JPS596146Y2 - 回転機のロ−タ - Google Patents

回転機のロ−タ

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Publication number
JPS596146Y2
JPS596146Y2 JP1653278U JP1653278U JPS596146Y2 JP S596146 Y2 JPS596146 Y2 JP S596146Y2 JP 1653278 U JP1653278 U JP 1653278U JP 1653278 U JP1653278 U JP 1653278U JP S596146 Y2 JPS596146 Y2 JP S596146Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield case
ring
rotor
shaped magnet
rotating machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP1653278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54119608U (ja
Inventor
加津衛 剣持
保 若畑
則久 本勝
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1653278U priority Critical patent/JPS596146Y2/ja
Publication of JPS54119608U publication Critical patent/JPS54119608U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS596146Y2 publication Critical patent/JPS596146Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発電機,電動機等の回転機のロータに関するも
のである。
一般に、リング状マグネットをロータとして利用した回
転機にはダイレクトドライブ方式のレコードプレヤ用の
モータが知られている。
このモータは第1図,第2図に示すようにターンテーブ
ル1の背面にビス止め穴9を介してビス止めした金属製
のシールドケース7の内周面にリング状マグネット8を
接着することによりロータを構威し、一方、上記ロータ
に対向されるステータはケース4に設けた軸受3にてモ
ータ軸2を回転自在に支承すると共に上記ケース4に一
体的に設けたステータコア5にコイル6を巻装すること
により構或し、そして、上記ロータを構或するターンテ
ーブル1に該ロータを構戒するシールドケース7の通り
穴10を介して上記ステータを構成するモータ軸2を結
合することにより上記ロータ側のリング状マグネット8
と上記ステータ側のステータコア5とを対向せしめてい
た。
このような構或のモータにおいては第3図に示すように
リング状マグネット8が周方向にN極,S極,N極の順
に着磁されており、よって、このリング状マグネット8
と内周面において近接するステータコア5との間で磁気
的に誘引,反撥を繰り返すことにより回転力が生じ、そ
の回転力がシールドケース7を介してターンテーブル1
に伝達されることにより上記ターンテーブル1が上記モ
ータ軸2を中心に回動されるものであり、また、上記シ
ールドケース7は第3図に示すようにリング状マグネッ
ト8の磁路を矢印で示すように内周面においてN極から
S極に向けて形戊し、外周面においてS極からN極に向
けて形或するのを補助するものであった。
しかしながら、このような構戊のモータにおいては上記
シールドケース7が磁性材(金属)で一体的に形威され
、かつターンテーブル1への取付部位がシールドケース
1内に形威されたものであるため、該シールドケース7
に取付けられるリング状マグネット8の内周面で発する
磁力線が該シールドケース7に吸収されないように該シ
ールドケース7に切起し11を設けてリング状マグネッ
ト8の底面とシールドケース7を隔離する必要があり、
そのため、スペース効率が悪くなり、またシールドケー
スの加工工数が増大するという欠点があった。
また、リング状マグネット8として樹脂マグネットを用
いると、シールドケース7が金属材料から形或されてい
るため、熱膨張係数の差が大きく寒冷時においてマグネ
ット8とシールドケース7との境界面に隙間を生じてマ
グネット8がシールドケース7より剥離され、マグネッ
ト8に生ずる回転力がターンテーブル1に確実に伝達さ
れなくなるという欠点があった。
本案はこのような従来の欠点を解消するものであり、以
下、本案の回転機について実施例の図面と共に説明する
第4図は本案の回転機の一構或例を示し、図中、21は
リング状のマグネット22と金属製のシールドケース2
3とで構威されたロータである。
ここに、上記シールドケース23は内周面に上記リング
状マグネット22が接着により取付けられる筒状部23
aと、この筒状部23 aの一端に突設されたリング
状の取付部23 bとで構或されており、その取付部2
3 bには図示していないターンテーブル(回転体)の
背面に突設した係合部に取付けられるビス止め用穴24
が設けられている。
このようにロータを構或するとターンテーブル(回転体
)への取付部23 bをリング状マグネット22を取付
けるための筒状部23 Hの外周方向に設けられるので
、ノング状マグネット22が取付けられるシールドケー
ス23自体にリング状マグネット22との隙間を取るた
めの切起しを設けなくともよく、スペース効率が向上す
るものである。
尚、リング状マグネット22を樹脂マグネットとする場
合には第5図に示すようにシールドケース23の筒状部
23 aの内周面に縦溝25および横溝26を設け、こ
の筒状部23 aの内周面にリング状マグネット22を
取付けるに際して上記のシールドケース23をインサー
ト金具として用い、第6図に示すようにリング状マグネ
ット22としての樹脂マグネットを戊形するとよい。
このように構成すると、リング状マグネット22がその
或形時にシールドケース23の筒状部23 aに設けた
縦溝25,横溝26に充填され、リング状マグネット2
2がシールドケース23に対して軸方向,回転方向へ滑
るのを防止でき、また熱膨張係数の違いに起因する剥離
等の問題も解決することができ、また生産性を高めるこ
とができる。
また、リング状マグネット22を樹脂マグネットとする
場合には第7図に示すようにリング状マグネット22の
戊形後にその外側に磁性粉含有樹脂にて筒状部23 a
およびビス穴24を有する取付部23 bを備えたシー
ルドケース23を同時に戊形してもよい。
このように構戊すると、接着剤を使用することなくシー
ルドケース23にリング状マグネット22を取付けるこ
とができ、また二材質或形機にて一威形過程でロータを
構或することができる。
尚、上記の実施例ではモータについて説明したが、発電
機であっても同様に実施できることは言うまでもない。
以上のように本案によれば、リング状マグネットが取付
けられるシールドケースの筒状部の端部に一体的に上記
筒状部の外方に向けて回転体への取付部を設けたので、
リング状マグネットの内側にはシールドケースの取付部
を設ける必要がなくなり、このためリング状マグネット
の内側からの取付部への磁気の吸収がなくなり、従来こ
の吸収を防止するために必要であったリング状マグネッ
トとシールドケースの取付部とのすきまを設ける必要が
なくなり、全体としてロータの軸方向の幅を小さくする
ことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転機の断面図、第2図はその要部拡大
断面図、第3図はその部分平面図、第4図は本案の回転
機の一構戒例を示す断面図、第5図は本案の回転機の他
の構戒例を示す斜視図、第6図はその要部断面図、第7
図は本案の回転機の他の構或例を示す斜視図である。 21・・・・・・ロータ、22・・・・・・リング状マ
グネット、23・・・・・・シールドケース、23a・
・・・・・筒状部、23 b・・・・・・取付部、24
・・・・・・取付部、25 .26・・・・・・溝。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)磁性体よりなる中空で筒状のシールドケースの前
    記筒状部内面にリング状マグネットを密着して設けると
    共に上記筒状部外周に一体的に上記シールドケースを回
    転体に取付けるための取付部を突設した回転機のロータ
  2. (2)シールドケースを磁性粉含有樹脂体にて形威した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の回転機のロータ。
JP1653278U 1978-02-09 1978-02-09 回転機のロ−タ Expired JPS596146Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1653278U JPS596146Y2 (ja) 1978-02-09 1978-02-09 回転機のロ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1653278U JPS596146Y2 (ja) 1978-02-09 1978-02-09 回転機のロ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS54119608U JPS54119608U (ja) 1979-08-22
JPS596146Y2 true JPS596146Y2 (ja) 1984-02-24

Family

ID=28840219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1653278U Expired JPS596146Y2 (ja) 1978-02-09 1978-02-09 回転機のロ−タ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3607511B2 (ja) * 1998-10-12 2005-01-05 株式会社三協精機製作所 ロータとロータの組立方法及びそのロータを用いたモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54119608U (ja) 1979-08-22

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