JP5305094B2 - 映像信号処理装置、立体映像表示装置、立体映像伝送表示システムおよび映像信号処理方法 - Google Patents

映像信号処理装置、立体映像表示装置、立体映像伝送表示システムおよび映像信号処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、立体映像を表示する際に適用される映像信号処理装置および映像信号処理方法、並びにそのような映像信号処理装置を備えた立体映像表示装置および立体映像伝送表示システムに関する。
従来より、様々な方式の立体映像表示システムが提案されている。そのうちの1つとして、左右の視差映像を用いたフィールドシーケンシャル(時分割)方式の立体映像表示システムが挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
この方式の立体映像表示システムでは、左視用の映像と右視用の映像とを時分割で交互に表示することにより、立体映像を実現している。そして、視聴者は、左視用および右視用の映像にそれぞれ同期した開閉動作を行うシャッター付きのメガネ型遮断装置等を使いることにより、立体映像の視聴が可能となっている。
特開2000−258697号公報
ところで、このようなフィールドシーケンシャル方式の立体映像表示システムでは、従来、放送局等から受信したインタレース信号からなる映像信号に対してデインタレース処理を行う際に、プルダウン逆変換を用いたデインタレース処理を適用していなかった。ここで、プルダウン変換とは、プログレッシブ信号をインタレース信号に変換するPI(ププログレッシブ/インタレース)変換のことである。具体的には、例えば、1枚の元画像から、even(奇数)フィールドとodd(偶数)フィールドとの2枚のインタレース信号(画像)へ変換することを、2−2プルダウン変換という。また、例えば、1枚の元画像から、2枚または3枚の交互の画像からなるインタレース信号に変換することを、2−3(または3−2)プルダウン変換という。このようなプルダウン変換により、例えばNTSC(National Television Standards Committee)やPAL(Phase Alternation by Line)、ハイビジョン等のインタレース方式の信号に変換することが可能となっている。また、逆に、インタレース信号を元のプログレッシブ信号に変換するデインタレース処理は、プルダウン逆変換と呼ばれている。このプルダウン逆変換は、昨今の固定画素方式の液晶テレビ等の高画質化において不可欠な処理となっている。
ここで、上記したような左右の視差画像を用いたフィールドシーケンシャル(時分割)方式の立体映像表示システムにおいては、左視用の映像信号と右視用の映像信号とでそれぞれ独立に、プルダウン逆変換を用いたデインタレース処理を行うことが考えられる。ところが、左視用の映像と右視用の映像とでは、視差があり映像が異なることから、左視用の映像信号と右視用の映像信号とについて、デインタレース処理を行う際のプルダウン検出結果が同じになるとは限らない。すなわち、左視用および右視用の映像信号に適用されるデインタレース処理間で、プルダウン逆変換を用いたものと、ブルダウン逆変換を用いていないもの(例えば、ビデオ信号用のデインタレース処理)とに分かれてしまうおそれがある。そのような場合、左視用の映像と右視用の映像との質感が異なることになるため、立体映像の視聴者にとってストレスとなる(画質の違和感が大きくなる)と考えられる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、立体映像を視認する際の画質の違和感を低減することが可能な映像信号処理装置、映像信号処理方法、立体映像表示装置および立体映像伝送表示システムを提供することにある。
本発明の第1の映像信号処理装置は、相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定部と、第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理部と、第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、判定部による判定結果に基づいてデインタレース処理部に対して同期制御を行う同期制御部とを備えたものである。上記判定部は、第1および第2の入力映像信号の双方について個別に判定処理を行い、上記同期制御部は、第1および第2の入力映像信号の双方がプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、第1および第2の入力映像信号の双方に対してプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、それ以外の判定結果のときには、第1および第2の入力映像信号の双方に対して補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、同期制御を行う。
本発明の第2の映像信号処理装置は、相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定部と、第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理部と、第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、判定部による判定結果に基づいてデインタレース処理部に対して同期制御を行う同期制御部とを備えたものである。上記判定部は、第1および第2の入力映像信号の双方について個別に判定処理を行い、上記同期制御部は、第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方がプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときに、第1および第2の入力映像信号の双方に対してプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、第1および第2の入力映像信号の双方がビデオ信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、第1および第2の入力映像信号の双方に対して補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、同期制御を行う。
本発明の第1の映像信号処理方法は、相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定ステップと、第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理ステップと、第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、判定ステップにおける判定結果に基づいて同期制御を行う同期制御ステップとを含むようにしたものである。上記判定ステップでは、第1および第2の入力映像信号の双方について個別に判定処理を行い、上記同期制御ステップでは、第1および第2の入力映像信号の双方がプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、第1および第2の入力映像信号の双方に対してプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、それ以外の判定結果のときには、第1および第2の入力映像信号の双方に対して補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、同期制御を行う。
本発明の第2の映像信号処理方法は、相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定ステップと、第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理ステップと、第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、判定ステップにおける判定結果に基づいて同期制御を行う同期制御ステップとを含むようにしたものである。上記判定ステップでは、第1および第2の入力映像信号の双方について個別に判定処理を行い、上記同期制御ステップでは、第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方がプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときに、第1および第2の入力映像信号の双方に対してプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、第1および第2の入力映像信号の双方がビデオ信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、第1および第2の入力映像信号の双方に対して補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、同期制御を行う。
本発明の第1の立体映像表示装置は、上記本発明の第1の映像信号処理装置における上記判定部、上記デインタレース処理部および上記同期制御部と、上記第1の出力映像信号に基づく左視用の映像と上記第2の出力映像信号に基づく右視用の映像とを時分割で交互に表示する表示部とを備えたものである。
本発明の第2の立体映像表示装置は、上記本発明の第2の映像信号処理装置における上記判定部、上記デインタレース処理部および上記同期制御部と、上記第1の出力映像信号に基づく左視用の映像と上記第2の出力映像信号に基づく右視用の映像とを時分割で交互に表示する表示部とを備えたものである。
本発明の第1の立体映像伝送表示システムは、相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号を送信する送信装置と、この送信装置により送信された第1および第2の入力映像信号を受信すると共に、これらの第1および第2の入力映像信号に基づいて立体映像表示を行う上記本発明の第1の立体映像表示装置とを備え、上記送信装置が、第1の入力映像信号と第2の入力映像信号とを時分割により立体映像表示装置へ送信する並列直列変換部を有するようにしたものである。
本発明の第2の立体映像伝送表示システムは、相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号を送信する送信装置と、この送信装置により送信された第1および第2の入力映像信号を受信すると共に、これらの第1および第2の入力映像信号に基づいて立体映像表示を行う上記本発明の第2の立体映像表示装置とを備え、上記送信装置が、第1の入力映像信号と第2の入力映像信号とを時分割により立体映像表示装置へ送信する並列直列変換部を有するようにしたものである。
本発明の映像信号処理装置、映像信号処理方法、立体映像表示装置および立体映像伝送表示システムでは、上記第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかが、フィールド単位で判定される。また、第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理がフィールド単位で行われることにより、上記第1および第2の出力映像信号が生成される。このとき、上記の判定結果に基づいて、第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、デインタレース処理に対する同期制御が行われる。これにより、上記第1の出力映像信号に基づく左視用の映像と上記第の出力映像信号に基づく右視用の映像とにおいて、映像の質感の相違が低減される(好ましくは回避される)。
本発明の映像信号処理装置、映像信号処理方法、立体映像表示装置および立体映像伝送表示システムによれば、上記第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について上記判定処理を行うと共に、その判定結果に基づいて、第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、デインタレース処理に対する同期制御を行うようにしたので、上記第1の出力映像信号に基づく左視用の映像と上記第の出力映像信号に基づく右視用の映像とにおいて、映像の質感の相違を低減もしくは回避することができ、立体映像を視認する際の画質の違和感を低減することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る立体映像伝送表示システムの構成を表す機能ブロック図である。 図1に示した立体映像伝送表示システムにおいてビデオ信号を伝送する際の映像信号の処理の流れの一例を表すタイミング図である。 ビデオ信号に適用されるデインタレース処理の概要を説明するための模式図である。 ビデオ信号に適用されるデインタレース処理の概要を説明するための他の模式図である。 図1に示した立体映像伝送表示システムにおいてフィルム信号を伝送する際の映像信号の処理の流れの一例を表すタイミング図である。 フィルム信号に適用されるプルダウン処理およびデインタレース処理(プルダウン逆変換処理)の一例を説明するための模式図である。 フィルム信号に適用されるプルダウン処理およびデインタレース処理(プルダウン逆変換処理)の他の例を説明するための模式図である。 図1に示した立体映像伝送表示システムにおける立体映像表示動作について説明するための模式図である。 比較例に係る立体映像伝送表示システムの構成を表す機能ブロック図である。 比較例に係るL用,R用映像のデインタレース処理について説明するためのタイミング図である。 図1に示した立体映像伝送表示システムにおける同期制御処理およびデインタレース処理の一例を表す流れ図である。 図1に示した立体映像伝送表示システムにおける同期制御処理およびデインタレース処理の他の例を表す流れ図である。 図11および図12に示したL用,R用映像のデインタレース処理について説明するためのタイミング図である。 本発明の変形例1に係る立体映像伝送表示システムの構成を表す機能ブロック図である。 本発明の変形例2に係る立体映像伝送表示システムの構成を表す機能ブロック図である。 変形例1に係る同期制御処理およびデインタレース処理を表す流れ図である。 変形例2に係る同期制御処理およびデインタレース処理を表す流れ図である。 変形例1,2に係るL用,R用映像のデインタレース処理について説明するためのタイミング図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態(デインタレース処理において同期制御処理を適用した場合)
2.変形例(変形例1,2;L,R用のプルダウン検出処理の一方を他方で代用させた場合)
<1.実施の形態>
[立体映像伝送表示システムの全体構成例]
図1は、本発明の一実施の形態に係る立体映像伝送表示システム1の機能ブロック構成を表すものである。この立体映像伝送表示システム1は、立体映像の生成、伝送(送信)および表示を行うものであり、立体映像の生成および送信を行う部分である送信装置2と、立体映像の表示を行う部分である立体映像表示システム3とを備えている。また、この立体映像表示システム3は、フィールドシーケンシャル(時間的直列)方式の立体映像表示システムであり、本発明の一実施の形態に係る立体映像表示装置(表示装置4)と、シャッター付メガネ(眼鏡)5とを有している。なお、本発明の一実施の形態に係る映像信号処理方法は、この表示装置4内において具現化されるため、以下併せて説明する。
(送信装置2)
送信装置2は、立体映像に対応する伝送信号D0iを生成して表示装置4へ伝送するものであり、撮像部21L,21Rと、フィルム信号源22と、プルダウン処理部23と、パラシリ変換部24とを有している。
撮像部21Lは、被写体(図示せず)を撮像することにより、立体映像における左視用の映像信号であると共にインタレース信号からなるビデオ信号VLiを生成するものである。撮像部21Rは、被写体を撮像することにより、立体映像における右視用の映像信号であると共にインタレース信号からなるビデオ信号VRiを生成するものである。すなわち、これら撮像部21L,21Rは、例えばインタレースカメラにより構成されている。また、生成されたビデオ信号VLi,VRiは、互いに左右の視差を有する映像信号となっている。
フィルム信号源22は、立体映像における左視用,右視用の映像信号であると共にプログレッシブ信号からなるフィルム信号FLp,FRpをそれぞれ出力するものである。これらのフィルム信号FLp,FRpは、互いに左右の視差を有する映像信号となっている。なお、このようなフィルム信号源22は、例えば、Filmカメラ、プログレシブ出力対応ビデオカメラ、CG(コンピュータグラフィック)画像などにより構成されている。
プルダウン処理部23は、フィルム信号源22から入力したフィルム信号FLp,FRpに対してそれぞれプルダウン変換を施すことにより、左視用,右視用の映像信号であると共にインタレース信号からなるフィルム信号FLi,FRiを出力するものである。このようなプルダウン変換としては、例えば、24P素材(24(フレーム/秒)のプログレッシブ信号)を60I(60(フィールド/秒)のインタレース信号)に変換する2−3(または3−2)プルダウン変換が挙げられる。また、他の例としては、30P素材を60Iに変換する2−2プルダウン変換や、25P素材を50Iに変換する2−2プルダウン変換、12P素材を60Iに変換する4−6プルダウン変換、8P素材を60Iに変換する7−8プルダウン変換などが挙げられる。なお、本実施の形態では、以下、基本的に2−3プルダウン変換を行う場合について説明する。
パラシリ変換部24は、撮像部21L,21Rから時間的並列(パラレル)に入力したビデオ信号VLi,VRiと、プルダウン処理部23からパラレルに入力したフィルム信号FLi,FRiとのうちの一方を、伝送データD0iとして表示装置4へ送信するものである。この際、パラシリ変換部24は、左視用のビデオ信号VLiまたはフィルム信号FLiと、右視用のビデオ信号VRiまたはフィルム信号FRiとを、時間的直列(シリアル)にする(パラレル/シリアル変換を行う)ことにより、伝送データD0iを生成する。
(表示装置4)
表示装置4は、送信装置2から伝送された伝送データD0iを受信すると共に、この伝送信号D0iに基づいて立体映像表示を行うものである。この表示装置4は、シリパラ変換部41と、プルダウン検出部42L,42Rと、同期制御部43と、デインタレース処理部44L,44Rと、表示制御部45と、表示部46とを有している。
シリパラ変換部41は、送信装置2から伝送された伝送データD0iを受信すると共に、この伝送データD0iに対してシリアル/パラレル変換を行うものである。このシリパラ変換部41は、シリパラ分離部411と、フィールドメモリ412L,413L,414Lと、フィールドメモリ412R,413R,414Rとを有している。
シリパラ分離部411は、送信装置2から伝送された伝送データD0iを受信すると共に、この伝送データD0iを、左視用の映像信号D1Liと右視用の映像信号D1Riとに分離するものである。なお、これらの映像信号D1Li,D1Riは、いずれも、ビデオ信号またはフィルム信号からなるインタレース信号である。このシリパラ分離部411は、このような分離処理の際には、伝送データD0iがシリアル信号にエンコードされているはずであるため、その情報を基にデコードして分離を行う。
フィールドメモリ412L,413L,414Lは、左視用の映像信号D1Liを随時記憶しておくためのメモリであり、フィールドメモリ412R,413R,414Rは、右視用の映像信号D1Riを随時記憶しておくためのメモリである。ここでは、後述するデインタレース処理部44L,44Rにおいて2−3プルダウン逆変換を用いたデインタレース処理を行う場合を想定し、左視用および右視用とも、3フィールド分のフィールドメモリが設けられているものとする。なお、例えば5−5プルダウン逆変換や7−8プルダウン逆変換を用いたデインタレース処理を行う場合には、更に多くのフィールドメモリを設ける必要がある。また、フィールドメモリ412L,412Rからは、現在のフィールド(最も新しいフィールド;以下同様)の映像信号が出力されるようになっている。そして、フィールドメモリ413L,413Rからは、1つ前(過去1)のフィールドの映像信号が出力され、フィールドメモリ414L,414Rからは、2つ前(過去2)のフィールドの映像信号が出力されるようになっている。
プルダウン検出部42Lは、フィールドメモリ412L,413L,414Lから出力される、左視用における現在、過去1および過去2の各映像信号に基づいて所定のプルダウン検出処理を行い、その検出結果信号JLを同期制御部43へ出力するものである。プルダウン検出部42Rは、フィールドメモリ412R,413R,414Rから出力される、右視用における現在、過去1および過去2の各映像信号に基づいて所定のプルダウン検出処理を行い、その検出結果信号JRを同期制御部43へ出力するものである。具体的には、これらプルダウン検出部42L,4Rは、上記の各フィールド分の映像信号から、例えば3−2プルダウンや2−2プルダウン等を検出することにより、処理対象のフィールドが、フィルム映像由来のフィールドであるか否かを検出する。言い換えると、処理対象の映像信号が、ビデオ信号からなるインタレース信号と、プルダウン変換されたフィルム信号からなるインタレース信号とのうちのいずれかであるかを、フィールド単位で判定する判定処理を行っている。このような検出処理(判定処理)の際には、プルダウン変換によってインタレース信号に変換された部分のフィールドである場合、同じフレームに由来するフィールドが隣接フィールドに必ず存在することから、それを利用して行うようになっている。具体的には、例えば、フィールド間の動き(フィールド間の相関)の有無に基づいてフィールドのシーケンスを検出することによって、3−2プルダウンや2−2プルダウン等を検出することが可能となっている。
デインタレース処理部44Lは、フィールドメモリ412L,413L,414Lから出力される、左視用における現在、過去1および過去2の各映像信号を用いて、右視用の映像信号に対するデインタレース処理をフィールド単位で行うものである。デインタレース処理部44Rは、フィールドメモリ412R,413R,414Rから出力される、右視用における現在、過去1および過去2の各映像信号を用いて、左視用の映像信号に対するデインタレース処理をフィールド単位で行うものである。具体的には、これらデインタレース処理部44L,44Rは、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理を行い、左視用,右視用のプログレッシブ信号である映像信号D2Lp,D2Rpを生成している。
この際、ビデオ信号用の補間処理を用いたデインタレース処理を行う場合には、所定の動き検出結果に基づいてフィールド間補間処理またはフィールド内補間処理を行うことにより、プログレッシブ信号を生成する。具体的には、映像が静止している場合には、前後フィールドの画素の平均値を新しい画素とするフィールド間補間を行うことによって、新しい走査線を生成する。また、映像が動いている場合には、上下の画素の平均値を新しい画素とするフィールド内補間を行うことによって、新しい走査線を生成する。一方、フィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理を行う場合には、同じフレームに由来するフィールドが隣接フィールドに必ず存在するため、それを利用してプログレッシブ信号を生成する。
同期制御部43は、デインタレース処理部44Lで適用される左視用のデインタレース処理と、デインタレース処理部44Rで適用される右視用のデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一の処理を用いたものとなるように同期制御を行うものである。具体的には、プルダウン検出部4L,4Rから出力される検出結果信号JL,JRに基づいて、左視用,右視用で同じ種類のデインタレース処理(ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理によるもの)がなされるように制御している。このような同期制御は、デインタレース処理部44L,44Rに対して同期制御信号SL,SRがそれぞれ出力されることにより、実現されている。なお、この同期制御部43の詳細動作については後述する。
表示制御部45は、表示部46に対して表示制御用の信号を出力するものである。また、この表示制御部45は、後述するシャッター付きメガネ5に対して、左視用,右視用の映像の表示タイミングと同期したシャッターのタイミング制御信号(制御信号CTL)を出力するようになっている。なお、この制御信号CTLは、ここでは例えば赤外線信号等の無線信号であるものとして示しているが、有線信号であってもよい。
表示部46は、デインタレース処理部44Lから出力される映像信号D2Lpに基づく左視用の映像と、デインタレース処理部44Rから出力される映像信号D2Rpに基づく右視用の映像とを、時分割で交互に表示するものである。すなわち、この表示部46は、立体映像表示のためのフィールドシーケンシャル表示を行うようになっている。このような表示部46としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの各種のディスプレイを用いることができる。
(シャッター付メガネ5)
シャッター付メガネ5は、表示装置4の視聴者(図1において図示せず)が用いることにより立体映像の視聴を可能とするものであり、左視用レンズ5Lおよび右視用レンズ5Rを含んで構成されている。
左視用レンズ5Lおよび右視用レンズ5Rはそれぞれ、例えば液晶シャッターなどの遮光シャッターを有している。これらの遮光シャッターの遮光機能の有効・無効動作は、表示制御部45から供給される制御信号CTLにより、任意に制御されるようになっている。
ここで、表示装置4が、本発明における「立体映像表示装置」の一具体例に対応する。また、プルダウン検出部42L,42R、デインタレース処理部44L,44Rおよび同期制御部43が、本発明における「映像信号処理装置」の一具体例に対応する。また、プルダウン検出部42L,42Rが、本発明における「判定部」の一具体例に対応する。また、ビデオ信号VLiもしくはフィルム信号FLi、および映像信号D1Liが、本発明における「第1の入力映像信号」の一具体例に対応する。また、ビデオ信号VRiもしくはフィルム信号FRi、および映像信号D1Riが、本発明における「第2の入力映像信号」の一具体例に対応する。また、映像信号D2Lpが本発明における「第1の出力映像信号」の一具体例に対応し、映像信号D2Rpが本発明における「第2の出力映像信号」の一具体例に対応する。
[立体映像表示システムの作用・効果]
次に、本実施の形態の立体映像伝送表示システム1の作用および効果について説明する。
最初に、図1〜図8を参照して、立体映像伝送表示システム1の基本動作について説明する。
(ビデオ信号を伝送する場合の処理の流れ)
図2は、立体映像伝送表示システム1においてビデオ信号を伝送する際の映像信号の処理の流れの一例をタイミング図で表したものである。この図2において、(C),(D)は、撮像部21L,21Rから出力されるビデオ信号VLi,VRiを、(E)は、送信装置2から表示装置4へ伝送される伝送信号D0iを示している。また、(F),(G)は、シリパラ分離部411から出力される映像信号D1Li,D1Riを、(H),(I)は、デインタレース処理部44L,44Rから出力される映像信号D2Lp,D2Rpを示している。なお、図2(A),(B)はそれぞれ、参考として、ビデオ信号VLi,VRiの基となるプログレッシブ信号である左視用,右視用のビデオ信号VLp,VRpを想定して示している。また、図中の「L1」〜「L4」,「R1」〜「R4」はそれぞれ、左視用,右視用における互いに異なるフレームのビデオ信号を示している。また、この図2および後述する図5において、各信号における絶対的な時間軸は互いに一致はしていないものとする。
この場合、立体映像伝送表示システム1では、送信装置2内の撮像部21L,21Rにおいて被写体(図示せず)が撮像されると、ビデオ信号VLi,VRiが生成される。そして、パラシリ変換部24では、このようなビデオ信号VLi,VRiに対してパラレル/シリアル変換を行うことにより、伝送データD0iを生成する。これにより、左視用のビデオ信号VLiと右視用のビデオ信号VRiとが、時分割によって表示装置4内のシリパラ分離部411へ送信される。
このとき、パラシリ変換部24は、第1および第2のフィールドのビデオ信号を時間軸に沿って連続させつつ、左視用のビデオ信号VLiと右視用のビデオ信号VRiとを時分割により交互に送信している。具体的には、伝送データD0i(図2(E))では、「L1−1st interlace」→「L1−2nd interlace」→「R1−1st interlace」→「R1−2nd interlace」→「L2−1st interlace」→「L2−2nd interlace」→…の順に伝送されている。これは、第1のフィールドと第2のフィールドとでは、垂直方向にサンプリング位置の位相ずれがあるため、左視用のフィールド信号と右視用のフィールド信号とを交互に伝送することが困難であるからである。
次に、表示装置4内のシリパラ分離部411では、送信装置2内のパラシリ変換部24から伝送された伝送データD0iを受信してシリアル/パラレル変換を行い、左視用,右視用の映像信号をフィールドメモリ412L,412R等に供給する。
次に、プルダウン検出部42L,42Rでは、フィールドメモリ412L,412R等から供給される3フィールド分の映像信号を用いて、処理対象のフィールドがフィルム映像由来のフィールドであるか否かを検出する。ここでは、処理対象のフィールドが、フィルム映像由来のフィールドではない(ビデオ信号からなるインタレース信号である)と判定されることになる。
そして、デインタレース処理部44L,44Rでは、例えば図3および図4に示したようにしてビデオ信号用の補間処理を用いたデインタレース処理を行うことにより、プログレッシブ信号からなる映像信号D2Lp,D2Rpを生成する。ここで、図3は、走査線構造を示す図であり、(A)はインタレース信号を、(B)はプログレッシブ信号を、(C)は走査線の補間処理によってインタレース信号をプログレッシブ信号に変換した信号を示している。なお、図3中の「○」印は走査線を示し、「×」印は補間された走査線を示している。また、垂直方向は画面の垂直方向Vを示し、水平方向は時間方向tを示している。
インタレース信号は、図3(A)に示すように、1つのフレームが時間方向tおよび垂直方向Vにずれた2つのフィールドで構成されている。これに対して、プログレッシブ信号は、図3(B)に示すように、走査線構造にずれがない。そして、図3(C)に示すように、インタレースで間引かれている部分の走査線を周囲の走査線で補間することにより、プログレッシブ信号に変換している。具体的には、図4に示すように、映像が静止している場合には、前後フィールドの画素を表す信号PA,PBの平均値を「×」印で示す新しい画素を表す信号PQとするフィールド間補間を行うことによって、新しい走査線を生成する。一方、映像が動いている場合には、上下の画素を表す信号PC,PDの平均値を「×」印で示す新しい画素を表す信号PQとするフィールド内補間を行うことによって、新しい走査線を生成する。
(フィルム信号を伝送する場合の処理の流れ)
次に、図5は、立体映像伝送表示システム1においてフィルム信号を伝送する際の映像信号の処理の流れの一例をタイミング図で表したものである。ここでは、24P素材のフィルム映像を基に2−3プルダウン変換および2−3プルダウン逆変換等を行う場合について説明する。この図5において、(A),(B)は、フィルム信号源22から出力されるフィルム信号FLp,FRpを、(C),(D)は、プルダウン処理部23から出力されるフィルム信号FLi,FRiを、(E)は、送信装置2から表示装置4へ伝送される伝送信号D0iを示している。また、(F),(G)は、シリパラ分離部411から出力される映像信号D1Li,D1Riを、(H),(I)は、デインタレース処理部44L,44Rから出力される映像信号D2Lp,D2Rpを示している。なお、図中の「LA」〜「LD」,「RA」〜「RD」はそれぞれ、左視用,右視用における互いに異なるフレームのフィルム信号を示している。これらのうち、説明用の画像として、「LB」を灰色で表示している。
この場合、立体映像伝送表示システム1では、送信装置2内のプルダウン処理部23において、フィルム信号源22から入力したフィルム信号FLp,FRpに対してそれぞれ2−3プルダウン変換を施すことにより、フィルム信号FLi,FRiを生成する。すなわち、24P素材のフィルム信号FLp,FRpに基づいて、60I素材のフィルム信号FLi,FRiが生成される。そして、パラシリ変換部24では、このようなフィルム信号FLi,FRiに対してパラレル/シリアル変換を行うことにより、伝送データD0iを生成する。これにより、左視用のフィルム信号FLiと右視用のフィルム信号FRiとが、時分割によって表示装置4内のシリパラ分離部411へ送信される。
このとき、前述したビデオ信号の場合と同様に、パラシリ変換部24は、第1および第2のフィールドのフィルム信号を時間軸に沿って連続させつつ、左視用のフィルム信号FLiと右視用のフィルム信号FRiとを時分割により交互に送信している。具体的には、伝送データD0i(図5(E))では、「LA−1st interlace」→「LA−2nd interlace」→「RA−1st interlace」→「RA−2nd interlace」→「LB−1st interlace」→「LB−2nd interlace」→…の順に伝送されている。ただし、ここでは伝送データD0iは2−3プルダウン変換により生成されたインタレース信号であることから、必ずしも同じ原フレームの映像信号の組とはなっていない。例えば、図中の灰色で示したように、「LB−1st interlace」→「LB−2nd interlace」→…→「LB−1st interlace」→「LC−2nd interlace」の順に伝送されている。
次に、表示装置4内のシリパラ分離部411では、上記ビデオ信号の場合と同様に、伝送データD0iを受信してシリアル/パラレル変換を行い、左視用,右視用の映像信号をフィールドメモリ412L,412R等に供給する。そして、プルダウン検出部42L,42Rにおいて、処理対象のフィールドがフィルム映像由来のフィールドであるか否かを検出する。ここでは、処理対象のフィールドが、フィルム映像由来のフィールドである(フィルム信号からなるインタレース信号である)と判定されることになる。
次に、デインタレース処理部44L,44Rでは、例えば図6または図7に示したようにして、フィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理を行うことにより、プログレッシブ信号からなる映像信号D2Lp,D2Rpを生成する。
具体的には、図6(A)〜(C)では、24P素材の映像信号FLp,FRpに対して2−3プルダウン変換処理を行うことにより、60I素材の映像信号FLi,FRiを生成している。また、この60I素材の映像信号FLi,FRiに対して2−3プルダウン逆変換処理を行うことにより、60P素材の映像信号D2Lp,D2Rpを生成している。なお、図中の「A」〜「D」はフレーム信号を、「a」〜「d」,「a’」〜「d’」はフィールド信号を示し、符号「’」の有無は奇数(第1の)フィールドと偶数(第2の)フィールドとの違いを示している。
一方、図7(A)〜(C)では、30P素材の映像信号FLp,FRpに対して2−2プルダウン変換処理を行うことにより、60I素材の映像信号FLi,FRiを生成している。また、この60I素材の映像信号FLi,FRiに対して2−プルダウン逆変換処理を行うことにより、60P素材の映像信号D2Lp,D2Rpを生成している。
(立体映像表示動作)
次に、図2〜図4に示したビデオ信号の場合および図5〜図7に示したフィルム信号の場合とも、デインタレース処理部44L,44Rにおいて生成された映像信号D2Lp,D2Rpはそれぞれ、表示部46へ供給される。そして表示部46では、表示制御部45から出力される表示制御信号に応じて、これらの映像信号D2Lp,D2Rpに基づく表示動作を行う。具体的には、映像信号D2Lpに基づく左視用の映像(図8(A)中の映像「L」参照)と、映像信号D2Rpに基づく右視用の映像(図8(B)中の映像「R」参照)とを、時分割で交互に表示する(フィールドシーケンシャル表示を行う)。
この際、例えば図8(A)に示したように、左視用の映像表示のときには、制御信号CTLにより、視聴者6が用いるシャッター付きメガネ5において、右視用レンズ5Rにおける遮光機能が有効状態となると共に左視用レンズ5Lにおける遮光機能が無効状態となる。一方、例えば図8(B)に示したように、右視用の映像表示のときには、制御信号CTLにより、左視用レンズ5Lにおける遮光機能が有効状態となると共に右視用レンズ5Rにおける遮光機能が無効状態となる。そして、このような状態が交互に繰り返されることにより、視聴者6は立体映像の視聴が可能となる。
(同期制御処理を用いたデインタレース処理)
次に、図1〜図8に加えて図9〜図13を参照して、本発明の特徴的部分の1つである、同期制御処理を用いたデインタレース処理について、比較例と比較しつつ詳細に説明する。
ここで最初に、図2〜図4において説明したビデオ信号用のデインタレース処理と、図5〜図7において説明したフィルム信号用のプルダウン逆変換を用いたデインタレース処理とにおける、生成された映像信号D2L,D2Rによる表示画質の違いについて説明する。
図2〜図4に示したビデオ信号用のデインタレース処理では、前述したように、映像が動いている場合には、上下の画素を表す信号PC,PDの平均値を「×」印で示す新しい画素を表す信号PQとするフィールド内補間を行うことにより、新しい走査線を生成する。このため、映像が静止している場合には、折り返し歪みが少なく解像度も高い良好な変換画質が得られるが、映像が動いている場合には、折り返し歪みが多く解像度も低い劣化した変換画質となってしまう。
一方、図5〜図7に示したフィルム信号用のプルダウン逆変換を用いたデインタレース処理では、例えば2−3プルダウンの場合を例に挙げると、元々同じフレームであった映像が、2または3フィールドに振り分けられていることになる。したがって、2−3パターンや2−2パターン等のプルダウンのシーケンスが分かれば、同じフレームから生成された隣接フィールド間において、映像の静止・動きに関係なくフィールド内挿補間処理を行うことにより、ログレッシブ信号に変換することができる。ここで、このフィールド内挿補間処理は、補間方法は異なるが、図4に示したフィールド間補間処理と同様に、前フィールドの信号PAまたは後フィールドの信号PBを新しい画素を表す信号PQとすることによって、新しい走査線を生成するものである。このため、このようなフィルム信号用のプルダウン逆変換を用いたデインタレース処理では、折り返し歪みが少なく解像度も高い良好な変換画質が得られる。
ここで、本実施の形態の立体映像伝送表示システム1では、前述したように、伝送データD0iにおいて、左視用のフィルム信号FLiと右視用のフィルム信号FRiとを時分割により交互に伝送している。したがって、プルダウン検出部42L,42Rにおいて、処理対象のフィールドがフィルム映像由来のフィールドであるか否かを画像相関により判定した場合、必然的に、左視用,右視用の映像信号間で、検出処理(判定処理)タイミングのずれが生じてしまう。
このような理由から、図9に示したような比較例に係る立体映像伝送表示システム101(立体映像表示システム103および表示装置104内に、同期制御部43が設けられていない)では、以下のような問題が生ずることになる。
すなわち、この比較例に係る立体映像伝送表示システム101では、デインタレース処理部44L,44Rにおいて、左視用の映像信号と右視用の映像信号とでそれぞれ独立に、プルダウン逆変換を用いたデインタレース処理を行うことになる。ところが、左視用の映像と右視用の映像とでは、視差があり映像が異なることから、左視用の映像信号と右視用の映像信号とについて、デインタレース処理を行う際のプルダウン検出結果が同じになるとは限らない。すなわち、左視用および右視用の映像信号に適用されるデインタレース処理間で、プルダウン逆変換を用いたものと、ブルダウン逆変換を用いていないもの(例えば、ビデオ信号用のデインタレース処理)とに分かれてしまうおそれがある。
具体的には、例えば図10(A),(B)に示したようにして、L用(左視用)映像とR用(右視用)映像との間で、異なる種類のデインタレース処理を行う期間が生ずる場合がある。ここでは、例えば、タイミングt101〜t102の期間Δt101およびタイミングt103〜t104の期間Δt102が相当する。そして、そのような場合、左視用の映像と右視用の映像との質感が異なることになるため、立体映像の視聴者にとってストレスとなってしまう(画質の違和感が大きくなる)。なお、図中の「V」は、ビデオ信号に基づくL用またはR用の映像表示を行っている期間であることを、図中の「F」は、フィルム信号に基づくL用またはR用の映像表示を行っている期間であることを、それぞれ示しており、以下同様である。また、ここでは、L用映像→R用映像の順に、ビデオ信号からフィルム信号へ切り換わると共に、フィルム信号からビデオ信号へ切り換わっているだが、逆にR用映像→L用映像の順となっていてもよく、以下同様である。
これに対して、本実施の形態の立体映像伝送表示システム1では、同期制御部43において、プルダウン検出部4L,4Rから出力される検出結果信号JL,JRに基づいて、デインタレース処理部44L,44Rに対して同期制御を行っている。具体的には、デインタレース処理部44Lで適用される左視用のデインタレース処理と、デインタレース処理部44Rで適用される右視用のデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一の処理を用いたものとなるように同期制御を行う。なお、ここでいう同じ種類のデインタレース処理とは、前述したビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理のことである。
より具体的には、同期制御部43およびデインタレース処理部44L,44Rでは、例えば図11または図12に示したようにして、同期制御処理およびデインタレース処理を行っている。すなわち、まず、このような同期制御処理は、ビデオ信号(V)からフィルム信号(F)へ切り換わり時(第1のタイミング)と、フィルム信号からビデオ信号へ切り換わり時(第2のタイミング)との両方において、行われている。
そして、図11に示した同期制御処理およびデインタレース処理では、まず、同期制御部43において、プルダウン検出部42L,42Rからの検出結果信号JL,JRの両方が「フィルム信号である」との判断結果であるか否かを判断する(ステップS11)。そして、検出結果信号JL,JRの両方が「フィルム信号である」との判断結果である場合にのみ(ステップS11:Y)、Lch(左視用),Rch(右視用)の両方において、プルダウン逆変換を用いたデインタレース処理を行う(ステップS12)。一方、それ以外の判定結果のときには(ステップS11:N)、Lch,Rchの両方において、ビデオ信号用の補間処理を用いたデインタレース処理を行う(ステップS13)。
一方、図12に示した同期制御処理およびデインタレース処理では、まず、プルダウン検出部42L,42Rからの検出結果信号JL,JRの少なくとも一方が「フィルム信号である」との判断結果であるか否かを判断する(ステップS21)。そして、検出結果信号JL,JRの少なくとも一方が「フィルム信号である」との判断結果である場合には(ステップS21:Y)、Lch,Rchの両方において、プルダウン逆変換を用いたデインタレース処理を行う(ステップS22)。一方、検出結果信号JL,JRの両方が「ビデオ信号である」との判断結果である場合にのみ(ステップS21:N)、Lch,Rchの両方において、ビデオ信号用の補間処理を用いたデインタレース処理を行う(ステップS23)。
そして、これらの同期制御処理およびデインタレース処理により、本実施の形態では、例えば図13に示したようにして、左視用,右視用のデインタレース処理がなされる。なお、図13(C),(D)において、「V」は、ビデオ信号用のデインタレース処理を行っている期間であることを、「F」は、フィルム信号用のプルダウン逆変換を用いたデインタレース処理を行っている期間であることをそれぞれ示しており、以下同様である。
すなわち、本実施の形態では、デインタレース処理部44Lで適用される左視用のデインタレース処理と、デインタレース処理部44Rで適用される右視用のデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一の処理を用いたものとなる。具体的には、図10に示した比較例とは異なり、図13中のタイミングt1〜t2,t3〜t4の期間(L用映像,R用映像間で、検出処理(判定処理)タイミングのずれが生じている期間)においても、Lch,Rchで同一種類のデインタレース処理がなされる。これにより、表示部46により表示される左視用の映像と右視用の映像とにおいて、映像の質感の相違が低減される(好ましくは回避される)。
以上のように本実施の形態では、プルダウン検出部42L,42Rにおいて左視用,右視用のプルダウン検出処理を行うと共に、同期制御部43において、その検出結果信号JL,JRに基づいて、デインタレース処理部44Lで適用される左視用のデインタレース処理と、デインタレース処理部44Rで適用される右視用のデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一の処理を用いたものとなるように、デインタレース処理部44L,44Rに対する同期制御を行うようにしたので、表示部46により表示される左視用の映像と右視用の映像とにおいて、映像の質感の相違を低減もしくは回避することができる。よって、立体映像を視認する際の画質の違和感を低減することが可能となり、高画質な立体映像を提供することができる。
また、例えば図11に示したような同期制御処理およびデインタレース処理を行った場合には、検出結果信号JL,JRの両方が「フィルム信号である」との判断結果である場合にのみ、Lch,Rchの両方においてプルダウン逆変換を用いたデインタレース処理を行うため、図12に示した場合と比べ、より誤判別が少なく、高画質な映像を得ることができる。
さらに、図11,図12に示したような同期制御処理およびデインタレース処理を行った場合には、以下説明する変形例1,2と比べてより厳密な判断となるため、よりストレスの少ないデインタレース処理を行うことが可能となる。
<2.変形例(変形例1,2)>
次に、本発明の変形例について説明する。なお、上記実施の形態と同様の構成要素については、同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図14は、本発明の変形例1に係る立体映像伝送表示システム1Aの機能ブロック構成を表すものであり、図15は、本発明の変形例2に係る立体映像伝送表示システム1Bの機能ブロック構成を表すものである。これらの立体映像伝送表示システム1A,1Bでは、立体映像表示システム3A,3B内の表示装置4A,4Bにおいて、同期制御部43の代わりに同期制御部43A,43Bを有していると共に、プルダウン検出部42L,42Rのうちの一方を有していない。
具体的には、変形例1に係る立体映像伝送表示システム1Aでは、表示装置4Aにおいて、上記実施の形態のプルダウン検出部42Rが設けられておらず、プルダウン検出部42Lのみが設けられている。そして、同期制御部43Aでは、このプルダウン検出部42Lによる検出結果信号JLのみに基づいて、デインタレース処理部44L,44Rの双方に対して同期制御処理を行っている。
より具体的には、これら同期制御部43Aおよびデインタレース処理部44L,44Rでは、例えば図16に示したようにして、同期制御処理およびデインタレース処理を行っている。すなわち、まず、同期制御部43Aにおいて、プルダウン検出部42Lからの検出結果信号JLが、「フィルム信号である」との判断結果であるか否かを判断する(ステップS31)。そして、検出結果信号JLが「フィルム信号である」との判断結果である場合には(ステップS31:Y)、Lch,Rchの両方において、プルダウン逆変換を用いたデインタレース処理を行う(ステップS32)。一方、検出結果信号JLが「ビデオ信号である」との判断結果である場合には(ステップS31:N)、Lch,Rchの両方において、ビデオ信号用の補間処理を用いたデインタレース処理を行う(ステップS33)。
一方、変形例2に係る立体映像伝送表示システム1Bでは、表示装置4Bにおいて、上記実施の形態のプルダウン検出部42Lが設けられておらず、プルダウン検出部42Rのみが設けられている。そして、同期制御部43Bでは、このプルダウン検出部42Rによる検出結果信号JRのみに基づいて、デインタレース処理部44L,44Rの双方に対して同期制御処理を行っている。
より具体的には、これら同期制御部43Bおよびデインタレース処理部44L,44Rでは、例えば図17に示したようにして、同期制御処理およびデインタレース処理を行っている。すなわち、まず、同期制御部43Bにおいて、プルダウン検出部42Rからの検出結果信号JRが、「フィルム信号である」との判断結果であるか否かを判断する(ステップS41)。そして、検出結果信号JRが「フィルム信号である」との判断結果である場合には(ステップS41:Y)、Lch,Rchの両方において、プルダウン逆変換を用いたデインタレース処理を行う(ステップS42)。一方、検出結果信号JRが「ビデオ信号である」との判断結果である場合には(ステップS41:N)、Lch,Rchの両方において、ビデオ信号用の補間処理を用いたデインタレース処理を行う(ステップS43)。
そして、これらの同期制御処理およびデインタレース処理により、変形例1,2では、例えば図18に示したようにして、左視用,右視用のデインタレース処理がなされる。すなわち、図18中のタイミングt1〜t2,t3〜t4の期間(L用映像,R用映像間で、検出処理(判定処理)タイミングのずれが生じている期間)においても、Lch,Rchで同一種類のデインタレース処理がなされる。
このようにして変形例1,2においても、上記実施の形態と同様の作用により同様の効果を得ることができる。すなわち、左視用の映像と右視用の映像とにおいて、映像の質感の相違を低減もしくは回避することができるため、立体映像を視認する際の画質の違和感を低減することが可能となり、高画質な立体映像を提供することができる。また、これらの変形例では、プルダウン検出部42L,42Rのうちの一方を削除することができるため、上記実施の形態と比べて構成が簡易となり、コストを低減することが可能となる。
なお、これらの変形例では、左視用,右視用のうちの一方だけの判定結果を両方に適用しているため、プルダウン検出の際の判定を厳しめに設定して、誤検出を防ぐようにするのが好ましいといえる。
また、上記実施の形態と同様に、プルダウン検出部42L,42Rの双方が設けられている場合において、左視用,右視用のうちの一方だけの判定結果を両方のデインタレース処理に適用するようにしてもよい。
以上、実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、ビデオ信号からフィルム信号へ切り換わり時と、フィルム信号からビデオ信号へ切り換わり時とにおいて、同期制御の手法を任意に切り換え可能としてもよい。すなわち、ビデオ信号からフィルム信号へ切り換わり時とフィルム信号からビデオ信号へ切り換わり時とにおいて、図11、12、16、17等の複数種類の同期制御処理のうちの、異なる同期制御処理を行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態等では、主に2−3プルダウンおよび2−2プルダウンを例として挙げて説明したが、本発明は、他のプルダウンにも適用することが可能である。
更に、上記実施の形態等では、立体映像伝送表示システムおよび立体映像表示システム内にャッター付メガネが含まれている場合について説明したが、これらのシステム内にシャッター付メガネが含まれないようにしてもよい。
加えて、上記実施の形態等では、立体映像伝送表示システムに用いられる表示装置について説明したが、本発明は、立体映像伝送表示システム以外の他のシステムに用いられる表示装置にも適用することが可能である。
加えてまた、上記実施の形態等において説明した一連の処理は、ハードウェアにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、汎用のコンピュータ等にインストールされるようになっている。このようなプログラムは、コンピュータに内蔵されている記録媒体に予め記録してさせておくようにしてもよい。
1,1A,1B…立体映像伝送表示システム、2…送信装置、21L,21R…撮像部、22…フィルム信号源、23…プルダウン処理部、24…パラシリ変換部、3,3A,3B…立体映像表示システム、4,4A,4B…表示装置、41…シリパラ変換部、411…シリパラ分離部、412L,412R,413L,413R,414L,414R…フィールドメモリ、42L,42R…プルダウン検出部、43,43A,43B…同期制御部、44L,44R…デインタレース処理部、45…表示制御部、46…表示部、5…シャッター付メガネ、5L…左視用レンズ,5R…右視用レンズ、6…視聴者、6L…左目、6R…右目、VLi,VRi…ビデオ(V)信号、FLi,FRi,FLp、FRp…フィルム(F)信号、D0i…伝送信号、D1Li,D1Ri,D2Lp,D2Rp…映像信号、JL,JR…検出結果信号、SL,SR…同期制御信号、CTL…制御信号、LL,LR…表示光、t1〜t4,t11〜t14…タイミング。

Claims (12)

  1. 相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定部と、
    前記第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理部と、
    前記第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、前記第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、前記判定部による判定結果に基づいて前記デインタレース処理部に対して同期制御を行う同期制御部と
    を備え
    前記判定部は、前記第1および第2の入力映像信号の双方について個別に前記判定処理を行い、
    前記同期制御部は、
    前記第1および第2の入力映像信号の双方が前記プルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記プルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、
    それ以外の判定結果のときには、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、前記同期制御を行う
    映像信号処理装置。
  2. 相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定部と、
    前記第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理部と、
    前記第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、前記第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、前記判定部による判定結果に基づいて前記デインタレース処理部に対して同期制御を行う同期制御部と
    を備え、
    前記判定部は、前記第1および第2の入力映像信号の双方について個別に前記判定処理を行い、
    前記同期制御部は、
    前記第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方が前記プルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときに、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記プルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、
    前記第1および第2の入力映像信号の双方が前記ビデオ信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、前記同期制御を行う
    映像信号処理装置。
  3. 前記同期制御部は、
    前記第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、
    前記ビデオ信号由来のインタレース信号から、前記プルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号への切り換わり時である第1のタイミングと、
    前記プルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号から、前記ビデオ信号由来のインタレース信号への切り換わり時である第2のタイミングと
    の両方において、前記同期制御を行う
    請求項1または請求項2に記載の映像信号処理装置。
  4. 前記同期制御部は、前記第1および第2のタイミングにおいて、前記同期制御下におけるデインタレース処理のタイプを任意に切り換え可能に構成されている
    請求項に記載の映像信号処理装置。
  5. 前記プルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号が、24P、25P、30P、12Pまたは8Pのプログレッシブ信号をプルダウン変換することにより得られたインタレース信号である
    請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の映像信号処理装置。
  6. 相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定部と、
    前記第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理部と、
    前記第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、前記第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、前記判定部による判定結果に基づいて前記デインタレース処理部に対して同期制御を行う同期制御部と、
    前記第1の出力映像信号に基づく左視用の映像と、前記第2の出力映像信号に基づく右視用の映像とを、時分割で交互に表示する表示部と
    を備え
    前記判定部は、前記第1および第2の入力映像信号の双方について個別に前記判定処理を行い、
    前記同期制御部は、
    前記第1および第2の入力映像信号の双方が前記プルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記プルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、
    それ以外の判定結果のときには、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、前記同期制御を行う
    立体映像表示装置。
  7. 相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定部と、
    前記第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理部と、
    前記第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、前記第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、前記判定部による判定結果に基づいて前記デインタレース処理部に対して同期制御を行う同期制御部と、
    前記第1の出力映像信号に基づく左視用の映像と、前記第2の出力映像信号に基づく右視用の映像とを、時分割で交互に表示する表示部と
    を備え、
    前記判定部は、前記第1および第2の入力映像信号の双方について個別に前記判定処理を行い、
    前記同期制御部は、
    前記第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方が前記プルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときに、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記プルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、
    前記第1および第2の入力映像信号の双方が前記ビデオ信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、前記同期制御を行う
    立体映像表示装置。
  8. 相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号を送信する送信装置と、
    前記送信装置により送信された第1および第2の入力映像信号を受信すると共に、これらの第1および第2の入力映像信号に基づいて立体映像表示を行う立体映像表示装置と
    を備え、
    前記送信装置は、
    前記第1の入力映像信号と前記第2の入力映像信号とを、時分割により前記立体映像表示装置へ送信する並列直列変換部を有し、
    前記立体映像表示装置は、
    前記送信装置から受信した入力映像信号を、前記第1の入力映像信号と前記第2の入力映像信号とに分離する直列並列変換部と、
    前記直列並列変換部から供給される第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定部と、
    前記直列並列変換部から供給される第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理部と、
    前記第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、前記第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、前記判定部による判定結果に基づいて前記デインタレース処理部に対して同期制御を行う同期制御部と、
    前記第1の出力映像信号に基づく左視用の映像と、前記第2の出力映像信号に基づく右視用の映像とを、時分割で交互に表示する表示部と
    を有し、
    前記判定部は、前記第1および第2の入力映像信号の双方について個別に前記判定処理を行い、
    前記同期制御部は、
    前記第1および第2の入力映像信号の双方が前記プルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記プルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、
    それ以外の判定結果のときには、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、前記同期制御を行う
    立体映像伝送表示システム。
  9. 相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号を送信する送信装置と、
    前記送信装置により送信された第1および第2の入力映像信号を受信すると共に、これらの第1および第2の入力映像信号に基づいて立体映像表示を行う立体映像表示装置と
    を備え、
    前記送信装置は、
    前記第1の入力映像信号と前記第2の入力映像信号とを、時分割により前記立体映像表示装置へ送信する並列直列変換部を有し、
    前記立体映像表示装置は、
    前記送信装置から受信した入力映像信号を、前記第1の入力映像信号と前記第2の入力映像信号とに分離する直列並列変換部と、
    前記直列並列変換部から供給される第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定部と、
    前記直列並列変換部から供給される第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理部と、
    前記第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、前記第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、前記判定部による判定結果に基づいて前記デインタレース処理部に対して同期制御を行う同期制御部と、
    前記第1の出力映像信号に基づく左視用の映像と、前記第2の出力映像信号に基づく右視用の映像とを、時分割で交互に表示する表示部と
    を有し、
    前記判定部は、前記第1および第2の入力映像信号の双方について個別に前記判定処理を行い、
    前記同期制御部は、
    前記第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方が前記プルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときに、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記プルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、
    前記第1および第2の入力映像信号の双方が前記ビデオ信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、前記同期制御を行う
    立体映像伝送表示システム。
  10. 前記並列直列変換部は、前記第1および第2の入力映像信号のそれぞれについて、第1および第2のフィールドの映像信号を時間軸に沿って連続させつつ、前記第1の入力映像信号と前記第2の入力映像信号とを時分割により交互に送信する
    請求項8または請求項9に記載の立体映像伝送表示システム。
  11. 相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定ステップと、
    前記第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理ステップと、
    前記第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、前記第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、前記判定ステップにおける判定結果に基づいて同期制御を行う同期制御ステップと
    を含み、
    前記判定ステップでは、前記第1および第2の入力映像信号の双方について個別に前記判定処理を行い、
    前記同期制御ステップでは、
    前記第1および第2の入力映像信号の双方が前記プルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記プルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、
    それ以外の判定結果のときには、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、前記同期制御を行う
    映像信号処理方法。
  12. 相互に左右の視差を有するインタレース信号である第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方について、その入力映像信号が、ビデオ信号由来のインタレース信号およびプルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号のうちのいずれかであるかをフィールド単位で判定する判定処理を行う判定ステップと、
    前記第1および第2の入力映像信号に対してそれぞれ、ビデオ信号用の補間処理またはフィルム信号用のプルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理をフィールド単位で行うことにより、相互に左右の視差を有するプログレッシブ信号である第1および第2の出力映像信号を生成するデインタレース処理ステップと、
    前記第1の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理と、前記第2の入力映像信号に対して適用されるデインタレース処理とが、フィールド単位で同期して同一タイプの処理を用いたものとなるように、前記判定ステップにおける判定結果に基づいて同期制御を行う同期制御ステップと
    を含み、
    前記判定ステップでは、前記第1および第2の入力映像信号の双方について個別に前記判定処理を行い、
    前記同期制御ステップでは、
    前記第1および第2の入力映像信号のうちの少なくとも一方が前記プルダウン変換されたフィルム信号由来のインタレース信号であると判定されたときに、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記プルダウン逆変換処理を用いたデインタレース処理が適用されると共に、
    前記第1および第2の入力映像信号の双方が前記ビデオ信号由来のインタレース信号であると判定されたときにのみ、前記第1および第2の入力映像信号の双方に対して前記補間処理を用いたデインタレース処理が適用されるように、前記同期制御を行う
    映像信号処理方法。
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