JPH08333925A - ロックノブのクリック機構 - Google Patents

ロックノブのクリック機構

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JPH08333925A
JPH08333925A JP16791295A JP16791295A JPH08333925A JP H08333925 A JPH08333925 A JP H08333925A JP 16791295 A JP16791295 A JP 16791295A JP 16791295 A JP16791295 A JP 16791295A JP H08333925 A JPH08333925 A JP H08333925A
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JP
Japan
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lock knob
spring
lock
reversing spring
door
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JP16791295A
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Hiroshi Gohara
弘 郷原
Koichi Tanabe
浩一 田部
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Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み付け性の低下を招かずにねじりコイルば
ねによる反転スプリングを外れ難くすることができるよ
うに構成されたロックノブのクリック機構を提供する。 【構成】 インサイドドアハンドル1と並設されるロッ
クノブ5のロック位置並びにアンロック位置に節度感を
与えるためのクリック機構の構成を、ロックノブに係着
した一端6aと、ロックノブを枢支するベース2に係着
した他端6bとを有するねじりコイルばねからなる反転
スプリング6を備えると共に、該反転スプリングの巻き
線部分6cの軸線方向両端の少なくとも一部に、巻き線
部分の軸線に概ね直交する面7a・8aを対向させるも
のとする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インサイドドアハンド
ルと並設されるロックノブのロック位置並びにアンロッ
ク位置に節度感を与えるためのクリック機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ドアハンドルとラッチ装置との連動を断
つことにより、ドアハンドルによる開扉操作が行えなく
なるようにするためのロックノブを、車室内からの開扉
操作を行うためのインサイドドアハンドルと共通の軸に
枢着したものが知られている。この形式のロック装置に
あっては、インサイドドアハンドルの操作時に意図せず
にロックノブが回動することがないようにするために、
ロックノブに節度感を与えることが好ましい。この節度
感を与える手段としては、ロックノブのロック位置とア
ンロック位置とで付勢力の方向が反転する反転スプリン
グを用いることが一般的である。
【0003】この反転スプリングには種々の形式がある
が、比較的大きな回動ストロークがとれ、しかも付勢力
の設定が容易な点で、ねじりコイルばねが有利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このねじり
コイルばねを反転スプリングとして使用する場合、ロッ
クノブの回動中心軸の周囲を巻線部分が撓みながら移動
することとなるので、特に巻数が多いほど巻線部分の変
形量が大きくなるため、相手部材に対する係着部が外れ
易くなる。
【0005】ねじりコイルばねの両端の相手部材との引
っ掛かり量を大きくしたり、フック状にしたりして外れ
難くすることも考えられるが、外れ難さと組み付け易さ
とは背反する関係にあり、一般に外れ難くすると組み付
け性が低下しがちである。
【0006】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
組み付け性の低下を招かずにねじりコイルばねによる反
転スプリングを外れ難くすることができるように構成さ
れたロックノブのクリック機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、インサイドドアハンドルと並設されるロッ
クノブのロック位置並びにアンロック位置に節度感を与
えるためのクリック機構の構成を、ロックノブに係着し
た一端と、ロックノブを枢支するベースに係着した他端
とを有するねじりコイルばねからなる反転スプリングを
備えると共に、該反転スプリングの巻き線部分の軸線方
向両端の少なくとも一部に、巻き線部分の軸線に概ね直
交する面を対向させるものとすることによって達成され
る。
【0008】
【作用】このような構成によれば、ねじりコイルばねの
巻き線部分の姿勢が保持されるため、両端の引っ掛かり
部分の変形が抑制される。従って、組み付け性に影響を
及ぼさずにねじりコイルばねを外れ難くすることができ
る。
【0009】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0010】図1〜図5は、本発明が適用されたドアイ
ンサイドハンドルを示している。このドアインサイドハ
ンドル1は、ドアパネルに固定されるベース2に固着さ
れた垂直方向の軸3に枢着されており、開扉操作は、そ
の遊端を車室側へ向けて引くことによって行われる(図
3の想像線参照)。そして軸3には、ねじりコイルばね
4が巻装されており、ドアの内張りの内面に沿う位置に
向けてドアインサイドハンドル1を常時弾発付勢してい
る。また軸3には、ドアインサイドハンドル1の上側に
並べてロックノブ5が枢着されている。なお、これらド
アインサイドハンドル1と、ロックノブ5と、ドアを閉
扉保持するためのラッチ装置(図示せず)との関係は、
公知の構造と何等変わるところはない。
【0011】ベース2とロックノブ5との間には、ロッ
クノブ5のロック位置(図3参照)とアンロック位置
(図4参照)との両回動限度位置にて回動操作に節度感
を与えるために、ねじりコイルばねからなる反転スプリ
ング6が装着されている。この反転スプリング6は、ロ
ックノブ5の車室内に露出した操作端から軸3を挟んで
遠ざかる向きにロックノブ5に突設されたばね係着用突
部7の突端にその一端6aを係着すると共に、ベース2
の軸3に隣接した部分にその他端6bを係着している。
【0012】反転スプリング6の巻線部分6cの上側の
軸線方向端の一部に微小間隙をおいて対向するように、
軸3に直交する向きの突片8が、ロックノブ5に一体形
成されている。そして反転スプリング6の巻線部分6c
の下側の軸線方向端は、ばね係着用突部7に微小間隙を
おいて対向している。即ち、反転スプリング6の巻線部
分6cは、ばね係着用突部7と突片8との対向面7a・
8a間にその一部が上下から挟まれた形になっている
(図6参照)。
【0013】さて、ロックノブ5を回動操作すると、反
転スプリング6の巻線部分6cが回動中心軸3回りで旋
回移動するが、ロックノブ5に形成されたばね係着用突
部7と突片8との対向面7a・8a間に反転スプリング
6の巻線部分6cが挟まれているため、ロックノブ5の
回動動作に伴う反転スプリング6の巻線部分6cの撓み
による変形が抑制され、両係着端6a・6bの変位が規
制されるため、両係着端6a・6bが相手部材から外れ
難くなる。
【0014】ところで、上記実施例は、反転スプリング
6の巻線部分6cの軸線方向の両端を挟む面を、共にロ
ックノブ5に形成するものとしたが、この面は、要する
に反転スプリング6の移動軌跡に干渉しない位置であり
さえすればどこに設けても良く、例えば図7に示したよ
うに、ロックノブ5を枢支する軸3が固定されたベース
2′から一方の対向面8a′を延出するようにしても良
い。
【0015】
【発明の効果】このように本発明によれば、ロックノブ
を回動した際のねじりコイルばねからなる反転スプリン
グの巻線部分の撓みによる変形が規制されるため、両係
着端の組み付け性を低下させることなく、外れ難くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたドアインサイドハンドルユ
ニットの正面図。
【図2】本発明が適用されたドアインサイドハンドルユ
ニットの背面図。
【図3】本発明が適用されたドアインサイドハンドルユ
ニットのロック状態の上面図。
【図4】本発明が適用されたドアインサイドハンドルユ
ニットのアンロック状態の上面図。
【図5】本発明が適用されたドアインサイドハンドルユ
ニットの右側面図。
【図6】ロックノブの部分的な斜視図。
【図7】別の実施例によるロックノブの部分的な斜視
図。
【符号の説明】
1 ドアインサイドハンドル 2 ベース 3 軸 4 ねじりコイルばね 5 ロックノブ 6 反転スプリング 7 ばね係着用突部 8 突片 7a・7b 対向面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インサイドドアハンドルと並設されるロ
    ックノブのロック位置並びにアンロック位置に節度感を
    与えるためのクリック機構であって、 当該ロックノブに係着した一端と、該ロックノブを枢支
    するベースに係着した他端とを有するねじりコイルばね
    からなる反転スプリングを備えると共に、 該反転スプリングの巻き線部分の軸線方向両端の少なく
    とも一部に、該巻き線部分の軸線に概ね直交する面を対
    向させることを特徴とするロックノブのクリック機構。
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