JPH08332402A - 粒子状材料の処理方法 - Google Patents

粒子状材料の処理方法

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JPH08332402A
JPH08332402A JP19716596A JP19716596A JPH08332402A JP H08332402 A JPH08332402 A JP H08332402A JP 19716596 A JP19716596 A JP 19716596A JP 19716596 A JP19716596 A JP 19716596A JP H08332402 A JPH08332402 A JP H08332402A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体状材料の微粉砕、粉粒体材料と液状物
質との混合分散などを短時間で行う。 【解決手段】 容器に設けた、メインシャフトに間隔を
置いて設けた碗状の突出部を有する押え板の先端部に複
数のサブシャフトを周設し、該サブシャフトに複数のリ
ング状部材を遊嵌し、下部に攪拌羽根を設け、リング状
部材の外周面が前記容器の内周面に当接する装置に、処
理物を容器1内に投入し、メインシャフト4を回転させ
ることにより、リング状部材9の外周面を容器内周面2
に沿って回転させ、上記攪拌羽根10とリング状部材9
の回転とにより、上記処理物を攪拌しながら容器内周面
2に押し付け、さらに該内周面2に沿って上昇させた
後、容器の中心部に戻す処理物の対流運動を形成し、処
理物をリング状部材9の外周面と容器内周面2との間に
挾み、処理物に繰り返しリング状部材9の圧縮力,剪断
力を付与する粒子状材料の処理方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粒子状部材処理装
置を用いておこなう粉粒体材料の粉砕、粉粒体材料と液
体との混合、及び顔料・塗料等、特に粘性の高いスラリ
ー状物質の均一分散に関する粒子状材料の処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記粉粒体材料の粉砕装置、及び
各種分散装置としては、かなりの数の装置が知られてい
る。その中で、粉粒体材料をサブミクロン程度に粉砕可
能な装置としては、特開昭58−17851号公報に記
載されている装置がある。この装置は、円筒状の内面を
有するハウジングを備え、そのハウジング内に、モータ
ーによって駆動するシャフト、そのシャフトに固定され
ている一対の駆動プレート、その両駆動プレートに固定
されて上記シャフトに平行で、ワイヤーロープのように
ある程度可撓性を有する軸、その軸に支持され、上記駆
動プレートに対して自由に回転し得る3本のローラーか
ら成る回転子アセンブリが配されている装置である。そ
してモーターによってシャフトを回転させると、主とし
てそれに伴う回転子アセンブリの回転による遠心力によ
り、可撓性を有する軸がたわむと共に、各ローラーがハ
ウジングの内面に押し付けられ、各ローラーはシャフト
の回転とは反対の方向に回転し、その各ローラーとハウ
ジングの内面との間に入った被処理物を挟み込んで、粉
砕等の処理を行う装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記装置におけるロー
ラーには、螺旋溝が形成されており、この螺旋溝は、上
側の駆動プレート上に供給された被処物を下方に搬送す
るための機構である。しかしながら、上記装置を粉砕機
として使用する場合は、図8(a)に示したように、ロ
ーラー101の外周面の一つの凸部102とハウジング
の内周面103との間に比較的大きな粒子を挟み込む
と、他の凸部102とハウジングの内周面103との間
に入った粒子には圧縮力、剪断力等を与えることができ
ず、また螺旋溝104に入っている粒子にも同様の力を
与えることはできない。従って、ローラー101の外周
面102を有効に使用することができない。また、当初
上記ローラー101の外周面102がハウジングの内周
面103に密接するように、その外径を均一に、かつそ
の外周面(凸部102)を平滑に仕上げておいたとして
も、長時間の使用により、あるいは摩耗性の強い被処理
物を処理する場合においては短時間の使用であっても、
上記ローラー101の凸部102は摩耗してその形状を
変え、その全面を有効に使用することができなくなる。
従って、被処理物を短時間で効率よく処理することがで
きなかった。本発明は、このような問題点を鑑み、粉粒
体材料の粉砕、粉粒体材料と液体との混合分散、及び顔
料、塗料等の均一分散を効果的に行うことのできる粒子
状材料の処理方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的に添い、本発明
は、内周面と底面とを有する容器中心に、回転するメイ
ンシャフトを立設し、該メインシャフトの長手方向に一
定の間隔を置いて固定された碗状の突出部を有する押え
板の先端部において、メインシャフトから等距離に複数
のサブシャフトを周設支持し、該サブシャフトに複数の
リング状部材をサブシャフトとの間に充分な間隙を設け
て遊嵌し、下側の押え板の下部に攪拌羽根を設け、リン
グ状部材の外周面が前記容器の内周面に当接することが
できる装置に、適当量の処理物を前記容器内に投入し、
メインシャフトを回転させることにより、リング状部材
の外周面を容器内周面に沿って回転させ、上記攪拌羽根
とリング状部材の回転とにより、上記処理物を攪拌しな
がら容器内周面に押し付け、さらに該内周面に沿って上
昇させた後、容器の中心部に戻す処理物の対流運動を形
成し、処理物をリング状部材の外周面と容器内周面との
間に挾み、処理物に繰り返しリング状部材の圧縮力,剪
断力を付与することによって上記課題を解決した。ま
た、本発明は、内周面と底面とを有する容器中心に、回
転するメインシャフトを立設し、該メインシャフトの長
手方向に一定の間隔を置いて固定された碗状の突出部を
有する押え板の先端部において、メインシャフトから等
距離に複数のサブシャフトを周設支持し、該サブシャフ
トに複数のリング状部材をサブシャフトとの間に充分な
間隙を設けて遊嵌し、下側の押え板の下部に攪拌羽根
を、上側の押え板の上方にジャマ板を各々設けると共
に、容器の底面に処理物の供給口を、容器の内周面の上
部に同排出口を各々設け、リング状部材の外周面が前記
容器の内周面に当接することができる装置に、上記供給
口から容器内に処理物を連続的に供給し、メインシャフ
トを回転させることにより、リング状部材の外周面を容
器内周面に沿って回転させ、上記攪拌羽根とリング状部
材の回転とにより、上記処理物を攪拌しながら容器内周
面に押し付け、さらに該内周面に沿って上昇させた後、
容器の中心部に戻す処理物の対流運動を形成し、処理物
をリング状部材の外周面と容器内周面との間に挾み、処
理物に繰り返しリング状部材の圧縮力,剪断力を付与す
ると共に、メインシャフトとジャマ板との間を通って排
出口から製品を連続的に排出することによって上記課題
を解消した。
【0005】
【発明の実施の形態】図1、図2に本発明の方法を実施
する装置の一例を示した。この装置は、回分式の粒子状
材料処理装置である。同図に基づいて本発明を詳細に説
明する。1は円筒状の容器で、この容器1は縦方向に中
心軸を有する内周面2を有し、この容器1内(処理室と
なる)には、図3に断面図で詳細に示した回転機構3が
収容されている。この回転機構3において、4は上記円
筒状の容器1と中心軸を同一とするメインシャフト、
5,5′はメインシャフト4の長手方向に一定の間隔を
置いて固定された一対の押え板、6はメインシャフト4
と平行かつ等距離に位置するように、両押え板5,5′
に固定されたサブシャフトである。上記押え板5,5′
は、円盤状の部材にサブシャフト6の本数と同じ数の腕
を突出して設けた形状としている。押え板5,5′の形
状を単なる円盤状ではなく、このように各腕と腕との間
に隙間を有する形状としたのは、これにより、容器1内
に投入された処理物の対流(混合)度合を向上させ、さ
らに上部の押え板5の上に乗る処理物の量を極力減らす
ことができるからである。上記サブシャフト6は比較的
長いボルト状の部材で、両押え板5,5′の腕状部の先
端部に設けられた貫通孔に通し、ナット7によって固定
されている。上記メインシャフト4の上端部には直接モ
ーター等の駆動源(以下、図示省略)を連設して、また
はプーリーを設け、Vベルトを介して、駆動源の回転を
メインシャフト4に伝達する構造になっている。
【0006】8は上記サブシャフト6にわずかの間隙を
置いて嵌合されたカラー、9はカラー8に回転自在に備
えられた複数個のリング状部材である。図3に示したよ
うに、上記リング状部材9の内径はカラー8の外径より
も充分大きく、リング状部材9は、その外周面が容器1
の内周面2に接したとき、リング状部材9の内周面とカ
ラー8の外周面との間に、充分な間隙aを有する構造で
あることが必要である。また、リング状部材9を、両押
え板5,5′の間に隙間なくギッシリ積めるのではな
く、リング状部材9の層の上面と上側の押え板5の下面
との間に、ある程度の余裕(リング状部材9の厚さによ
っても異なるが、2〜3枚程度の距離)を持たせておく
ことにより、各リング状部材9は各々、カラー8の周り
を自由に動くことができる。上記リング状部材9の形状
は、図4及び図5に示したように、平行な上下面をもつ
円筒状のもので、上下面と外周面が平滑な、いわゆるワ
ッシャーのような形状でもよく、また、必要に応じて粉
体材料の食い込み現象を促進させるために、外周面に各
種形状の曲面9aを有する形状でもよい。下側の押え板
5′の下部に位置するメインシャフト4には、また必要
に応じて上側の押え板5の上部、及び/または両押え板
5,5′の中間に位置する(図示省略)メインシャフト
4には、容器1内に投入された処理物を攪拌するための
攪拌羽根10,10′が連設してある。
【0007】11はメインシャフト4の貫通孔を有する
上蓋で、この上蓋11は、パッキン12を挟んで容器1
のフランジ部13に、ボルト、ナット等の緊結部材によ
って固定されている。14はオイルシール、15はオイ
ルシール14を内設するための切欠き部を設けたオイル
シールホルダーである。この装置は、容器1の内周面2
に沿って回転するリング状部材9の圧縮力、剪断力等に
よって各種材料を処理する装置であるため、処理物がス
ラリー状物質であっても処理時間と共にその温度が上昇
する。ある種の樹脂には、スラリーの温度が40℃を越
えると互いに融着するものもある。そこで、容器1の少
なくともその側面をジャケット構造16とし、このジャ
ケット16に冷媒の供給口17、及び排出口18を設
け、このジャケット16内に各種冷媒を連続的に供給し
て、容器1の内部に投入された処理物を冷却するように
してある。上記装置は、通常上蓋11を緊結部材(以
下、図示省略)によって架台等に取り付けておき、容器
1の下部に連接したジャッキ、またはエアシリンダー等
を作動させて、この容器1を上下させる構造になってい
る。
【0008】図6、図7に本発明を実施する装置の他の
例を示す。この装置は、材料を連続的に処理することも
できる装置であり、前記実施例と同一部材については同
一符号を用いる。同図において、容器1の内周面2と底
面19とのコーナー部20は、この容器1に投入された
処理物がこのコーナー部20に停滞しないように、曲面
にすることもできる。21は容器1の内周面2に嵌設さ
れた円筒状部材である。本装置においてリング状部材9
は、メインシャフト4の回転に伴って回転する回転機構
3の遠心力を受けて、容器1の内周面2に強力に押し付
けられた状態で、この内周面2上をわずかな摺動を伴い
つつ、メインシャフト4の回転とは反対の方向に回転す
るので、すなわちリング状部材9と内周面2とが擦り合
って、この間に入った処理物を挟み込んで、粉砕等の処
理を行う装置であるため、上記容器1の内周面2及び、
リング状部材9が摩耗する場合がある。そこで、上記内
周面2に円筒状部材21を嵌設することによって、円筒
状部材21が摩耗してもこの部分だけの交換で済み、ま
た円筒状部材21をセラミックス、超硬材料等の耐摩耗
性のある材質にすることによって摩耗を防止することが
できるので、摩耗粉が処理物に混入するのを防止するこ
とができる。
【0009】図9にサブシャフト6とリング状部材9の
動きを示した。図9(a)に示すように、押え板5,
5′(図示省略)に固定されているサブシャフト6にリ
ング状部材9を備えただけの構造であると、このリング
状部材9の回転運動により、リング状部材9の内周面が
接する(摺動する)サブシャフト6の外周面が局部的に
摩耗する。そこで、図9(b)に示すように、サブシャ
フト6にその外径よりわずかに大きい内径を有するカラ
ー8を嵌合し、このカラー8にリング状部材9を回転自
在に備えた構造にすることにより、サブシャフト6の摩
耗を防止することができる。一方、リング状部材9の回
転と共にカラー8もわずかではあるが回転するので、リ
ング状部材9とカラー8との接点は移動し、カラー8は
摩耗するとしても局部的摩耗ではなく、全外周面が均一
に摩耗するので、カラー8の交換頻度は少なくなり、ま
た、この部分だけの交換で済む。円筒状部材21の場合
と同様に、カラー8をセラミックス、超硬材料等の耐摩
耗性のある材質にすることによって、摩耗を防止するこ
とができるので、摩耗粉が処理物に混入するのを防止す
ることができる。この場合、リング状部材9にも同一、
または類似する材質を用いることが好ましい。
【0010】メインシャフト4への押え板5,5′の取
付け方法としては、メインシャフト4に嵌合するメイン
シャフトカラー22,22′によって、メインシャフト
4の長手方向に一定の間隔を置いて押え板5,5′を配
置し、メインシャフト4の先端部分に設けられた螺条に
ナット23を螺合して固定することもできる。なおこの
場合は、メインシャフト4と両押え板5,5′にキー溝
(以下、図示省略)を設け、各キー溝にキーを挿入して
固定し、メインシャフト4の回転を押え板5,5′に伝
達する。また、両メインシャフトカラー22,22′の
内側の両端部に切欠き部を設け、Oリング24,2
4′、及び25,25′を各々内設させることにより、
メインシャフト4と両メインシャフトカラー22,2
2′との間に処理物が侵入して固まり、メインシャフト
4と両メインシャフトカラー22,22′とが固着する
のを防止することができる。リング状部材9にセラミッ
クス等の耐摩耗性材質を用い、下側の押え板5′に耐摩
耗性材質を用いない場合は、リング状部材9の摺動によ
りこの下側の押え板5′が摩耗してしまうので、上記リ
ング状部材9と同一又は類似する材質からなる鍔を有す
るブッシュ26を、下側の押え板5′の孔に嵌合するこ
とが好ましい。また、下側の押え板5′の下面と上側の
押え板5の上面に各々攪拌羽根10′,10を一体に形
成してもよく、またメインシャフトカラー22に攪拌羽
根(図示省略)を設けてもよい。27は、上記容器1に
投入された処理物が上蓋11の軸封部28から系外に噴
出するのを防止するための機構であり、この機構27
は、上蓋11に連設された円筒状部材29、両側面に一
定の間隔を置いて放射状に配置された羽根30を有する
円盤31とから構成されており、この円盤31は、上記
メインシャフト4及びこの円盤31にキー溝(以下、図
示省略)を設け、このキー溝にキーを挿入して固定する
ことによって、メインシャフト4の回転に伴って回転す
ることができる。
【0011】32は処理物の飛散を防止し、また本装置
が連続型処理装置として使用される場合に、容器1内で
処理物が充分処理されずにイージーパスして排出される
のを防止するためのジャマ板で、上蓋11から連結部材
33によって固定されている。このジャマ板32の形状
は、図示したようにその内周部に、下方に突出した円筒
状の部分を有するリング状であり、このジャマ板32の
外周は、容器1の内周面2にできるだけ密接されること
が好ましい。また、このジャマ板32の形状は、場合に
よっては単なるリング状でもよい。本装置を連続型処理
装置、例えば連続型の湿式粉砕機として使用する場合
は、容器1の底面19に処理物の供給口34を設け、ま
た容器1の内周面2の上部に同排出口35を各々設け、
ポンプ等で処理物を連続的に上記装置に供給して、粉砕
処理することができる。この装置においても、容器1の
側面及び底面19をジャケット構造16とすることがで
きる。また、補助的手段ではあるが、必要に応じて、図
10に示すようにメインシャフト4を中空にし、その内
部に、先端部の周囲に中心合わせとフレ止め用の複数の
突起部36を設けた円筒37を挿入すると共に、メイン
シャフト4の上端部に冷媒の供給口38及び排出口39
を有するロータリージョイント40を連設する。そし
て、供給口38からロータリージョイント40の内部を
介して円筒37とメインシャフト4との間に各種冷媒を
連続的に供給し、円筒37の内部からロータリージョイ
ント40の内部を介して、排出口39から冷媒を排出す
る冷媒供給回路を形成し、メインシャフト4及びこれに
連設された押え板5,5′を冷却することにより、容器
1内に供給された処理物を冷却することもできる。
【0012】次に、図1、図2の装置を用いて、固体物
質を湿式で回分粉砕する本発明の方法について説明す
る。まず、被粉砕物を水等の分散媒に分散させたスラリ
ー状の原料を調整する。ここでスラリー状の原料中の固
体物質の割合は、この固体物質の粒径、真密度、形状等
の物性によっても異なるが、約5〜50重量%の範囲に
あることが好ましい。上記調整されたスラリー状の原料
の適当量を容器1内に投入し、この容器1を上蓋11に
固定する。ここでスラリー状原料の適当量とは、メイン
シャフト4の回転数等の運転条件によっても異なるが、
容器1の実容積の約35〜80体積%である。なお運転
開始前に、冷媒の供給口17からジャケット16に、冷
却水を連続的に供給しておく。次に、リング状部材9の
最外周軌道面の速度として、例えば10m/secでメ
インシャフト4を回転させると、上記リング状部材9は
遠心力を受けて外周方向に移動し、すなわちリング状部
材9の外周面は容器1の内周面2に押し付けられ、わず
かではあるが摺動(スリップ)しながら該内周面2に沿
ってメインシャフト4の回転とは反対方向の回転運動を
行う。このとき上記容器1に投入されたスラリー状の原
料は、主としてメインシャフト4に設けられた下側の攪
拌羽根10、及びリング状部材9の回転によって攪拌さ
れながら遠心力を受けて容器1の内周面2に押し付けら
れ、この内周面2に沿って上昇してから容器1の中心部
に戻る。このように、スラリー状の原料は容器1内に対
流(いわゆる縄ない運動)し、図9(b)に示したよう
に被粉砕物(固体物質)がリング状部材9と内周面2と
の間に挟まれると、この間に固体物質の大きさの間隙が
でき、すなわち同図において、リング状部材9は点線の
位置から実線の位置に移動して、この固体物質はリング
状部材9の圧縮力、剪断力を受けて粉砕される。これら
の作用を繰り返し受けることにより、固体物質は短時間
で微粉砕される。
【0013】なお、各リング状部材9は、各々独立して
動くことができるので、図8(b)に示すように、各リ
ング状部材9は各々、内周面2との間に固体物質を挟ん
で、この固体物質に圧縮力、剪断力を与えることができ
る。また、リング状部材9の層と上側の押え板5との間
に充分な余裕を持たせてあるので、各リング状部材9の
間にスラリー状原料入り込むことができ、このスラリー
状原料の潤滑効果により、リング状部材9はさらに滑ら
かに動くことができると共に、わずかではあるが、リン
グ状部材9同士の摺動により、この間に入り込んだ固体
物質を粉砕することもできる。ここで、上記リング状部
材の最外周軌道面の速度としては、約5〜20m/se
cの範囲であることが好ましい。これ以下の速度では粉
砕に要する時間が長くなり、またリング状部材9の圧縮
力、剪断力が弱くなるので、効果的な粉砕が行われな
い。一方、これ以上の速度では、リング状部材9の圧縮
力、剪断力は強くなるものの、必要以上に攪拌されスラ
リー状の原料が上蓋11等に付着して、この場合も効率
よい粉砕を行うことができない。一定時間経過後、モー
ターの回転を停止させて運転を終了し、容器1のフラン
ジ部13と上蓋11とを緊結している緊結部材を外した
上で、ジャッキ、又はエアーシリンダーを作動させて、
容器1を下方に移動させれば、容器1内には粉砕された
スラリーのみが残り、従って粉砕物質が容易に得られ
る。
【0014】次に、図6、図7の装置を用いて、固体物
質を湿式で連続的に粉砕する本発明の方法について説明
する。あらかじめ回転機構3を組み立てた状態で、容器
1を上蓋11に固定しておく。また冷媒の供給口17か
らジャケット16に冷却水を連続的に供給しておく。次
に、容器1の底面19に設けられた処理物の供給口34
から被粉砕物を水等の分散媒に分散させたスラリー状の
原料を連続的に容器1内に供給すると、容器1内のスラ
リー状原料の液面は次第に上昇していく。回転機構3の
回転数によっても異なるが、スラリー状原料の量が容器
1の有効容積の約2〜3割程度に達したところで、メイ
ンシャフト4を回転させると、上記リング状部材9は遠
心力を受けて外周方向に移動し、すなわちリング状部材
9の外周面は容器1の内周面2に押し付けられ、わずか
ではあるが摺動(スリップ)しながら該内周面2に沿っ
てメインシャフト4の回転とは反対方向の回転運動を行
うのは、回分粉砕する場合と同じである。このとき上記
容器1に投入されたスラリー状の原料は、主として下側
の押え板5′の下部に設けられた攪拌羽根10、及びリ
ング状部材9の回転によって攪拌されながら遠心力を受
けて容器1の内周面2(21)に押し付けられ、この内
周面2(21)に沿って上昇してから容器1の中心部に
戻る。そして、回分処理の場合と同様に、スラリー原料
中の固体物質はこのリング状部材9の圧縮力、剪断力を
受けて粉砕され、これらの作用を繰り返し受けることに
より、固体物質は短時間で粉砕される。
【0015】この間においても、スラリー状原料は供給
口34より容器1内に連続的に供給されているので、液
面は連続的に上昇し、やがてメインシャフト4(メイン
シャフトカラー22)とジャマ板32との間を通って、
排出口35から連続的に排出される。ここで、スラリー
中の個々の固体物質には慣性力が作用しているので、ス
ラリーの粘性が比較的低ければ(濃度が薄ければ)、ス
ラリー中の固体物質(粒子)は分離され、大きな粒子は
容器1内に滞留して繰り返し上記作用を受け、細かくな
った粒子のみが分散媒と共に排出されるので、粉砕物質
が連続的に容易に得られる。このような連続的に粉砕処
理する場合の粉砕品の粒径は、主としてスラリー状原料
の供給速度(容器1内での滞留時間)によって制御す
る。なお、分散媒に有機溶剤を使用する場合は、発火や
爆発を防止する目的で、容器1内を窒素等の各種不活性
ガスで置換することが好ましい。そこで、回分処理の場
合においては、スラリー状原料を容器1に投入し、この
容器1を上蓋11に固定した後、上蓋11に設けられた
不活性ガスの供給口(以下、図示省略)及び排出口を開
口して不活性ガスを供給すれば 短時間で容器1内の空
気と置換することができる。その後、供給口及び排出口
を開口してメインシャフト4を回転させて、上記と同様
の処理をすればよい。一方、連続的に処理する場合にお
いては、上蓋11に設けた不活性ガスの供給口(図示省
略)から連続的に不活性ガスを供給し、処理物の排出口
35から連続的に排出する不活性ガスの供給回路を形成
してから、スラリー状の原料を供給口34から連続的に
供給し、上記と同様の処理をすればよい。処理中におい
て上記不活性ガスは、上記処理物の排出口35からスラ
リーと共に連続的に排出される。
【0016】具体例 前記の装置を用いて、原料の平均粒子径約10μmの重
質炭酸カルシウムを湿式回分粉砕した例について説明す
る。使用した処理装置は、容器の内径が145mmで内
容積が2.4リットル、サブシャフトが8本、各サブシ
ャフトに外径40mm、内径20mm、厚さ3mmのリ
ング状部材を35枚(合計280枚)備えた装置であ
る。重質炭酸カルシウムを水に分散させたスラリー状原
料(重質炭酸カルシウムの割合は20重量%)の投入量
は0.9リットル(内容積に対する充満度は38体積
%)である。また、冷媒として15℃の冷却水を5リッ
トル/minで連続的にジャケットに供給することによ
り、処理中のスラリー状原料の温度を約35℃に保つこ
とができた。他の条件及び結果は表1及び図11に示し
た。粉砕処理前後の固体物質の粒度分布の測定には、S
Kレーザーマイクロンサイザー(PRO−7000S、
株式会社セイシン企業製)を用いた。表1及び図11に
示したように、極めて短時間で固体物質をサブミクロン
域まで粉砕することができた。
【0017】
【表1】
【0018】次に図12〜図15に、リング状部材の他
の例を示した。前述したように、図4に示す上下面が平
行なリング状部材を利用すると、各リング状部材の間に
粉体状原料またはスラリー状原料が入り込み、これらの
原料の潤滑効果によってリング状部材は滑らかに動くこ
とができるが、原料の種類や状態によっては、特にスラ
リー状原料で、固形分の粒径が小さく、スラリーの濃度
が高い場合等は、スラリーが接着剤の働きをして、上下
のリング状部材が互いに接着され、個々で自由に動くこ
とができなくなり、あたかも前述の特開昭58−178
51号公報記載の装置のローラーのように、一体化して
しまうことがある。このようになるとリング状部材はス
ムーズに回転しなくなり、粉砕性が極端に悪くなった
り、リング状部材の材質がセラミックスの場合は破壊す
ることもあった。このような場合は、リング状部材の上
下面を平行ではなく、上面または下面の少なくとも一方
の面に角度を持たせ、上下に位置するリング状部材の接
触面積をできるだけ小さくすることが望ましい。例え
ば、図12及び図13に示すようにリング状部材の厚み
を外周部ほど薄くしたり、逆に図14及び図15に示す
ように中心部ほど薄くすればよい。これによって、どの
ような原料であってもリング状部材はスムーズに回転す
る。
【0019】次に図16〜図18に、サブシャフトの他
の例と、押え板への固定方法を示した。処理物が比較的
粒子径の大きい粉粒体で、乾式処理するような場合(粉
体状原料の場合)に、サブシャフト6とカラー8との間
に処理物が浸入してサブシャフト6に固着し、動きが悪
くなったカラー8がリング状部材9の摺動によって局部
的に摩耗して短時間で破断してしまったり、リング状部
材9の動きも悪くなって粉砕性が極端に悪くなることが
ある。図16に示したサブシャフト60はこのような場
合に使用するもので、このサブシャフト60は比較的細
長い円柱状部41の上下面に中心軸が同じで直径の小さ
い円柱状の突起部42を連設した形状からなる。またリ
ング状部材9にセラミックスを使用する場合はこのサブ
シャフト60もセラミックス製にすることが好ましい
が、円柱状部と突起部との連設部に応力が集中するの
で、このような場合は図17に示すように、芯部43を
例えばステンレス材で製作し、これにセラミックス製の
カラー44を接着すればよい。図18にこれらのサブシ
ャフトを押え板に固定する方法を示した。同図におい
て、5,5′は各々上側及び下側の押え板47,47′
は各々上側及び下側のブッシュである。上側のブッシュ
47の下部にはサブシャフト60の突起部42を回転自
在に支持する凹部45を設け、下側のブッシュ47′に
は同様に貫通孔46を設けてある。ここで下側のブッシ
ュ47′に凹部を設けなかったのは、処理物がそこに滞
積するのを防止するためである。これらのブッシュは例
えばその一部に螺条を設け、押え板の先端部に螺合して
固定する。図19及び図20は、各々上記構造のサブシ
ャフトに図4及び図12に示すリング状部材を取り付け
た回転機構の要部詳細図である。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の方
法、即ち前記請求項1及び請求項2に記載の方法によっ
て、粉粒体材料の微粉砕、また粉粒体材料と液体との混
合分散、顔料・塗料等の均一分散を短時間で効率よく行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる装置の縦断面図である。
【図2】図1の装置のX−X線断面図である。
【図3】図1の装置の攪拌機構の詳細な断面図である。
【図4】本発明の方法に用いるリング状部材の一例を示
した図で、(a)は正面図、(b)は斜視図である。
【図5】同リング状部材の他の一例を示した図で、
(a)は正面図、(b)は斜視図である。
【図6】本発明の方法に用いる他の装置の縦断面図であ
る。
【図7】図6の装置のY−Y断面図である。
【図8】装置の処理機構、特に固体物質の粉砕機構を示
す概念図で、(a)は従来の装置の処理機構、(b)は
本発明の方法に用いる装置の処理機構を説明する図であ
る。
【図9】本発明に用いる装置の回転機構の動きの説明図
で(a)はサブシャフトのリング状部材を備えただけの
構造の回転機構の動きの説明図、(b)はサブシャフト
にカラーに嵌合し、このカラーにリング状部材を備えた
構造の回転機構の動きの説明図である。
【図10】本発明に用いる装置の他の冷却機構の詳細図
である。
【図11】本発明の方法によって固体物質を粉砕した場
合の粉砕時間と粉砕品の平均粒子径の関係を示した図で
ある。
【図12】本発明に用いる装置のリング状部材の一例を
示した図で、(a)は正面図、(b)は斜視図である。
【図13】同リング状部材の他の一例を示した図で、
(a)は正面図、(b)は斜視図である。
【図14】同リング状部材の他の一例を示した図で、
(a)は正面図、(b)は斜視図である。
【図15】同リング状部材の他の一例を示した図で、
(a)は正面図、(b)は斜視図である。
【図16】本発明に用いる装置のサブシャフトの一例を
示した図で、(a)は縦断面図、(b)は斜視図であ
る。
【図17】同サブシャフトの他の一例を示した縦断面図
である。
【図18】本発明に用いる装置のサブシャフトを押え板
に固定する要領を説明する図である。
【図19】本発明に用いる装置の回転機構の一例を示し
た要部詳細図で、(a)は正面図、(b)は斜視図であ
る。
【図20】同回転機構の他の一例を示した要部詳細図
で、(a)は正面図、(b)は斜視図である。
【符号の説明】
1 容器 2 内周面 3 回転機構 4 メインシャフト 5,5′ 押え板 6 サブシャフト 7 ナット 8 カラー 9 リング状部材 10,10′ 攪拌羽根 11 上蓋 12 パッキン 13 フランジ部 14 オイルシール 15 オイルシールホルダー 16 ジャケット 17 冷媒の供給口 18 冷媒の排出口 19 底面 20 コーナー部 21 円筒状部材 22,22′ メインシャフトカラー 23 ナット 24,24′ Oリング 25,25′ Oリング 26,26′ ブッシュ 27 粉体噴出防止機構 28 軸封部 29 円筒状部材 30 羽根 31 円盤 32 ジャマ板 33 連結部材 34 処理物の供給口 35 処理物の排出口 36 突起部 37 円筒 38 冷媒の供給口 39 冷媒の排出口 40 ロータリージョイント 41 円柱状部 42 突起部 43 芯部 44 カラー 45 凹部 46 貫通孔 47,47′ ブッシュ 101 ローラー 102 凸部 103 内周面 104 螺旋溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面と底面とを有する容器中心に、回
    転するメインシャフトを立設し、該メインシャフトの長
    手方向に一定の間隔を置いて固定された碗状の突出部を
    有する押え板の先端部において、メインシャフトから等
    距離に複数のサブシャフトを周設支持し、該サブシャフ
    トに複数のリング状部材をサブシャフトとの間に充分な
    間隙を設けて遊嵌し、下側の押え板の下部に攪拌羽根を
    設け、リング状部材の外周面が前記容器の内周面に当接
    することができる装置に、適当量の処理物を前記容器内
    に投入し、メインシャフトを回転させることにより、リ
    ング状部材の外周面を容器内周面に沿って回転させ、上
    記攪拌羽根とリング状部材の回転とにより、上記処理物
    を攪拌しながら容器内周面に押し付け、さらに該内周面
    に沿って上昇させた後、容器の中心部に戻す処理物の対
    流運動を形成し、処理物をリング状部材の外周面と容器
    内周面との間に挾み、処理物に繰り返しリング状部材の
    圧縮力,剪断力を付与することを特徴とする粒子状材料
    の処理方法。
  2. 【請求項2】 内周面と底面とを有する容器中心に、回
    転するメインシャフトを立設し、該メインシャフトの長
    手方向に一定の間隔を置いて固定された碗状の突出部を
    有する押え板の先端部において、メインシャフトから等
    距離に複数のサブシャフトを周設支持し、該サブシャフ
    トに複数のリング状部材をサブシャフトとの間に充分な
    間隙を設けて遊嵌し、下側の押え板の下部に攪拌羽根
    を、上側の押え板の上方にジャマ板を各々設けると共
    に、容器の底面に処理物の供給口を、容器の内周面の上
    部に同排出口を各々設け、リング状部材の外周面が前記
    容器の内周面に当接することができる装置に、上記供給
    口から容器内に処理物を連続的に供給し、メインシャフ
    トを回転させることにより、リング状部材の外周面を容
    器内周面に沿って回転させ、上記攪拌羽根とリング状部
    材の回転とにより、上記処理物を攪拌しながら容器内周
    面に押し付け、さらに該内周面に沿って上昇させた後、
    容器の中心部に戻す処理物の対流運動を形成し、処理物
    をリング状部材の外周面と容器内周面との間に挾み、処
    理物に繰り返しリング状部材の圧縮力,剪断力を付与す
    ると共に、メインシャフトとジャマ板との間を通って排
    出口から製品を連続的に排出することを特徴とする粒子
    状材料の処理方法。
  3. 【請求項3】 粉粒体材料の微粉砕、粉粒体材料と液体
    との混合分散、スラリー状の顔料・塗料等の均一分散を
    おこなうことを特徴とする請求項1または2に記載の粒
    子状材料の処理方法。
  4. 【請求項4】 液体中に分散させた固体物質を微粉砕す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の粒子状材
    料の処理方法。
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