドに対してユーザの所望するダイナミックレンジ以内
に、すなわち、これらの出力ワードに対して所望のビッ
ト数以内に保証するように、この最終結果ワードに関し
てスレシュホールディングオペレーションを行うことが
特に有利であることがわかる。数をスレシュホールド
(処理)する(数を閾値で切る)(または「クリッピン
グする(縁を切り取る)」)ための関数(機能)のパラ
メータは、最小閾値および最大閾値である。もし、数が
これらの2つ閾値の間にあるならば、この時、前記スレ
シュホールディング関数によってスレシュホールド(処
理)された数は、数それ自身に等しい。他方、もしこの
数が最大閾値以上であるならば、スレシュホールドされ
た数は、この最大閾値に等しい。同様に、もし、数が最
小閾値以下であるならば、スレシュホールドされた数
は、この最小閾値に等しい。
【0065】図11に例示されたサイクルの間に、最小
閾値Emおよび最大閾値EMは、入力ポートPEに送ら
れる。一般に、スレシュホールディング手段は、2つの
減算器によって(一方は、その入力の1つに最小閾値
を、そしてその他の1入力にスレシュホールドされるべ
き数を受け取り、これに対し、他方は、その入力の1つ
に最大閾値を、そしてその他の1入力にスレシュホール
ドさるべき数を受け取る)、かつ最小および最大閾値に
関してスレシュホールドさるべき数の位置を決定するた
めに2つの減算器からの出力ワードの最上位ビットを分
析する手段MCPを基礎として具体化される。さらに正
確にいえば、比較手段MCPが、制御信号SETの助け
によって、このスレシュホールディング関数を実施する
ように構成される時、それらは、信号SCTの助けによ
って、マルチプレクサMUX2に命令し、その結果、こ
のマルチプレクサは、最小閾値、または最大閾値、もし
くは数それ自体を出力する。
【0066】図12に例示されるサイクルの間に、およ
び4ビットの所望の出力ダイナミックレンジの仮定の下
に、最大閾値EMは、(9ビットにわたって拡張され)
000001111に等しい。手段MC3を通過した
後、000010001に等しい最終結果ワードに関
し、手段MCPは、端子BS42を選択し、かつフリッ
プフロップB3内に最大閾値EMを格納する。もう1つ
の図示例において、最小閾値を選択する必要があったな
らば、選択されたのは端子12であろうし、マルチプレ
クサMUX2から数自身を出力する必要があったなら
ば、選択されたのは、数自身を受信する減算器の入力に
直接接続された入力端子BS72であろう。
【0067】当業者は、それゆえに、ここでスレシュホ
ールディング関数が結果の有効性(正当性)を保証する
こと、すなわち数それ自身を出力することか、あるい
は、最大閾値または最小閾値のいずれかを出力すること
によって、真実にできるだけ近い結果を供給することの
いずれかを可能にすることに注目するであろう。この場
合において、1111に等しい最大閾値は、真の結果に
最も近い値であり、それゆえに最も悪くない結果であ
る。スレシュホールディング手段がない場合、4ビット
の出力ダイナミックレンジは、(最後の4ビットについ
て)0001に等しい出力の結果となり、それはなお一
層悪い結果を構築するであろう。
【0068】図13〜図16は、偶数シフト値kを用い
る除算モードにおけるオペレーションの一構成を例示す
るものである。オペレーションの一般原理は、図6〜図
12に関して説明されたものと同一である。これらの図
面に関する唯一の相違は、ここに述べられるであろう。
図13において、初期シフト値が値4に等しい。それゆ
えに、フリップフロップB5内に記憶されている第1の
シフトされた数は、000000101に等しい。この
数は、結局、フリップフロップB3に格納され、000
000000に等しい部分剰余ワードとなり、シフトレ
ジスタのスロットRG0 およびRG1 に格納され、01
に等しい部分結果ワードとなる(図14参照)。
【0069】それゆえに、初期シフト値に関して2ビッ
トだけ異なる、次のシフト値は、2に等しく、フリップ
フロップB5に格納され、次のサイクルを期待して、0
00010101に等しいシフトワードSとなる。この
次のサイクルの間(図15参照)、シフトワードSおよ
びフリップフロップB3に含まれていたワードCの連鎖
に起因する部分被除数CSは、結果として、00000
0001に等しい新しい部分剰余ワードおよび00に等
しい部分結果ワードとなる。事実、次のシフト値は値0
であり、これは、001010101に等しい被除数N
0に何のシフトも行わないことと等価である。
【0070】(図16に例示されている)次のサイクル
の間、連鎖されたワードCSから得られ、それ自身、シ
フトされていない被除数N0および従前のサイクルの部
分剰余ワードから得られた部分剰余ワード(図15に例
示されている)は、値0を持つ。これに対し、新しい部
分結果ワードは01に等しい。それゆえに、除算の結果
の整数部分を表わす6ビットについての最終結果ワード
はシフトレジスタRG内において得られている。この
際、それゆえに、小数点に続く数字を表わす最終結果ワ
ードのビットはない。もし、ユーザが小数点に続く数字
を得ることを望むならば、その時、次のサイクルに関す
る限りでは、新しいシフト値を準備することが賢明であ
る。そして、その新シフト値は、従前のシフト値に関し
て2ビットだけ相違するが、シフトの反対方向、すなわ
ち左側方向と関連付けられている。その後、これは、1
01010100に等しいシフトワードSとなる。
【0071】次のサイクルにおけるこのシフトワードの
使用は、小数点に続く2個の数字を表わす部分剰余ワー
ドの2個の新しいビットを得ることを可能にする。偶数
シフト値のこの構成において、また、特にラウンディン
グオペレーションが最終結果ワードに行われないとの仮
定の下に、手段MC3は、シフトレジスタRGのビット
のすべてを選択する。上述したように、スレシュホール
ディング手段によってその後に行われるスレシュホール
ディング関数は、所望のダイナミックレンジ、例えば4
ビット以内でこの結果の正当性を保証する。
【0072】前記述のすべてにおいて、被除数および除
数が正の数であることが仮定されていた。もちろん、本
発明は、処理されるべきいかなるサインをもつ数も許容
する。この場合には、被除数の絶対値および除数の絶対
値を計算するコンポーネントへの準備がいる。そしてこ
れらの絶対値は、それぞれ、フリップフロップB4およ
びB1に格納される。絶対値関数を手段MCPとともに
2または3個の減算器を含む、絶対値を決定する手段に
よって行うことができる。
【0073】より正確には、その絶対値を計算すること
が望まれている数は、減算器の1つの入力の1つ(例え
ば、減算器ST1の入力BS11)に出力され、同様
に、第2番目の減算器の入力の1つ(例えば、減算器S
T2の入力BS41)に出力されるのに対し、値「0」
は、各々の減算器の他の入力(例えば、入力BS21お
よびBS31)に出力される。その最上位ビットが正の
差を表わし、それゆえに数の絶対値を表わす、2つの減
算器からのその出力ワードは、手段MCPから出る適切
な指令を通して、マルチプレクサMUX2によって出力
されるであろう。
【0074】絶対値のこの決定は、被除数に対しておよ
び除数に対して行なわれる。相前後して、手段MCP
は、特別なレジスタ内において、2つの数の各々のサイ
ン(正負の符号)を蓄える。そして、このサインは、各
々の数の最上位ビットに等しい。さらに、それらは、こ
の値を特別なレジスタFS内に格納するためにこれらの
2つのサインに対して、イクスクルーシブ オア(EX
CLUSIVE OR)機能をセットアップする。この
レジスタFSに格納されたビットの値は、次に、レジス
タRG内に含まれている最終結果のワードの正しいサイ
ンを検索するために手段MR2によって使用されるであ
ろう。さらに正確にいえば、その時、手段MR2は、和
Q+L、もしくはこの和の付加的な逆数のいずれかを行
うことになる関数(−1)FS・(Q+L)を実施する
(ここで、Qは最終結果ワード、Lはラウンディングビ
ットを意味する)。
【0075】本発明の好適実施例においては、ここでは
単純化の目的のために表示されていないが、減算器の1
つが、演算および論理(ロジック)ユニットによって置
き換えられてもよい。この演算および論理ユニットは、
もちろん、減算オペレーションを行うことができるが、
数の絶対値を決定するか、もしくはそうでなければ関数
(−1)FS・(Q+L)を決定するオペレーションを行
うのに有利に用いられてもよい。そして、その時、この
実施例においては、手段MR2を省略することができ
る。
【0076】絶対値を決定するための関数およびスレシ
ュホールディング関数、ならびに、単に2つの数の間の
差を計算するための関数、これらは除算関数と組み合わ
せて説明されたが、これらの関数はもちろん、いかなる
除算オペレーションと独立に行われてもよい。事実、そ
れは、状態信号SETの値に依存して、減算器との組み
合わせにおいて(用語の広い意味において)、これらの
色々な関数の実行を許容するであろう手段MCPであ
る。上記説明において、これらの手段は、一部機能的に
説明された。当業者は、たやすくそれらをハードウエア
において、例えば、論理合成アルゴリズムの目的で具体
化することができるであろう。同じことが、制御論理L
Cの場合にもあてはまる。
【0077】内部データパスのビット数の拡張は、除算
オペレーション単独の構築のためには必要不可欠でない
ことがわかるけれども、しかしながら、それは、例えば
連続する減算、そうでないならば、連続する除算および
/または連続する減算を組み合わせる内部計算の間、内
部オーバーフローの回避を許容する。こうして、内部オ
ーバーフローのこのようなリスクを最小化することは、
可能なスレシュホールディング後にコンポーネントによ
って最終的に出力される出力ワードの不正確さを最小化
することを可能にする。
【0078】本発明の他の利益と特徴は、添付の図面に
示す。もっぱらこれに限定されることのない実施例の詳
細な説明を調査することによって現れるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンポーネントの一実施例の概
略線図である。
【図2】 図1のコンポーネントのある構成要素(エレ
メント)をより詳細に示す線図である。
【図3】 図1のコンポーネントの別の構成要素をより
詳細に示す線図である。
【図4】 図1のコンポーネントの別の構成要素をより
詳細に示す線図である。
【図5】 図1のコンポーネントの別の構成要素をより
詳細に示す線図である。
【図6】 図1のコンポーネントの色々なオペレーティ
ングケースの一例を示す線図である。
【図7】 図1のコンポーネントの色々なオペレーティ
ングケースの別の例を示す線図である。
【図8】 図1のコンポーネントの色々なオペレーティ
ングケースの別の例を示す線図である。
【図9】 図1のコンポーネントの色々なオペレーティ
ングケースの別の例を示す線図である。
【図10】 図1のコンポーネントの色々なオペレーテ
ィングケースの別の例を示す線図である。
【図11】 図1のコンポーネントの色々なオペレーテ
ィングケースの別の例を示す線図である。
【図12】 図1のコンポーネントの色々なオペレーテ
ィングケースの別の例を示す線図である。
【図13】 図1のコンポーネントの色々なオペレーテ
ィングケースの別の例を示す線図である。
【図14】 図1のコンポーネントの色々なオペレーテ
ィングケースの別の例を示す線図である。
【図15】 図1のコンポーネントの色々なオペレーテ
ィングケースの別の例を示す線図である。
【図16】 図1のコンポーネントの色々なオペレーテ
ィングケースの別の例を示す線図である。
【符号の説明】 1 B1,B2,B3,B4,B5,B6 D型フリッ
プフロップ 2 CMP 比較器 3 DEC シフター 4 LC 制御論理(ロジック) 5 MCP 比較手段 6 MCT 連鎖手段 7 MR1 ラウンディング手段 8 MR2 インクリメンティング手段 9 MUX1,MUX2,MUX3,MUX4,MUX
5 マルチプレクサ 10 PE 入力ポート 11 PS 出力ポート 12 RG シフトレジスタ 13 ST1,ST2,ST3 減算器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】bが1より大の整数であり、特に2に等し
    い時、ベース2b への2つの数の少なくとも1つのバイ
    ナリ除算を行うことのできる電子コンポーネントであっ
    て、 前記コンポーネントの入力に接続された2b −1個の減
    算器(STi)と、 前記コンポーネントの入力に接続され、バイナリワード
    をシフトする制御可能な手段(DEC)と、 前記シフト手段の出力と前記減算器の入力および出力と
    の間に接続され、バイナリワードを鎖状につなぐ制御可
    能な手段(MCT)と、 2つの数のベース2b への除算を表わす最終結果ワード
    を形成するとともに、bビットの部分結果ワードを連続
    して受け取るシフトレジスタ(RG)を有することを特
    徴とする電子コンポーネント。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電子コンポーネントであ
    って、 前記2b −1個の減算器(STi)は、選択された正の
    除数(D)の2b −1個の連続した倍数にそれぞれ等し
    い2b −1個の第1のワードと、2b −1個の第2のワ
    ードとを受け取ることができ、 さらに、前記減算器からの2b −1個の出力ワードおよ
    び2b −1個の第2のワードのうちから、出力ワードに
    起因する情報アイテムを基礎として部分剰余ワードを選
    択し、かつそれらにbビットの相当する所定の部分結果
    ワードを対応付ける手段(MCP)を有し、 前記手段(MCT)は、最上位ビットに向かってbビッ
    トシフトされ、かつ第2の初期ワードのb個の最下位ビ
    ットで補足された第1の初期ワードから連鎖されたワー
    ドを形成することができ、 シフト手段(DEC)は、選択された正の被除数の、選
    択された値およびシフト方向を持つ連続したシフトから
    シフトされたワードの連続体を形成することができ、 さらに、初めにシフトされた被除数に、そしてその時、
    第1の初期ワードの格好をした連続する部分剰余ワード
    から、および第2の初期ワードの格好をした連続するシ
    フトされたワードから、それぞれ得られた連続する連鎖
    ワードに、それぞれ等しい連続する第2ワードを連続し
    て出力するように、かつ除数による被除数のベース2b
    への除算を表わす最終結果ワードを形成するように、シ
    フトレジスタ(RG)内に連続する部分結果ワードを格
    納するように、そのすべてが最下位ビットに向かうシフ
    ト方向と関係づけられ、かつbビットだけ相互に異なる
    かぎり選択された初期値から連続的に減少する、連続す
    るシフト値の少なくとも1つの整然としたセットを出力
    し、そして、その時少なくとももし初期シフト値がbの
    倍数でないならば、最上位ビットに向かうシフト方向と
    関係づけられ、bに等しい少なくとも1つの付加的なシ
    フト値を出力するための制御手段(LC)を有すること
    を特徴とする電子コンポーネント。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の電子コンポーネ
    ントであって、 さらに、ベースワードに対応して最小および最大閾値を
    表わす2つの閾値ワード(Em、EM)によってスレシ
    ュホールド処理されたベースワードを出力するスレシュ
    ホールディング手段(MCP、STi)を有することを
    特徴とする電子コンポーネント。
  4. 【請求項4】前記スレシュホールディング手段は、2b
    −1個の減算器の2つおよびスレシュホールディング状
    態を保持する前記選択手段とを含み、その減算器の一方
    は、最小閾値およびベースワードを受け取り、他方の減
    算器は、最大閾値およびベースワードを受け取り、前記
    状態で、前記選択手段は、これらの2つの減算器からの
    出力ワードに起因する前記情報アイテムに依存して、2
    つの閾値およびベースワードのうちからスレシュホール
    ド処理されたベースワードを選択することを特徴とする
    請求項2と組み合わせた請求項3に記載の電子コンポー
    ネント。
  5. 【請求項5】前記スレシュホールディング手段は、シフ
    トレジスタ(RG)の内容に由来するベースからおよび
    最終結果ワードに対して希望されるダイナミックレンジ
    を考慮した2つの最小および最大閾値からスレシュホー
    ルド処理された最終結果ワードを出力することを特徴と
    する請求項3または4に記載の電子コンポーネント。
  6. 【請求項6】前記コンポーネントによって処理される数
    字で表わしたワードは、コード化された2の補数であ
    り、かつ、減算器(STi)からの出力ワードに由来す
    る前記情報アイテムは、値0または1を持つこれらの出
    力ワードの最上位ビットの比較の結果であることを特徴
    とする請求項2と組み合わせた先の請求項の1つに記載
    の電子コンポーネント。
  7. 【請求項7】請求項2と組み合わせた先の請求項の1つ
    に記載の電子コンポーネントであって、さらに、シフト
    レジスタ(RG)内に含まれているワードの最下位ビッ
    トとともに、値0または1を持つ相当する部分剰余ワー
    ドの比較を表わす情報アイテムを受け取り、かつラウン
    ディングビット(L)を出力する、シフトレジスタ内に
    含まれている最終結果ワードをラウンディングする手段
    (MR1)を有することを特徴とする電子コンポーネン
    ト。
  8. 【請求項8】前記ラウンディング手段は、ラウンディン
    グビットの値に依存するシフトレジスタ内に含まれてい
    る最終結果ワードをインクリメントするあるいはしない
    制御可能なインクリメンティング手段(MR2)を含む
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子コンポーネン
    ト。
  9. 【請求項9】先の請求項の1つに記載の電子コンポーネ
    ントであって、さらに、もし、適切ならば、正の除数お
    よび/または除数からの正の被除数、および/または任
    意のサインの被除数、これらはコンポーネントの入力ポ
    ート(PE)によって受け取られるが、これらを出力す
    ることができる差の絶対値を決定する手段を有し、ま
    た、除数のサインからおよび被除数のサインからの最終
    結果ワードのサインを検索することのできるサイン検索
    手段を有することを特徴とする電子コンポーネント。
  10. 【請求項10】前記絶対値決定手段は、2b −1個の減
    算器の2つとともに前記選択手段を含み、これらの手段
    は、これら2つの減算器からの出力ワードに由来する前
    記情報アイテムに依存して、2つの減算器の1つから出
    力ワードを選択する、いわゆる絶対値状態を持つ請求項
    9に記載の電子コンポーネント。
  11. 【請求項11】請求項2と組み合わせた先の請求項の1
    つに記載の電子コンポーネントであって、コンポーネン
    トによって処理されるべきデータの少なくともいくつか
    を受け取るための入力ポート(PE)と、これらの処理
    オペレーションの結果として生じるデータを出力する出
    力ポート(PS)と、減算器の出力と入力との間に接続
    される一時記憶手段(B3)とを有し、 前記制御手段は、制御論理(LC)と、前記入力ポート
    にその入力が接続され、減算器の入力にその出力が接続
    され、前記制御論理によって制御される入力マルチプレ
    クシング手段(MUX1)とを含み、 前記選択手段は、値0または1を持つ、減算器からの出
    力ワードの最上位ビットを比較する手段(MCP)と、
    減算器の出力および入力マルチプレクシング手段の出力
    のいくつかに入力接続され、前記比較手段によって制御
    され、出力において、連鎖手段およびシフト手段を経由
    して、入力マルチプレクシング手段の1つの入力に接続
    される出力マルチプレクシング手段(MUX2)とを含
    むことを特徴とする電子コンポーネント。
  12. 【請求項12】前記一時記憶手段は、出力マルチプレク
    シング手段と出力ポートとの間に接続された第1のD型
    フリップフロップ(B3)を含み、 前記シフト手段は、選択された正の被除数(N0)を格
    納するための入力マルチプレクシング手段(MUX1)
    の1つの出力に接続される第2のD型フリップフロップ
    (B4)と、 入力において、第2のD型フリップフロップ(B4)の
    出力に、第1のD型フリップフロップ(B3)の出力
    に、そして入力マルチプレクシング手段(MUX1)に
    接続され、かつ前記制御論理によって制御可能である第
    1の補助マルチプレクシング手段(MUX3)と、 前記制御論理によって制御可能であり、第1の補助マル
    チプレクシング手段(MUX3)の出力に接続されたシ
    フタ(DEC)と、 連続するシフトされたワードを格納するようにシフタの
    出力に接続された第3のD型フリップフロップ(B5)
    とを含み、 前記連鎖手段は、第1と第3のD型フリップフロップの
    出力の間、および入力マルチプレクシング手段の入力に
    接続された第2の補助マルチプレクシング手段(MUX
    5)を含むことを特徴とする請求項11に記載の電子コ
    ンポーネント。
  13. 【請求項13】前記減算器の1つは、演算および論理ユ
    ニットで形成されることを特徴とする先の請求項の1つ
    に記載の電子コンポーネント。
  14. 【請求項14】前記演算および論理ユニットは、絶対値
    決定手段およびサイン検索手段の少なくとも一部を組み
    込むものである請求項9と組み合わせた請求項13に記
    載の電子コンポーネント。
  15. 【請求項15】先の請求項の1つに記載の電子コンポー
    ネントであって、外部入力データパスに接続されるよう
    に意図されており、外部入力データパスのサイズに関し
    てコンポーネントの内部データパスのサイズを拡張する
    手段(MXT1)を有することを特徴とする電子コンポ
    ーネント。
JP7335400A 1994-12-22 1995-12-22 2つの数のベース4への除算を、特に行うことができる電子コンポーネント Withdrawn JPH08335167A (ja)

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FR9415504A FR2728702A1 (fr) 1994-12-22 1994-12-22 Composant electronique capable notamment d'effectuer une division de deux nombres en base 4

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JP7335400A Withdrawn JPH08335167A (ja) 1994-12-22 1995-12-22 2つの数のベース4への除算を、特に行うことができる電子コンポーネント

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US (1) US5729487A (ja)
EP (1) EP0718755B1 (ja)
JP (1) JPH08335167A (ja)
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FR (1) FR2728702A1 (ja)

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US5729487A (en) 1998-03-17
EP0718755B1 (fr) 2002-07-31
DE69527604T2 (de) 2003-02-27
FR2728702A1 (fr) 1996-06-28
DE69527604D1 (de) 2002-09-05
FR2728702B1 (ja) 1997-03-07
EP0718755A1 (fr) 1996-06-26

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