JPH0833248A - モータ - Google Patents
モータInfo
- Publication number
- JPH0833248A JPH0833248A JP6164165A JP16416594A JPH0833248A JP H0833248 A JPH0833248 A JP H0833248A JP 6164165 A JP6164165 A JP 6164165A JP 16416594 A JP16416594 A JP 16416594A JP H0833248 A JPH0833248 A JP H0833248A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- rotor case
- motor
- rotor
- case
- Prior art date
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- Withdrawn
Links
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- 239000012858 resilient material Substances 0.000 abstract 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 11
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 有底円筒状のロータケースに内装されたマグ
ネットと、このマグネットに対向配置されたステータと
を備えたモータにおいて、マグネットを弾性材質のもの
に変更することにより、マグネットの固定強度のアップ
及びモータの特性を向上させたモータを提供する。 【構成】 有底円筒状のロータケース2と、ロータケー
ス2に内装されるマグネット3の形状をマグネット単体
の状態でC字状を形成させ、内外方向に弾性を有し、マ
グネット3の外周面の周方向の寸法と上記ロータケース
2の内周面の寸法を等しくしたマグネット3と、このマ
グネット3に対向配置されたステータ5とでモータ1を
構成している。
ネットと、このマグネットに対向配置されたステータと
を備えたモータにおいて、マグネットを弾性材質のもの
に変更することにより、マグネットの固定強度のアップ
及びモータの特性を向上させたモータを提供する。 【構成】 有底円筒状のロータケース2と、ロータケー
ス2に内装されるマグネット3の形状をマグネット単体
の状態でC字状を形成させ、内外方向に弾性を有し、マ
グネット3の外周面の周方向の寸法と上記ロータケース
2の内周面の寸法を等しくしたマグネット3と、このマ
グネット3に対向配置されたステータ5とでモータ1を
構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有底円筒状のロータケー
スに内装されたマグネットと、このマグネットに対向配
置されたステータとを備えたモータに関する。
スに内装されたマグネットと、このマグネットに対向配
置されたステータとを備えたモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のモータは図4に示すよう
なものであった。すなわち、有底円筒状のロータケース
2に内装されたマグネット3と、このマグネット3に対
向配置されたステータ5とを備えた構成であり、ステー
タ5は固定板6に固定され、ロータ4が回転する構成と
なっていた。上記ロータ4はマグネット3をロータケー
ス2に固定し、モータ本体1の可動部を形成する構造に
なっており、マグネット3をロータケース2に固定する
ため、接着工法が用いられていた。
なものであった。すなわち、有底円筒状のロータケース
2に内装されたマグネット3と、このマグネット3に対
向配置されたステータ5とを備えた構成であり、ステー
タ5は固定板6に固定され、ロータ4が回転する構成と
なっていた。上記ロータ4はマグネット3をロータケー
ス2に固定し、モータ本体1の可動部を形成する構造に
なっており、マグネット3をロータケース2に固定する
ため、接着工法が用いられていた。
【0003】従来のロータ構造は図5に示すようなもの
であった。すなわち、リング状のマグネット3をロータ
ケース2に挿入しているが、この方法であると、リング
状のマグネット3をロータケース2に圧入にて挿入する
際、ロータケース内径とマグネット外形が略等しいと、
左右のわずかなズレでマグネットに不均一な力が加わり
マグネットが欠けたり、割れたりしてしまうので、通常
はロータケース内周面の寸法に対し、マグネット3の外
周面の周方向寸法をマイナス交差とし、マグネットをロ
ータケースの内周面と底面の交わる部分に接着剤7を同
心円上に塗布し、その後マグネットを挿入し、固定を行
っていた。
であった。すなわち、リング状のマグネット3をロータ
ケース2に挿入しているが、この方法であると、リング
状のマグネット3をロータケース2に圧入にて挿入する
際、ロータケース内径とマグネット外形が略等しいと、
左右のわずかなズレでマグネットに不均一な力が加わり
マグネットが欠けたり、割れたりしてしまうので、通常
はロータケース内周面の寸法に対し、マグネット3の外
周面の周方向寸法をマイナス交差とし、マグネットをロ
ータケースの内周面と底面の交わる部分に接着剤7を同
心円上に塗布し、その後マグネットを挿入し、固定を行
っていた。
【0004】しかし、このような接着固定の場合、図6
に示すように、マグネット3の外形寸法またはロータケ
ース2の内径寸法のバラツキにより、マグネットとロー
タケースとの間に隙間8ができて、ロータが回転したと
き、外周方向に応力が加わるため、接着剤が剥離し、か
つ固定強度が保てないという問題がある。
に示すように、マグネット3の外形寸法またはロータケ
ース2の内径寸法のバラツキにより、マグネットとロー
タケースとの間に隙間8ができて、ロータが回転したと
き、外周方向に応力が加わるため、接着剤が剥離し、か
つ固定強度が保てないという問題がある。
【0005】さらに回転軸と同軸度が悪くなり、コアー
9とマグネット3の間隔にムラが発生し、モータ回転精
度が悪くなるという問題もあった。
9とマグネット3の間隔にムラが発生し、モータ回転精
度が悪くなるという問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上記従来
技術ではロータケースとマグネットを接着のみで固定し
ているため、マグネットとロータケースの間に隙間がで
きて、接着剤が剥離し、固定強度が保てないという問題
があり、特にプラスチック等の樹脂性の場合、金属ケー
スとの接着性が悪いと、ロータケースとマグネットが剥
離することがある
技術ではロータケースとマグネットを接着のみで固定し
ているため、マグネットとロータケースの間に隙間がで
きて、接着剤が剥離し、固定強度が保てないという問題
があり、特にプラスチック等の樹脂性の場合、金属ケー
スとの接着性が悪いと、ロータケースとマグネットが剥
離することがある
【0007】また、マグネットの外形寸法のバラツキ、
ケースの内径寸法のバラツキにより、接着しろがバラツ
キ、固定強度が変動した場合にも同様に剥離する。
ケースの内径寸法のバラツキにより、接着しろがバラツ
キ、固定強度が変動した場合にも同様に剥離する。
【0008】
【発明の目的】本発明は、以上のような問題に対処して
なされたものであり、接着にてマグネットとロータケー
スを固定する場合、マグネットを弾性材質のものに変更
することにより、マグネット自体の内外方向の弾性を利
用し、より強い固定強度を得るとともに、マグネット外
周面とロータケース内周面の隙間をなくし、同軸度を良
くすることにより、モータ特性を向上させることを目的
とする。
なされたものであり、接着にてマグネットとロータケー
スを固定する場合、マグネットを弾性材質のものに変更
することにより、マグネット自体の内外方向の弾性を利
用し、より強い固定強度を得るとともに、マグネット外
周面とロータケース内周面の隙間をなくし、同軸度を良
くすることにより、モータ特性を向上させることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、有底円筒状のロータケースに内装された
マグネットと、このマグネットに対向配置されたステー
タとを備えたモータにおいて、上記マグネットはその単
体の状態でC字状に形成され、内外方向に弾性を有し、
かつマグネットの外周面の周方向寸法と上記ロータケー
スの内周面寸法を等しくしたことを特徴とし、また上記
マグネットはプラスチックマグネットとしたことを特徴
とするものである。
に、本発明は、有底円筒状のロータケースに内装された
マグネットと、このマグネットに対向配置されたステー
タとを備えたモータにおいて、上記マグネットはその単
体の状態でC字状に形成され、内外方向に弾性を有し、
かつマグネットの外周面の周方向寸法と上記ロータケー
スの内周面寸法を等しくしたことを特徴とし、また上記
マグネットはプラスチックマグネットとしたことを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】本発明の構成によれば、マグネット3はロータ
ケース2にはめ込む前はC字状をしており、かつ内外方
向に弾性を有し、さらにロータケースに、このC字状の
マグネットがはめ込まれると、広がろうとする力が働
き、マグネットの外周面とロータケースの内周面とは隙
間が発生せず、密着してマグネットがロータケース内に
取り付けられる。
ケース2にはめ込む前はC字状をしており、かつ内外方
向に弾性を有し、さらにロータケースに、このC字状の
マグネットがはめ込まれると、広がろうとする力が働
き、マグネットの外周面とロータケースの内周面とは隙
間が発生せず、密着してマグネットがロータケース内に
取り付けられる。
【0011】また、本発明の構成によれば、マグネット
にプラスチックマグネットを使用することにより、上記
と同様な作用を有する。
にプラスチックマグネットを使用することにより、上記
と同様な作用を有する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1〜図3は本発明の実施例を示すもので
ある。マグネット3は図1に示すような内外方向に弾性
を有するC字状マグネットであり、C字状マグネットの
AとA’を結んで仮想円状態とした場合、ロータ内径よ
り一回り大きくなっている。但し、マグネット外周面の
周方向の寸法であるL長はロータケース内径と等しくし
ている。
に説明する。図1〜図3は本発明の実施例を示すもので
ある。マグネット3は図1に示すような内外方向に弾性
を有するC字状マグネットであり、C字状マグネットの
AとA’を結んで仮想円状態とした場合、ロータ内径よ
り一回り大きくなっている。但し、マグネット外周面の
周方向の寸法であるL長はロータケース内径と等しくし
ている。
【0013】マグネット3をロータケース2に挿入する
方法は、まずロータケース2の内周面と底面の交わる部
分に接着剤7を同心円状に塗布する。
方法は、まずロータケース2の内周面と底面の交わる部
分に接着剤7を同心円状に塗布する。
【0014】C字状マグネットは、AとA’を付けるよ
うに力を加えロータケースの内径に沿って、挿入するこ
とにより、図2に示すようにマグネット自体の弾性力が
矢印方向に働き、ロータケース内周面にマグネットが押
しつけられ密着して取り付けられる。
うに力を加えロータケースの内径に沿って、挿入するこ
とにより、図2に示すようにマグネット自体の弾性力が
矢印方向に働き、ロータケース内周面にマグネットが押
しつけられ密着して取り付けられる。
【0015】また、上記構成に基づくロータ4をモータ
1の関係部として説明すると、図3で示すようにロータ
ケース2とマグネット3の間に隙間がなくなるため、同
軸度が良好となり、モータの回転精度が向上する。な
お、マグネット3は材質として圧縮成形マグネット、プ
ラスチックマグネット等が適用できる。
1の関係部として説明すると、図3で示すようにロータ
ケース2とマグネット3の間に隙間がなくなるため、同
軸度が良好となり、モータの回転精度が向上する。な
お、マグネット3は材質として圧縮成形マグネット、プ
ラスチックマグネット等が適用できる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、従来
マグネットとロータケースの固定を接着のみに頼ってい
たが、本発明のようにマグネット自体の内外方向の弾性
を利用することにより、マグネットは何ら損傷や歪を生
ずることがなくロータケースに内装され、さらに接着固
定との併用により、より強い固定強度が得られる。
マグネットとロータケースの固定を接着のみに頼ってい
たが、本発明のようにマグネット自体の内外方向の弾性
を利用することにより、マグネットは何ら損傷や歪を生
ずることがなくロータケースに内装され、さらに接着固
定との併用により、より強い固定強度が得られる。
【0017】また、ロータケース内径側にマグネットが
密着するため、回転軸との同軸度が良くなり、モータの
回転精度が向上し、さらに同軸度が良くなることで、そ
の分コアーとマグネットの間隔を詰めることができ、起
動トルクなどのモータ特性を良くすることができる。
密着するため、回転軸との同軸度が良くなり、モータの
回転精度が向上し、さらに同軸度が良くなることで、そ
の分コアーとマグネットの間隔を詰めることができ、起
動トルクなどのモータ特性を良くすることができる。
【0018】さらに、本発明の係るマグネツトにおい
て、プラスチックマグネットを使用することにより上記
と同様な効果が得られる。
て、プラスチックマグネットを使用することにより上記
と同様な効果が得られる。
【図1】本発明のマグネットを示す平面図である。
【図2】本発明のマグネット取付状態を示す平面図であ
る。
る。
【図3】本発明のモータ関係部を示す要部断面図であ
る。
る。
【図4】従来のモータ本体の縦断面図である。
【図5】従来のマグネットとロータケースを示す斜視図
である。
である。
【図6】従来のマグネット取付状態を示す平面図であ
る。
る。
1 モータ本体 2 ロータケース 3 マグネット 4 ロータ 5 ステータ 6 固定板 7 接着剤 8 隙間 9 コアー L マグネット外周寸法
Claims (2)
- 【請求項1】 有底円筒状のロータケースに内装された
マグネットと、このマグネットに対向配置されたステー
タとを備えたモータにおいて、上記マグネットはその単
体の状態でC字状に形成され、内外方向に弾性を有し、
かつマグネットの外周面の周方向寸法と上記ロータケー
スの内周面寸法を等しくしたことを特徴とするモータ。 - 【請求項2】 上記マグネットはプラスチックマグネッ
トとしたことを特徴とする請求項1記載のモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6164165A JPH0833248A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6164165A JPH0833248A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0833248A true JPH0833248A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15787970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6164165A Withdrawn JPH0833248A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0833248A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6095932A (en) * | 1997-07-22 | 2000-08-01 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Wound golf ball |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP6164165A patent/JPH0833248A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6095932A (en) * | 1997-07-22 | 2000-08-01 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Wound golf ball |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |