JPH0833503B2 - 光フアイバケーブル用ポリエチレンスペーサ - Google Patents
光フアイバケーブル用ポリエチレンスペーサInfo
- Publication number
- JPH0833503B2 JPH0833503B2 JP2196989A JP19698990A JPH0833503B2 JP H0833503 B2 JPH0833503 B2 JP H0833503B2 JP 2196989 A JP2196989 A JP 2196989A JP 19698990 A JP19698990 A JP 19698990A JP H0833503 B2 JPH0833503 B2 JP H0833503B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- optical fiber
- polyethylene
- fiber cable
- spiral groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
た光フアイバケーブル用ポリエチレンスペーサに関し、
とくにスペーサの光フアイバ収納用らせん溝の表面粗さ
を少くした生産性の高い、かつ光フアイバの伝送特性の
安定化をはかった光フアイバケーブル用ポリエチレンス
ペーサに関するものである。
ンスペーサの構成概要を第4図に示す。中心にケーブル
の荷重を支えるための中心抗張力体(テンシヨンメン
バ)41を有し、その周囲に一層または二層にわけて、外
周にらせん溝43を備えた形状にポリエチレン42を押出成
形被覆を施し光フアイバケーブル用らせん溝付ポリエチ
レンスペーサ40が形成される。
る材料としては、従来メルトインデックス(以下M.I.と
いう。)が0.2g/10min以下のポリエチレンが用いられて
きた。これは、このような複雑な断面形状を有する異形
押出成形においては、M.I.の低い材料、すなわち溶融時
の粘度が高い材料の方が形状を制御するうえで有利であ
り、複雑な断面形状をより高い精度で実現することがで
きるからである。
ては、比較的低い線引速度(以下線速という。)、たと
えば線速が5m/分未満で製造している限り非常に良好な
断面形状のポリエチレンスペーサが得られるのである
が、線速を上げていった場合には次のような問題点があ
る。
機の圧力が高くなり過ぎる。
ことにより、メルトフラクチヤ(Melt Fracture)が発
生し、スペーサの表面状態が荒れる。
光フアイバ収納用として重要な問題となる。すなわち、
スペーサの溝の内部においては、収納する光フアイバ心
線とスペーサを形成するポリエチレンとが直接接してい
ることから、スペーサの表面状態が悪いと光フアイバに
マイクロベンデイングが発生し、とくに波長a=1.55μ
m帯での伝送損失増加が発生するという問題がある。
れを少なくした生産性の高い、かつ光フアイバの伝送特
性の安定化をはかった光フアイバケーブル用ポリエチレ
ンスペーサを提供することを目的とする。
するらせん溝を外周に備えた光フアイバケーブル用ポリ
エチレンスペーサにおいて、ポリエチレンはM.I.が0.3g
/10min以上の材料からなり、斯かるポリエチレン材料に
より形成された光フアイバケーブル用ポリエチレンスペ
ーサのらせん溝内部のの表面の平均表面粗さが1.5μm
以下からなることを特徴としている。
JIS B0601に規定されるもので、平均表面粗さRa(Rough
ness Average)により定義される。
離、 f(χ):サンプルの表面の凹凸の状態を記述する関
数、 L:表面粗さを測定する時の被測定長、 r1:被測定長の区間内でf(χ)の平均を取った値と
すると、 で示される。
面粗さRaは「中心線平均粗さ」とも言い、その物理的な
意味は中心線、すなわちr1からの平均距離である。した
がってスペーサのらせん溝内部の表面の平均表面粗さRa
は次式で示される。
ていくと、メルトフラクチヤが発生し、押出成形された
ポリエチレンスペーサのらせん溝内部の表面の平均表面
粗さRaは増大していく。すなわち押出成形されたポリエ
チレンスペーサの表面が荒れていく。
レン材料を、押出線速v=15m/分で押し出し線引きし、
それぞれ500m長のスペーサ試料1乃至試料5を試作し
た。試作した試料1乃至試料5について、平均表面粗さ
Raを測定した結果を第1表および第2図に示す。
高速度で押出した時にダイス出口部で発生する表面荒れ
現象である。
関係を示したものであり、M.I.が0.5g/10minより低くな
ると徐々に大きくなり、0.3g/10min以下になると急激に
大きくなって光ケーブル用のスペーサとして使用するに
は不適当になる。
0min以上に選ぶことにより、安定して平均表面粗さRaが
1.5μm以下の平滑な表面を有するポリエステルスペー
サが得られた。
ペーサのらせん溝内部の表面粗さに起因する光フアイバ
心線の伝送損失増加を抑えるため、とくに線速5m/分以
上で製造するポリエチレンスペーサについては、ポリエ
チレン材料のM.I.が0.3g/10min以上で、且つ形成される
ポリエチレンスペーサのらせん溝内部の表面の平均表面
粗さRaを1.5μm以下とすることにより、高い生産性と
光フアイバの伝送特性の安定化をはかることができる。
以下実施例について説明する。
ンスペーサを用いた光フアイバケーブルの断面図であ
る。本実施例は、外径約9mmφの外周に5条のらせん溝
を備えた中心抗張力体1を内蔵するポリエチレン2から
なる光フアイバケーブル用ポリエチレンスペーサ10に、
光フアイバテープ心線3を集合した100心光フアイバケ
ーブルの試作品である。らせん溝の撚りピツチは400mm
である。
構造を示す。光フアイバテープ心線3は、250μm径の
紫外線硬化性樹脂被覆のシングルモード光フアイバ5を
4心テープ状に紫外線硬化性樹脂4で一括被覆した構造
で、幅Wは約1.1mm、厚さDは約0.4mmである。
いては、M.I.=0.05g/10minと、M.I.=0.8g/10minの2
種類のH-DPE材料を使用した2種類の試料を用いた。
図aに示す構造の光フアイバケーブルを2種類、それぞ
れ500m長の試料を試作した。
ついて、使用したスペーサのポリエチレン材料のメルト
インデツクスM.I.と、スペーサの平均表面粗さRaおよび
ケーブル化後のスペーサの5条のらせん溝底部に位置し
て収納した5枚の光フアイバテープ心線、すなわち計20
心の光フアイバの波長λ=1.55μmにおける伝送損失増
Δαの測定値をまとめて第2表に示す。
材料のM.I.が低く、スペーサのらせん溝内部の表面の平
均表面粗Raが微小の凹凸を形成しているため光フアイバ
にマクロベンデイングが発生し、波長1.55μmにおける
伝送損失増が認められる。
十分大きく選ぶことによりスペーサの表面が平滑とな
り、平均表面粗さRaが減少し、波長1.55μm帯における
伝送損失増をほぼ0に抑えることが可能であることがわ
かる。
らかなように、本発明に係るポリエチレンスペーサのポ
リエチレン材料はM.I.が0.3g/10min以上で、ポリエチレ
ンスペーサのらせん溝内部の表面の平均表面粗さが1.5
μm以下であることにより、スペーサ表面の、とくに光
フアイバを収納するらせん溝表面、荒さを良好に保ち、
表面フアイバケーブルとしての良好な伝送特性を確保し
ながら製造時の押出成形速度を上げることができるが、
一般的に押出成形工程の製造設備、生産性、品質管理な
どの面から実際上はポリエチレン材料のM.I.は1.50g/10
min以下が好ましい。
ポリエチレンスペーサは、メルトインデツクスM.I.が0.
3g/10min以上のポリエチレン材料からなり、かつ形成さ
れたポリエチレンスペーサのらせん溝内部の表面の平均
表面粗さRaが1.5μm以下に構成することにより、スペ
ーサ本体の表面粗さを良好に保ちながら、従って光フア
イバを収納する光フアイバケーブルとしての良好な伝送
特性を確保しながら、製造時のスペーサ押出成形速度
を、たとえば5m/分以上の高速に上げることができ、光
フアイバケーブル用スペーサとしてのプラスチツク高速
押出成形に好適で、生産性の効率化と光フアイバの伝送
特性の安定化に効果がある。
ンスペーサ実施例構成図、第2図はポリエチレンスペー
サのポリエチレン材料のメルトインデツクスM.I.とスペ
ーサ表面の平均表面粗さRaとの関係を示す図、第3図は
スペーサの表面粗さを説明する図、第4図は光フアイバ
ケーブル用らせん溝付ポリエチレンスペーサ構成概要図
である。 1,41……中心抗張力体、2,42……ポリエチレン、3……
光フアイバテープ心線、4……紫外線硬化性樹脂被覆、
5……光フアイバ、10……光フアイバケーブル用ポリエ
チレンスペーサ、40……光フアイバケーブル用らせん溝
付ポリエチレンスペーサ、43……らせん溝
Claims (1)
- 【請求項1】光フアイバを収納するらせん溝を外周に備
えた光フアイバケーブル用ポリエチレンスペーサにおい
て、 前記ポリエチレンは、メルトインデックスが0.3g/10min
以上の材料からなり、 前記ポリエチレン材料により形成された光フアイバケー
ブル用ポリエチレンスペーサのらせん溝内部の表面の平
均表面粗さが1.5μm以下からなる ことを特徴とする光フアイバケーブル用ポリエチレンス
ペーサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2196989A JPH0833503B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 光フアイバケーブル用ポリエチレンスペーサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2196989A JPH0833503B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 光フアイバケーブル用ポリエチレンスペーサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0481706A JPH0481706A (ja) | 1992-03-16 |
| JPH0833503B2 true JPH0833503B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=16366983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2196989A Expired - Lifetime JPH0833503B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 光フアイバケーブル用ポリエチレンスペーサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833503B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996042029A1 (en) * | 1995-06-08 | 1996-12-27 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber cable |
| JP4887227B2 (ja) * | 2007-06-20 | 2012-02-29 | 宇部日東化成株式会社 | 光ファイバ担持用スペーサ及びその製造方法 |
| JP5054584B2 (ja) * | 2008-03-18 | 2012-10-24 | 宇部日東化成株式会社 | 光ファイバケーブル用の介在部材の製造方法 |
| WO2019069391A1 (ja) * | 2017-10-04 | 2019-04-11 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂及びこれを使用した光ファイバケーブル用スペーサ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61179408A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-12 | Ube Nitto Kasei Kk | 光フアイバ担持用スペ−サおよびその製造方法 |
| JPS6481921A (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-28 | Ube Nitto Kasei Co | Manufacture of spiral spacer |
| JP2628532B2 (ja) * | 1988-09-07 | 1997-07-09 | 三井石油化学工業株式会社 | 光ケーブル用スペーサ |
-
1990
- 1990-07-24 JP JP2196989A patent/JPH0833503B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0481706A (ja) | 1992-03-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TWI802927B (zh) | 光纖帶心線及光纜 | |
| US4089585A (en) | Optical guides | |
| JPS6366516A (ja) | 光ファイバケ−ブル及びその製造方法 | |
| US20160313529A1 (en) | Filler tubes for optical communication cable construction | |
| KR100250193B1 (ko) | 권선 로우프용 코아 | |
| CN1164032A (zh) | 具有挤压的外围加强件的光缆 | |
| JPH0833503B2 (ja) | 光フアイバケーブル用ポリエチレンスペーサ | |
| WO2012036031A1 (ja) | プラスチック光ファイバユニット、およびそれを用いたプラスチック光ファイバケーブル | |
| CN218782448U (zh) | 一种光缆用钢丝铠装松套管 | |
| JP2752915B2 (ja) | 光ファイバケーブル用スペーサおよびこれに使用するためのポリエチレン樹脂 | |
| JP3821930B2 (ja) | 光ファイバ担持用スペーサ | |
| CA2201050A1 (en) | Method and apparatus for use in the manufacture of optical cable slottedrods | |
| JPH089685Y2 (ja) | 溝付スペーサ | |
| JP3346254B2 (ja) | 光ファイバ心線 | |
| US4907854A (en) | Spacer for carrying optical fibers | |
| JPS61127641A (ja) | 光フアイバケ−ブルの製造方法 | |
| US6625365B2 (en) | Overcoated fiber for use in optical fiber cable | |
| JP4514972B2 (ja) | 光ケーブル用スロットおよびその製造方法 | |
| JPH11311729A (ja) | 光ファイバケーブル | |
| JP7640375B2 (ja) | 光ファイバケーブル | |
| WO2023106398A1 (ja) | 光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルの製造方法 | |
| JPH0749450Y2 (ja) | 光ファイバー用テンションメンバー | |
| JPH11305083A (ja) | 光ファイバケーブル用ユニット型スペーサの製造方法 | |
| JPH08171033A (ja) | スペーサ形光ファイバケーブル | |
| GB1574086A (en) | Optical fibre cable |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090329 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090329 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100329 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100329 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110329 Year of fee payment: 15 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110329 Year of fee payment: 15 |