JPH08334664A - レンズ偏芯調整治具 - Google Patents

レンズ偏芯調整治具

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JPH08334664A
JPH08334664A JP14063195A JP14063195A JPH08334664A JP H08334664 A JPH08334664 A JP H08334664A JP 14063195 A JP14063195 A JP 14063195A JP 14063195 A JP14063195 A JP 14063195A JP H08334664 A JPH08334664 A JP H08334664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
clamp
frame
stage
attached
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14063195A
Other languages
English (en)
Inventor
Fukashi Ogawa
深志 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP14063195A priority Critical patent/JPH08334664A/ja
Publication of JPH08334664A publication Critical patent/JPH08334664A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度な調整を行うとともに調整時間の短縮
を図る。 【構成】 ベース1にはYステージ2a,2bが取着さ
れ、その上にはXステージ4a,4bが取着されてい
る。Xステージ4b上には枠取り付け板6を介して V
ブロック7が取着されている。枠クランプステージ固定
部8には枠クランプス テージ可動部9を介して枠クラ
ンプブロック10が取着されている。ベース1立 設部
側面には、レンズクランプ上下ステージ14a,14b
を介してレンズクラ ンプベース15が取着されてお
り、その下面にはレンズクランプピン17a,1 7b
を取着したレンズクランプ16a,16bが取着されて
いる。レンズクラン プステージ固定部18にはレンズ
クランプステージ可動部19を介してレンズク ランプ
ピン17cが取着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ鏡筒に保持され
るレンズの偏芯調整を行う調整治具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】レンズの芯取りが良好でない場合やレン
ズ鏡筒に加工誤差がある場合、結像面上に誤差が生じて
収差が現れる。従来ではその収差を補正する方法とし
て、特定のレンズを故意に偏芯させて収差を相殺する調
整方法が採られている。
【0003】上記調整方法として、例えば実開平4ー1
24213号公報においては、レンズを調整ピンで押し
て行う発明が開示されている。また、特開平6ー511
79号公報においては、レンズ鏡筒内にレンズ偏芯調整
機構を設ける発明が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記各従来
技術においては以下のような欠点があった。すなわち、
実開平4ー124213号公報記載の発明においては、
レンズ鏡筒とレンズとの間に摩擦があるために微移動が
出来ず、高精度な調整が出来ない。 また、押しすぎた
ときには反対方向から押さなければならず、調整時間が
増大す る欠点がある。
【0005】さらに、特開平6ー51179号公報記載
の発明においては、レンズ鏡筒内にレンズ偏芯調整機構
を設けるものであり、レンズ鏡筒が大きくなるととも
に、複 雑な機構のために高価となってしまう欠点があ
る。
【0006】請求項1の目的は、レンズ鏡筒内に偏芯調
整機構が設けられていない安価なレンズ鏡筒でも高精度
な調整が行え、且つ短時間で調整できる調整治具の提供
にあ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、レン
ズを緩く嵌合するレンズ鏡筒を微移動可能に保持する手
段と、レンズ鏡筒から独立してレンズを保持する手段と
を有することを特徴と するレンズ偏芯調整治具であ
る。
【0008】
【作用】請求項1の作用は、調整レンズを固定した状態
とし、レンズ鏡筒を移動することにより偏芯調整を行
う。
【0009】
【実施例1】図1〜図6は本実施例を示し、図1はレン
ズ偏芯調整治具の側面図、図2はレンズ鏡筒保持部の斜
視図、図3はレンズ保持部の底面図、図4はレンズの側
面図 、図5はレンズ鏡筒の斜視図、図6はレンズ鏡筒
の断面図である。
【0010】1は略L字形状をした調整治具のベース
で、このベース1の底面部上にはYステージ固定部2a
とYステージ可動部2bとが取着されており、Yステー
ジ可動 部2bはYステージ移動ツマミ3によりY方向
へ移動可能に構成されている。Y ステージ可動部2b
上にはXステージ固定部4aとXステージ可動部4bと
が取 着されており、Xステージ可動部4bはXステー
ジ移動ツマミ5によりX方向へ 移動可能に構成されて
いる。
【0011】Xステージ可動部4b上には枠取り付け板
6および枠クランプステージ固定部8が固定されてい
る。枠取り付け板6とベース1,Yステージ固定部2
a,Yス テージ可動部2b,Xステージ固定部4aお
よびXステージ可動部4bとには光 軸調整用の孔27
が穿設されている。枠取り付け板6上にはレンズ鏡筒5
1(以下、レンズ枠という)を位置決めするVブロック
7が取着されている。
【0012】枠クランプステージ固定部8には対となる
枠クランプステージ可動部9が取着されている。枠クラ
ンプステージ可動部9には枠クランプブロック10と枠
クラ ンプステー11とが取着されており、枠クランプ
バネ13でレンズ枠51をクラ ンプする。また、アン
クランプするために枠クランプ握り玉12が枠クランプ
ス テー11に取着されている。
【0013】ベース1立設部の側面には、レンズクラン
プ上下ステージ固定部14aと、レンズクランプ上下ス
テージ可動部14bとが取着されている。レンズクラン
プ上 下ステージ可動部14bには略L字形状をしたレ
ンズクランプベース15の立設 部が取着されている。
レンズクランプベース15の底面部には光軸調整用の孔
1 5aが穿設されている。また、底面部の下面には孔
15aの周りに均等間隔で2 つのレンズクランプ16
a,16bとレンズクランプステージ固定部18とが取
着されている。レンズクランプ16a,16bにはそ
れぞれレンズ50を位置決 めするためのレンズクラン
プピン17a,17bが取着されている。
【0014】レンズクランプステージ固定部18には対
となるレンズクランプステージ可動部19が取着されて
いる。レンズクランプステージ可動部19にはレンズク
ラン プピン17cとレンズクランプステー20とが取
着され、レンズクランプバネ2 2によりレンズ50を
クランプする。また、アンクランプするためにレンズク
ラ ンプ握り玉21がレンズクランプステー20に取着
されている。
【0015】レンズクランプベース15立設部の上端に
はレンズクランプ上下ステーa23を介してレンズクラ
ンプ上下ステーb24が取着されている。レンズクラン
プ上 下ステーb24は、ベース1立設部の上端側面に
取着された上下案内板25の案 内溝に沿って移動する
ように構成されている。また、レンズクランプベース1
5 を上下動させるためにレンズクランプ上下握り玉2
6がレンズクランプ上下ステ ーb24に取着されてい
る。
【0016】以上の構成からなるレンズ偏芯調整治具
は、まず予め固定されたレンズ52と調整を行うレンズ
50とが入ったレンズ枠51をセットするため、レンズ
クラン プ上下握り玉26を持ってレンズクランプベー
ス15を上昇させ、レンズクラン プ上下案内板25の
案内溝の水平部にレンズクランプ上下ステーb24を入
れて 落ちないようにする。
【0017】その後、枠クランプ握り玉12を引いてレ
ンズ枠51を枠クランプブロック10に当てつけてセッ
トする。そして、レンズクランプ握り玉21を引いてレ
ンズ クランプピン17cを逃がしながら、レンズクラ
ンプベース15を下降させてレ ンズ50をクランプす
る。この時、レンズ枠51の切り欠きにそれぞれレンズ
ク ランプピン17a,17bおよび17cが入るよう
にレンズ枠51の回転方向を あわせておく。
【0018】次に、孔15aあるいは孔27から光軸を
観察し、光学特性が最良となるようにXステージおよび
Yステージを移動させて調整する。調整後、レンズ枠5
1に レンズ50を接着にて固定する。
【0019】本実施例によれば、レンズ枠の形状をシン
プルに出来、安価な枠とすることが出来る。
【0020】
【実施例2】図7〜図11は本実施例を示し、図7はレ
ンズ偏芯調整治具の側面図、図8はレンズ保持部の底面
図、図9はレンズの側面図、図10はレンズの平面図、
図1 1はレンズ鏡筒の斜視図、図12はレンズ鏡筒の
断面図である。本実施例では、図9および図10に示す
ようなツバ63を有するプラスチックレンズ60の調整
をするため、前記実施例1におけるレンズ保持部を変更
したも ので、他の構成は同一な構成から成るものであ
り、同一構成部分には同一番号を 付してその説明を省
略する。
【0021】本実施例で用いるプラスチックレンズ60
は外周付近に光学的な機能を有さないツバ63が形成さ
れている。このツバ63には略U字状の切り欠き63a
が等 角に3ヶ所設けられている。レンズクランプ上下
ステージ可動部14bには前記実施例1と同様な形状の
レンズクランプベース30が取着されている。レンズク
ランプベース30の底面部 下面には孔30aの周りに
均等間隔で3つのレンズクランプブロック31a,3
1bおよび31cが取着されている。
【0022】各レンズクランプブロック31a,31b
および31cにはそれぞれレンズ60のツバ63をクラ
ンプするためのレンズクランプピン32a,32bおよ
び3 2cが取着されている。レンズクランプピン32
a,32bおよび32cはツバ 63の切り欠き63a
と対応する位置に設けられるとともに、弾性部材で形成
さ れて弾性変形可能に配設されている。
【0023】上記構成のレンズ偏芯調整治具は、レンズ
60のツバ63の切り欠き63aをレンズクランプピン
32a,32bおよび32cに合わせて押し込み、レン
ズク ランプピン32a,32bおよび32cの弾性変
形によりレンズ60を保持する 。次に、予めレンズ6
2が固定されたレンズ枠61を枠クランプ部にセット
し、 レンズ枠61内にレンズ60を挿入する。他の作
用は前記実施例1と同様であり、作用の説明を省略す
る。
【0024】本実施例によれば、前記実施例1と同様な
効果が得られるとともに、レンズ枠に対して切り欠きを
設けることが出来ない場合でも実施することが出来る。
【0025】尚、本実施例では3つのレンズクランプブ
ロック31a,31bおよび31cを固定したが、本発
明はこれに限定するものではなく、3つのレンズクラン
プブ ロック31a,31bおよび31cの内の一つを
前記実施例1のように移動自在 に設けることによりレ
ンズ60を保持しても良い。
【0026】
【発明の効果】請求項1の効果は、調整レンズを固定し
てレンズ鏡筒を移動することにより、調整レンズとレン
ズ鏡筒との間に摩擦があっても微移動させることが出
来、高精 度な調整が行えるとともに調整時間の短縮が
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す側面図である。
【図2】実施例1を示す斜視図である。
【図3】実施例1を示す底面図である。
【図4】実施例1を示す側面図である。
【図5】実施例1を示す斜視図である。
【図6】実施例1を示す断面図である。
【図7】実施例2を示す側面図である。
【図8】実施例2を示す底面図である。
【図9】実施例2を示す側面図である。
【図10】実施例2を示す平面図である。
【図11】実施例2を示す斜視図である。
【図12】実施例2を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ベース 2a,b Yステージ 4a,b Xステージ 7 Vブロック 10 枠クランプブロック 14a,b レンズクランプ上下ステージ 15 レンズクランプベース 16a,b レンズクランプブロック 17a,b,c レンズクランプピン 19 レンズクランプステージ可動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを緩く嵌合するレンズ鏡筒を微移
    動可能に保持する手段と、レンズ鏡筒から独立してレン
    ズを保持する手段とを有することを特徴とす るレンズ
    偏芯調整治具。
JP14063195A 1995-06-07 1995-06-07 レンズ偏芯調整治具 Withdrawn JPH08334664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14063195A JPH08334664A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 レンズ偏芯調整治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14063195A JPH08334664A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 レンズ偏芯調整治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08334664A true JPH08334664A (ja) 1996-12-17

Family

ID=15273190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14063195A Withdrawn JPH08334664A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 レンズ偏芯調整治具

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Effective date: 20020903