JP4748251B2 - 映像変換方法および映像変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フィルム素材などに記録された映像を使用して立体画像として視認可能な3次元表示(以下、「3D立体表示」と略記する)を行う際に、3D立体表示における映像の動きを円滑にする映像変換方法およびこの変換方法を使用した映像変換装置に関する。
フィルム素材などに記録された映像を使用して3D立体表示を得る方法として、右眼用と左眼用の映像をそれぞれ提供する方法が従来知られている。人が物を見る場合、同じ物を見ていても右眼と左眼とで見える物の像に視認上の差異(以下、「視差」と略記する)が発生する。この視差により人は物を立体像として認識し、見た物の奥行を感じることができる。したがって、左右両眼の視差を反映した二つの映像データ(以下、「視差データ」と略記する)を作製し、これを使用することにより3D立体表示を行うことができる。
視差データは、同じカメラを2台使用し、右眼用を右側に、左眼用は左側に配置して対象物を撮影することにより作製することができる。
視差データを使用して表示装置により3D表示を行う方法として、例えば、右眼用と左眼用の映像信号を時系列に並べて表示し、右眼用と左眼用のレンズが映像に合わせて開閉するシャッターメガネを使用して、右眼用映像を右眼で、左眼用映像を左眼で見ることで3D立体表示を行うアクティブシャッタ方式が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
一方、3D立体表示を行う映像ソースとしては映画が注目されており、近年、広く普及しつつある。映画フィルムにおける素材の特徴としては、映像を24Hz(毎秒24フレーム)で撮影し、収録する場合が多く、従来の2次元表示では、24Hzの映像を3−2プルダウン処理によって、映像表示に適した60Hzにフレームレートを変換する方式が開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2002−262310号公報 特開2001−333391号公報
上記従来の技術では、映画フィルム等に記録された映像を3D立体表示する場合、映画フィルムに記録された映像の各フレームを3回−2回と交互に繰り返し表示するため、視聴者に映像がガタガタした印象(ジャダー)を与え、円滑な動きの映像を得ることができない。
本発明は、プルダウン処理による映像の不自然な動き(ジャダー)を軽減し、円滑な3D立体表示を行うことのできる映像変換方法およびこれを使用した映像変換装置を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1記載の映像変換装置は、左右両眼の視差を反映した二つの映像データである第1および第2視差データにより立体映像を表示するための映像変換装置であって、第1視差データの奇数フレーム、第1視差データの奇数フレームと対をなす第2視差データの奇数フレーム、第1視差データの偶数フレーム、および第1視差データの偶数フレームと対をなす第2視差データの偶数フレームがこの順序で繰り返し入力されるフレーム入力手段と、フレーム入力手段により入力された第1視差データおよび第2視差データの奇数フレームおよび偶数フレームを記憶するフレーム記憶手段と、フレーム記憶手段に記憶された第1視差データの同一の奇数フレームの(m+1)個と第1視差データの奇数フレームと対をなす第2視差データの同一の奇数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力し、引き続いてフレーム記憶手段に記憶された第2視差データの同一の偶数フレームの(m+1)個と第2視差データの偶数フレームと対をなす第1視差データの同一の偶数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力するフィールド出力手段とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、第1視差データの同一の奇数フレームの(m+1)個と第1視差データの奇数フレームと対をなす第2視差データの同一の奇数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力し、引き続いてフレーム記憶手段に記憶された第2視差データの同一の偶数フレームの(m+1)個と第2視差データの偶数フレームと対をなす第1視差データの同一の偶数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力することで、3D立体表示においてコマの切り替わりのタイミングを制御し、1コマごとの長さを一定にすることができる。これにより、24Hz映像をテレシネ変換する場合であっても、視聴者に違和感を与えるガタガタした印象(ジャダー)を抑制し、円滑な3D立体映像の表示が可能な高品質の映像変換装置を実現することができる。
また、本発明の請求項2記載の映像変換装置は、さらに、第1視差データが左眼用視差データで第2視差データが右眼用視差データ、または、第1視差データが右眼用視差データで第2視差データが左眼用視差データである。このような構成によれば、左眼用視差データと右眼用視差データから構成される標準的な3D立体表示用データに対応でき、データ処理も容易となり、映像変換装置の構成を簡略化することができる。
また、本発明の請求項3記載の映像変換装置は、さらに、フレーム入力手段から入力されるフレームの第1垂直同期周波数を検出し、検出した第1垂直同期周波数と前記フィールド出力手段から出力するフィールドの第2垂直同期周波数からmを決定する変換レート決定手段を備える。
このような構成によれば、変換レート決定手段により、入力フレームの垂直同期周波数と出力フィールドの垂直同期周波数とからmを決定することが可能となり、3D立体表示を行う出力装置の垂直同期周波数の変更にも容易に対応することができる。
また、本発明の請求項5記載の映像変換方法は、左右両眼の視差を反映した二つの映像データである第1および第2視差データにより立体映像を表示するための映像変換方法であって、第1視差データの奇数フレーム、第1視差データの奇数フレームと対をなす第2視差データの奇数フレーム、第1視差データの偶数フレーム、および第1視差データの偶数フレームと対をなす第2視差データの偶数フレームがこの順序で繰り返し入力されるフレーム入力ステップと、フレーム入力ステップで入力された第1視差データおよび第2視差データの奇数フレームおよび偶数フレームを記憶するフレーム記憶ステップと、フレーム記憶ステップで記憶された第1視差データの同一の奇数フレームの(m+1)個と第1視差データの奇数フレームと対をなす第2視差データの同一の奇数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力し、引き続いてフレーム記憶手段に記憶された第2視差データの同一の偶数フレームの(m+1)個と第2視差データの偶数フレームと対をなす第1視差データの同一の偶数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力するフィールド出力ステップとを備える。
このような方法によれば、第1視差データの同一の奇数フレームの(m+1)個と第1視差データの奇数フレームと対をなす第2視差データの同一の奇数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力し、引き続いてフレーム記憶手段に記憶された第2視差データの同一の偶数フレームの(m+1)個と第2視差データの偶数フレームと対をなす第1視差データの同一の偶数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力することで、3D立体表示においてコマの切り替わりのタイミングを制御し、1コマごとの長さを一定にすることができる。これにより、24Hz映像をテレシネ変換する場合であっても、視聴者に違和感を与えるガタガタした印象(ジャダー)を抑制し、円滑な3D立体映像の表示が可能な高品質の映像変換方法を実現することができる。
また、本発明の請求項6記載の映像変換方法は、さらに、第1視差データが左眼用視差データで第2視差データが右眼用視差データ、または、第1視差データが右眼用視差データで第2視差データが左眼用視差データである。
このような方法によれば、左眼用視差データと右眼用視差データから構成される標準的な3D立体表示用データに対応でき、データ処理が容易となり、映像変換方法の処理を簡略化することができる。
また、本発明の請求項7記載の映像変換方法は、さらに、フレーム入力ステップで入力されるフレームの第1垂直同期周波数を検出し、検出した第1垂直同期周波数とフィールド出力ステップで出力するフィールドの第2垂直同期周波数からmを決定する変換レート決定ステップを備える。
このような方法によれば、変換レート決定ステップにより、入力フレームの垂直同期周波数と出力フィールドの垂直同期周波数とからmを決定することが可能となり、3D立体表示を行う出力装置の垂直同期周波数の変更にも容易に対応することができる。
本発明の映像変換方法および映像変換装置によれば、映画フィルム等に記録された映像を3D立体表示する場合、テレシネ変換による映像品質の劣化(ジャダー)を軽減し、円滑な3D立体表示を実現することができる。
本発明の実施の形態1における3D立体表示に係わる説明図である。 本発明の実施形態1の映像変換装置の主な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1の映像変換装置に入力される視差映像信号の説明図である。 本発明の実施形態1の映像変換装置から出力される視差映像信号の説明図である。 本発明の実施形態1におけるフレームレート変換処理に関する説明図である。 本発明の実施形態1における同期信号生成に関する説明図である。 本発明の実施形態1におけるフレームレート変換処理のフローチャートである。
以下、本発明の映像変換装置および映像変換方法について、図1〜図7を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態1における映像変換装置は、視聴者の両眼の視差に係わる映像データである左眼用映像信号(第1視差データ)および右眼用映像信号(第2視差データ)により構成される3D映像信号により3D立体映像を表示するための映像変換装置である。
図1において、視聴者10が左眼10L、右眼10Rの両眼により対象物20を目視すると、左眼10L、右眼10Rの網膜(図示せず)にはそれぞれ映像20Lおよび20Rが投影される。この場合、対象物20を目視する方向は左眼10Lと右眼10Rとで異なるため、映像20Lおよび20Rには視差が発生する。したがって、映像20Lおよび20Rには視聴者10の左眼10L、右眼10Rの視差に係わる映像データが含まれており、視聴者10は映像20Lおよび20Rから対象物20を3次元立体映像として認識することができる。
本実施の形態1における映像変換装置は、左右両眼の視差を反映した二つの映像データである、例えば、映像20Lに係わる左眼用映像信号および映像20Rに係わる右眼用映像信号から構成された視差映像信号のテレシネ変換を行う。
次に、図2により、本実施の形態1における映像変換装置1(以下、本装置1と略記する)の基本構成および機能の概略について説明する。
図2に示すように、本装置1は、映像信号入力部100、フレームメモリ200、メモリ制御部300、同期信号生成部400、映像信号出力部500、および変換レート決定部600を備えることを特徴とする。
映像信号入力部100は、視差映像信号を受信して左眼用フレームと右眼用フレームを抽出し、また、視差映像信号に含まれる垂直同期信号を同期信号生成部400および変換レート決定部600に送信する。
フレームメモリ200は、映像信号入力部100において抽出されたフレームを記憶する。
同期信号生成部400は、映像信号入力部100から入力される視差映像信号に含まれる垂直同期信号(以下、入力V信号(第1垂直同期周波数)と略記する)から映像信号出力部500から出力するフィールドデータの垂直同期信号(以下、出力V信号(第2垂直同期周波数)と略記する)を生成し、メモリ制御部300、映像信号出力部500、およびフレームレート決定部600に送信する。
フレームレート決定部600は、入力V信号と出力V信号からメモリ制御部300で行うフレームレート変換処理に必要な変換パラメータを決定してメモリ制御部300に送信する。
メモリ制御部300は、映像信号入力部100から入力されるフレームをフレームメモリ200に書き込み、映像信号出力部500に出力するフレームをフレームメモリ200から読み出す制御を行う。また、1コマごとの入力フレームに対する出力フィールド数が一定となるよう、フレームレート決定部600から受信した変換パラメータに基づいてフレームメモリ200からの読み出しを制御し、フレームレート変換処理を行う。
映像信号出力部500は、フレームレート変換処理されたフィールドデータを出力する。
次に、本装置1における視差映像信号のフレームレート変換処理について、図3および図4により説明する。
図3および図4(a)に示すように、本装置1では、映画フィルムに記録された24Hz(毎秒24フレーム)の視差映像信号30がフレームシーケンシャル方式により、映像信号入力部100に左眼用フレームL(以下、L映像と略記する)および右眼用フレームR(以下、R映像と略記する)が交互に入力される。
図4(b)は、24Hzのフレームレートで入力される視差映像信号30を従来の3−2プルダウン処理により、映像表示に適した60Hzのフレームレートに変換した場合に出力される視差映像信号31を示すものである。この場合、3D立体映像の各フレームにおいてL映像およびR映像のペアを3回−2回と交互に繰り返し表示するため、1コマの長さが変化する。したがって、視聴者に映像がガタガタした印象(ジャダー)を与え、特に被写体が画面内をゆっくり移動する場合において画像の品質低下が顕著となる。例えば、入力される視差映像信号30の奇数番目のL映像とR映像が黒白の横縞の映像であり、偶数番目のL映像とR映像が黒白の縦縞の映像である場合には、上記従来の3−2プルダウン処理では、横縞の出力フィールドデータ数が縦縞の出力フィールドデータ数より多くなり、横縞の印象が強い映像が出力されることになる。
これに対して、本装置1では、図4(c)に示すように、フレームレート変換処理に伴うジャダーの発生を抑制するために、出力される視差映像信号32の各コマの長さが同じになるように出力フィールドデータの制御を行う。24HzのL映像およびR映像のペア(以下、LRペアと略記する)により1コマが構成される視差映像信号30に対し、120HzのL映像およびR映像により構成される視差映像信号32として、(LRペア2つ+L映像1つ)で構成されるコマと(LRペア2つ+R映像1つ)で構成されるコマを交互に繰り返して出力する。この方法によれば、出力される視差映像信号32の各コマの長さが変化せず、視聴者に映像がガタガタした印象(ジャダー)を与えることがない。例えば、上記図4(b)の所で例示した黒白の横縞、縦縞から成る視差映像信号30に対しても、本装置1の映像変換方法によれば、横縞と縦縞が同程度の印象を与える映像を出力することができる。
次に、本装置1のフレームレート変換処理について、図5により、説明する。
本装置1には、図5(a)に示す、例えば、映画のフィルムに記録された24コマ(フレーム)/秒の視差映像信号30が入力される。受信した視差映像信号30には、L映像L0、L1、L2、L3、・・・およびR映像R0、R1、R2、R3、・・・に対応する二つの視差データが含まれる。
映像信号入力部100は、入力された視差映像信号30からL映像の奇数フレーム(例えば、L0)、L映像の奇数フレームと対をなすR映像の奇数フレーム(例えば、R0)、L映像の偶数フレーム(例えば、L1)、L映像の偶数フレームと対をなすR映像の偶数フレーム(例えば、R1)を順次抽出し、メモリ制御部300に送信する。また、映像信号入力部100は、入力された視差映像信号30に含まれる24Hzの入力V信号をメモリ制御部300および同期信号生成部400に対して送信する。後続のL映像、R映像(L2・R2、L3・R3、・・・)についても同様の処理が行われる。
同期信号生成部400は、映像信号入力部100から送信される入力V信号を検出し、映像信号出力部500から出力するフィールドデータの120Hzの出力V信号を生成し、メモリ制御部300、映像信号出力部500、および変換レート決定部600に送信する。
ここで、図6に示すように、同期信号生成部400は、24Hzの入力V信号の間に入力V信号の周期の1/5のタイミングでV信号を4回内挿することで120Hz(5逓倍)の出力V信号を生成する。
変換レート決定部600は、入力V信号と出力V信号から変換パラメータを2と決定して、その値をメモリ制御部300に送信する。なお、変換パラメータは、入力V信号と出力V信号の値を2変数とする関数あるいは変換テーブルで与えられるものとする。
フレームメモリ200は、映像信号入力部100において抽出されたL映像およびR映像の奇数フレームおよび偶数フレームが記憶されるメモリである。
メモリ制御部300は、映像信号入力部100から受信したL映像およびR映像を、同じく映像信号入力部100から受信した24Hzの入力V信号に同期させてフレームメモリ200に書き込む制御を行う。一方、同期信号生成部400から受信した120Hzの出力V信号と同期させてフレームメモリ200からL映像およびR映像を読み出し、映像信号出力部500に送信する。
より詳述すると、メモリ制御部300は、映像信号入力部100から送信されてくるL映像およびR映像に対して、図5(a)に示すように入力V信号に同期し、フレームメモリ200のアドレス(4n+0、4n+1)のペアにL映像およびR映像の奇数フレームを、アドレス(4n+2、4n+3)のペアにL映像およびR映像の偶数フレームを書き込む(nは0以上の整数)。
さらに、ジャダー発生を抑制するために、変換レート決定部600から受信した変換パラーメータ(本実施の形態1での値は2)に基づくフレームレート変換処理として、図5(b)に示すように、出力V信号に同期してフレームメモリ200のアドレス(4n+0、4n+1)からL映像と対応するR映像を交互に2回ずつとL映像さらに1回読み出して映像信号出力部500に送信し、その後、フレームメモリ200のアドレス(4n+2、4n+3)からR映像と対応するL映像を交互に2回ずつとR映像さらに1回読み出して映像信号出力部500に送信する。
映像信号出力部500は、メモリ制御部300から送信されてくるL映像およびR映像を、同期信号生成部400から受信した出力V信号に同期させてフィールドデータとして出力する。
ここで、図6を用いて説明した本装置1のフレームレート変換処理の手順を示したものが、図7のフローチャートである。
本装置1が動作を開始すると、まず、映像信号入力部100が視差映像信号30を受信する(S1)。
次に、映像信号入力部100は受信した視差映像信号30から、L映像の奇数フレーム、L映像の奇数フレームと対をなすR映像の奇数フレーム、L映像の偶数フレーム、L映像の偶数フレームと対をなすR映像の偶数フレームを順次抽出して、フレームメモリ200に書き込む(S2)。
次に、同期信号生成部400が、入力V信号から出力V信号を生成する(S3)。
次に、入力V信号と出力V信号からフレームレート変換処理で必要な変換パラメータmを決定する(S4)。
最後に、メモリ制御部300が、変換パラメータmと出力V信号に基づき、フレームメモリ200に記憶されたL映像の同一の奇数フレームの(m+1)個とL映像の奇数フレームと対をなすR映像の同一の奇数フレームのm個を交互にフィールドデータとして読み出し、引き続いてR映像の同一の偶数フレームの(m+1)個とR映像の偶数フレームと対をなすL映像の同一の偶数フレームのm個を交互に読み出して映像信号出力部500に送信し、映像信号出力部500がフィールドデータとして出力する(S5)。
なお、上記実施の形態1では、変換レート決定部600が入力V信号と出力V信号に基いてフレームレート変換処理で必要な変換パラメータを決定してメモリ制御部300に送信し、メモリ制御部300が受信した変換パラメータに基いてフレームレート変換処理を行うようにしたが、入力V信号と出力V信号が固定で決まっている場合には、メモリ制御部300自身にフレームレート変換処理に必要な変換パラメータを固定パラメータとして持たせることができ、この場合には変換レート決定部600は不要である。
本発明の映像変換装置は、映画フィルムに記録された3D映像をテレビ等のビデオ信号出力装置で3D立体表示する場合などに適用可能であり、ジャダーの発生を抑制し、円滑な3D立体表示を実現することができる。
1 映像変換装置
10 視聴者
10L 左眼
10R 右眼
20 対象物
20L 左眼用映像信号
20R 右眼用映像信号
30、31、32 視差映像信号
100 映像信号入力部
200 フレームメモリ
300 メモリ制御部
400 同期信号生成部
500 映像信号出力部
600 変換レート決定部

Claims (8)

  1. 第1視差データの奇数フレーム、前記第1視差データの奇数フレームと対をなす第2視差データの奇数フレーム、前記第1視差データの偶数フレーム、および前記第1視差データの偶数フレームと対をなす前記第2視差データの偶数フレームがこの順序で繰り返し入力されるフレーム入力手段と、
    前記フレーム入力手段から入力される前記第1視差データおよび前記第2視差データの奇数フレームおよび偶数フレームを記憶するフレーム記憶手段と、
    前記フレーム記憶手段に記憶された前記第1視差データの同一の奇数フレームの(m+1)個と前記第1視差データの奇数フレームと対をなす前記第2視差データの同一の奇数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力し、引き続いて前記フレーム記憶手段に記憶された前記第2視差データの同一の偶数フレームの(m+1)個と前記第2視差データの偶数フレームと対をなす前記第1視差データの同一の偶数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力するフィールド出力手段と
    を備えた映像変換装置。
  2. 前記第1視差データが左眼用視差データで前記第2視差データが右眼用視差データ、または、前記第1視差データが右眼用視差データで前記第2視差データが左眼用視差データである請求項1に記載の映像変換装置。
  3. 前記フレーム入力手段から入力されるフレームの第1垂直同期周波数を検出し、検出した前記第1垂直同期周波数と前記フィールド出力手段から出力するフィールドの第2垂直同期周波数から前記mを決定する変換レート決定手段を備えた請求項1または請求項2に記載の映像変換装置。
  4. 前記mが偶数である請求項1または請求項2に記載の映像変換装置。
  5. 第1視差データの奇数フレーム、前記第1視差データの奇数フレームと対をなす第2視差データの奇数フレーム、前記第1視差データの偶数フレーム、および前記第1視差データの偶数フレームと対をなす前記第2視差データの偶数フレームがこの順序で繰り返し入力されるフレーム入力ステップと、
    前記フレーム入力ステップで入力された前記第1視差データおよび前記第2視差データの奇数フレームおよび偶数フレームを記憶するフレーム記憶ステップと、
    前記フレーム記憶ステップで記憶された前記第1視差データの同一の奇数フレームの(m+1)個と前記第1視差データの奇数フレームと対をなす前記第2視差データの同一の奇数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力し、引き続いて前記フレーム記憶手段に記憶された前記第2視差データの同一の偶数フレームの(m+1)個と前記第1視差データの偶数フレームと対をなす前記第1視差データの同一の偶数フレームのm個を交互にフィールドデータとして出力するフィールド出力ステップと
    を備える映像変換方法。
  6. 前記第1視差データが左眼用視差データで前記第2視差データが右眼用視差データ、または、前記第1視差データが右眼用視差データで前記第2視差データが左眼用視差データである請求項5に記載の映像変換方法。
  7. 前記フレーム入力ステップで入力されるフレームの第1垂直同期周波数を検出し、検出した前記第1垂直同期周波数と前記フィールド出力手段から出力するフィールドの第2垂直同期周波数から前記mを決定する変換レート決定ステップを
    さらに備えた請求項5または請求項6に記載の映像変換方法。
  8. 前記mが偶数である請求項5または請求項6に記載の映像変換方法。
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