JPH08332725A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JPH08332725A
JPH08332725A JP13919395A JP13919395A JPH08332725A JP H08332725 A JPH08332725 A JP H08332725A JP 13919395 A JP13919395 A JP 13919395A JP 13919395 A JP13919395 A JP 13919395A JP H08332725 A JPH08332725 A JP H08332725A
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JP
Japan
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liquid chamber
ink supply
liquid chambers
ink
height
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Pending
Application number
JP13919395A
Other languages
English (en)
Inventor
Taeko Murai
妙子 村井
Shuzo Matsumoto
修三 松本
Tomoaki Nakano
智昭 中野
Hideyuki Makita
秀行 牧田
Yoshihisa Ota
善久 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 噴射特性に優れたインクジェットヘッドを提
供する。 【構成】 共通液室20はインク供給路21が臨む部分
の高さを他の部分の高さh1より低い高さh2に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットヘッド
に関し、特にインクジェットヘッドの液室構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、ヘッドを記
録紙上に接触することなく記録することができると共
に、記録プロセスが非常に単純であることやカラー記録
にも適することなどから注目されている。従前、このイ
ンクジェット記録方式として種々の方式が提案されてい
るが、現在では、記録信号が入力されたときにのみイン
クを吐出する所謂ドロップオンデマンド(DOD)方式
が主流になっている。
【0003】このDOD方式の中には、例えば特公昭6
1−59913号公報に記載されているように、液室内
に配置したヒータでインクを直接瞬間加熱することでヒ
ータ表面にバブルを発生させ、このときの液室内の圧力
上昇によってインクを液滴化してノズルから飛翔させる
バブルジェット方式と、例えば特開平3−10846号
公報に記載されているように、液室外に設けた圧電素子
によって液室を加圧してその内容積を変化させること
で、インクに圧力を与えて液滴化してノズルから飛翔さ
せるピエゾアクチュエータ方式がある。ピエゾアクチュ
エータ方式にあっては、圧電素子がインクに直接接触せ
ず、さらに、圧電素子の発熱も無視できるため、液室の
部材や使用するインク種類の制約がないという利点があ
る。
【0004】ところで、このようなインクジェットヘッ
ドにおいては、加圧され吐出されるインクを充填する液
室(これを「加圧液室」と称する。)内にインク以外の
例えば気泡、ゴミ等が存在するとインク滴の吐出特性
(噴射特性)が変動してしまう。そのため、複数の加圧
液室を有し、複数のノズルからインク滴を吐出させるマ
ルチノズルタイプのインクジェットヘッドにあっては、
気泡やゴミ等の有無により噴射特性がばらつき、印字さ
れる文字や画像が乱れて画像品質が低下するという問題
が生じている。
【0005】特に、液室内の気泡に関しては、加圧液室
内にインクを充填する以前には加圧液室内が空状態であ
り、この状態から吸引あるいは加圧等によってインクを
充填する初期インク充填時に、液室内から完全に気泡を
排出しなければならない。そのため、例えば特開昭63
−54250号公報、特開昭63−252749号公報
に記載されているように、液室に連通する気泡排出用の
ダミーノズルを設けることによって初期インク充填時の
気泡残留を防止することが試みられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルチ
ノズルインクジェットヘッドにおいては、複数のノズル
と、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、この加圧液
室にインクを供給する1又は複数の共通液室と、この1
又は複数の共通液室と複数の加圧液室とを連通するイン
ク供給路とを有する構成が採用されるため、インクを初
期充填する際にはインク供給口からダミーノズルに至る
までの間に共通液室、インク供給路、加圧液室が存在す
ることになる。
【0007】そのため、従来のように気泡排出用のダミ
ーノズルを設けた場合であっても、共通液室とインク供
給路との接続部等に一旦気泡が停滞すると、気泡排出用
ダミーノズルから抜けなくなり、そのまま気泡が残留し
てインク供給路を塞いでしまうことになり、画像品質が
低下する。
【0008】また、例えば図26及び図27に示すよう
にノズルを形成したノズルプレート101と圧電素子で
変位される振動板との間に加圧液室103と共通液室1
04とを隔てるための上隔壁部105a及び下隔壁部1
05bからなる2層構造の隔壁部を設け、下隔壁部10
5bに加圧液室103と共通液室104とを連通するイ
ンク供給路106を形成する液室構造を採用することが
考えられる。
【0009】このような液室構造を採用した場合、隔壁
部105の下隔壁部105aと上隔壁部105bとの長
さが同じであるので、図28及び図29に示すように上
隔壁部105aと下隔壁部105bとの位置関係がずれ
たときには、初期インク充填時にインク供給路106の
入口付近に気泡Bが滞留すると、この気泡Bが排出され
なくなり、さらに図30及び図31に示すようにこの気
泡Bが大きいと、インク供給路106自体を塞いでしま
うことになる。
【0010】このように、加圧液室や加圧液室にインク
を供給するための共通液室、共通液室と各加圧液室とを
連通するインク供給路等の液室を複層構造で形成した場
合、各層間の位置ずれが生じると、気泡の残留が生じた
り、気泡の残留が生じないときでもインク供給路の長さ
が変化して、すなわち共通液室から加圧液室までの流体
抵抗値が変化して噴射特性にばらつきが発生し、画像品
質が低下する。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、良好な画像品質が得られるインクジェットヘッ
ドを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1のインクジェットヘッドは、複数のノズル
と、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、この加圧液
室にインクを供給する1又は複数の共通液室と、この1
又は複数の共通液室と前記複数の加圧液室とを連通する
インク供給路とを有するインクジェットヘッドにおい
て、前記共通液室は前記インク供給路が臨む部分の高さ
を他の部分の高さより低く形成した。
【0013】請求項2のインクジェットヘッドは、上記
請求項1のインクジェットヘッドにおいて、前記共通液
室の前記インク供給路が臨む部分の高さをこのインク供
給路の高さと同じにした。
【0014】請求項3のインクジェットヘッドは、複数
のノズルと、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、こ
の加圧液室にインクを供給する1又は複数の共通液室
と、この1又は複数の共通液室と前記複数の加圧液室と
を連通するインク供給路とを有するインクジェットヘッ
ドにおいて、前記加圧液室は前記インク供給路が臨む部
分の高さを他の部分の高さより低く形成した。
【0015】請求項4のインクジェットヘッドは、上記
請求項3のインクジェットヘッドにおいて、前記加圧液
室の前記インク供給路が臨む部分の高さをこのインク供
給路の高さと同じにした。
【0016】請求項5のインクジェットヘッドは、複数
のノズルと、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、こ
の加圧液室にインクを供給する1又は複数の共通液室
と、この1又は複数の共通液室と前記複数の加圧液室と
を連通するインク供給路とを有するインクジェットヘッ
ドにおいて、前記共通液室及び加圧液室は前記インク供
給路が臨む部分の高さを他の部分の高さより低く形成し
た。
【0017】請求項6のインクジェットヘッドは、複数
のノズルと、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、こ
の加圧液室にインクを供給する1又は複数の共通液室
と、この1又は複数の共通液室と前記複数の加圧液室と
を連通するインク供給路とを有するインクジェットヘッ
ドにおいて、前記共通液室はその高さを前記インク供給
路側に向かって段階的又は連続的に低く形成した。
【0018】請求項7のインクジェットヘッドは、複数
のノズルと、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、こ
の加圧液室にインクを供給する1又は複数の共通液室
と、この1又は複数の共通液室と前記複数の加圧液室と
を連通するインク供給路とを有するインクジェットヘッ
ドにおいて、前記加圧液室はその高さを前記インク供給
路側に向かって段階的又は連続的に低く形成した。
【0019】請求項8のインクジェットヘッドは、上記
請求項1乃至7のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、各加圧液室には複数の前記インク供給路を連通さ
せた。
【0020】請求項9のインクジェットヘッドは、上記
請求項1乃至8のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、前記加圧液室、共通液室及びインク供給路を複数
の液室形成層を積層して形成すると共に、前記インク供
給路を形成する液室形成層より上側の液室形成層を複層
構造とした。
【0021】請求項10のインクジェットヘッドは、複
数のノズルと、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、
この加圧液室にインクを供給する1又は複数の共通液室
と、この1又は複数の共通液室と前記複数の加圧液室と
を連通するインク供給路とを有するインクジェットヘッ
ドにおいて、前記加圧液室と共通液室との間に複層構造
の隔壁部を設け、この隔壁部の内の下側の層にて前記イ
ンク供給路を形成し、このインク供給路の蓋部材となる
上側の層の長さをこのインク供給路の長さよりも長く形
成した。
【0022】
【作用】請求項1のインクジェットヘッドは、複数のノ
ズルと、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、この加
圧液室にインクを供給する1又は複数の共通液室と、こ
の1又は複数の共通液室と複数の加圧液室とを連通する
インク供給路とを有するインクジェットヘッドにおい
て、共通液室はインク供給路が臨む部分の高さを他の部
分の高さより低く形成したので、初期インク充填時に共
通液室とインク供給路との接続部付近で気泡が残留する
ことを防止することができ、噴射特性が安定し、良好な
画像品質が得られると共に、初期インク充填に要する時
間が短くなり、ウォーミングアップ時間を短縮すること
ができる。
【0023】請求項2のインクジェットヘッドは、上記
請求項1のインクジェットヘッドにおいて、共通液室の
インク供給路が臨む部分の高さをこのインク供給路の高
さと同じにしたので、液室の製造工程が容易になる。
【0024】請求項3のインクジェットヘッドは、複数
のノズルと、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、こ
の加圧液室にインクを供給する1又は複数の共通液室
と、この1又は複数の共通液室と複数の加圧液室とを連
通するインク供給路とを有するインクジェットヘッドに
おいて、加圧液室はインク供給路が臨む部分の高さを他
の部分の高さより低く形成したので、液室の製造工程に
おける位置ずれによる噴射特性のばらつきを低減するこ
とができ、良好な画像品質が得られる。
【0025】請求項4のインクジェットヘッドは、上記
請求項3のインクジェットヘッドにおいて、加圧液室の
インク供給路が臨む部分の高さをこのインク供給路の高
さと同じにしたので、液室の製造工程が容易になる。
【0026】請求項5のインクジェットヘッドは、複数
のノズルと、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、こ
の加圧液室にインクを供給する1又は複数の共通液室
と、この1又は複数の共通液室と複数の加圧液室とを連
通するインク供給路とを有するインクジェットヘッドに
おいて、共通液室及び加圧液室はインク供給路が臨む部
分の高さを他の部分の高さより低く形成したので、より
噴射特性の安定化、流体抵抗値にばらつきの低減を図れ
て、良好な画像品質が得られると共に、液室の製造工程
も一層容易になる。
【0027】請求項6のインクジェットヘッドは、複数
のノズルと、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、こ
の加圧液室にインクを供給する1又は複数の共通液室
と、この1又は複数の共通液室と複数の加圧液室とを連
通するインク供給路とを有するインクジェットヘッドに
おいて、共通液室はその高さをインク供給路側に向かっ
て段階的又は連続的に低く形成したので、噴射特性が安
定し、良好な画像品質が得られると共に、初期インク充
填に要する時間が短くなり、ウォーミングアップ時間を
短縮することができ、さらに共通液室形状の選択性が広
がり所望の噴射特性を得ることができる。
【0028】請求項7のインクジェットヘッドは、複数
のノズルと、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、こ
の加圧液室にインクを供給する1又は複数の共通液室
と、この1又は複数の共通液室と複数の加圧液室とを連
通するインク供給路とを有するインクジェットヘッドに
おいて、加圧液室はその高さをインク供給路側に向かっ
て段階的又は連続的に低く形成したので、各ノズルから
の噴射特性のばらつきを低減できて良好な画像品質が得
られ、さらに加圧液室形状の選択性が広がり所望の噴射
特性を得ることができる。
【0029】請求項8のインクジェットヘッドは、上記
請求項1乃至7のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、各加圧液室には複数のインク供給路を連通させた
ので、加圧液室へのインクの供給能力が高くなって高速
印字が可能になる。
【0030】請求項9のインクジェットヘッドは、上記
請求項1乃至8のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、加圧液室、共通液室及びインク供給路を複数の液
室形成層を積層して形成すると共に、インク供給路を形
成する液室形成層より上側の液室形成層を複層構造とし
たので、所望の噴射特性を容易に得ることができる。
【0031】請求項10のインクジェットヘッドは、複
数のノズルと、各ノズルに対応する複数の加圧液室と、
この加圧液室にインクを供給する1又は複数の共通液室
と、この1又は複数の共通液室と複数の加圧液室とを連
通するインク供給路とを有するインクジェットヘッドに
おいて、加圧液室と共通液室との間に複層構造の隔壁部
を設け、この隔壁部の内の下側の層にてインク供給路を
形成し、このインク供給路の蓋部材となる上側の層の長
さをこのインク供給路の長さよりも長く形成したので、
共通液室及び/又は加圧液室の高さを容易に所望の高さ
にすることができ、また接合位置ずれによるインク供給
路長さの変動を低減することができて良好な噴射特性が
得られて画像品質が向上する。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1は本発明の第1実施例に係るインクジェ
ットヘッドの外観斜視図、図2は図1のA−A線に沿う
要部拡大断面図、図3は図1のB−B線に沿う断面図、
図4は液室ユニットの分解斜視図、図5は液室ユニット
の要部拡大斜視図、図6は同ユニットの要部拡大断面
図、図7は同ユニットの要部拡大平面図である。
【0033】このインクジェットヘッドは、アクチュエ
ータユニット1と、このアクチュエータユニット1上に
接合された液室ユニット2とからなる。アクチュエータ
ユニット1は、絶縁基板3上に複数の積層型圧電素子を
列状に配置してなる2列の圧電素子列4,4及びこれら
2列の圧電素子列4,4の周囲を取り囲むフレーム部材
5を接着剤6によって接合している。圧電素子列4は、
インクを液滴化して飛翔させるための駆動パルスが与え
られる複数の圧電素子(これを「駆動部圧電素子」とい
う。)7,7…と、駆動部圧電素子7,7間に位置し、
駆動パルスが与えられずに単に液室ユニット固定部材と
なる複数の圧電素子(これを「固定部圧電素子」とい
う。)8,8…とを交互に配置したバイピッチ構造とし
ている。
【0034】液室ユニット2は、ダイアフラム部11を
形成した振動板12上に、加圧液室、共通液室、インク
供給路等を形成する感光性樹脂フィルム(ドライフィル
ムレジスト)からなる液室形成部材13を接着し、この
液室形成部材13上に複数のノズル15を形成したノズ
ルプレート16を接着してなり、これら振動板12、液
室形成部材13及びノズルプレート16によって、圧電
素子列4の各駆動部圧電素子7,7…に対向するダイヤ
フラム部11を有するそれぞれ略独立した複数の加圧液
室17を形成し、かつノズル15,15…を圧電素子列
4の各駆動部圧電素子7,7…に対向して配列してい
る。そして、この液室ユニット2はその振動板12が接
着剤18によってアクチュエータユニット1上に接合さ
れている。
【0035】ここで、液室ユニット2の液室形成部材1
3は、上記のように振動板12上面とノズルプレート1
6下面との間に位置して各駆動部圧電素子7に対応する
各加圧液室17を形成すると共に、各加圧液室17にイ
ンクを供給するために各加圧液室17の両側に位置する
共通液室20と、各加圧液室17の両側を共通液室20
に連通する流体抵抗部を兼ねた各インク供給路21,2
1とを形成するものであるが、その製造工程上、振動板
12上面にドライフィルムレジスト(感光性樹脂フィル
ム)を用いて所要の液室パターンを形成した下側液室形
成層22と、ドライフィルムレジストを用いて所要の液
室パターンを形成した上側液室形成層23とを接合した
2層構造としている。
【0036】下側液室形成層22は、図2、図4及び図
5にも示すように多数の内側隔壁部25と、この多数の
内側隔壁部25との間で加圧液室17,17…の周囲に
共通液室20を形成するための外側隔壁部26とからな
る。そして、内側隔壁部25は、対になって、各加圧液
室17を分離独立させる隔壁部25aと、各加圧液室1
7と共通液室20とを隔てると共に各加圧液室17と共
通液室20とを連通させるインク供給路21を形成する
隔壁部25bとを有している。
【0037】一方、上側液室形成層23は、下側液室形
成層22と同様に多数の内側隔壁部27(図5参照)
と、この多数の内側隔壁部27との間で加圧液室17,
17…の周囲に共通液室20を形成するための外側隔壁
部28とからなる。そして、内側隔壁部27は、図5に
示すように下側液室形成層22の2つの内側隔壁部25
を対にした形状にして、各加圧液室17を分離独立させ
る隔壁部27aと、各加圧液室17と共通液室20とを
隔てる隔壁部27bとを有している。
【0038】すなわち、図6及び図7に示すように上記
下側液室形成層22と上側液室形成層23とを接合した
状態で、加圧液室17と共通液室20との間に隔壁部2
5b及び隔壁部27bから形成される2層構造の隔壁部
を設け、下側の隔壁部25bでインク供給路21を形成
し、上側の隔壁部27bでインク供給路21の蓋部材を
構成している。
【0039】そして、両図にも示すように上側の隔壁部
27bの長さをインク供給路21を形成している下側の
隔壁部25bよりも長さLだけ長く形成し、上側の隔壁
部27bと下側の隔壁部25bの各加圧液室17側端面
を合わせて接合している。これによって、共通液室20
はインク供給路21が臨む部分の高さを他の部分の高さ
h1より低く、ここではインク供給路21が臨む部分の
高さをこのインク供給路21の高さh2と同じに形成し
ている。なお、図7はノズルプレート16及び上側液室
形成層23を取り除いてノズルプレート16側から見た
平面図である。
【0040】なお、振動板12には共通液室20内にイ
ンクを供給するためのインク供給口12aを形成し、ま
た、ノズルプレート16にはノズル15よりも小径で共
通液室20に臨む気泡排出用のダミーノズル30を設け
ている。
【0041】以上のように構成したインクジェットヘッ
ドにおいて、液室ユニット2内に初期インク充填を行う
場合には、基板3及びフレーム部材5に形成したインク
供給口に連通する振動板12のインク供給口12aから
インクを供給して共通液室20、インク供給路21を介
して加圧液室17にインクを充填する。
【0042】この場合、図7に示すようにインク供給路
21を塞ぐような比較的大きな気泡Bは、共通液室20
のインク供給路21が臨む部分の高さを他の部分の高さ
h1より低く形成しているので、上側の隔壁部27bで
阻止されてインク供給路21の入口にまで達することが
なく、隔壁部27bの共通液室20側端部に沿って矢示
方向に流れてダミーノズル30から排出され、液室ユニ
ット2内に残留することがなくなる。これによって、気
泡による噴射特性の低下が防止されて、噴射特性が安定
し、画像品質が向上する。
【0043】また、この場合、上側の隔壁部27bがイ
ンク供給路21より長さLだけ長いので、振動板12上
での下側液室形成層22の形成位置、あるいはノズルプ
レート16上での上側液室形成層23の形成位置に誤差
が生じて、または、下側液室形成層22と上側液室形成
層23との接合位置ずれが生じて、下側の隔壁部25b
に対して上側の隔壁部27bが加圧液室17側にずれて
接合されたときでも、インク供給路21の長さが変化し
ないので、流体抵抗値のばらつきが発生せず、良好な噴
射特性が得られる。
【0044】次に、図8以降を参照して本発明の他の実
施例について説明する。先ず、図8及び図9を参照して
第2実施例について説明すると、この実施例では、上記
第1実施例と同様に、上側の隔壁部27bの長さをイン
ク供給路21を形成している下側の隔壁部25bよりも
長さLだけ長く形成しているが、上側の隔壁部27bと
下側の隔壁部25bの各共通液室20側端面を合わせて
接合している。これによって、加圧液室17はインク供
給路21が臨む部分の高さを他の部分の高さh1より低
く、ここではインク供給路21が臨む部分の高さをこの
インク供給路23の高さh2と同じに形成している。
【0045】このようにした場合には、上述したような
液室形成部材13の形成位置、接合位置ずれによって下
側の隔壁部25bに対して上側の隔壁部27bが共通液
室20側にずれて接合されたときでも、インク供給路2
1の長さが変化しないので、流体抵抗値のばらつきが発
生せず、良好な噴射特性が得られる。
【0046】次に、図10及び図11を参照して第3実
施例について説明すると、この実施例では、上側の隔壁
部27bの長さをインク供給路21を形成している下側
の隔壁部25bよりも長さLだけ長く形成し、且つ、上
側の隔壁部27bの略中央部に下側の隔壁部25bが位
置するように合わせて接合している。これによって、共
通液室20及び加圧液室17はインク供給路21が臨む
部分の高さを他の部分の高さh1より低く、ここではイ
ンク供給路21が臨む部分の高さをこのインク供給路2
1の高さh2と同じに形成している。
【0047】このようにすることによって、上記実施例
と同様に初期インク充填時に共通液室20側でインク供
給路21を塞ぐような比較的大きな気泡が残留すること
を防止できると共に、図12及び図13に示すように下
側の隔壁部25bと上側の隔壁部27bとの接合位置関
係がずれたような場合でも、インク流路21自体の長さ
が変化しないので、流体抵抗値のばらつきが発生せず、
良好な噴射特性を得ることができる。
【0048】そして、この実施例の場合、下側の隔壁部
25bと上側の隔壁部27bとの接合位置関係が、図1
4及び図15に示すように上側の隔壁部27b及び下側
の隔壁部25bの各共通液室20側端面が揃う位置関係
になるまでの接合位置誤差の範囲であれば、少なくとも
上記の接合位置誤差等に伴うインク供給路21の長さ
(流体抵抗値)のばらつきを吸収して良好な噴射特性を
得ることができる。
【0049】次に、図16及び図17を参照して第4実
施例について説明すると、この実施例では、上記第3実
施例における上側の隔壁部27bの端部形状をテーパ状
に形成することによって、共通液室20及び加圧液室1
7のインク供給路21が臨む部分の高さを他の部分の高
さh1より連続的且つ直線的にインク供給路21の高さ
h2まで低くなるように形成している。
【0050】また、図18及び図19に示す第5実施例
も上記第4実施例と同様に、共通液室20及び加圧液室
17のインク供給路21が臨む部分の高さを他の部分の
高さh1より連続的にインク供給路21の高さh2まで
低くなるように形成したものであるが、この実施例では
直線的でなく曲線的に低くなるように形成している。
【0051】これらの第4、第5実施例においては、上
記第3実施例と同様の作用効果を得ることができる。そ
れによって、共通液室20及び加圧液室17の形状の選
択の幅が広がり、所要の噴射特性を得ることができる。
【0052】次に、図20及び図21を参照して第6実
施例について説明すると、この実施例では、上記各実施
例の下側液室形成層22と上側液室形成層23との間に
中間液室形成層24を接合した3層構造とするととも
に、インク供給路21を形成している下側液室形成層2
2より上側の液室形成層を中間液室形成層24と上側液
室形成層23との2層構造にしたものである。そして、
中間液室形成層24で形成するインク供給路21を覆う
蓋部材となる中間の隔壁部29bの長さはインク流路2
1の長さと同じにして、共通液室20のインク供給路2
1が臨む部分の高さをインク供給路21の高さh2とそ
の他の部分の高さh1との間の高さh3にしている。
【0053】このようにしても上記第1実施例と同様の
作用効果を得ることができるとともに、共通液室20の
形状の選択性が広がって所望の噴射特性を得ることがで
きる。
【0054】次に、図22及び図23を参照して第7実
施例について説明すると、この実施例でが、上記第3実
施例の液室構造(隔壁構造)に上記第6実施例の隔壁構
造を適用し、液室形成部材13を下側、中間及び上側液
室形成層22,24,23の3層構造とすると共に、イ
ンク供給路21の蓋部材となる中間及び上側の隔壁部2
9b,27bの長さをインク供給路21に長さより長く
形成し、更に共通液室20の高さを中間及び上側の隔壁
部29b,27bの長さを異ならせることによってイン
ク供給路21側に向かって段階的に低くなるように形成
するとともに、加圧液室17のインク供給路21が臨む
部分の高さを他の部分の高さより低く形成したものであ
る。
【0055】また、図24及び図25に示す第8実施例
は、上記第7実施例に加えて、加圧液室17もその高さ
がインク供給路21側に向かって段階的に低くなるよう
に形成したものである。
【0056】これらの各実施例のようにしても上記第1
実施例と同様の作用効果を得ることができると共に、液
室形成部材13の形成位置、接合位置ずれ等に伴う流体
抵抗値のばらつきを低減できて良好な噴射特性が得ら
れ、更に共通液室20及び/又は加圧液室17の形状の
選択性が広がって所望の噴射特性が得られる。
【0057】なお、上記実施例においてはアクチュエー
タとして圧電素子を用いるインクジェットヘッドに本発
明を適用したが、アクチュエータとして発熱素子を用い
るインクジェットヘッドにも同様に適用することができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインク
ジェットヘッドによれば、共通液室はインク供給路が臨
む部分の高さを他の部分の高さより低く形成したので、
初期インク充填時に共通液室とインク供給路との接続部
付近で気泡が残留することを防止することができ、噴射
特性が安定し、良好な画像品質が得られる。
【0059】請求項2のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1のインクジェットヘッドにおいて、共
通液室のインク供給路が臨む部分の高さをこのインク供
給路の高さと同じにしたので、液室の製造工程が容易に
なる。
【0060】請求項3のインクジェットヘッドによれ
ば、加圧液室はインク供給路が臨む部分の高さを他の部
分の高さより低く形成したので、液室の製造工程におけ
る位置ずれによる噴射特性のばらつきを低減することが
でき、良好な画像品質が得られる。
【0061】請求項4のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項3のインクジェットヘッドにおいて、加
圧液室のインク供給路が臨む部分の高さをこのインク供
給路の高さと同じにしたので、液室の製造工程が容易に
なる。
【0062】請求項5のインクジェットヘッドによれ
ば、共通液室及び加圧液室はインク供給路が臨む部分の
高さを他の部分の高さより低く形成したので、より噴射
特性の安定化、流体抵抗値のばらつきの低減を図れて画
像品質が向上すると共に、液室の製造工程も一層容易に
なる。
【0063】請求項6のインクジェットヘッドによれ
ば、共通液室はその高さをインク供給路側に向かって段
階的又は連続的に低く形成したので、噴射特性が安定
し、良好な画像品質が得られると共に、所望の噴射特性
を得ることができる。
【0064】請求項7のインクジェットヘッドによれ
ば、加圧液室はその高さをインク供給路側に向かって段
階的又は連続的に低く形成したので、各ノズルからの噴
射特性のばらつきを低減できて良好な画像品質が得ら
れ、さらに所望の噴射特性を得ることができる。
【0065】請求項8のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1乃至7のいずれかのインクジェットヘ
ッドにおいて、各加圧液室には複数のインク供給路を連
通させたので、加圧液室へのインクの供給能力が高くな
って高速印字が可能になる。
【0066】請求項9のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1乃至8のいずれかのインクジェットヘ
ッドにおいて、加圧液室、共通液室及びインク供給路を
複数の液室形成層を積層して形成すると共に、インク供
給路を形成する液室形成層より上側の液室形成層を複層
構造としたので、所望の噴射特性を容易に得ることがで
きる。
【0067】請求項10のインクジェットヘッドによれ
ば、加圧液室と共通液室との間に複層構造の隔壁部を設
け、この隔壁部の内の下側の層にてインク供給路を形成
し、このインク供給路の蓋部材となる上側の層の長さを
このインク供給路の長さよりも長く形成したので、共通
液室及び/又は加圧液室の高さを容易に所望の高さにす
ることができ、また接合位置ずれによるインク供給路長
さの変動を低減することができて良好な噴射特性が得ら
れて画像品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るインクジェットヘッ
ドの外観斜視図
【図2】図1のA−A線に沿う要部拡大断面図
【図3】図1のB−B線に沿う要部拡大断面図
【図4】液室ユニットの分解斜視図
【図5】液室ユニットの要部拡大分解斜視図
【図6】液室ユニットの要部拡大断面図
【図7】液室ユニットの要部拡大平面図
【図8】本発明の第2実施例に係る液室ユニットの要部
拡大断面図
【図9】同液室ユニットの要部拡大平面図
【図10】本発明の第3実施例に係る液室ユニットの要
部拡大断面図
【図11】同液室ユニットの要部拡大平面図
【図12】同液室ユニットの作用説明に供する要部拡大
断面図
【図13】同じく要部拡大平面図
【図14】同液室ユニットの作用説明に供する要部拡大
断面図
【図15】同じく要部拡大平面図
【図16】本発明の第4実施例に係る液室ユニットの要
部拡大断面図
【図17】同液室ユニットの要部拡大平面図
【図18】本発明の第4実施例に係る液室ユニットの要
部拡大断面図
【図19】同液室ユニットの要部拡大平面図
【図20】本発明の第5実施例に係る液室ユニットの要
部拡大断面図
【図21】同液室ユニットの要部拡大平面図
【図22】本発明の第6実施例に係る液室ユニットの要
部拡大断面図
【図23】同液室ユニットの要部拡大平面図
【図24】本発明の第7実施例に係る液室ユニットの要
部拡大断面図
【図25】同液室ユニットの要部拡大平面図
【図26】従来の液室ユニットの要部拡大断面図
【図27】同液室ユニットの要部拡大平面図
【図28】同液室ユニットの接合位置ずれによる気泡残
留を説明する要部拡大断面図
【図29】同じく同液室ユニットの要部拡大平面図
【図30】同液室ユニットの接合位置ずれによる気泡残
留を説明する他の要部拡大断面図
【図31】同じく同液室ユニットの要部拡大平面図
【符号の説明】
1…アクチュエータユニット、2…液室ユニット、13
…液室形成部材、15…ノズル、16…ノズルプレー
ト、17…加圧液室、20…共通液室、21…インク供
給路、22…下側液室形成層、23…上側液室形成層、
24…中間液室形成層、25…内側隔壁部、27…内側
隔壁部、25b,27b,29b…隔壁部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧田 秀行 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 太田 善久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルと、各ノズルに対応する複
    数の加圧液室と、この加圧液室にインクを供給する1又
    は複数の共通液室と、この1又は複数の共通液室と前記
    複数の加圧液室とを連通するインク供給路とを有するイ
    ンクジェットヘッドにおいて、前記共通液室は前記イン
    ク供給路が臨む部分の高さを他の部分の高さより低く形
    成したことを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェットヘッド
    において、前記共通液室の前記インク供給路が臨む部分
    の高さをこのインク供給路の高さと同じにしたことを特
    徴とするインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 複数のノズルと、各ノズルに対応する複
    数の加圧液室と、この加圧液室にインクを供給する1又
    は複数の共通液室と、この1又は複数の共通液室と前記
    複数の加圧液室とを連通するインク供給路とを有するイ
    ンクジェットヘッドにおいて、前記加圧液室は前記イン
    ク供給路が臨む部分の高さを他の部分の高さより低く形
    成したことを特徴とするインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のインクジェットヘッド
    において、前記加圧液室の前記インク供給路が臨む部分
    の高さをこのインク供給路の高さと同じにしたことを特
    徴とするインクジェットヘッド。
  5. 【請求項5】 複数のノズルと、各ノズルに対応する複
    数の加圧液室と、この加圧液室にインクを供給する1又
    は複数の共通液室と、この1又は複数の共通液室と前記
    複数の加圧液室とを連通するインク供給路とを有するイ
    ンクジェットヘッドにおいて、前記共通液室及び加圧液
    室は前記インク供給路が臨む部分の高さを他の部分の高
    さより低く形成したことを特徴とするインクジェットヘ
    ッド。
  6. 【請求項6】 複数のノズルと、各ノズルに対応する複
    数の加圧液室と、この加圧液室にインクを供給する1又
    は複数の共通液室と、この1又は複数の共通液室と前記
    複数の加圧液室とを連通するインク供給路とを有するイ
    ンクジェットヘッドにおいて、前記共通液室はその高さ
    を前記インク供給路側に向かって段階的又は連続的に低
    く形成したことを特徴とするインクジェットヘッド。
  7. 【請求項7】 複数のノズルと、各ノズルに対応する複
    数の加圧液室と、この加圧液室にインクを供給する1又
    は複数の共通液室と、この1又は複数の共通液室と前記
    複数の加圧液室とを連通するインク供給路とを有するイ
    ンクジェットヘッドにおいて、前記加圧液室はその高さ
    を前記インク供給路側に向かって段階的又は連続的に低
    く形成したことを特徴とするインクジェットヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載のイン
    クジェットヘッドにおいて、各加圧液室には複数の前記
    インク供給路を連通させたことを特徴とするインクジェ
    ットヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載のイン
    クジェットヘッドにおいて、前記加圧液室、共通液室及
    びインク供給路を複数の液室形成層を積層して形成する
    と共に、前記インク供給路を形成する液室形成層より上
    側の液室形成層を複層構造としたことを特徴とするイン
    クジェットヘッド。
  10. 【請求項10】 複数のノズルと、各ノズルに対応する
    複数の加圧液室と、この加圧液室にインクを供給する1
    又は複数の共通液室と、この1又は複数の共通液室と前
    記複数の加圧液室とを連通するインク供給路とを有する
    インクジェットヘッドにおいて、前記加圧液室と共通液
    室との間に複層構造の隔壁部を設け、この隔壁部の内の
    下側の層にて前記インク供給路を形成し、このインク供
    給路の蓋部材となる上側の層の長さをこのインク供給路
    の長さよりも長く形成したことを特徴とするインクジェ
    ットヘッド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6695442B2 (en) 1998-07-17 2004-02-24 Seiko Epson Corporation Ink jet head having structure for eliminating air bubbles and reducing crosstalk and a printer containing the ink head
JP2006130813A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ用ヘッド
JP2007125763A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Brother Ind Ltd 液滴噴射装置
JP2016068313A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 ブラザー工業株式会社 液体噴射装置

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