JPH08331601A - 立体映像信号生成装置、立体映像信号生成方法、立体映像信号記録媒体、立体映像表示制御装置及び立体映像表示制御方法 - Google Patents
立体映像信号生成装置、立体映像信号生成方法、立体映像信号記録媒体、立体映像表示制御装置及び立体映像表示制御方法Info
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- JPH08331601A JPH08331601A JP7136721A JP13672195A JPH08331601A JP H08331601 A JPH08331601 A JP H08331601A JP 7136721 A JP7136721 A JP 7136721A JP 13672195 A JP13672195 A JP 13672195A JP H08331601 A JPH08331601 A JP H08331601A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フリッカを抑制すると共に左右眼映像の逆転
現象を抑制する。 【構成】 左眼用カメラ11及び右眼用カメラ12は、
タイミング信号発生装置13から供給されるタイミング
クロックによって同期が取られており、同一の被写体を
撮像し、それぞれ左眼用映像信号及び右眼用映像信号を
ライン制御装置14に供給している。ライン制御装置1
4は、タイミング信号発生装置13から供給される左右
眼映像識別信号に対応して、左眼用映像信号と右眼用映
像信号とを、1ライン毎に切り換えて表示装置15に供
給する。表示装置15は、1ライン毎に切り換えて供給
される左眼用映像信号及び右眼用映像信号に対応する映
像を表示する。シャッタ眼鏡駆動装置17は、左右眼映
像識別信号に対応してシャッタ眼鏡16の動作を制御す
る。
現象を抑制する。 【構成】 左眼用カメラ11及び右眼用カメラ12は、
タイミング信号発生装置13から供給されるタイミング
クロックによって同期が取られており、同一の被写体を
撮像し、それぞれ左眼用映像信号及び右眼用映像信号を
ライン制御装置14に供給している。ライン制御装置1
4は、タイミング信号発生装置13から供給される左右
眼映像識別信号に対応して、左眼用映像信号と右眼用映
像信号とを、1ライン毎に切り換えて表示装置15に供
給する。表示装置15は、1ライン毎に切り換えて供給
される左眼用映像信号及び右眼用映像信号に対応する映
像を表示する。シャッタ眼鏡駆動装置17は、左右眼映
像識別信号に対応してシャッタ眼鏡16の動作を制御す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体映像信号生成装
置、立体映像信号生成方法、立体映像信号記録媒体、立
体映像表示制御装置及び立体映像表示制御方法に関し、
特に、左眼用映像と右眼用映像とを、1ライン毎に切り
換えて表示させることにより、フリッカを抑制すると共
に、左右眼映像の逆転現象を抑制することができるよう
にした立体映像信号生成装置、立体映像信号生成方法、
立体映像信号記録媒体、立体映像表示制御装置及び立体
映像表示制御方法に関する。
置、立体映像信号生成方法、立体映像信号記録媒体、立
体映像表示制御装置及び立体映像表示制御方法に関し、
特に、左眼用映像と右眼用映像とを、1ライン毎に切り
換えて表示させることにより、フリッカを抑制すると共
に、左右眼映像の逆転現象を抑制することができるよう
にした立体映像信号生成装置、立体映像信号生成方法、
立体映像信号記録媒体、立体映像表示制御装置及び立体
映像表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】立体映像表示制御装置は、映像を表示す
る表示装置に、左眼用映像と右眼用映像を、若干ずれた
位置に、交互に表示させ、観察者には、左眼用映像を左
眼で、右眼用映像を右眼で観察させることによって、映
像を立体的に観察させる装置である。
る表示装置に、左眼用映像と右眼用映像を、若干ずれた
位置に、交互に表示させ、観察者には、左眼用映像を左
眼で、右眼用映像を右眼で観察させることによって、映
像を立体的に観察させる装置である。
【0003】図16は、従来の立体映像表示制御装置の
一構成例を示す図である。表示装置211は、左右眼視
差を利用した立体映像信号(左右眼映像信号)の入力を
外部より受け、その立体映像信号に対応して、左右眼映
像を時分割で表示する(すなわち、左眼用映像と右眼用
映像とをフィールド毎に、交互に表示する)。
一構成例を示す図である。表示装置211は、左右眼視
差を利用した立体映像信号(左右眼映像信号)の入力を
外部より受け、その立体映像信号に対応して、左右眼映
像を時分割で表示する(すなわち、左眼用映像と右眼用
映像とをフィールド毎に、交互に表示する)。
【0004】シャッタ眼鏡212は、その左眼部と右眼
部に、それぞれ開閉機構であるシャッタ機構を備えてお
り、表示装置211に左眼用映像のフィールドが表示さ
れているとき、左眼部のシャッタが開くとともに、右眼
部のシャッタが閉じ、表示装置211に右眼用映像のフ
ィールドが表示されているとき、右眼部のシャッタが開
くとともに、左眼部のシャッタが閉じるように動作す
る。
部に、それぞれ開閉機構であるシャッタ機構を備えてお
り、表示装置211に左眼用映像のフィールドが表示さ
れているとき、左眼部のシャッタが開くとともに、右眼
部のシャッタが閉じ、表示装置211に右眼用映像のフ
ィールドが表示されているとき、右眼部のシャッタが開
くとともに、左眼部のシャッタが閉じるように動作す
る。
【0005】観察者は、シャッタ眼鏡212を眼部に装
着し、表示装置211に表示される左右眼映像を観察す
ることによって(すなわち、左眼用映像を左眼214
で、右眼用映像を右眼213で、それぞれ観察すること
によって)、表示される映像を立体的に観察することが
できる。
着し、表示装置211に表示される左右眼映像を観察す
ることによって(すなわち、左眼用映像を左眼214
で、右眼用映像を右眼213で、それぞれ観察すること
によって)、表示される映像を立体的に観察することが
できる。
【0006】図17は、図16の表示装置211に表示
される左右眼映像を説明する図である。図17に示すよ
うに、表示装置211は、左眼用映像と右眼用映像と
を、1フィールド毎に交互に表示するようになされてお
り、左眼用映像が奇数フィールドで、右眼用映像が偶数
フィールドで、それぞれインタレース表示される。
される左右眼映像を説明する図である。図17に示すよ
うに、表示装置211は、左眼用映像と右眼用映像と
を、1フィールド毎に交互に表示するようになされてお
り、左眼用映像が奇数フィールドで、右眼用映像が偶数
フィールドで、それぞれインタレース表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図16及び
図17で説明した従来の立体映像表示制御装置は、以下
に示す課題を有している。
図17で説明した従来の立体映像表示制御装置は、以下
に示す課題を有している。
【0008】すなわち、表示装置211が、既存の映像
フォーマットに準拠して、例えば、NTSC方式、ハイ
ビジョン方式に準拠して表示を行う場合、表示装置21
1に表示される映像のフィールド周波数は約60Hzで
あるが、観察者の左右眼に、それぞれ提示される左眼用
映像及び右眼用映像のフィールド周波数は、表示装置2
11に表示される映像のフィールド周波数の半分(すな
わち約30Hz)になってしまう。このフィールド周波
数値(約30Hz)は、人間の眼の臨界融合周波数(光
がちらついて見えるような光源(映像)の周波数)を下
回ってしまうので、特に、表示装置211が、映像を高
輝度で表示する場合、フリッカが際だってしまい、観察
者に眼の疲れを感じさせる場合が生じるという課題があ
る。
フォーマットに準拠して、例えば、NTSC方式、ハイ
ビジョン方式に準拠して表示を行う場合、表示装置21
1に表示される映像のフィールド周波数は約60Hzで
あるが、観察者の左右眼に、それぞれ提示される左眼用
映像及び右眼用映像のフィールド周波数は、表示装置2
11に表示される映像のフィールド周波数の半分(すな
わち約30Hz)になってしまう。このフィールド周波
数値(約30Hz)は、人間の眼の臨界融合周波数(光
がちらついて見えるような光源(映像)の周波数)を下
回ってしまうので、特に、表示装置211が、映像を高
輝度で表示する場合、フリッカが際だってしまい、観察
者に眼の疲れを感じさせる場合が生じるという課題があ
る。
【0009】また、上記課題を解決するために、表示装
置211に入力される左右眼映像信号にフィールド倍速
化処理を施し、観察者の左眼及び右眼によって、それぞ
れ観察される左眼用映像及び右眼用映像のフィールド周
波数を2倍以上(すなわち約60Hz以上)にするとい
う方法があるが、この場合において、例えば、表示装置
211としてCRTを用いると、垂直偏向装置にかかる
負担が増加し、発熱量が増加してしまい、故障及び信頼
性の低下の原因となってしまう。さらに、この場合にお
いては、垂直偏向装置を冷却するための装置が必要にな
り、コストが高くなってしまうという課題もある。
置211に入力される左右眼映像信号にフィールド倍速
化処理を施し、観察者の左眼及び右眼によって、それぞ
れ観察される左眼用映像及び右眼用映像のフィールド周
波数を2倍以上(すなわち約60Hz以上)にするとい
う方法があるが、この場合において、例えば、表示装置
211としてCRTを用いると、垂直偏向装置にかかる
負担が増加し、発熱量が増加してしまい、故障及び信頼
性の低下の原因となってしまう。さらに、この場合にお
いては、垂直偏向装置を冷却するための装置が必要にな
り、コストが高くなってしまうという課題もある。
【0010】また、左眼用映像と右眼用映像とが1フィ
ールド毎に、交互に表示されるので、表示装置211に
表示される映像が動画像である場合、左右眼視差の大き
さ(すなわち、左眼用映像の表示位置と右眼用映像の表
示位置との距離)と動画像の被写体の移動速度との関係
から、左右眼映像の逆転現象(後述する)が起こってし
まい、観察者が表示装置211に表示される映像を立体
視することができなくなるという課題もある。
ールド毎に、交互に表示されるので、表示装置211に
表示される映像が動画像である場合、左右眼視差の大き
さ(すなわち、左眼用映像の表示位置と右眼用映像の表
示位置との距離)と動画像の被写体の移動速度との関係
から、左右眼映像の逆転現象(後述する)が起こってし
まい、観察者が表示装置211に表示される映像を立体
視することができなくなるという課題もある。
【0011】上述した左右眼映像の逆転現象について、
図18及び図19を参照して説明する。図18において
は、表示装置211は、左右眼映像として、静止画像を
表示しており、図中、実線で示す被写体の左眼用映像が
相対的に左に配置され、図中、点線で示す被写体の右眼
用映像が相対的に右に配置されている。この左眼用映像
と右眼用映像とが、1フィールド毎に、交互に表示さ
れ、観察者は、シャッタ眼鏡212の動作によって、奇
数フィールド時に表示される左眼用映像を左眼214
で、偶数フィールド時に表示される右眼用映像を右眼2
13で、それぞれ観察し、映像を立体視する。
図18及び図19を参照して説明する。図18において
は、表示装置211は、左右眼映像として、静止画像を
表示しており、図中、実線で示す被写体の左眼用映像が
相対的に左に配置され、図中、点線で示す被写体の右眼
用映像が相対的に右に配置されている。この左眼用映像
と右眼用映像とが、1フィールド毎に、交互に表示さ
れ、観察者は、シャッタ眼鏡212の動作によって、奇
数フィールド時に表示される左眼用映像を左眼214
で、偶数フィールド時に表示される右眼用映像を右眼2
13で、それぞれ観察し、映像を立体視する。
【0012】図19は、図18に示す被写体が、図中、
左方向に移動している(すなわち、表示装置211が動
画像を表示している)場合について示す図であり、図1
9(a)は、被写体が比較的遅い速度で移動する場合に
ついて示し、図19(b)は、被写体が比較的速い速度
で移動する場合について示している。
左方向に移動している(すなわち、表示装置211が動
画像を表示している)場合について示す図であり、図1
9(a)は、被写体が比較的遅い速度で移動する場合に
ついて示し、図19(b)は、被写体が比較的速い速度
で移動する場合について示している。
【0013】図19(a)に示すように、時刻t1,
t2,t3・・・と、時間が経過するのに伴って、被写体
が比較的遅い速度で、左に移動する場合、図中、点線で
示す被写体の右眼用映像は、その前後のフィールドで表
示される、図中、実線で示す被写体の左眼用映像より
も、常に右側に表示されるので、観察者は、移動する物
体を、常に立体視することができる。
t2,t3・・・と、時間が経過するのに伴って、被写体
が比較的遅い速度で、左に移動する場合、図中、点線で
示す被写体の右眼用映像は、その前後のフィールドで表
示される、図中、実線で示す被写体の左眼用映像より
も、常に右側に表示されるので、観察者は、移動する物
体を、常に立体視することができる。
【0014】ところが、図19(b)に示すように、被
写体が比較的速い速度で左に移動する場合、図中、点線
で示す被写体の右眼用映像(例えば時刻t3の映像)
が、その直前に表示された、図中実線で示す被写体の左
眼用映像(例えば時刻t2の映像)よりも左側に表示さ
れてしまう。つまり、左右眼映像の逆転現象とは、左眼
用映像と右眼用映像とが、1フィールド毎に表示される
ことによって起こる現象であり、被写体の左眼用映像が
奇数フィールド時に表示されている間に、次の偶数フィ
ールドにおいて表示される被写体の右眼用映像が、左眼
用映像における表示位置を追い越してしまう現象であ
る。この左右眼映像の逆転現象が起こると、観察者は映
像を立体視することができなくなる。
写体が比較的速い速度で左に移動する場合、図中、点線
で示す被写体の右眼用映像(例えば時刻t3の映像)
が、その直前に表示された、図中実線で示す被写体の左
眼用映像(例えば時刻t2の映像)よりも左側に表示さ
れてしまう。つまり、左右眼映像の逆転現象とは、左眼
用映像と右眼用映像とが、1フィールド毎に表示される
ことによって起こる現象であり、被写体の左眼用映像が
奇数フィールド時に表示されている間に、次の偶数フィ
ールドにおいて表示される被写体の右眼用映像が、左眼
用映像における表示位置を追い越してしまう現象であ
る。この左右眼映像の逆転現象が起こると、観察者は映
像を立体視することができなくなる。
【0015】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、フリッカを抑制するとともに、左右眼映像
の表示位置の逆転現象を防止することを目的とする。
ものであり、フリッカを抑制するとともに、左右眼映像
の表示位置の逆転現象を防止することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の立体映
像信号生成装置は、観察者の左眼に提示される左眼用映
像と、観察者の右眼に提示される右眼用映像とを有する
立体映像信号を生成する立体映像信号生成装置におい
て、左眼用映像を撮像する第1の撮像手段と、右眼用映
像を撮像する第2の撮像手段と、1画面を構成する複数
のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像
の信号のラインとで交互に形成されるように、第1の撮
像手段の出力と第2の撮像手段の出力とを選択する選択
手段とを備えることを特徴とする。
像信号生成装置は、観察者の左眼に提示される左眼用映
像と、観察者の右眼に提示される右眼用映像とを有する
立体映像信号を生成する立体映像信号生成装置におい
て、左眼用映像を撮像する第1の撮像手段と、右眼用映
像を撮像する第2の撮像手段と、1画面を構成する複数
のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像
の信号のラインとで交互に形成されるように、第1の撮
像手段の出力と第2の撮像手段の出力とを選択する選択
手段とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の立体映像信号生成方法
は、観察者の左眼に提示される左眼用映像と、観察者の
右眼に提示される右眼用映像とを有する立体映像信号を
生成する立体映像信号生成方法において、左眼用映像及
び右眼用映像を撮像し、1画面を構成する複数のライン
が、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像の信号の
ラインとで交互に形成されるように、撮像された左眼用
映像と右眼用映像とを選択することを特徴とする。
は、観察者の左眼に提示される左眼用映像と、観察者の
右眼に提示される右眼用映像とを有する立体映像信号を
生成する立体映像信号生成方法において、左眼用映像及
び右眼用映像を撮像し、1画面を構成する複数のライン
が、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像の信号の
ラインとで交互に形成されるように、撮像された左眼用
映像と右眼用映像とを選択することを特徴とする。
【0018】請求項3に記載の立体映像信号記録媒体
は、観察者の左眼に提示される左眼用映像と観察者の右
眼に提示される右眼用映像とを有する立体映像信号が記
録される立体映像信号記録媒体において、1画面を構成
する複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右
眼用映像の信号のラインとを交互に配置して形成されて
いる立体映像信号が記録されている記録手段を備えるこ
とを特徴とする。
は、観察者の左眼に提示される左眼用映像と観察者の右
眼に提示される右眼用映像とを有する立体映像信号が記
録される立体映像信号記録媒体において、1画面を構成
する複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右
眼用映像の信号のラインとを交互に配置して形成されて
いる立体映像信号が記録されている記録手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の立体映像表示制御装置
は、左右眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と
右眼用映像とを、観察者の左眼と右眼に、交互に表示さ
せる立体映像表示制御装置において、1画面を構成する
複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用
映像の信号のラインとを交互に配置して形成されている
立体映像信号を発生する発生手段と、発生手段の発生す
る左眼用映像のラインと右眼用映像のラインに同期し
て、左眼用映像と右眼用映像の、観察者の左眼及び右眼
への提供をライン毎に制御する映像提供制御手段とを備
えることを特徴とする。
は、左右眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と
右眼用映像とを、観察者の左眼と右眼に、交互に表示さ
せる立体映像表示制御装置において、1画面を構成する
複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用
映像の信号のラインとを交互に配置して形成されている
立体映像信号を発生する発生手段と、発生手段の発生す
る左眼用映像のラインと右眼用映像のラインに同期し
て、左眼用映像と右眼用映像の、観察者の左眼及び右眼
への提供をライン毎に制御する映像提供制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0020】請求項7に記載の立体映像表示制御方法
は、左右眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と
右眼用映像とを、観察者の左眼と右眼に、交互に表示さ
せる立体映像制御方法において、1画面を構成する複数
のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像
の信号のラインとを交互に配置して形成されている立体
映像信号を発生し、発生された左眼用映像のラインと右
眼用映像のラインに同期して、左眼用映像と右眼用映像
の、観察者の左眼及び右眼への提供をライン毎に制御す
ることを特徴とする。
は、左右眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と
右眼用映像とを、観察者の左眼と右眼に、交互に表示さ
せる立体映像制御方法において、1画面を構成する複数
のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像
の信号のラインとを交互に配置して形成されている立体
映像信号を発生し、発生された左眼用映像のラインと右
眼用映像のラインに同期して、左眼用映像と右眼用映像
の、観察者の左眼及び右眼への提供をライン毎に制御す
ることを特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1に記載の立体映像信号生成装置におい
ては、第1の撮像手段は左眼用映像を撮像し、第2の撮
像手段は右眼用映像を撮像する。選択手段は、第1の撮
像手段の出力と第2の撮像手段の出力とを、1画面を構
成する複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、
右眼用映像の信号のラインとで交互に形成されるように
選択する。
ては、第1の撮像手段は左眼用映像を撮像し、第2の撮
像手段は右眼用映像を撮像する。選択手段は、第1の撮
像手段の出力と第2の撮像手段の出力とを、1画面を構
成する複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、
右眼用映像の信号のラインとで交互に形成されるように
選択する。
【0022】請求項2に記載の立体映像信号生成方法に
おいては、左眼用映像及び右眼用映像が撮像され、撮像
された左眼用映像と右眼用映像とが、1画面を構成する
複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用
映像の信号のラインとで交互に形成されるように選択さ
れる。
おいては、左眼用映像及び右眼用映像が撮像され、撮像
された左眼用映像と右眼用映像とが、1画面を構成する
複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用
映像の信号のラインとで交互に形成されるように選択さ
れる。
【0023】請求項3に記載の立体映像信号記録媒体に
おいては、記録手段は、1画面を構成する複数のライン
が、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像の信号の
ラインとを交互に配置して形成されている立体映像信号
を記録する。
おいては、記録手段は、1画面を構成する複数のライン
が、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像の信号の
ラインとを交互に配置して形成されている立体映像信号
を記録する。
【0024】請求項4に記載の立体映像表示制御装置に
おいては、発生手段は、1画面を構成する複数のライン
が、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像の信号の
ラインとを交互に配置して形成されている立体映像信号
を発生する。映像提供制御手段は、発生手段の発生する
左眼用映像と右眼用映像の、観察者の左眼及び右眼への
提供をライン毎に制御する。
おいては、発生手段は、1画面を構成する複数のライン
が、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像の信号の
ラインとを交互に配置して形成されている立体映像信号
を発生する。映像提供制御手段は、発生手段の発生する
左眼用映像と右眼用映像の、観察者の左眼及び右眼への
提供をライン毎に制御する。
【0025】請求項7に記載の立体映像表示制御方法に
おいては、1画面を構成する複数のラインが、左眼用映
像の信号のラインと、右眼用映像の信号のラインとを交
互に配置して形成されている立体映像信号が発生され、
左眼用映像と右眼用映像の、観察者の左眼及び右眼への
提供が、発生された左眼用映像のラインと右眼用映像の
ラインに同期して制御される。
おいては、1画面を構成する複数のラインが、左眼用映
像の信号のラインと、右眼用映像の信号のラインとを交
互に配置して形成されている立体映像信号が発生され、
左眼用映像と右眼用映像の、観察者の左眼及び右眼への
提供が、発生された左眼用映像のラインと右眼用映像の
ラインに同期して制御される。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手
段と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、
各手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)
を付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。
するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手
段と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、
各手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)
を付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。
【0027】請求項1に記載の立体映像信号生成装置
は、観察者の左眼に提示される左眼用映像と、観察者の
右眼に提示される右眼用映像とを有する立体映像信号を
生成する立体映像信号生成装置において、左眼用映像を
撮像する第1の撮像手段(例えば図1の左眼用カメラ1
1)と、右眼用映像を撮像する第2の撮像手段(例えば
図1の右眼用カメラ12)と、1画面を構成する複数の
ラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像の
信号のラインとで交互に形成されるように、第1の撮像
手段の出力と第2の撮像手段の出力とを選択する選択手
段(例えば図1のライン制御装置14)とを備えること
を特徴とする。
は、観察者の左眼に提示される左眼用映像と、観察者の
右眼に提示される右眼用映像とを有する立体映像信号を
生成する立体映像信号生成装置において、左眼用映像を
撮像する第1の撮像手段(例えば図1の左眼用カメラ1
1)と、右眼用映像を撮像する第2の撮像手段(例えば
図1の右眼用カメラ12)と、1画面を構成する複数の
ラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用映像の
信号のラインとで交互に形成されるように、第1の撮像
手段の出力と第2の撮像手段の出力とを選択する選択手
段(例えば図1のライン制御装置14)とを備えること
を特徴とする。
【0028】請求項3に記載の立体映像信号記録媒体
は、観察者の左眼に提示される左眼用映像と観察者の右
眼に提示される右眼用映像とを有する立体映像信号が記
録される立体映像信号記録媒体において、1画面を構成
する複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右
眼用映像の信号のラインとを交互に配置して形成されて
いる立体映像信号が記録されている記録手段(例えば図
11の映像信号記録部52)を備えることを特徴とす
る。
は、観察者の左眼に提示される左眼用映像と観察者の右
眼に提示される右眼用映像とを有する立体映像信号が記
録される立体映像信号記録媒体において、1画面を構成
する複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右
眼用映像の信号のラインとを交互に配置して形成されて
いる立体映像信号が記録されている記録手段(例えば図
11の映像信号記録部52)を備えることを特徴とす
る。
【0029】請求項4に記載の立体映像表示制御装置
は、左右眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と
右眼用映像とを、観察者の左眼と右眼に、交互に表示さ
せる立体映像表示制御装置において、1画面を構成する
複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用
映像の信号のラインとを交互に配置して形成されている
立体映像信号を発生する発生手段(例えば、図1の左眼
用カメラ11、右眼用カメラ12及びライン制御装置1
4)と、発生手段の発生する左眼用映像のラインと右眼
用映像のラインに同期して、左眼用映像と右眼用映像
の、観察者の左眼及び右眼への提供をライン毎に制御す
る映像提供制御手段(例えば図1のシャッタカメラ1
6)とを備えることを特徴とする。
は、左右眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と
右眼用映像とを、観察者の左眼と右眼に、交互に表示さ
せる立体映像表示制御装置において、1画面を構成する
複数のラインが、左眼用映像の信号のラインと、右眼用
映像の信号のラインとを交互に配置して形成されている
立体映像信号を発生する発生手段(例えば、図1の左眼
用カメラ11、右眼用カメラ12及びライン制御装置1
4)と、発生手段の発生する左眼用映像のラインと右眼
用映像のラインに同期して、左眼用映像と右眼用映像
の、観察者の左眼及び右眼への提供をライン毎に制御す
る映像提供制御手段(例えば図1のシャッタカメラ1
6)とを備えることを特徴とする。
【0030】請求項5に記載の立体映像表示制御装置
は、左眼用映像のライン及び右眼用映像のラインにより
形成される映像を表示する表示手段(例えば図1の表示
装置15)をさらに備えることを特徴とする。
は、左眼用映像のライン及び右眼用映像のラインにより
形成される映像を表示する表示手段(例えば図1の表示
装置15)をさらに備えることを特徴とする。
【0031】請求項6に記載の立体映像表示制御装置
は、立体映像信号がインタレース表示される信号である
場合において、奇数フィールドの信号のラインを偶数フ
ィールドの信号のラインの位置に移動させるか、または
偶数フィールドの信号のラインを奇数フィールドの信号
のラインの位置に移動させるライン移動手段(例えば図
6の補正用信号発生回路32、信号加算回路33)をさ
らに備えることを特徴とする。
は、立体映像信号がインタレース表示される信号である
場合において、奇数フィールドの信号のラインを偶数フ
ィールドの信号のラインの位置に移動させるか、または
偶数フィールドの信号のラインを奇数フィールドの信号
のラインの位置に移動させるライン移動手段(例えば図
6の補正用信号発生回路32、信号加算回路33)をさ
らに備えることを特徴とする。
【0032】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
ものに限定することを意味するものではない。
【0033】図1は、本発明を適用した立体映像表示制
御装置の一実施例の構成を示すブロック図である。本実
施例の立体映像表示制御装置1においては、左眼用カメ
ラ11及び右眼用カメラ12は、NTSC方式に準拠し
た撮像装置であり、両眼視差に対応する距離だけ水平に
離間して配置されており、同一の被写体を撮像し、それ
ぞれ、左眼用映像信号及び右眼用映像信号を生成して、
ライン制御装置14に供給するようになされている。
御装置の一実施例の構成を示すブロック図である。本実
施例の立体映像表示制御装置1においては、左眼用カメ
ラ11及び右眼用カメラ12は、NTSC方式に準拠し
た撮像装置であり、両眼視差に対応する距離だけ水平に
離間して配置されており、同一の被写体を撮像し、それ
ぞれ、左眼用映像信号及び右眼用映像信号を生成して、
ライン制御装置14に供給するようになされている。
【0034】なお、左眼用カメラ11から出力される左
眼用映像信号は、表示装置15に表示された場合、撮像
した被写体が相対的に左に表示されるような信号であ
り、右眼用カメラ12から出力される右眼用映像信号
は、表示装置15に表示された場合、撮像した被写体が
相対的に右に表示されるような信号である。
眼用映像信号は、表示装置15に表示された場合、撮像
した被写体が相対的に左に表示されるような信号であ
り、右眼用カメラ12から出力される右眼用映像信号
は、表示装置15に表示された場合、撮像した被写体が
相対的に右に表示されるような信号である。
【0035】タイミング信号発生装置13は、NTSC
方式の水平走査周波数と同一の周波数の左右眼映像識別
信号(後述する図2(c)の左右眼映像識別信号)及び
タイミングクロックを発生するようになされており、こ
のタイミングクロックは、左眼用カメラ11及び右眼用
カメラ12に供給され、左眼用カメラ11及び右眼用カ
メラ12の同期が取られるようになされている。また、
左右眼映像識別信号は、ライン制御装置14及びシャッ
タ眼鏡駆動装置17に供給される。
方式の水平走査周波数と同一の周波数の左右眼映像識別
信号(後述する図2(c)の左右眼映像識別信号)及び
タイミングクロックを発生するようになされており、こ
のタイミングクロックは、左眼用カメラ11及び右眼用
カメラ12に供給され、左眼用カメラ11及び右眼用カ
メラ12の同期が取られるようになされている。また、
左右眼映像識別信号は、ライン制御装置14及びシャッ
タ眼鏡駆動装置17に供給される。
【0036】ライン制御装置14は、左眼用カメラ11
及び右眼用カメラ12によって、それぞれ生成された左
眼用映像信号及び右眼用映像信号の入力を受けるように
なされており、さらに、タイミング信号発生装置13か
ら供給される左右眼映像識別信号に対応して、左眼用映
像信号及び右眼用映像信号の表示装置15への供給を切
り換えるようになされている(後述する)。
及び右眼用カメラ12によって、それぞれ生成された左
眼用映像信号及び右眼用映像信号の入力を受けるように
なされており、さらに、タイミング信号発生装置13か
ら供給される左右眼映像識別信号に対応して、左眼用映
像信号及び右眼用映像信号の表示装置15への供給を切
り換えるようになされている(後述する)。
【0037】表示装置15はNTSC方式で映像を表示
する表示装置であり、ライン制御装置14から供給され
る左眼用映像信号及び右眼用映像信号に対応する映像を
表示するようになされている(後述する)。
する表示装置であり、ライン制御装置14から供給され
る左眼用映像信号及び右眼用映像信号に対応する映像を
表示するようになされている(後述する)。
【0038】シャッタ眼鏡16は、その左眼部と右眼部
とに、それぞれ独立のシャッタ機構を備えており、その
シャッタ機構の開閉動作は、シャッタ眼鏡駆動装置17
によって制御される。シャッタ眼鏡駆動装置17は、タ
イミング信号発生装置13から供給される左右眼映像識
別信号に対応して、シャッタ眼鏡16の左眼部及び右眼
部に設けられているシャッタ機構を制御するようになさ
れている。
とに、それぞれ独立のシャッタ機構を備えており、その
シャッタ機構の開閉動作は、シャッタ眼鏡駆動装置17
によって制御される。シャッタ眼鏡駆動装置17は、タ
イミング信号発生装置13から供給される左右眼映像識
別信号に対応して、シャッタ眼鏡16の左眼部及び右眼
部に設けられているシャッタ機構を制御するようになさ
れている。
【0039】次に、図1に示す立体映像表示制御装置1
の動作を、図2のタイミングチャートを参照して説明す
る。左眼用カメラ11及び右眼用カメラ12は、タイミ
ング信号発生装置13から供給されるタイミングクロッ
クに同期して、同一の被写体を撮像し、それぞれ、左眼
用映像信号及び右眼用映像信号を生成し、ライン制御装
置14に供給している。
の動作を、図2のタイミングチャートを参照して説明す
る。左眼用カメラ11及び右眼用カメラ12は、タイミ
ング信号発生装置13から供給されるタイミングクロッ
クに同期して、同一の被写体を撮像し、それぞれ、左眼
用映像信号及び右眼用映像信号を生成し、ライン制御装
置14に供給している。
【0040】図2(a)は、左眼用カメラ11から出力
される左眼用映像信号を1ライン毎に表した図であり、
その奇数フィールドは、Lo1,Lo2,・・・のライ
ンで構成され、その偶数フィールドは、Le1,Le
2,・・・のラインで構成される。図2(b)は、右眼
用カメラ12から出力される右眼用映像信号を1ライン
毎に表した図であり、その奇数フィールドは、Ro1,
Ro2,・・・のラインで構成され、その偶数フィール
ドは、Re1,Re2,・・・のラインで構成される。
上述したように、左眼用映像信号と右眼用映像信号は、
完全に同期が取られている。
される左眼用映像信号を1ライン毎に表した図であり、
その奇数フィールドは、Lo1,Lo2,・・・のライ
ンで構成され、その偶数フィールドは、Le1,Le
2,・・・のラインで構成される。図2(b)は、右眼
用カメラ12から出力される右眼用映像信号を1ライン
毎に表した図であり、その奇数フィールドは、Ro1,
Ro2,・・・のラインで構成され、その偶数フィール
ドは、Re1,Re2,・・・のラインで構成される。
上述したように、左眼用映像信号と右眼用映像信号は、
完全に同期が取られている。
【0041】図2(c)は、タイミング信号発生装置1
3からライン制御装置14及びシャッタ眼鏡駆動装置1
7に供給される左右眼映像識別信号を示しており、ライ
ン制御装置14は、この左右眼映像識別信号に対応し
て、左眼用カメラ11及び右眼用カメラ12から、それ
ぞれ入力された左眼用映像信号及び右眼用映像信号の表
示装置15への供給を切り換える。
3からライン制御装置14及びシャッタ眼鏡駆動装置1
7に供給される左右眼映像識別信号を示しており、ライ
ン制御装置14は、この左右眼映像識別信号に対応し
て、左眼用カメラ11及び右眼用カメラ12から、それ
ぞれ入力された左眼用映像信号及び右眼用映像信号の表
示装置15への供給を切り換える。
【0042】すなわち、ライン制御装置14は、タイミ
ング信号発生装置13から供給される左右眼映像識別信
号が低レベルのとき、左眼用映像信号を表示装置15に
供給し、左右眼映像識別信号が高レベルのとき、右眼用
映像信号を表示装置15に供給する(図2(c),
(d))。
ング信号発生装置13から供給される左右眼映像識別信
号が低レベルのとき、左眼用映像信号を表示装置15に
供給し、左右眼映像識別信号が高レベルのとき、右眼用
映像信号を表示装置15に供給する(図2(c),
(d))。
【0043】上述したように、左右眼映像識別信号の周
波数は、通常のNTSC方式における水平走査周波数と
同値であるので、表示装置15には、左眼用映像信号と
右眼用映像信号とが、1ライン毎に交互に入力される。
つまり、奇数フィールドの1ライン目として左眼用映像
信号Lo1が入力され、次に、奇数フィールドの2ライ
ン目として右眼用映像信号Ro2が入力され、以下同様
に、左眼用映像信号Lo3、右眼用映像信号Ro4・・
・が入力される。
波数は、通常のNTSC方式における水平走査周波数と
同値であるので、表示装置15には、左眼用映像信号と
右眼用映像信号とが、1ライン毎に交互に入力される。
つまり、奇数フィールドの1ライン目として左眼用映像
信号Lo1が入力され、次に、奇数フィールドの2ライ
ン目として右眼用映像信号Ro2が入力され、以下同様
に、左眼用映像信号Lo3、右眼用映像信号Ro4・・
・が入力される。
【0044】奇数フィールド終了後、偶数フィールドの
1ライン目として、左眼用映像信号Le1が入力され、
次に、偶数フィールドの2ライン目として右眼用映像信
号Re2が入力され、以下同様に、左眼用映像信号Le
3、右眼用映像信号Re4・・・が入力される(図2
(d))。
1ライン目として、左眼用映像信号Le1が入力され、
次に、偶数フィールドの2ライン目として右眼用映像信
号Re2が入力され、以下同様に、左眼用映像信号Le
3、右眼用映像信号Re4・・・が入力される(図2
(d))。
【0045】表示装置15は、供給された映像信号に対
応する映像をインタレース表示する。すなわち、図3に
おいて□印で示す奇数フィールドの走査が、1ラインお
きに、上から下に(すなわち、ラインO1,O2,O3,
・・・の順に)、順次行われ、奇数フィールドの走査終
了後、△印で示す偶数フィールドの走査が、1ラインお
きに、上から下に(すなわち、ラインE1,E2,E3,
・・・の順に)、順次行われる。
応する映像をインタレース表示する。すなわち、図3に
おいて□印で示す奇数フィールドの走査が、1ラインお
きに、上から下に(すなわち、ラインO1,O2,O3,
・・・の順に)、順次行われ、奇数フィールドの走査終
了後、△印で示す偶数フィールドの走査が、1ラインお
きに、上から下に(すなわち、ラインE1,E2,E3,
・・・の順に)、順次行われる。
【0046】従って、本実施例の場合、図2(d)に示
す映像信号(左眼用映像信号及び右眼用映像信号)が表
示装置15に入力されると、表示装置15は、図4に示
すような表示を行う。なお、図中、左眼用映像は●印で
示され、右眼用映像は○印で示される。
す映像信号(左眼用映像信号及び右眼用映像信号)が表
示装置15に入力されると、表示装置15は、図4に示
すような表示を行う。なお、図中、左眼用映像は●印で
示され、右眼用映像は○印で示される。
【0047】すなわち、奇数フィールド走査時において
は、左眼用映像信号Lo1、右眼用映像信号Ro2、左
眼用映像信号Lo3、右眼用映像信号Ro4・・・に対
応する映像が、ラインO1,O2,O3,O4,・・・に、
それぞれ表示され、偶数フィールド走査時においては、
左眼用映像信号Le1、右眼用映像信号Re2、左眼用
映像信号Le3、右眼用映像信号Re4、・・・に対応
する映像が、ラインE1,E2,E3,E4,・・・に、そ
れぞれ表示される。
は、左眼用映像信号Lo1、右眼用映像信号Ro2、左
眼用映像信号Lo3、右眼用映像信号Ro4・・・に対
応する映像が、ラインO1,O2,O3,O4,・・・に、
それぞれ表示され、偶数フィールド走査時においては、
左眼用映像信号Le1、右眼用映像信号Re2、左眼用
映像信号Le3、右眼用映像信号Re4、・・・に対応
する映像が、ラインE1,E2,E3,E4,・・・に、そ
れぞれ表示される。
【0048】また、シャッタ眼鏡駆動装置17は、タイ
ミング信号発生装置13から供給された左右眼映像識別
信号(図2(c))に対応して、シャッタ眼鏡16の動
作を制御する。すなわち、シャッタ眼鏡駆動装置17
は、低レベルの左右眼映像識別信号が供給されると、シ
ャッタ眼鏡16の左眼部のシャッタを開くとともに、右
眼部のシャッタを閉じ、高レベルの左右眼映像識別信号
が供給されると、シャッタ眼鏡16の右眼部のシャッタ
を開くとともに、左眼部のシャッタを閉じる。
ミング信号発生装置13から供給された左右眼映像識別
信号(図2(c))に対応して、シャッタ眼鏡16の動
作を制御する。すなわち、シャッタ眼鏡駆動装置17
は、低レベルの左右眼映像識別信号が供給されると、シ
ャッタ眼鏡16の左眼部のシャッタを開くとともに、右
眼部のシャッタを閉じ、高レベルの左右眼映像識別信号
が供給されると、シャッタ眼鏡16の右眼部のシャッタ
を開くとともに、左眼部のシャッタを閉じる。
【0049】従って、観察者は、シャッタ眼鏡16を眼
部に装着して、表示装置15に表示される映像を観察す
ることによって、図2(e)及び(f)に示すように、
左眼用映像を左眼で、右眼用映像を右眼で、それぞれ観
察することになり、映像を立体視することができる。
部に装着して、表示装置15に表示される映像を観察す
ることによって、図2(e)及び(f)に示すように、
左眼用映像を左眼で、右眼用映像を右眼で、それぞれ観
察することになり、映像を立体視することができる。
【0050】ところで、本実施例においては、表示装置
15は、左眼用映像及び右眼用映像を図4に示すように
表示しているので、観察者は、表示装置15に表示され
る映像を正常なインタレース状態で観察することができ
ない。このことを図5を参照して説明する。
15は、左眼用映像及び右眼用映像を図4に示すように
表示しているので、観察者は、表示装置15に表示され
る映像を正常なインタレース状態で観察することができ
ない。このことを図5を参照して説明する。
【0051】図5は、図4に示す表示のうち左眼用映像
のみを取り出して示した図である。図5に示すように、
奇数フィールド走査時において、所定のラインOnに左
眼用映像信号Lonに対応する左眼用映像が表示された
とき、次に表示される、左眼用映像信号Lo(n+2)
に対応する左眼用映像は、ラインOn+2に表示される
(ラインOn+1には、右眼用映像信号Ro(n+1)に
対応する右眼用映像が表示される。
のみを取り出して示した図である。図5に示すように、
奇数フィールド走査時において、所定のラインOnに左
眼用映像信号Lonに対応する左眼用映像が表示された
とき、次に表示される、左眼用映像信号Lo(n+2)
に対応する左眼用映像は、ラインOn+2に表示される
(ラインOn+1には、右眼用映像信号Ro(n+1)に
対応する右眼用映像が表示される。
【0052】また、同様に、偶数フィールド走査時にお
いては、左眼用映像信号Lenに対応する左眼用映像
は、所定のラインOnと On+1との間のラインEnに表示
され、次の左眼用映像信号Le(n+2)に対応する左
眼用映像はラインEn+2に表示される(ラインEn+1に
は、右眼用映像信号Re(n+1)に対応する右眼用映
像が表示される(図示せず))。
いては、左眼用映像信号Lenに対応する左眼用映像
は、所定のラインOnと On+1との間のラインEnに表示
され、次の左眼用映像信号Le(n+2)に対応する左
眼用映像はラインEn+2に表示される(ラインEn+1に
は、右眼用映像信号Re(n+1)に対応する右眼用映
像が表示される(図示せず))。
【0053】従って、偶数フィールド走査時における左
眼用映像の表示ラインが、奇数フィールド走査時におけ
る左眼用映像の表示ラインの中間のラインとはならず
(すなわち、ラインOnとラインEn間の間隔aと、ライ
ンEnとラインOn+2間の間隔bとが異なる間隔とな
り)、観察者は、左眼用映像を正常なインタレース状態
で観察することができない。なお、このことは右眼用映
像においても同様であることは言うまでもない。
眼用映像の表示ラインが、奇数フィールド走査時におけ
る左眼用映像の表示ラインの中間のラインとはならず
(すなわち、ラインOnとラインEn間の間隔aと、ライ
ンEnとラインOn+2間の間隔bとが異なる間隔とな
り)、観察者は、左眼用映像を正常なインタレース状態
で観察することができない。なお、このことは右眼用映
像においても同様であることは言うまでもない。
【0054】そこで、奇数フィールド走査時においてラ
インOn,On+2,・・・に表示される左眼用映像を、そ
れぞれ、1ライン上のラインEn-1,En+1,・・・に移
動させて表示するようにすれば、偶数フィールド走査時
における左眼用映像信号Len,Le(n+2),・・
・の表示ラインが、奇数フィールド走査時における左眼
用映像信号Lon,Lo(n+2),Lo(n+4),
・・・の表示ラインの中間にくるようになり、観察者
に、左眼用映像を正常なインタレース状態で観察させる
ようにすることができる(右眼用映像についても同様で
ある)。
インOn,On+2,・・・に表示される左眼用映像を、そ
れぞれ、1ライン上のラインEn-1,En+1,・・・に移
動させて表示するようにすれば、偶数フィールド走査時
における左眼用映像信号Len,Le(n+2),・・
・の表示ラインが、奇数フィールド走査時における左眼
用映像信号Lon,Lo(n+2),Lo(n+4),
・・・の表示ラインの中間にくるようになり、観察者
に、左眼用映像を正常なインタレース状態で観察させる
ようにすることができる(右眼用映像についても同様で
ある)。
【0055】この処理を行うために、図6に示す垂直偏
向回路30を表示装置15の内部に設ける。なお、本実
施例の場合、表示装置15としてCRTが用いられてい
るものとする。
向回路30を表示装置15の内部に設ける。なお、本実
施例の場合、表示装置15としてCRTが用いられてい
るものとする。
【0056】図6に示す垂直偏向回路30においては、
基準鋸歯状波発生回路31は、図7(a)に示す垂直偏
向用鋸歯状波を発生して、信号加算回路33に供給する
ようになされている。この垂直偏向用鋸歯状波は、通常
の垂直走査を行うための信号波である。
基準鋸歯状波発生回路31は、図7(a)に示す垂直偏
向用鋸歯状波を発生して、信号加算回路33に供給する
ようになされている。この垂直偏向用鋸歯状波は、通常
の垂直走査を行うための信号波である。
【0057】補正用信号発生回路32は、図7(b)に
示す補正用信号を発生して、信号加算回路33に供給す
るようになされている。この補正用信号(図7(b))
は、基準鋸歯状波発生回路31が発生する垂直偏向用鋸
歯状波(図7(a))に同期した信号であり、偶数フィ
ールド時においては0であり、奇数フィールド時におい
ては所定のレベル(所定のライン上に配置されるべき信
号を1ライン上のラインに移動させるようなレベル)だ
け高レベルになる。
示す補正用信号を発生して、信号加算回路33に供給す
るようになされている。この補正用信号(図7(b))
は、基準鋸歯状波発生回路31が発生する垂直偏向用鋸
歯状波(図7(a))に同期した信号であり、偶数フィ
ールド時においては0であり、奇数フィールド時におい
ては所定のレベル(所定のライン上に配置されるべき信
号を1ライン上のラインに移動させるようなレベル)だ
け高レベルになる。
【0058】信号加算回路33は、基準鋸歯状波発生回
路31から供給された垂直偏向用鋸歯状波と補正用信号
発生回路32から供給された補正用信号とを加算する
(垂直偏向用鋸歯状波を補正用信号で補正する)ように
なされており、加算した信号を差動増幅器34に供給す
る。
路31から供給された垂直偏向用鋸歯状波と補正用信号
発生回路32から供給された補正用信号とを加算する
(垂直偏向用鋸歯状波を補正用信号で補正する)ように
なされており、加算した信号を差動増幅器34に供給す
る。
【0059】差動増幅器34に供給される信号は、図7
(c)に示す補正後の垂直偏向用鋸歯状波であり、基準
鋸歯状波発生回路31が発生した補正前の垂直偏向用鋸
歯状波に較べて、奇数フィールドにおける信号のレベル
が、補正用信号のレベル分だけ高くなっている。
(c)に示す補正後の垂直偏向用鋸歯状波であり、基準
鋸歯状波発生回路31が発生した補正前の垂直偏向用鋸
歯状波に較べて、奇数フィールドにおける信号のレベル
が、補正用信号のレベル分だけ高くなっている。
【0060】差動増幅器34は、信号加算回路33から
入力された補正後の垂直偏向用鋸歯状波を増幅して、補
正後の垂直偏向用鋸歯状波に対応する垂直偏向電流が垂
直偏向コイル35に供給されるようにする。垂直偏向コ
イル35は、供給された垂直偏向電流に対応して、垂直
走査を行うようになされている。所定の抵抗値を有する
フィードバック用抵抗36は、その一端が垂直偏向コイ
ル35に接続され、その他端が接地されており、垂直偏
向コイル35とフィードバック用抵抗36との接続点の
電圧(垂直偏向電流に対応する電圧)が、差動増幅器3
4に負帰還され、信号の安定化のために用いられてい
る。
入力された補正後の垂直偏向用鋸歯状波を増幅して、補
正後の垂直偏向用鋸歯状波に対応する垂直偏向電流が垂
直偏向コイル35に供給されるようにする。垂直偏向コ
イル35は、供給された垂直偏向電流に対応して、垂直
走査を行うようになされている。所定の抵抗値を有する
フィードバック用抵抗36は、その一端が垂直偏向コイ
ル35に接続され、その他端が接地されており、垂直偏
向コイル35とフィードバック用抵抗36との接続点の
電圧(垂直偏向電流に対応する電圧)が、差動増幅器3
4に負帰還され、信号の安定化のために用いられてい
る。
【0061】この垂直偏向回路30を用いることによっ
て、奇数フィールド走査時における垂直偏向用鋸歯状波
を、各ラインを1ライン上のラインに移動させるレベル
だけ高くするようにしたので、左眼用映像は、図8に示
すように表示される。
て、奇数フィールド走査時における垂直偏向用鋸歯状波
を、各ラインを1ライン上のラインに移動させるレベル
だけ高くするようにしたので、左眼用映像は、図8に示
すように表示される。
【0062】すなわち、奇数フィールド走査時において
は、左眼用映像信号Lon,Lo(n+2),・・・に
対応する左眼用映像が、ラインEn-1,En+1,・・・
に、それぞれ表示され、偶数フィールド走査時において
は、左眼用映像信号Len,Le(n+2),・・・に
対応する左眼用映像が、ラインEn,En+2,・・・に、
それぞれ表示される。従って、偶数フィールド走査時に
おける左眼用映像の表示ラインが、奇数フィールド走査
時における左眼用映像の表示ラインの中間のラインにな
り、観察者は左眼用映像を正常なインタレース状態で観
察することができるようになる。
は、左眼用映像信号Lon,Lo(n+2),・・・に
対応する左眼用映像が、ラインEn-1,En+1,・・・
に、それぞれ表示され、偶数フィールド走査時において
は、左眼用映像信号Len,Le(n+2),・・・に
対応する左眼用映像が、ラインEn,En+2,・・・に、
それぞれ表示される。従って、偶数フィールド走査時に
おける左眼用映像の表示ラインが、奇数フィールド走査
時における左眼用映像の表示ラインの中間のラインにな
り、観察者は左眼用映像を正常なインタレース状態で観
察することができるようになる。
【0063】また、このことは、右眼用映像においても
同様であり、垂直偏向回路30による処理を施した場合
の右眼用映像の表示状態を図9に示す。すなわち、奇数
フィールド走査時においては、右眼用映像信号Ro(n
+1),Ro(n+3),・・・に対応する右眼用映像
信号が、ラインEn,En+2,・・・に、それぞれ表示さ
れ、偶数フィールド走査時においては、右眼用映像信号
Re(n−1),Re(n+1),・・・に対応する右
眼用映像が、ラインEn-1,En+1,・・・に、それぞれ
表示される。従って、偶数フィールド走査時における右
眼用映像の表示ラインが、奇数フィールド走査時におけ
る右眼用映像の表示ラインの中間のラインになり、観察
者は右眼用映像を正常なインタレース状態で観察するこ
とができるようになる。
同様であり、垂直偏向回路30による処理を施した場合
の右眼用映像の表示状態を図9に示す。すなわち、奇数
フィールド走査時においては、右眼用映像信号Ro(n
+1),Ro(n+3),・・・に対応する右眼用映像
信号が、ラインEn,En+2,・・・に、それぞれ表示さ
れ、偶数フィールド走査時においては、右眼用映像信号
Re(n−1),Re(n+1),・・・に対応する右
眼用映像が、ラインEn-1,En+1,・・・に、それぞれ
表示される。従って、偶数フィールド走査時における右
眼用映像の表示ラインが、奇数フィールド走査時におけ
る右眼用映像の表示ラインの中間のラインになり、観察
者は右眼用映像を正常なインタレース状態で観察するこ
とができるようになる。
【0064】図10は、表示装置15に表示される左眼
用映像及び右眼用映像を同時に表示した状態を示す図
(すなわち、図8及び図9を合成した図)であり、所定
のラインEn-1には、左眼用映像信号Lon,右眼用映
像信号Re(n−1)に対応する映像が表示され、ライ
ンEnには、右眼用映像信号Ro(n+1),左眼用映
像信号Lenに対応する映像が表示され、以下同様に左
眼用映像及び右眼用映像が表示される。なお、ラインO
n-1,On,On+1,On+2,・・・には、映像は表示され
ない。
用映像及び右眼用映像を同時に表示した状態を示す図
(すなわち、図8及び図9を合成した図)であり、所定
のラインEn-1には、左眼用映像信号Lon,右眼用映
像信号Re(n−1)に対応する映像が表示され、ライ
ンEnには、右眼用映像信号Ro(n+1),左眼用映
像信号Lenに対応する映像が表示され、以下同様に左
眼用映像及び右眼用映像が表示される。なお、ラインO
n-1,On,On+1,On+2,・・・には、映像は表示され
ない。
【0065】本実施例においては、従来例のように、左
眼用映像及び右眼用映像が1フィールド毎に表示される
のではなく、1ライン毎に、切り換えて表示されるよう
にしたので、観察者の左眼及び右眼にそれぞれ提示され
る左眼用映像及び右眼用映像のフィールド周波数は60
Hzになり、人間の眼の臨界融合周波数を下回ることが
なくなるので、フリッカを抑制することが可能になる。
眼用映像及び右眼用映像が1フィールド毎に表示される
のではなく、1ライン毎に、切り換えて表示されるよう
にしたので、観察者の左眼及び右眼にそれぞれ提示され
る左眼用映像及び右眼用映像のフィールド周波数は60
Hzになり、人間の眼の臨界融合周波数を下回ることが
なくなるので、フリッカを抑制することが可能になる。
【0066】さらに、本実施例においては、左眼用映像
及び右眼用映像を1ライン毎に切り換えて表示させるよ
うにしているので、従来例において説明した左右眼映像
の逆転現象を抑制することも可能になる。
及び右眼用映像を1ライン毎に切り換えて表示させるよ
うにしているので、従来例において説明した左右眼映像
の逆転現象を抑制することも可能になる。
【0067】また、本発明を適用した立体映像表示制御
装置は、図11に示すように構成するようにすることも
できる。本実施例の立体映像表示制御装置50において
は、図1に示す左眼用カメラ11、右眼用カメラ12及
びライン制御装置14を用いて立体映像信号を生成し、
表示装置15に供給するのではなく、予め左眼用映像及
び右眼用映像が1ライン毎に交互に表示されるような立
体映像信号が記録されている記録媒体51を再生して、
左眼用映像及び右眼用映像を表示装置15に、1ライン
毎に表示させるようにしている。
装置は、図11に示すように構成するようにすることも
できる。本実施例の立体映像表示制御装置50において
は、図1に示す左眼用カメラ11、右眼用カメラ12及
びライン制御装置14を用いて立体映像信号を生成し、
表示装置15に供給するのではなく、予め左眼用映像及
び右眼用映像が1ライン毎に交互に表示されるような立
体映像信号が記録されている記録媒体51を再生して、
左眼用映像及び右眼用映像を表示装置15に、1ライン
毎に表示させるようにしている。
【0068】記録媒体51は、図2(d)に示す信号
(立体映像信号)を記録している映像信号記録部52及
び図2(c)に示す左右眼映像識別信号(但し、この信
号は、水平同期信号で代用することができる)を記録し
ている左右眼映像識別信号記録部53を備えている。
(立体映像信号)を記録している映像信号記録部52及
び図2(c)に示す左右眼映像識別信号(但し、この信
号は、水平同期信号で代用することができる)を記録し
ている左右眼映像識別信号記録部53を備えている。
【0069】この記録媒体51が、図示せぬ制御装置に
よって再生されると、映像信号記録部52に記録されて
いる立体映像信号が表示装置15に供給されると共に、
左右眼映像識別信号記録部53に記録されている左右眼
映像識別信号が、シャッタ眼鏡駆動回路17に供給され
る。
よって再生されると、映像信号記録部52に記録されて
いる立体映像信号が表示装置15に供給されると共に、
左右眼映像識別信号記録部53に記録されている左右眼
映像識別信号が、シャッタ眼鏡駆動回路17に供給され
る。
【0070】本実施例においても、表示装置15は、供
給された立体映像信号に対応して、左眼用映像と右眼用
映像とを、1ライン毎に、交互に表示するので、フリッ
カを抑制すると共に、左右眼映像の逆転現象を抑制する
ようにすることができる。
給された立体映像信号に対応して、左眼用映像と右眼用
映像とを、1ライン毎に、交互に表示するので、フリッ
カを抑制すると共に、左右眼映像の逆転現象を抑制する
ようにすることができる。
【0071】また、本実施例においても、図6に示す垂
直偏向回路30を表示装置15に備えるようにすること
ができる。
直偏向回路30を表示装置15に備えるようにすること
ができる。
【0072】以上に示した実施例においては、図2
(d)に示す映像信号が表示装置15に入力され、その
映像信号に対応する映像が表示されるが、左眼用カメラ
11及び右眼用カメラ12からライン制御装置14に供
給された左眼用映像信号及び右眼用映像信号が、1ライ
ン毎に欠落している。すなわち、この場合においては、
図2(a)に示す左眼用映像信号Lo2,Lo4,・・
・、及び図2(b)に示す右眼用映像信号Ro1,Ro
3,・・・が表示装置15に入力されていない(偶数フ
ィールド時も同様)。従って、表示装置15に表示され
る映像が、多少、雑な(分解能の低い)映像になる。そ
こで、映像信号の欠落を抑制するようにした実施例を以
下に示す。
(d)に示す映像信号が表示装置15に入力され、その
映像信号に対応する映像が表示されるが、左眼用カメラ
11及び右眼用カメラ12からライン制御装置14に供
給された左眼用映像信号及び右眼用映像信号が、1ライ
ン毎に欠落している。すなわち、この場合においては、
図2(a)に示す左眼用映像信号Lo2,Lo4,・・
・、及び図2(b)に示す右眼用映像信号Ro1,Ro
3,・・・が表示装置15に入力されていない(偶数フ
ィールド時も同様)。従って、表示装置15に表示され
る映像が、多少、雑な(分解能の低い)映像になる。そ
こで、映像信号の欠落を抑制するようにした実施例を以
下に示す。
【0073】図12は、本発明を適用した立体映像表示
制御装置の他の実施例の構成を示すブロック図である。
本実施例の立体映像表示制御装置100においては、左
眼用カメラ111及び右眼用カメラ112は、NTSC
方式に準拠した撮像装置であり、両眼視差に対応する距
離だけ、水平に離間して配置されており、タイミング信
号発生装置115から供給されるタイミングクロックに
よって同期が取られており、同一の被写体を撮像して、
それぞれ、左眼用映像信号及び右眼用映像信号を生成す
るようになされている。
制御装置の他の実施例の構成を示すブロック図である。
本実施例の立体映像表示制御装置100においては、左
眼用カメラ111及び右眼用カメラ112は、NTSC
方式に準拠した撮像装置であり、両眼視差に対応する距
離だけ、水平に離間して配置されており、タイミング信
号発生装置115から供給されるタイミングクロックに
よって同期が取られており、同一の被写体を撮像して、
それぞれ、左眼用映像信号及び右眼用映像信号を生成す
るようになされている。
【0074】左眼用カメラ111及び右眼用カメラ11
2によって生成された左眼用映像信号及び右眼用映像信
号は、タイミング信号発生装置115により発生される
書き込み用クロックfsによって、それぞれ、左眼用メ
モリ113及び右眼用メモリ114に書き込まれる。ま
た、左眼用メモリ113及び右眼用メモリ114に、そ
れぞれ書き込まれた左眼用映像信号及び右眼用映像信号
は、タイミング信号発生装置115により発生される読
み出し用クロック2fs(書き込み用クロックfsの2
倍の周波数のクロック)によって、ライン倍速変換され
て読み出され(後述する)、ライン制御装置116に供
給されるようになされている。
2によって生成された左眼用映像信号及び右眼用映像信
号は、タイミング信号発生装置115により発生される
書き込み用クロックfsによって、それぞれ、左眼用メ
モリ113及び右眼用メモリ114に書き込まれる。ま
た、左眼用メモリ113及び右眼用メモリ114に、そ
れぞれ書き込まれた左眼用映像信号及び右眼用映像信号
は、タイミング信号発生装置115により発生される読
み出し用クロック2fs(書き込み用クロックfsの2
倍の周波数のクロック)によって、ライン倍速変換され
て読み出され(後述する)、ライン制御装置116に供
給されるようになされている。
【0075】タイミング信号発生装置115は、上記
の、左眼用カメラ111及び右眼用カメラ112の同期
を取るためのタイミングクロック、左眼用映像信号及び
右眼用映像信号を、それぞれ左眼用メモリ113及び右
眼用メモリ114に書き込むための書き込み用クロック
fs及び左眼用メモリ113及び右眼用メモリ114
に、それぞれ書き込まれた左眼用映像信号及び右眼用映
像信号を、ライン倍速変換して読み出すための読み出し
用クロック2fsの3個のクロックの他に、左右眼映像
識別信号2fh(後述する)を発生し、この左右眼映像
識別信号2fhを、ライン制御装置116及びシャッタ
眼鏡駆動装置119に供給するようになされている。
の、左眼用カメラ111及び右眼用カメラ112の同期
を取るためのタイミングクロック、左眼用映像信号及び
右眼用映像信号を、それぞれ左眼用メモリ113及び右
眼用メモリ114に書き込むための書き込み用クロック
fs及び左眼用メモリ113及び右眼用メモリ114
に、それぞれ書き込まれた左眼用映像信号及び右眼用映
像信号を、ライン倍速変換して読み出すための読み出し
用クロック2fsの3個のクロックの他に、左右眼映像
識別信号2fh(後述する)を発生し、この左右眼映像
識別信号2fhを、ライン制御装置116及びシャッタ
眼鏡駆動装置119に供給するようになされている。
【0076】ライン制御装置116は、左眼用メモリ1
13及び右眼用メモリ114から読み出されて供給され
る左眼用映像信号及び右眼用映像信号を、タイミング信
号発生装置115から供給される左右眼映像識別信号2
fhに対応して、切り換えて表示装置117に供給する
ようになされている(後述する)。
13及び右眼用メモリ114から読み出されて供給され
る左眼用映像信号及び右眼用映像信号を、タイミング信
号発生装置115から供給される左右眼映像識別信号2
fhに対応して、切り換えて表示装置117に供給する
ようになされている(後述する)。
【0077】シャッタ眼鏡118は、図1に示すシャッ
タ眼鏡16と同様、左眼部及び右眼部に、それぞれシャ
ッタ機構を備えており、シャッタ眼鏡駆動装置119の
制御に対応して動作する。シャッタ眼鏡駆動装置119
は、タイミング信号発生装置115から供給される左右
眼映像識別信号2fhに対応して、シャッタ眼鏡118
を駆動するようになされている。
タ眼鏡16と同様、左眼部及び右眼部に、それぞれシャ
ッタ機構を備えており、シャッタ眼鏡駆動装置119の
制御に対応して動作する。シャッタ眼鏡駆動装置119
は、タイミング信号発生装置115から供給される左右
眼映像識別信号2fhに対応して、シャッタ眼鏡118
を駆動するようになされている。
【0078】次に、本実施例の立体映像表示制御装置1
00の動作を、図13のタイミングチャートを参照して
説明する。
00の動作を、図13のタイミングチャートを参照して
説明する。
【0079】左眼用カメラ111及び右眼用カメラ11
2は、同一の被写体を撮像し、それぞれ、図13(a)
に示す左眼用映像信号及び図13(b)に示す右眼用映
像信号を発生する。この左眼用映像信号及び右眼用映像
信号は、図2(a),(b)に示す左眼用映像信号及び
右眼用映像信号と同一の信号であり、NTSC方式にお
ける水平走査周波数と同一の周波数の信号である。な
お、上述したように、左眼用映像信号及び右眼用映像信
号は、完全に同期が取られている。
2は、同一の被写体を撮像し、それぞれ、図13(a)
に示す左眼用映像信号及び図13(b)に示す右眼用映
像信号を発生する。この左眼用映像信号及び右眼用映像
信号は、図2(a),(b)に示す左眼用映像信号及び
右眼用映像信号と同一の信号であり、NTSC方式にお
ける水平走査周波数と同一の周波数の信号である。な
お、上述したように、左眼用映像信号及び右眼用映像信
号は、完全に同期が取られている。
【0080】左眼用カメラ111及び右眼用カメラ11
2によって、それぞれ発生された左眼用映像信号及び右
眼用映像信号は、タイミング信号発生装置115が発生
する書き込み用クロックfsによって、それぞれ、左眼
用メモリ113及び右眼用メモリ114に書き込まれ
る。
2によって、それぞれ発生された左眼用映像信号及び右
眼用映像信号は、タイミング信号発生装置115が発生
する書き込み用クロックfsによって、それぞれ、左眼
用メモリ113及び右眼用メモリ114に書き込まれ
る。
【0081】左眼用メモリ113及び右眼用映像114
に、それぞれ書き込まれた左眼用映像信号及び右眼用映
像信号は、タイミング信号発生装置115の読み出し用
クロック2fsによって、ライン倍速処理され、2回読
み出される。
に、それぞれ書き込まれた左眼用映像信号及び右眼用映
像信号は、タイミング信号発生装置115の読み出し用
クロック2fsによって、ライン倍速処理され、2回読
み出される。
【0082】すなわち、左眼用メモリ114には、図1
3(a)に示す左眼用映像信号Lo1,Lo2,・・・
(以上、奇数フィールド),Le1,Le2,・・・
(以上、偶数フィールド)が書き込まれている。この左
眼用映像信号が、読み出し用クロック2fsによって、
NTSC方式の水平走査周波数の2倍の周波数の映像信
号に変換され、2回読み出される。つまり、図13
(c)に示すように、左眼用映像は、Lo1,Lo1,
Lo2,Lo2,・・・(以上、奇数フィールド),L
e1,Le1,Le2,Le2,・・・(以上、偶数フ
ィールド)のように読み出される。このライン倍速処理
された左眼用映像信号の周波数は、NTSC方式の水平
走査周波数の2倍の周波数である。
3(a)に示す左眼用映像信号Lo1,Lo2,・・・
(以上、奇数フィールド),Le1,Le2,・・・
(以上、偶数フィールド)が書き込まれている。この左
眼用映像信号が、読み出し用クロック2fsによって、
NTSC方式の水平走査周波数の2倍の周波数の映像信
号に変換され、2回読み出される。つまり、図13
(c)に示すように、左眼用映像は、Lo1,Lo1,
Lo2,Lo2,・・・(以上、奇数フィールド),L
e1,Le1,Le2,Le2,・・・(以上、偶数フ
ィールド)のように読み出される。このライン倍速処理
された左眼用映像信号の周波数は、NTSC方式の水平
走査周波数の2倍の周波数である。
【0083】一方、右眼用メモリ114には、図13
(b)に示す右眼用映像信号Ro1,Ro2,・・・
(以上、奇数フィールド),Re1,Re2,・・・
(以上、偶数フィールド)が書き込まれている。この右
眼用映像信号が、読み出し用クロック2fsによって、
NTSC方式の水平走査周波数の2倍の周波数の映像信
号に変換され、2回読み出される。つまり、図13
(d)に示すように、右眼用映像信号は、Ro1,Ro
1,Ro2,Ro2,・・・(以上、奇数フィール
ド),Re1,Re1,Re2,Re2,・・・(以
上、偶数フィールド)のように読み出される。このライ
ン倍速処理された右眼用映像信号の周波数は、NTSC
方式の水平走査周波数の2倍の周波数である。
(b)に示す右眼用映像信号Ro1,Ro2,・・・
(以上、奇数フィールド),Re1,Re2,・・・
(以上、偶数フィールド)が書き込まれている。この右
眼用映像信号が、読み出し用クロック2fsによって、
NTSC方式の水平走査周波数の2倍の周波数の映像信
号に変換され、2回読み出される。つまり、図13
(d)に示すように、右眼用映像信号は、Ro1,Ro
1,Ro2,Ro2,・・・(以上、奇数フィール
ド),Re1,Re1,Re2,Re2,・・・(以
上、偶数フィールド)のように読み出される。このライ
ン倍速処理された右眼用映像信号の周波数は、NTSC
方式の水平走査周波数の2倍の周波数である。
【0084】ライン制御装置116には、通常のNTS
C方式における水平走査周波数の2倍の周波数の左右眼
映像識別信号2fhが供給されており、左右眼映像識別
信号2fhが高レベルのとき、ライン倍速処理された左
眼用映像信号が表示装置117に供給され、左右眼映像
識別信号2fhが低レベルのとき、ライン倍速処理され
た右眼用映像信号が表示装置117に供給される。
C方式における水平走査周波数の2倍の周波数の左右眼
映像識別信号2fhが供給されており、左右眼映像識別
信号2fhが高レベルのとき、ライン倍速処理された左
眼用映像信号が表示装置117に供給され、左右眼映像
識別信号2fhが低レベルのとき、ライン倍速処理され
た右眼用映像信号が表示装置117に供給される。
【0085】また、上述した左右眼映像識別信号2fh
は、奇数フィールド時と偶数フィールド時とで、極性が
逆転している。すなわち、タイミング信号発生装置11
5は、奇数フィールド時においては、図13(e)に示
す左右眼映像識別信号2fhを発生し、偶数フィールド
時においては、図13(i)に示す左右眼映像識別信号
2fhを発生している。
は、奇数フィールド時と偶数フィールド時とで、極性が
逆転している。すなわち、タイミング信号発生装置11
5は、奇数フィールド時においては、図13(e)に示
す左右眼映像識別信号2fhを発生し、偶数フィールド
時においては、図13(i)に示す左右眼映像識別信号
2fhを発生している。
【0086】従って、図13(f)に示すように、奇数
フィールド時においては、映像信号が、左眼用映像信号
Lo1、右眼用映像信号Ro1、左眼用映像信号Lo
2、右眼用映像信号Ro2、・・・(いずれもライン倍
速処理されたもの)の順で表示装置117に供給され、
一方、図13(j)に示すように、偶数フィールド時に
おいては、映像信号が、右眼用映像信号Re1、左眼用
映像信号Le1、右眼用映像信号Re2、左眼用映像信
号Le2、・・・(いずれもライン倍速処理されたも
の)の順で表示装置117に供給される。従って、映像
信号の欠落が防止されている。
フィールド時においては、映像信号が、左眼用映像信号
Lo1、右眼用映像信号Ro1、左眼用映像信号Lo
2、右眼用映像信号Ro2、・・・(いずれもライン倍
速処理されたもの)の順で表示装置117に供給され、
一方、図13(j)に示すように、偶数フィールド時に
おいては、映像信号が、右眼用映像信号Re1、左眼用
映像信号Le1、右眼用映像信号Re2、左眼用映像信
号Le2、・・・(いずれもライン倍速処理されたも
の)の順で表示装置117に供給される。従って、映像
信号の欠落が防止されている。
【0087】なお、奇数フィールド時と偶数フィールド
時において、左右眼映像識別信号の極性を逆転させた理
由については後述する。
時において、左右眼映像識別信号の極性を逆転させた理
由については後述する。
【0088】表示装置117が内部に備える、図示せぬ
水平偏向回路(水平走査を行う回路)は、ライン制御装
置116から供給される映像信号がライン倍速処理され
た映像信号(NTSC方式の水平走査周波数の2倍の周
波数の信号)であることに対応して、通常のNTSC方
式の水平走査周波数の2倍の周波数で水平走査を行う。
なお、図示せぬ垂直偏向回路(垂直走査を行う回路)
は、通常のNTSC方式の場合と同様である。
水平偏向回路(水平走査を行う回路)は、ライン制御装
置116から供給される映像信号がライン倍速処理され
た映像信号(NTSC方式の水平走査周波数の2倍の周
波数の信号)であることに対応して、通常のNTSC方
式の水平走査周波数の2倍の周波数で水平走査を行う。
なお、図示せぬ垂直偏向回路(垂直走査を行う回路)
は、通常のNTSC方式の場合と同様である。
【0089】図14は、表示装置117の走査線構造図
であり、表示装置117に供給される映像信号がライン
倍速処理されていることから(水平走査が通常の2倍の
速さで行われることから)、表示装置117は、飛び越
し走査をせずに、水平ラインA1,A2,A3,A4,
・・・の順に垂直走査を行う(奇数フィールドにおいて
も、偶数フィールドにおいても、同一位置が走査され
る)。
であり、表示装置117に供給される映像信号がライン
倍速処理されていることから(水平走査が通常の2倍の
速さで行われることから)、表示装置117は、飛び越
し走査をせずに、水平ラインA1,A2,A3,A4,
・・・の順に垂直走査を行う(奇数フィールドにおいて
も、偶数フィールドにおいても、同一位置が走査され
る)。
【0090】従って、図15に示すように、奇数フィー
ルド時に表示装置117に供給される映像信号Lo1,
Ro1,Lo2,Ro2,・・・に対応する映像が、そ
れぞれ、ラインA1,A2,A3,A4,・・・に表示
され、偶数フィールド時に表示装置117に供給される
映像信号Re1,Le1,Re2,Le2,・・・に対
応する映像が、ラインA1,A2,A3,A4,・・・
に表示される。
ルド時に表示装置117に供給される映像信号Lo1,
Ro1,Lo2,Ro2,・・・に対応する映像が、そ
れぞれ、ラインA1,A2,A3,A4,・・・に表示
され、偶数フィールド時に表示装置117に供給される
映像信号Re1,Le1,Re2,Le2,・・・に対
応する映像が、ラインA1,A2,A3,A4,・・・
に表示される。
【0091】また、左右眼映像識別信号2fhは、シャ
ッタ眼鏡駆動装置119にも供給されており、シャッタ
眼鏡駆動装置119は、供給されている左右眼映像識別
信号2fhに対応して、シャッタ眼鏡118を駆動す
る。すなわち、左右眼映像識別信号2fhが高レベルで
あるとき、シャッタ眼鏡駆動装置119は、シャッタ眼
鏡118の左眼部のシャッタを開くとともに、右眼部の
シャッタを閉じる。一方、左右眼映像識別信号2fhが
低レベルであるとき、シャッタ眼鏡駆動装置119は、
シャッタ眼鏡118の右眼部のシャッタを開くととも
に、左眼部のシャッタを閉じる。
ッタ眼鏡駆動装置119にも供給されており、シャッタ
眼鏡駆動装置119は、供給されている左右眼映像識別
信号2fhに対応して、シャッタ眼鏡118を駆動す
る。すなわち、左右眼映像識別信号2fhが高レベルで
あるとき、シャッタ眼鏡駆動装置119は、シャッタ眼
鏡118の左眼部のシャッタを開くとともに、右眼部の
シャッタを閉じる。一方、左右眼映像識別信号2fhが
低レベルであるとき、シャッタ眼鏡駆動装置119は、
シャッタ眼鏡118の右眼部のシャッタを開くととも
に、左眼部のシャッタを閉じる。
【0092】観察者は、このシャッタ眼鏡118を眼部
に装着し、表示装置117に表示される映像を観察する
ことによって、左眼用映像を左眼で、右眼用映像を右眼
で観察することになり(図13(g),(h),
(k),(l))、映像を立体視することができる。
に装着し、表示装置117に表示される映像を観察する
ことによって、左眼用映像を左眼で、右眼用映像を右眼
で観察することになり(図13(g),(h),
(k),(l))、映像を立体視することができる。
【0093】上述したように、本実施例においては、左
右眼映像識別信号の極性が、奇数フィールド時と偶数フ
ィールド時とにおいて逆転している。この理由につい
て、左眼用映像を例に説明する。奇数フィールドにおい
ては、左眼用映像Lo1,Lo2,Lo3,・・・は、
それぞれ、ラインA1,A3,A5,・・・に表示され
る(ラインA2,A4,A6,・・・には、右眼用映像
が表示される)。一方、偶数フィールド時においては、
ライン制御装置116に供給される左右眼映像識別信号
の極性が逆転しているので、左眼用映像Le1,Le
2,Le3,・・・は、それぞれ、ラインA2,A4,
A6,・・・に表示される。
右眼映像識別信号の極性が、奇数フィールド時と偶数フ
ィールド時とにおいて逆転している。この理由につい
て、左眼用映像を例に説明する。奇数フィールドにおい
ては、左眼用映像Lo1,Lo2,Lo3,・・・は、
それぞれ、ラインA1,A3,A5,・・・に表示され
る(ラインA2,A4,A6,・・・には、右眼用映像
が表示される)。一方、偶数フィールド時においては、
ライン制御装置116に供給される左右眼映像識別信号
の極性が逆転しているので、左眼用映像Le1,Le
2,Le3,・・・は、それぞれ、ラインA2,A4,
A6,・・・に表示される。
【0094】従って、偶数フィールド時の左右眼映像識
別信号の極性を、奇数フィールド時の極性に対して逆転
させることによって、偶数フィールド時の左眼用映像
(例えばLe1)の表示ライン(例えばラインA2)
が、奇数フィールド時の左眼用映像(例えばLo1,L
o2)の表示ライン(例えばラインA1,A3)の中間
にくるようになり、観察者は左眼用映像を、正常なイン
タレース状態で観察することができる。なお、このこと
は、右眼用映像についても同様であることはいうまでも
ない。
別信号の極性を、奇数フィールド時の極性に対して逆転
させることによって、偶数フィールド時の左眼用映像
(例えばLe1)の表示ライン(例えばラインA2)
が、奇数フィールド時の左眼用映像(例えばLo1,L
o2)の表示ライン(例えばラインA1,A3)の中間
にくるようになり、観察者は左眼用映像を、正常なイン
タレース状態で観察することができる。なお、このこと
は、右眼用映像についても同様であることはいうまでも
ない。
【0095】本実施例においては、左眼用カメラ111
及び右眼用カメラ112から、それぞれ出力された左眼
用映像及び右眼用映像をライン倍速処理し、2回読み出
し、1ライン毎に交互に表示装置117に供給するよう
にしているので、映像ラインの欠落を防止するようにす
ることができる。
及び右眼用カメラ112から、それぞれ出力された左眼
用映像及び右眼用映像をライン倍速処理し、2回読み出
し、1ライン毎に交互に表示装置117に供給するよう
にしているので、映像ラインの欠落を防止するようにす
ることができる。
【0096】また、本実施例においても、左眼用映像と
右眼用映像とを、1ライン毎に、切り換えて表示させる
ようにしているので、フリッカを抑制すると共に、左右
眼映像の逆転現象を抑制することが可能になる。
右眼用映像とを、1ライン毎に、切り換えて表示させる
ようにしているので、フリッカを抑制すると共に、左右
眼映像の逆転現象を抑制することが可能になる。
【0097】なお、以上の説明においては、左眼用カメ
ラ及び右眼用カメラが被写体を撮像して、それぞれ左眼
用映像信号及び右眼用映像信号を生成するようにしてい
るが、本発明は、これに限らず、放送局等から送信され
る左眼用映像及び右眼用映像をアンテナを介して受信す
るようにしてもよい。
ラ及び右眼用カメラが被写体を撮像して、それぞれ左眼
用映像信号及び右眼用映像信号を生成するようにしてい
るが、本発明は、これに限らず、放送局等から送信され
る左眼用映像及び右眼用映像をアンテナを介して受信す
るようにしてもよい。
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明の立体映像信号生
成装置、立体映像信号生成方法、立体映像信号記録媒
体、立体映像表示制御装置及び立体映像表示制御方法に
よれば、左眼用映像と右眼用映像とを、1ライン毎に切
り換えて表示させるようにしたので、フリッカを抑制す
ると共に、左右眼映像の逆転現象を抑制するようにする
ことができる。
成装置、立体映像信号生成方法、立体映像信号記録媒
体、立体映像表示制御装置及び立体映像表示制御方法に
よれば、左眼用映像と右眼用映像とを、1ライン毎に切
り換えて表示させるようにしたので、フリッカを抑制す
ると共に、左右眼映像の逆転現象を抑制するようにする
ことができる。
【図1】本発明を適用した立体映像表示制御装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す立体映像表示制御装置1の動作を説
明するタイミングチャートである。
明するタイミングチャートである。
【図3】表示装置15の走査線構造を示す図である。
【図4】本実施例における表示装置15の表示の様子を
説明する図である。
説明する図である。
【図5】図4のに示す映像のうち、左眼用映像のみを取
り出して示した図である。
り出して示した図である。
【図6】表示装置15が内部に備える垂直偏向回路30
の一構成例を示すブロック図である。
の一構成例を示すブロック図である。
【図7】図6に示す垂直偏向回路30の動作を説明する
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図8】補正後の左眼用映像の表示の様子を説明する図
である。
である。
【図9】補正後の右眼用映像の表示の様子を説明する図
である。
である。
【図10】補正後の表示装置15の表示状態を説明する
図である。
図である。
【図11】本発明を適用した立体映像表示制御装置の他
の実施例の構成を示すブロック図である。
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明を適用した立体映像表示制御装置の他
の実施例の構成を示すブロック図である。
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図13】図12に示す立体映像表示制御装置100の
動作を説明するタイミングチャートである。
動作を説明するタイミングチャートである。
【図14】表示装置117の走査線構造を示す図であ
る。
る。
【図15】表示装置117に表示される左眼用映像と右
眼用映像の表示状態を説明する図である。
眼用映像の表示状態を説明する図である。
【図16】従来の立体映像表示制御装置の一構成例を示
す図である。
す図である。
【図17】図16に示す表示装置211の表示の様子を
説明する図である。
説明する図である。
【図18】図16に示す表示装置211に静止画像が表
示された場合の様子を示す図である。
示された場合の様子を示す図である。
【図19】左右眼映像の逆転現象を説明する図である。
1 立体映像表示制御装置 11 左眼用カメラ 12 右眼用カメラ 13 タイミング信号発生装置 14 ライン制御装置 15 表示装置 16 シャッタ眼鏡 17 シャッタ眼鏡駆動装置 30 垂直偏向回路 31 基準鋸歯状波発生回路 32 補正用信号発生回路 33 信号加算回路 34 差動増幅器 35 垂直偏向コイル 36 フィードバック用抵抗 50 立体映像表示制御装置 51 記録媒体 52 映像信号記録部 53 左右眼映像識別信号記録部 100 立体映像表示制御装置 111 左眼用カメラ 112 右眼用カメラ 113 左眼用メモリ 114 右眼用メモリ 115 タイミング信号発生装置 116 ライン制御装置 117 表示装置 118 シャッタ眼鏡 119 シャッタ眼鏡駆動装置 211 表示装置 212 シャッタ眼鏡 213 右眼 214 左眼
Claims (7)
- 【請求項1】 観察者の左眼に提示される左眼用映像
と、前記観察者の右眼に提示される右眼用映像とを有す
る立体映像信号を生成する立体映像信号生成装置におい
て、 前記左眼用映像を撮像する第1の撮像手段と、 前記右眼用映像を撮像する第2の撮像手段と、 1画面を構成する複数のラインが、前記左眼用映像の信
号のラインと、前記右眼用映像の信号のラインとで交互
に形成されるように、前記第1の撮像手段の出力と前記
第2の撮像手段の出力とを選択する選択手段とを備える
ことを特徴とする立体映像信号生成装置。 - 【請求項2】 観察者の左眼に提示される左眼用映像
と、前記観察者の右眼に提示される右眼用映像とを有す
る立体映像信号を生成する立体映像信号生成方法におい
て、 前記左眼用映像及び右眼用映像を撮像し、 1画面を構成する複数のラインが、前記左眼用映像の信
号のラインと、前記右眼用映像の信号のラインとで交互
に形成されるように、撮像された前記左眼用映像と前記
右眼用映像とを選択することを特徴とする立体映像信号
生成方法。 - 【請求項3】 観察者の左眼に提示される左眼用映像と
前記観察者の右眼に提示される右眼用映像とを有する立
体映像信号が記録される立体映像信号記録媒体におい
て、 1画面を構成する複数のラインが、前記左眼用映像の信
号のラインと、前記右眼用映像の信号のラインとを交互
に配置して形成されている立体映像信号が記録されてい
る記録手段を備えることを特徴とする立体映像信号記録
媒体。 - 【請求項4】 左右眼視差を利用した立体映像信号の左
眼用映像と右眼用映像とを、観察者の左眼と右眼に、交
互に表示させる立体映像表示制御装置において、 1画面を構成する複数のラインが、前記左眼用映像の信
号のラインと、前記右眼用映像の信号のラインとを交互
に配置して形成されている前記立体映像信号を発生する
発生手段と、 前記発生手段の発生する前記左眼用映像のラインと前記
右眼用映像のラインに同期して、前記左眼用映像と前記
右眼用映像の、前記観察者の左眼及び右眼への提供をラ
イン毎に制御する映像提供制御手段とを備えることを特
徴とする立体映像表示制御装置。 - 【請求項5】 前記左眼用映像のライン及び右眼用映像
のラインにより形成される映像を表示する表示手段をさ
らに備えることを特徴とする請求項4に記載の立体映像
表示制御装置。 - 【請求項6】 前記立体映像信号が、インタレース表示
される信号である場合において、 奇数フィールドの前記信号のラインを偶数フィールドの
前記信号のラインの位置に移動させるか、または偶数フ
ィールドの前記信号のラインを奇数フィールドの前記信
号のラインの位置に移動させるライン移動手段をさらに
備えることを特徴とする請求項4に記載の立体映像表示
制御装置。 - 【請求項7】 左右眼視差を利用した立体映像信号の左
眼用映像と右眼用映像とを観察者の左眼と右眼に、交互
に表示させる立体映像表示制御方法において、 1画面を構成する複数のラインが、前記左眼用映像の信
号のラインと、前記右眼用映像の信号のラインとを交互
に配置して形成されている前記立体映像信号を発生し、 発生された前記左眼用映像のラインと右眼用映像のライ
ンに同期して、前記左眼用映像と右眼用映像の、前記観
察者の左眼及び右眼への提供をライン毎に制御すること
を特徴とする立体映像表示制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136721A JPH08331601A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 立体映像信号生成装置、立体映像信号生成方法、立体映像信号記録媒体、立体映像表示制御装置及び立体映像表示制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136721A JPH08331601A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 立体映像信号生成装置、立体映像信号生成方法、立体映像信号記録媒体、立体映像表示制御装置及び立体映像表示制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08331601A true JPH08331601A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15181948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7136721A Withdrawn JPH08331601A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 立体映像信号生成装置、立体映像信号生成方法、立体映像信号記録媒体、立体映像表示制御装置及び立体映像表示制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08331601A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013059036A (ja) * | 2009-02-17 | 2013-03-28 | Panasonic Corp | 再生装置、再生方法、プログラム |
JP5297531B2 (ja) * | 2009-09-18 | 2013-09-25 | 株式会社東芝 | 立体画像表示装置 |
US8908017B2 (en) | 2008-10-15 | 2014-12-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for driving glasses-type stereoscopic display preventing visual fatigue and refractive index-variable shutter glasses |
US9210415B2 (en) | 2009-01-22 | 2015-12-08 | Nec Corporation | Three-dimensional picture viewing system, display system, optical shutter, and three-dimensional picture viewing method |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP7136721A patent/JPH08331601A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8908017B2 (en) | 2008-10-15 | 2014-12-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for driving glasses-type stereoscopic display preventing visual fatigue and refractive index-variable shutter glasses |
KR101483471B1 (ko) * | 2008-10-15 | 2015-01-16 | 삼성전자주식회사 | 시각피로 없는 안경식 스테레오스코픽 디스플레이 구동 방법 및 굴절률 가변 셔터 안경 |
US9210415B2 (en) | 2009-01-22 | 2015-12-08 | Nec Corporation | Three-dimensional picture viewing system, display system, optical shutter, and three-dimensional picture viewing method |
JP2013059036A (ja) * | 2009-02-17 | 2013-03-28 | Panasonic Corp | 再生装置、再生方法、プログラム |
JP5297531B2 (ja) * | 2009-09-18 | 2013-09-25 | 株式会社東芝 | 立体画像表示装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |